映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の頃からライラは紹介されていた

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」ではロケットの物語に焦点が合わせられ、ロケットの愛すべき仲間としていくつかのキャラクターが紹介されました。その中の一人、ライラは1作目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の時点でも紹介されていました。

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ザンダー星で騒ぎを起こした結成前のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはノヴァ軍に逮捕され、その後投獄される事になります。

その投獄前のシーンでは彼らの情報がスクリーンに表示されており、ロケットの情報として「仲間:グルート、ライラ」と表示されているのが確認出来ます。

©MARVEL,Disney

「Vol.3」のマンティスのセリフによると、ロケットは故郷の事や過去の話を言いたがらないとの事で、ノヴァ軍がロケットの出生にかかわる実験体番号「89P13」やライラについて知っている事は矛盾を抱えています。また、ライラに触れつつもフロアやティーフスに触れていないあたりもそれを後押ししています。

単純に1作目の時点でジェームズ・ガン監督は初のMCU作品であり、コミックの情報をイースターエッグとして落とし込んだだけで、この時点で3作目の事など考えていなかったとするのが自然なようです。

好意的に考えるならノヴァ軍が自白剤等を使った可能性もありますが、ロケットに仕掛けられたキルスイッチの存在を考えると、そういったものが使われた時点で秘密保持のためにロケットは死んでいるはずです。ノヴァ軍にハイエボリューショナリーを超える技術等があれば別かもしれませんが、ザンダーは既にサノスに破壊されているため、その真相も不明です。

長らく噂されている「ノヴァ」が実写化された場合にこの矛盾を解決するようなスマートな設定が取り入れられる可能性はありますが、基本的には伏線ではなく単なるイースターエッグだったと考えるのが適切なように思えます。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はディズニープラスで配信中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、監督が舞台裏映像を多数公開─冒頭のスターロードは人形だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、撮影の舞台裏映像を自身のSNSに投稿し、ファンと共有しました。

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予告動画でも印象的だった「ネビュラがピーター・クイルを抱き上げて歩くシーン」はクリス・プラットさんに似せた精巧な人形だった事を明かし、「私たちの編集担当、フレッド・ラスキンはこのシーンの編集を始めて2週間ほどして『ワイヤーはどこなの?』と尋ねてきました。彼は、これがクリス・プラットではない事に気づいていませんでした。私たちの特殊効果チームとメイクアップ チームは、他のみんなと同じようにこの映画に心を込めています。」と裏話を投稿。

しかもこの人形は呼吸しているかのように見せるために、胸の上下運動までするような作りに。この完成度にはクリス・プラットさん本人も、ネビュラ役カレン・ギランさんも驚きの表情を見せています。

また、ラヴェジャーズが乗り込んでくるシーンのリハーサル映像も公開。

撮影の合間にDJで盛り上げるハイエボリューショナリーことチャック・イウジさん。

本作は「一本の映画に使用されたメイク装具の数」の世界記録を更新し、なるべくCGの使用を控えるようにしたそうですが、それでもまったく使わないというわけには行きませんでした。そんな本作のCGスクリーンテストの映像も公開。

ガン監督は本作を「この映画は、喜びと思いやり、自分の世界の縁を越えて見ることを学び、すべての生き物に共感することについての映画です。」と表現しました。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ヴィラン役の普段の顔が正反対すぎると話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」に登場したヴィランのハイエボリューショナリー。ハイエボリューショナリーはロケットを始めとした様々な生物の改造実験を行う非道なマッドサイエンティストとして登場しましたが、これを演じるチャック・イウジさんの日常が映画とは正反対すぎるとして海外で話題を呼んでいます。

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海外メディア Collider は「安心してください。チャック・イウジは動物を愛する飼い主です」との記事を公開し、残虐な実験を繰り返して観客のヘイトを急上昇させたハイエボリューショナリーとは大きく異るイウジさんの本来の姿を報告しています。

Cicero と名付けたシュヌードル(シュナウザーとプードルのミックス)を飼っている事をInstagramで公開しているイウジさんは、インタビューの中で「(改造実験を)終えたロケットを見ると……キケロと同じ目をしてるんです。本当につらかったですね。まったく同じ目をしているから、映画を観るたびに打ちひしがれてしまいます。」と自身とロケットのシーンの印象について明かしました。

