ドラマ「ワンダヴィジョン」、ウェストビューはニュージャージーではない可能性が指摘される

現在配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のドラマ作品として毎週話題を呼んでおり、その謎の多さからもこれまでのMCU作品よりも更に多くの考察論議が繰り広げられています。そんな中、海外メディア The Direct が今作の舞台となっている町、ウェストビューが、作中での説明のようにニュージャージー州にはない可能性を指摘しました。

記事によるとこの主張の元になっているのは、S.W.O.R.D.が送り込んだドローンの画面に表示されている位置座標です。

ドローンの位置情報は 36°40’05.0 “N115°39’26.0” W を示しており、これをGoogle Earthで確認するとモハーヴェ砂漠の南カリフォルニア側である事がわかります。ニュージャージー州とは東西で逆位置と言えるような場所で、大きく離れていることになります。

これまでのMCUにおいてモハーヴェは何度か登場しており、映画「アベンジャーズ」の冒頭や映画「キャプテン・マーベル」に登場したペガサス計画を実行していたS.H.I.E.L.D.の施設ジョイント・ダーク・エナジー・ミッション・ファシリティーズがあります。

この座標はミスリードを誘うための意味のない数字かもしれないとしつつ、空間を司るテッセラクト、スペース・ストーンを研究していた場所とつながっている可能性は興味深いことを記事は伝えています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、注目の第6話 は 2021年2月12日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:WandaVision Coordinates Point Close To Nick Fury Location

ドラマ「インヒューマンズ」公式Twitterが突然「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のトレーラーを共有

米ABCで制作されたドラマ「Marvel’s Inhumans」の公式Twitterアカウントが、先日公開されたドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のトレーラーを共有しました。これの一つ前の投稿はまでさかのぼり、1年以上を開けての投稿に、海外では様々な推測がされています。

2017年に開始されたドラマ「インヒューマンズ」は評価が芳しく無くシーズン1で打ち切りに。その後もTwitterはマーベル関連のニュースを扱っていましたが、2019年末にそれも止まっていました。

そしてMCUの集大成ともなった映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」について触れることもなく、フェーズ4以降の話題に関してもスルーしてきた本アカウントが、突如として「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の予告に触れたことで、この中にインヒューマンズが登場するのではないかと憶測が飛び交っています。

インヒューマンズはミュータントと同じくマーベル・ユニバースではお馴染みの種族で、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のデイジー・ジョンソンや、ディズニープラスでの配信が決定し撮影が開始されている「ミズ・マーベル」ことカマラ・カーンなどがMCU関連のインヒューマンズです。

今回なぜインヒューマンズの公式Twitterが活動再開したのかは明かされていませんが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で「ミズ・マーベル」に先駆けてインヒューマンズを紹介していくのであれば、MCUに新たな風が取り込まれるのはあと一ヶ月程度ということになりそうです。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」新トレーラー8つの注目ポイント

昨日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のスーパーボウルトレーラーから、今作の注目ポイントをピックアップしてみました。これまでのMCUのちょっとした復習と、配信開始までの予習として御覧ください。

チームアップ

夜の町を歩く3人組はサム、バッキー、そしてジモだと考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

室内のショット(画像2枚め)では画像左上にサム、その右にジモが並んでいるのがはっきりとわかります。以前に3人のショットがリークされ、即削除された事がありましたが、今回のトレーラーで3人組がしっかりと公開されました。ジモと完全な和解に至ったかは不明で、別の問題に対処するための一時的なチームアップかもしれません。

マドリプール

ワカンダ、ソコヴィアにつづく架空都市マドリプールが登場します。

©2021 MARVEL,Disney

コミックにおけるマドリプールとは西アジアに位置する架空の島国で、シンガポールをモデルにしているとの事。犯罪の温床となっている怪しいエリアで、X-MEN関連のコミックで登場することが多く、ウルヴァリンの息子であるダケンがこの国の指導者を務めていたこともあり、今後のMCUでも重要な都市になる可能性があります。

