映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、第95回アカデミー賞に5部門ノミネート

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」が第95回アカデミー賞5部門にノミネートされた事が発表されました。作品の世界観を評価された今回のノミネートでは、マーベル・スタジオ初となる演技に関する賞も含まれています。

sponsored link
 

今回ノミネートが発表された各賞は以下の通りです。

  • 助演女優賞:ラモンダ役アンジェラ・バセットさん
  • 歌曲賞:「Lift Me Up」 リアーナさん
  • 衣装デザイン賞:ルース・E・カーターさん
  • メイクアップ&ヘアスタイリング賞
  • 視覚効果賞

今回のノミネートを受けて、マーベル・スタジオの米公式Twitterでは新たなポスターなども公開されています。

なお、2018年に公開された前作「ブラックパンサー」は全7部門でノミネート、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門を獲得しました。

第95回アカデミー賞の授賞式は 2023年3月13日月曜日 に開催予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2023年2月1日 日米のディズニープラスで同時配信。ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ブラックパンサー:ワカンダフォーエバーの裏側」が 2023年2月8日、ドキュメンタリ「ボイスライジング:ミュージック・オブ・ワカンダフォーエバー」は 2023年2月22日 に米国ディズニープラスにて配信予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」より削除されたアガサ・ハークネスの戦闘シーンのスタント映像が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した魔女アガサ・ハークネス。アガサを演じるキャスリン・ハーンさんのスタントダブルを務めるホイットニー・コールマンさんが、最終的に採用されなかった戦闘シーンのスタント映像を公開しました。

sponsored link
 

服装から察するに最終話近辺で計画されていた戦闘シーンのようですが、残念ながら本編に含まれる事はありませんでした。実際にドラマで見た彼女とはかなり印象が異なるシーンになっており、アガサにも激しいアクションシーンが用意されていたようです。

「ワンダヴィジョン」ではアガサのこういった一面は見られませんでしたが、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ではどのような戦闘シーンが見られるのか、期待して待つことになりそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中、ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、脚本家が「ザ・カーン・ダイナスティ」からクビになるかもしれないと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の脚本を担当したジェフ・ラヴネスさんが、海外メディア SFX Magazine とのインタビューで本作で初登場となるMCU版のM.O.D.O.K.(モードック)について言及しました。

sponsored link
 

「クアントマニア」のあと、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の制作に入るラヴネスさんは本作のモードックについて、「この映画で一番のお気に入りです。」と前置きしつつ、「デザインや見た目はコミックスに忠実ですが、彼には少しばかり追加した要素があるんです。多分、みんなが見たら『ザ・カーン・ダイナスティ』からクビにしろって言われるかもしれませんが、私の好きな瞬間のいくつかはそこでのダイナミクスから来ているんです。」と、ファンが気に入らないかもしれない要素を追加している事を明かしました。

そして、「本作のモードックは『A Fish Called Wanda』(邦題:ワンダとダイヤと優しい奴ら)のケヴィン・クラインとシンプソンズの古いエピソードに出てくるフランク・グライムズからインスピレーションを受けたと言っておきます。『この本当に上から目線で、わがままで、権利を主張し、同時に深く悲しくて不安な男は、自分が人生でひどい目にあったことを知っていて、それを最大限に利用しようとしてるよ 』とね。」とモデルになったキャラクターに言及しました。

さらに「モードックは『A Fish Called Wanda』のケヴィン・クラインのように、人を殺すのがかなりうまいんです」と追加しています。

ケヴィン・クラインさんが同作で演じているのはヒットマンのオットー。暗殺を生業とするオットーの要素もM.O.D.O.K.( Mental Organism Designed Only for Killing :直訳で「殺人のために設計された可動式有機体」)と重なる部分があるようです。オットーは最終的にダイヤを奪われてしまうという結末でしたが、モードックにはどのような結末が用意されているのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania writer breaks down MODOK inspiration: “He’s a real loose cannon”

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、アグネスの次回作が決定か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の新たな写真が話題になっています。主人公アガサ・ハークネスは前作「ワンダヴィジョン」でおせっかいな隣人アグネスをシットコムの中で演じていましたが、本作では犯罪ドラマを演じさせられるのではないかと話題になっています。

sponsored link
 

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するジョー・ロックさんは先日、自身のInstagramで撮影が始まった事を報告しました。その際に投稿された写真では「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ではなく、「アグネス・オブ・ウェストビュー」のロゴが書かれた椅子が映されています。