また、ハイエボリューショナリーがシェイクスピア的であるとも説明。

イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにて20代から劇を演じ続けているイウジさんは、「彼には破滅的な欠陥があります。完璧な社会を作りたいのに視野が狭く、徹底的に無慈悲です。それでも本人は大いなる善のためだと信じているんです。」と悪役のキャラクター像について述べました。

コミックのハイエボリューショナリーとは少し異なるものになりましたが、イウジさんの迫真の演技によってハイエボリューショナリーは観客の神経を逆撫でし、MCUでも屈指の胸クソヴィランとしてスクリーンデビューする事に成功しました。

コミックではそもそもイギリス人であるハイエボリューショナリーは、ミスター・シニスター/ナサニエル・エセックスの教えを受け、ワンダ、ピエトロ、マグニートーとの関係など、どちらかといえばX-MENよりのキャラクターでした。

ハイエボリューショナリーが再びMCUに登場する事はあるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Guardians of the Galaxy Vol. 3’: Don’t Worry! Chukwudi Iwuji Is a Loving Pet Owner

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、グルートの最後の言葉についてガン監督が説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」に登場するグルートは様々な姿で観客を楽しませましたが、そんなグルートの最後の言葉について、ガン監督がメディアやファンの考察を認めました。

※これより先は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ガーディアンズの面々が別れを告げていく最後のシーンで、グルートは「I love you guys.」とはじめて「I am ( We are ) groot.」意外の言葉を発し、観客を驚かせました。

このシーンについて、「グルートが言葉を喋られるようになったのでなく、観客がグルート語を理解できるようになった」説がありましたが、ジェームズ・ガン監督はこれを「ええ、それがまさに意図していたことです。」とTwitter上で認めました。

グルートはガーディアンズ1作目から登場していたキャラクターで、登場当初は既にコンビを組んでいたロケットだけがその言葉を理解していました。

その後、2作目や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では家族であるガーディアンズのメンバーだけが(グルート語を習ったことがあるというソーを除いて)グルートの言葉を理解していました。

「Vol.3」に入ってすぐ、2014年から来たガモーラだけがグルートの言葉を理解出来ずにいましたが、共に修羅場をくぐり抜け、グルートの言葉に対して「私もあんたと組めて良かった」と会話が成立するに至っていました。

監督はグルートの最後のセリフを普通の言葉にする事によって、ガーディアンズと観客もファミリーとして一体化し、グルートの言葉を理解できるようになった事を示す意図があったと説明。作品の世界観を越えた、観客のための高次元な演出ですが、これによってより感情的なシーンとする事に成功したようです。

次のグルートの登場作品は不明で、ずっと一緒に旅を続けている新生ガーディアンズのメンバーたちとは違い、数年間交流が途絶えてしまう我々視聴者は、グルート再登場の際には再び「アイ・アム・グルート」にしか聞こえない状態に戻ってしまうのかもしれません。

なお、予告編で見ることが出来た「We are groot!」と叫ぶシーンは映像自体はあったものの別の音声に変わっていました。(予告の1分30秒あたりから)

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ドラマ「エコー」配信日について新情報が報じられる

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のリリースに関して、情報のアップデートがありました。2022年のサンディエゴ・コミコンで本作が2023年配信である事が発表されて以来、公式からの続報はありませんが、海外メディア The Cosmic Circus のリジー・ヒル編集長は新たな噂を共有しています。

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ヒル氏は「数日前の時点で、Echo はまだ今年後半にリリースされる予定と言われました。うまくいけば、それは変わりません。」と、「エコー」は年内配信の計画が維持されているとレポートしました。

当初は2023年夏の配信が予定されていた「エコー」ですが、「シークレット・インベージョン」と「ロキ」シーズン2がそれぞれ当初の計画から数ヶ月遅れている事が影響し、「エコー」もそれに併せて数ヶ月の遅延が見込まれています。

本作は2023年4月時点の噂でも11月配信予定とされており、先日の「ロキ」シーズン2のさらなる延期報道を加味しても、年内ギリギリの12月スタートになるのではないかと見られています。

「エコー」の主演を務めるアラクア・コックスさんは2022年8月に本作の撮影が終了した事を報告、以降、大きな再撮影の報告などもなく、編集作業自体は順調である事が予想されています。

ドラマ「エコー」は 2023年、ディズニープラスで配信予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、クリス・プラットさんがクイルの最後の決断について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のグローバルプレスカンファレンスの中で、主演のクリス・プラットさんがピーター・クイルの最後の選択について語りました。

