映画「マーベルズ」の中国公開が決定するも、タイトルは「キャプテン・マーベル2」に変更

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の中国公開が決定した事を米マーベル公式がアナウンスしました。これまで中国では「シャン・チー」から「ソー:ラブ&サンダー」に至るまで、つまりフェーズ4の作品の上映が禁止されていました。

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米マーベルは中国公開決定を記念して、中国版のポスターとトレーラーを公開。

ただし映画のタイトルは「マーベルズ」ではなく「驚奇隊長2」(キャプテン・マーベル2)に。なぜ変更前のタイトルに戻されているのかは不明ですが、公開されたトレーラーもキャプテン・マーベルに焦点をあてた映像になっています。

中国における上映が認められるかどうかはパブリッシャーにとっても重要な問題で、例えば「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は世界135カ国で上映されたにも関わらず、世界興行収入の1割を中国市場のみで占めていました。

「マーベルズ」が中国での上映を許可された事はいいニュースですが、アメリカで継続中の SAG-AFTRA ストライキの影響で俳優が映画のプロモーションに参加出来ておらず、従来のようなインタビュー等が行われていません。

前作「キャプテン・マーベル」は女性主人公の映画の最高売上を公開3日で更新するなど話題となり、最終的には11億ドルを超える興行収入を記録しました。「マーベルズ」はこれを超える結果を出せるのでしょうか。

なお、「マーベルズ」のニア・ダコスタ監督はさらなる続編「キャプテン・マーベル3」のアイデアについて17のバージョンを既にケヴィン・ファイギ社長に提案済みだとも語っています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ディズニープラスプラン改定発表、11月中にプラン変更しなければ自動的に値上げ

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:キャロル・チョイ、以下ディズニー・ジャパン) は、動画配信サービス、ディズニープラスのプランを改定する事を発表しました。新プランは、2023年11月1日 (水) 以降の新規加入から順次適用され、既存契約者は2023年12月6日 (水) 以降、請求日に準じて適用される事になります。

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新プランの利用料金は、スタンダードプランは月額990円 (税込) /年額9,900円 (税込) 、プレミアムプランは月額1,320円 (税込) /年額13,200円 (税込) です。一年分の一括払いによって2ヶ月分無料相当の割引となっています。

プランの内容の違いは以下の通り。

 ディズニープラス スタンダードディズニープラス プレミアム
サブスクリプション
(税込)
月額:990円
年額:9,900円
月額:1,320円
年額:13,200円
最高画質1080P Full HD4K UHD & HDR
最高音質5.1サラウンドドルビーアトモス
同時視聴2台4台
広告無し無し
ダウンロード機能✓ (10台まで)✓ (10台まで)

現時点で、Hulu | Disney+ セットプランおよびJ:COM TV フレックス with Disney+は新プランによる料金変更の適用対象外となり、現行の月額利用料金であるかわりに、1年一括払いは出来ないとの事。

米国でのディズニープラスは10月から広告なしプランが月額8ドル、広告ありプランが月額14ドルに設定されており、日本はどちらも広告をつけない代わりに機能制限をつける方向での新プランとなったようです。

新プランは11月1日以降の新規加入者から適用。既存の契約者に対しては12月6日から請求日に応じて順次適用となり、自動的にこれまでより高いプレミアムプランへ切り替わるとの事。プランを変更する方法については「11月1日以降、順次、お知らせいたします」との事で、今現在 4k での視聴を行っていない視聴者で同時視聴制限に問題がない場合は11月中にプランをスタンダードに変更しておくのが値上げを回避する方法です。

その他くわしい情報は公式ページをごらんください。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」は開発中止か?脚本家らが履歴書から削除、「アガサ」のタイトル変更も

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ワンダヴィジョン」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のプロデューサー兼ショーランナーを務めるジャック・シェイファーさんと脚本家数名が自身の履歴書から「ヴィジョンクエスト」を削除している事が発覚しました。

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先日、ストライキの終結に向けての暫定合意が報じられたWGAのウェブページで公開されているシェイファーさんの履歴書から、噂のドラマ「ヴィジョンクエスト」が削除されました。以前はこの履歴書に、「ヴィジョンクエスト」が2024年から2025年にかけて配信予定だと書かれていましたが、その記載は削除されてしまっています。

プロジェクト自体が白紙になってしまったのか、ネタバレになっていた事に気づいて削除したのか、制作陣がまるごと別の誰かに変更されたのかは現時点で不明です。

また、番組名がいくつか変遷してきた「アガサ」ですが、現時点での履歴書の記載によると番組名は「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」になるようです。しかし、9月の始め、ディズニーのマーケティングトップはさらなるタイトル変更の可能性もほのめかしています。

2022年10月、「ヴィジョンクエスト」開発中の報道に際し、「ワンダヴィジョン」で息子のビリーを演じたジュリアン・ヒリアードくんは「パパに会いたい」とコメント

この「ヴィジョンクエスト」ではヴィジョンの(アンドロイドの)子供たちがMCUデビューするとされていましたが、これらの計画がどうなってしまったのか、続報があり次第またお知らせしていく事になります。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」はディズニープラスで配信予定です。

