映画「サンダーボルツ」は「ブラックウィドウ2」にはならないと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」は、アレクセイを演じるデヴィッド・ハーバーさんやヴィジュアル開発責任者のアンディ・パークさんが言っていたような「ブラックウィドウ2」にはならないと、海外メディア The Direct が報じています。

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出演者と開発の責任者によって「ブラックウィドウ2」のようだと称されていた「サンダーボルツ」ですが、その後まもなく、撮影開始と思われていた日付の一ヶ月ほど前に新たな脚本家の参加が明らかになり、脚本全体を書き直していると発言していました。

さらにその後、インサイダーが書き直しの理由について、特定のキャラクターに焦点が当たりすぎていると説明していました。

そして先日、ジェイク・シュライアー監督と Collider とのインタビューの中で「この映画は続編映画のようなものではなく、新作になる」という主旨の発言をし、デヴィッド・ハーバーさん達が言及していたような内容ではなくなっている事を明かしました。

「ブラックウィドウ」のファンにとってはなんとも残念な話で、二人の制作関係者が称賛していた脚本を廃棄して新しくなった物語は、当初よりも「ブラックウィドウ」関連の物語が削除されていると考えられそうです。

脚本の書き直しが判明する少し前、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は本作に関して、「バッキーが事実上のチームリーダー」だと新しい脚本内容のヒントを提供していました。

「サンダーボルツ」は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の次の公開予定作品という事で、両作は同時期の撮影が検討されていましたが、この脚本の書き直しによって撮影開始が遅延。その後すぐにアメリカでのストライキが発生したことで、作業は完全に停止中であり、再開の目処は報告されていません。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

ソース:MCU Director Shuts Down Black Widow 2 Sequel Report

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はやはり9話構成なのか、海外メディアが報じる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」が9つのエピソードで配信されると、海外メディア Mashable が報じています。これは以前に出演者の発言から推測されていたものと一致しています。

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2023年5月、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するパティ・ルポーンさんは「9本全ての脚本が撮影が始まる前に書かれていました。」と述べており、撮影前の時点で9話構成として開発されていたと考えられていました。

今回、メディアが9つのエピソードがあると報道している事で、現状でも9話の作品として開発が進められているようです。

ただし、アガサ・ハークネスの源流でもある「ワンダヴィジョン」は少なくとも10話目が存在していた事が明かされており、実際に配信が行われるまで、エピソードが増えることはまずないでしょうが、減る可能性は否定する事は出来ません。

最近ではドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1も全9話となっていましたが、シーハルクは1話が30分前後と短めになっており、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」が「ワンダヴィジョン」と「シーハルク:ザ・アトーニー」、どちらよりの9話構成になっているのかは続報を待つことになりそうです。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Sasheer Zamata talks ‘Agatha: Coven of Chaos’ and ‘The First Woman’

映画「ザ・マーベルズ」、監督は続編「キャプテン・マーベル3」として17ものバージョンを提案したと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督が、海外メディア Total Film Magazine とのインタビューの中で、「キャプテン・マーベル3」の制作の可能性について語りました。

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ダコスタ監督はマーベル・スタジオのトップであるケヴィン・ファイギ社長に「ザ・マーベルズ」の後に続く物語をすでに提案済みであると語りました。

私はケヴィンに、この女性たちとなぜ、どのように、そして何が起こりうるか、あれやこれやと17のバージョンを提案しました。そうしたら彼は「オーケー、お嬢さん」って感じで、私はこの後、本当に映画制作ができると思うこともありました。でもまたある時は、「ああ、私には関係ない別の計画があるんだ」って思うこともありました。

監督は三作目を任せてもらえるかどうかの手応えがあるような無いような、今は五分五分の状態である事を明かしつつ、まずはキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース、ミズ・マーベル/カマラ・カーン、モニカ・ランボーの三人がトリオとして前進する事を願っていると付け加えました。

また、2023年は「バービー」のような女性主導の映画が成功している事について、次のような見解を述べています。

女性が主役の映画、特にスーパーヒーローとしての女性、そしてそれにまつわる盛り上がりという点では、映画が良いかどうかということだと思います。特に今は、女性主導のアクションやスーパーヒーローものの映画がどんどん増えていますから。

「バービー」はとても特殊で、バービーだからなんです。世界中の女の子はみんなバービーを持っていただろうし、多くの男性も持っていた。だから、おそらく10億ドルを稼ぐ現象になったと思います。

女性が主役のスーパーヒーロー映画は、クオリティが保たれている限り、観客が戻ってくるものだと思っています。

元々は「キャプテン・マーベル2」として開発されていた「ザ・マーベルズ」ですが、ニア・ダコスタ監督は「キャプテン・マーベル3」ないしは「ザ・マーベルズ2」についてすでに意欲とアイデアが十分にあるようです。

