「アイアンハート」のドミニク・ソーンさん、以前に別役でオーディションを受けていたと言う

マーベル・スタジオ制作の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ドラマ「アイアンハート」でアイアンハート/リリ・ウィリアムズを演じるドミニク・ソーンさんが、海外メディア Empire とのインタビューにて、リリにキャスティングされる以前に別の役でオーディションを受けていた事を明らかにしました。

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当時23歳でアイアンハート役に抜擢されたドミニク・ソーンさんは、オーディションを受けずにキャスティングされた事が話題となりました。それもEmpireのインタビューによるもので、以下のようなコメントが報じられていました。

私はデラウェアの自宅にいたのですが、「この役を演じてみたいですか」という電話をもらいました。かなり驚いて、受け答えに時間が掛かりましたよ!オーディションが全くありませんでした。これまでにないような経験でした。

この時、ドミニク・ソーンさんがどうやってマーベル・スタジオの目に止まったのかについてまったくの謎でしたが、今回のインタビュー内容から、実は2018年公開の映画「ブラックパンサー」のオーディションを受けていた事が判明しました。

今回のインタビュー内容によると、ドミニク・ソーンさんはまだ10代の頃、2016年に「ブラックパンサー」のシュリ役のオーディションを受けていたとの事。当時は残念ながらレティーシャ・ライトさんがその座を勝ち取りましたが、数年を経て「アイアンハート」の計画が動き出した時に、マーベル・スタジオはドミニク・ソーンさんの存在を思い出して連絡を取ったという流れのようです。

ソーンさんはリリがデビューする映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」について、「リリにとって、黒人の輝きの天国として知られるワカンダの世界ほど、自分の才能とスーパーヒーローとしての資質を発揮できる安全な舞台はないでしょう。彼女が自分自身のこの側面を知り、そして彼女がどのように世界に影響を与える可能性があるのかを、私たちは知ることができるのです。」とコメントしています。

オーディションに落ちた事でその後ソロ・プロジェクトに抜擢される形になったドミニク・ソーンさん。彼女の演じるアイアンハート/リリ・ウィリアムズがMCUでどのような活躍を見せてくれるのか、期待です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Marvel’s Ironheart Star Missed Out on Major Black Panther Role

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、7話のチェックポイント

2022年9月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード7「The Retreat(邦題:リトリート)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ジョシュとの恋

前回のエピソードで登場したジョシュといい感じになり、デートの当日から始まる今回の物語。仕事をこなし、デートをし、また翌日もその繰り返し。ベッドを共にした朝、ジョシュの姿はなく、以降連絡が取れない状態に。

職場ではニッキがジェニファーが最優秀女性弁護士にノミネートされた事を祝福し、ガラ(祝祭や催し、特別なパーティーの意。この場合は授賞式パーティー)に行けるかもと期待を高めています。ジェンがスマホばかり見ているのはインテリジェンシアを気にしているのかと不安になるも、ジョシュとの連絡がないだけとわかり一安心のニッキ。

その日は連絡がないまま、翌日土曜日になり、また連絡がないまま、また次の日。日曜日の朝、待望のコールはジョシュではなく、エミル・ブロンスキーの保護観察官からの電話でした。

なお、今週のQRコードはデート映像の間、フードトラックのカウンターに表示されています。QRコードの示す公式サイトで、今週は後述のポーキュパインが登場するコミック「Tales to Astonish #48」が無料です。

©MARVEL,Disney

サマー・トワイライツ

エミルがつけている抑制装置から警告があったと知らされ、アボミネーションに変身している危険を考慮して現場に向かうジェニファー。向かう車中でもジョシュからのチャットが気になる危険運転をしています。

一足早く現場に到着していた保護観察官のチャックと合流すると、「緑のスーツを着ろ」とシーハルクになるよう促されます。ハルクになる事を何て言うんだ?という質問に対して、英語では「Hulking out(激怒する)」、日本語字幕では「ハルク!」、日本語吹き替えでは「ハルク最強」と表現されています。

チャックがエミルの装置を調べるシーンではしっかりとシーハルクに変身し、万一に備える姿が描かれています。しかしチャックの心配をよそに、装置は電気柵にあたった影響による故障という事でした。

