【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン4」、プロデューサーがストーリーを語り原作判明、コミック解説

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」のプロデューサーを務める元ソニーのエイミー・パスカルさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、本作の物語について言及しました。

世界の誰からも忘れられたピーターについてパスカルさんは「ピーター・パーカーでいるのは大変すぎるので、彼はピーター・パーカーであることをあきらめて、スパイダーマンになることに集中しようと決めたという事実に向き合わなければなりません。それがこの映画のテーマです」とコメントしました。

パスカルさんの発言は、「スパイダーマン4」が、コミック「アメイジング・スパイダーマン」の#592 から #594 で描かれた物語である「スパイダーマン24/7」に部分的にインスピレーションを受けていることを示唆しているようです。

以下、コミックの内容が続きます。


これらの号は、スパイダーマンの宿敵ノーマン・オズボーンがH.A.M.M.E.R.(旧S.H.I.E.L.D.)の長官に就任し、アイアン・パトリオットとしてアベンジャーズ・タワー(MCUでは「サンダーボルツ*」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが所有している事が判明した)でダーク・アベンジャーズを設立した頃を描いています。

コミックの「シビル・ウォー」の出来事の間、アイアンマンが後援する超人登録法に賛成して自分の秘密の正体を公表した後、スパイダーマンはドクター・ストレンジとファンタスティック・フォーのリード・リチャーズの助けを借りて、なんとか魔人を瓶に戻すことに成功しました。(この正体は後に映画「ノー・ウェイ・ホーム」の着想の元となった4部作のコミック「スパイダーマン:ワン・モーメント・イン・タイム」で明かされました。)

「僕は世界に僕がスパイダーマンだということを忘れてもらわなきゃいけないんだ」とピーターはソーサラー・スプリームに話し、ドクター・ストレンジは、アベンジャーズのチームメイトやファンタスティック・フォーの親しい友人を含め、かつての妻メリー・ジェーン・ワトソンを除いて誰も彼の秘密の正体を覚えていないようにしました。

しかし、 「ノー・ウェイ・ホーム」とは異なり、コミックの住人はピーター・パーカーを忘れたわけではなく、スパイダーマンのマスクの下の顔を忘れただけでした。人々はスパイダーマンがマスクを外したという事実は覚えていましたが、彼らの記憶はぼんやりともやがかかり、スパイダーマンの赤いマスクしか思い出せなかったのです。

これにより、ピーターの友人であるヒューマン・トーチことジョニー・ストームとの間に軋轢が生じました。ジョニーは、ファンタスティック・フォーとのマクロバース次元への短い旅の中で、スパイダーマンの正体を知っていたことに気付きました。

スパイダーマンは、記憶操作によって「サイキック ブラインドスポット」が作られ、自分の秘密の正体を保護しているとジョニーに説明。誰かにマスクを外すことによってのみ、その人の記憶が急激に蘇るのです。スパイダーマンはリスクを抑えるために、最も信頼するスーパーヒーロー仲間にさえ秘密の正体を明かすことをためらっていましたが、最終的にはコミック「アメイジングスパイダーマン」#591 でファンタスティック・フォーに素顔を再び明かしました。

彼らがマクロバースにいたのはほんの数時間でしたが、地球では2ヶ月が経過していました。スパイダーマンが戻ったとき、彼の最大の敵であるJ・ジョナ・ジェイムソンがニューヨーク市長に選出され、不在中に彼の私生活が崩壊していたことを知ります。新しく選出されたジェイムソン市長は対スパイダー部隊を立ち上げたため、スパイダーマンはピーター・パーカーの代わりにスーパーヒーローとして目覚めている間ずっとスーパーヒーローとして過ごすことを決意し、96時間連続でコスチュームを着るはめになりました。

親愛なる隣人のスパイダーマンとして 24時間、週7日間勤務する事になったスパイダーマンは、対スパイダー部隊や、酸を吐き出す新しいバルチャーとも戦いました。

やがてスパイダーマンは、24 時間7日間の聖戦は、グリーンゴブリンのオズボーンがアメリカで最も権力のある人物に任命されたことに対する反応であると気づきました。その後、スパイダーマンはオズボーンの権力掌握の責任を引き受け、彼のダーク・レインを終わらせると誓いました。


