クラグリンは映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」で帰ってくる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5の作品として期待がかかっている映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」に、監督の弟ショーン・ガンさん演じるクラグリンが登場することをジェームズ・ガン監督が示唆しました。

現在、ガン監督はDCの映画「ザ・スーサイド・スクワッド」の制作に専念しているため、ガーディアンズ3の制作は保留されていますが、ファンとの質問コーナーでは断片的にガーディアンズ3について明かされています。

ガン監督はファンの「ガーディアンズ3でクラグリンは登場しますか?」との質問に対して、

「クラグリンがいなければ、どんな映画になっちゃうの?」

と答え、再登場の可能性を示唆しました。

クラグリンはVol.2のラストでクイルからヨンドゥのヤカの矢を受け継ぎ、エンドクレジット映像では練習するシーンが見受けられました。

正式なガーディアンズのメンバーではないようで、インフィニティ・ウォーやエンドゲームでも出番はありませんでした(脚本はあったがカットされてしまった)。

Vol.3ではヤカの矢を使ってガーディアンズをサポートしてくれるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」はフェーズ5にラインナップされており、2022年以降に登場予定となっています。

ソース:comicbook

本日夜21時から映画「ブラックパンサー」地上波初放送!

本日 2020年3月20日 、夜21時から日本テレビ系金曜ロードSHOW!にて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」が地上波初放送です。

2019年のアカデミー賞で作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞したほか、各映画賞で話題に。監督や俳優をはじめとするアフリカ系の制作陣が、世界を取り巻く社会的な問題に真正面から取り組んだ、今の時代を象徴するヒーロー映画となっています。

番組公式サイトはこちら

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映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」よりサノスの未使用コンセプトアートが公開

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」からサノスがキャプテン・アメリカの盾を破壊する未使用のコンセプトアートが公開されました。

マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者ライアン・メイナーディングさんが自身のInstagramにて公開し、投稿には「エンドゲームから未使用のシールド破壊のアイデア!」とコメントしています。

2枚めの方では「私は、サノスがクレイジーな強い打撃の連続攻撃によってシールドを弱め、ビブラニウムが最終的にそれ以上のエネルギーと衝撃を吸収できなくなることを想像していました。」とコメント。

いくら強いと言っても、素手で壊してしまうのは想像を超えています。実際の映画でもサノスは極めて強力なヴィランでしたが、それを超えるプランもあったという事ですね。

映画「ブラックウィドウ」日本での公開も延期が決定

5月1日に公開予定とされていた映画「ブラックウィドウ」ですが、北米での延期に続き、日本でも公開延期がアナウンスされました。

映画公式サイトによると、「新型コロナウイルスの感染拡大防止および来場されるお客様の安全と健康を第一に考えたアメリカ本国での公開延期にともない、日本におきましても公開を延期することにいたしました」とのこと。

また、変更後の公開予定日についても、決まり次第お知らせしますとのことです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後のスケジュールに関しては不明となっています。

ソース:公式サイト

映画「ブラックウィドウ」の米国公開が延期に ─ 新しい公開日は未定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「ブラックウィドウ」の米国公開延期を、複数のメディアが報じました。新型コロナウイルスの影響を受けての公開延期と、米ウォルト・ディズニー・カンパニー/マーベル・スタジオが発表したとのことです。

新しい公開日は未定で、8月に配信開始予定のMCUドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や、11月公開のMCU映画「エターナルズ」を初め、以降のフェーズ4の日程に関しても、今の所不明です。

しかし、米Varietyでは気になる記事も掲載されています。
マーベル・スタジオに近しい人間の話によると、「ブラックウィドウ」の延期はフェーズ4のタイムラインに影響しない、というものです。これは映画が8月以前での公開を予定しているのか、フェーズ4での重要度が低いということなのかは分からない、とのこと。

今回の報道は北米での延期ということで、日本やその他地域でどういう対応になるのかはまだ発表されていません。MCUにおいて、北米より日本のほうがはやく公開されるケースは有りましたが、映画「ブラックウィドウ」がどうなるかは分かりません。日本での対応発表を待つ必要がありそうです。