※これより先は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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「Vol.3」の終わりに地球に戻り、祖父母と再会する決意をしたピーター・クイルは、ヨンドゥにさらわれた時(祖父母と別れた時)と同じカラーリングのコーディネートでミズーリに帰ってきました。

クリス・プラットさんはピーター・クイルのこの決断について「バウティスタ(ドラックス)がマンティスから聞いた、『クイルは泳ぎ方を学ばなければならない男だ』という素晴らしいセリフがありました。ピーターは、スイレンからスイレンへ、女性から女性へ、関係を飛び回っている男でした。それは、とても人間らしい状態だと思います。私たちはしばしば、人間関係や、チームや家族などの所属の中で、自分自身を見つけることがあると思います。そして、彼は迷子になってしまったのです。」と語りました。

「そう、最初は母親の死から逃げていたんです。そして、80年代後半の子供時代のポップカルチャーのアイコンをもとにしたキャラクターになりきることができました。それで、彼は踊り狂っていたのですが、そのすべてが、本当はそこに自分自身を見出したものだったのです。」と続けます。

そして、「その後、彼はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと自分自身を見つけました。そしてさらに、自分の父親と出会い、自分が誰であったかに自分を見出すことができると考えました。つまり、彼は常に自分が何者なのかを探し続けている男なんです。そして、ガモーラとの関係で再びそれを見つけたんです。」と「Vol.2」でのピーター・クイルについて言及。

「しかし、ガモーラと見つけた自分自身が(ガモーラの喪失と共に)彼から剥奪されたとき、彼は、どれも本当の自分ではなかったことに気づいてしまいました。それで、彼は迷子になってしまった。そしてそれはおそらく、彼の悲しみを意味するんです。」と「インフィニティ・ウォー」以降の喪失について語りました。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは1作目でいびつな寄せ集めチームとして動き出し、2作目の時点で既に家族という言葉が使用され、視聴者の大半はこの銀河の家族に熱狂していました。

しかしながら、ピーター・クイルは地球に戻る手段がありながらも実家に顔を出す選択をしない事に疑問を持つファンも多く、ジェームズ・ガン監督のもとには質問が殺到していました。

ガーディアンズを家族として描く一方で、本当の家族から逃げていたピーター・クイルはどこか滑稽でしたが、「Vol.3」で自分の愛したガモーラがもういない事を再確認した事で、本当の自分を探す旅を再開し、そのはじめとして原点である祖父母の家に戻る決断に至ったと考えられるようです。

ピーター・クイルは「ソー:ラブ&サンダー」でも「愛する者を見つけた。結局また失って最低の気分。でも何も感じないよりずっとマシだ」、「途方に暮れたら愛する人たちの目を見つめるんだ。自分が何者か分かる」とソーに対してアドバイスを送っていましたが、これは似たもの同士である自分自身への言葉でもありました。

「泳ぎを学ぶ」ために地球に戻ってきたピーター・クイルですが最後の「The Legendary Star-Lord Will Return」のメッセージが示すように、再びスターロードとして戻ってくるようです。

それが「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」になるのか、それよりももっと先になるのかは不明ですが、戻ってきた時には内面が大きく成長したピーター・クイルを目撃する事になるのかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:Chris Pratt Explains Star-Lord’s Surprising Ending In Guardians 3

マーベル・スタジオは脚本家起用の戦略を変更していると言う

マーベル・スタジオが映画やドラマの脚本家を採用するプロセスについて、これまでと大きく戦略を変更していると、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が報じています。以前には監督についての戦略変更が報道されましたが、最新の The Hot Mic ポッドキャストの中で脚本家についても同様の変更が行われていると言及しています。

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番組の中でスナイダー氏は「ここ数週間や数ヶ月でマーベルが脚本家にもっと多額の投資をしている事とに気づいた方もいるでしょう。今日だって、ニック・ピゾラットを『ブレイド』の新しい脚本家として雇ったというニュースがありました。ジョシュ・フリードマンもそうです、彼は『サラ・コナー・クロニクルズ』の脚本家で、界隈では大物の脚本家の一人です。マーベルは彼を『ファンタスティック・フォー』のために雇いました。また、『ビーフ』の制作者であるリー・ソン・ジンも、『サンダーボルツ』のために雇われました。」とここ最近の起用の傾向を指摘。

