ドラマ「ムーンナイト」、タウエレト役アントニア・サリブさんが舞台裏写真を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」でエジプトの女神タウエレトを演じたアントニア・サリブさんが、撮影時の舞台裏写真を自身のSNSで公開しました。驚いた事にタウエレトは全てがCGというわけではなく、頭部と衣装も実際に制作されていたようです。

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サリブさんは「エピソード5が正式にリリースされました… ムーンナイトに携わり、唯一無二のタウエレトを演じることができて、とても楽しかったです。私を起用してくれたモハメド・ディアブ監督、マーベル・スタジオとディズニーのみんなに心から感謝します。この作品をとても誇りに思っていますし、チーム全体がとても素晴らしい仕事をしてくれました。このカバの女神に命を与えてくれた素晴らしいVFXと衣装部門に特に感謝します(写真の私の素敵なドレッサー、ノラも含めて!)。来週、最終回を観て、究極のフィナーレを迎えてください。ハイ!」と初登場時のセリフと共にコメントを添えています。

5話では冥界の案内役を務めたタウエレトですが、マークたちに手を貸してエネアドに封印されたりしないのでしょうか。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年5月4日16時 より配信予定です。

グルートに髪やヒゲが生える?「アイ・アム・グルート」のグッズ写真が登場

グルートの新たなスタイルの登場が予定されているようです。2022年後半にディズニープラスでリリースされると噂されている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのスピンオフ「アイ・アム・グルート」のグッズ予約が始まり、そのアートではこれまでになかったグルートの外観を示しています。

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海外通販サイト Box Lunch に「アイ・アム・グルート」のTシャツが数点掲載され、生地には以下のようなアートが描かれています。

©MARVEL,Disney

まるで髪の毛やヒゲのように葉っぱが生い茂った愛らしいグルートが複数描かれているのが特徴で、これまでのMCUにはない作風になる事を予感させています。

本作についてほとんど明らかにされてはいませんが、今回のグッズや作品のタイトルロゴにもベビーグルートが描かれているため、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」からティーン・グルートへと成長してしまっていた「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」までの間の時系列部分が描かれると考えられています。今回のグッズではひとつのアートに複数のグルートが描かれており、単なるデザインなのか、マルチバースのグルート変異体も登場するのかなど気になる所となっています。

その他、ワンダが登場すると言った話が報じられた事もありました。

アニメ「アイ・アム・グルート」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Reveals Groot’s Facial Hair for New Disney+ Spin-off (Photos)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」のロケ地でとある人物のポスターが発見される

ディズニープラスで配信予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」のロケが行われているTCLチャイニーズシアター前で、これまでのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場しているとあるキャラクターのポスターが発見され、話題になっています。

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現場で撮影され、SNSに投稿された写真は以下のようなもの。

ボリウッドスター「キンゴ」の新作映画のポスターが貼られている事が確認出来ます。

映画「エターナルズ」(2021年)の中で、キンゴは飛行機の中で自分たちがエターナルズである事を明かすドキュメンタリーを撮影していましたが、これが地球の人たちに向けて公開されたかどうかは作品内で言及されていません。これまでどおり正体を隠しながら映画俳優をやっているのか、もしくはトニー・スタークのように正体を広く知られながら二足のわらじ生活を送っているのか、本作で明かされるかもしれません。

キンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんはジェームズ・ガン監督の友人でもあり、もともとはキンゴ役ではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」にキャスティングされていた事も明かされています。

キンゴはポスター出演のみなのか、それとも実際に登場することになるのか、注目となります。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」は2022年クリスマスシーズンにディズニープラスで配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」のプロデューサーがドラマ「ムーンナイト」との違いやプレッシャーについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当し、アニメ「X-MEN’97」のヘッドライター兼エグゼクティブプロデューサーでもあるボウ・デ・マヨさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、両プロジェクトの違いやミュータント復活のプレッシャーについて語りました。

