ディズニープラスの新コンテンツ「Marvel Studios’ ASSEMBLED」が発表

ディズニーが自社のストリーミングサービス「ディズニープラス」向けコンテンツとして「Marvel Studios’ ASSEMBLED」の配信決定を発表しました。米国で2021年3月12日から配信開始となります。

「マーベル・スタジオ・アッセンブルド」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマや映画の舞台裏を描いたドキュメンタリー番組で1話目は「ASSEMBLED:The Making of WandaVision」と題し、ドラマ「ワンダヴィジョン」の舞台裏を配信する予定になっています。

その後は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、ドラマ「ロキ」、ドラマ「ホークアイ」、そして映画「ブラックウィドウ」などが予定されているとの事。

ドラマ「ワンダヴィジョン」が2021年3月5日に配信予定の9話で終了し、その翌週3月12日には「アッセンブルド」が配信、さらにその翌週3月19日から「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が始まることになります。記事執筆時点で日本配信に関するアナウンスはありません。

「Marvel Studios’ ASSEMBLED」は 2021年3月12日 ディズニープラスで米国配信開始です。日本での配信については続報をお待ち下さい。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」興行成績、「僕はチャイナタウンの名探偵3」に敗れる

中国映画「僕はチャイナタウンの名探偵3」の公開3日間の自国での興行成績が「アベンジャーズ/エンドゲーム」を超えた事を海外メディア Deadline が報じました。デビュー後3日間で推定25.6億人民元(約3億9700万ドル)の大ヒットを記録し、2019年のエンドゲームの北米での3億5700万ドルを超えているとの事。

本作はチェン・スーチェンが監督と脚本を担当する「僕はチャイナタウンの名探偵」のシリーズ三作目で。ワン・バオチャンとリウ・ハオラン演じる探偵コンビが事件を解決していくさまを描いた物語。2015年タイのバンコクを舞台とした1作目が公開され、米ニューヨークを舞台にした2作目は2018年度の中国興行収入ランキング第2位にランクイン。興行収入33.97億元(約500億円)を記録しました。

シリーズ3作目となる本作の舞台は東京で、日本からは前作に引き続き日中ハーフの探偵・野田昊役で妻夫木聡さんが出演。その他、三浦友和さん、長澤まさみさん、浅野忠信さん、鈴木保奈美さん、染谷将太さん等多くの日本人キャストも参加し、加えてトニー・ジャーさん、チャン・ズーフォンさん、シャン・ユーシエンさんも出演しています。

2020年の新型コロナウイルスの影響で北米の劇場は90%以上が閉鎖し、今なお多くが活動を再開していません。中国では2020年の夏頃から劇場再開され、今回の結果につながったと記事は伝えています。

また、The Direct では作品公開の多様化が進む中、今後は劇場における興行成績はあまり意味をなさなくなるだろうとの見解を示しています。

2020年の北米映画市場はかなり冷え込んでおり、クリストファー・ノーラン監督の「テネット」ですら6000万ドルに届かず、当初の予想を大きく下回りました。

現在、ディズニーはマーベル・スタジオが制作した最新映画「ブラックウィドウ」の公開について慎重な構えを見せており、劇場公開を目指しつつも状況に応じていくとコメントしています。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年4月29日 日本先行公開予定となっています。

ソース:‘Detective Chinatown 3’ Tops ‘Avengers: Endgame’ For Biggest Opening Weekend Ever In A Single Market With $397M & IMAX Crushes Records; Performance Perks Up Hollywood Hope

クリス・ヘムズワースさん、映画「ソー:ラブ&サンダー」のトレーニング風景を公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」で主演を務めるクリス・ヘムズワースさんが、自身のInstagramにてトレーニング風景の動画を公開しました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で見せた体型とは大きく異なり、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」以上の体つきになっていることがわかる動画になっています。

現在撮影が進められている「ソー:ラブ&サンダー」ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが参戦、ヴィランの神殺しのゴアとしてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされている他、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさんも戻ってくると報じられています。ロキの登場については今の所具体的な情報はありません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