これは「ワンダヴィジョン」が過去の様々なシットコムのパロディを盛り込んできたように、本作でもアメリカで人気の犯罪ドラマ「メア・オブ・イーストタウン」をベースに劇中劇が展開すると見られ、ロゴもそっくりである事が指摘されています。

そしてこれは特別珍しいものでもありませんが、実際に警察車両もロケ現場で目撃されています。

「ワンダヴィジョン」のラストでアガサ・ハークネスはワンダに敗れ、ふたたび「おせっかいな隣人アグネス」を演じ続ける事を強要されました。映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダの結末を経てもその魔法が解呪されていないのか、あるいは別の魔女によってアガサ・ハークネスが新たな劇中劇を演じさせられているのか、再び二重構造の物語が展開されるのではないかと見られています。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「ザ・マーベルズ」のモニカ・ランボーのヒーロー名についてコミックライターが示唆

コミック「モニカ・ランボー:フォトン」を執筆したライターのイブ・L・ユーイングさんが、Youtube番組 Black Comic Lords に出演し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のモニカが、コミック版では複数あるヒーロー名の何が採用されているかについて示唆しました。

sponsored link
 

2022年8月にモニカ・ランボーの新コミックシリーズが発表された時、タイトルには「フォトン」と書かれていました。ところが2023年に入って、「ザ・マーベルズ」の関連グッズからは「スペクトラム」の名前が発見されており、結局どちらが採用されるのかよく分からないという事態に陥っていました。

インタビューの中でユーイングさんは「コミックの世界では、皆さんご存知のように、出版サイドとMCUサイドは頻繁に連絡を取り合うわけではありません、でも時々連絡を取り合います。今回は、このコミックで彼女がフォトンという名前を選んだわけではありません、そう言っておきます。それだけです。」と、コミック側で名前を決めたわけではないと明かしました。

MCUのモニカが「フォトン」を名乗るのは、映画「キャプテン・マーベル」に登場した母親のマリア・ランボーのコールサインが「フォトン」であったこと事からも一定の説得力があるようです。

©MARVEL,Disney

「ザ・マーベルズ」の絵本では「スペクトラム」とされていたモニカのヒーロー名ですが、前作「キャプテン・マーベル」と今回のコミックライターの発言をあわせると、やはり「フォトン」が有力になってくるのではないでしょうか。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

征服者カーン役ジョナサン・メジャースさん、MCUは「世界最高の演劇学校」と同じだと言う

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でヴィランの征服者カーンを演じるジョナサン・メジャースさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、MCUは世界最高の演劇学校と言われるイェール大学と同じであると語りました。

sponsored link
 

ジョナサン・メジャースさんは俳優のキャリアを選択した時の事を次のように語りました。

私が21歳のとき、大人のための世界で最高の演劇学校はどこなのか調べました。卒業生と彼らの作品、その全体を調べた後、最終的にイェール大学に行きました。

そして、マーベル・スタジオからオファーがあった際も同様だったと述べました。

マーベル・シネマティック・ユニバースに参加する機会があったとき、私は同じように台帳を見ました。ケヴィン・ファイギは学長であり、イェール大学のジェームズ・バンディ学長のようです。監督は教職員、そして学生はロバート・ダウニー・Jr、マーク・ラファロ、ティルダ・スウィントン、トム・ヒドルストンなどです。他にもたくさんいました。ここに参加したくない人なんていませんよ。

そして最新作の「クアントマニア」については、「カーンがクアントマニアで何をするかは当初聞かされていませんでした。でも、素晴らしい俳優たちと仕事を出来るのは分かっていました。」とサインした理由について明かしました。

カーンは本作でMCU初登場となりますが、カーンの変異体にあたる「在り続ける者」として、ジョナサン・メジャースさんはドラマ「ロキ」にも出演しました。「ロキ」シーズン2にもカーンの変異体が複数登場すると言われており、映画「アベンジャーズ;ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に向けて、より多くのカーンとその変異体を演じていく事になるようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ソース:‘Magazine Dreams’ Jonathan Majors On Transforming To Play A Troubled Bodybuilder, Joining Marvel Universe & Getting Punched Really Hard By Michael B. Jordan In ‘Creed III’ – Sundance

映画「スパイダーマン:NWH」の採用されなかった絵コンテが公開、物語は大きく変更されていた事が判明

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の絵コンテを担当するフィル・ランゴーンさんが、本作の未使用に終わった絵コンテを自身のInstagramにて公開しました。

sponsored link
 

絵コンテはスパイダーマンとミステリオの戦いを描いたもので、破棄された脚本ではメイおばさんを殺害するのはグリーンゴブリンではなくミステリオの役割だったようです。スパイダーマンは基本的に優しいヒーローですが、怒りで制御できなくなった時にどうなるのかというコンセプトのもと、このバーサーカーモードの脚本と絵コンテが制作された時期があったと明かしました。