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デ・マヨさんはインタビューの中で「スタジオとプロセスの観点からは、違いはありません。ケヴィン(・ファイギ)、ブラッド・ウィンダーバウム、ダナ(・バスケス=エバーハート)、私たちプロデューサーは、同じレベルでこの作品に携わっています。正直なところ、『ホワット・イフ…?』やマーベルの他のアニメシリーズも、実写版と同じように真剣に取り組んでいます。特に「X-MEN」は、マーベル・スタジオに戻ったことで、マーベル・スタジオにとって非常に思い入れのある作品となりました。そういう意味で、これまでとは違うんです。」と述べました。

また、「X-MENは、多くの人々にとって重要な存在です。マーベル・スタジオに戻った今、そこには重みと責任があり、それはこれまでの作品と非常に異なっていて、常に意識しています。ムーンナイトでは、何かうまくいかないことがあっても、『ジェレミー(・スレイター)が脚本を書いているから、最終的には彼が解決してくれるだろう』という感じでしたから。何度か『誰かがこれを解決しなければならない–あ、今は僕だ』と思う瞬間がありましたよ(笑)。『X-MEN’97』で成長しなければならないことがたくさんあったんです。ストーリーテラーとして、プロデューサーとして、そして一人の人間として、ムーンナイトの執筆とは全く異なる経験をすることができましたよ。」と説明しました。

ファンはX-MENがどのようにしてMCUに持ち込まれるのか気になっている所ですが、実写映画に先駆けてまずはアニメ作品の制作が決まっています。デッドプール最新作でもX-MENに関する動きはありそうですが、アニメの方が先にリリースされると見られています。

また、もうすぐ公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではプロフェッサーXの登場が半ば明かされていますが、こちらはマルチバース上の変異体として登場すると見られており、MCUの本筋(神聖時間軸)のプロフェッサーは今後別に描かれると予想されます。

「ホワット・イフ・・・?」ではほとんどすべてのキャラクターが実写版と同じ俳優さんが声を担当していましたが、「X-MEN」アニメでのキャスティングにも注目が集まっています。

アニメ「X-MEN’97」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Disney+ X-Men Producer on the Pressure of Bringing Back the Mutants (Exclusive)

ドラマ「ムーンナイト」、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年4月27日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」シーズン1エピソード5「Asylum(邦題:蘇る過去)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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医師との面会

アーサー・ハロウにそっくりな医師にカウンセリングを受けるマーク・スペクター。前回の4話にはなかった顔の傷が気になる所です。ボクシングの試合後のような出血具合で鼻には絆創膏も見えます。

©MARVEL,Disney

さらに不思議な事に、4話ラストの病院でタウエレトと出会ったのはかなり前の出来事として会話が進んでいます。後半にもハロウ医師とのやりとりはありますが、その時には顔の傷はありません。

冥府ドゥアト

タウエレトとマーク、スティーヴンのシーンに戻ると、タウエレトはここがエジプト神話に登場する冥府ドゥアトであると説明します。

スティーヴンがタウエレトは「来世へと導いてくれる」女神だと説明していますが、この表現は誤解を招きやすい表現です。日本人は無宗教派が多数ですがその根底には仏教的な背景も多く、「来世=生まれ変わった次の人生」と捉える人も多いと思います。英語版はここでは Afterlife というワードになっており、来世という訳自体は間違っていませんが、いわゆる天国や地獄などの魂の行き着く先、あの世を指しています。

タウエレトが素敵だと表現した「祖先の平原」とは英語で Ancestral Plane で、映画「ブラックパンサー」(2018年)でも同様のワードが使われていますが、映画では「先祖の所」という訳になっており統一されていません。

葦の原野アアル

エジプト神話では死後、審判の後、認められれば葦の原野アアルへ行き着くとされています。そこはオシリスが支配する領域で、いわゆる天国です。

この楽園に関するエピソードは1話の前半でも登場しており、少女はスティーヴンが「楽園から追い返された」と表現しました。事実、5話のラストではスティーヴンがアアルにたどり着く事無くドゥアトに取り残されてしまいました。あの少女は何者なのでしょうか。

正義の天秤

エジプト神話において死者は冥府ドゥアトにて裁定を受けます。

神話では心臓と真実のマアトの羽根を正義の天秤にかけ、釣り合えば葦の原野アアルに行き、釣り合わなければアメミットに心臓を食べられてしまいます。

過去4話の中でずっと天秤とアメミットの話をしてきたにも関わらず、タウエレトは「釣り合わなければ船から放り出される。亡者たちに砂に引き込まれ、冥界の砂漠で永遠に凍りつく」と説明します。

神話では通常、心臓を取り出し天秤にかけるのはアヌビスの役目ですが、タウエレトが代役している事と不釣り合いの時の設定が異なるのは関係があるのでしょうか?