そして、「彼らはもう新人脚本家には頼らないという事でしょう。マーベルは大物の脚本家を求めています。彼らは脚本家に資金を充てる事にしています。」と述べています。

スナイダー氏は以前に監督の起用傾向についても同様に語っており、ケヴィン・ファイギ社長は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作においてサム・ライミ監督と仕事を共にした事で、確立されたベテランの才能を雇っていく事に熱心になっているとも報告していました。

マーベル・スタジオは特にフェーズ1からフェーズ3において、ルッソ兄弟監督やタイカ・ワイティティ監督、ジェームズ・ガン監督などを代表として、ほとんど商業映画のない監督や脚本家などの人材を採用し、成功させてきました。

しかしながら「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は「ロキ」のマイケル・ウォルドロンさんの脚本や、その後の「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のジェフ・ラヴネスさんの脚本も賛否両論となっており、彼らがアベンジャーズ5と6の脚本担当となっている事を懸念するファンも少なくありません。

スタジオがこの30日間で3人の脚本家を変更したことは、フェーズ5からのMCUをより安定させていくためと考えられ、既に進行中のプロジェクトの人材変更や、今後の作品に関する監督や脚本の起用にも影響すると見られています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がヴィランについて「ただの悪人ではない」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本作のヴィランと作品と現実世界の関係性について語りました。

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「シークレット・インベージョン」について明かされている事は未だに少ない状態ですが、エミリア・クラークさんのインタビューによると、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるスクラル人のタロスの二人と、今回衝突するヴィランたちの間には果たされなかった約束があると言います。

監督は「誰がテロリストなのか、なぜテロリストなのか。特にここアメリカでは、私たちが善人で、彼らがテロリストだと言うのは簡単です。私にとって興味深いのは、『国家として、この人たちの出身環境にどのような影響を与えたのか』ということです。」と言います。

そして「グラヴィク(キングズリー・ベン=アディルさん演じるヴィランのスクラル人)は爆弾を持ったただの悪者ではありません。彼のストーリーと、彼がこの不平不満に至った経緯が、本作で明確に探求されます。」と述べ、「それは単に映画の歴史やノワールを参照するだけでなく、現代の私たちの時代を反映したものになっています。」と語りました。

本作のヴィランはサノスや征服者カーンのような究極のエゴイストではなく、敵対するに至るキャラクターたちの背景があり、そこが描かれていく事になるようです。

そして、本作のヴィランが単に変身する能力だけではない可能性が示唆されています。トレーラー映像においてグラヴィクはいくつかの能力を見せており、コミックにおけるスーパースクラルではないかと考えるファンも少なくありません。

彼らはいかにして争い始め、どのような結末を迎えることになるのか注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Secret Invasion Is Inspired By The Third Man And The Searchers: ‘We Talked A Lot About Classic Espionage Noir’ – Exclusive Image

【噂話】ドラマ「ロキ」シーズン2は更に遅れる事になるだろうと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の配信日について、海外メディア The Cosmic Circus がさらなる遅延の可能性を報じています。2023年の夏に配信されると公式発表されている本作ですが、最新の噂では9月配信になるだろうと言われていました。

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記事によると、ディズニーは「ロキ」シーズン2を9月配信から10月へと遅延させる事を検討し、実行される可能性が高いとの事。

海外メディア The Direct はこの延期について、全米脚本家組合によるストライキの影響で映画、ドラマ業界の脚本作業が停止している事から、ディズニーもまたこの影響を強く受けている事を指摘。既に撮影に入っている作品はともかくとして、プリプロダクションの状態にあった作品のほとんどは一時停止状態となり、今年後半以降の配信が予定されている作品のすべてが遅延する可能性が高くなります。

そのため、ディズニーはディズニープラス上の新作リリースのスケジュールに発生する空白期間をなるべく目立たなくするために、夏秋に配信の準備が進められている作品を少しずつ遅らせる事を検討しているのだろうと言います。

「ロキ」シーズン2を含むMCUのディズニープラス作品は2023年に入って以降、配信のペースを鈍化させており、2022年の夏のコミコンで発表されたスケジュールに比べて数ヶ月ずつ遅れています。

公式発表上は2023年夏の配信となっている本作ですが、2023年3月の時点でメビウス役のオーウェン・ウィルソンさんが9月配信になる事を示唆。同時期に米ディズニープラス上では本作が「2023 summer」から「Coming Soon」へと配信日が曖昧にされている事が判明しています。

