映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、米国プレビュー上映で1,160万ドルに達し、2021年2番目の興行成績を記録

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の米国公開が 2021年10月1日 となり、その前夜に行われたプレビュー上映にて1160万ドルの興行収入を記録した事を海外メディア Deadline が報じました。これはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の1320万ドルに次ぐ2021年、そしてパンデミック以降の公開作品で2位の記録となります。

2021年10月2日現在、2021年のトータル興行収入1位である映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のプレビューは880万ドルであり、ヴェノム新作はそれを上回る好調なスタートを切っています。

ただしレビューサイト RottenTomatoes では「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公開一ヶ月を経過しても批評家レビューが92%、ユーザーレビューが98%を維持しているのに対して、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は批評家レビューが60%、ユーザーレビューが86%とやや低いスタートなっています。

低レビューの主な内容は90分という上映時間と、そこから来るストーリーテリングの不足が指摘されています。アクションシーンは高レビューのポイントとしてよく取り上げられています。

レビューは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を下回っている「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ですが、シャン・チーが米国の次に大きな市場である中国での上映の見通しが立っていない事を考えると、最終的な世界興行収入がどうなるかはまだまだ未知数となっています。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

ソース:‘Venom: Let There Be Carnage’ Looking At Extremely Robust October Opening Day & Weekend Start – Friday Afternoon Update

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「ブラックウィドウ」を越え2021年米国興行収入1位を記録

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が4週連続で米国興行収入1位を記録し、5週目に入った現在、映画「ブラックウィドウ」の1億8300万ドルを越え、2021年初の2億ドルを記録しました。

新型コロナウイルスのパンデミック以降に公開された映画では初の2億ドル越えとなり、新たな記録を樹立した「シャン・チー/テン・リングスの伝説」。現在、本作の世界興行収入は3億7000万ドルに近づいていますが、中国での公開の可能性が低いためこの後どこまで伸びるかは未知数だと記事は伝えています。

ちなみに4週連続1位を記録したMCU作品は他に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)と「ブラックパンサー」(2018年)のみとなっています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中、2021年11月12日より米ディズニープラスで会員向け見放題配信開始、ホームメディア版は2021年11月12日発売です。

ソース:Marvel’s Shang-Chi Just Set a Major Pandemic Box Office Record

【ネタバレ注意】映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のミッドクレジットシーンについて監督がコメント

米国にて公開され大ヒットしているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のミッドクレジットシーンについて、アンディ・サーキス監督が The Hollywood Reporter とのインタビューの中で言及しました。さらに制作初期の段階では本編にスパイダーマンが登場する計画があった事も明かしました。

※これより先は本シリーズの大きなネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

インタビューの中で監督は「ミッドクレジット・シーンは、100%流動的だったよ。これ以上ないくらいに流動的だったよ」と述べました。「もちろん、僕がこの映画に参加する前から話し合っていたことだよ。彼(スパイダーマン)がストーリーに登場する可能性があったのに、そうではなくなったこともありました。しかし、私たちはまずヴェノムバースを検証したいと考えました。だから、撮影を進めていく中で、必然的に話し合いが必要になりましたが、そこに置くべきティーザーの正確な概念にたどり着いたのは、非常に遅かったのです」と語っています。

そして、その流動的だったミッドクレジットシーンは以下のように落ち着きました。


クレジットが流れた後、エディとヴェノムがテレビのソープオペラを見ている映像が流れます。狂気の秘密を持っているという話題になった時、二人は話し合いを始めます。ヴェノムは「みんな過去があるんだ、エディ」と付け加え、エディは「何かを隠しているのか」と冷静に答えます。

ヴェノムは「宇宙を越えた800億年のハイブの知識は、お前の小さな小さな脳を爆発させてしまうだろう。」と唐突な新概念を明かし、「味見させてやろう。我々シンビオートが経験したことのほんの一部を」と話します。

エディは同意し、ヴェノムが 「準備はいいか、エディ?」とヴェノムが言った瞬間、鮮やかな黄色の光が外から射し込み、何かが現れたり消えたりして、すべてが変化していきます。数秒後、2人はまったく別のホテルの部屋にいます。

ヴェノムが「あれは(自分ではない)」と言いかけた瞬間、カメラはテレビを写します。そこではJ.ジョナ・ジェイムソンが「デイリー・ビューグル」の番組に出演し、トム・ホランドさん演じるピーター・パーカーがマスクをつけたスパイダーマンであることを報告しているのです。