久々のQRコード

ムーンナイトの無料コミックが読めるQRコードが久々に、過去一目立つように表示されます。

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今週追加されたコミックは「MOON KNIGHT (1980) #1」で、罪なき人々の命を奪い、仲間を見殺しにする傭兵 “ブッシュマン “に復讐を誓うマーク・スペクターの物語を描いています。表紙には「彼らは一体となる・・・目的を果たすために!」と書かれており、今回のエピソードの内容のベースになっています。

ランドール・スペクター

マークの弟ランドール・スペクターが幼少期に亡くなっている事がわかりました。母親の注意を無視したマークのせいで亡くなったとも言える痛ましい過去ですが、コミックでのランドールもまたマークの手で殺されました。

コミックのランドールは無事に成人しましたが彼は連続殺人犯のヴィランであり、シャドウナイトを名乗っていました。シャドウナイトの悪行を阻止するため、最終的にはマークが自らの手で弟を手にかける事になりました。

↓コスチュームもそっくりなシャドウナイト。

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片ヒレの金魚

MCUのランドールは母親からロロという愛称で呼ばれているようで、少年ロロはヴィラン的要素など微塵もなく、子供らしい絵を描いています。

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この絵はスティーヴンが飼っていた片ヒレの金魚ガスに似ています。

洞窟

幼いマークとランドールは洞窟に遊びに出かけます。道中、4話の劇中劇でも見た「トゥームバスター」の主人公スティーヴン・グラント博士と助手のロッサ-のなりきりごっこをする二人を、スティーヴンは追いかけます。

そうしているうちに雨が降り出し、「ママが雨の日は入るなって」というランドールに対して、マークは「へいきだよ、弱虫だな」と洞窟へと入って行きました。スティーヴンの足元にはコンスに似た鳥の骨があり、不吉な予感を感じる中、事故は起こってしまいました。

母親からの虐待

かなり胸が痛むシーンが続くので詳細は省きますが、ランドールを失った母親の悲しみは怒りに変わり、マークへと突きつけられました。父は優しいままでしたが、母親の問題を解決する手助けにはなっていませんでした。

記憶を見るのをやめるようマークがスティーヴンに飛びかかると、次の記憶、発掘隊の殺害現場へとシーンが変わります。

マークとブッシュマン

そこで明かされたのはマークと米軍時代の元上官ブッシュマンとの過去。ただし、日本語字幕版ではこの名前が表示されていません。

現場で何が起きたのか、レイラの父の死、コンスとの出会いやムーンナイト誕生まで、基本的にコミックの物語を丁寧になぞっています。原作ではこのラウル・ブッシュマンへの復讐がムーンナイトの大きな目的のひとつとなりますが、ブッシュマンの登場はあるのでしょうか?

異変

ムーンナイトの起源を受け入れたスティーヴンにより、天秤はさらに均衡に近づいていく中、冥界に異変が起こります。タウエレトの説明によると、現世に不安と恐怖が広がり、釣り合いの取れない魂が寿命の前に裁かれているとの事。

ハロウの仕業だと確信したマークとスティーヴンは現世に戻る事を決意します。しかし、タウエレトは戻った所で身体の銃の穴は塞がらないと説明し、二人は傷の治癒のためにコンスの力が再び必要だと決意。タウエレトは二人を現世につながるオシリスの門へと連れて行くために船の進路を変更してくれました。そして、門につくまでに天秤の釣り合いと取るように言います。