「ノー・ウェイ・ホーム」にはミステリオが再登場するプランがあったことが以前より明かされており、その未使用コンセプトアートも2022年に公開されました。また「ホームカミング」のヴィランだった「バルチャー」も登場予定だったことが明かされています。

変更の経緯については明かされていませんが、当初は「ファー・フロム・ホーム」の続編としてミステリオ再来を描く予定だったものが、グリーンゴブリン役のウィレム・デフォーさんが再演についてサインしたためにゴブリンをメインにしたのではないかと考えられています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は各種ストリーミングサービスで配信中です。

【噂話】映画「サンダーボルツ」に関する噂は誤報だった?

マーベル・スタジオが制作予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」からキャラクターの一人が登場しなくなったという噂について、噂の大元となったスクーパーの CanWeGetToast 氏が新たにTwitterでこの話題が誤報だったと投稿しました。

sponsored link
 

氏は元になった自身の投稿を引用しつつ「誤報でした!ゴーストはサンダーボルツに登場します」と、この話題が誤りであったと報告しました。

3日前に突如報じられたこの話題はその後、ゴーストは別のプロジェクトに移行したと言う話題や、公式からもコンセプトアートが削除されたなどと報じられていました。

「サンダーボルツ」は 2023年6月からの撮影開始が報じられており、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターは発表どおり再登場するようで、今回の氏の投稿に対してファンは「ありがとう神よ」「ゴーストが戻ってきて本当に良かった」とコメントを寄せています。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ジェレミー・レナーさんがインスタ更新で回復状況を報告

元旦に除雪車の事故で入院していたジェレミー・レナーさんが数日前に退院し、先程回復状況に関する報告をInstagramに投稿しました。その投稿にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」シリーズで共演した俳優さん達からもコメントが集まっています。

sponsored link
 

レナーさんはベッド上でのリハビリ写真を投稿し、次のようにコメントしています。

「朝のトレーニングも、決意も、この特別な新年にすべて変わりました。家族全員の悲劇から生まれ、すぐに実行可能な愛の団結に焦点を当てました。家族と私に当てられた皆さんのメッセージと心遣いに感謝しています・・・ 多くの愛と感謝をあなた方に。この30数本の骨折は、家族や友人との愛と絆が深まるように、修復され、より強くなっていくでしょう。皆さんに愛と祝福を。」

この投稿に対し、ソー役クリス・ヘムズワースさんは「あなたはチャンピオンだ、僕たちはあなたを愛しています。」とコメント。

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスさんはTwitterで「まったくタフな男だ。誰か除雪車を確認したかい?たくさんの愛を送るよ。」と事故の原因となった除雪車についても言及しました。これに対してレナーさんは「愛してるよ兄弟・・・スノウキャット(除雪車)の確認はすませたよ。彼女には燃料が必要だ。」とジョークと絵文字を添えて返信しています。

また、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督もレナーさんの報告にハートの絵文字を残しています。

一時期はかなりひどい状況だとも報じられていましたがなんとか一命を取り留め、先日は退院後に家族と共に自身が主演する新作ドラマを楽しんでいる事も明かしていました。今回明らかになったように30箇所以上の骨折などがあったようですが、復帰を目指して徐々にリハビリを始めているようです。

映画「サンダーボルツ」のアートが公式から消えたと言う

2022年のD23 Expoにて発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」。イベント時に同時に公開された公式のコンセプトアートが、公式ウェブサイトやアートを描いたアンディ・パークさんのSNSなどから削除されていると報じられています。

sponsored link
 

QuidVacuo 氏はマーベル・スタジオやアンディ・パークさんのページから、登場メンバー7人を描いた公式のコンセプトアートが削除されているとTwitterで報告し、先日からのメンバーリストラの噂を裏付けているのではと指摘しました。

ただし、具体的にどのページから削除されたのかは分かっておらず、今回のレポートがどの程度正確性を保っているのかは不明です。

マーベルエンターテイメントのYoutubeチャンネルではD23の映像が残されており、動画としてアートも確認する事ができます。ただし、厳密にはマーベル・スタジオとは別組織のため、今回のレポートの対象外であるとも言えそうです。

公式アートに描かれているキャラクターのうち、ゴースト/エイヴァ・スターが「サンダーボルツ」の物語から削除されると数日前に話題となり、それに続いてゴーストは別のプロジェクトに移行したとも報じられました。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。