MCUではコミックより厳しい記憶操作が行われたように描かれていましたが、ドクター・ストレンジが呪文を再び失敗していれば、そこからほころびがうまれて誰かの記憶が戻って来る事があるかもしれません。

トム・ホランドさんは「スパイダーマン4」の脚本について「クリエイティブなアイデアと企画書と草稿は素晴らしい」と称賛し、ワクワクしていると語っていました。

本作にはスターロード/ピーター・クイルが登場するとも噂されており、MCUでは面識のない(というより登場していない)ジョニー・ストームに変わって、ピーター・パーカーの旧友役を担当する事に繋がっている可能性がありそうです。また、ドクター・ストレンジの呪文の影響が宇宙にまで及んでいたのかも判明するかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-return-peter-quill-rumor/”]

また、ヴェノムの参戦別のコミックの物語も取り入れられている事も話題になっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-press-release-in-japan/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-working-title-rumor/”]

映画「スパイダーマン4」は 2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Amy Pascal On Challenges And ‘Challengers’, Spidey’s Future & Why Being A Studio Head Is “Everyone Doing What You Say Because You Have A Loaded Gun Under The Table” – Behind The Lens

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、クリス・エヴァンスさんの出演が報じられる

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にクリス・エヴァンスさんが戻ってくると、海外メディア The Wrap が独占情報として報じました。過去には「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」への出演契約にサインしているとも報じられていました。

記事によると、ロバート・ダウニー・Jr.さんがドクター・ドゥームとして復帰するだけでなく、クリス・エヴァンスさんも何らかの形で関わることになるとの事。しかし、その役割の範囲や正確な内容は不明だとしています。

2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスティーブ・ロジャース役を退いたクリス・エヴァンスさんは、2021年の段階で「MCUに戻るようだ」と報道。

[nlink url=”https://mavesoku.com/rumor-chris-evans-play-human-torch-in-doctor-strange/”]

この時は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのカメオ出演だと噂されていましたが、実際には2024年の映画「デッドプール&ウルヴァリン」で2007年の映画「ファンタスティック・フォー」のヒューマン・トーチ/ジョニー・ストームの再演という形となりました。

問題はそのジョニーが「デッドプール&ウルヴァリン」で高額なギャラを理由にあっさりと退場させられたことで、彼が「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」で何を演じるのかは憶測が飛び交っています。

もともと噂のあった悪のキャプテン・アメリカであるキャプテン・ヒドラとして登場し、再びあっさり退場する可能性や、今度こそスティーブ・ロジャースが帰ってくるのではないかといった期待を込めた意見などもSNS上では見受けられます。

「シークレット・ウォーズ」に関してはこれまでのMCUでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんも出演契約にサインしていると報じられており、現状でMCUに残っているクリス・ヘムズワースさん、マーク・ラファロさん、ジェレミー・レナーさんに加えて、RDJさん、クリス・エヴァンスさん、スカーレット・ヨハンソンさんとオリジナルのアベンジャーズ俳優が揃う事になるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-6-legend-actors-rumor/”]

しかしこれがオリジナルアベンジャーズの再集結となるかはまた別で、戻ってくるのがそれぞれの悪の変異体で「ミニ・シビルウォー」のような形になるかもしれません。

今回の報道が事実であれば「ドゥームズデイ」でクリス・エヴァンスさんの役がわかり、その後の「シークレット・ウォーズ」の展開予想へのヒントを得られることになりそうです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Chris Evans Sets Marvel Return in ‘Avengers: Doomsday’ | Exclusive

「アガサ・オール・アロング」ゴールデングローブ賞ノミネート、シーズン2の可能性が認められる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」がゴールデングローブ賞2025にノミネートされた事が報じられました。主演のキャスリン・ハーンさんが「テレビシリーズ:ミュージカル/コメディ部門女性俳優最優秀演技賞」の候補としてリストアップされています。

アメリカのテレビドラマの場合、シーズンが一つしか無い番組はリミテッド(限定)シリーズと表記される事が多く、テレビシリーズの部門にノミネートされているという事は、ディズニーがこの番組を複数シーズンに渡るシリーズ(ドラマ)だと考えている事をほのめかしています。

今年、日本の作品として話題になった「SHOGUN」はもともとリミテッドシリーズとしてプロモーションされていましたが大ヒット、その後、エミー賞ノミネートのタイミングでリミテッドシリーズからテレビシリーズへと表記変更され、シーズン2とシーズン3の制作が発表されました。

