コミック「TVA」のワンダは「MCUとは違う」発言後の最新刊で、やはり同じだと話題に

コミックの「TVA」で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の後のワンダが登場していると話題になってから、数週間、今週リリースの最新刊にて新たな事象が判明しました。

コミック「TVA」にMCUのワンダのその後が描かれていると話題になった時、このコミックのアートを担当しているペレ・ペレス氏はファンからの「このワンダはMCUのワンダなの?」との質問に対して、当初は「そうだよ」と返答。

その数日後、発言を撤回し、コミックとMCUは別物ですと説明していました。

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しかし、今週リリースの最新刊では、このコミックのワンダが「ドクター・ストレンジとの対決の後、山に押しつぶされた」と説明されており、どう読んでもMCUで最後に見たワンダと同じ状況だと話題になっています。

全てのマルチバースを管轄するTVAですから、ここに登場するキャラクターがMCUの出来事を把握していたとしても設定上おかしくはありませんが、ペレス氏の謝罪の通りコミックとMCUは違うという説明を鵜呑みにするのであれば、これはMCUと99.9%似ているマルチバースのワンダと考えるしかありません。

MCUとの違いで言えば、このワンダにはナイトメアが関与している事が今週明らかになり、裏で何らかの糸を引いている可能性があります。

奇しくも「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」も本当はナイトメアがメインヴィランになる予定でしたが、新しい脚本家によって全て書き直され、劇場公開された形となりました。

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MCUのワンダは今後、ドラマ「ヴィジョンクエスト」や映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などでの再登場が期待されていますが、現時点で出演の確認はされていません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

マーベルのゲームを繋ぐ「MGU」(マーベル・ゲーミング・ユニバース)計画がMCUの前からあった事が明らかに

ゲーム「マーベルライバルズ」の脚本を担当したアレックス・アーバインさんと、かつてディズニーのゲーム部門にいたアレックス・セロピアンさんが、 Marvel Gaming Universe (MGU) を作成する計画があったことをポッドキャストを通じて明らかにしました。しかし、残念なことにこの計画は一旦頓挫してしまっているようです。

「マーベルライバルズ」を含むいくつかのマーベル・ゲームプロジェクトに携わってきたアーバインさんは、MGU の初期の議論について語っています。

同氏は、マーベルが自社のゲームをより大規模で進行中のストーリーに結び付けたいと考えていたと説明、これは、MCU が映画で行ったのと同様に、複数のマーベルゲームを1つのタイムラインにまとめるというものでした。

「私が最初にマーベルのゲームに取り組み始めたとき、MCUと同じように存在するマーベルのゲームユニバースのようなものを作ろうとしているというアイデアがありました」

2009年から2012年までディズニーでコアゲーム部門のSVP兼GMとして働いていたセロピアンさんによると、彼はこのアイデアを実現するための初期の取り組みに参加していたと言います。しかし、そこには大きなハードルがあったと説明しました。

「ディズニーにいたとき、これが私のイニシアチブでした。『ねえ、これらのゲームを結び付けよう』。それはMCUが人気になる以前のことでした。しかし、資金は得られませんでした。」

アーバインさんがこの発言を補足、「どうやってそれを実現するかについて、私たちは素晴らしいアイデアをたくさん思いついたのですが、ディズニーが躊躇して資金を出さない事にとてもイライラしました。」と同氏は語っています。

「そして、その時点で私はARGから抜け出していて、『ARGの要素があったらクールじゃないか』と考えていました。すべてのゲームがつながっているプレイヤーが行ける場所があり、ゲームからゲームへプレイヤーを行き来させることができます。コミックをリンクしたり、何でもループさせたり、オリジナルのものを作ることができます。でも、アレックスが言ったように、資金が集まらなかったのです。」

ある程度具体的なプランも出ていたにも関わらず、最終的にはゴーサインが降りなかったと言います。アーバインさんは当初の課題についても振り返りました。

「当時から、私たちは『MGU をやるなら、コミックとどう違うのか? 映画とどう違うのか? 一貫性を保つかどうかはどうやって決めるのか?』と考えていました。そして、それらの疑問のいくつかは複雑になりすぎて、ディズニーの中には、それらの疑問に取り組みたくない人もいたと思います。」

「決めなければならないのは、この特定のゲームの世界が MCU やコミックとどのような関係にあるか、両方の要素を取り入れようとしているか、もしそうなら、矛盾があったらどうするか、どちらを選ぶか、ということです。そして、それがストーリーのどこかで別の部分を壊してしまったらどうするか。特にストーリーが大きく、やや散漫になるゲームでは、これは本当にタップダンスのようなものです」

