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ドラマ「アガサ:オール・アロング」、2話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

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2024年9月19日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」エピソード2「Circle Sewn With Fate / Unlock Thy Hidden Gate(邦題:いざ開かん 隠されし扉)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ウィッチズロードに行きたいティーン

謎の少年”ティーン”はウィッチズロード(魔女の道)に行きたいとアガサに告げ、アガサについて色々調べていたこと、そして呪いを解いたのが自分であると明かします。

勉強はしたけど力が欠けているというティーンの頼みをアガサは断るものの、母エヴァノラのブローチを見てセーラム・セブンについて思い出したのか、これを承諾。共にウィッチズロードへと向かうことに。

ここでアガサがティーンに名前を尋ねるものの、封印の呪文によってその名前を聞き取る事は出来ません。ティーンは名前が何故か口に出来ないとは感じていないようで、聞き手側に効果を発揮する呪文のようです。

多くのファンはこのジョー・ロックさん演じるティーンがワンダの息子であるビリー(の転生した姿)だと信じています。「ワンダヴィジョン」でもワンダのカオスマジックを受け継いでいたビリーですから、ワンダの呪いを解けたとしても不思議ではありません。

コミックのビリーは赤ん坊の頃に死んだビリーの魂が別の家庭の夫婦の間に生まれた赤子に宿って成長した姿。血縁上はワンダとは他人になりますが、魂でつながっています。

カヴン

家を出た二人。ティーンがアガサの事を「Miss Harkness」と呼んでいるのは興味深いポイントで、ティーンはアガサを未婚だと考えているようです。1話で描かれたワンダの呪いの中でほのめかされた息子の存在は、やはり現実には存在しないのでしょうか?それともティーンの調査不足なのでしょうか。

アガサはウィッチズロードに向かうためにカヴン、つまり魔女団が必要だとし、新メンバーのリクルートに動き出します。

廃屋

アガサの隣の家は廃屋、というかほとんど更地になっていました。

©MARVEL,Disney

そこには「EVIL WITCH」(邪悪な魔女)と落書きされていたり、スカーレットウィッチのロゴマークに斜線が引かれたり、忌み嫌われている事が伺えます。

マキシモフ事変のあと、誰もここを買い取る事はしていない事に加え、これだけ嫌われているのはウェストビューの住人が事の真相を何も知らない事を表しています。

1話のジョン・コリンズも「ワンダ」の名前を出さないように言いつつ、アガサには親切に対応するなど、S.W.O.R.D.やアベンジャーズはマキシモフ事変の誤解を何も解いていないようです。

ティーンのボーイフレンド

ティーンを演じるジョー・ロックさんは同性愛者である事を告白していますが、そんなティーンにボーイフレンドからの電話が。ボーイフレンド役はマイルズ・グティエレス・ライリーさん。

特に目立ったやり取りはありませんが、ワンダの息子ビリーも同性愛者。コミックではクリーとスクラルのハーフの男性ハルクリングと2020年に結婚しています。

ただし、マイルズ・グティエレス・ライリーさんが演じるボーイフレンドはハルクリングではないとも報じられています。

占い師のリリア

コミックとは異なってカナ表記がリリア・コルデルに。原作のキャラクターについては他の魔女同様に以前に軽くまとめていますのでそちらをご覧ください。

450歳は超えているというリリアはアガサの事を見抜いていましたが、カヴンに加わることを拒否。しかしその時「ペンタクルの3」の予言を受け、4人の名前を記しました。

これについては以前にカードの情報が出ていました。

「ペンタクルの3」は成功への道、第3者の協力を示すものであり、カードの意味のとおりにリリアは協力者となるべき人物の名前を記した事になります。

リリアは魔女がリンゴに毒を盛ったり、子供を誘拐したり、赤ん坊を食べたりすると人々に信じ込ませたのはアガサのせいだと責めています。

店を出るとカラスがアガサを見つめていました。これは後に判る事ですが、セーラム・セブンのメンバーの化身です。

薬師のジェニファー・ケイル

二人目の魔女は薬に長けたジェニファー・ケイル。コミックではヒーローの友人が多い魔女です。MCUでは「善玉入りキャンドル」という怪しいグッズを取り扱うアロマショップのオーナーとして登場。

