ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、7話のチェックポイント

2022年9月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード7「The Retreat(邦題:リトリート)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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ジョシュとの恋

前回のエピソードで登場したジョシュといい感じになり、デートの当日から始まる今回の物語。仕事をこなし、デートをし、また翌日もその繰り返し。ベッドを共にした朝、ジョシュの姿はなく、以降連絡が取れない状態に。

職場ではニッキがジェニファーが最優秀女性弁護士にノミネートされた事を祝福し、ガラ(祝祭や催し、特別なパーティーの意。この場合は授賞式パーティー)に行けるかもと期待を高めています。ジェンがスマホばかり見ているのはインテリジェンシアを気にしているのかと不安になるも、ジョシュとの連絡がないだけとわかり一安心のニッキ。

その日は連絡がないまま、翌日土曜日になり、また連絡がないまま、また次の日。日曜日の朝、待望のコールはジョシュではなく、エミル・ブロンスキーの保護観察官からの電話でした。

なお、今週のQRコードはデート映像の間、フードトラックのカウンターに表示されています。QRコードの示す公式サイトで、今週は後述のポーキュパインが登場するコミック「Tales to Astonish #48」が無料です。

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サマー・トワイライツ

エミルがつけている抑制装置から警告があったと知らされ、アボミネーションに変身している危険を考慮して現場に向かうジェニファー。向かう車中でもジョシュからのチャットが気になる危険運転をしています。

一足早く現場に到着していた保護観察官のチャックと合流すると、「緑のスーツを着ろ」とシーハルクになるよう促されます。ハルクになる事を何て言うんだ?という質問に対して、英語では「Hulking out(激怒する)」、日本語字幕では「ハルク!」、日本語吹き替えでは「ハルク最強」と表現されています。

チャックがエミルの装置を調べるシーンではしっかりとシーハルクに変身し、万一に備える姿が描かれています。しかしチャックの心配をよそに、装置は電気柵にあたった影響による故障という事でした。

ジェニファーは「苦労して刑務所から出して貰ったから、戻されるような馬鹿な真似はしないと思ってた」とエミルを信頼している様子。「アントマン&ワスプ」のスコット・ラングが聞いたら何と答えるのでしょうか。

用事が済むと一目散に退散したチャックに続き、帰ろうとするジェニファーの前に取っ組み合いをする男たちが現れ、ジェニファーの車は大破してしまいます。

マン・ブル

1971年のコミック「デアデビル #78」に初登場したマン・ブルことウィリアム・トーレンス。デアデビルと戦った事がある彼は、血清によってミノタウロスのような身体とパワーを持つ怪物へと変貌しました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した緑のミノタウロス「リントラ」と同様の大きな身体が特徴のキャラクターなのですが、本作に登場したマン・ブルはそれに比べるとやや小ぶり。彼がコミックの起源をどこまでなぞっているのかは不明です。

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エル・アギラ

闘牛士風の衣装に身を包んだエル・アギラもコミックからのキャラクター。1979年のコミック「パワーマン&アイアンフィスト #58」に登場した本名アレハンドロ・モントーヤ、スペイン語でワシを意味するエル・アギラは、生体電気エネルギーを操るヒーローミュータント。今回のドラマでも電気を操るようなシーンがある事は興味深いところです。ホークアイとは何度か衝突した経験もあります。

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コミックではエル・アギラとマン・ブルの間に因縁はありませんが、闘牛士と牛男のマッチングで選ばれたようです。

ちなみにエル・アギラを演じているジョセフ・カスティーヨ=ミディエットさんはNetflixドラマの「ジェシカ・ジョーンズ」にイザイアという元陸軍兵士役でも登場していました。

アボマステ

レッカー車到着までの間、ここで過ごさざるを得なくなったジェニファー。ジョシュからの返事がきになるのに電波もなければWi-Fiもない、といった状況でスマホを片手に電波を探し歩くのでした。そして行き着いた先はエミルがグループセラピーをしている小屋。

アボミネーションとナマステをくっつけてアボマステと命名しているようです。

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ポーキュパイン

コミックのポーキュパインはいくつかのバージョンがありますが、1963年のコミック「Tales to Astonish #48」に登場したアレクサンダー・ジェントリーがもとになっているようです。米国陸軍の武器設計者だったアレクサンダーは、ヤマアラシをアイデアとした攻防一体のスーツの開発に取り組みました。開発に成功したアレクサンダーは自身の才能を高く評価しつつも、政府はたいして評価しないだろうと考え、スーツを引き渡す事をやめ、自分で着用して犯罪行為に手を染めました。