そのレベルの調整には多大な労力、そしてさらに重要なことに、多額の資金が必要です。どうやら、当時ディズニーは資金提供するつもりはなく、その資金援助がなければ、このアイデアは決して前進しませんでした。

代わりに、ディズニーはスタンドアロンゲームに重点を置くことを選択しました。これにより、開発者は他社のゲームの物語を気にする必要がなく、より創造的に自由な世界を作る事が可能となり、そのアプローチによっていくつかの素晴らしいゲームもリリースされました。

もともとはマーベルの映画もスパイダーマンとX-MENが別々にヒットしていた所、なんとかひとつにまとめたいと誰よりも強く願う人物、現在のマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏があらわれたことでMCUが実現しました。

これから先、またいつかMGUを実現しようとする人物が登場すれば、再び計画が動き出すかもしれません。

ソース:Devs Reveal Scrapped Plans for a Connected Marvel Gaming Universe ‘MGU’ Similar to the MCU

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ジャンカルロ・エスポジートさんが当初は違う役だったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でサーペントソサエティのボスであるサイドワインダー/セス・ヴォルカーを演じたジャンカルロ・エスポジートさんが、海外メディア Empire とのインタビューで制作当初は別の役だった事を明かしました。

CBM が伝える所によると、ジャンカルロ・エスポジートさんはキャスティングが決まった当初の事について次のように話しています。

私はプロデューサーのネイト・ムーアと電話で話していて、彼は私をキングコブラというキャラクターにしようと準備してくれていました。私はそれが気に入っていました。なぜなら、近所を歩いていると、アフリカ系アメリカ人が『どうした、キング?』と聞いてくるからで、私はそれが大好きなんです。みんなは僕をキングと呼ぶんだ、ベイビー! つまり、それは最高の名誉なんです。でも結局、マーベルの世界には(他のキングも)いて、これはサーペント・ソサエティと関係があった。彼らはコミックに戻ってそれを解明しようとしていたんです。

つまり、最初はサーペントソサエティのキングコブラ/クラウス・ボーヒーズ役として起用されていたようで、日常でキングの愛称で親しまれている事と関連して、とても気に入っていたとエスポジートさんは説明しました。

その後、役の変更について次のように述べています。

そしてネイトが『キングの特徴をすべて与えることはできるが、サイドワインダーの方がいいと思う』と言ったんです。
そして彼らは、サーペントソサエティを傭兵として表現し、本当に現実的なキャラクターを作ることについて話していました。彼らは、追加撮影のために戻ったときに映画に地に足をつけたいと考えており、今彼らの焦点はこの追加キャラクターにありました。

突然の変更についてベテラン俳優のエスポジートさんも「ちょっとした嵐のような日々でした。」と難しさを指摘しつつ、「私は集中してそこに行き、やり遂げました。そして、もう少し長くこの世界にいられたらと思っています。」と再登場についてほのめかしました。

ジャンカルロ・エスポジートさんはもともと「映画は予告程度でドラマが本番」と予告していました。

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しかし、追加の撮影によってキャラクターそのものが変更されたという事で、元の計画が維持されているのかどうかは現時点で全くの不明に。続報があり次第またお伝えする事になります。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 より劇場公開中です。

ソース:CAPTAIN AMERICA: BRAVE NEW WORLD Star Giancarlo Esposito Reveals Who He Was Originally Cast As In The Movie

「ザ・ボーイズ」のホームランダー役アントニー・スターさんがMCU参戦の可能性にコメント

トロントで開催されたコミコンに出席したドラマ「ザ・ボーイズ」のホームランダー役でおなじみのアントニー・スターさんが、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参加の可能性について言及しました。

コミコンでMCUへの参加について直撃されたアントニー・スターさんは「いや、それにはもう年を取りすぎたよ。」と否定的なコメントを述べたと言います。

しかし「マーベルにはグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンのような年配の魅力的なキャラもいる」とのコメントに対し「それなら出来そうだ!でもウィレム・デフォーが素晴らしい仕事をしたからそれ(ノーマン・オズボーン)は無理でしょうね。」と、回答しています。

アントニー・スターさんは 2020年 の ScreenGeek とのインタビューでウルヴァリンを演じたいと明かしていましたが、体力の低下を理由に今はそうではなくなってきているようです。かつてはキアヌ・リーブスさんもウルヴァリンを演じたかったと話していましたが、年齢を理由にもう遅いと語っていました。