ソース:Variety Hollywood Reporter Deadline

【映画紹介】「ブラックパンサー」【MCU Vol.18】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2018年公開の映画「ブラックパンサー」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の18作目で、
フェーズ3の11作品中の6番めの作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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冒頭のあらすじ

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)での爆破テロ事件から約1週間後。父の復讐を取りやめ、ジモをCIAに引き渡して、ティ・チャラはワカンダへと帰還しました。

国王を失ったワカンダでは、次の国王を決める王位継承の儀式を執り行います。 ワカンダの民族であるボーダー族、リバー族、マーチャント族、マイニング族が一同に会し、ティ・チャラの王位継承が決まろうとしたとき、ジャバリ族のエムバクが異を唱えました。

王となるものは挑戦者との決闘で、どちらかが死ぬか降伏するまで戦い、勝ち残ったものが次の王となる儀式です。ティ・チャラは苦戦の末にエムバクを打ち破り、降伏させることであらためて王位継承を国民に認められました。

ハート形のハーブを体内に取り込み、正式にブラックパンサーとしての力を受け継いだティ・チャラは夢の中で、父ティ・チャカと再会し不安な胸の内を明かしました。

一方イギリスの博物館で、展示されていたヴィブラニウムがユリシーズ・クロウに強奪される事件が発生。この報せを受け、ティ・チャラは親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長オコエと元恋人のナキアを連れ、クロウが現れる事になっている韓国へと飛ぶのでした。

見どころ

本作は黒人の監督による黒人を主人公にした映画で、キャストや制作スタッフも大半が黒人という、ハリウッド映画としては極めて異例なスタイルで制作されました。そして2018年3月には北米で史上最高の興行成績を獲得したスーパーヒーロー映画でもあります。

これまでにも色んな世界を描いてきたMCUですが、またひとつ新しい世界を提供してくれた、そんな印象を受ける映画です。アフリカの色彩豊かな世界や、独特の音楽、民族衣装などなど、ブラックパンサーならではの要素が多くなっています。

主な舞台はワカンダ。MCU初期の頃から登場した金属ヴィブラニウムの唯一の原産国。これまでヴェールに包まれていた国がようやく描かれる運びとなりました。そして今後のMCUでも重要な国になってくると思われます。

ブラックパンサーはアクションシーンもスタイリッシュ。ティ・チャラも鍛錬により様々な武器をマスターしていますが、この映画ではもっぱら体術!ハイテク兵器や魔法に飽きた頃に唐突に見せてくれるシンプルかつ豪快なアクションは見どころいっぱいとなっています。

また、ティ・チャラが父から王位を継ぐ物語でもあります。トニーやソー達の親子関係と比べてみるのも面白い作りになっています。

そしてこの映画のあと、MCUはフェーズ3の中盤の山場であるインフィニティ・ウォーへと続きます。

キーワード

ヴィブラニウム

遥か昔に、宇宙からの隕石によって地球にもたらされ、ワカンダの鉱床で採掘される頑強で不可思議な性質を秘める鉱石。 キャプテン・アメリカの盾やブラックパンサーのスーツに使われています。

キモヨビーズ

ヴィブラニウム製のブレスレット型をした数珠。通信や応急手当など様座な用途に使用できるツールで、ワカンダでは広く使われています。「キモヨ」をはバンドゥー語で「魂」という意味。

ハート・シェイプ・ハーブス

紫色に光るハート形をした神秘のハーブで、太古の昔にアフリカ大陸に落着したヴィブラニウム隕石のエネルギーを受けて変異した特殊な植物。 ブラックパンサーとなるための超人的な能力を得ることが出来ます。

キャラクター

ティ・チャラ(ブラックパンサー)/演:チャドウィック・ボーズマン

神秘のハーブにより力を得た、ワカンダの新しい国王さま。
ブラックパンサーとして国民を守っています。ちなみにコミックではマーベル1のお金持ち。

エリック・スティーヴンス(キルモンガー)/演:マイケル・B・ジョーダン

アフリカ系アメリカ人の傭兵で、元アメリカの秘密工作員。
本作のメインヴィランでワカンダの王座を狙います。

オコエ/演:ダナイ・グリラ

ワカンダの国王親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長。ティ・チャラやナキアとは幼馴染。
凛々しい女戦士で、男にも引けを取らない戦闘力です。愛国心が強い半面、他国に対しては冷ややか。

