【噂話】女性チーム「ドーターズ・オブ・リバティ」の実写化計画が進行中か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にマーベルコミックの女性チーム「ドーターズ・オブ・リバティ」(自由の娘たち)を実写化、導入する計画が進められていると複数の海外スクーパーが報じています。

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ダニエル・リヒトマン氏の第一報から始まったこの話題ですが、今のところ、チームとしてのプロジェクトであるのか、それとも「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」のような大型クロスオーバー映画内で結成されるのかは不明です。

コミックのドーターズ・オブ・リバティは18世紀半ばに結成されたドーターズ・オブ・ライトの後継チームで、アガサ・ハークネスの魔法訓練の元、ドライアドことペギー・カーターを中心に活動を始めました。最初の任務はキャプテン・アメリカ内に撃ち込まれた超人血清を悪党に手に渡さないように守ることで、現代ではペギーの姪であるシャロン・カーターを中心に活動しています。

代表的なメンバーはアガサ・ハークネス、ドライアド/ペギー・カーター、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、インビジブル・ウーマン/スーザン・ストーム(ファンタスティック・フォー)、モッキンバード/ボビー・モース(エージェント・オブ・シールド)、シャロン・カーター、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー、シュリ、ホワイトタイガー/エヴァ・アヤラ、ミスティナイト/メルセデス・ナイト、エコー/マヤ・ロペスなどがいます。

キャラクター的には大半がMCUに導入済みもしくはデビュー予定中であり、一部は死亡済みでスパイダーウーマンはソニーが権利を持っているなどの問題もありますが、十分形作る事は出来そうな範囲です。

女性チームといえば2015年のコミック「シークレット・ウォーズ」内で誕生した A-Force の実写化が検討されていると噂され、シュリを演じるレティーシャ・ライトさんシーハルクを演じるタチアナ・マスラニーさんワスプを演じるエヴァンジェリン・リリーさんらがそれぞれ過去のインタビューで期待しているとコメントしています。

MCU内で先に結成されるのはどちらのチームになるのか、そしてどのようなメンバー構成になるのか、今後の続報にも期待です。

ライアン・レイノルズさんは「デッドプール3」でデップーに負けてほしいと考えていると監督が明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、デッドプールがウルヴァリンに負けてほしいと考えていると、ショーン・レヴィ監督が語っています。

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SiriusXM とのインタビューの中でレヴィ監督はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんの関係性について次のように語っています。

「ヒューはライアンの大ファンで、ライアンはデッドプール映画でウルヴァリンを共演させるチャンスを得ました。二人ともいつも相手を勝たせるように仕向けようとしています。この映画の脚本家仲間であり、この映画のプロデューサー仲間でもあるライアンは、『デッドプールが負けること』を望んでいることが素晴らしいです。」

「その理由は、デッドプールは素晴らしいが彼には深い欠陥があり、ウルヴァリンはウルヴァリンなので、360度のクリエイティブな力として、ライアンは『物語にとって最も満足のいくもの』を目指しています。 他のキャラクターへパンチして勝たなくてはならない作品ではありません。」

ライアン・レイノルズさんは主演だけでなく脚本とプロデューサーとしても制作に関わっており、「デッドプール3」という作品そのものを最高の状態に仕上げることに全力を注いでいると監督は説明します。

プライベートでは常にお互いを立てあっているとも監督が証言するライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんは「デッドプール3」でどのような戦いを見せるのか、注目です。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

終わりのない正史論争にファイギ社長が一石を投じる─MCUの未来も示唆か

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品は2013年の映画「アイアンマン」から始まって2023年現在で映画が30作超、アニメやドラマを含めると50作品超のシリーズに膨れ上がっています。この中では「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのタイムトラベルや、フェーズ4からのマルチバース展開の影響で、その時系列がかなり複雑になってきています。

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明日発売予定の書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」では、時系列が整理される事が期待されている他、何が正史で何が正史でないのか、特にNetflixで配信された「ディフェンダーズ」関連のシリーズや、「エージェント・オブ・シールド」がどう扱われるのかと言ったことは注目されていました。