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ウルヴァリンやグリーンゴブリンのような人気キャラクターを新しく演じる事は、肉体的にも精神的にも相当ハードルが高いと見られており、特に56歳のヒュー・ジャックマンさんの体の鍛え方をみると、尻込みしてしまうのも理解出来なくはありません。

ホームランダーと似たような役は避けたいであろう事を考えると、アントニー・スターさんがマーベルで演じるべきなのはヒーローサイドの年配キャラクターとなりそうですが、「ザ・ボーイズ」の最終回の後にマーベルへと舞台を移す事があるのか、今後のアントニー・スターさんの動向に動きがあり次第、またお知らせする事になります。

映画「スパイダーマン4」出演の噂のセイディー・シンクさんが、ジーン・グレイについて言及

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に、セイディー・シンクさんが出演すると報じられたのが先週の事。そのセイディー・シンクがインタビューでMCUへの参加の噂について語りました。

MCUでジーン・グレイを演じるという噂について質問されたセイディー・シンクさんは、「これは私にとっては初耳です。」と噂を否定。「ケヴィンやマーベル・スタジオと話し合いは?」と質問されると「ありませんよ(笑)これについては何も言えることはありません。でも、噂は本当にすごいですね。すごい噂です。」と、噂が噂に過ぎない事を明らかにしました。

一方で、ジーン・グレイについては「ええ、そのキャラクターは知っています。素晴らしいキャラクターです。だから、読んでいて楽しかったです。」と述べ、「もしジーン・グレイようなキャラを演じる事になれば、それには10年ほど付き合っていく必要があると思いますが」というMCの発言に対し、「それはとてもエキサイティングな事です。」と興味がある事を示しました。

セイディー・シンクさんはX-MENのフェニックス/ジーン・グレイを演じるようだと報じられたのが噂の始まりでしたが、大手メディアがシンクさんが「スパイダーマン4」に出演すると報告し、少し風色が変化しました。

現状、「スパイダーマン4」にミュータントを登場させる事は大人の事情で難しいとされており、メディアの言うようにシンクさんが出演するのが「スパイダーマン4」であるなら別の役になるだろうと予想されています。

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85年以上続くコミックの歴史を振り返っても、スパイダーマンとジーン・グレイの間にはほとんど交流がありません。

シンクさんが噂どおりにジーン・グレイとして「スパイダーマン4」に出演するのであれば、それは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、そしてその先にあるであろう「X-MEN」のリブート映画のための小さなカメオに留まる可能性が高く、ジーン以外のキャラを演じるのであれば、メインの役割を担う事も十分有り得そうです。

インタビューが行われた日は明記されておらず、「スパイダーマン4」に関する質問がない事から、報道以前に収録されたものである可能性が高そうです。しかし、シンクさんがジーン・グレイやマーベルの世界に興味がある事には変わりなく、実際に彼女が出演するのかどうか、続報を待つ必要があります。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「シークレット・ウォーズ」は大人にとって意味のあるものに

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア The Sunday Times とのインタビューでマーベル映画に再び惹かれた理由について語りました。

兄弟がまだほとんど無名だった頃、2014年に「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でMCUに参加し、その後「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」と人気作品を完成させたあと、ルッソ兄弟監督はしばらくマーベルから離れていました。

そして満を持して「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でMCUに戻る事に関して、アンソニー・ルッソ監督は「そうですね、私たちはこのジャンルが大好きなんです。一部の人は、このジャンルを子供向けの、あまり包括的ではない物語形式だと見なしていました。しかし、成熟した複雑な扱いをすれば、大人にとっても意味のあるものだと私たちは考えています。本当に重要なのは、物語を語ることへのこだわりなのです。」と、ウィンター・ソルジャーからのこだわりについて言及しました。

「エンドゲーム」以降、MCUが(幸か不幸か)急速に拡大してきた事について問われると、「ええ、MCUはかなり大きくなってきました。それは確かです。率直に言って、私たちも同じ問題に悩まされています。しかし、ジョーと私が戻ることを決めた理由の一部は、まさにあなたがおっしゃっていることです。もっと中心となる物語が必要なのです。」と述べ、「それは、以前マーベルと仕事をしていたときに私たちが特にこだわっていたことです。焦点を絞った物語を復活させたいのです。」と本作でもこれまでと同様のこだわりがあると語りました。

ロバート・ダウニー・Jrさんをアイアンマンとしてではなく、ドクター・ドゥームとして復帰させる事については「それはストーリーの一部なので説明できません」と説明を拒否。

トニー・スターク役の俳優がなぜ別のキャラクターを演じるのかとインタビュアーが尋ねると、アンソニー監督は「彼が演じようとしているような方法でこのキャラクターを演じられる人は世界中に他には誰もいません。」と述べるにとどまりました。