これが静かに、そしてかなり早く、ヴェノムの注意を引きました。彼はスクリーンに近づき、スパイダーマンを「こいつは…」と認めると、パーカーの顔が映っているスクリーンを舐めます。

すると隣のバスルームから半裸の見知らぬおじさんが登場し、エディに向かって「私の部屋で何をしているんだ!」と言いました。


「宇宙を越えた800億年のハイブ」というのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の本編にも登場しないとの事で、このミッドクレジットシーンで初めて明らかになった設定となっています。

コミックでハイブといえばヒドラ関連のキャラクターですが、ここでいうハイブは単なる英単語としてのハイブである可能性が高そうです。Hive とはミツバチの巣などを意味する単語ですから、シンビオートの故郷などを指しているのかもしれません。

また、コミックにはシンビオートの生みの親であり、シンビオートの神ヌル(Knull)という旧神(エルダー・ゴッド)が存在するため、彼のことを指している事も考えられます。

TVに映ったピーターはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でミステリオ殺害容疑のニュースの際の映像と思われるため、このミッドクレジットシーンは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の冒頭と時系列が繋がるようにも思えます。

9月の中頃にはトム・ハーディさんが「ノー・ウェイ・ホーム」に出演するのではないかとも話題になりましたが、このミッドクレジットシーンはそれを裏付けするようにも思える内容となっていました。

一方で「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督は「スパイダーマンとのクロスオーバーを急ぐことで、他のシンビオートの出番がなくなってしまう」との懸念も示していたのが気になる所。監督の意思に反してソニーがクロスオーバーを進めているのか、あるいは監督がクロスオーバーをサプライズとするためにあえて否定的な回答をしていたのかは分かりませんが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でどう言及されるのか注目です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日より米国公開中、日本は2021年内公開予定です。

ソース:Andy Serkis on ‘Venom: Let There Be Carnage’ and That Mid-Credits Scene

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」デジタル版は11月12日に米リリース ─ 11の削除シーンも明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデジタル配信が 2021年11月12日に、DVD、Blu-ray、4k Blu-ray(UHD)などのホームメディアディスク版が 2021年11月30日に米国リリースされる事が発表されました。デジタル版と同じ12日にはディズニープラス会員向けの見放題配信も開始されます。

ディスク版には、NG集、デスティン・ダニエル・クレットン監督と脚本家のデビッド・キャラハム氏によるオーディオコメンタリー、舞台裏映像、削除された11のシーンなどのボーナス映像が含まれています。削除シーンの概要は以下のとおりです。

  1. “They’re Waiting”:シャン・チーとケイティがシャーリンと電話で連絡を取る。
  2. “Take a Shot”:ケイティは戦いの中で決意の瞬間を迎える。
  3. “Apology”:突然の不在から数年後、シャンチーはシャーリンに謝罪しようとする。
  4. “I’m Here”:シャン・チーとケイティは路地で会話をする。ケイティはシャン・チーに自分がいつも彼の支えであることを再確認する。
  5. “Pep Talk”:流れを変えるために、戦いの最中にレイザーフィストがケイティを励ます。
  6. “Greatness”:トレバーとケイティは、逃走用の車の中で情熱的な絆を深める。
  7. “Escape Tunnel”:逃走用の車を確保するために、ギャングはトレバーの逃走用トンネルを抜けて脱出する。
  8. “Two Sons”:ウェンウーは、緊張したディナーの中で、シャンチーとレイザーフィストを比較する。
  9. “Postcard”:シャン・チーとウェンウーは父と子として再会する。シャン・チーはウェンウーの哲学に同意しないことを明らかにする。
  10. “Just Friends”:ケイティとシャーリンはお互いを知るようになる。シャーリンはケイティに個人的な質問をする。
  11. “Do It Yourself”:ウェンウーは、アイアンギャングのボスが捕まった後、自分の帝国に戻る。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中、2021年11月12日より米ディズニープラスで会員向け見放題配信開始&各種デジタル配信、ディスク版は2021年11月30日発売です。