ジェニファーは「苦労して刑務所から出して貰ったから、戻されるような馬鹿な真似はしないと思ってた」とエミルを信頼している様子。「アントマン&ワスプ」のスコット・ラングが聞いたら何と答えるのでしょうか。

用事が済むと一目散に退散したチャックに続き、帰ろうとするジェニファーの前に取っ組み合いをする男たちが現れ、ジェニファーの車は大破してしまいます。

マン・ブル

1971年のコミック「デアデビル #78」に初登場したマン・ブルことウィリアム・トーレンス。デアデビルと戦った事がある彼は、血清によってミノタウロスのような身体とパワーを持つ怪物へと変貌しました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した緑のミノタウロス「リントラ」と同様の大きな身体が特徴のキャラクターなのですが、本作に登場したマン・ブルはそれに比べるとやや小ぶり。彼がコミックの起源をどこまでなぞっているのかは不明です。

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エル・アギラ

闘牛士風の衣装に身を包んだエル・アギラもコミックからのキャラクター。1979年のコミック「パワーマン&アイアンフィスト #58」に登場した本名アレハンドロ・モントーヤ、スペイン語でワシを意味するエル・アギラは、生体電気エネルギーを操るヒーローミュータント。今回のドラマでも電気を操るようなシーンがある事は興味深いところです。ホークアイとは何度か衝突した経験もあります。

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コミックではエル・アギラとマン・ブルの間に因縁はありませんが、闘牛士と牛男のマッチングで選ばれたようです。

ちなみにエル・アギラを演じているジョセフ・カスティーヨ=ミディエットさんはNetflixドラマの「ジェシカ・ジョーンズ」にイザイアという元陸軍兵士役でも登場していました。

アボマステ

レッカー車到着までの間、ここで過ごさざるを得なくなったジェニファー。ジョシュからの返事がきになるのに電波もなければWi-Fiもない、といった状況でスマホを片手に電波を探し歩くのでした。そして行き着いた先はエミルがグループセラピーをしている小屋。

アボミネーションとナマステをくっつけてアボマステと命名しているようです。

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ポーキュパイン

コミックのポーキュパインはいくつかのバージョンがありますが、1963年のコミック「Tales to Astonish #48」に登場したアレクサンダー・ジェントリーがもとになっているようです。米国陸軍の武器設計者だったアレクサンダーは、ヤマアラシをアイデアとした攻防一体のスーツの開発に取り組みました。開発に成功したアレクサンダーは自身の才能を高く評価しつつも、政府はたいして評価しないだろうと考え、スーツを引き渡す事をやめ、自分で着用して犯罪行為に手を染めました。

全身を覆う針からは化学薬品などを噴出する攻撃にも利用でき、ドラマではコミックのガス攻撃をニオイで表現しています。

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サラセン

コミックにおいてサラセンは二人存在しますが、「自分を吸血鬼だと信じている」という紹介から察するに1999年の「ブレイド:ヴァンパイアハンター#1」に登場したキャラクターである可能性が極めて高いです。もう一人のサラセンは1989年の「パニッシャー」のコミックに登場した暗殺者、テロリストです。

コミックのサラセンは実際に吸血鬼であり、マーベル・コミック史上で一番古い吸血鬼でもあります。ヴィジュアル的には完全に別人。

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しかしドラマのサラセンは普通に日光の下で歩いているため、エミルの説明どおりただの人である可能性や、ブレイドと同じデイウォーカーになっている可能性が考えられます。なお、コミックのブレイドには娘がデビューするはずでしたが、何らかの事情でキャンセルされました。サラセンがブレイドの息子として編入された可能性を指摘する海外ファンもいますが、どうなのでしょうか。

レッカーとの再会

レッカー車待ちの間にレッカーと再会するという、とてもシンプルなジョークのような展開。

コミックのレッカーはノルンの女王カルニラによって魔法で強化された犯罪者で、ムジョルニアのように投げても戻ってくる魔法のバールを武器としていました。3話ではニューアスガルドの建築道具からパワーを得ていると説明されており、道具のなくなったレッカーはただの人間に戻っているようです。

3話での出来事をリプレイするように第4の壁を破って制作スタッフに指示すると、視聴者にわかりやすいように過去のシーンが挿入されます。

この事で怒り、シーハルクになったジェニファーは軽々とレッカーを投げ飛ばすも、周りから落ち着くよう促され、レッカーの話を聞くことに。しかし、話はあっという間にすり替えられ、ジェニファーの目下の悩みであるジョシュから返事がない件とジェニファーとシーハルクの関係についてのカウンセリングが始まります。

最終的にジョシュの電話番号を削除し、綺麗さっぱり忘れる事でめでたしめでたし・・・?