ファイギ社長及びマーベル・スタジオがキャプテン・マーベルに関する何かの計画を既に持っているとすれば、フェーズ7のようなかなり先の段階で監督の思い描く「キャプテン・マーベル」3作目が実現する事になるかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Will Captain Marvel 3 Happen? MCU Director Addresses Future Prospects

ドラマ「ロキ」シーズン2、シルヴィは「マクドナルドに心を奪われた」と言う

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2でシルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティノーさんとケヴィン・ライト エグゼクティブ・プロデューサーが、海外メディア Fast Company とのインタビューで本作におけるマクドナルドの重要性について語りました。

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「シルヴィは数十年、もしかしたら何世紀にもわたって復讐の任務を続けてきました。復讐劇の典型的なパターンは復讐にすべてを費やし、次に何が起こるか考えていないというものです」とライトEPは言います。「今、シルヴィにはチャンスが到来しています。どこへ行くのでしょうか?」

この問に対してマルティノーさんは「彼女はきっとかなりお腹が空いていたんだわ」と反応しました。

シーズン2の開発が始まった当初、シルヴィの物語のその後は難航したと言います。在り続ける者への復讐を果たしたシルヴィはどこへ向かうのでしょうか?

ライトEPはこの問題に対し、「シルヴィ目線で考えた時、幼い頃に逃亡し、時間の逃亡者であり、終末を生き、決してリラックスすることも、ゆっくりすることもできなかったこの女性が、1980年代のマクドナルドに入るという目新しさが魅力的に見えたのです。リトルリーグの試合をしてマクドナルドに行く。マクドナルドで子供の誕生パーティーをやる。シルヴィのような人は、そのような経験をしたことがないでしょうし、そのことにとても心を奪われるでしょう。」と述べました。

2008年の「アイアンマン」でトニー・スタークがチーズバーガーを食べて以来、劇中には現存のブランドの食べ物、車、衣装、雑貨などあらゆるものが登場する事があります。通常、こうしたことは完成した脚本をもとに、プロデューサーがスタジオのブランドパートナーシップチームと協力してどの商品を使うか検討するとライトEPは説明しますが、「ロキ」シーズン2ではそうではなかったと言います。

最初から脚本には1982年のマクドナルドと明記されており、その事をチームに連絡したライトEPは「マクドナルド側が『マーベルは何か皮肉なことをしたり、からかったりしたいのだ』と思うのではないかと心配していました」と明かしました。

しかしその心配は無用だったようで、チームは「私達がすでにマクドナルドとパートナーシップを結んでいるのをご存知ありませんか?何かしたいのなら、会いに行けばさらに関係が良くなるでしょう」と返答してきたと言います。

そして今回のコラボレーションについて、マクドナルドのグローバル最高マーケティング責任者のモーガン・フラットリー氏は「私たちはこのようなことを受け入れる傾向があります。熱狂的なファンダムをマクドナルドの周りのファンの真実と混ぜ合わせて、彼らを結び付けたいのです。」とし、「シルヴィのストーリーラインは、快適さと親しみやすさを提供するという点で、私たちのブランドに対する考え方と完全に一致していました」と述べました。

シルヴィのキャラクター像とその未来を描くにあたってマクドナルドは重要だったようですが、アスガルド人であるシルヴィが地球での人生を選択した理由は今回のインタビューでは明かされていません。ドラマ本編にて描かれるのか、注目となりそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年10月6日 よりディズニープラスで日米同時配信予定です。

ソース:How Marvel officially added McDonalds to the MCU

米ディズニープラスが「マーベル・スタジオ・アッセンブル」シリーズ最新2本を9月配信予定に追加

米ディズニープラスが来月の配信予定にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル」シリーズの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」と「シークレット・インベージョン」の2本の配信を予定している事が明らかになりました。

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What’s on Disney plus は「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume3の裏側」が 2023年9月13日(水) に配信予定と報告。

そして Disney Plus Informer は「マーベル・スタジオ・アッセンブル:シークレット・インベージョンの裏側」が 2023年9月20日(水)に配信予定になっていると伝えています。

日本での配信予定は明らかになっていませんが、過去の例ではアメリカとの同時配信が多くなっています。ドキュメンタリが好きな方は9月にチェックしてみるといいかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ジェームズ・ガン監督がディズニープラスのミスを指摘

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、ディズニープラスで配信中の本作のサムネイル画像が正しくないと自身の Threads で指摘しました。

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ファンから「vol.3」の配信ページに掲載されているサムネイル画像が正しくないのではと指摘されたジェームズ・ガン監督は、IMAXバージョンとして紹介されているサムネイル画像がワイドスクリーン版のサムネイルを引き伸ばしただけであり、正しくない事を確認。実際の映像は上下の黒い部分にワイドスクリーン版にはない映像があると主張しました。