これらの作品は2013年の映画「アベンジャーズ」の直後に制作、放送が開始し、どちらもMCUとして宣伝されていたものの、次第にそういった謳い文句はなくなり、物語も明らかに矛盾するような展開になりました。

今回発売される新たな書籍の序文で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は次のようなコメントをしています。

マルチバースについて言えば、すべてがマーベルの正史であり、マーベルの歴史の異なる時期に異なるストーリーテラーによって作られた映画やシリーズが存在することを我々は認識しています。この本で示されている時系列は、フェーズ4までの MCU の神聖時間軸に特有のものです。しかし、マルチバース サーガをさらに深く掘り下げて進めていくと、タイムラインがいつ崩壊するか、あるいは収束するかわかりません。

つまりこの本で正史が明らかになるわけではなく、そのどれもが正史であり、本で扱っているのはドラマ「ロキ」シリーズで「神聖時間軸」と呼ばれている時系列という事のようです。

この本にはNetflixのドラマシリーズや「エージェント・オブ・シールド」、「ランナウェイズ」、「クロークアンドダガー」や20世紀FOXのX-MEN関連作品、ソニーの昔のスパイダーマンシリーズや最近のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)作品は取り扱っていません。

これらは神聖時間軸ではないタイムラインの正史作品であるというのがファイギ社長の見解のようで、さらに序文の後半にある「神聖時間軸の崩壊と収束」と言った文言は最新の噂が実現する可能性をほのめかしています。

「デッドプール3」では様々な過去作をデッドプールとウルヴァリンが探求すると言われており、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がMCUの世界を破壊して再生する、つまりリセットするという噂とファイギ社長の言葉は合致しているように見えます。

フェーズ6で終了する予定のマルチバースサーガはそろそろ折り返し地点に到達する頃合いですが、この書籍で紹介されていない作品のキャラクターが今後登場する可能性は十分にあるようです。

書籍「Marvel Studios The Marvel Cinematic Universe An Official Timeline」は 2023年10月24日 米国でリリース予定です。ドイツ語やスペイン語など一部の外国語翻訳版も同時発売ですが日本語版はありません。

ドラマ「ロキ」シーズン2、3話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年10月20日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2エピソード3「1893(邦題:1893)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ウロボロスのTVAハンドブック

1話からたびたび登場するこのハンドブックはやはり今作におけるキーアイテムだったようで、今回のエピソードでは少年だったヴィクター・タイムリーに与えられて後の在り続ける者になるという物語が描かれました。

これはつまりウロボロスが在り続ける者の誕生に大きく関わっているのと同義であり、ウロボロスが在り続ける者、征服者カーンの変異体である可能性は少なからずあるようです。ウロボロスはTVAの唯一のメカニックとしてTVAのテクノロジーのすべてを担っており、彼には在り続ける者と同等の技術力があって然るべきだと考えるのが自然です。

この場合、1話から問題になっている時間織り機への防爆シャッターの生体認証をクリアできる可能性がありますが、自身をTVA創設者の変異体だと認識していない現段階のウロボロスは試していないだけかもしれません。

また、メタな見解からですが、カーンを演じるジョナサン・メジャースさんの裁判の結果によっては、別の俳優を今後の新たな変異体として起用する事が考えられます。ロキとロキの変異体であるシルヴィがトム・ヒドルストンさんとソフィア・ディ・マルティーノさんら別々の俳優によって演じられているように、カーンの変異体に別の俳優が起用されても問題はないはずで、そのバックアッププランの一つとしてウロボロスが奇妙なぐらい機能しています。

とはいえ訴えられたのはシーズン2撮影後の事ですから、当初からの計画ではないことも明らかです。

バルドル・ザ・ブレイブ

神話やコミックでのソーの兄弟にあたるバルドル(バルダー)の像が画面上で紹介され、MCUへのささやかなデビューを迎えました。プロデューサーは過去ずっと保留されてきたこの兄弟のデビューについてインタビューで語っています。

ロキは「なぜバルドルがいるんだ、誰も知らんだろ」と話している事から、バルドルの事は知っていると考えられます。コミックのバルドルはロキによって何度か殺されたり、ムスペルヘイムの侵略に備えて守りを強固にするべく、ヘルの女王であり姉であるヘラと政略結婚する事をロキに勧められました(そしてサノスによって妨害されました)。彼はオーディンから与えられた Svraden  という剣を武器にしています。

アントマンとの繋がり?