映画「ブラックウィドウ」訴訟が終了、スカーレット・ヨハンソンさんとディズニーが和解したと報じられる

海外メディア The Hollywood Reporter は、ウォルト・ディズニー・スタジオとスカーレット・ヨハンソンさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラック・ウィドウ」の リリースに関して提起された契約違反訴訟で和解したことを明らかにしました。取引の具体的な詳細は公表されていません。

記事ではヨハンソンさんの声明として、以下の内容を伝えています。

ディズニーとの意見の違いを解決できたことを嬉しく思います。長年にわたって一緒にやってきた作品を非常に誇りに思っていますし、チームとのクリエイティブな関係を大いに楽しんできました。今後も協力関係を続けていきたいと思います。

また、ディズニー・スタジオ・コンテンツの会長であるアラン・バーグマン氏は、Variety を通じて独自の声明を発表し、この状況が解決に向かっていることに感謝の意を表しました。また、ヨハンソンさんの「マーベル・シネマティック・ユニバースへの貢献」を称賛するとともに、今後のプロジェクトでの協力関係の継続を期待しています。

スカーレット・ヨハンソンと「ブラックウィドウ」に関して合意できたことを大変嬉しく思います。彼女のマーベル・シネマティック・ユニバースへの貢献に感謝するとともに、ディズニーの「タワー・オブ・テラー」をはじめとする今後の数々のプロジェクトで一緒に働けることを楽しみにしています。

この訴訟問題が報じられて約2ヶ月、互いに非難する時期が続いていましたが、喜ばしいことに問題は解決したようです。具体的な支払い等については報じられていません。

MCUファンが危惧していた最悪の事態は免れ、ヨハンソンさんは再びMCUに戻ってくる可能性が出てきました。ヨハンソンさんは以前から監督業にも興味を示しており、このブラックウィドウ訴訟が報じられる以前にはMCU作品を監督するのではないかとも噂されていました。

映画「ブラックウィドウ」の公式あらすじは以下のとおりです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」の未公開映像やNGシーンなども収録したBlu-rayなどホームメディア版は 2021年9月15日 より発売中。ディズニープラスでの見放題配信は 2021年10月6日 予定です。

ソース:Scarlett Johansson, Disney Settle Explosive ‘Black Widow’ Lawsuit

映画「エターナルズ」の新たなスチル写真が公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」から新たなスチル写真が公開されました。チームメンバーの何人かを取り上げたもので、予告動画では見られなかったカットやオフショットも含まれています。

Images from Empire Magazine

「エターナルズ」の上映時間は2時間36分とMCU作品の中で「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次いで2番めに長いと報じられています。その中で新たに登場することになるチーム、エターナルズについて深く描かれるものと見られています。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel’s Eternals: 8 Photos Reveal New Scenes Featuring Salma Hayek, Richard Madden & More

映画「アベンジャーズ」シリーズ4作の新たなポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」シリーズの新たなポスターが公開されました。ポスターはアーティストのジョン・ガイド氏によるもので、氏のTwitterにてお披露目されました。公開されたのは4種類で、「アベンジャーズ」(2012年)、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)の象徴的な瞬間を描いています。

2008年公開の「アイアンマン」から始まったMCUは2019年公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」までをインフィニティ・サーガ称し、2021年配信のドラマ「ワンダヴィジョン」から新たなフェーズへと入っています。

今の所「アベンジャーズ」の5作品目の制作は発表されていませんが、マーベル・スタジオでは発表済みと未発表の作品を合わせて31の作品が制作中とのことで、そのなかに「アベンジャーズ5」は含まれているのかもしれません。

【ネタバレ注意】映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンが流出?

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンと思われる映像がリークされ、SNS上で拡散されています。

※これより先はネタバレを含む可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

すぐに削除されそうですがYoutubeで公開されているのは以下のもの。

文章で解説すると以下のような内容です。

ベッドに横たわってテレビを見ながら会話しているエディ(演:トム・ハーディ)とヴェノム。すると世界が不思議な光包まれ、エディは慌てて飛び起きます。光がおさまりふとテレビに目をやると、見ていた番組とは違う映像になっていました。それはデイリービューグルがスパイダーマンの正体がピーター・パーカー(演:トム・ホランド)である事を報じているニュース番組でした。こいつは美味そうだとテレビに映るピーターを舐めるヴェノム。そして隣の部屋にいたおっちゃん(ヴェノム2の人物?別世界の人物?)と少しやり取りして終了します。

これがディープフェイクでなければ、スパイダーマンがSSUに行くのではなく、謎の光による現象でヴェノムがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に移動したようにも見えます。最後のおっちゃんはMCU側の同じ家に住むおっちゃんと言う事でしょうか?

