【噂話】アニメ「ホワット・イフ・・・?」S2でスティーブ・ロジャースはウィンター・ソルジャーになる?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン2は当初2023年初頭の配信とされていましたが、3月の時点で「近日公開」にサイレント変更されている事が確認、スクーパーは2024年、遅ければ2025年まで延期されるとさえ報告しています。

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しかし延期の話題とは裏腹に制作は進んでいるようで、2023年初頭配信という当初の計画に即しているのか、以前にはおもちゃの発売情報のリークから新キャラクターの存在などが明らかになっていました。

そして今回もまた「ホワット・イフ」に関する公式の動きが鈍化している中で、新たなフィギュア情報が報じれています。

2 Different Molds. What do you guys think of the Upcoming What If? Season 2 B.A.F?
by u/Matt_TheStormTrooper in MarvelLegends

新作フィギュアは前作にも登場したヒドラストンパーのバージョンアップ版のようですが、そのカラーリングは黒を基調としており、ウィンター・ソルジャーを思わせるデザインになっています。

神聖時間軸のスティーブ・ロジャースとは違って超人血清を射つ事がなかったこのスティーブ・ロジャースは、ヒドラストンパーというアーマーを得た事でキャプテン・カーターのバディを務めていました。

キャップのバディという事は本家キャプテン・アメリカのバディであるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズのストーリーラインを継承する部分があると予想され、二人の衝突があるのではないかと海外ファンは考えています。

「ホワット・イフ」は当初シーズン3までの制作が明らかになっていましたが、最近になってディズニープラスのMCU(及びスターウォーズ)の規模縮小を進めていく事をディズニーCEOが発表しており、シーズン2はともかくとしてシーズン3の計画が維持されているかどうかは今のところ不明です。

【噂話】映画「デッドプール3」には別のデッドプールも登場すると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」に、デッドプールの変異体が登場すると、海外スクーパーの CWST 氏が報告しています。本作では複数のマルチバースを舞台とする事、ウルヴァリンが二人登場する事が報じられている他、前作にも変異体は登場している為、これ自体は驚くような事ではありませんが、一体どのような変異体が登場する事になるのでしょうか。

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氏はコミックに多数登場するデッドプールのヴァリアントの中でも、2010年発売のコミック「プレリュード・トゥ・デッドプール・コープス#3」からドッグプールが登場する可能性を指摘しています。

ドッグプールはその名の通りデッドプールの犬版で、ウィルソンという名の犬がマスカラXという動物実験により、本家同様に外見は大きく傷つき、その代わりにヒーリングファクターを獲得しました。ドッグプールはデッドプールがマルチバースを渡ってスカウトしに来るまでの間サーカス犬として過ごし、デッドプールと組んだ後はイービル・デッドプールの攻撃からデッドプールを庇って死亡しました。

本作はヒュー・ジャックマンさんのウルヴァリンを始めとして様々なキャラクターの再登場が報じられており、ファンはそのニュースに興奮していますが、実は今までの間にヴィランに関する報道がありません。

いくつかの戦闘シーンが目撃されている事や、コミックの関係性を考えてウルヴァリンをヴィランに据えるというのも考えられますが、ドッグプールが実際に登場するのであれば、そのコミックの背景から敵はデッドプールという可能性も考えられるかもしれません。

ドッグプールは実際に登場するのか、そして敵は誰なのか。本作は現在、SAG-AFTRAストライキの影響で制作を中断しており、続報に関してはしばらく待つ必要があるかもしれません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」の莫大な制作費が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の驚くべき莫大な制作費が明らかになりました。海外メディア Forbes によると、それは2億1160万ドル(執筆時レートで約294億円)に達すると言います。

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MCUのドラマシリーズが発表された際、ケヴィン・ファイギ社長は「6時間のドラマは2時間の映画と同等の予算で制作される予定」とコメントしていましたが実際にそのとおりになっているようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の制作費は最終的に2億5000万ドルで、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の開発費は2億ドルと過去に報じられています。

映画はこの制作費を主にチケット代にて回収する事になりますが、もちろん「シークレット・インベージョン」にはその手立てがありません。

「シークレット・インベージョン」の正式な視聴者数の公式発表はありませんが、米メディアアナリストによると米国における初週5日間の視聴者数は100万人にわずかに満たないとの事で、制作費回収には遠く及ばないのは明らかなようです。