全身を覆う針からは化学薬品などを噴出する攻撃にも利用でき、ドラマではコミックのガス攻撃をニオイで表現しています。

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サラセン

コミックにおいてサラセンは二人存在しますが、「自分を吸血鬼だと信じている」という紹介から察するに1999年の「ブレイド:ヴァンパイアハンター#1」に登場したキャラクターである可能性が極めて高いです。もう一人のサラセンは1989年の「パニッシャー」のコミックに登場した暗殺者、テロリストです。

コミックのサラセンは実際に吸血鬼であり、マーベル・コミック史上で一番古い吸血鬼でもあります。ヴィジュアル的には完全に別人。

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しかしドラマのサラセンは普通に日光の下で歩いているため、エミルの説明どおりただの人である可能性や、ブレイドと同じデイウォーカーになっている可能性が考えられます。なお、コミックのブレイドには娘がデビューするはずでしたが、何らかの事情でキャンセルされました。サラセンがブレイドの息子として編入された可能性を指摘する海外ファンもいますが、どうなのでしょうか。

レッカーとの再会

レッカー車待ちの間にレッカーと再会するという、とてもシンプルなジョークのような展開。

コミックのレッカーはノルンの女王カルニラによって魔法で強化された犯罪者で、ムジョルニアのように投げても戻ってくる魔法のバールを武器としていました。3話ではニューアスガルドの建築道具からパワーを得ていると説明されており、道具のなくなったレッカーはただの人間に戻っているようです。

3話での出来事をリプレイするように第4の壁を破って制作スタッフに指示すると、視聴者にわかりやすいように過去のシーンが挿入されます。

この事で怒り、シーハルクになったジェニファーは軽々とレッカーを投げ飛ばすも、周りから落ち着くよう促され、レッカーの話を聞くことに。しかし、話はあっという間にすり替えられ、ジェニファーの目下の悩みであるジョシュから返事がない件とジェニファーとシーハルクの関係についてのカウンセリングが始まります。

最終的にジョシュの電話番号を削除し、綺麗さっぱり忘れる事でめでたしめでたし・・・?

スロット・トーイング

到着したレッカー車にはスロット・トーイングという社名がプリントされており、そのドライバーの名前はダンになっています。

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これはコミックの「アメイジング・スパイダーマン」や「シーハルク」を制作したダン・スロットさんの名前を引用しており、本人も自身のTwitterにて報告しています。

ジョシュの真実

キレイに終わったかと思いきや、物語はデートの日に戻り、ジョシュがハルクキングと繋がっていた事が判明します。

インテリジェンシアのボスであるハルクキングの正体探しはMCUファンの目下の注目ポイントのひとつです。

コミックのインテリジェンシアはハルクに対抗すべく、サディアス・ロスをレッドハルクに改造しています。そして、インテリジェンシアを作ったのがリーダー/サミュエル・スターンズであり、映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に再登場する事ロス長官役に新たなキャスティング計画が進んでいると報じられている事、そしてコミックにはレッドハルクが結成したバージョンの「サンダーボルツ」がある事などから、ハルクキング=リーダーの見方が強くなっています。

これはコミック通りの展開とも言えるもので、果たしてマーベル・スタジオがそのようなコミックと同じ脚本を採用するだろうかという点で疑問が残る所です。

一方、エミル・ブロンスキーが黒幕説も強いものです。今回のエピソードではジョシュとのコネクションを半ば強引に切っており、追跡を阻止する狙いがあるようにも見えます。また、エミルを演じるティム・ロスさんが「本当にエミルが改心したのか分からない」ともインタビューで語っている事も、やや気になる所です。

ただし、エミルがハルクの血を求める事はやや不自然なポイントです。エミルには既にハルクの血が入っているため、自身を採血しても研究は可能なように思えます。それともエミルはアボミネーションは失敗で、ハルクとシーハルクは成功と捉えているのでしょうか。

また、別案としてトッドの名前なども候補にあげられています。

6話の最後では特注のような注射器が表示されており、3話でのレッキングクルーたちが「普通の注射針では歯が立たなかった」失敗から、ヴィブラニウム製の注射針ではないかと予想されていました。しかし今回の話の流れでは、おそらくジョシュはシーハルクではなくジェニファーから採血しているように思えます。

シーハルクの頑丈な肌を刺せる針を作ったものの、結局はシーハルクを拘束する事自体が難しいため、計画を再変更したのでしょうか?