「アガサ」がリミテッドシリーズではなくテレビシリーズとしてゴールデングローブ賞にノミネートされている事は、シーズン2実現の可能性が非常に高いと言えそうです。(もちろん開発がうまく行かずに中止される事もありえます)

本作は最終話が配信された週にあたる 10月28日 から 11月3日 までの1週間で 7億4400万分 のストリーミングを記録、1話から75%増加という記録を達成しています。

キャスリン・ハーンさんは海外メディア Deadline とのインタビューで今回のノミネートについて次のように語っています。

「アガサ・オール・アロング」がそこで語られる物語の流れを終わらせた方法に、とても満足していたという意味だと思います。もちろん、どんな立場であっても、誰もが戻ってこられたらワクワクすると思います。ジョージア州アトランタで、毎日毎日、このごく少数のキャストだけでサウンドステージに立ったことは、人生を変えるほど深い経験でした。

私はとても誇りに思っているし、マーベルのためにとても興奮しています。彼らは、この小さくて素晴らしい、女性とクィアが主導する番組をとてもよくサポートしてくれました。

「アガサ・オール・アロング」のラストは少なくともビリーの今後が続く事を思わせる終わり方で、アガサがそれに付き合う流れとなっていました。しかし、MCUのゴーストという存在にはまだまだ不明な点も多く、アガサ自身の今後については予想が難しくなっています。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Kathryn Hahn Says She Would Be “Thrilled” To Reprise MCU Role After ‘Agatha All Along’ Golden Globe Nom

「デッドプールは今後脇役に」、ライアン・レイノルズさんとアンドリュー・ガーフィールドさんの対談動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のライアン・レイノルズさんと、ソニー・ピクチャーズと共同制作した映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア Variety の Actors on Actors で対談しました。

動画の36分ごろ、アンドリュー・ガーフィールドさんが「デッドプール&ウルヴァリン」の先には何が待ってるのかと質問すると、ライアン・レイノルズさんは次のように回答しました。

デッドプールはメインキャラクターや中心人物というよりは、脇役として見ているよ。スタジオが望んでいるから、時々彼を中心人物にする。でも、彼からすべてを奪わない限り、彼を中心人物にすることはできないと思う。デッドプールが完全に弱者になるような状況を作らなければならない。そして、私はもうそんなことはできないと思う。もし彼が戻ってくるなら、誰か他の人の映画になるんじゃないかな。チャニング・テイタムはガンビット役を演じることにとても興奮しているし、私は彼の映画でも誰か他の人の映画でも喜んで5番目の役になるよ。

私の感覚では、このキャラクターは2つの点で非常にうまく機能しています。1つは希少性で、もうひとつはサプライズです。前回の作品から6年が経ちましたが、その理由の1つは、この作品が私の人生全体を飲み込んでしまうからです。開発からポストプロダクション、マーケティングやプロモーションまで、ずっと手がかかってしまうんです。 

ライアン・レイノルズさんは以前の別のインタビューでも、「デッドプール4」あるいは「デッドプール&ウルヴァリン2」にあたる続編映画について、その実現の難しさを語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-ryan-reynolds-react-to-sequel/”]

今回のインタビューでも「私には4人の子供がいますが、誰ともファーストネームで呼び合う仲にはなりたくないんです。仕事で家を不在にして何かを見逃すこともしたくありません。子供たちの顔を見たい、彼らのスポーツの試合などを見逃してしまうと、心が死んでしまうんです。だから、デッドプールの将来がどうなるかはわかりませんが、ショーン(レヴィ)と私は、この映画に始まり、中間、終わりがあり、別の映画の宣伝ではなく、完全な体験になるように作りました。時には、映画がただの映画であるための余地を作ることが重要だと思います。」とコメントしています。

当分はアベンジャーズやX-MEN関連の映画での脇役としての登場しか見込めないかもしれませんが、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんと共に90歳まで同役を演じ続ける事を期待したい所です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」アーロン・テイラー=ジョンソンさんがMCUのワンダに苦言、「なぜ僕を生き返らせてくれないのか」