「ロキ」シーズン2の配信日が実際にどうなるかは、もうしばらく忍耐強く待つ必要があるようです。

なお、「ロキ」の前に配信される「シークレット・インベージョン」が再び延期されるというレポートは今のところありません。

ソース:Exclusive: Update on ‘Loki’ Season 2 Release Window

ドラマ「ホークアイ」、エレーナの役作りはどのように行われたのか─フローレンス・ピューさんのインタビュー公開

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の公式ブックとなる「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」の発売を前に、書籍に含まれるエレーナ・ベロワ役フローレンス・ピューさんのインタビュー内容を一部抜粋して公開しました。

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「エレーナにはどのような形で戻ってきて欲しかったですか?」と質問されたピューさんは次のように語っています。

「ブラックウィドウ」では、最初から新しいキャラクターを作成する猶予と機会と自由を本当に与えられたと思います。それは完全にケイト ショートランド監督のおかげです。これらの大きな映画に出演するのはエキサイティングなことですが、常に興味を持ち、これらのキャラクターにどれだけの自由があるかを知りたいと思うものです。

でも、ケイトが「これはあなたの作品よ」と言ったことに、私はとても驚き、興奮しました。「これはあなたのものです。このキャラクターを継続させ、基本的にあなたが望むものにしなさい。」と。それは私にとってとてもエキサイティングでスリリングでした。だから私はいつもエレーナが彼女に予期しないエッジを持っていることを望んでいました. 彼女が機嫌が良いのか、機嫌が悪いのか、わからないような。

私はエレーナが少し変わっていて、タイミングが不自然であることを望んでいました。彼女は信じられないほど変化しやすいキャラクターなので、それが彼女をとても愛すべきものにしていると思います。ブラックウィドウで成し遂げた上でこのシリーズに参加し、自分がどこから来たのかを理解している事は、素晴らしい贈り物でした。そしてもちろん、ストーリーラインに関しては、マーベル・スタジオのブラックウィドウとこれとの違いは、別人のように歴然としています。

さらに「ブラックウィドウ以来のエレーナの姿に、どのようにアプローチしたのでしょうか?」と質問されると、次のように述べました。

ブラックウィドウを完成させた時、このキャラクターが戻ってくる事があれば、彼女はまったく別の人になるだろうと頭の片隅で考えていました。「ブラックウィドウ」のストーリー全体は、家族の再発見がテーマでしたから。

でも、ナターシャがエレーナの人生に戻らないことを知っていたので、最初からエレーナの心がどこにあるのかを自動的に考えていました。彼女はどのようにしてナターシャの死について知ることができたのか?誰が彼女に教えてくれるの?エレーナはどのように反応するんだろう?彼女は誰を追いかけますか?

マーベル・スタジオが私とクリントを対立させようとしているとは予想外でしたが、これはとてもクールな展開だと思いました。だから、頭の中ですでに計画を立てていたと思います。そんな生々しくてつらい復讐を演じられたのは本当に嬉しかったです。

エレーナ自身は善人のつもりですが、他にひとにとって悪人というのは魅力的でした。それは演じるにあたって興味深いラインでした。

そして、「クライマックスの対決の時、あのアイスリンクでの作業はどんな感じだったのでしょうか?」との問には次のように回答しています。

とても、とても滑りやすかったです。ゲームセンターでプレイするエアホッケーに近い感覚でした。滑るふりをする分には素晴らしいことですが、精密な格闘アクションをしなければならない場合、それは本当に恐ろしいことでした。

スタントが解決策を考え出し、私たちが戦っているときに白いカーペットを敷いてくれましたが、私がカーペットの上にいない場所でテイクをしなければならなかったことが何度かありました。

もし1インチでも滑っていたら、ジェレミーの顔に直撃していました。それはとても怖かったです。スタントをしているときは、位置関係の把握が大切です。人工氷の上に立って あちこち横滑りしている時は 誰かにぶつかる可能性が完全に高くなります。それは少し大ざっぱでしたが、私たちはそれを理解し、滑ってして移動して、戦いの一部が本当に楽しく興味深いものになりました。他の方法では、その効果を得ることはできなかったでしょう。

インタビューの全文と、ジェレミー・レナーさん、ヘイリ​​ー・ スタインフェルドさん、ヴィンセント・ドノフリオさんを筆頭としたキャストと制作クルーの多くのインタビューを含んだ公式の書籍「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」は 2023年5月16日 発売予定です。

ソース:公式