ナキア/演:ルピタ・ニョンゴ

ワカンダの諜報員。元はドーラ・ミラージュに所属していましたが、世界で虐げられている弱者を守るために国外での活動に。
ティ・チャラの元恋人です。

シュリ/演:レティーシャ・ライト

ティ・チャラの妹でワカンダの王女。天才科学者でヴィブラニウムを用いたテクノロジーの開発を担当しています。

ウカビ/演:ダニエル・カルーヤ

ワカンダのボーダー族のリーダー。ティ・チャラの親友でありオコエの恋人。亡くなった前国王の政策には懐疑的でした。

エムバク/演:ウィンストン・デューク

ワカンダのジャバリ族のリーダー。古来より他部族から不当に扱われ、王家を嫌悪しています。

エヴェレット・ロス/演:マーティン・フリーマン

CIAの捜査官。映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年)のジモが引き起こした事件にて、ティ・チャラと知り合いに。

ユリシーズ・クロウ/演:アンディ・サーキス

南アフリカのブラックマーケットを仕切っている武器商人。
ウルトロンに腕を落とされても、めげずに商売に励んでいます。

©MARVEL

映画「シャン・チー」の監督がコロナウイルス検査の結果を報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の28番目の作品、映画「シャン・チー」(原題: Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings )のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、先日、新型コロナウイルスの検査のために撮影を一時中断しました。

その結果が陰性であったこと自身のインスタグラムで報告したと、comicbookが報じました。

一部抜粋すると「陰性であったことを嬉しく思っていますが、今後更に数日、注意していこうと思います」と報告し、「希望をもって、謙虚に、家にいてください。社会的距離は、あなた自身、あなたの家族、そしてこの地球上のすべての人への愛の行為です。オーストラリアのシドニーから私たちの愛を送ります」と締めています。

映画の撮影再開についてはまだ不明ですが、ひとまずは安心と言ったところでしょうか。

©MARVEL

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス」は2021年2月12日、全米公開予定です。

ソース:Marvel’s ‘Shang-Chi’ Temporarily Suspends Production as Director Self-Isolates (Exclusive)

映画「ブラックウィドウ」に上映延期の可能性 ─ 代替案はストリーミング?

新型コロナウイルスが全世界で猛威をふるい、映画界にも深刻な打撃を与えることになりそうです。

全米の大手映画館チェーン店が営業を停止し閉鎖状態に入ることになると米メディアのHollywood Reporterが報じました。

記事によると6週間から12週間ものあいだ営業を停止する見込みとの報道ですから、マーベルファンにとって気になるのは、映画「ブラックウィドウ」の公開日がどうなるかということです。

最低の6週間でも公開予定の5月1日はギリギリで、12週間ともなれば公開したところで上映する映画館がありません。アメリカでの上映延期はやむなしと言ったところでしょうか。

とはいえ今の所ディズニーやマーベル・スタジオからの延期に関する公式アナウンスはありません。

comicbookでは5月1日に動画配信サービスのディズニー+で配信をするのではないか、との推測をしているようです。あくまで推測の話ではありますが、上映延期による損失をうめるプランとしては、可能性もあると言えます。

また、ここまで全てアメリカでの話ですから、日本での公開がどうなるのかも、公式アナウンスを待つ必要がありそうです。
どちらにせよ日本でもコロナウイルスの猛威は衰えていませんので、5月に映画館が営業してるかどうかもわかりません。

一日もはやく終息することを願うばかりです。

ソース:AMC Closes All U.S. Theaters as Cinemas Across the Country Go Dark Amid Coronavirus

ソース:Could Black Widow Be a Streaming Play for Marvel Studios?