フォーブスは「シークレット・インベージョン」の制作費が明るみに出た理由として、イギリスの償還プログラムを利用して制作されているからだと言います。

本作は主にロンドン郊外のパインウッド・スタジオで撮影され、イギリスでは国内で撮影されたプロジェクトに対して税金の還付があるといいます。この償還プログラムでは、プロジェクトが制作にどれだけ費やしたかを開示することが求められており、フォーブスが「シークレット・インベージョン」の予算を発見したのはこのためだと説明しています。

そしてこれほどの予算になっている理由について、4ヶ月に渡る再撮影が発生したためだろうとも指摘しています。

このプログラムによって英国内での制作費の最大25%が還付されるとの事ですが、それでもかなりのコスト負担になっていると考えられます。

ディズニーはマーベル・スタジオのドラマ予算を段階的に削減していく事を発表していますが、そもそもゴーサインを出したのもディズニーであり、当初どのように回収する見込みだったかについては明らかにされていません。

記事はこのプロジェクトによって現地では多くの雇用と消費といった経済効果が生み出され、「シークレット・インベージョン」が視聴者の興味を惹くかどうかは関係なく、イギリスはハッピーエンドを迎えたと皮肉で締めています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年7月19日16時 より配信予定です。

ソース:Disney Shells Out $212 Million On Marvel’s ‘Secret Invasion’

映画「デッドプール3」が撮影していた場所はドラマ「ロキ」と関係がある?

マーベル・スタジオが撮影を中断中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の撮影現場は、ディズニープラスのドラマ「ロキ」を再現しているのではないかと話題になっています。先日はウルヴァリンのスーツ姿などが目撃、注目されていた現場写真ですが、それ以外にもまだまだ気になる部分が残されていたようです。

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「デッドプール3」の撮影現場では20世紀FOXの崩れ落ちたロゴや、飛行船、難破船の残骸を模したセットが設けられており、この場所は「ロキ」に登場したヴォイドではないかとファンは考えています。

ヴォイドは「ロキ」においてキッド・ロキが「TVAは剪定したものを全部ここに捨てる」と説明した場所で、サンクタムやアベンジャーズタワーを始めとして、見たことが有る建造物や物体が無数に打ち捨てられていました。

「デッドプール3」にはミス・ミニッツやオーウェン・ウィルソンさん演じるTVAのエージェント、メビウス・M・メビウスが登場すると以前から噂されている中、先日は撮影現場近くでオーウェン・ウィルソンさんの姿が目撃されたとの報告もありました。

これらは単なるファンの妄想であるのか、それとも全てが線で繋がっているのか、もうしばらく見守る必要がありそうです。

現在、「デッドプール3」は俳優組合 SAG-AFTRA のストライキの影響で撮影を中断しており、再開の目処は立っていません。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定です。

MCUディズニープラスオリジナルドラマの米ケーブルテレビ配信が発表される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」が米ABCケーブルテレビで放送される事が発表されました。ディズニープラスの独占オリジナルドラマとうたわれているMCUドラマが別のプラットフォームで提供される最初の事例となります。

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海外メディア Laughing Place によると、現地時間の 8月5日 と 8月12日 の2日間に分けて、「ミズ・マーベル」が3話ずつ、シーズン1のすべてのエピソードが配信されるとの事。

ABCでは過去に「エージェント・オブ・シールド」、「エージェント・カーター」、「インヒューマンズ」などのマーベルドラマが制作、放送されていましたが、それ以来ぶりのマーベル作品となるようです。

この事がディズニープラスの限定コンテンツが他のプラットフォームに順次開放されていくのかという疑問に対し、別の海外メディアは今回の放送決定はそういう事ではなく、11月に劇場公開される映画「ザ・マーベルズ」のPRの一貫ではないかと見ています。

現在マーベル・スタジオ及びディズニーは俳優組合 SAG-AFTRA のストライキの影響で、俳優を用いたプロモーション活動が行えない状態で、通例となっているレッドカーペットワールドプレミアイベントやプレスツアーを行うことが出来ないと見られており、その代替案のひとつだと考えられるようです。