キャップを被ったバッキー

シビル・ウォーの際の逃走時(画像2枚め)と同様の服装をしています。何かから身を隠す必要に迫られているのでしょうか。

©2021 MARVEL,Disney

なお、スティーブ・ロジャースも映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の逃走時にキャップを被っていた事があります。

©2021 MARVEL,Disney

彼らの変装観は共通して古いのかもしれません。

喪服姿のサム

ファーストルックトレーラーにも少しありましたが、今回はよりはっきりとサムが喪服姿になっていることが分かります。

©2021 MARVEL,Disney

もしかするとスティーブ・ロジャースの葬式があるのではないかと言われていますが、今の所明らかにされていません。

盾を持つバッキー

バッキーもコミックではキャプテン・アメリカとして活動した事があります。

©2021 MARVEL,Disney

サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんは以前に「誰がキャプテン・アメリカになるかはまだ分からない」とコメントしていました。

どこから始める?

トレーラーの「どこから始める?」というセリフは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」のラストシーンのセルフオマージュになっています。

©2021 MARVEL,Disney

フューリーの偽の墓の前でナターシャから資料を受け取ったスティーブはバッキーの捜索に向かう事を決めますが、サムに「君は来なくていいぞ」と危険から遠ざけようとします。そしてサムは「分かってる」と答えた上で「で、いつ始める?」と続けました。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではどのようなやり取りの中で使われるのでしょうか。

シャロン・カーター

今作のシャロンが初お目見えです。

シビル・ウォーではシャロンが追う側でバッキーが追われる側でしたが、現在はシャロンも政府に追われる側のようです。

フラッグスマッシャー

今作のヴィランとされるフラッグスマッシャーと、コンテナの上で戦うシーンがありました。

©2021 MARVEL,Disney

サムとバッキーの活動が個人的なものなのか、あるいは政府や何らかの組織の任務なのかは今の所はっきりしておらず、場合によってはまたもやソコヴィア協定違反という事になりそうです。厄介な協定ができてしまったものです。


以上、今回のトレーラーの注目ポイントでした。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ヘイリー・スタインフェルドさんがケイト・ビショップの姿で自撮りを投稿

現在制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」に出演するヘイリー・スタインフェルドさんが、コミックのデザインを基調としたコスチュームをまとった姿で自身のInstagramに自撮りを投稿しました。

投稿には「みなさんの無事と幸せを願っています」とコメントを添えてあり、先日クリント・バートン役のジェレミー・レナーさんが公開した矢筒を隣に置いての写真となっています。

「ホークアイ」はホークアイ/クリント・バートンからケイト・ビショップへの世代交代を描く作品とされており、ヘイリー・スタインフェルドさんはマーベル・スタジオと複数の出演契約を交わしているため、今後のMCUでヤングヒーローの一員として活躍することが期待されています。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年後半にディズニープラスで配信予定です。

ランドール・パークさん、映画「アントマン&ワスプ:クァントゥマニア」のオファーが来ていない事を明かす

マーベル・スタジオ制作の映画「アントマン&ワスプ」に登場したジミー・ウー捜査官は現在配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」にも登場し、スピンオフ制作の話も持ち上がるなど人気を博しています。そのジミーを演じるランドール・パークさんが、「アントマン」シリーズ最新作の「アントマン&ワスプ:クァントゥマニア」から連絡が来ていない事を明かしました。

パークさんは Extra TV とのインタビューでクァントゥマニアへの出演について尋ねられ、「どうでしょう。まだ連絡はきてません。もし連絡があったらすぐに出ますよ。連絡が来なくても、今はニュージャージー州のウェストビューにいるから構いません。知っての通り、一度に一つの事件に集中するからね。」とコメントしました。

昨年末に映画次回作のタイトルが発表された際にはポール・ラッドさん、エヴァンジェリン・リリーさん、マイケル・ダグラスさん、ミシェル・ファイファーさんなど、主要なキャストが戻ってくることが発表されましたが、そこにパークさんは含まれていませんでした。

クアントゥマニアにスピンオフ、どちらも今後の情報に注目です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 全9話予定でディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。