スロット・トーイング

到着したレッカー車にはスロット・トーイングという社名がプリントされており、そのドライバーの名前はダンになっています。

©MARVEL,Disney

これはコミックの「アメイジング・スパイダーマン」や「シーハルク」を制作したダン・スロットさんの名前を引用しており、本人も自身のTwitterにて報告しています。

ジョシュの真実

キレイに終わったかと思いきや、物語はデートの日に戻り、ジョシュがハルクキングと繋がっていた事が判明します。

インテリジェンシアのボスであるハルクキングの正体探しはMCUファンの目下の注目ポイントのひとつです。

コミックのインテリジェンシアはハルクに対抗すべく、サディアス・ロスをレッドハルクに改造しています。そして、インテリジェンシアを作ったのがリーダー/サミュエル・スターンズであり、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に再登場する事ロス長官役に新たなキャスティング計画が進んでいると報じられている事、そしてコミックにはレッドハルクが結成したバージョンの「サンダーボルツ」がある事などから、ハルクキング=リーダーの見方が強くなっています。

これはコミック通りの展開とも言えるもので、果たしてマーベル・スタジオがそのようなコミックと同じ脚本を採用するだろうかという点で疑問が残る所です。

一方、エミル・ブロンスキーが黒幕説も強いものです。今回のエピソードではジョシュとのコネクションを半ば強引に切っており、追跡を阻止する狙いがあるようにも見えます。また、エミルを演じるティム・ロスさんが「本当にエミルが改心したのか分からない」ともインタビューで語っている事も、やや気になる所です。

ただし、エミルがハルクの血を求める事はやや不自然なポイントです。エミルには既にハルクの血が入っているため、自身を採血しても研究は可能なように思えます。それともエミルはアボミネーションは失敗で、ハルクとシーハルクは成功と捉えているのでしょうか。

また、別案としてトッドの名前なども候補にあげられています。

6話の最後では特注のような注射器が表示されており、3話でのレッキングクルーたちが「普通の注射針では歯が立たなかった」失敗から、ヴィブラニウム製の注射針ではないかと予想されていました。しかし今回の話の流れでは、おそらくジョシュはシーハルクではなくジェニファーから採血しているように思えます。

シーハルクの頑丈な肌を刺せる針を作ったものの、結局はシーハルクを拘束する事自体が難しいため、計画を再変更したのでしょうか?

残されたエピソードでは、デアデビル登場やソコヴィア協定への言及などが描かれる予定になっています。タイタニアは再度もどってくるのでしょうか?残る2話でどこまでの謎が明かされるのか、注目となっています。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第8話は 2022年10月6日 配信予定です。

デボラ・アン・ウォールさんはドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」へのオファーを待っている

Netflixのドラマ「デアデビル」でカレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんが、海外メディア Collider のポッドキャストに出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再演について言及しました。

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インタビュアーから今後のカレン・ペイジについて質問されると、「つまり、私にとってとても意味のあることなんです。あのキャラクターをとても愛していますし、恋しいです。私たちは本当に(Netflix版は)未完成だと感じていました。もっともっと語りたいことがあったのに。だから、みんなが彼女を愛してくれて、もっと見たいと言ってくれるのは、本当に嬉しいことです。私も再演したいと思っています。私はここにいますよ、マーベルは私の電話番号を知っています。」と述べました。

インタビュアーが「嘆願書を出して、毎日マーベルを困らせてやりましょう」とジョークを言うと「私の知る限りでは、私はいつでも参加可能です。しかし、それはスタジオ次第です。彼らが最高のストーリーを伝えるつもりであることは分かっています。その中にカレン・ペイジが含まれるなら、それはとてもエキサイティングなことでしょう。でも、もしそうでなかったら、私は幸せな視聴者になるでしょうね。」とオファー待ちである事を明かしました。

過去のインタビューではデボラ・アン・ウォールさんだけでなく、デアデビルを演じたチャーリー・コックスさんも、彼らの描ききれなかった物語に心残りがある事を明かしており、公式に制作が発表された「デアデビル:ボーン・アゲイン」では物語がどの程度継承されるのか、ファンから注目されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Deborah Ann Woll & Kristin Bauer on Revisiting ‘True Blood’ for the ‘Truest Blood’ Podcast

【噂話】「アーマー・ウォーズ」がドラマから映画に変更されたのはトニー・スタークのせい?

