ソニー・ピクチャーズはまだ「シニスター・シックス」の計画を維持していると報じられる

ソニー・ピクチャーズは打倒スパイダーマンを掲げる6人からなるヴィランチーム「シニスター・シックス」の実写化計画を維持していると海外メディア Deadline が報じました。1964年のコミックでデビューしたシニスター・シックスはドクター・オクトパス、ミステリオ、エレクトロ、クレイブン・ザ・ハンター、サンドマン、ヴァルチャーの6人で構成されていました。

Deadline’s Hero Nation Podcast の中で、記者のアンソニー・ダレッサンドロ氏は以下のように述べています。

ソニーはこれまで、ディズニーMCUで展開しているスパイダーマン以外のマーベル作品は、常に別個のものとして扱ってきました。これは非常に興味深いことです。彼らの長期的な目標のひとつに、「シニスター・シックス」を作る事があります。スパイダーマンの世界に出てくる悪者チームを彼らが再現するという、我々が待ち望んでいるプロジェクトです。

シニスター・シックスの実写化計画は2014年公開の映画「アメイジング・スパイダーマン2」でも示唆されていましたが、3作目がキャンセルされた事で日の目を見る事はありませんでした。

シニスター・シックスにはいくつかのバージョンがありメンバーが異なりますが、初代の6人のうち、ミステリオとヴァルチャーはMCUでデビューしており、ドクター・オクトパスは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の予告にはっきりと登場しているほか、エレクトロとサンドマンも同予告でほのめかされています。そしてクレイヴン・ザ・ハンターはアーロン・テイラー・ジョンソンさん主演での制作が報じられています。

シニスター・シックスの計画が実現するとなれば、先日ソニーが改めて名称を発表したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の一つとして制作される事が予想されます。その場合、スパイダーマン一人でシニスター・シックス全員と戦うのはやはり分が悪く、SSUの一部であり公開を控えているヴェノムやモービウス、そして制作が報じられているスパイダーウーマンやシルクなど味方になるキャラクターについても注目が集まりそうです。

そんなシニスター・シックスのメンバーの何人かが登場する「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 に米国公開され、ここから新たな計画が大きく動き出すものと見られています。

ソース:Spider-Man: Sony Reportedly Still Has Major Plans for Sinister Six Movie

サム・ライミ監督、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」予告でドクター・オクトパスを見たときの心境を明かす

2002年から2007年にかけて公開された「スパイダーマン」シリーズのメガホンをとったサム・ライミ監督が、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーでドクター・オクトパスが再登場したことについて、心境を語りました。

ライミ監督は海外メディア SyFy Wire とのインタビューの中で、予告を初めて見た時の感想を以下のように述べました。

あれは美しかった。彼はとても素敵だし、アニメーションも素晴らしい。ドック・オクの時は、タコの触手をパペットとアニメーションで表現していたので、パペットではないと思います。でも、スムーズでパワフルで、彼のコスチュームも気に入りました。素晴らしい映画になると思いますよ。

以前から再登場が噂され、実際にトレーラーで確認されたドクター・オクトパスの再登場は大きな話題となりました。公開された予告だけでは彼が以前のキャラクターと同一なのか、あるいはドラマ「ロキ」でいうところの変異体なのかは不明で、今後の情報公開、そして映画の公開に期待が高まっています。

そんなドクター・オクトパスを演じるアルフレッド・モリーナさんは以前のインタビューで17年ぶりにドクター・オクトパスを再演する事について、自身の老化を認め、トニー・スタークやニック・フューリーに適用されていたようなデジタルアンチエイジング技術を使って当時の見た目に戻っている事を明かしています。

そして、サム・ライミ監督は「スパイダーマン」の映画からは離れていますが、MCUの映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の監督を務め、ふたたびマーベル映画の世界に戻ってきています。

まだまだ謎だらけの両作品、次なる予告ではどんな衝撃映像が飛び出すのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:SAM RAIMI REACTS TO DOC OCK’S SURPRISE RETURN IN SPIDER-MAN: NO WAY HOME: ‘THAT WAS BEAUTIFUL’