キアヌ・リーブスさん、映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の出演は実現せずと報じられる

先日、ソニー・ピクチャーズが映画「クレイヴン・ザ・ハンター」への出演をキアヌ・リーブスさんにオファーしていることが報じられましたが、そのオファーを既に断っていると新たな報道がありました。スパイダーマンシリーズの、「ヴェノム」、「モービウス」に続くスピンオフとして計画されている本作ですが、残念ながらキアヌ・クレイヴンの実現には至らなかったようです。

海外スクーパーの@SkylerShulerはキアヌ・リーブスさんがこのオファーを数ヶ月前に断っていると伝えています。

オファーに関するニュースはかなり遅れて出てきたものと見られますが、クレイヴンの映画計画が進行中である事を裏付ける報道でもあります。

キアヌ・リーブスさんは「ジョン・ウィック4」や「マトリックス4」などの撮影があるためハリウッド俳優の中でも極めて多忙な一人で、スケジュールの都合でクレイヴンは難しいだろうと言うことも前回伝えられていました。

また、別のところではマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズがキアヌさんを取り合いしていると伝えられたこともあり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への出演契約を交わしたためにクレイヴンを断ったという見方をするケースもあるようです。

いずれにせよ、キアヌさんはスーパーヒーロ映画に対して前向きな姿勢を見せており、クレイヴンは見送られたようですが、いずれマーベルのヒーローやヴィランとしてスクリーンに登場する事は期待できそうです。

映画「スパイダーマン:ホームカミング3」(仮)は 2021年12月17日 米国公開予定です。

映画「キャプテン・マーベル2」ヴィラン役にゾウイ・アシュトンさんがキャスティングと報じられる

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・マーベル2」のヴィラン役として、Netflixドラマ「ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー」のゾウイ・アシュトンさんがキャスティングされたと、海外メディアの Deadline が独占で報じました。

記事によると、ニア・ダコスタ監督が指揮をとる「キャプテン・マーベル2」において、主演ブリー・ラーソンさんの相手としてアシュトンさんがキャスティングされているとの事。ディズニーやマーベル・スタジオはこれに関してコメントしていません。

Deadlineでは詳しい役柄は不明としながらも、他メディアではムーンストーン/カーラ・ソーフェン博士になるのではないかと指摘しています。

ムーンストーンはキャロルやモニカとの関係も深く、今後登場するのではないかと噂されているヴィランチーム、サンダーボルツやダークアベンジャーズとの関連性も高いキャラクター。

「キャプテン・マーベル2」はまだまだ公式情報が乏しい作品ですが、モニカ・ランボーとミズ・マーベルが登場することが明かされているため主な舞台は地球になる可能性が高く、ムーンストーンが登場することに違和感はありません。

映画「キャプテン・マーベル2」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:‘Captain Marvel 2’: Zawe Ashton Tapped To Play Villain In Marvel Sequel

映画「ブラックウィドウ」、劇場公開の計画を維持 ─ 柔軟な対応も視野に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」が新型コロナウイルスの影響で劇場公開を大きく遅延させていることについて、ウォルト・ディズニーCEOのボブ・チャペック氏は、現状は劇場公開の計画のままであることを明らかにしました。

チャペック氏はディズニーの2021年度第1四半期決算の電話ミーティングの中で、「ブラック・ウィドウ」の5月公開の状況についての質問があり、以下のように回答しました。

今の所は劇場公開を目指しつつけています。しかし、私達はとても、とても注意深く状況を見守っています。

現状では「ブラックウィドウ」のプレミアアクセスはないとしながらも、柔軟な対応をしていくと述べました。

2020年の夏には実写版「ムーラン」を劇場公開を断念し、ディズニープラス上でプレミアアクセスとして公開、そして今月には「ラーヤと龍の王国」を劇場とディズニープラスによる同時公開を発表しました。プレミアアクセスはディズニープラス会員が追加で2,980円(税込3,278円)を支払うことで、オンライン視聴出来るようになる追加のサービスです。ムーラン、ラーヤと海外でも同じ料金で設定されたため、ブラックウィドウに限らず今後プレミアアクセスとして公開される作品も、この料金設定の可能性が高いように考えられます。