ディズニープラスの最初のドラマ作品である「ワンダヴィジョン」やそれに続く作品は依然として放送予定はなく、今のところ発表があるのは「ミズ・マーベル」だけというのも、その推察をバックアップしているようです。

日本でも同様なPRが行われるかは不明で、すべての作品を視聴したいファンはどのみちディズニープラスに加入しておくのが賢明であるのは間違い有りません。

しかし最近はディズニーが予告なしにコンテンツを削除するという事態も続いており、自社コンテンツさえ永久ではない事、今回のように別プラットフォームで放送・配信される事など、かつて多くの人が抱いていたストリーミングサービスというものの概念は崩れ始めて来ているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:“Ms. Marvel” to Make Broadcast Television Debut as Part of “The Wonderful World of Disney” on ABC

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がSAG-AFTRAストに対する声明を発表

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、世界中で映画やテレビ番組の製作がストップしている中、映画俳優組合(Screen Actors Guild)のストライキに関する声明を 海外メディア The Hollywood Reporter を通じて発表しました。

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共同プレジデントのルイス・デスポジート氏とスタッフへのEメールで声明を共有したファイギ社長は、MCUに関わるすべての人がどれほどの努力をしてきたかを認識しながらも、「入念に練られた計画がずれるのは残念なことだ」と指摘しています。

「しかし、絶え間ない変化はプロダクション・ビジネスの本質であり、我々のチームは予期せぬ挑戦とそれに立ち向かうことを知らないわけではありません。私たちは、この状況を最善にするための皆さんの努力に深く感謝しています。私たちは皆、新しい契約がすぐにまとまり、現在進行中の素晴らしい仕事を再開できることを望んでいます。」

マーベル・スタジオは最近、「デッドプール3」を前倒しで公開とその他映画の遅延を発表したばかりでしたが、今回の新たなストライキの影響でさらなる遅延が予想されています。

5月から続いているWGAストライキでは撮影が済んでいる作品に関して編集作業などが進められていましたが、今回のSAG-AFTRAは規則上、起用、撮影、編集、広告なども出来ないとの事でマーベル・スタジオだけでなく全米の映像産業が停滞する事になるようです。

ソース:‘Deadpool 3,’ ‘Mission: Impossible 8’ and ‘Venom 3’ Halted Amid Actors Strike

イマン・ヴェラーニさんがコミック共同ライターへ─「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」発表

最新のコミックで死亡したミズ・マーベル/カマラ・カーンの復活を描くコミック新シリーズ「Ms.Marvel:The New Mutant」が始まる事が海外メディア Entertainment Weekly とマーベル公式から発表され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」で同役を演じているイマン・ヴェラーニさんが共同執筆する事が明らかになりました。

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コミックでは長らくインヒューマンの遺伝子を持っているとされていたカマラ・カーンですが、MCU版のシーズン1最終話ではミュータントである事が示唆されていました。

この原作設定の変更に反感を示す一部ファンもいましたが、どうやら原作側がMCUへと近づけていく方向へと軌道修正する事になるようです。

「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」ではカマラ・カーンがミュータントとして再生し、チャンピオンズでもアベンジャーズでもなく、X-MENとして活動することになるようです。

イマン・ヴェラーニさんは新シリーズのスタートについて「なんてことなの!大好きだわ!カマラの伸縮自在のパワーで何でも可能です。私は、アーティストが私を驚かせてくれる事を期待して、少し曖昧なアイデアを提案するのが好きです。そして、彼らはいつもそうしてくれるんです。正直なところ、アイデアを提案することができるのはとても開放的で、彼らはすべてを受け入れて描いてくれます。予算や特殊効果について心配する必要はありません。」とコメント。

そして「彼女のインヒューマンとしての起源を取り戻すわけではないということを、はっきりさせておきたいと思います。それはカマラのアイデンティティの一部であり、マーベル編集部も私自身も守り続けたいと強く思っています。私たちの本は、Ms.マーベル・コミックが一貫して探求してきたアイデンティティの核となるテーマをすべて反映したものになります。かなりクレイジーな作品になりますよ。」と語りました。