残されたエピソードでは、デアデビル登場やソコヴィア協定への言及などが描かれる予定になっています。タイタニアは再度もどってくるのでしょうか?残る2話でどこまでの謎が明かされるのか、注目となっています。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第8話は 2022年10月6日 配信予定です。

エリザベス・オルセンさんが今後のワンダについて言及、アベンジャーズからX-MENへ?

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ワンダヴィジョン」や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じたエリザベス・オルセンさんが、今後のワンダについて、映画「デッドプール3」でのウルヴァリン再登場のニュースを交えながら言及しました。

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海外メディア Variety とのインタビューでMCUにヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンが登場すると聞かされたエリザベス・オルセンさんは「あら、そうなの?」と初耳だとしつつも、「どうなんでしょう。もし、X-MENを登場させるなら、ウルヴァリンもX-MENだと思うんです。つまり、X-MENフランチャイズに登場する多くの人たちと一緒に仕事ができたらとてもクールだと思います。マイケル・ファスベンダーが演じるマグニートーは、私の父親なのかもしれない。それはそれでクールな展開ですよね」とコミック通りの親子関係を期待している事をあかしました。

さらに、海外メディア ET とのインタビューでドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」について質問されると、出演について何も聞かされていないとした上で「ぜひ出たい」と語りました。

また、「ワンダヴィジョン」の撮影を振り返り、「私たちは、”ああ、またやりたい!”と思っています。私たちはあの番組を作るのに本当に素晴らしい時間を過ごしたし、ポールとは本当に特別な時間でした、だから私たちはあの仲間たちを取り戻したいと思っているのよ。」とシーズン2の制作を期待しているとコメントしました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでは生死不明の状態となっているワンダですが、次はどの作品に登場する事になるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は2023年冬にディズニープラスで配信予定、映画「デッドプール3」は 2024年9月6日 米国で劇場公開予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は3時間近くのランタイムに?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の上映時間が2時間41分である事が、米国の劇場チケットサイト CineplexRegal などのウェブページにて確認されました。本作は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」に次ぐ、MCUで2番めに長い映画となる可能性が高いようです。

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このランタイムが真に正確であるかどうかは今のところ不明で、英国の Cineworld では2時間10分に設定されていると報告されています。さらにスクーパーのBSL氏によると、2時間41分は数日前に聞いた情報よりも短いとしており、さらに長くなる可能性も示唆されています。

主人公ティ・チャラが不在のまま描かれる本作はシュリたちのワカンダとネイモア・ザ・サブマリナー率いるタロカン(原作のアトランティスから変更)の衝突を軸に描かれる事が判明しています。過去には噂としてドクター・ドゥームティ・チャラの息子が紹介されると報じられていました。

長編となりそうな本作ではどのような物語が描かれていくのでしょうか。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」、監督が噂のクロスオーバーを否定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のマイケル・ジアッキーノ監督が、海外メディア One Take News とのインタビューの中で、本作にブレイドが登場するという噂を真っ向から否定しました。

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ジアッキーノ監督は「噂はめちゃくちゃ不正確なんです・・・99.9%はそうだと思います。マーベル・シネマティック・ユニバースについて言えば、誰もがあらゆることがつながると思っています。ありとあらゆることが。そして、それは私たちがつながっていないことを意味するわけではありません。でも、あからさまに「そうだ」と言う必要はないと思ったんです。ご存知のように他のどの番組もそうしてきたし、見事にやってきました。「あのね」と思ったのは、子供の頃、棚から引っ張り出したこのウェアウルフ・バイ・ナイトの特定のコミックはマーベル・ユニバースの他の何とも関係ありませんでした。それのどこが悪いんでしょう?いいじゃないですか!」と、クロスオーバーの噂を否定しました。

そして監督は本作が「トワイライト・ゾーン」に大きな影響を受けたと次のように説明しました。

「みんな一緒に暮らすことはできるけど、いつも一緒に見せる必要はありません。私が幼少期に大きな影響を受けた番組のひとつに『トワイライト・ゾーン』がありますが、この番組の好きなところは、ひとつひとつが独自のもので、それぞれのストーリーがその後何日も考えなければならないようなもので、私は「そうしよう!」と思いました。」