天秤の調和のために記憶の追体験を再開しようとするスティーヴンと、その必要はないと言うマーク。スティーヴンが「君のせいでレイラが死ぬぞ」と2話でのマークのセリフを返すと、母親のセリフとオーバーラップしたスティーヴンはパニック起こし、再びハロウ医師の元へと飛ぶのでした。

アサイラム

ハロウの顔をした精神科医とのカウンセリングはお手本のような手順であり、マークとスティーヴンの同化を促しているようでもあります。

この部屋が一体何なのかはまだ不明ですが、ハロウがマーク達に治療を勧める理由として、人格が一つになることでハロウの天秤の能力が有効化され、ムーンナイトを殺せると考えているのかもしれません。ここがマークの妄想や幻覚でハロウ医師もその一つかもしれませんが、ハロウ自身がマークたちの魂に干渉してきている可能性は十分に有り得そうです。

マーク少年のその後

物語中盤の母親のシーンで誰もが思った通り、スティーヴンはマークが虐待の現実から逃れるために生み出した人格でした。そしてマーク少年が好きだった映画「トゥームバスター」の主人公の名前があてがわれていたのでした。スティーヴンがランドールの記憶がない事実は、ランドールが亡くなってから生まれた人格だからでしょうか。

なお、物語のシリアスさをよそに、マーク少年の部屋はイースターエッグがたくさん隠されています。

まず、部屋自体がコミックの要素をかなり取り入れています。

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次に、トゥームバスターの制作会社がタイムリーアトラススタジオとなっていますが、マーベルコミックス社はもともとタイムリーコミックス社として1939年にマーティン・グッドマン社長とその甥っ子で当時10代の少年スタン・リー編集者で発足しました。その後アトラスコミック社と名を変え、さらに後にマーベルコミックスとなりました。アトラスの頃は地球のロゴを使っていた事をオマージュしてか、タイムリーアトラススタジオのロゴも地球儀が採用されています。

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また、部屋には「トゥームバスター」のグッズよりも宇宙服の人形やロケットなど宇宙関連の小物が多く、2016年のコミックでは宇宙パイロットの人格が表面化した事があり、それらをなぞっているようです。ただしその人格は名前がつけられる前に登場しなくなりました。

そして、弟ランドールの描いた片ヒレの金魚の絵も飾られています。弟の記憶を持ち合わせていないスティーヴンでしたが、この絵が元となって片ヒレの金魚ガスを愛していたのかもしれません。

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ついでに、葬儀シーンでマークの背後にある店の名前はムーンナイトの共同製作総指揮者であるトレバー・ウォーターソン氏を指していると考えられます。彼はまた、ワンダヴィジョンファルコン&ウィンターソルジャー、ロキホークアイにも携わっています。

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シヴァ(ユダヤ教の葬儀後7日間の喪の期間)の記憶を追体験したマークとスティーヴン。二人がこの記憶と向き合ったタイミングで、船はオシリスの門に到着しました。

裁定

天秤の調和が間に合わず、ドゥアトの亡者が二人の魂を求めて襲いかかってきました。

弱腰のスティーヴンが勇気を出して反撃したシーンでは「6点!」と叫んでいますが、スティーヴンはイギリス生まれという人格設定であり、イギリスで人気の競技クリケットが大好き。クリケットでノーバウンドで規定ラインを超える、すなわち野球で言う所のホームランで6点入るルールになっています。日本でもバットで華麗に決めた場合は「ホームラン!」と叫ぶ事がありますが、それのクリケット版と考えてよいでしょう。

一度はマークのピンチを救ったものの、次々と襲いかかる亡者と争ってスティーヴンは船から亡者もろとも落下してしまい、タウエレトが事前に話していたように凍りついてしまいました。その瞬間、マークは葦の原野アアルへと入ってしまったのでした。

残された疑問

三人目の人格が鍵を握っていると思われた天秤の調和ですが、スティーヴンが排除されただけで調和が取れてしまいました。

3話の終盤ではコンスがスティーヴンに「私が封印されたらマークに頼んで助けてくれ」と話していましたが、現状ではマークは現世に戻る前にコンスを開放しなければまた死んでしまうだけとなっています。マークがコンス開放に行けないのであれば現世でレイラがその任務を達成するか、あるいはドゥアトやアアルでハトホル等と出会い、アバターを通じて開放してもらうしかないようです。

