マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に登場する事が発表されたイスラエル人ヒーローのサブラが米国SNS上で物議を醸しています。シラ・ハースさん演じるこのヒーローはコミックにおいて実際の歴史に深く絡んだキャラクターであり、足を踏み入れるべきかどうか議論が展開されています。
シラ・ハースさん演じるサブラ/ルース・バット=セラフはミュータントでイスラエルの諜報機関モサドに所属するエージェント。つまる所、コミックのサブラはイスラエルにとってはヒーローですが、他国にとっては必ずしもそうではない事を意味しています。
紛争問題に大きく関わってきたサブラは、特に右寄りのコミックファンからの批判にさらされているようで、その矛先が演者に向かないようにマーベル・スタジオ及びディズニーはケアする必要があるかもしれません。
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MCUにおいて過去にはロシアにとってのヒーローであるレッドガーディアンや、エジプトにとってのヒーローであるスカーレットスカラベがコミックから導入されましたが、その暗い部分の設定は削除変更され、現在のMCUに沿うキャラクターとして再創造されています。
サブラの登場が告げられた会場ではレッドガーディアンが映画「サンダーボルツ」に再登場する事も発表され、多くのファンが喜びの声を上げていることからも、キャラクターに対する心配はあまり必要ないかもしれません。
映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。
ソース:Marvel’s Sabra: Newest MCU Superhero Casting Engulfed In Controversy