MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットする直前、劇場公開前の6月にマーベル・コミックスはデッドプールの死亡を予告していました。注目されていたそのコミックがいよいよリリースとなり、不死身のはずだったデッドプールの死に関する詳細が明らかとなりました。
※これより先はコミック「デッドプール #6」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。
コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによるこの最新コミックでは、デッドプールはデス グリップとの最近の戦いからまだ回復中で、右足と右腕を再生できないため車椅子での移動を余儀なくされています。
彼は、人間の娘エリーやシンビオートの娘プリンセスを戦場に送り出すことで、なんとか明るい性格を保っています。エリーは自分専用のデッドプール コスチュームを手に入れ、プリンセスと一緒にロシアの武器密輸業者を倒します。
Ellie Camacho is DEADPOOL pic.twitter.com/uEgtYwcqls
— Z*Y (@ThatComicFan3) September 18, 2024
エリーの師匠にあたるタスクマスターがエリーやプリンセスの任務に同行、デッドプールが家に1人残される中、娘たちと入れ違いにデスグリップが訪ねてきます。
前号では、ウェイド・ウィルソンがデスグリップの手を切り落とし、彼の得意とする闇の魔法を使えなくしました。タスクマスター、エリー、プリンセスらは、デスグリップの隠れ家を爆破し、殺害したと思っていましたがそうではありませんでした。
デスグリップはムラマサブレード(村正の刀)を吸収しており、生気を吸う妖刀の力によってデッドプールのヒーリングファクターは無力に。ウルヴァリンでさえ自身を殺す唯一の武器と恐れる村正の力の影響でデッドプールはついに死亡する事になりました。
MCUの「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットしている裏で、デッドプールの絶望の最期が描かれた理由は不明ですが、ウェイド・ウィルソンがいつか必ず復活すると期待されるその時が来るまで、しばらくの間は娘のエリー・カマチョがデッドプールの名を継いで活動する事になりそうです。