そして1話でスティーヴンが葦の原野に行けない事を予見していた少女は何者なのでしょうか。集会に顔を見せなかった誰かのアバター?あるいはもっと別の存在なのか、単なるミステリーなのか、最終話に注目です。

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また、スティーヴンが一緒に現世に戻れるのかも気になる所。ムーンナイトは多重人格がアイデンティティでもあるため、このままスティーヴンが退場してしまうことは惜しまれます。

さらにカウンセリングルームの謎。シンプルに思いつくのはマークの妄想、精神内といったところですが、カウンセリングルームでも人格の変化が起きているため、精神の中というよりはもっと現実的な気もします。ここでのシーンは時系列もいまいち不明で、医師とはだいぶ前にタウエレトの話をした、母親の死後、スティーヴンも部屋に見覚えがある、など二人はいつ入院したのかがはっきりとしません。誰かに見せられている幻覚なのか、MCUらしく考えるならマルチバースという線もあるのでしょうか。

最後にハロウの謎。ドゥアトの砂漠に降り注いでいる紫の光がそれぞれハロウによって裁かれた人の魂であるなら、なかなかの人数になっています。当初、ハロウは相手の脈を測るように腕を取り、一人ずつ裁定していました。しかしこの紫の光は一人ずつ裁定しているとは思えない量で、アレキサンダー大王の墓で何かがあって能力が拡張されたのかもしれません。遠距離での裁定が可能となっていればマークが復活した所で勝ち目は見えず、スティーヴンや新たな罪のない人格が必要なように思えます。

残り1話という尺的な事から考えると、ハロウの後ろに黒幕の神はいなさそうでしょうか。

最終話はどのような展開でまとめられるのか、注目です。


ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2022年5月4日16時 より配信予定です。

ドラマ「ロキ」シーズン2、6月にも撮影に入るとトム・ヒドルストンさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2が6週間ほどで撮影に入ることが明らかになりました。海外メディア The Playlist とのインタビューに応じた主演のトム・ヒドルストンさんが、撮影の準備が出来ている事を明かしました。

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インタビューで本作の撮影に対する準備は出来ていますかと質問されたヒドルストンさんは「”絶対 “です。もう始まっているんです。つまり、撮影はしていないけど、準備中で、6週間後くらいに始まるんです。だから、脚本やストーリーの面ではフル回転で進んでいて、本当にエキサイティングです。ああ、あまり多くは語れないけど、たくさんの謎の答えがあります。」と述べました。

この1年間のMCUドラマの撮影開始のタイミングとリリース時期から考えて、6月からの撮影となると「ロキ」シーズン2は2023年の春前後に配信が始まる可能性が高そうです。

シーズン2はケイト・ヘロン監督からドラマ「ムーンナイト」のジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんのコンビへとバトンタッチ。脚本はシーズン1や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を担当したマイケル・ウォルドロンさんが担当しています。

シーズン2のプロットの詳細は明かされていませんが、レンスレイヤー役のググ・バサ=ローさんメビウス役のオーウェン・ウィルソンさんはシーズン2への続投を認めています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Tom Hiddleston: “Lots Of Questions Will Be Answered” In ‘Loki’ Season 2 [Interview]

【噂話】「ワーウルフ・バイ・ナイト」に異形のヒーロー、マンシングが登場するという

今年のハロウィンスペシャルとしてディズニープラスでの配信が予定されているというスペシャルドラマ「ワーウルフ・バイ・ナイト」にマンシングが登場するようだと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。かなり独特なデザインをしたマンシングですが、1971年のコミックでデビュー後、S.H.I.E.L.D.のハウリングコマンドーズやアベンジャーズにも参加した由緒正しきヒーローです。

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記事によると、信頼できる情報源を介して、ワーウルフ・バイ・ナイトとマンシングの両方がショーで少なくとも部分的に実現すると報告しています。また、アフター・アワーズ・メディアによる以前の報告と一致しているとも伝えています。