2019年のコミコンで「ブレイド」のリブートが発表されて以降、当初から演者も決まっていたブレイドがソロ作品前にどこかで登場する可能性について、ファンは長らく期待していました。2021年公開の映画「エターナルズ」で声のみが先にデビューしていますが、やはりその姿を見たいという事実は否めません。

ブレイドが吸血鬼ハンターであるという背景から、狼男を主人公とする「ウェアウルフ・バイ・ナイト」にブレイドが登場する事は最適だと多くのファンが考えていますが、監督は「噂は噂」として本作が何ともリンクしていない事を示唆しました。

監督の言うようにブレイドは登場せずに終わるのか、サプライズのために嘘をついているのかは、来週実際に配信されれば判明する事になります。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ウェアウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:‘Werewolf By Night’: Interview with Director/Composer Michael Giacchino (Exclusive)

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ネイモアはミュータントである事が確認、前作ポスクレ登場予定だった事も判明

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と俳優のテノッチ・ウエルタさんが海外メディア Empire とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に登場するネイモア・ザ・サブマリナーが前作から登場する予定があった事を明かしました。

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前作、「ブラックパンサー」のポストクレジットシーンについてケヴィン・ファイギ社長は「ライアン(・クーグラー監督)は、『ブラックパンサー』のラストでタグを投下していました。ワカンダの宮殿をカメラが突き抜け、王座に向かう濡れた足跡が映し出されるのです。」とネイモアをちら見せするアイデアがあった事を明かしました。

また、本作でネイモア・ザ・サブマリナーを演じるテノッチ・ウエルタさんは、ネイモアがコミックのアトランティスの支配者ではなくタロカンの支配者に変更されているとしつつも、確かにミュータントである事を確認したと言います。

そして、前作でティ・チャラがワカンダを開国した事を指摘し、「この決定により、タロカンは危険にさらされる事になります。そして自国を守るために行動を起こさなければなりません」と、ワカンダと衝突する事になる原因を明かしました。

コミックではネイモアは最初のミュータント(初めてマーベルコミックに登場したミュータント。時系列上は紀元前5000年のアポカリプス、紀元前17000年のセレーネが先)としてデビューし、アベンジャーズやX-MENにも参加した事がある重要なキャラクター。特に今後はX-MENの再実写化が控えているだけに、MCUのネイモアが本作でどういう立ち振舞をするのかは注目されています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Namor Is ‘A Dream Antagonist’ For Black Panther: Wakanda Forever, Says Ryan Coogler – Exclusive Image

ドラマ「シークレット・インベージョン」、エミリア・クラークさんの再撮影の様子がリーク

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」は現在再撮影の最中となっていますが、本作に出演するエミリア・クラークさんのロケの様子が目撃され、海外メディア JustJared が公開しています。

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写真の一部はSNS上でも出回っており、エミリア・クラークさんがトレーラーと同じ服装になっている事が確認出来ます。

JustJaredのウェブサイトには他にも多くの写真が掲載されていますが、エミリア・クラークさんのキャラクターを特定するヒントになりそうなものは今のところ見当たりません。

以前は侵攻問題がプロットに影響して再撮影になったと言われていましたが、セットに含まれている食肉搬送車にはロシア語表記があり、本作の舞台は依然として変わっていない可能性があるようです。

エミリア・クラークさんはスクラル人のギアを演じているとも報じられていますが、今のところ真相は分かっていません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は2023年春にディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のプロデューサーがMCUモンスターズの未来を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるブライアン・ゲイさんが、海外メディア The Direct とのインタビューに応じ、ウェアウルフやマンシングなどのモンスターキャラクターの未来について言及しました。

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ブライアン・ゲイさんは「スペシャル番組についてとてもクールなことの一つは、MCUのモンスターの隅々まで剥がしているところだと思います。『ウェアウルフ・バイ・ナイト』のモンスターだけでなく、壁に飾られていたモンスターやそのアートワークも登場します。何世紀もの間、マーベル・シネマティック・ユニバースの世界にはモンスターがいて、彼らはハンターたちによって追跡されたり、狩られたり、抑圧されてきたという考え方にもとづいています。」と語りました。