©MARVEL

公開されたミズ・マーベルのX-MENコスチュームを見ると、象徴的な赤いマフラーはそのままに、X-MENの青と黄色へと変更。目立っていた胸のS字は肩部分へ控えめなデザインに変更されています。

気になるのはコミックのミズ・マーベルがこれまでにはめていた腕輪がない事で、MCU版でも腕輪に焦点が当てられていたことを考えると、MCU版の将来的なヴィジョンを反映している可能性があるかもしれません。

サビル・ピルザダさん(DARK WEB: MS. MARVEL)と、イマン・ヴェラーニさんが共同執筆し、アーティストのカルロス・ゴメスさん(ローグ&ギャンビット)とアダム・ゴーラムさん(スター・ウォーズ:ダース・ベイダー)によって描かれる4号限定シリーズ「ミズ・マーベル:ザ・ニュー・ミュータント」の#1は 2023年8月30日 に米国発売予定です。

ソース:公式

全米俳優組合がスト突入─「デッドプール3」、「ヴェノム3」を含む全ての作品の制作が中断へ

先日の記事の中でも軽くお伝えしていましたが、ハリウッドの俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを実施する事が発表された影響が出始めています。海外メディア Variety によると、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」や「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」などを含む、すべての作品の制作がストップされていると言います。

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SAG-AFTRAはこれまで約1か月、映画会社を代表する映画製作者協会(AMPTP)と交渉して来ましたが進展はなく7月13日(水)に契約が失効。交渉委員会から提出されたストライキ勧告を承認することを全会一致で決定しました。

SAG-AFTRAの契約に基づいて行われているテレビ番組や映画の製作は米国内外ですべてストップするとの事で、ストは14日(木)の深夜から、ピケは15日(金)早朝からスタートしています。

SAG-AFTRAがストを決行するのは1980年以来で、現在ハリウッドでは全米脚本家組合(WGA)もスト中。両組合が同時にストに入るのは1960年以来史上2回目となっています。

この中断は撮影部分に限らず、キャスティングから編集、プロモーションまで多岐にわたり、今年公開予定の「ザ・マーベルズ」、「ロキ」シーズン2、「エコー」、「クレイヴン・ザ・ハンター」などはワールドプレミアイベントなどがキャンセルされる可能性が高くなっていると記事は伝えています。

また、Comicbook.com はこのストライクの規則上、「ファンタスティック・フォー」はキャスト発表イベントも行えないとし、夏から秋冬のどこかのイベントでの発表が予想されていたリブートキャストは当面秘密のままになるだろうと言います。

これらはもちろんマーベル作品に限らず、映画、ドラマなどの映像作品すべてに関わる事であり、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」のトム・クルーズさんの来日イベントなども中止が発表されています。

MCUは綿密な計画によってスケジューリングされ、その劇場公開、配信のロードマップが公開されています。しかし、WGAのストライキも5月からスタートしてまだ終わりが見えていない事を考えると、MCUは今後数ヶ月にわたって全体的に公開スケジュールが遅延する可能性もありそうです。

ソース:‘Deadpool 3’ Stops Production Due to SAG-AFTRA Strike

映画「シャン・チー」シム・リウさんが「アベンジャーズ5」出演の可能性についてかなり確信していると語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演を務めたシム・リウさんが、海外メディア Men’s Health とのインタビューの中で、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」への出演の可能性について言及し、かなり確信していると語りました。

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シム・リウさんは新作映画「バービー」のプロモーションの中でデスティン・ダニエル・クレットン監督と「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」について質問され、次のように語りました。

ええ、きっと私もそれに参加する事になると確信しています。でもそれ以上のことは本当にわかりませんし、完全に準備が整うまでは知りたくありません。この業界、特にマーベルで私が学んだことがあるとすれば、それは、物事は常に変化しており、常に流動的であり、撮影現場にいて実際に行動するまでは、何かが起こるかどうかは実際には分からないということです。シーンは再撮影され、物事は再調整され、ポストプロダクションで視覚効果などの要素が追加されます。その間に、シャン・チーのアイデンティティとは別の、 バービーのようなプロジェクトに携わることができ、アーティストとして本当に翼を広げることができたのは、私にとって本当に充実した旅でした。