先日報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アーマー・ウォーズ」がディズニープラス向けのドラマ作品から劇場公開用の映画として作り直されるというニュース。このニュースに対して、海外ファンはトニー・スタークのせいではないかと考え始めています。

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インサイダーの@GraceRandolph「これが私の理論です。アーマー・ウォーズが映画になったのは、トニー・スタークが AI として戻ってきたからです。単なる理論です。」と投稿。

コミックのトニー・スタークは自身をAI化しており、かつてアイアンマンにJ.A.R.V.I.S.やF.R.I.D.A.Y.と言ったAIが搭載されていたように、現在はアイアンハートにスタークAIが搭載されています。

©MARVEL

@JayBanziaは、「ロバート・ダウニーJr.が存在するだけで『アーマー ウォーズ』のリリースへのオッズが高くなった可能性がある」と述べています。 

ファンダムに人気のアカウント@therealsupesは、アーマーウォーズは本質的に「トニー・スタークの技術が悪人の手に渡る映画であるため、トニーが AI として戻ってくる可能性は非常に高い」と考えているようです。

実際トニー・スタークは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後でホログラム映像技術を完成させており、これとAI技術を組み合わせて、コミックのように自身をAI化し、バックアップしていたとしても不思議ではありません。

また、「アーマー・ウォーズ」ではローディだけでなく、ハーレー・キーナーやハッピー・ホーガン、ペッパー・ポッツとモーガン・スタークもアーマーをまとうのではないかと考えるファンも多く、ドラマから映画になった事でこれらが実現する可能性も上がったと考えられています。

本作がどのような進化を遂げることになるのか、今後の情報には要注目となっています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のリリース時期は未定です。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」はキャンセルか、映画として再起動中と報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」は2020年後半にプロジェクトが発表されて以降、先日のD23 Expo 2022でも配信日などの具体的な情報はありませんでした。そんな中、海外メディア The Hollywood Reporter は「アーマー・ウォーズ」が全6話のドラマ形式から劇場映画として再構築を始めていると報じています。

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記事によると、マーベル・スタジオは2023年の生産開始を目指して「アーマー・ウォーズ」を進めていましたが、先週の木曜日、クルーに向けて方向性の変更が通知されたと言います。

「アーマー・ウォーズ」はヘッドライターにヤシル・レスターさんの起用が分かっていますが、公式に監督は明かされていません。

マーベル・スタジオが制作の形式を変更するのはこれが初めてではなく、「ホークアイ」はもともと映画として開発されていたものをドラマへと変更しています。

スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以前に「ドラマは映画一本と同じ予算で制作している」とコメントしており、MCUのドラマはかなりの規模で制作されている事が分かっていました。ドラマに映画と同じコストをかける事はまずありませんが、それでも作品のランタイムを考えると、やはり映画のほうが時間単位の予算が高いという事でもあります。つまりドラマのほうが映画より高品質な映像になる事が期待でき、「アーマー・ウォーズ」は映画でなければ描けないと判断されたのかもしれません。

「アーマー・ウォーズ」について詳しいことは発表されていませんが、主人公ウォーマシン/ローディを演じるドン・チードルさんは「トニー亡き世界でローディの過去と、そして未来を探求する。」と語っています。

本作はトニー・スタークの遺産を巡る物語になる事から、トニーの制作物の流れでもあるホワイト・ヴィジョンや後継者とも言えるアイアンハート/リリ・ウィリアムズ、敵対勢力として「アイアンマン2」の武器商人ジャスティン・ハマーや、「アントマン&ワスプ」のブラックマーケットの売人ソニー・バーチなどの再登場が予想されています。

D23 Expo 2022ではドラマ「シークレット・インベージョン」にドン・チードルさん演じるウォーマシン/ローディが登場し、「アーマー・ウォーズ」へと続くとも説明されました。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のリリース時期は未定です。

ソース:Marvel Shakes Up ‘Armor Wars’: Don Cheadle Series Now Being Developed As a Movie (Exclusive)

この話題は後日マーベルによって公式に認められました。

エリザベス・オルセンさんが今後のワンダについて言及、アベンジャーズからX-MENへ?