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の監督はスナイダーカットを望んでいる ─ 「理想的な仕事ではなかった」

2013年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のアラン・テイラー監督が制作当時を振り返り、自身の構想から全くの別物となってしまった「ダーク・ワールド」について、通称「スナイダーカット」を望んでいることを、海外メディア Inverse とのインタビューの中で明かしました。

テイラー監督はマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ代表へのリスペクトを示した上で、制作当時の状況を以下のように述べました。

まず第一に、私はケヴィン・ファイギをとても尊敬しています。彼は、これまで誰もやったことがなく、彼がやるまで誰も可能だと思っていなかったことをやっていると思います。今、誰もがそれを真似しようとしています。
私にとって、この制作プロセスは楽しいものではありませんでした。映画を作ることに全神経を集中させましたが、編集の過程でそれを大きく変える決定がなされたのです。彼は自分が運営している帝国を持っていて、他のことに合わせるために物事を変えなければならないのです。私が残念だったのは、公開された映画が、私には形にできないような形でかなり変更されていたことです。つまり、映画に入れる素材はすべて私が撮影したのですが、1本の映画を作ることを前提にしていたのに、ポストで大きなプロットが逆転してしまったのです。理想的な仕事の仕方ではありませんでした。

テイラー監督は、「ゲーム・オブ・スローンズ」での高い評価を受けて起用されましたが、制作途中でマーベル・スタジオが最終的な作品に変更を加え始めました。

監督は、自分が作りたかったオリジナル版の映画は、MCUの典型的なトーンよりも、「ゲーム・オブ・スローンズ」との共通点が多かったと述べています。彼は、既存のソーの外観やストーリーをダークにしたいと考えていましたが、そのような選択は最終的には定着しませんでした。

オリジナルカットで消えてしまったいくつかのものをとても気に入っています。私は、最初の「ソー」が少し光りすぎていた反動で、「ゲーム・オブ・スローンズ」のような雰囲気を出すために起用されたのだと思っています。しかし途中から、彼らは別の方向性で勝負したいと思い始めました。それは、ある意味で試行錯誤の連続でもありました。

最後にテイラー監督は、ディズニーがワーナー・ブラザーズと同じような決断をする可能性は低いと考えつつも、ザック・スナイダー監督が成し遂げたことについて言及しました。

私はスナイダー監督がそうしているときに応援していて、彼はこれをやり遂げるだろうか、と考えていました。これはすごいことだ。どの監督もそのように応援していたと思います。そうしたいと思っていました。想像できますか?彼に何百万ドルものお金を与えて戻ってくる。ああ、私にはそんな電話はかかってこないだろうな。

ザック・スナイダー監督はワーナー・ブラザースが2017年に公開したDCコミックスのスーパーヒーロ映画「ジャスティス・リーグ」の監督として起用されていましたが、ポストプロダクションの最中に身内の不幸により降板し、映画は新たな監督を起用して制作続行され、公開されました。

しかし後にスナイダー監督が本来予定していた作品の詳細が明らかになると、多くのファンがスナイダー監督のヴィジョンに興味を示し、ファンやキャスト、スタッフはいわゆるディレクターズ・カット版ともいえる「スナイダーカット」を望むようになりました。

多くの業界関係者が実現しないと考えていましたが、2020年にワーナー・ブラザースが同カット版の制作、公開の検討をする事を発表し、2,000万~3,000万ドル以上の追加費用をかけて追加撮影などを行った上でHBO Maxで2021年3月18日に公開されました。

「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の「テイラーカット」が制作されるかどうかはディズニー次第ですが、マルチバースやアニメ「What if…?」を上手く活用すればオリジナル版もテイラーカットもその両方がMCUとして共存できるかもしれません。

映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘THOR 2’ DIRECTOR WANTS TO MAKE A ‘SNYDER CUT’ OF HIS MARVEL MOVIE

プレイステーションから映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の独占動画が公開

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の新たなスニークピークが公開されました。動画は同じソニーグループであるプレイステーションの公式Youtubeチャンネルで公開され、カーネイジの誕生からレイヴンクロフト脱走までを描いた約4分のものとなっています。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。