以前よりディズニーは主要な投資家から「ブラックウィドウ」のオンライン公開を迫られていましたが、「ムーラン」の時に起こった劇場側やキャストやクルーからの反発などを考慮し、慎重な姿勢を見せています。また、映画「ブラックパンサー2」までには制作陣への報酬形態なども、同時公開やプレミアアクセスに対応したものに変更していく構えを見せていました。

「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下の通り。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラック・ウィドウ」は 2021年4月29日 より日本公開予定です。

ソース:‘Black Widow’ Still On Course For Theatrical Release

映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」新鋭俳優アダム・ヒューギルさんがリントラ役にキャスティング

マーベル・スタジオが制作しているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」の最新作、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」に新進気鋭の俳優アダム・ヒューギルさんがキャスティングされたと海外メディア The Direct が報じました。

記事によると、BBCアメリカの「ザ・ウォッチ」に 出演し絶賛されたアダム・ヒューギルさんが、リントラという名の宇宙ミノタウロス役にキャスティングされている可能性が高いとの事。

リントラとは別の次元の惑星R’Vaalの知的生命体で、ギリシャ神話に登場するミノタウロスのような外観をしていますが、全身は緑色の姿をしています。優れた体格を持ちながらもマジックユーザーとしても優秀なリントラは、コミックでストレンジと共闘し、ストレンジの浮遊マントを受け継いだ事もありました。

©MARVEL

リントラの特筆すべき能力として次元間移動があり、既に登場が明かされているアメリカ・チャベス同様にマルチバース間を移動する能力を持っています。タイトルにも含まれているマルチバースを移動するために、二人の能力が必要なのかもしれません。

最新作は現在配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」と直接繋がる物語と公式発表されており、前作からキウェテル・イジョフォーさん演じるモルド、レイチェル・マクアダムスさん演じるクリスティーン・パーマーが戻ってくると報じられています。また噂レベルの話として、クリス・エヴァンスさんが演じるヒューマン・トーチやジェニファー・ローレンスさん演じるミスティークが登場するとも言われています。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:Doctor Strange 2: Adam Hugill Joins Benedict Cumberbatch & Co. For Marvel Sequel (Exclusive)

【噂話】再契約報道のあったクリス・エヴァンスさん、キャプテン・アメリカではなくヒューマン・トーチ再演の可能性が浮上

先月、海外メディアが報じたマーベル・スタジオとキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役クリス・エヴァンスとの再契約報道について、新たな報道がありました。海外メディア Giant FreakingRobot は映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にて、エヴァンスさんが一人二役を担うだろうと伝えています。

記事によると、エヴァンスさんは「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」において、キャプテン・ヒドラとヒューマン・トーチを演じる可能性が高いとしています。

情報の信頼度は高いとしながらも具体的な証拠は示されておらず噂話の域はでていませんが、かつてはウォーマシンが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場することを報じていたメディアでもあります。

マーベル・コミックでは日本の漫画「ドラゴンボール」のようにキャラクターが復活することはしょっちゅうありますが、やはり実写版ではそう簡単に行かない様子。キャプテン・アメリカを再び戻すより新しい方向へと進めるのは理にかなっています。

©2021 20th Studio,MARVEL,Disney

ヒューマン・トーチことジョニー・ストームはファンタスティック・フォーのメンバーで、2005年に20世紀FOXから映画リリースされた時に、ジョニー役を演じていたのがクリス・エヴァンスさんでした。先日のドラマ「ワンダヴィジョン」の展開を考えると、エヴァンスさんがヒューマン・トーチとして登場することに不思議はありません。また同メディアでは「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にジョニーの姉、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役を演じていたジェシカ・アルバさんとも交渉していると伝えています。