【公開直前】映画「ブラックウィドウ」これまでの情報まとめ #2 家族編【予想、考察、あれこれ】

※この記事にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ3までのネタバレを多分に含んでいます。また原作コミックの内容にも触れていますので、ネタバレが大丈夫な方のみ続きを御覧ください。

映画「ブラックウィドウ」では「家族」がひとつのキーワード。
同じく「家族」がキーだったガーディアンズの2作目とは違い、スパイであるナターシャ達にとって、この家族は本当に家族なのでしょうか?
トレーラーから3人の家族の気になる所をピックアップしたいと思います。

 

エレーナ・ベロワについて

映画のエレーナ

映画のエレーナはナターシャの「妹」という設定。映画の公式サイトによると戦闘力はナターシャと同程度のようです。

トレーラーのエレーナで最も気になるのは、ファイナルトレーラーに登場した手術シーン。

「そばにいなくてごめん」というナターシャの言葉が被せられているシーンですが、手術を止められなかったことへの後悔のようにも取れるセリフです。

レッドルームと言えば不妊手術が第1に上がりますが、戦闘スーツを来てこんなに拘束した状態でやるのは考えにくいのではないでしょうか。
次の可能性はこのトレーラーで判明した、タスクマスターがレッドルームを支配、洗脳しているということ。洗脳手術であればMCUではバッキーが体験済み。彼も洗脳される時は拘束されていたので、しっくりは来ます。しかし洗脳されたのならどうやって解いたのか、実はまだ洗脳されたままなのではないか、など様々な新要素がわいてきますね。

もうひとつ、SNS上で囁かれているのは、顔の入れ替え手術。画像をクリックすると原寸大で表示されて見やすくなると思いますが、髪の生え際の部分に不自然なラインがあります。いかにもここで切り離して着脱できそうな。しかしMCUではS.H.I.E.L.D.製の変装用の超高性能ツールが映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」にも登場しています。この手術シーンの時期によっては、ヒドラを通じてS.H.I.E.L.D.の技術が流出していることは大いに有り得るので、そうするとわざわざ物理的に顔を入れ替えなくても、と勘ぐってもしまいます。
エレーナが何の手術を受けたのかは、物語の鍵になってきそうですね。

そしてこの手術の画像にはもうひとつ、海外ファンが気づいてSNSに投稿した事があります。画像を上下左右反転させると分かりやすいので用意してみました。

手術照明のところにA.I.M.と記載されています。
MCUにおいてA.I.M.は映画「アイアンマン3」で登場したアルドリッチ・キリアンが運営していたシンクタンクで、エクストリミス計画を行っていました。劇中2012年にキリアンは死亡したことになりますが、その後A.I.M.がどうなったのかは描かれていません。
また、エレーナのこの手術がどの時代かもわからないので、現時点でははっきりとした関連性は分かりませんね。

ちなみにA.I.M.はアドバンスド・アイディア・メカニクス (Advanced Idea Mechanics)の略称。コミックではヒドラの科学兵器開発部門です。

次にナターシャ同様、気になるポイントはスーツの色。トレーラーでは一度もブラックウィドウの黒スーツを着用していません。たまたまトレーラー中に黒スーツのシーンがなかっただけなのか、それとも何か意味があるのでしょうか。

最後に現在の所属。これも重要です。
大きく3つに分けられると思うのでチェックしてみましょう。

・レッドルームから逃げ出した逃亡者

トレーラーで家屋の中でナターシャと遭遇し、格闘するシーンの前後ではエレーナも何かを警戒しているように見えます。これであればナターシャと合流、協力してレッドルームを阻止する、というのは割と王道な流れ。

・まだレッドルームに所属している

これはエレーナも洗脳されていることを意味してしまいます。であればヴィランとなるか、バッキーのようになんとかして洗脳をとく方向へとシフトするでしょう。

・別の勢力に所属している

これもまたヴィラン要素が高くなるところ。ありそうなのはロス長官の手先になっているとか。

コミックのエレーナ

コミックのエレーナも、ナターシャと同じくレッドルームでスパイとして育てられたスパイ。 師匠はナターシャと同じでピョートルという人物です。

デスレスフレンジーというバイオ兵器を巡ってナターシャと衝突したり、南極のサヴェッジランドでヴィブラニウムの盗掘をした際にはアベンジャーズに見つかったりと、ヴィラン的ポジション。その後、介入してきたサウロンというヴィランの攻撃で重傷を負い、A.I.M.によってエレーナの精神はアダプトイドに移され、アベンジャーズと対決した経緯があります。

その後も死ぬたびにアダプトイドやLMD(ライフ・モデル・デコイ:エージェント・オブ・シールドによく出てくるやつ)に精神を移して結構復活しています。

顔の入れ替え手術もコミックにあるエピソード。ということは映画で同じことをやったりはしないのかな?