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で主人公セルゲイ・クラヴィノフを演じるアーロン・テイラー=ジョンソンさんが、海外メディア IMDb とのインタビューでこれまでのキャリアを振り返る中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にも言及しました。

動画の6分頃から映画「キック・アス」で共演したエヴァン・ピーターズさんとの話題から二人がマーベル映画で共にピエトロ(ピーター)・マキシモフを演じた事について、「コミコン会場で偶然出会った時に『同じキャラを演じた僕らが今こうして自由にしているって、なんて幸運なんだろう』って話しましたよ。」としつつ、「マグニートーや『ハウス・オブ・M』に愛着を持つコミックのキャラクターは、違ったつながりを持つことができると思います。それはクールですね」と語りました。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のスカーレットウィッチとクイックシルバーのフィギュアを渡されて次のようにコメントしています。

(エリザベス)リジー・オルセンは驚異的な俳優であり、絶対的なスターであり、素晴らしい人、素晴らしい人間です。ただの言葉として言っているのではなく、彼女は本当に素敵な人なんです。アベンジャーズでは姉弟で、ゴジラでは夫婦役でしたよ。

アーロン・テイラー=ジョンソンさんは「エイジ・オブ・ウルトロン」で共演したエリザベス・オルセンさんを称賛しつつも、ワンダのその後の展開に納得が行かない様子で「でも、なぜ彼女が僕を生き返らせてくれなかったのかわからないよ。」と冗談交じりに述べました。

マーベル映画に出演した当時は「役なんてどうでも良かった」と過去のインタビューで明かしていたアーロン・テイラー=ジョンソンさんですが、ピエトロが退場したあとの作品もある程度見ている事をほのめかしました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-star-aaron-taylor-johnson-didnt-give-a-f-k-about-avengers/”]

邪神ヌルを起点にSSUとMCUがクロスオーバーを実現出来るのであれば、クレイヴンとスカーレットウィッチという形でマーベル映画での再共演が叶うかもしれませんし、「X-MEN」のリブート映画でマキシモフ姉弟としての再共演も可能性はゼロではないかもしれません。

ソニーは2024年、SSU映画として「マダム・ウェブ」と「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を公開するも、期待どおりの成績を獲得する事は出来ませんでした。

今年3本目となる「クレイヴン・ザ・ハンター」は劇場公開前に冒頭8分間のプレビュー映像が公開。その内容は絶賛されたものの、「マダム・ウェブ」が全米4000の映画館で公開された事に対して「クレイヴン・ザ・ハンター」は3000まで縮小。これはソニーのこれまでのマーベル映画で最も規模が小さいものであり、興行収入の見込みもSSU最低を記録する可能性が指摘されています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2024年12月13日 日米同時公開予定です。

デヴィッド・ハーバーさんが映画「サンダーボルツ*」の撮影がキャリアで一番楽しかったと語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフを演じるデヴィッド・ハーバーさんが、海外メディア Collider とのインタビューで、本作の撮影が最高に楽しかったと語りました。

ハーバーさんは、この映画の制作過程を自身のキャリアの中で最もやりがいのあるものの一つと表現し、「とても楽しかった」と熱く語っています。

映画でこれほど楽しい時間を過ごしたことは今までになかったと思います。また、クリエイティブな人たちとこれほど素晴らしい経験をしたことがあるかどうかもわかりません。毎日がクリエイティブで豊かで楽しかったですが、同時に、怖い場所に行くことも恐れず、登場人物の人生を本当に生きることができたと思います。とても予想外で風変わりで、私はそのチームに恋してしまいました。

また、チームメンバーを演じる個性的は俳優陣らとの共演について次のようにコメント。

皆さんが目にするのは、本物の化学反応だと思います。ワイアット(ラッセル)、セバスチャン(スタン)、フローレンス(ピュー)、ハナ(ジョン=カーメン)、ジュリア(ルイス=ドレイファス)、みんな、私たちは本当にお互いをいじりたかったんです。また、お互いの悪いところを本当に尊敬していました。アンチヒーローがするように、私たちはお互いの心の中を覗き込み、時には挑発的なことを感じさせたり考えさせたりして 、私たちの間の化学反応がとても強くなったと思います。

タスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんの名前が上がっていないのは、あまり共演シーンがない事を意味しているのでしょうか?