キャプテン・ヒドラについてそういうキャラクターがいるわけではありませんが、コミックにはキャプテン・アメリカがヒドラのエージェントだったと言うエピソードがありました。これは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の中でもオマージュされているシーンがありましたが、マルチバースを介してヒドラのキャプテン・アメリカが登場するという事かもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:Exclusive: Chris Evans To Play Two Characters In Doctor Strange 2

エンドゲームのルッソ兄弟監督「ウルヴァリンには休息が必要だ」と語る

ディズニーが2019年にFOXを買収して以来、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのX-MENデビューはファン待望の要素のひとつになっています。先日、ドラマ「ワンダヴィジョン」第5話のラストで起きた展開はファンを刺激するには十分なことであり、そうなると起きるのが「ウルヴァリンがどうなるのか」という話題です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などで監督を務めたルッソ兄弟の弟、ジョー・ルッソ監督が Lights Camera Barstool podcast でこの話題に触れ、ウルヴァリンには休息が必要だと話しました。

放送の中でジョー監督は以下のようにコメントしました。

ウルヴァリンをMCUで実現するためには、ヒュー・ジャックマンのパフォーマンスが決定的なものであったため、非常に困難です。これはバットマンと同様の問題です。適切な俳優を見つけて、これまでと異なる見方をする必要があります。しかし、私は本当にウルヴァリンをスクリーンに登場させたいと思っています。

監督はさらに続けて

一番いいのは間違いなく休息することです。うがいでもしてタオルで拭いて、みんなに楽しんでもらってから、新しいものを考え出す必要があります。でもいつかウルヴァリンに挑戦したいですね

と語りました。

ルッソ兄弟は「アベンジャーズ/エンドゲーム」にてマーベル・スタジオとの契約を終え、今後はスパイダーマンを演じたトム・ホランドさんを主演にした「Cherry」、そしてマーベルの生みの親スタン・リーの伝記映画の製作を企画中とのこと。またルッソ兄弟はコミック「シークレット・ウォーズ」を映画化する際はぜひやらせてほしいと、スタジオボスのケヴィン・ファイギ氏に伝えていると以前に明かしていました。

一方これまでFOXのX-MENシリーズでウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンさんは同役について引退の意を表明しており、「若い人たちに任せたい。ウルヴァリンはいい役なので一人がずっと演じるのではなく、ジェームズ・ボンドみたいに複数で演じるのがいい」と以前にインタビューで話しました。

ウルヴァリン役に立候補する役者さんも多く、「パシフィック・リム:アップライジング」のスコット・イーストウッドさんや、「ウォーキング・デッド」ジーザス役のトム・ペインさん「ザ・ボーイズ」でホームランダーを怪演するアントニー・スターさんなどの他、キアヌ・リーブスさんもやりたかったとの心境を明かしていました。

X-MENの人気キャラクター「ウルヴァリン」はいつ誰が演じることになるのでしょうか。

ソース:Russo Brothers Address How MCU’s Wolverine Should Differ From Hugh Jackman’s Character

映画「シャン・チー」主演シム・リウさん、トレーラーに「待つだけの価値がある」と言う

先日2月8日に開催された第55回スーパーボウルにて各フィルムメーカーはトレーラーを用意し、公開しました。ディズニーは3~4枠を準備していると事前に報道されており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)からはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のトレーラーが公開された他、残りはDisney+とHuluのトレーラーが流されました。それを見ていた映画「シャン・チー」の主演シム・リウさんは「トレーラーは待つだけの価値がある」とSNSに投稿しました。

リウさんはTwitterにて、「トレーラーはとてもいい出来栄えだと皆さんに約束します。でも今日ではない・・・今日ではなかった。」とうなだれる動画とともにコメントを投稿しました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」は 2021年7月9日より米国公開予定です。