マーベルは各アーティストによるマーベルキャラクターの描き方講座の動画「How to Draw」を配信中。
今回はスーペリアスパイダーマンなどを手掛けてきたマイク・ホーソーンさんによる「スパイダーマン(マイルズ・モラレス)」の描き方動画を公開しました。
How to Drawシリーズでは、他のキャラクターの描き方も公開されています。
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コミック関連の話題
X-MENのイベント「X・オブ・ソーズ」に繋がる「X・オブ・ソーズ:クリエーション」が公式サイトにて公開されました。ジョナサン・ヒックマンさん、チニ・ハワードさん、ペペ・ララスさんによって描かれ、公開されたティザーアートでは「君の剣を掲げろ」というキャッチフレーズが描かれています。
アートには、ケーブル、プレステージ、M、ビースト、ハイサマナーとセンターにはアポカリプスが描かれ、上部にはオリジナルのフォー・ホースメンが描かれています。
当初は7月に始まる予定だった「X・オブ・ソーズ」ですが、新型コロナウイルスの影響で2ヶ月遅れでのスタートになります。
「X・オブ・ソーズ:クリエーション」#1は2020年9月に発売予定です。
マーベルが新たなコミックシリーズ「ファンタスティック・フォー:アンチテーゼ」を公式サイトにて発表しました。
ライターのマーク・ウェイドさんとアーティストのニール・アダムスさんによって描かれ、新たな宇宙の脅威と対決する事になる、という物語。ニール・アダムスさんにとって初の長編ファンタスティック・フォー作品で、ギャラクタスとの関係があるヴィランに焦点を当てたストーリーが展開されます。
ウェイドさんのコメント
「ニール・アダムスと一緒に仕事をするのは、子供の頃からの夢でした。彼の才能とページを共有できるのは名誉なことです。ストーリーはファンタスティック・フォーが地球の絶滅事件を防ぐために奮闘するところからスタートし、そこから宇宙へと繋がっていきます。私達はみな、ギャラクタスのことを知っていますが、今まで誰も彼のアンチテーゼに出会ったことはありませんでした」
アダムスさんのコメント
「マーベルのトム・ブレボートからファンタスティック・フォーをやりたいかどうか尋ねられた時、私はギャラクタスとシルバーサーファーにもお願いしなければならないと思いました。私は謙虚に、そしてこの機会をくれたトムに感謝しています」
「ファンタスティック・フォー:アンチテーゼ」#1は 2020年8月 に発売予定です。
マーベルが未来のハルクであるマエストロのオリジンを描くシリーズ「マエストロ」を発表しました。
シリーズは1992年の「ハルク:フューチャー・インパーフェクト」でマエストロを登場させたピーター・デイビッドさんとデール・キーンさんが、アーティストのジャーマン・ペラルタさんとチームを組んで制作されます。
デイビッドさんは「フューチャー・インパーフェクトのためにマエストロを作ったとき、こんなに人気が出るとは思いませんでした。これまで彼のオリジンについて言及することしか出来ませんでしたが、このシリーズでそれを探求する機会を得たことにわくわくしています。」とコメントしています。
©MARVEL
マエストロは未来の年老いたハルクで、ソーやマグニートー、シルバーサーファーやギャラクタスまでも倒してしまったヴィランの一人。ブルース・バナーが何故ヴィランとなってしまったのか、詳しく明かされていくのでしょうか。
「マエストロ」#1は8月より発売予定です。
マーベル・コミックは6月2日をもって、comicstore.marvel.comのマーベル・デジタル・コミック・ショップを閉鎖すると発表しました。
マーベル・カスタマーサポートによると、ユーザーはサイト閉鎖後も、マーベルコミックス・アプリやcomiXologyを通じて、マーベルのデジタルタイトルを購入したり、既存タイトルにアクセスすることができるようです。
6月2日以降は、マーベルコミックス・アプリでアカウントにログインした際に「マイブック」で過去に購入したタイトルを確認することができるとのこと。
もしくは現在のマーベル・デジタル・コミックス・ショップのアカウントをcomiXologyのアカウントと同期させて、ウェブブラウザ上で本を読み続けることができます。
マーベルはまた、読者はMarvel.com/redeemでデジタルコミックコードを継続して利用したり、Marvel Comicsアプリで利用したコミックを閲覧することができると発表しています。
あなたはウェポンプラス計画についてご存知でしょうか?
FOX制作の映画「X-MEN」シリーズのおかげで、ウェポンXについてはご存知の方も多いハズ。このXとはX-MENのXではなく、ローマ数字の十のこと。つまりローガン(ウルヴァリン)は、ウェポンプラス計画の10番目の被験者という意味です。
ウェポンプラス計画とはマーベルの世界において、アメリカ政府とカナダの秘密組織が共同で行った超人兵士計画のことです。
ここで超人兵士というワード、こちらもご存知の方が多いはずです。そう、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するキャプテン・アメリカです。
キャプテン・アメリカはウェポンIであり、キャップの計画の再現の延長で誕生したのがウルヴァリンとなります。コミックでも映画「キャプテン・アメリカ」(2011年)同様、超人血清を作り出したアースキン博士は死亡しました。そのため血清の製法がわからなくなり、その再現計画が継続されていくことになるのです。
各計画の概略は以下のとおりです。
このリストの中で、ウェポン・インフィニティのデスロックはドラマ「エージェント・オブ・シールド」のシーズン1に登場しており、以降のシーズンでもたびたび登場し、コールソンをサポートしてくれました。
また、MCUでのブルース・バナーもウェポンプラス計画の関係者。
写真はサディアス・ロス将軍がブロンスキーに超人血清を投与するときのタンクにあるプレートですが、プログラム:ウェポンプラスと書かれているのがわかります。ラインシュタイン博士とは、コミックでアースキン博士がレッドスカルから逃げる際に名乗っていた別名です。バッチナンバーから察するに、MCUのブルース・バナーが担当していたのがウェポンVIで、ブロンスキーに投与したのがその改良版のVersion2という意味でしょうか?
MCU関連の小ネタとして、コミックのウェポンIVであるテッド・サリス(マン・シング)は映画「アイアンマン3」のヴィランの一人として登場したエクストリミスソルジャーのエレン・ブラントの旦那さんです。
また、寄生生物をベースとしたウェポンVを基に、「スパイダーマン」シリーズに登場しているいじめっ子のフラッシュ・トンプソンがエージェント・ヴェノムになりました。
左からコミック、映画、ゲームのX-23 ©2020 MARVEL , CAPCOM
ウルヴァリン、デッドプール、セイバートゥース、X-23はいずれもミュータントであるため、当時権利を所持していたFOX制作の映画にて登場しています。今後はMCUでの登場があるかもしれません。
以上、ウェポンプラス計画についてお届けしました。
超人血清はさまざまな国や組織が追従して研究しており、天才揃いのマーベルキャラクターでさえ再現できずにいます。例えば旧ソ連もアメリカに対抗して研究し、誕生したのが映画「ブラックウィドウ」にも登場するレッドガーディアンです。もしかするとアースキン博士こそがマーベル1の天才なのかもしれませんね。