なお、コミックではロス長官の元でヴィランチームのサンダーボルツに所属したことも。

ポイント

原作ではヴィランよりのポジションがよくあるエレーナ。前評判ではナターシャの跡をつぐ、という意見が多数ですが、一体どちらになるのでしょうか。

 

メリーナについて

映画のメリーナ

日本の公式サイトによると、「 レイチェル・ワイズ演じるのは、天才科学者の“母”メリーナ。彼女もブラック・ウィドウやエレーナ同様に厳しい訓練を受けた暗殺者であると同時に、二人も知らない極秘研究に携わっているといわれる、まだ多くの謎が残る存在です。」と書かれており、何かしらの秘密を抱えているのは決定済み。フルネームはメリーナ・ヴォストコフ( Melina Vostokoff )です。

メリーナは母というポジションなわけですが、設定としてはいくつなのでしょうか。ナターシャは、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」でのゾラの発言によれば1984年生まれです。
ちなみにメリーナを演じるレイチェル・ワイズさんは1970年生まれ、ナターシャ演じるスカーレット・ヨハンソンさんは1984年生まれ。キャスティング的には(義理ですが)親子で通用する範疇です。

所属についてはエレーナと同じ疑問点があるのですが、メリーナに関しては年齢的な疑問も出てきます。ナターシャとエレーナは同時期に訓練を受けていたと考えられますが、メリーナはその時すでにスパイとして活動していたはず。娘ふたりとの接点はどこにあるのか、謎となっています。また、弱点を減らすために不妊手術をする組織の人間がどういった心変わりで義理とはいえ家族を持つに至ったのか、現時点での多きな謎です。

演じるレイチェル・ワイズさんですが、以前のインタビューによると「子供のころからブラック・ウィドウと共に戦闘と諜報活動の訓練をずっと受けてきました。ただ、彼女よりも5倍のペースで訓練しているんです。 」と答えていることで、年齢に関しては謎が深まるばかりです。

メリーナのスーツに関しては黒白ともにトレーラーにあります。ナターシャやエレーナ同様に、色に意味合いがあるのか、単に任務地における迷彩なのか気になりますね。

コミックのメリーナ

コミックでのメリーナはロシア政府に雇われた暗殺者、アイアンメイデンというヴィランで、ナターシャの敵として登場します。

また、エレーナ同様サンダーボルツに所属していた事もあります。

ポイント

コミックの事を考えると、一番ヴィラン要素の強いメリーナ。

こちらはファイナルトレーラーの1分10秒あたりから、メリーナが開けた扉の先の部屋の棚に原作のアイアンメイデンのような銀色のマスクが写り込んでいます。

果たしてマーベル・スタジオがこんな簡単に予告でネタバレをしてくれるのでしょうか?数々のフェイク予告を見てきたファンにとっては、にわかには信じがたいです。見せてくれるということは、逆に安心ということなんでしょうか?

 

アレクセイについて

映画のアレクセイ

アレクセイ・ショスターコフ(Alexei Shostakov)はナターシャの「父」で、レッドガーディアンというヒーローネームが明かされていますが、意外と公式情報がありません。
公式に書いてあるのは「ヒーローらしからぬぽっちゃりボディ」のみです。

トレーラーでは謎の施設に収容されていて、脱出を試みているようです。

警備兵っぽい人たちの盾に書いてる文字を読みたかったのですが、うまくいきませんでした。囚われている理由が1つ目の謎になります。

2つ目は、なぜ家族の一員としてアレクセイがいるのか、という部分です。
女性3人はレッドルームという共通項があるので、「これ以上私達のような人間を増やせない」と団結するのは筋が通っています。どういう経緯で3人と知り合い、「俺も手伝おう」となったのでしょうか。

それを紐解くために、コミックのアレクセイをチェックしてみましょう。

コミックのアレクセイ

コミックのアレクセイはKGB所属のキャラクター。そしてナターシャの「父」ではなくて「夫」になります。ロシア(コミック当時はソ連)がキャプテン・アメリカに対抗するべく生み出した超人で、基本的にはキャップと同等の戦闘能力を持ちます。