この件に関してマーベル・スタジオのVFXスーパーバイザー、ステファン・セレッティさんもX(旧Twitter)を通じて、サムネイルが間違っているとディズニープラスの間違いを指摘。

また、「ディズニープラスの内情は知りませんが、フォトショップが苦手なグラフィストにサムネイルを任せるべきでは有りません。ジェームズがこの映画をハイブリッドフォーマット用に特別にデザインしたのは事実です。」と監督のフォローをしました。

このやり取りのあと、ディズニープラス上での画像修正が確認されています。

image from the Direct ©MARVEL,Disney

ジェームズ・ガン監督は「Vol.3」を自宅で視聴する際に、広い画面のIMAX版よりも黒帯が入るワイドスクリーン版をおすすめ。この理由について「特定のポイントで異なるアスペクト比を楽しめる」と意図的に制作している事を明かしています。

ディズニープラスは顧客獲得のためのサービスのひとつとして、2021年からIMAXによる配信オプションを設けていますが、以前には「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督がこのオプションについてコメント。

2017年公開のこの作品の制作当時、家庭でこの解像度で視聴される事は想定して作っていないとコメントし、このオプションによって監督の意図とは異なる見えてはいけないものが見えてしまう可能性について言及しました。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」、映画「ドクター・ストレンジ」はディズニープラスで配信中です。

マーベルがMCUアントマン/スコット・ラングの自伝「Look Out for The Little Guy」の抜粋を紹介

マーベル・エンターテイメントが 2023年9月5日 リリース予定のアントマン/スコット・ラングの自伝書籍「Look Out for The Little Guy」のプロモーションとして、本文の抜粋を紹介しています。この書籍はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の劇中にも登場しています。

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「クアントマニア」ではスコット・ラングが自伝本を発売し、そのイベントを開催する様子などが映画の冒頭で描かれていましたが、この本はそれを実物化したものであり、MCUのアントマンの足跡について記されているようです。

マーベル公式は256ページに及ぶこの自伝の冒頭部分の18000文字ほどを抜粋して紹介。スコット・ラングが本を執筆するに至った経緯には、二人のアベンジャーズたちの関与があったことも明かされています。

以下はざっくりと要約、翻訳した内容です。

やあ。どういたしまして。ちょっと!ああ、俺は紹介が嫌いなんだ。

この本を読んでくださっている方は、まず、ありがとう!俺は自分の体をエンパイア・ステート・ビルほど大きくすることができても、自尊心がアリの大きさになる日もある。おそらくそれは、アベンジャーであり、地球上で最も強力で最も賢い人々と一緒に働くという職業上の危険かもしれないが、その感情はまだ残っています。思い出してみても、俺は世界の半分を救ったのです。

とにかく、俺の名前はスコット・ラング。あなたは今、あるいはかつては俺のことを「アントマン」として知っていたかもしれない。

しかし、スコット・ラングとは誰なのか?そうだね、俺は普通の中年白人男性で、派手なオタク大学に通い、結婚し、堅実な事務職に就いていたんだ。俺は以前、セキュリティを扱う巨大なテクノロジー企業である VistaCorp でコンピューター担当として働いてた。(ああ、皮肉なことですが、ちょっと待って!) 妻のマギーと俺にはキャシーという名の女の子がいて、サンフランシスコ郊外で、平和な生活を始めようとしていたんだ。

確かに、俺たちはテレビで世界が時折奇妙な存在の攻撃にさらされているのを見ていました。しかし、俺たちはまた、アベンジャーズと呼ばれるこの驚くべきスーパーヒーローのグループも見ていた。彼らは常に必要なときに正確に現れ、悪者を追い返した。そして彼らは俺たちの地球から、そして俺の人生から去っていったんだ。

しかし、地球上にはまだ悪者たちがいた。具体的に言うと、俺の職場だ。

時間が経つにつれて、俺の会社は完全に順調ではないことに気づき始めました。俺の上司の(誤った)指導のもと、俺が働いていた会社 VistaCorp は、その優れたセキュリティ技術を利用して顧客を利用し始めたんだ。具体的には、何者かが支払い処理ソフトウェアに欠陥を見逃したか、意図的に欠陥を作り、顧客口座から数百万ドルをかすめ取ったということ。

俺はそれではいけないと決心した。

「合法的」「合理的」「賢明」などと形容されるような、会社に対する抵抗を何度も試みた後、俺は別の方向に進むことにした。

良い点から説明しよう。俺は顧客に500万ドルを返し、VistaCorp の不正取引を世間に暴露した。

そしてその一方で、俺は非常に高価なスポーツカーを非常に高価なプールにダイブさせ、俺自身もサンクエンティン連邦刑務所に3年間入れる事になった。

さらに悪いことに、これはマギーとの結婚生活が破綻した時期でもあったんだ。理由の詳細には触れたくない、これはあくまでスコットとマギーの話だ。しかし、「夫が突然3年間単身赴任する」ということは、必ずしも結婚生活を救うものではなかった、ということだけは言っておきたい。