ロキとメビウスがシカゴ万博のステージスケジュールを見ている際に映る看板にはアントマンとのつながりを感じさせるイースターエッグがあります。

ヴィクター・タイムリーの上の段にはフェルディナント・ラングという名前があり、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でカーンと対決したスコット・ラングと関係がありそうな名前となっています。

©MARVEL,Disney

この時代に実在した発明家というわけでもなさそうであり、制作側はあえてラングという名前を使用しています。コミック上にフェルディナント・ラングは登場しませんが、これが単なる小さなイースターエッグであるのか、それとも壮大な因縁に繋がっていくのかは今後の展開次第。

Green Theme

ロキとメビウスがタイムリーのデモンストレーションが始まるのを待っているところ、バンドがステージで演奏しているのが見えます。バンドによって演奏されている音楽は、ナタリー・ホルトさんによる「グリーン テーマ」のクラシカルアレンジバージョンです。

原曲は以下から。

エジプトとアジア

男に追われるタイムリーはエジプトのパビリオン前で対処していますが、エジプトは征服者カーンの縁の地。コミックのナサニエル・リチャーズが征服者カーンを名乗るよりも以前、古代エジプトに飛んだ彼は未来の技術でエジプトを征服し、新たなファラオ、ラマ・タトを名乗りました。そこで最初のミュータントと呼ばれるアポカリプスを創造し、アポカリプスは後にX-MENの強大なヴィランの一人となります。(注:後のコミックではさらに古いミュータントも登場しています。)しかし、過去に来たファンタスティック・フォーと戦って破れたラマ・タトは時間の渦の中に敗走、その後はアベンジャーズと共に未来の自分であるカーンと戦いカーンの野望を阻止しています。このラマ・タトらしきキャラクターは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のラストに登場しています。

※画像の真ん中の人

その後、シルヴィの襲撃から逃れたタイムリーとレンスレイヤー、ミス・ミニッツが逃げ込んだピエ・ダ・テール(仮住まい)はアジアを基調とした内装で、「クアントマニア」でカーンが見せたテクノロジーと「シャン・チー」のテンリングスが似ている事を後押しするかのようなシーンになっています。

ウィスコンシン州

ウィスコンシンはコミックのヴィクター・タイムリーと縁が深い土地。

タイムリーはここに自身の名を冠したタイムリーという町を作り、タイムリー・インダストリーズを創設。この会社のサイバネティクス技術は後にミスティナイトやデスロックといったサイボーグ系キャラクターのベーステクノロジーとして活用されている他、タイムリー自身はこの町全体を時空を移動するクロノポリスという名の要塞に作り変え、様々な時代を征服していくための拠点としました。

MCUのタイムリーの運命はまだまだわかりませんが、発明家であるというスタート地点はコミックと同じ用に設定されていると言えます。

SSヘロン号

タイムリーらがウィスコンシンへ向かう際の船は、船体に「SSヘロン号」と書かれています。これはシーズン1の監督であるケイト・ヘロン氏へのリスペクトとして導入されていると考えられます。

©MARVEL,Disney

ラヴォーナ・レンスレイヤーの秘密

レンスレイヤーのオリジナルについて視聴者はあまり多くを知らされていませんが、シーズン1の6話では彼女のオリジナルと思しき人物がオハイオ州フリーモントのルーズヴェルト高校で教師をしている「Rebecca Tourminet」という女性だった事が分かっています。このレベッカ・トーミネットという名前は、コミックのレンスレイヤーがカーンから身を隠すための偽名として使っていたものでした。

コミックのレンスレイヤーはEarth-616ではなくEarth-6311の40世紀の地球人として登場し、カレリウスという名の王の娘、ラヴォーナ・レクサス・レンスレイヤー王女として、王国を征服しに来たカーンと戦いました。そしてその後、二人の間には愛憎が繰り返されています。さらに詳しい事は以前の記事をご参照ください。