ソース:WandaVision’s Randall Park Unsure Jimmy Woo Returns in Ant-Man 3

ドラマ「ワンダヴィジョン」5話までの謎や考察を総まとめ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョンが全9話予定のうち5話までを配信中。今作の前半戦における謎や考察、そして今後の展開予想などをこの記事でご紹介していきます。

メインの舞台 ウェストビュー

ウェストビューについて判明していること

ドラマはワンダとヴィジョンの二人が結婚し、新婚生活を送る新しい町として二人がウェストビューに訪れる所から始まります。

ウェストビューはニュージャージー州に位置する町で、5話現在の状況では町全体が六角形の障壁ヘックスに包まれています。ウェストビューにもともといた住人は、何者かによってシットコムの役柄を演じさせられているようで、自由に外へ出ることが出来ない様子。またウェストビューの近隣住民はヘックスの影響なのか、ウェストビューの存在すら忘れてしまっていますが、遠方からきたウー捜査官をはじめ、ダーシーやS.W.O.R.D.のエージェントたちにはこういった兆候は見られていません。

ヘックスの障壁を外から中へと超えた場合、ウェストビューの時代設定に合わせた外見に変化する事が判明しています。ただし機能的にはもとのままのようで、モニカが着用していた防弾チョッキはその機能を維持したまま1980年代の服装へと変化しました。

外から中へと侵入した場合、ドローンやモニカがそうでしたが、外からはその姿が見えなくなることも分かりました。ちなみに4話でエージェント・フランクリンが地下を通っていった際はカメラが真横から追従する演出となっていたので、彼に関しては見えなくなることはありませんでした。この事から、外から見えるウェストビューと中の様子はまったく違う可能性があるという事が分かります。

モニカがはじめてウェストビューに到着したときに大まかな町の様子が見えますが、それは事実ではないということです。

©2021 MARVEL,Disney

町の写真の左側に見える給水塔はエンディングにも登場していますが、給水塔ではなく別の何かかもしれません。

ダーシーによって、町の周囲のCMBR(宇宙マイクロ波背景放射)の数値が異常に高い事も判明しています。

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これまでのMCUとの関連ポイント

ニュージャージーはキャプテン・アメリカ生誕の地。映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)で超人血清を打つ以前のスティーブ・ロジャースが訓練を受けていた場所、キャンプ・リーハイもニュージャージにあります。その後SSRの基地となり、さらにそのあとはS.H.I.E.L.D.が利用していました。この事は「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも描かれていました。

しかし、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)で判明したとおり、リーハイの地下ではヒドラのアーニム・ゾラが長い年月をかけてインサイト計画を実行していました。

そして、2話のエンディングにはメガネをかけた謎の人物が映っています。この人物はゾラなのでしょうか?鼻の感じはゾラにそっくりですが、現状では断言できません。

©2021 MARVEL,Disney

そして、CMBR(宇宙マイクロ波背景放射)はこの作品の架空の単語ではなく、現実のお話です。ざっくり言うと、宇宙誕生のビッグバンと共に出来た放射線で今なお全宇宙に存在しているとされています。このCMBRは波長が長く、白黒テレビやブラウン管テレビといったようなレトロなテレビでこの波を拾ってしまうことはたびたびあったようです。

ここからMCUの話で、このCMBRが高いということは、町の中でビッグバンに似た何かがあった可能性が考えられます。それはインフィニティ・ストーンの再生です。

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挿入されるCM

シットコムパートで挿入されるCMは5話までに4つありました。これらはワンダのトラウマを表現したものになっていますが、インフィニティ・ストーンを表現しているとも取れます。

©2021 MARVEL,Disney

「トースター」というのはコミックにおけるヴィジョンのニックネームであり、1話のトーストメイトはマインド・ストーンを表しています。以降、時計はタイム・ストーン、石鹸の色と形はテッセラクトのスペース・ストーン、そして5話の紙タオルでは赤い液体状のエーテル、リアリティ・ストーンを表現しているように見えます。