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、今後のワンダについて、映画「デッドプール3」でのウルヴァリン再登場のニュースを交えながら言及しました。

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海外メディア Variety とのインタビューでMCUにヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンが登場すると聞かされたエリザベス・オルセンさんは「あら、そうなの?」と初耳だとしつつも、「どうなんでしょう。もし、X-MENを登場させるなら、ウルヴァリンもX-MENだと思うんです。つまり、X-MENフランチャイズに登場する多くの人たちと一緒に仕事ができたらとてもクールだと思います。マイケル・ファスベンダーが演じるマグニートーは、私の父親なのかもしれない。それはそれでクールな展開ですよね」とコミック通りの親子関係を期待している事をあかしました。

さらに、海外メディア ET とのインタビューでドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」について質問されると、出演について何も聞かされていないとした上で「ぜひ出たい」と語りました。

また、「ワンダヴィジョン」の撮影を振り返り、「私たちは、”ああ、またやりたい!”と思っています。私たちはあの番組を作るのに本当に素晴らしい時間を過ごしたし、ポールとは本当に特別な時間でした、だから私たちはあの仲間たちを取り戻したいと思っているのよ。」とシーズン2の制作を期待しているとコメントしました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでは生死不明の状態となっているワンダですが、次はどの作品に登場する事になるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定、映画「デッドプール3」は 2024年9月6日 米国で劇場公開予定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、監督が噂のクロスオーバーを否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督が、海外メディア One Take News とのインタビューの中で、本作にブレイドが登場するという噂を真っ向から否定しました。

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ジアッキーノ監督は「噂はめちゃくちゃ不正確なんです・・・99.9%はそうだと思います。マーベル・シネマティック・ユニバースについて言えば、誰もがあらゆることがつながると思っています。ありとあらゆることが。そして、それは私たちがつながっていないことを意味するわけではありません。でも、あからさまに「そうだ」と言う必要はないと思ったんです。ご存知のように他のどの番組もそうしてきたし、見事にやってきました。「あのね」と思ったのは、子供の頃、棚から引っ張り出したこのウェアウルフ・バイ・ナイトの特定のコミックはマーベル・ユニバースの他の何とも関係ありませんでした。それのどこが悪いんでしょう?いいじゃないですか!」と、クロスオーバーの噂を否定しました。

そして監督は本作が「トワイライト・ゾーン」に大きな影響を受けたと次のように説明しました。

「みんな一緒に暮らすことはできるけど、いつも一緒に見せる必要はありません。私が幼少期に大きな影響を受けた番組のひとつに『トワイライト・ゾーン』がありますが、この番組の好きなところは、ひとつひとつが独自のもので、それぞれのストーリーがその後何日も考えなければならないようなもので、私は「そうしよう!」と思いました。」

2019年のコミコンで「ブレイド」のリブートが発表されて以降、当初から演者も決まっていたブレイドがソロ作品前にどこかで登場する可能性について、ファンは長らく期待していました。2021年公開の映画「エターナルズ」で声のみが先にデビューしていますが、やはりその姿を見たいという事実は否めません。

ブレイドが吸血鬼ハンターであるという背景から、狼男を主人公とする「ウェアウルフ・バイ・ナイト」にブレイドが登場する事は最適だと多くのファンが考えていますが、監督は「噂は噂」として本作が何ともリンクしていない事を示唆しました。

監督の言うようにブレイドは登場せずに終わるのか、サプライズのために嘘をついているのかは、来週実際に配信されれば判明する事になります。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ウェアウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:‘Werewolf By Night’: Interview with Director/Composer Michael Giacchino (Exclusive)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、エミリア・クラークさんの再撮影の様子がリーク

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」は現在再撮影の最中となっていますが、本作に出演するエミリア・クラークさんのロケの様子が目撃され、海外メディア JustJared が公開しています。

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写真の一部はSNS上でも出回っており、エミリア・クラークさんがトレーラーと同じ服装になっている事が確認出来ます。

JustJaredのウェブサイトには他にも多くの写真が掲載されていますが、エミリア・クラークさんのキャラクターを特定するヒントになりそうなものは今のところ見当たりません。