ジェニファーもアガサやダークホールドについて知っており、その上で魔女社会もいまいち気に入らない様子。SNS上のトラブルの解決を餌にされ、しぶしぶ同行することに。

ジェニファーは「また子供を犠牲にするの?」と、リリアに続いてアガサが過去に子供と何かトラブルがあった事をほのめかしています。

警備員のアリス・ウー・ガリヴァー

次の魔女の元へ向かう前に、残りの二人のうちの片方が気に入らないらしく、アガサは名前の書いたメモを飲み込んでしまいす。

一旦腹ごしらえをということでアメリカンドッグ(コーンティーン)の店へ。

食べながら、アガサは次の魔女アリス・ウー・ガリヴァーは母親が魔女で、ローナ・ウーという名の有名なロックスターだったと説明。これに対してティーンはローナ・ウーのツアーに行ったことがあると話しますが、それはティーンの母が死ぬ前のことだったとの事。

ティーンがワンダの息子であるかどうかはまだわかりませんが、少なくとも実母は既に他界しているようです。

ここでも別のセーラム・セブンの化身であるネズミが登場し、アガサは急いでアリスのもとへ。アリ・アンさん演じるアリスはコミックでは刑事でしたが、MCUでは元警官の警備員として登場。

このシーンではティーンの事をペットの「トト」と紹介していますが、これは「オズの魔法使い」の主人公ドロシーの飼っている犬の名前です。

勧誘は上手くいきませんでしたが、アガサとティーンは家に戻ることに。

グリーンウィッチ

帰路を車で辿る最中、アガサはティーンに出身を訪ねます。しかし、ティーンの声だけがミュートされてしまい、名前を聞いた時と同様に発言内容を知る事が出来ません。やはりなんらかのプロテクトマジックがかけられているようです。

自宅に戻り、正装に着替えると、自宅前でコヨーテの姿を見かけます。これもまたセーラム・セブンの化身。夕暮れに訪れるとのことだったセーラム・セブンですが、既に監視を始めていたのです。

ティーンがカヴンの準備をしているところへジェニファー、リリア、少し遅れてアリスが到着。出発を急ごうとするアガサに対して、みなはもうひとりグリーンウィッチが足りないと指摘します。

これはアガサが飲み込んだメモに「黒いハート」で書かれていた人物ということで、グリーンウィッチがブラックハートである可能性がほのめかされています。

ブラックハートはメフィストの息子であり、最近発売されたゲーム「MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics」にも登場しています。

※動画は過去のオリジナル版のゲームのものです。

アガサとグリーンウィッチであるリオ・ヴィダルとの間には因縁がある事が1話からもわかっていますが、アガサは彼女の参加を拒んだ結果、ハートつながりでマキシモフ事変でハート夫人を演じさせられていたシャロン・デイヴィスをスカウト。現状では彼女に魔女の才覚があるかどうかは不明ですが、アガサの対応を見る限り数合わせの一般人のようにも見えます。

ザ・バラッド・オブ・ザ・ウィッチズロード

夕暮れが迫り、アガサはウィッチズロードへの扉を開くための儀式を開始。この曲の英語版は無料サントラとして公開されています。

歌詞の内容は物語の流れを示唆しているようでもあります。曲のとある部分では「乙女、母、老婆」と歌われており、1話で注目された母エヴァノラのブローチにもこれが刻まれていました。魔女を象徴するこの三人の女性は原作ではワンダ・マキシモフ、母親のナタリア・マキシモフ、そして師匠のアガサ・ハークネスを表していました。

儀式が思うように進まない中、アガサはリリアたちを挑発し、攻撃させる事で力を奪おうと画策。しかし、リリアがこれを制止し、目論見通りには行きませんでしたが、扉は既に出現していました。

セーラム・セブン

アガサたちが儀式をしている頃、ティーンはセニョール・スクラッチーを抱いて家の外にいました。道が暗くなり、街頭が灯り始める中、セーラム・セブンが登場。

セーラム・セブンのキャストはエンドクレジットにも表記されています。

©MARVEL,Disney


ウィッチズロードへの扉が開かれ、3話からは本格的な冒険の始まりの予感。MCU版では道の先に何が待ち構えているのでしょうか。

なお、これまでに公開されている予告ではリオ・ヴィダルやセーラム・セブンも続いて入ってくる、もしくは先回りしている事がほのめかされています。

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ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2024年9月26日10時 より配信予定です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。