しかし、より重要なのは、離婚と投獄が、俺を愛する愛しい娘キャシーから実質的に引き離したことだ。彼女の貴重な最初の数年間はあまりにも長すぎた。彼女と俺が関係を築く機会さえあるだろうかと思いました。

結局、俺は刑期を終え、社会に戻ろうとしました。たとえ世界が俺をどうすべきかまだ分かっていないように見えたとしても。有罪判決を受けて仕事を得ることができなかった。お金も住む場所もなかった。キャシーと再会しようという俺の一度の喜びの試みも、マギーとその婚約者によって打ち切られ、面会交流や共同親権について話し合う前に、自分の人生を立て直さなければならないと言われたんだ。

しかし幸運なことに、俺を助けてくれた男が一人いた。

過去数年間を洞窟 (または亜原子領域) で過ごしたことがない限り、おそらく少なくとも ピム・テック の名前を聞いたことがあるだろう。少なくとも、ハンク・ピムの名前は。

まだご存知でない方のために説明すると、ハンク・ピムは驚くべき科学的進歩であるピム粒子の発明者だ。ピム粒子は、いずれかの方向に大規模に分子の縮小または拡大を引き起こす力を持っている。言い換えれば、超小型のものから超大型のものまで何でも作ることができるんだ。ハンクと彼の妻、ジャネット・ヴァン・ダインはこれを自分たちに直接利用し、オリジナルのアントマンとワスプとして数え切れないほどの英雄的な行為を行っていたんだ。

そして、スーパーヒーローゲーム以外でも、ハンクはピム・テックとして知られる本格的な研究開発事業を開始した。しかし数年前、ピム・テックは彼の発見を戦場で利用するために悪用し、その結果得られたテクノロジーを我々が本当に戦いを望んでいない人々に売りつけようとする不謹慎な人々の手に渡ったのです。その時までに、ハンクは文字通り自分の姓を掲げていた会社から追い出されていた。しかし、彼は自分の発明で何が計画されているか、そしてそれを止めなければならないことを知っていました。彼は、自分の作品をピム・テックから取り返す為に俺を「雇った」としましょう。

おいおい、スコット!今なんて言った。なんで親権争いからバイオテクノロジーのスパイ活動に変わったんだ?

そう、ちょうど俺が刑務所からよろよろと出てきて、自分自身を見つけようとしていたとき、ハンク・ピム――当時は知らなかった――が俺を見つけてくれたのです。ハンクは俺について研究しており、俺が電子機器と窃盗の両方に熟練していることを知っていました。そして最も重要なことは、彼は俺が失うものは何も残っていないことを知っていました。

俺には気づかないうちに、ハンクは俺を、非常に手ごわい金庫からアントマンのスーツを盗むようにそそのかして、俺を「試し」ました。それが成功すると、ハンクと彼の娘のホープ・ヴァン・ダインが、警察の拘留から俺を「盗んで」、仕事をオファーし(あたかも俺に選択肢があるかのように!)、そして最もクレイジーな最高のパフォーマンスをやり遂げるように俺を訓練してくれました。 

では、世界を脅かす可能性がある軍事技術を正当な創造者に返せば、再び平和が戻るよね?

でも、それは間違ってた。

文字通り、俺がピム・テック作戦を成功させるや否や(昔の刑務所仲間や非常に熟練したアリの協力を得て)、気がつくとアベンジャーズと対面していた。

まあ、とにかく二人だ。キャプテン・アメリカとファルコン。信じてくれ、十分です。俺はすでにファルコンと戦い、今度は彼とキャップ(俺がすぐに彼に電話することになるので、大したことではありません)が実際に俺の助けを求めていました。

おお。つまり、すごい!もう俺を追跡しているのは、気難しい年老いた半ば引退した科学者だけではなくなりました。今や俺は地球最強のヒーローたちの注意を引いたのです。

つまり、彼らが俺に求めていたのは・・・少し難しい。基本的に、アベンジャーズには、ここで立ち入るには複雑すぎる問題をめぐって大きな内部分裂があり、キャップとファルコンは、彼らの側に新鮮な(そして非常に適応力のある)筋肉を必要としていました。特に、これらすべてがドイツの空港での大規模なアベンジャーズ対アベンジャーズの騒動で最高潮に達したときは特にそうだった。ドイツ!俺は小さな独房で3年間を過ごしたばかりだったのに。今、俺は突然「ヨーロッパ旅行をしている」のか?

いさかいの詳細には立ち入りたくないが(実際、俺にはそうしない法的義務がある)、率直に話しておこう。

俺はもっ​​と「悪い」側にいたかもしれないと思う。

ご存知かと思うけど、最終的にはその戦いはすべて解決されました。そうでなければ、俺たちの地球は終わりのないアベンジャーズ内での衝突の灼熱の戦場になってしまったでしょう。

それで・・・今地球は平和ですか?