ハーバーさんはさらに、この映画がアンチヒーローの概念をどのように探求するかについても指摘しました。

私は『この仕事に参加できて嬉しい』と思いました。でも私たちは本当にチームになりたくないチームだということを皆さんも感じると思います。(笑) 人事部が強制して組ませられたチームなんです。

デヴィッド・ハーバーさんは映画「ブラックウィドウ」でMCUに参加し、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの仕事上の父として、明るく、そして少し間抜けなアレクセイを演じました。同作でフローレンス・ピューさんが演じた妹エレーナは、「サンダーボルツ*」の中心人物とされています。

一方、「ブラックウィドウ」でレイチェル・ワイズさんが演じた母メリーナ・ヴォストコフは現バージョンの映画には登場していないものの、再撮影で追加される可能性があるとも報じられています。

エレーナはドラマ「ホークアイ」でナターシャを失ったことに対しての感情をあらわにしていましたが、アレクセイとメリーナはどのように過ごしてきたのかも注目となりそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月5日 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:David Harbour Warns Fans That ‘Thunderbolts*’ Team-Up Is HR’s Worst Nightmare [Exclusive]

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の最新予告が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3の新たなトレーラーが公開されました。ホワット・イフ三部作の最後のシーズンとなる本作ではどのような結末が待っているのでしょうか。

動画はシーズン1と2を振り返りつつ、前のトレーラーでもチラ見せされていたミステリオの再登場、ムジョルニアを振り回すストーム、アベンジャーズと並ぶレッドガーディアン、メカ・アベンジャーズなどのシーンが紹介されています。

マルチバースをテーマとしたアニメの最終章が、マルチバース・サーガの最終章である映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」へと繋がっていくのかは不明ですが、ストリーミング、アニメ部門の責任者であるブラッド・ウィンダーバウムさんは 「最後に予想もしなかった場所に連れて行ってくれる。」と予告。

さらに「マルチバースの探究においては最初の2シーズンを超えており、予想外のキャラクターが登場します。『ウォッチャー、ウアトゥ』にと​​って、非常に感動的で充実したクライマックスになると思います。」と以前のインタビューで述べています。

シーズン1でウォッチャーとしての誓いを破ったウアトゥは、コミックのように裁判にかけられてしまうのかも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-s1-ep9-easter-egg/”]

各エピソードの監督はブライアン・アンドリュースさん (マーベル・ゾンビーズ) とステファン・フランク さん(スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース)、脚本はマシュー・チョウンシー さん(ミズ・マーベル)、ライアン・リトル さん(ランナウェイズ)、シリーズクリエイターの AC ブラッドリーさんらが担当。

アニメ「ホワット・イフ・・・?」シーズン3は 2024年12月22日 より米ディズニープラスで配信予定、全8話は毎週ではなく毎日新エピソードが追加され、2024年内にフィナーレとなります。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、ギャラクタス役ラルフ・アイネソンさんが起用当時の心境について「怖かった」と明かす

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でコミックの象徴的なヴィランであるギャラクタスを演じるラルフ・アイネソンさんが、英 Yahoo とのインタビューで起用された当時の心境について語りました。

映画「ノスフェラトゥ」のレッドカーペット上でインタビューを受けたラルフ・アイネソンさんは「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のキャスティング発表を振り返り、「本当に怖かったです。発表されたときは『どんな反応をされるんだろう?』と思いました。だって、ギャラクタス役には大物の名前がたくさん出ていたから。『え?誰?』って言われるだろうと思っていました。」と、当時の心境を明かしました。

当初はアントニオ・バンデラスさんやハビエル・バルデムさんらの名前がギャラクタス役だと噂されており、アイネソンさんは彼らのファンから反感を買うのではないかと心配していたようです。

アイネソンさんは「でも、とてもうれしくて、心温まる出来事でした。正直に言うと、この仕事に就くにあたって、私のやることに賛同してくれるファンが大勢いるみたいだとわかって、すごく自信が持てました。」と語り、最終的にはこの役を引き受けて良かったと感じているとしました。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の予告はまだ正式公開されていませんが、11月に開催されたD23ブラジルでのリーク映像などがオンライン上でシェアされ、ラルフ・アイネソンさんのこの映画での姿を目撃した多くのファンはコミックのイメージに近いと歓迎しました。