レンスレイヤーがカーンの変異体である在り続ける者との間にコミックのような感情を展開している事は予想されるひとつの展開であり、さらにその記憶が消されているという事実はミス・ミニッツが指摘するように「はらわたが煮えくり返る」可能性が高いです。

また、マーベル・スタジオがあまりコミック通りの展開をよしとしない事を考慮すると、レンスレイヤーとカーンがコミックにおいて対をなすような関係になっている事から、MCUのレンスレイヤーがカーンの変異体のひとつである可能性もありそうです。

いずれにしてもミス・ミニッツが知っているという秘密の少なくとも一部は、残り3話の何処かで明かされる事に期待です。


ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2023年10月27日10時 より配信予定です。

【噂話】10月末のShowEast2023で映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の映像公開か

2023年10月23日 から 26日 にかけてフロリダ州マイアミで開催される映画祭 ShowEast 2023 の中で、マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の最初の映像が公開されると、海外スクーパーが報じています。

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本作の公開日は現状で 2024年7月26日 が予定されており、最近のディズニーのメディアキットでもこの表記が維持されていると昨日報告されていますが、一方で撮影が中断中の「デッドプール3」と公開日が変更される可能性など、十分にありえると考えられる事も報じられています。

7月公開の映画がこのタイミングで予告公開となると、MCUのこれまでの傾向からするとかなり早いですが、これが5月公開の映画であれば平均的なタイミングと言えます。

実際にこのイベントで発表されるかどうかはまだ不明ですが、オンラインでも同時公開になるのかがイベントに参加出来ない多くのファンにとって更に重要であり、情報があり次第また報告していく事になります。

なお、このイベントではSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のトレーラーも公開されると噂されています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

【噂話】ブリー・ラーソンさんがキャプテン・マーベル役を降板したがっていると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じているブリー・ラーソンさんが、同役を降板したがっていると報じられています。「MCU:The Reign of Marvel Studios」の著者ジョアンナ・ロビンソン氏はこれについてポッドキャストにて語っています。

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「マーベル・スタジオはブリー・ラーソンを(MCUの目立つ場所に)置きました。」と前置きし、「しかし、有害な反発は、ブリー・ラーソンがもうキャロル・ダンヴァースを演じたくないことを意味しています。」と続けました。

氏の説明によると、ブリー・ラーソンさんはキャプテン・マーベルとしての人気を獲得した一方で、ネット上の有毒なファンから誹謗中傷を浴びせ続けられており、それに対してうんざりしてきていると言います。

ラーソンさんは以前のインタビューでネット上の反発について質問された際に「そんなものを見ている時間はありません」とコメント、2020年に「マーベルズ」の後の再演計画について質問された際は「わかりません。もう一度やって欲しい人はいるのかな?」と後ろ向きな発言をしていました。

一方でラーソンさんは自身のYoutubeチャンネルにてヴァルキリー役のテッサ・トンプソンさんとコラボしたり、ディズニーランドのアベンジャーズキャンパスに足を運ぶ様子を配信したりと、マーベルのゲームにβテストから参加したりと、俳優としてだけではない動きも見せていました。

ラーソンさんが現時点でどう考えているのかは明かされておらず、今後のプロジェクトについても発表されていませんが、もし本当に降板を考えているとすればそれを引き止められるのはミズ・マーベルを演じているイマン・ヴェラーニさんかもしれません。

ヴェラーニさんもラーソンさん同様にマーベルが大好きでマーベルオタクを自称し、最近ではコミックのライターまで務めるようになっています。ラーソンさんはかつて、「ミズ・マーベルとの関係がキャプテン・マーベルを演じたいと思った理由の大きな部分を占めていた」とも発言しており、ヴェラーニさんがそのカギを握っていると考えられます。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「ファンタスティック・フォー」にドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本家が加わったと監督が報告

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」に、ディズニープラスのドラマ「ワンダヴィジョン」の脚本家が加わっている事をマット・シャックマン監督が海外メディア The Playlist とのインタビュー内で報告しています。