いいえ。その後、サノスのおかげで、宇宙の全生命の半分が消滅しました。つまり、地球にも他の場所にも平和はありません。

俺は行方不明になってから5年間近くにいませんでしたが (その理由はすぐに分かります)、でもちょうど間に合うように戻ってきて、別のタイムラインにジャンプして、宇宙のあらゆる悪者たちとフィールドで戦ったのです。ニューヨーク州北部で、アベンジャーズがサノスを阻止し、すべての人々を本来あるべき場所に戻すのを助けました。最後になりましたが、俺の貴重な希望を俺と一緒に戻すことも含めて!

ご想像のとおり、あれは多くの・・・。

それでそれ以来、俺は物事をもう少し楽にしようと努めてきました。傷を癒やすこと。懐かしかった人たちとの再会。それが何を意味するのかを考えていたんだ。

そうそう、そしてもちろん、この本を書いている!

そして、スコット・ラングが誰であるかを本当に知りたい場合は、この本を読むことから始めることをお勧めします。

したがって、この時点で、あなたも非常に深刻な質問を抱えていると思います。これを書いている間、俺は一日に何千回も自分自身に問いかけてきました。

一体なぜスコット・ラングが初めてのスーパーヒーローとして本を書いたのでしょうか?

ここだけの話、俺はアベンジャーであることを誇りに思っていますが、時々「新参者」のようにも感じます。確かに、俺は究極のクラッチで勝ち上がりましたが、野球の用語で言うと、俺はスターターではなく、DH(指名ヒーロー)です。

俺はこう考えています。俺は「みんなのアベンジャー」です。俺はあなたが一緒にビールを飲める相手であり、旅行中や空港までのドライブ中に犬の世話を頼んでも大丈夫な相手。俺はスーパーソルジャーでも億万長者でもありません(この本が大成功しない限り)。ただの普通の父親であり、サンフランシスコ・ジャイアンツのファンであり、今でも過去の誤りを正そうとしている間違いを犯した男だ。

一言で言えば、俺は異常な状況に何度も追い込まれた普通の男。

そして、それがなぜ俺がこの本を書いたのかという質問にまだ完全には答えていないことはわかっています。

簡単な答えは、「アベンジャーズに頼まれたから」です。

ある日、ブルース・“ハルク”・バナーとクリント・“ホークアイ”・バートンが俺をランチに連れて行ってくれました。彼らは、サノスとブリップで何が起こったのか、そして最終的に物事を元に戻すための俺たちの長い闘いが世界に本当に理解されていないことを懸念していると言いました。

最初は、重い話題に直面したときにいつもそうしているように、「何が起こったのか、少なくとも世界の半分は知っているよ」と冗談を言いました。

ブルースは、「ああ、もちろんだとも。しかし、何十億もの人がこれらの不快で心を揺さぶるような出来事を経験したが、その背後にある完全なストーリーは知らないんだ」と答えました。そして最終的には、人々がトラウマ的な出来事を乗り越え、乗り越えるために最も必要なのは、それがすべて意味をなすのに役立つ物語です。

「わかった」と俺は同意した。「しっかりとした計画だ。それで、誰にその話をしてもらうつもり?」

クリントはこう答えた。「お前だ、スコット。君はつい最近この事件に巻き込まれた男だ。あなたはまだ一般の世界に片足を突っ込んでいる。そして、君はみんなに好かれる男だ。そして信頼されている。」

そしてブルースは、「これは大変なことだが、そしてあなたほど楽しく過ごす方法を知っている人は誰もいない」と契約を締結した。

良い事だ。でも俺にはまだたくさんの疑問があった。俺はその歴史のすべてを目撃したわけではなかった。俺はワカンダの戦いや、サノスがさまざまなインフィニティ・ストーンを集めるきっかけとなった出来事には参加していなかったんだ。

しかし、ほとんどすぐに、自分の答えが何になるかわかりました。俺の知る限り、アベンジャーズに仕事を頼まれたら、どんな仕事でも、「はい」と答えるさ。それで俺はそうた。2回の素早い握手(ブルースは現在ハルクの体に永久に残っているが、「固くなりすぎない」ように心がけていた)で決着した。彼らは俺にすべてのアーカイブ映像とドキュメントを提供し、行きたいところならどこへでも連れて行ってくれ、必要なだけ質問させてくれたんだ。

ただ一つ言えるのは、実際にそれが俺にとって100パーセント解決できたわけではないということです――内面的には。2 人の素晴らしいスーパー ヒーローが信頼を寄せてくれたという自信のピークから、恐ろしいほど急激に自信喪失に陥りました。彼らの合理的な理由にもかかわらず、この事件全体は、大人になってからのほとんどの期間、俺の心の中で燃え続けてきた疑問を引き起こしました。

なんで俺なんだ?