以前は侵攻問題がプロットに影響して再撮影になったと言われていましたが、セットに含まれている食肉搬送車にはロシア語表記があり、本作の舞台は依然として変わっていない可能性があるようです。

エミリア・クラークさんはスクラル人のギアを演じているとも報じられていますが、今のところ真相は分かっていません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーンアゲイン」、チャーリー・コックスさんが期待するカメオとは?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、「デアデビル:ボーンアゲイン」でデアデビル/マット・マードックを演じるチャーリー・コックスさんが、海外メディア The Hollywood Reporterとのインタビューの中で、デアデビルに望むカメオについて語りました。

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「デアデビル:ボーンアゲイン」に期待するカメオについて質問されたチャーリー・コックスさんは、「タチアナとは『シー・ハルク』で一緒に仕事をしました。彼女は信じられないほど素晴らしいし、一緒にいてとても楽しかった。もし彼女がその好意に応えてくれるなら、とてもクールだと思います。」とシーハルクのカメオを望んでいる事を明らかにしました。

さらに、「トム・ヒドルストンは僕の親友の一人なんです。僕らの世界がどう融合するのか分からないけど、もし彼が何らかの形でちょっとだけカメオ出演してくれたらクールだと思う。テッセラクトを持って現れて、また消えちゃうとかね。」とロキの登場に期待している事も明かしました。

チャーリー・コックスさんはドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」にカメオ出演しており、次は逆に「デアデビル」側にシーハルクがカメオ出演する、というのは自然な流れとも言えそうです。

ロキがデアデビルに登場出来るかどうかはドラマ「ロキ」シーズン2の流れを見ないと予測が難しい所ですが、チャーリー・コックスさんとトム・ヒドルストンさんは互いに親友であり、以前にチャーリー・コックスさんが映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に秘密のカメオ出演した際には、トム・ヒドルストンさんにだけ話していたというエピソードも明かしていました。

「デアデビル:ボーンアゲイン」はMCUドラマシリーズ初の18エピソードになる事が明かされており、「ワンダヴィジョン」から始まったドラマシリーズよりもかなり長い尺が用意されていることから、より濃密なストーリーと多くのカメオのチャンスが期待されています。

果たしてシーハルクやロキが登場することはあるのでしょうか?

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にシーハルクが参戦?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にシーハルクが登場すると複数のスクーパーが報じています。キャプテン・アメリカ最新作のヴィランがリーダー/サミュエル・スターンズである事と、ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」でインテリジェンシアが紹介された事は、二作品の関連性を示していると考えられています。

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The Geeks Worldwide のスクーパー KC Walsh 氏は@WorldWarHulkNewの投稿を引用しつつ、最終的に正式発表された時、最初に誰が報じたのか見てみましょうと「サンダーボルツ」の実写化が真実だった事を引き合いに出して投稿しました。

ドラマ「シーハルク」の6話で登場した謎の人物「ハルクキング」はシーハルクの血液を狙っており、1話でブルース・バナーが危惧していたように新たなハルクが作り出される危険性が現実になろうとしている事が描かれていました。

コミックに目を向けると、インテリジェンシアの中心人物はMCUの映画「インクレディブル・ハルク」にも登場したリーダー/サミュエル・スターンズであり、コミックでサミュエル・スターンズはサディアス・ロスをレッドハルクへと変えてしまいました。

@WorldWarHulkNewのツイートでは、「『シーハルク』はリーダーが(部下によって)ジェンの血を得る事で終了します。これは別のハルクの誕生の基礎となり、ジェンの血を基に作られます。『キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー』は、リーダーによって作られたこの新しいハルクを紹介します」と主張しています。

おおまかな流れはコミックに沿っているようですが、この新しいハルクがコミックと同様にレッドハルクであるかどうかは今のところ掴めていないようです。

レッドハルクに変身するサディアス・ロスをMCUで演じてきたウィリアム・ハートさんは亡くなっており、ロス役をリキャストしてコミック通り話を進めるか、別キャラクターを用意して新たなストーリーにするかを模索しているのかもしれません。

コミックの設定と現在公式に分かっている情報から判断しても、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にシーハルクが登場する流れは十分に考えられるものですが、実際にどうなっていくのか今後の情報には注目です。

映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。