桃桃子さん、フィル・ノトさんが描いた映画「ブラックウィドウ」Blu-rayケース用のヴァリアントカバーが公式無料配信中

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のホームメディア版発売を記念して、Blu-rayケース用のヴァリアントカバーを公開しました。カバーは桃桃子(ピーチ・モモコ)さん、フィル・ノトさんが手掛けた2種類で、公式サイトにて無料配信中となっています。

公式サイトにアクセスしてお好みの画像をダウンロードし、印刷してお手持ちのBlu-rayケースに差し込んでくださいとの事です。

「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」の未公開映像やNGシーンなども収録したBlu-rayなどホームメディア版は 2021年9月15日 より発売中。ディズニープラスでの見放題配信は 2021年10月6日 予定です。

ソース:公式

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のVFXの裏側を紹介する動画「Morris’ Origins」が公開中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のVFXの裏側を紹介する動画「Morris’ Origins」がマーベル公式Youtubeチャンネルにて公開中です。7分近いこの動画の中ではモリスやグレートプロテクターがどのようにしてスクリーンに登場したのかが解説されています。

VFXスーパーバイザーのクリストファー・タウンセンドさんは、グレートプロテクターの制作にあたってはドラゴンのパーツを簡略化して実物を用意したと以下のように説明しました。

このドラゴンの素晴らしいところは、キャラクターが実際に乗っていることです。そのため、バックを作らなければなりませんでした。そこで、ドラゴンを制作している視覚効果会社に相談しました。そして、頭の部分と体の小さな部分だけを簡略化したバージョンを作ってもらい、人が掴まったり座ったりして演技できるようにしました。

また、ター・ローの世界にドラゴンを登場させるにあたっての課題があったことも明かしました。

特に、実際にこの写真を手に入れた後の課題は、ドラゴンがある種の神話的な場所に存在しているという、我々のター・ローの世界にそれを当てはめることでした。また、ドラゴンの体とカメラの位置関係を把握し、ドラゴンを追跡する必要があります。つまり、ドラゴンにはCGのドラゴンが存在し、現実のカメラの上に、さらにカメラの動きを加え、それを中心にCGの世界を構築し、その他のアクションビートを入れていきました。

モリスは緑のぬいぐるみを使って撮影し、のちにCGと置き換える作業が行われています。

©2021 MARVEL,Disney

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

【噂話】マーベル・スタジオがマーゴット・ロビーさんと出演交渉中 ─ X-MEN関連のプロジェクト

マーベル・スタジオが大のX-MENファンを公言しているマーゴット・ロビーさんと交渉中であると海外スクーパーの heroemaniaco 氏が報じました。将来的にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で制作が計画されているX-MEN関連のプロジェクトであるとのことです。

DC映画でハーレイ・クインの役でも知られているマーゴット・ロビーさんですが、現在ディズニーが計画している「パイレーツ・オブ・カリビアン」のリブート版の出演交渉を進めている中で、マーベル・スタジオのMCUへの出演も検討が進められているとの事。

ファンキャスティングではマーゴット・ロビーさんをエマ・フロスト役にという声が以前からよく聞かれますが、どのようなミュータントになるかは不明との事です。

MCU版X-MENに関してはファンタスティック・フォーと同様にまだ何も判っていない状態で、具体的な形が見えてくるにはまだしばらく時間がかかりそうです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のIMAX版モーションポスターが公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のIMAX版のモーションポスターが公開されました。コミックのカバーアートをイメージした迫力のポスターとなっています。

「ヴェノムとカーネイジが衝突するとどうなるのか?10月1日にIMAX劇場で公開される『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で、カーネイジを最大限に体験してください。それまでは、IMAX限定のアートワークで目を楽しませてください。」とコメントを添えて投稿。

本作の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

【噂話】ケヴィン・ファイギ社長がスパイダーグウェンをMCUに導入したがっていると報じられる

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後の作品において「スパイダーグウェン」を導入したい考えを持っていると、海外メディア We Got This Covered が報じました。

記事によるとファイギ社長は将来的に2つの主要な映画での登場を計画していると、作品数にまで言及しています。

マーベルの中で数多く存在する女性スパイダーマンの中でも特に人気のスパイダーグウェン(ゴーストスパイダー)ですが、映像化に関してはソニー・ピクチャーズが権利を保有しています。その人気ゆえにソニー側もこのキャラクターを有効活用したいと考えているはずで、これまでのMCUスパイダーマン映画と同様にソニーとマーベルでの協議が必要となってきます。

