MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のブラックパンサーシリーズの最新映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の撮影が始まったと、海外メディア Variety が報じました。撮影はアメリカ、ジョージア州アトランタのパインウッド・スタジオで行われていると伝えています。
火曜日の夜にロサンゼルスで開催された「ブラックウィドウ」グローバル・ファン・イベントの前に、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がVariety とのインタビューに応じ、次のように述べました。
チャドがいないのは非常に感情的です。しかし、誰もがワカンダの世界を一般公開し、ファンの皆様にお届けすることにとても興奮しています。私たちは、チャドが誇りに思うような方法でそれを実現するつもりです。
これまでブラックパンサー/ティ・チャラを演じてきたチャドウィック・ボーズマンさんは、昨年がんにより亡くなっており、今作の主演が誰になるのかは今の所発表されていません。
ディズニーとマーベル・スタジオは、亡くなったチャドウィック・ボーズマンさんの代わりの俳優をキャストしない事を明かし、CGIによる登場もない事を表明しています。
再登場になるキャラクターについて公表されていませんが、母ラモンダ、妹シュリ、元恋人のナキア、ドーラミラージュのオコエやアヨ、エムバクなどは可能性が高そうです。エヴェレット・ロスを演じたマーティン・フリーマンさんは各種インタビューで再登場を公言しています。また、新キャストとしてテノッリ・ウエルタさんがヴィランのひとりとして参加すると報じられています。
前作から続いて脚本・監督を担当するライアン・クーグラー氏は、当初執筆していた脚本の内容を変更し、新たにワカンダを舞台に前作のキャラクターがさらに掘り下げられる内容になると明かしています。
ファンの間ではコミックの展開をなぞらえてシュリがブラックパンサーになるのではと予想されていますが、現時点ではあらすじ等も一切明かされていません。
公開まで約1年、徐々に情報が解禁されるものと見られています。
映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。