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「ファンタスティック・フォー」の気になるキャスティングについて質問された監督は「そのうち発表があります」と既に決まっている事を示唆しつつ、「ファンのみんなが私と同じようにキャラクターに情熱を持っている事に興奮しています。たくさん議論されているのが大好きです。このプロジェクトが決まる前から誰が演じるべきか考えていました。そして、なぜ誰もが同じように考えるのか理解しているつもりです。」とキャスティングについて述べています。

そして、「化学反応は非常に重要です。彼らはマーベルのファーストファミリーです。私はそれを正しく描かなければなりません。その化学反応を正しく理解しなければなりません。SAGのストライキが解決してすぐに(キャストの)発表がされるわけではありませんが、そのうちニュースを共有できるでしょう。そして、人々が私と同じようにこのキャストに興奮していることを願っています」と続けました。

マット・シャックマン監督は「ファンタスティック・フォー」を制作するはずだった「スパイダーマン:ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督からこのプロジェクトを引き継いでおり、それは「ワンダヴィジョン」制作後にマーベル・スタジオと話し合った唯一のものだと明かしました。

「私はそのコミックが大好きです。ジョン・ワッツがしばらくこの作品に携わっていました。そして彼は素晴らしい仕事をしていましたが、先に進む事を決めました。そして私に託された事に興奮しました」

「私たちは一貫してプロセスを進めてきました。私はこのプロジェクトに1年ちょっと携わっており、マーベルで他の映画に取り組むのと同じように熱心に取り組んできました。私たちが伝えたい物語は何なのか?物語のテーマは何か?なぜこの物語を語るのか?そして、その物語の可能な限り最高のバージョンを開発し、これらのキャラクターにどのように命を吹き込んでいくのか? 」

こういった事を「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の共同脚本家ジョシュ・フリードマン氏と新たに加わった「ワンダヴィジョン」のカム・スクワイアズ氏らと話し合いながら「ファンタスティック・フォー」の脚本草稿に取り組んでいると明かしました。

気になるキャストについて、今年の前半頃はサンディエゴ・コミコンでの発表があるのではないかと期待されていましたが、春から始まったストライキの影響でMCU全体が遅延し、マーベル・スタジオはコミコンへの不参加を表明、つづくディズニーのイベントでも大きな発表はありませんでした。

10月の監督インタビューでは俳優組合のストライキの状況次第とした上で、2024年春からの撮影スタートを予定していると明かしています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年5月2日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:‘Fantastic Four’: Matt Shakman Says Marvel’s Recent Problems Haven’t Affected His Film & Talks “Responsibility” Of Getting The “First Family” Right

「アントマン3」のキャシーと「ドクター・ストレンジ2」のアメリカ・チャベスのコンビがSNSで動画を共有

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスを演じたソーチー・ゴメスさんが、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でキャシー・ラングを演じたキャスリン・ニュートンさんとコラボする短い動画を投稿し、今後のチームアップをほのめかしました。

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@_xochitl.gomez Hmmmm…idk? #kevinfeige ♬ original sound – Elsie Silver

動画内のキャプションでは「みんなが私たちが一緒にプロジェクトに出演するのはいつかと質問したら」と書き込まれており、その上で音声は「この質問が大好きです。私が思うに・・・」というとても短い内容で、ヤングアベンジャーズ関連のプロジェクトへの関心を高めています。

ゴメスさんは以前に「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんとの動画も公開しており、ヤングアベンジャーズの女性メンバーたちはプロジェクトの公式発表を待たずに画面外での交流を進めているようです。

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーのうち、以下の9名が既にMCUで実写デビューを果たしています。

  1. ウィッカン(ワンダの息子ビリーとして)
  2. スピード(ワンダの息子トミーとして)
  3. アメリカ・チャベス
  4. ケイト・ビショップ
  5. キッド・ロキ
  6. ミズ・マーベル
  7. スカー
  8. アイアンハート
  9. キャシー・ラング

今の所はアメリカ・チャベスとワンダの息子たちがかろうじて同じ作品に登場しているのみで、MCU内での接点はほとんど描かれておらず、多くのファンがクロスオーバーを待望している状態です。

11月公開の映画「マーベルズ」ではこのリストからミズ・マーベル/カマラ・カーンが登場しており、ヤングアベンジャーズに関する何らかの動きがあると噂されていますが、そろそろ彼女らの物語が動き始めていくのでしょうか。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はメリー・ジェーンやグウェン・ステイシーの復帰をキャンセルしていた