そして、「次にどこに出てくるか正確にはわかりませんが、このように様々な種やタイプのモンスターが登場するので、また出てくるだろうと思います。もちろん、さまざまな方法で彼らを見ることができます。」と予告しました。

もともとコミックの「ワーウルフ・バイ・ナイト」に敵としてムーンナイトがデビューしていたことを考えると、ムーンナイトのシーズン2などでモンスターが登場する可能性は高いように思えます。また、吸血鬼との対決を描く「ブレイド」にもそのチャンスは多いと考えられます。そして彼らが組むことになるであろう「ミッドナイト・サンズ」が実写化された場合は、そこにも問題なくモンスター達が登場する事が出来るでしょう。

また、本作の予告映像で噂が真実であった事が確認されたマンシングですが、彼はコミックでは「ネクサス・オブ・オール・リアリティーズ」と呼ばれるマルチバースの扉の番人でもあり、彼もまた「アベンジャーズ」最新作に登場する可能性が高いかもしれません。

ちなみに映画「ソー:ラブ&サンダー」では狼人間であるライカンという種族が紹介されましたが、MCUがライカンとワーウルフをどのように描き分けるのかはまだ分かっていません。

小説や映画、ゲームなど多くの作品でしばしば混同されるこの2つの生物ですが、類似用語を解説するウェブサイト differencebetween.net によると、それらの違いには以下のような項目があるようです。

  • ウェアウルフは満月の日に変身し、制御する事は出来ません。ライカンはいつでも変身可能。
  • ウェアウルフよりライカンのほうが賢い。
  • ライカンを殺すには背骨を身体から切断する必要がある。銀は弱点ではない。ウェアウルフは頭や心臓に銀の武器を突き刺す必要がある。

なお、余談ですが、ミッドナイト・サンズがコミックデビューしたのは1992年のゴーストライダー誌で「Midnight Sons」というチーム名でした。

しかし、発売予定のゲームや2022年のコミック新シリーズからは「Midnight Suns」に変更されています。どちらもカタカナ表記にするとミッドナイト・サンズになるためややこしいですが、アルファベット表記の場合はSonsとSunsどちらも間違いではありません。

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ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。

ソース:Marvel Studios Confirms More Monsters Coming In the MCU’s Future (Exclusive)

ドラマ「シーハルク」、インテリジェンシアのボスに新たな説が浮上

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の6話に登場した謎の集団「インテリジェンシア」。インテリジェンシアはコミックにも登場するスーパーヴィラン集団の名称であることから、このドラマで言われる「ボス」がリーダー/サミュエル・スターンズではないかという説が有力視される中、海外メディア The Direct は既に劇中に登場していた人物である可能性を指摘しています。

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その人物とは、4話「Is This Not Real Magic?(邦題:本物のマジックとは?)」に登場したデート相手の一人であるトッド。

ジョン・バスさん演じるトッドはデート中の会話で「マッチングする前から君のファンだった」と話しており、シーハルクに高速移動、暗視能力、ヒーリングファクターの有無の確認をした他、ヴィブラニウムで傷がつくのかどうかを確認していました。そして最後には「なんて素晴らしい標本だ」と評しています。

そして5話で再会した際には「近々また会わないか?」とも提案していました。

シーハルクのデート相手がそれぞれ医者や映画監督といったバックボーンが描かれていた中で、実はトッドだけが何も言及されていません。画面上でのトッドは確かにシーハルクへの興味と執着で満たされているようにも見えます。

6話のラストで映し出された太い注射針はおそらくヴィブラニウムで作られており、3話「The People vs. Emil Blonsky(邦題:エミル・ブロンスキーの仮釈放)」での採血の失敗をもとに改良された注射器である事が予想されます。

運良くアプリでシーハルクとのマッチングを果たしたトッドが、部下の失敗を経て直接調査のためにデートに赴いた可能性について記事は言及しています。

インテリジェンシアのボスはコミック通りリーダーなのか、それともトッドなのか、いずれでもない別のキャラクターなのか、残る3つのエピソードに注目です。そしてシーハルクの血液から新たなガンマモンスターが誕生してしまうのでしょうか?