米国著作権局の登録内容からドラマ「エコー」の概要が明らかに、配信は1月10日か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」の新情報が United States Copyright Office より明らかになりました。これによると、マヤ・ロペスはキングピンの後をついで裏社会のトップの座についているようです。

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ページに記載された概要は以下の通り。

マヤ・ロペス(アラクア・コックス)が、キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)の残忍な遺産の後継者として犯罪生活と野望とのバランスを取りながら、ネイティブ・アメリカンのルーツとのつながりを取り戻そうと奮闘する。第1話では、マヤ・ロペスと彼女の葛藤が紹介される。

概要はキングピンが退陣してマヤが後を継いでいると示しており、「ホークアイ」のラストの弾丸がこのような結果を導いたようで、コミックのキングピンと異なって銃弾への耐久性はさほどない事を示しているようです。

1年ほど前に報じられたあらすじからは少し変化があったのでしょうか。

キャスト情報ではデアデビル役のチャーリー・コックスさんの名前がある他、ヘンリー役チャスク・スペンサーさん、スカリー役グレアム・グリーンさん、従兄弟ビスケット役コディ・ライトニングさんらが名を連ねています。

配信予定日は 2024年1月10日 との事。先日は全6話構成から全5話へと変更されたとも報じられています。

この登録情報は 2023年9月19日 時点のものであり、以降変更される可能性もあります。

ドラマ「エコー」は 2024年1月 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:United States Copyright Office

ドラマ「ロキ」シーズン1のBlu-ray、日本語版も12月発売へ。ただしお値段は

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1のBlu-ray&4KUHDコレクターズ・エディションスチールブックが、2023年12月22日(金)に数量限定で発売されることが日本のディズニー公式より発表されました。米国版同様にコンセプト・アートカードセット3枚も付いてくるとの事。

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米国では今週すでに発売され、来週からのシーズン2に向けた復習に活用されているようです。

ドラマ本編以外の特典映像は米国版と同じで、TVAのデザインの裏話、ミス・ミニッツによるTVAのオリエンテーションビデオの他、ディズニープラスで配信中のドキュメンタリ「アッセンブル:ロキの裏側」とギャグリール集、そして既にウェブで公開済みの2つの削除シーン、ロキの戴冠式スタンドオフの2本が収録。

ただしお値段に関しては米国版とはかなり異なっており、当初は 4k UHDが定価54.99ドル、Blu-rayが49.99ドルとして発表されていましたが、発売2週間前に 4k UHDが49.44ドルBlu-rayが39.96ドルとプライスダウンを発表。

これに対して日本語版は 4K UHDが15,290円Blu-rayが10,890円 であり、記事執筆時点の為替換算で米国版の約2倍というお高い定価設定となっています。

なお、アメリカでは「ワンダヴィジョン」のディスクが 2023年11月28日 に発売される事が「ロキ」と同時に発表済みで、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のディスク発売も公式が示唆していました。

ドラマ「ロキ」シーズン1 コレクターズエディション は 4K UHD版、Blu-ray版ともに、2023年12月22日 発売です。

【噂話】「ブラックパンサー」、「シャン・チー」スピンオフはアニメになると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」スピンオフはアニメ作品になるようだと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。このスピンオフは今年の3月、制作会社「Maglev Train Productions」の下で、「Golden City」という仮題で開発が始まっていると報告されていました。

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コミックのワカンダの首都ビルニン・ザナがゴールデン族によって作られた事から、この「ゴールデンシティ」という仮題がブラックパンサーに関する何らかのプロジェクトであると前回報じられていましたが、その詳細は不明でした。

今回、TCCはこのプロジェクトがアニメ作品である事が確認されたと言います。

そして記事ではさらに3つの制作会社について言及。

Marvel Animated Studios LLC が開発中の「Great Pumpkin」は次のハロウィンスペシャルに向けた「マーベル・ゾンビーズ」か、可能性は低いとしながらも「ゴーストライダー」関連作品ではないかと主張。

Battle Anybody Productions LLC が仮タイトル「Rock The Bells」で開発中のプロジェクトはこれも「マーベル・ゾンビーズ」関連かもしれないとしつつ、「シャン・チー」のスピンオフ「10 Rings」シリーズになる可能性があると指摘。さらに、ミズ・マーベルを軸にした「チャンピオンズ」シリーズの可能性もあるかもしれないと言います。

そして Speyside Productions LLC が開発中の「Mortlach」。スコットランドのウイスキーを連想させるこのタイトルのプロジェクトは、X-MENやミュータント関連ではないかと考えていると伝えています。


ブラックパンサーのスピンオフについては複数のプロジェクトが動いているとも報じられており、オコエを演じるダナイ・グリラさんがいずれかのプロジェクトに関わっている事を公に明かしています。

グリラさんがこの「ゴールデンシティ」という仮題の作品に声優として参加しているのか、それとも別の実写プロジェクトも動いているのか、今後も動きがあり次第お伝えしていく事になります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:First Report: Marvel Animation Working Title and Production Company Round-Up