アベンジャーズに出会う前から、そう自分に問い続けてきた。俺が VistaCorp で働いていた頃、彼らが顧客からお金を盗んでいたことを知り、夜も眠れなくなったのはなぜ俺だけだったのだろうか?なぜ俺は、ロビン・フッドを演じるためだけに、仕事を放棄し、結婚も諦め、サン・クエンティンで 3 年間を過ごしたのか?

そして最後に、これはまだ賢いのですが、VistaCorp の厄介なビジネスが世界に公になったとき、なぜ俺がそれに屈することになったのでしょうか?

これらの質問に対する答えはわかりません。そしておそらく今後も解決しないだろう。

ドクター・ストレンジですら教えてくれないし、信じてもらえないのは、俺の質問が足りなかったからではない。地球の戦いの紫塵が落ち着いた後、俺はその男と絆を深めてみました。言っておきますが、彼は俺の14,000,605通りの過去を俺に教えることに消極的か、興味がありませんでした。

しかし、俺が知っていることは次のとおりです。VistaCorp と刑務所での経験は、俺たちの世界が壊れていることを教えてくれました。そして、俺のような、可能性が低い人々がその仕事に乗り出さない限り、この問題は決して解決しないということです。

そして、ハンク・ピムが俺を前科者のたまり場から引き抜き、アントマン2.0として働かせたとき、俺には「なぜ」というぼんやりとした輪郭が見え始めました。もしかしたら、俺が耐えてきたあの困難な年月は、実はもっと高い目的のための準備だったのかもしれない。

それは良いことだ。なぜなら、ヒーローとして初めて外に出た直後、俺はドイツでアベンジャーズが他のアベンジャーズと戦うという、前述の非常に恐ろしくややこしい仕事に徴兵され、超スーパーマックス水中刑務所に送られたからだ。そして再び俺は転落し、自宅軟禁下でさらに2年間拘留されなければならなかった。

なぜまた俺が?

まだ完全に答えは見つかっていませんが、その答えが見え始めていました。成功、そして多くの場合、人生が量子力学に依存している男にとって、これは奇妙な以上に聞こえるでしょうが、基本的に、俺は感じていました。

一見考えられないようなシナリオから別のシナリオに引きずり込まれ、不可能だと夢にも思わなかったことをするよう求められたときでさえ、多くの信じられないようなことが実際に可能であることがわかり始め、そして俺はそれらを実行しているんだ。そして、彼らはますます感じ始めました。これ以上良い言葉が見つからないのです。

これは、アベンジャーズの仲間たちがミッション中や戦闘中に感じる種類の感情であることはわかっています。彼らはそれに慣れているかもしれませんが、俺はようやくそこに到達したところです。想像できる限り最も恐ろしい敵に直面したときでも、自分に不利な確率が指数関数的に積み重なったときでも、より大きな善に奉仕するために他の人たちと協力しているなら、自分は正しい場所にいて、正しいことをしているという感覚に。地球のみんなのために。

そして正直に言うと、これがアベンジャーズ物語全体の背後にある本当の話。それは皆さんと共有することが最も重要だと俺が考えたものです。それが俺がランチカウンターであの二人のアベンジャーズにイエスと答えた深い理由だった。なぜなら、またもや、不可能に思えること(少なくとも、非常に勧められないこと)をするよう求められていることが分かっていたからです。しかし、その代わりに、その感情を定着させ、自分を導くことにしました。

そして、その気持ちをみんなと共有する必要があることに気づきました。

なぜなら、結局のところ、予想外に、そして一見手の届かないところにある人生が、どこに自分たちを引きずり込むのか、誰にも分からないからです。スティーブ・ロジャースは、戦時中は痩せ型の男ができる限りのことしかやらないだろうと想像して、戦いに参加した。トニー・スタークは優秀で成功しましたが、心のどこかで父親の影から抜け出すことができるだろうかと疑問に思っていたことを俺は知っています。職業的に成功を収めたドクター・ストレンジですら、ミスティック・アーツのマスターになるなど想像もできなかったでしょうし、そのようなものが存在することさえ想像できませんでした。

そして、その同じ予測不可能性は、俺にとっても同様にあなたにも当てはまります。人生のせいで体が小さくなり、元刑務所の仲間が水を張っている浴槽に放り込まれたらどうしますか?そうですね、それは俺だけかもしれません。しかし、会社の強欲をあえて告発したために、人生で予期せず荷物をまとめて 3 年間の仕事を終えて、そのまま刑務所に入れられたときはどうでしょうか?