また、各年代のジェンダー観を投影しているのも特徴的な作りになっています。

キャラクターたち

ワンダ・マキシモフ

この作品の主人公で、ウェストビューの異変の元凶とされています。自分が町を支配している自覚はあるようですが、時折無意識な行動をしている様子があったり、コントロールしているはずなのに思惑通りに行かないなど、謎の部分が多い状況です。なぜウェストビューに来たのかもわかっていない様子でした。

ウェストビューの異変発生の9日前にS.W.O.R.D.施設を襲撃し、安置していたヴィジョンの遺体を盗み出したと、ヘイワード長官が発言していました。

©2021 MARVEL、Disney

しかし、映像的にも安置しているとは言えず、バラバラに分解されて研究されているヴィジョンを助け出したとも取れます。

5話までの状況的に見てワンダも操られているか、または精神の分裂、あるいは肉体ごともうひとりのワンダがいるかもしれません。

ヴィジョン

かつてウルトロンが自身の究極の身体としてヘレン・チョ博士の人工皮膚細胞再生技術を用いて作らせたヴィブラニウムのボディに、J.A.R.V.I.S.とマインド・ストーンが加わって誕生したシンセゾイド。しかしワカンダにおけるサノスとの戦いに敗れ、マインド・ストーンは奪われ死にました。その後、ヴィジョンのボディはS.W.O.R.D.に回収されていたことが判明しましたが、それをワンダが持ち出したことも判明。

そこから9日後にはウェストビューでヴィジョンがマインド・ストーンごと復活している状態でドラマの1話の時系列になりました。しかし、4話のラストではスクラップ状態のヴィジョンが垣間見えました。これはワンダが一時的に幻覚を見たのか、あるいは生きているように見える幻覚を常時かけていたのが解けたのか不明です。

また、マインド・ストーンは機能しているようで、ウェストビューの住人ノームの洗脳状態を解いたり、洗脳状態に戻したりすることが可能でした。

なお、自身の能力やワンダについてはある程度わかっているものの、アベンジャーズの事などは一切記憶にない様子です。

モニカ・ランボー

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースの親友マリア・ランボーの娘。キャロルとも仲が良かったが、5話では間柄に何かあったような素振りも見せました。サノスのガントレットの影響を受けていたようで5年間消えていました。コミックではれっきとしたヒーローですが、MCUでは今の所能力を見せていません。しかしレントゲンが真っ白に映ったり、血液検査を拒否するなど、すでに人間ではない兆候が見られています。

マリア・ランボー

モニカの母でS.W.O.R.D.の創設者。モニカがいない間に癌によって死亡したようです。

ジミー・ウー

FBIの捜査官。保護観察中の証人がいなくなったということでウェストビュー郊外まで来ていました。彼の言う人物が誰なのかは今の所不明で、現在はS.W.O.R.D.との合同捜査チームに所属。

ダーシー・ルイス

天文物理学の博士。ソーシリーズに登場時はカルバー大学の政治科学専攻の大学生でしたが、天文学の博士号を修得したようです。今の所その経緯は不明です。事件解決のためにS.W.O.R.D.に呼ばれて現地に到着。ウェストビューのシットコムにハマり、モニカの大ファンに。

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タイラー・ヘイワード

S.W.O.R.D.の臨時長官。モニカとは顔見知り。5話になって妙にワンダへの敵対心が伺えるようになりました。ワンダの行動を「ヴィジョンの遺言に反する」と非難しましたが、私達視聴者はヴィジョンの遺言など聞いたことはありません。ヴィジョンはシンセゾイドのため、かつてトニー・スタークが遺言を録音していたようなプロセスを経ることなく、死の直前に内部的に音声データを作りどこかにアップロードすることは可能だと思われますが、今の所ヘイワードが何らかの目的で嘘をついている可能性が高いです。

サノスとも渡り合うワンダに対して、ドローン程度の小型ミサイルによる攻撃を命じるなど浅はかな一面も見せました。

アグネス

ウェストビューの住人。しかしS.W.O.R.D.の調査では元の住人の誰とも一致していないため、事件後に外部から侵入した可能性が高い人物です。1話ではワンダとヴィジョンの特別な日を子作りの日と錯覚させ、双子の出産へと導きました。今の所その目的は不明ですが、直接害を与えてくることもありません。