ギャラクタスはこの映画だけでは終わらないともされており、フェーズ7からの新しいサーガのラスボス候補とも噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-first-steps-galactus-not-exists-variants/”]

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:NOSFERATU: Ralph Ineson on the reaction to him being cast as GALACTICUS in the MCU

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、ニューファルコンを中心としたPR動画「Wingman」が公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」より新たなプロモーション動画「Wingman」が公開されました。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソンから壊れたファルコンスーツを受継いだホアキン・トレス中尉に焦点を当てています。

マイクロソフトのコラボCMでもあるこの動画では、アンソニー・マッキーさんが演じるキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが忙しく任務に対処している最中に、ダニー・ラミレスさんが演じるホアキン・トレスがマイクロソフトの新たなテクノロジーを利用して新しいファルコンスーツのアップグレード設計を行っています。

この設計のシーンが本編映像かどうかは疑わしいですが、その他のシーンはおそらく実際の映画の映像で、そのうちのいくつかはこれまでの予告にはなかった初公開の映像です。

これまでの予告にも度々映り込んでいた映画「エターナルズ」のティアマットの巨大な指が別アングルで確認できるようにもなっています。

噂ではMCUのティアマットからアダマンチウムが採掘できるとされており、日本のみがこれを加工する技術を持っていると報じられています。それと関連しているのか過去の予告では、 平岳大さんが演じるオザキ総理大臣がハリソン・フォードさん演じるロス大統領と何らかの条約を締結するシーンもありました。

アダマンチウムと言えばウルヴァリンの爪はもちろんの事、コミックでは本来のキャプテン・アメリカの盾やウルトロンのアーマー、デッドプールの刀、そしてウェポンX関連のキャラやいくつかのヴィランの武器として用いられてきました。

「デッドプール&ウルヴァリン」では20世紀FOX版のアダマンチウムが紹介されていますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のアダマンチウムが同質のものかは分かっていません。

コミックでは概ね「プロト・アダマンチウム」、「プライマリ・アダマンチウム(トゥルー・アダマンチウム)」とそれ以外に分類され、セカンダリ・アダマンチウムやアダマンチウム・ベータ、マルチバース上に存在するアルティメット・アダマンチウムなどがありました。

また、MCUでは「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でアダマンチウムが取り入れられる予定だった事が判明していますが、作中では何も言及されていないため、この設定が生きているのか削除されたものなのかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-adamantium/”]

超人血清を持たないキャップやファルコンがスーパーヴィランたちと渡り合うために、スーツがアダマンチウム製にグレードアップする可能性にも注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

【噂話】「ソー:ラブ&サンダー」監督の妻で歌手のリタ・オラさんがMCUのヴィランを演じ、大役を務めると言う

歌手のリタ・オラさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でヴィランを演じることを認めたと、英メディアが報じました。2012年のアルバム「Ora」でUKチャートのトップを記録した後、歌手活動と並行して俳優にも挑戦。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズのミア・グレイ役や、 「名探偵ピカチュウ」などに出演しています。

リタ・オラさんは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督の妻でもありますが、これらの作品へは関与していません。

The Sun UK のエリー・ヘンマン記者によると、 「私の友人がブリティッシュ・ファッション・アワードでこの歌手と肩を並べていたとき、リタが新しい役について話しているのを偶然耳にした」との事。

「彼らは私にこう言いました。『リタはマーベル映画の悪役のような格好をしていたのですが、誰かがそれについてコメントしたとき、彼女は新しいマーベル映画に出演していると漏らしました。彼女は悪役の役を獲得したことを認め、その役に没頭できることにとても興奮していると言いました。』」

具体的にどんなキャラクターで、どの作品に登場するかといった情報はありません。また、伝聞につぐ伝聞であるため、情報の信頼性にもやや疑問が残る所となっています。

現状でタイカ・ワイティティ監督は「ソー5」への関与を否定、しばらくは別の映画で忙しいと認めており、夫の映画に妻を起用するというような単純な形ではないのは明らかなようです。

ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんはいつでも再演できるとしつつも予定は聞いてないと今夏のインタビューでコメント。「ソー5」は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のあとに公開予定ともされていますが、リタ・オラさんの噂がどこで実現する事になるのか、続報に注目です。

ソース:RITA’S ROLE Rita Ora up for huge Marvel film role after impressing Hollywood bosses