理由は尋ねません。「ここからどこへ行けばいいですか?」と尋ねます。

なぜなら、少なくとも現時点では、それが人生においてあなたに課せられた仕事であり、あなたが辞めることのできない種類の仕事だからです。

逃げることはできますが、身を縮めて浴槽に飛び込むことはできても、隠れることはできません。

技術的に言えば、俺は超能力を持っていない、と前に言いました。しかし、別の見方をすると、俺は実際にそうなのです。さらにすごいことがあります。それは皆さんも同じです。

体の大きさを自在に変えることができる俺は、世界が「大きい奴」と「小さい奴」で溢れていることを見てきた。そして当然のことながら、前者は常に後者を踏みつけています。これは仕様による場合もありますが、地位や意欲のせいで、偉い人たちは、ただ生きていこうとしている毎日の勤勉な人々のことさえ見ていないこともあります。

だからこそ、この小さな男の世話をするのが、俺のような人間、そしてこの本を通してこれから説明するように、あなた方の仕事なのです。それは、単に仕事を受け入れることを選択するだけで、俺たち全員ができる超強力な能力です。

あなたは理由があってこの場所と時間にいるのですが、他の誰もそうではありません。したがって、次の不確実で、可能性が低く、「不可能」なステップがあなたに明らかになったとき、自分がピムであろうとなかろうと、体のあらゆる粒子を使って、「なぜ俺なんだ?」という考えを向けるようにお願いします。あるいは「なぜ俺ではないのか?」

少なくとも、アベンジャーズに彼らの物語を伝えると約束したとき、俺はそうしようと努めました。そして、それを行う方法を俺が知る最良の方法は、同時に俺にも伝えることです。なぜなら、俺が学んだように、起こった何か大きなことについて話し始めると、そこから学べる小さな教訓も見えてくるので、自分自身と他の人を助けるためにそれを共有したいと思うからです。

おそらくそれは、娘のキャシーの人生のかなりの部分で彼女のそばにいて、俺が学んだことを彼女と共有する機会がなかったからかもしれません。俺はまだそれに取り組んでいますが、彼女自身がすでに大人になり、俺が彼女を導くことなくすでに多くを見たり経験したりしているので、今は難しい。俺はその船に乗り遅れましたが、信じてください、あなたは「お父さんの知恵」の本をまるまる一冊家に焼きたいと思っています。

それが俺がこの本でやろうとしていることです。俺がそれをどのように見て、経験し、ヒーロー仲間から直接聞いたかから、すべてを語ります。あなたをヒーローの世界へご案内します。

その過程で、あなたは俺の物語、スコット・ラングの物語について聞くことになるでしょう。俺が始まりから、俺が(アリの)人間になり、そして今もなりつつあるまで。俺が信じられないほど魅力的だから?いいえ。なぜなら、俺の人生は、あなたの人生と同じように、その教訓を他の人と共有する方法を見つけられなければ、その価値の半分を失ってしまうからです。

そして最後に、なぜなら、俺の言葉から他に何も受け取らないなら、俺が共有したいのは、俺たち全員を巨人たらしめているのは、俺たちが小さな男にどれだけ気を配っているかであるということです。仲間の人間が最も必要としているときに、俺たちがどのように助けるか。俺たちの最大のスーパーパワーは、単に聞く耳、心配する目、または差し伸べられる手である可能性があります。単に現れて、人生が俺たちに与えた信じられないほどありそうもない仕事をすることで、俺たちはどのようにして「ヒーローの制服」を着ているのか。

仕事について言えば、残り一冊分の本を書かなければなりません。ああ、なぜ俺はこれに同意したのですか?なんで俺なんだ?

書籍「Look Out for The Little Guy」は 2023年9月5日 発売予定、映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」はディズニープラスで配信中です。

映画「サンダーボルツ」はファンの期待とは異なる作品に?監督が言及

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア Collider とのインタビューで、監督を引き受けた理由と、この物語がファンに何を提供するかについて少し語りました。

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MCUのフェーズ5最後の作品として予定されている「サンダーボルツ」には、過去の作品よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場する事が制作発表にて明かされています。

監督は本作の印象と共に、過去にMCUに関与していた事を次のように述べました。

まず第一に、キャストが素晴らしいし、あのキャスト陣が出演する映画なら、興奮しないわけがありません。それから、ジョン・ワッツ(MCUスパイダーマン3部作の監督)は大学時代のルームメイトで、私たちは親友なんです。僕は『スパイダーマン』のロサンゼルスのパートでセカンド・ユニットを担当したこともあるから、MCUとのつながりや洞察力を少しは持っているんです。

また、「サンダーボルツ」はファンが期待する視点とは異なる物語になるとも予告しました。

(MCUでは)多くの作品が作られているのは知っているけれど、これは続編ではありません。そう、これらのキャラクターは以前にも登場したことがあるけれど、新しい物語が語られるのであり、人々が期待していないような非常に異なる視点での物語になると思います。