ドッティ

ウェストビューの住人。夫のフィルはヴィジョンの同僚。婦人会を主催し、会の新人であるワンダに対して高圧的に振る舞いますが、マジックショーで活躍する二人を見て称賛しました。一方で不可解な状況に居合わせても強引に状況を終わらせるという異常さを見せたり、S.W.O.R.D.の調査で名前が出ていない等、不審な点も多い人物です。

ハーブ

ウェストビューの住人。本来の名前はジョン・コリンズ。洗脳状態が他の人物より弱いのか、3話ではアグネスとひそひそ話をしている姿が描かれていました。現状についてある程度把握している人物と考えられます。

ノーム

ウェストビューの住人でヴィジョンが勤務する計算サービス社の同僚。本来の名前はアビラス・タンドン。病気の父親がいるらしく、大変心配している。ヴィジョンのマインド・ストーンによって正気に戻った際に「彼女を止めてくれ!頭の中に入って来た。全て操られている!」と懇願する。ここは英語版でもherとなっており、ワンダ以外の女性を指している可能性もあります。可能性があるのはアグネス、ドッティ、そしてもうひとりのワンダでしょうか。

ビリーとトミー

ビリーとトミーはウェストビューで生まれたワンダとヴィジョンの双子の息子たち。一晩で妊娠、出産し、さらに翌日には10歳ほどに成長してしまいました。双子はワンダのコントロール外のようで、彼らの成長はワンダには止められない様子。ウェストビューの中で生まれた生命がどのように扱われるのか、5話現在では不明です。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではヤングアベンジャーズのメンバーですが無事に成長するのでしょうか?

ピエトロ・マキシモフ

ワンダの弟。映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にて戦死しました。今回訪問してきたピエトロと名乗る人物は、映画「X-MEN:フューチャー&パスト」などに登場したFOX版のピエトロ(を演じていたエヴァン・ピーターズさん)です。彼がFOX版ピエトロと同じ場合はマルチバースは既に導入されていて、他のX-MENメンバーなども存在している可能性があります。しかし彼がピエトロの皮をかぶったニセモノの場合、今回の事件をワンダのせいに見せかけ、裏で動いている黒幕かあるいはその手先の可能性が高くなってきます。

基本的にはウェストビューでは何かを演じさせれられているはずなので、彼もまたピエトロを演じさせられている可能性が高く、6話以降のピエトロの動きには注意が必要です。

余談ですが姉弟なのか兄妹なのかはコミックによって違ったり、邦訳本によっても違ったり。映画の日本語公式サイトには明記されていませんでした。以下は「俺のほうが30秒あとに生まれたからって弟って呼ぶな」と暴れるピエトロくんと、ワンダが「あなたのほうが年上よ」とするシーンです。

©2021 MARVEL,Disney

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、注目の第6話 は 2021年2月12日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新トレーラーが公開!

来月の配信開始を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラーが公開されました。現在開催中の第55回スーパーボウルにて公開されたものになります。

※日本語版のトレーラーを追加

トレーラーには新たなアクションシーンの他、エミリー・ヴァンキャンプさん演じるシャロン・カーターも登場しています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ジミー・ウーを軸にした「X-ファイル」形式のスピンオフが進行中?

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ワンダヴィジョン」に登場しているFBI捜査官ジミー・ウーとダーシー・ルイス博士による「X-ファイル」的な作品が見られるかもしれないと海外で話題になっています。俳優、作家、監督で米国版の仮面ライダー龍騎である「仮面ライダードラゴンナイト」で主演を務めていたステファン・ランスフォードさんが、自身がこのスピンオフの執筆を行うことになるとTwitterで明言しています。

ランスフォードさんは「私のジミー・ウーのX-ファイルのアイデアに、実際にいくつかの扉が開いたかもしれません。私は週末に提案書を書いています。私はこのシナリオの中でどれだけ弱者なのか表現できず、興奮しすぎてしまっていますが、この想いを可能にしたすべての人に感謝しています。」とコメントしています。