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について、最近発売された書籍「MCU:The Reign of Marvel Studios」がキャンセルされた脚本について言及しています。それによると、やはりキルスティン・ダンストさんのメリー・ジェーンらの復帰が計画されていたようです。

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それによると、「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したクリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんのコンビはキルスティン・ダンストさん演じるメリー・ジェーン、エマ・ストーンさん演じるグウェン・ステイシー、サリー・フィールドさん演じるメイおばさんを復帰させるための脚本を用意していたと言います。

ソマーズとマッケナは、さまざまな時点で、エマ・ストーンのグウェン・ステイシー、キルスティン・ダンストのメリー・ジェーン・ワトソン、サリー・フィールドのメイおばさんを組み込んだバージョンの物語を書きましたが、最終的には物語がすでに詰め込みすぎていると判断し、これらの女性全員をカットしました。長時間出演している女性キャラクターは、マリサ・トメイのメイおばさんとゼンデイヤのMJくらいでしょう。

脚本は常に流動的だったため、俳優たちは誰も固定された脚本を読むことができず、彼らは(マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ)、(プロデューサーのエイミー・パスカル)、そして監督のジョン・ワッツを信頼してプロジェクトに参加したのです。

彼女らの登場は古くから噂されていたもので、キルスティン・ダンストさんについては当時キャスティングのニュースが報じられていました。結局これらはガセではなく、このバージョンの脚本の存在をキャッチしたスクーパーやメディアによる報道だったようですが、残念な事にこれが実現する事はありませんでした。

キルスティン・ダンストさんの2022年のインタビューでは「いつか再演する可能性がある」と信じていると語り、おばあちゃんになったメリー・ジェーンを演じてみたいとかなり先の段階まで準備出来ている事を明かしています。

クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんの脚本家コンビは「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を担当。2023年2月、ケヴィン・ファイギ社長はMCUのスパイダーマン4作目の脚本が執筆中である事を明かし二人が脚本を続投しているとも報じられています。

6月には脚本家ストライキの影響で執筆が中断されている事をエイミー・パスカルプロデューサーがコメントしていますが、このストライキは現在終結しているため、まもなく作業は再開あるいは既にされていると考えられています。

4作目では本来のスパイダーマンらしいストリートレベルの事件に戻るとも言われていますが、メリー・ジェーンやグウェン・ステイシーが再登場するような機会はまた設けられることになるのか、注目となりそうです。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」監督がキャラの今後について話し合いをしていると認める

マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションのドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」及び「ウェアウルフ・バイ・ナイト・イン・カラー」のマイケル・ジアッキーノ監督が、主人公のジャックやエルサ、テッドなどのキャラクターの今後のアイデアがある事を、海外メディア Collider とのインタビューで明かしました。

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監督は今後も「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のようなスペシャル・プレゼンテーションやその他MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)プロジェクトの監督をやりたいと語りつつ、次のように話しています。

ジャック達の今後については常に話し合いがあります。しかし、ご存知のとおり、誰かが1ペニーを費やすことを決めるまでは、まだ何も起こりません。続編ができればいいのですが。私の願いは、そうです、これらのキャラクターでさらに何かが起こることです。私はそうしたいですし、私が何をするかについてのアイデアは持っています。彼らと一緒にやるのが大好きだし、すべてがクレイジーだけど、それが唯一の方法だと思う。だから、いつか、できればなと。

以前にはケヴィン・ファイギ社長やスティーブン・ブルサードプロデューサーらがMCUのホラー世界をさらに深く探求したいという旨の発言をしており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト2」になるかどうかはともかくとして、監督はそれらについての話し合いをしていると考えられます。

一方でディズニーはディズニープラス向けのMCU作品への予算を減らす動きを見せており、実際にどのような作品が計画されているのか、正式な発表まではまだしばらく時間を要するかもしれません。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト・イン・カラー」は 2023年10月20日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Michael Giacchino Has “Crazy” Ideas For ‘Werewolf By Night’s Characters to Return in the MCU