「サンダーボルツ」はもともと「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と同時期の撮影開始が計画されていましたが、撮影開始の直前に新たな脚本家を加えて書き直しが発生。このタイミングがかなり不運で、この直後にWGA(脚本家組合)のストライキが発生し、「サンダーボルツ」は生産停止状態になりました。

このストライキのMCUへの全体的な影響を考慮して、ディズニーは公開予定の7作品のスケジュール変更を6月に発表。「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 から 2024年12月20日 へと延期されました。

しかしその後、SAG-AFTRA(俳優組合)もストライキに入ったことで、「サンダーボルツ」やMCU作品を含む全てのアメリカ製映像作品の遅延が懸念されています。

ソース:‘Thunderbolts’ Director Says It’s Not What You’re Expecting

映画「ザ・マーベルズ」、パク・ソジュンさん演じるキャラクターの新情報が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に出演するパク・ソジュンさんが演じるキャラクターについて、プロデューサーのメアリー・リバノスさんとニア・ダコスタ監督が追加の情報を提供しました。それによると、ソジュンさんのキャラクターはキャプテン・マーベルたちの味方で間違いないようです。

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海外メディア Total Film Magazine のインタビューに応じたダコスタ監督は、「私にとって、すべての惑星が色、光、そしてエネルギーの点においてまったく異なる空間のように感じられることが本当に重要でした。なぜなら、宇宙全体を自由に使える場合、個々の惑星が同じように感じることはできないからです。」と登場する惑星それぞれの違いにこだわったとした上で、ソジュンさん演じるキャラクターが住む惑星について「とてもハイキーで、カラフルで、明るいです。」と説明しました。

そして、ソジュンさん演じるキャラクターについて「彼のキャラクターは本当に素晴らしくて、(主人公と彼の関係を理解すれば)本当に楽しいんです。」と述べました。

さらにリバノスPは重要な情報を追加します。

「彼はキャロル・ダンヴァースの確かな味方です。彼女にとって意味のある過去の友人であり、だから彼と彼の仲間はキャロルにとって重要なんです。」

パク・ソジュンさんがコミックのヤン王子を演じるという噂は以前からあり、展開されているグッズ等からも実際にそうである可能性は高いようですが、公式や制作の責任者たちからの正式な発表はされていません。

実際にヤン王子だったとしてもコミックと同じかどうかは不明であり、劇場公開までまだしばらくの間は推測を楽しむだけとなっています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Marvel Reveals New Details on Park Seo-joon’s MCU The Marvels Character

映画「ザ・マーベルズ」、本作のグースたちの撮影について調教師が語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」にグースが再登場する事とブリー・ラーソンさんの猫アレルギー問題について、動物調教師のジョー・ヴォーンさんが、海外メディア Total Film Magazine のインタビューでその舞台裏を明かしました。

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ヴォーンさんはアレルギーを持つブリー・ラーソンさんの代役を用意したと、撮影準備について次のように説明しました。

「私たちのチームのうちの一人が(緑か青の)スーツを着て、猫と一緒にアクションをします。私たちには3ヶ月のトレーニング期間がありました。私は脚本を読み、猫がすべき行動をすべて書き留めました。この猫たちは、自分がやることをすべてわかって撮影に臨んでいます。撮影に入ったら、1日1日を細かく分けていく。前日に次の日にやることを予習しておくから、彼らの頭の中は新鮮なんです。」


そしてニモとタンゴ、グースを演じた2匹のトラ猫について、「ニモは走ったりジャンプしたりするのが得意でした。タンゴはヒーロー顔です。可能な限りクローズアップするときはいつもタンゴでした。」と撮影内容にあわせて猫たちが交代で担当した事を明かしました。

また、「一番やんちゃだったのは、あるセットで地面が砂利だらけだったときのこと。準備万端だったのに、そこは巨大な猫トイレのようでした。彼は撮影中にトイレをする事はありませんでしたが、出てきてすぐにその中で転がり始めたんです。」とトラブルについても言及。


最後に「猫のしつけで最も難しい点は、セットの巨大さ、大勢のスタッフ、そして時間の制約です。猫にとっては大変なことです。でも、彼らは私たちを誇りに思ってくれた。そう、この映画にはフラーケンの赤ちゃんも登場するんです。」と、予告にも登場していたように、グース以外のフラーケンも劇中で紹介されると述べました。

本作に登場するフラーケンたちは俳優猫による演技の他、アニマトロニクスによる撮影が行われている事も目撃されていました。

また、プロデューサーのメアリー・リバノスさんはグースになんらかのサプライズがある事を予告しています。いくらかの海外ファンは何でも飲み込んでしまうフラーケンの内部にあるポケットディメンジョンを探索する事になるのではと予想しています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:Goose’s scenes in The Marvels were filmed with Brie Larson’s stunt double – because she’s allergic to cats