映画「マーベルズ」の公開が迫る中、上映時間についてファンが混乱

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の上映時間について、SNS上で混乱するファンが多発していると、海外メディア WGTC が報じています。一ヶ月ほど前に本作はMCU史上最短の映画になるだろうと報じられていましたが、現在、米国のチケットサイトでは様々なランタイムが報告されています。

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Cineworld では「マーベルズ」は120分の映画とされていますが、これは典型的な映画のランタイムである2時間をそっくりそのまま当てはめただけなのか、実際に120分であるのか疑問な所です。

イギリスの odeon は「マーベルズ」のランタイムを 2時間20分 と報告しており、これでは史上最短どころかMCUの中でも長編にランキングされるような時間となっています。

さらに記事は Cinemark では驚きの上映時間 0分 と記載されているとし、マーベル・スタジオのロゴのあと真っ黒な画面のまま終わる可能性もあるようだとジョークを飛ばしています。

0分はなんらかのミスとしても、98分から140分の幅での報告が確認されている「マーベルズ」、実際のランタイムはどの程度になるのでしょうか。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:‘The Marvels’ runtime randomness intensifies as theater listings claim it could be a full 42 minutes longer than we thought

ドラマ「ロキ」シーズン1の削除されたロキ戴冠式の長尺版が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1の削除シーンが公式Youtubeチャンネルで限定公開されました。これは先日SNS上に流れたソーのカエルバージョン「スロッグ」が登場するシーンの長尺版となっています。

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この映像は米国で発売された「ロキ」シーズン1の Blu-ray や 4k UHD に含まれる特典映像のひとつですが、これらのディスクが日本で発売されるかどうかは現時点で不明です。

日本と北米の Blu-ray のリージョンは同じですが、国コードが違うため再生出来ない場合があります。また、Blu-ray.com の情報によると、米国リリース版には日本語字幕、吹替、共に含まれていないため、ショッピングサイトでの個人輸入等を検討されている方はご注意ください。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで配信中、シーズン2は 2023年10月6日 より日本のディズニープラスで配信予定です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」が一夜限りの生演奏付き上映を発表

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスペシャル・プレゼンテーション・ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督が、10月4日に生演奏付きの特別上映を行うことを発表しました。

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MCUの「ドクター・ストレンジ」、「スパイダーマン」3部作、「ソー:ラブ&サンダー」や、「ミッション・インポッシブル」シリーズ、「猿の惑星」シリーズ、「ジュラシック・ワールド」シリーズなどの映画に加えて、ドラマ「LOST」、ゲーム「コールオブデューティー」など多岐に渡って活躍する作曲家でもあるジアッキーノ監督は、自身のX(旧Twitter)にてこの一夜限りの特別上映を告知。

「10月4日に素晴らしいミネソタのパフォーマンスでウェアウルフ・バイ・ナイト: ライブ トゥ ピクチャーをご覧ください!」とチケットサイトのリンクを貼って投稿しています。

ミネソタ管弦楽団による「ウェアウルフ・バイ・ナイト:フィルム・イン・コンサート」は、 現地時間の10月4日水曜日にミネアポリスのオーケストラ・ホールで開催される予定です。イベントのチケットは 1 席あたり 25 ドルから 48 ドル。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は古典的なホラー映画の雰囲気をまとってデビューしたMCUでも珍しい作品で、そのほとんどがモノクロ映像として制作されていましたが、先日フルカラー版となる「ウェアウルフ・バイ・ナイト・イン・カラー」が米ディズニープラスで配信される事が発表されました。

このコンサートで上映される「ウェアウルフ・バイ・ナイト」がどちらのバージョンであるかは明記されていません。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中、「ウェアウルフ・バイ・ナイト・イン・カラー」は 2023年10月20日 に米ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ロキ」シーズン1のカエルのソー「スロッグ」の映像が流出

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1のBlu-rayより、ソーの変異体であるカエルの「スロッグ」の削除されたシーンが明らかになりました。第5話「未知への旅」でイースターエッグとして登場していたスロッグですが、1話に登場する事が予定されていたとプロデューサーが過去に明かしています。

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シーズン1の配信前、本作の予告映像にはスロッグのシーンの一部が含まれていた事を作曲家が認め、その後コンセプトアートなども公開されています。そんなスロッグの実際の映像がSNS上でシェアされています。

TVAに連れてこられたロキが見せられる事になるこの映像ですが、スロッグの声はソーと同じくクリス・ヘムズワースさんが担当し、実際に収録されていた事を監督が明かしています。

配信当時、プロデューサーは「話を進めるためにカットせざるを得なかった」と話しています。

シーズン1では5話になんとかねじ込まれたスロッグですが、シーズン2に登場する可能性はあるのでしょうか?

シーズン2は現地時間の6日0時配信予定でしたが、先日6時間繰り上げられて5日の18時へと変更されています。この変更に日本のディズニープラスがどう対応するかはまだ発表されておらず、配信ページにも時間は記載されていません。

また、アメリカでは一ヶ月ほど前に発表され、明日発売となる「ロキ」のBlu-rayの日本語版の発売についても不明なままです。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年10月6日 より日本のディズニープラスで配信予定です。