ランスフォードさんは1月末に配信された第4話のあとにこの企画を実現させたいとtwitterで投稿しており、話しが進み始めているものと見られています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品として位置づけられるのか、ディズニープラスコンテンツとして制作されるのか、など詳細は不明となっています。

先日、ダーシーを演じるカット・デニングスさんは「ワンダヴィジョン以外にもマーベルと仕事をした」旨の発言をされましたが、この話題とは別の話だと思われます。

コミックでのウーはシャン・チーやエアロと言ったアジア人ヒーローチーム「エージェント・オブ・アトラス」のリーダーを務めており、そちらの映像化も期待されていますが、思わぬ方向に進み始めました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/comic-aero-1-released/”]

なお、先日は映画「シャン・チー」の主演シム・リウさんがこのジミー・ウー版「X-ファイル」へのカメオ出演を希望していました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 全9話予定でディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。

ソース:WandaVision Love Sparks Interest in Jimmy Woo “X-Files” Spinoff Pitch

クロエ・ベネットさん、ドラマ「シークレット・インベージョン」でのカムバックの噂に反応

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シリーズでクエイク/スカイ/デイジー・ジョンソンを演じたクロエ・ベネットさんが、ドラマ「シークレット・インベージョン」でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に戻ってくるという噂について、SNS上でリアクションしました。

この噂はたびたび持ち上がり、今回も Giant Freakin Robot が報じ、ベネットさんは短く「だったらいいのに」と反応しました。

ベネットさんは暗に否定した形となりましたが、1年間に渡って否定し続けたヘイリー・スタインフェルドさんも噂通りケイト・ビショップとしてMCUに参加するなど、マーベル・スタジオの秘密主義をしっかりと守る俳優さんたちも多く、本人が否定したからといって終わりというわけでもありません。

デイジー・ジョンソンは原作コミックの「シークレット・インベージョン」にてフューリーが結成したシークレット・ウォリアーズの一員でした。その他コミックではアベンジャーズに加入した経験や、S.H.I.E.L.D.の長官を務めたこともあるキャラクターとなっています。

デイジーの活躍についてはディズニープラスで配信中の「エージェント・オブ・シールド」の他、アニメ作品「マーベルライジング:シークレット・ウォリアーズ」もあります。こちらはミズ・マーベルやアメリカ・チャベスなど、MCUで登場予定のニューヒーローたちも多数登場しています。

「エージェント・オブ・シールド」シリーズは人気も高く、MCUへの再接続が期待されていますが、この噂は現実となるのでしょうか。続報に期待です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで独占配信予定です。

カット・デニングスさん、ダーシーはドラマ「ワンダヴィジョン」以外にも登場するとほのめかす

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に約7年ぶりの登場となったダーシー・ルイスを演じるカット・デニングスさんが、海外メディア ExtraTV とのオンラインインタビューにて今作以外にもマーベルとの仕事があった事を明かしました。

インタビューの中でデニングスさんは「マーベルのためにいくつか仕事をしましたが、これ(ワンダヴィジョン)ではありません。これは多分言えないから…ええ、そのままにしておきます」とコメントしました。

デニングスさんの話しぶりからは既に”仕事”は終えているようであり、「ワンダヴィジョン」で関連性が生まれたモニカ経由の「キャプテン・マーベル2」やジミー経由の「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は両方とも撮影が始まっていないため、これらを指しているわけではなさそうです。

一方でダーシーが元々所属していた「マイティ・ソー」シリーズですが、撮影が始まったばかりの「ラブ&サンダー」に関しては以前に呼ばれていない事を明かしていました。

一部ではディズニー開場準備を進めているアベンジャーズキャンパス内のアトラクションのナビゲーター等で登場するのではないかと指摘しています。しかしそう言った登場であればそこまでシークレットな内容でもなく、言えないとなるとやはりMCUへの登場を考えてしまいます。

可能性が最も高そうなのはドラマ「ロキ」で、こちらは新型コロナウイルスのパンデミックが深刻になる以前から撮影が始まっていました。果たしてデニングスさんの言う仕事は一体何を指しているのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は 全9話予定でディズニープラスで独占配信中、毎週金曜日に新エピソードが追加予定です。