©MARVEL

マンシングが人間だった頃、セオドア・テッド・サリスは米軍で超人血清に関わる研究に従事していた化学者でした。A.I.M.の襲撃による事故でテッドは血清の効果で沼地と同化し、異形の存在マンシングへと姿を変えました。その能力は超人血清の特徴でもある超怪力、超防御力などの他、化学物質の分泌と耐性、さらに恐怖を感じ取り吸い取る事が可能になっています。

最近のコミックではこの研究がスティーブ・ロジャースのウェポンI計画から始まり、ウルヴァリンの誕生となったウェポンX計画の間、ウェポンIV計画であった事も描かれました。

アベンジャーズやS.H.I.E.L.D.、ミッドナイト・サンズのメンバーとして活動したこともあるマンシングはコミック内ではマルチバースの門の門番を務めており、MCUでもマルチバースが本格的に描かれている最中で彼の登場は極めて理に適っていると言えそうです。

ちなみにドラマ「エージェント・オブ・シールド」のシーズン1、第20話「任務と悪意」の冒頭ではコビー・スマルダーズさん演じるマリア・ヒルがマンシングについて言及していました。

なお、2005年に実写化されていますが、90年代から2000年代のオカルト・ホラー的な内容でヒーロー的要素はありませんでした。

マンシングはMCUで無事にデビューすることが出来るのでしょうか?

ソース:Exclusive: Man-Thing to Appear in ‘Werewolf By Night’

ドラマ「ムーンナイト」の脚本家が映画「ソー:ラブ&サンダー」とのクロスオーバーの噂について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当したボウ・デ・マヨさんが海外メディア The Direct とのインタビューに応じ、7月公開予定の映画「ソー:ラブ&サンダー」とのクロスオーバーの可能性について語りました。

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デ・マヨさんは「彼らが『ソー:ラブ&サンダー』で何をしているのかなんて知りません。『わからない』というのが正直なところです。でも、見るのがとても楽しみです。ソーを見ていると「何かあるんじゃないか?やっぱりないのか?」と好奇心が湧いてくるんです。マーベルで脚本を書いているとき、彼らはとてもクリエイティブに協力してくれるけど、自分の作品の中だけの事です。」と語りました。

また、「マーベル作品を書くために来ましたが、ファンとして他作品の事は知りたくありません。僕自身がネタバレを避けるようにしてるみたいで(笑)。スターバックスコーヒーの作り方を知った瞬間、突然スタバのおしゃれさが薄れるようなものです。」と、あくまで「ムーンナイト」の作家として仕事をし、他作品はファンとして楽しみたい事を明かしました。

「ムーンナイト」にはエジプトの神々エネアドのメンバーが多数登場しており、彼らが「ソー:ラブ&サンダー」のヴィランである神殺しのゴアのターゲットになるのかどうか、ファンの間では熱心に議論されています。

「ムーンナイト」5話現在で月神コンスはまだ封印されたままですが、ゴアがエネアドをすべて殺すことでコンスの封印が解かれるのではないかと説くファン理論も展開されています。この理論の場合、ゴアが映画に先んじて「ムーンナイト」に登場するか、あるいはコンスとムーンナイトの復活が「ラブ&サンダー」以降になってしまうかの2つの可能性が考えられます。しかし前者の場合は残り1話でやるにはかなりあっけない結末となってしまい、後者の場合は盛大なクリフハンガーになってしまう事や「ムーンナイト」の予告映像で見てきたムーンナイトのまだ見ぬシーンがいくつかあるため、このまま変身なしで終わるとも思えません。残り1話となった状況では、この理論はかなり可能性が低くなってしまったようです。

ドラマ側で「ラブ&サンダー」と明確なクロスオーバーがある可能性は低くなりましたが、最終話のポストクレジットシーンでエネアドの誰かが殺されるといったような事はあるかもしれません。また、「ソー:ラブ&サンダー」ではエジプトの神でワカンダの守護神であるバーストが登場すると報じられているため、映画にエネアドやそのアバターが登場する可能性はまだまだ残されているようです。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1最終話となる6話は 2022年5月4日 ディズニープラスで配信予定です。映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Moon Knight Writer Addresses Thor: Love and Thunder’s Potential Tie-In (Exclusive)