実写化されるにあたって気になるのはそのキャスティング。

2018年に公開されたアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」にも登場したスパイダーグウェンは人気を博しましたが、この声を担当したのはヘイリー・スタインフェルドさんでした。彼女はドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップとしてデビューし、今後ヤングアベンジャーズに向けて長期的にMCUに登場すると考えられるため、スタインフェルドさんの実写グウェンはおそらく実現しないと考えられます。

もうひとり海外ファンに人気だったのはダヴ・キャメロンさん。

2016年、キャメロンさんはアニメシリーズ「アルティメット・スパイダーマン」のエピソードに、スパイダー・グウェン/グウェン・ステイシーの声で出演しました。その後、彼女はアニメ「マーベル・ライジング」でゴースト・スパイダーの声を担当することになります。2019年には「マーベル・ライジング」のスペシャル番組3本に出演しています。

キャメロンさんはドラマ「エージェント・オブ・シールド」でもヒドラのエージェント、ルビー・ヘイルとして登場しコールソンたちを苦しめました。彼女は大のマーベルオタクを公言しており、以前のインタビューでは「機会があればMCUに参加したい」ことを明かしています。

はたしてスパイダーグウェンがMCUに参戦する事はあるのでしょうか?今後の情報には要注目です。

ソース:Kevin Feige Reportedly Wants Spider-Gwen In 2 Major Marvel Movies

米ディズニープラス、10月に「Marvel Studios’ Assembled」の「ブラックウィドウ」と「ホワット・イフ…?」をリリース

ディズニープラスのドキュメンタリーシリーズ「Marvel Studios’ Assembled」の「ブラックウィドウ」と「ホワット・イフ…?」が2021年の10月に米ディズニープラスで配信される事が判明しました。映画やドラマの制作の裏側を撮影したメイキング映像満載のドキュメンタリー番組となっています。

comicbook.com によると、10月20日に「Marvel Studios’ Assembled The Making of Black Widow」、10月27日に「Marvel Studios’ Assembled The Making of What if…?」が予定されているとの事。

「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」のメイキングもディズニープラスにて配信中です。

ソース:comicbook.com

映画「ブラックウィドウ」日本でも10月6日からディズニープラス見放題配信開始

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」が米国における配信日と同じ2021年10月6日であることが発表されました。MCUフェーズ4の最初の映画である今作は2021年7月8日映画館&7月9日ディズニープラス プレミア アクセスで公開されていました。

映画公開前の6月の時点で米国では発表されていた配信日ですが、日本でもようやく同様の日程でのリリースが発表されました。

本作は全米公開後3日間の興行収入でコロナ禍以降最高となる8000万ドル超えを記録し、週末ランキングも1位に。オーストラリア、香港、シンガポール、韓国など世界44ヵ国では初週ランキング1位を記録し、400億円を超える興行収入を記録しています。

ディズニープラスのドラマシリーズのすべてと、「ブラックウィドウ」がすべて米国と同じ日程での配信となった事で、次なる映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」も同日配信に期待がかかります。なお、シャン・チーの米配信は2021年11月12日予定となっています。

「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」の未公開映像やNGシーンなども収録したBlu-rayなどホームメディア版は 2021年9月15日 発売中。ディズニープラスでの見放題配信は 2021年10月6日 予定です。

シルヴィ役ソフィア・ディ・マルティーノさん、「ドクター・ストレンジ2」登場の噂について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」にてロキの変異体シルヴィとしてデビューしたソフィア・ディ・マルティーノさんが、映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に登場するという噂について質問され、「イケてる」と回答しました。

マルティーノさんは「みんなワンダと一緒にシルヴィに会いたいと思っているみたい、すごくイケてるわ。シルヴィとワンダ、どう転ぶかわかりませんね」と回答。

噂の真実については伏せつつも、いいアイデアであることを認めました。

「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と同様に噂の多い作品となっており、シルヴィをはじめとして、ロキ、キャプテン・カーター、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア、そしてアニメ「ホワット・イフ」に登場したゾンビヒーローの登場などが過去に報じられていました。

主演のベネディクト・カンバーバッチさんは本作が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」よりも野心的な作品になっている事をアピールしています。

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ワンダとシルヴィの対決や共闘は起こりうるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。