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2022年9月29日 配信予定です。

ソース:She-Hulk Might’ve Already Spoiled Its Big Villain Twist (Intelligencia Boss Explained)

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、6話のチェックポイント

2022年9月22日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1エピソード6「Just Jen(邦題:ただのジェン)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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プロローグ

前回ルーク・ジェイコブソンから貰った衣装はビジネススーツ、スーパースーツにワンピースと2着というわけではなかったようです。高校時代の友人ルルからブライズメイドを依頼され、結婚式に出ることになったジェニファーは貰ったワンピースを持って出かける準備。

そしてジェニファーが第4の壁を破り、今回のエピソードが1話完結の話であると言い、前回期待させたデアデビルが登場しない事を暗に説明しています。

ミスター・イモータル

マロリーとニッキが離婚調停の件で対応するのはミスター・イモータル/クレイグ・ホレス。

ミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはコミックに起源を持つキャラクターで、名前が示す通り不死の能力を持っています。が、コミックと共通しているのはそれだけで、年齢設定や背景、キャラクター性などはほとんど継承されていません。

コミックのミスター・イモータル/クレイグ・ホレスはホモ・スプリームと呼ばれるミュータントの一種で、詳細な年齢は不明ですが20代ぐらいの青年として描かれています。

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死なないと言うだけで特別な武器も戦闘力もないクレイグですが、妻が家出したあと自殺しようとして能力に気づいた時、彼はヒーローとして生きることを決めます。新聞広告で仲間を集めグレイト・レイクス・アベンジャーズ(非公認)を結成し、五大湖周辺を守るチームとして活動。五大湖のほとりのウィスコンシン州ミルウォーキーで起きた銀行強盗の現場で、ウェスト・コースト・アベンジャーズ設立のために西海岸に向かっていたホークアイとモッキンバードと出会いました。なお、コミックでは「アベンジャーズ」の名称を巡って、トニー・スタークが利用料を取り立てるというドラマ「シーハルク」でお馴染みになった商標トラブルに関するエピソードも描かれています。

また、MCU版のミスター・イモータルは複数の離婚トラブルを抱えていますが、コミック版は愛にまっすぐなキャラクターで、家出してしまった元妻の他に、グレイト・レイクス・アベンジャーズ結成後に出会ったダイナ・ソーというチームメンバーとの女性(種族不明、宇宙人と翼竜のミックスしたような種)とのロマンスしか描かれていません。

ここまで変更されると、マーベル・スタジオはグレイト・レイクス・アベンジャーズを実写化する計画を除外していそうですが、念のため頭の片隅に置いておくのがいいかもしれません。

ミスター・イモータルが飛び降りて警備車両に激突するシーンは予告動画(下の画像)にも含まれていたシーンですが、予告の時と違ってQRコード追加されており、今週の無料コミックが読めるようになっています。

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なお、ミスター・イモータルは制作がキャンセルされた幻のマーベルドラマ「ニュー・ウォーリアーズ」にもメインキャラクターとして登場予定でデレック・テラーさんがキャスティングされ、同じくグレイト・レイクス・アベンジャーズのメンバーでもあるスクイレル・ガールと共に撮影も進んでいました。

トワイライト・サーガ

ジェニファーに対して軽くマウントを取ったルルが友人たちと「エドワード派?ジェイコブ派?」と話しているのは映画の「トワイライト」シリーズの話題。

ステファニー・メイヤー氏による世界的ベストセラー小説を映画化した「トワイライト」シリーズは、2008年公開の「トワイライト~初恋~」で、人間の女子高生と美しいヴァンパイアの青年との禁断の恋物語を描き、多くのティーンエイジャーたちの心を掴みました。

ジェニファー・ウォルターズの正式な年齢は公開されていませんが30代とは説明されているため、時系列的に彼女たちが概ね高校時代に公開された映画シリーズである事がわかります。

なお、エドワード(演:ロバート・パティンソン)が吸血鬼であり、ジェイコブ(演:テイラー・ロートナー)がその宿敵である狼男。彼らの魅力で「エドワード派」と「ジェイコブ派」に大きく分かれるトワイライトファンですが、MCUにはどちらの種族もすでにいる事を考えると、いずれは「ブレイド派」と「ジャック・ラッセル派」に・・・とはならないでしょうか。