アベンジャーズと衝突し、ナターシャをかばって死亡。後にLMD(ライフ・モデル・デコイ)を利用して復活させられ、ロシアと日本の間に戦争を持ち込もうとしてナターシャに阻止されたこともありました。

ポイント

映画のアレクセイの情報がかなり少なく、なかなか判断しにくいキャラクターです。コミック通りKGB所属ならば、レッドルームもKGBのプログラムですから知り合う機会はあると言えるのではないでしょうか。しかし一緒にレッドルームを阻止するとなれば、KGBを敵にまわすことになりそうです。

 

映画「ブラックウィドウ」後の3人

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」における、2023年のナターシャのセリフからは、その時点でこの3人が生きていないか、敵となってしまって連絡も取れない、などが考えられると思います。

ナターシャはキャップに「私には何もなかった。でもやっと手に入れた。この仕事と、この家族を」と言っていましたから、2023年には家族とよべるのはアベンジャーズしかいなかったと考えられるからです。

となると、映画「ブラックウィドウ」で3人の家族はどのような結末を迎えるのでしょうか。

・一致団結してレッドルームを壊滅、だけど2018年にはサノスによって全員消える。

「ブラックウィドウ」的には一番ハッピーエンドなパターンです。

・エレーナが二代目を継ぐ、メリーナが裏切る、アレクセイは映画「ブラックウィドウ」の中で命を落とす。

コミックの展開を基にした結末。順当すぎてマーベル・スタジオっぽくない気がしますがそれなりにハッピーエンドでもある感じです。

・全員敵、あるいは映画「ブラックウィドウ」内で死亡。

一番考えたくないけど、無きにしもあらずな展開。この3人が味方として生きていた場合は、インフィニティ・ウォーで手を貸してくれても良かった話なので、ありえるのかなという結末。

 

まとめ

エレーナの手術に関して、顔の入れ替えが真実だった場合、#1でお話した、「ロキと会話したナターシャと、ヴォーミアにいったナターシャは別人」説はだいぶ可能性が増えることになります。インフィニティ・ウォーやエンドゲームでナターシャだと思っていた人物はエレーナなのでしょうか?

MCUにおいては既に、フューリー長官がウルトロンの頃からタロスだった説もあるように、ありえないと断言出来ないのが難しいところですね。

メリーナとアレクセイに関しても怪しい部分が多く、謎だらけのキャラクターと言えます。トレーラーに登場するタスクマスター自体も、彼らのうちの誰かなのでしょうか。

この3人、誰が味方で誰が敵か、皆さんはどうお考えでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/blackwidow-info-1-natasha/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/blackwidow-info-3-enemy/”]
 

これまでに公開されたトレーラー

ファーストトレーラー

スーパーボウルトレーラー

「新たなる敵」編

ファイナルトレーラー

ジョン・ワッツ監督が「スパイーダマン:ワーク・フロム・ホーム」の写真を投稿

MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が、自身のInstagram上に写真を投稿しました。

世界的な広がりをみせるコロナウイルスの影響であちこちが混乱する中、ファンを支援するユーモラスな投稿となっています。

コロナウイルスの影響が各業界で深刻な打撃を与え、エンタメ業界においても例外ではありません。

マーベル関連でいえば、MCUのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」は撮影を一時中断、映画「ニュー・ミュータンツ」は全米公開の延期という状態です。また、MCUの映画「シャン・チー」も監督が検査を受け、結果が出るまで一時中断という形を取っています。

来年公開のトム・ホランドさんが主演をつとめる「スパイダーマン3(仮題)」は、ヒロインのMJを演じるゼンデイヤさんの続投も決まっているようですが、コロナウイルスが撮影や公開にどの程度影響してくるのかは不明となっています。

スパイダーマンのようにワーク・フロム・ホームのスタイルを取ることで感染拡大のリスクをへらすことが、自分のためだけでなく、親愛なる隣人のためでもあるのかもしれませんね。

ジョン・ワッツ監督の「スパイダーマン3(仮題)」は 2021年7月16日 全米公開予定となっています。