また、最近とかく批判されがちなスーパーヒーロー映画というジャンルについて、ジョー・ルッソ監督は「このトレンドはハーヴェイ・ワインスタインが始めたものです。」と言及。

「彼は、オスカーキャンペーンで自分が推した芸術映画を擁護するために、主流の映画をけなしたのです。90年代半ばまでは人気映画がオスカーを受賞していましたが、その後、ワインスタインは中傷キャンペーンを開始しました。それは観客がオスカーをどう見るかに影響を及ぼしました。なぜなら、観客はほとんどの映画を見ていないからです。私たちは複雑な状況にあります。みんなで一緒に楽しむべきものを、代わりにお互いの顔面を殴り合っているのです。」

ジョー監督はこのインタビューの主題である「マーベル映画が映画館を殺しているのか?」という議論に対して「マーベル映画は長い間映画館を存続させてきたと思います。」と回答しています。

これについては新型コロナの渦中に(マーベル映画未経験の)トム・ハンクスさんも同様の意見を主張していました。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Russo Brothers: Marvel is killing cinemas? No, they’ve kept them open

「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんが裁判と解雇を振り返る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」でメインヴィランの征服者カーンを演じるはずだったジョナサン・メジャースさんが、元恋人からの訴訟と判決結果、そして何よりディズニーとマーベルから解雇された時の事について振り返って語りました。

海外メディア THR とのインタビューで、ジョナサン・メジャースさんは解雇の瞬間を鮮明に覚えているとし、その瞬間は、陪審員が軽罪第3級暴行罪1件と第2級ハラスメント罪1件で有罪判決を下したことを知った裁判の直後のことだったと言います。

裁判後の車の中で弁護団の一人が彼の方を向いて、「今なら君は驚かないし、処理し始めることができる。彼らはあなたを解雇した。マーベルが君をクビにしたんだ。」と言ったとメジャースさんは振り返りました。

また、マーベルだけでなく、マネージメント会社や宣伝会社からの解雇やCM降板なども相次いだことで、「『これは現実なのか?』と思う日々でした。今まで経験したことのないほどの悲痛な思いで、どんどんひどくなっていきました。」と当時の心境を語りました。

訴訟のいくつかは既に取り下げられており、メジャースさんは残った裁判で一部有罪(大半は無罪)となり、一年間の更生プログラムを受けていましたがそれも終わりつつあります。映画「マーシレス」での主演も獲得し、キャリア復帰への準備を進めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/jonathan-majors-grace-jabbari-lawsuit-dropped/”]

一方でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はジョナサン・メジャースさんの再起用を検討しているとも報じられていますが、これが当初の予定だったアベンジャーズ5作目、6作目となるのかは分かっていませんし、ディズニーが認めるかどうかも不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-kang-the-conqueror-return-rumor/”]

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、ドラマ「ロキ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jonathan Majors’ Moment of Truth

ポール・ラッドさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」出演について分からないと回答するも、もうすぐロンドンへ行くと参加をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でアントマン/スコット・ラングを演じたポール・ラッドさんが、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に出演するかどうかについて質問され、回答しました。

海外メディア Collider から「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督と連絡を取っているかと質問されたポール・ラッドさんは「ルッソ兄弟に関しては、彼らは私のことをよく知っています。どこにいるかもね。私が言えるのはそれだけです。私はこういう事をどうやったらいいのか、よく分かりません。」と回答し、「ドゥームズデイ」への参加について曖昧な表現に留めました。

一方で、「数週間以内にロンドンに行きますか?」という質問に対しては「この界隈では、もうすぐみんなロンドンに旅行するんじゃないの?」と、現在、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影準備が進められているロンドンに向かう事を半ば認めました。

もちろん大半のメディアやファンが「ドゥームズデイ」にアントマンがいると信じていますが、当初はアベンジャーズ映画で重要になると思われていたアントマンが現在どのような状況にあるのかは未知数となっています。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ではスコット・ラングが征服者カーンの警告を無視した事が間違いだったかもしれないと再考する所で終わり、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」への伏線を準備して終わりました。

しかし、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの訴訟と裁判、そして判決結果を受けて「ザ・カーン・ダイナスティ」は廃案となり、新たに「ドゥームズデイ」へと生まれ変わる事に。

征服者カーンが中心となるはずだった「ザ・カーン・ダイナスティ」は当然、既に顔見知りであるアントマンが大きな役割を果たす事が期待されていましたが、カーンの代わりにドクター・ドゥームが登場する事になり、アントマンとの関連性は薄くなったと見られています。

あわせてワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を演じてきたエヴァンジェリン・リリーさんが俳優引退した事もあり、「アントマン4」があるとすれば「アントマン&スタチュア」として娘キャシー・ラングとのコンビ映画になる事が予想されています。

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「アベンジャーズ」の最新映画2本で、アントマンがどのような役を担うのか、注目です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中。映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:“They Know Where I’m At”: Paul Rudd Addresses His Return in ‘Avengers: Doomsday’ and ‘Secret Wars’

「これは始まりの物語」、監督が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」が「エンドゲーム」とどう違うのか語る

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア CBM とのインタビューの中で、これらのアベンジャーズ最新映画が「アベンジャーズ/エンドゲーム」とどのように違うのか説明しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はMCUのフェーズ6のクライマックス、マルチバース・サーガの終幕として劇場公開のスケジュールが設定されているにも関わらず、ジョー・ルッソ監督は「この2つの新しいアベンジャーズ映画の魅力は、始まりだということです。これは新たな始まりなんです。以前、私たちは終わりの物語を語りました。今度は始まりの物語を語ります。」と述べました。

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は原作コミックにならって、これまでにいなかった別のマルチバースの人達が共に暮す新しい世界が創造されるのではと噂されており、これまでMCUの神聖時間軸にいなかったキャラクターたちを合理的にまとめると予想されている事に対し、監督はこれらの噂や推理を幾分か裏付けるような発言をしました。

そしてその先のMCUについて、「そこから先はどうなるか誰にも分かりません。もしかしたら、あと5年かかるかもしれません。」と述べ、MCUの制作に戻った理由として「次にどこへ向かうべきかを考えるには、時間と視点が必要だっただけだと思います​​。そして、私たちを戻してくれたのは、正しいストーリーだけでした。」と「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」が在るべき必要な正しい物語である事を認めました。

2015年の『シークレット・ウォーズ』は、(わずかに)刷新されたマーベル・ユニバースの誕生で幕を閉じました。完全なリブートには至りませんでしたが、オリジナルのアルティメット・ユニバースは廃止され、マイルズ・モラレスがアース616にやって来て、ピーター・パーカーと共にスパイダーマンとして活躍しました。

2015年のコミック「シークレット・ウォーズ」は、世界がわずかに刷新されたマーベル・ユニバースの誕生で幕を閉じました。コミックのユニバースの完全なリブートには至りませんでしたが、オリジナルのアルティメット・ユニバースは廃止され、マイルズ・モラレスが Earth-616 にやって来て、ピーター・パーカーと共にスパイダーマンとして活躍出来るようになりました。

つまり原作コミックを踏襲する事で、トビー・マグワイアさんやアンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンをトム・ホランドさんのスパイダーマンと共に新しい世界で生活させたり、存在が曖昧になっている「エージェント・オブ・シールド」のメンバーを合理的に戻す事も可能だという事に。

その反面、新しい世界に存在が許可されないキャラクターたちは、再びマルチバースの扉が開くその時まで再会は難しくなるでしょう。

スタジオと監督はどのような世界の始まりを描くつもりなのか、誰が残り、誰を迎え入れ、誰と別れる事になるのか、続報があり次第またお届けする事になります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:“We’re [Telling] A Beginning Story”: Russos Reveal How AVENGERS: DOOMSDAY, SECRET WARS Differ From ENDGAME

映画「スパイダーマン4」、ヴィンセント・ドノフリオさんが出演の話が来ていない事を認める

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」ではスパイダーマンとキングピンの対決が実現すると以前から噂になっていますが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」でキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさんがこの噂を否定しました。

現地時間の14日に「スパイダーマン4のメインヴィランがキングピンになる事が確認された。」という出所不明の投稿に対して、ヴィンセント・ドノフリオさんが「これ本当?誰も僕に話してくれてないけど。」と返信。

「スパイダーマン4」への出演の話は全く無いという現状を明かしました。

この投稿の数日前には TCC が「ストリートレベルのヴィランにはならないようだ」と報告しており、そもそもキングピンはストリートレベルなので対象外だと考えられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-rumor-report-mar-2025/”]

ヴィンセント・ドノフリオさんは 2022年 のインタビューで「スパイダーマンと戦うことが目標」と述べています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-echo-kingpin-future/”]

また、昨年末のインタビューでは上層部が望むならいつか実現するとし、この対決が誰にも反対されていないとも語っていました。

ドノフリオさんはスパイダーマンとの対決がいつか実現すると考えているようですが、それは「スパイダーマン4」ではないのかもしれません。まずは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の今後の展開を見守る必要がありそうです。