【ネタバレ注意】ドラマ「シークレット・インベージョン」、ラップギフトから重要キャラクターの存在が判明か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のラップギフトがオンライン上にリークされました。一見すると何の変哲もない野球帽ですが、そこに書かれた文字はコミックのマーベル・ユニバースの創世記に関わるキャラクターを示唆しているのではないかと、Murphy’s Multiverse が指摘しています。

※これより先は「シークレット・インベージョン」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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SNSで公開されたのは以下のような画像。前面には胸に時計がついたフクロウが描かれています。

記事が指摘しているのは側面に書かれた見慣れない文字で、これはコミックに登場するスクラル文字で書かれており、英語に直すと「He Loves You」となるようです。

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多くのスクラル人はスクラルの神を崇拝しており、コミックで Kly’Bn(カナ表記不明、発音的にはクリブン)と名付けられたキャラクターがその神のひとりでした。

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彼は古代のスクラルで、かつてセレスティアルズによってエターナルズの遺伝子とミックスされたスクラル・エターナルズの最後の一人でした。同様に生み出されたスクラル・ディヴィアンツとは長らく戦争状態でしたが最終的に双方は和解し、後のスクラル人たちによってスクラルの神とされ何百万年も崇拝されていました。

コミックでは侵略を開始したスクラルの女王が「彼はお前たちを愛している」と発言し、「彼って誰?」と問うスパイダーマンに「我々の神だ」と返すシーンもありました。

コミックのスクラルはほとんどの場合スクラル・ディヴィアンツの末裔を指しており、映画「エターナルズ」でも描かれたように好戦的な種族であり、スクラル・ディヴィアンツもすべからくヴィランとして描かれています。

一方でこれまでのMCUに登場したスクラルはフューリーの味方であり、コミック「シークレット・インベージョン」で行われたスクラルと地球の戦争がどのようにして起きうるのか謎の部分でした。しかしコミックのスクラルの創生部分に触れてくるのであれば、タロスたちを筆頭にした地球に協力しているスクラルはスクラル・エターナルズの末裔という設定になるのかもしれません。本作は地球が欲しいスクラル・ディヴィアンツの末裔と、それを阻止するフューリーとスクラル・エターナルズの末裔というちょっとした宗教戦争的な側面を見せ始めているのかもしれません。

本作の内容はまだシークレットな状態ですが、先日は主演のサミュエル・L・ジャクソンさんがローディエヴェレット・ロス捜査官の登場を明かしていました。他、エミリア・クラークさんのキャスティングが話題となっていますが、彼女の役割については未だ謎に包まれています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-secret-invasion-emilia-clarke-secret-roll/”]

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’ Crew Merch Hints at the Arrival of the Skrull God

チャーリー・コックスさんが来月からドラマ「エコー」の撮影に入ると報じられる

Netflixのドラマ「デアデビル」やMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でデアデビル/マット・マードックを演じた俳優のチャーリー・コックスさんが、来月からMCUのドラマ「エコー」の撮影に入ると、インサイダーのダニエル・リヒトマンが Patreon で報告しました。

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投稿によると、チャーリー・コックスさんは5月下旬から撮影に参加するスケジュールになっており、撮影場所や撮影期間などの情報はまだわかっていないとの事。

ディズニープラスで配信予定の「エコー」は2021年配信のドラマ「ホークアイ」のスピンオフにあたり、「ホークアイ」で実写デビューしたエコー/マヤ・ロペスを主人公とした作品。「ホークアイ」でもコミックと同様にエコーはキングピンの部下として登場し、最終話では真相を知ったことで決別。「エコー」はその後を描くと考えられており、キングピン再登場と、キングピンの宿敵であるデアデビルが登場する事は多くのファンが想像していました。

主人公を演じるアラクア・コックスさんは先週、撮影に入る事を報告していました。

ドラマ「エコー」はディズニープラスで配信予定、配信時期は不明です。