そして、「でも、もしその話が来たら、もちろんザ・カーン・ダイナスティは実現するでしょう。その声がかかったら、私は喜んで姿を現し、読むべきものは何でも読み、準備すべきことは何でもするつもりです。でもそれまでは、知らないほうがいいと思っています。」と続けました。

また、MCUで共演したい人物について質問されると「イマン・ヴェラーニを挙げたいですね。まず第一に、彼女は同じカナダ人(※1)です。彼女は本当に素晴らしい。彼女に何度か会ったことがあるし、会話をしたこともあるけれど、とても素晴らしい人間なんだ。」とミズ・マーベルとのクロスオーバーを指名しつつ、「マーベルで紹介された素晴らしい人たち全員と共演できることをとても楽しみにしています。」と付け加えました。

※1.シム・リウさんは中国系カナダ人

そして「彼女はこのマーベルの世界が大好きで、自分が置かれた立場を愛している人として、私の心に残っています。それはある意味、私自身を思い出させるのだと思います。彼女は以前からマーベルの大ファンでした。彼女にとってもMCU出演はとてもシュールで、僕と同じくらい夢が叶ったんだと思っています。」と回答しました。

シム・リウさんは先日、「シャン・チー2」が思うように進んでいない事を明かしつつも「アベンジャーズ」映画の後に続くと聞いていると言うヒントをファンに伝えていました。

また、2月末には「あなたがたが思うより早く何かがわかるかもしれない」と発言し、「ザ・カーン・ダイナスティ」よりも前に何らかのカメオ出演がある可能性も匂わせていました。

「ザ・カーン・ダイナスティ」にはどのようなヒーローが集まるのか、シャン・チーとミズ・マーベルの出会いはあるのか、今後の情報にも注目です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中、映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」は 2026年5月1日 米劇場公開予定です。

ソース:Simu Liu Couldn’t Keep Up With Ryan Gosling in the Barbie Gym

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」、クラーク・グレッグさんがディズニーCEOのコメントに失意の反応

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」や「アベンジャーズ」、ABCとマーベル・テレビジョンで制作されたマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、ディズニーのボブ・アイガーCEOのコメントに失意の反応をSNS上で示しました。

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ボブ・アイガーCEOがディズニーの現状の問題とこれからについてのインタビューの際、「マーベルは大規模なテレビ事業に携わっていませんでした。」と発言した事は7年、7シーズンに渡って「エージェント・オブ・シールド」に携わってきたクラーク・グレッグさんや他のキャスト、制作クルーに対して心無い言葉となったようです。

コメントでは「人々はいつも何もなかったようにエージェント・オブ・シールドをディスる」「これは厄介」「あまりに無礼」「シーズン5で終わるはずだったのに2シーズン追加させたのはディズニーだろ」とファンの援護射撃が続いています。

マーベル・テレビジョンはABCで「エージェント・オブ・シールド」を、FOXと「レギオン」や「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」などのドラマを制作。いずれも人気を獲得し、複数シーズン展開されました。ただし、FOXでのドラマに関しては途中で売買収が絡んだ事で半ば打ち切りになっています。

そのマーベル・テレビジョンは現在マーベル・スタジオの下に置かれており、アイガー氏の発言は事実とは異なっているとも言えます。

皮肉な事に、「エージェント・オブ・シールド」をMCUを舞台とした最初のテレビドラマとしてゴーサインを出したのはボブ・アイガー氏自身で、彼は番組の大ファンであり、放送中にABCが打ち切りにしようとするのを阻止するために何度も介入していました。その結果、MCUとは少しずつ話しがズレ始め、現時点で正史とマルチバースの曖昧な場所に置かれる作品となりました。

アメリカでは春頃から脚本家協会のWGAのストライキが始まり、映像業界として多くの作品の制作が中断されている事が日々報じられていますが、それに加えて俳優組合 SAG-AFTRA が新たにストライキに入った事が報じられています。

次の作品を作る資金とするために会社の収支は当然重要ですが、キャストやクルーへのリスペクトなしに作品づくりが出来ないのもまた事実。責任者にはそのバランスが求められています。