タイタニア登場

新郎の友人と付き合っているという理由で式に参加するタイタニアと、妙に喜ぶルル。

冒頭で「主役は自分、自分より目立たないよう」にジェニファーに釘を刺していたにも関わらず、スーパーインフルエンサーのタイタニアが参加することに異論はない様子。

ルルは内心ジェニファーに対して僻んでいるのか、単純にタイタニアの熱烈なファンという事でしょうか?もしくは新郎の友人(の連れ)にまで文句は言えないだけかもしれません。もしタイタニアのファンであれば、以前の判決の事をふまえるとジェニファーに恨みを持っている事も考えられそうです。

ジョシュ

トレバー・ソルターさん演じるジョシュは今のところコミックに起源がなさそうな、MCUオリジナルと思しきキャラクター。

コミックのシーハルクが身体の関係を持った事があり、MCUにも登場済みのキャラクターはアイアンマン、ホークアイ、ハーキュリーズ(ヘラクレス)、ハルク。その他実写化済みキャラクターではルーク・ケイジやジャガーノートなど、やはりパワー系キャラクターが目立ちます。

本作の予告にはジョシュとドライブしているシーンもあったため、今後のエピソードでの再登場が予想されます。

マリオカート

新郎側の友人はマリオカートで大盛りあがり。4人いるのにシングルプレイで遊んでいるのが気になる所ですが、ドラマ「ミズ・マーベル」でもスマッシュブラザーズやクッパ、ドンキーコングなど任天堂の商品やキャラクターに対する言及があり、MCUの世界でも任天堂はかなり親しまれているようです。

バロネス・クロムウェル

ミスター・イモータルが最初の妻と説明するバロネス・クロムウェル。コミックにはバロネス・ブラッド、本名リリー・クロムウェルという吸血鬼が存在しており、ドラキュラの支配下にありました。

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コミックではミスター・イモータルとバロネス・ブラッドの間に関係はありませんでしたが、MCUで妻とされている人物がコミック同様吸血鬼であったとしても、夫のほうはその不死の能力ゆえに問題なく過ごせた可能性が考えられます。

もし彼女が実際に吸血鬼であるならば、「ブレイド」でも言及されるかもしれないキャラクターです。

ジョナサン

ジェンのパートナーと聞かされていたジョナサンは実際にはチワワでした。コミックにはジョナサンという犬は登場しませんが、ジョナサンと名付けられたクズリが登場し、ローガンと彼のクローンであるローラ・キニーとガブリエル・キニーの三人とは仲間のような存在でした。

ローラとガブリエルが公園へ散歩につれていった際には犬と間違われました。

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紹介したものの、元ネタとは言いにくいキャラクターかもしれません。ちなみにロケット・ラクーンが作ってくれた翻訳機によって英語での意思疎通が可能になっています。

揺れる心

1話の頃はシーハルクの力は要らないと豪語していたジェニファーですが、回を重ねるに連れ、周りがシーハルクを求める事と自分もそれを認め始めている事に心が揺れ動きます。

そのままでいいと言ってくれるジョシュでしたが、これから先もシーハルクに頼っていくのであれば、やはりロマンスの相手にはコミックのような超人が必要になるかもしれません。

シーハルク vs. タイタニア

エピソード序盤では否定していたタイタニアですが、結局は復讐のために今回の式に参加していました。

ジェニファーは一瞬、以前のブルース・バナーのように、シーハルクへのなり方がわからなくなりますが、事なきを得て無事再戦となります。しかしこのピンクのブライズメイド服はルーク・ジェイコブソンが用意してくれたものではないような気がしますが、どうなんでしょうか。当然ルルの他の友人たちも同じ服を着用しています。

コミックのタイタニアと比べるとややパワー不足感はありますが、それでもシーハルクとそれなりに渡り合えるタイタニア。1話の時も裁判所の壁を壊して登場するなどある種の怪力を見せていましたが、MCU版のタイタニアがどのような経緯でスーパーパワーを手に入れたのかはまだ語られていません。

コミックのティターニアはドクター・ドゥームの改造手術によるパワーでしたが、彼女の力の起源が明かされるのか、残されたエピソードには要注目です。

インテリジェンシア

ミスター・イモータルの被害者たちによって明らかになったウェブサイト「インテリジェンシア」。

裁判が終わったニッキとマロリーがこのサイトをチェックしている時、画面左上にはクックヴィルの地図が掲載されています。

このクックヴィルという土地はこれまでのMCUで一度触れられており、ドラマ「ロキ」シーズン1の2話「変異体」において、シルヴィがリセットチャージを使い神聖時間軸を爆破し、分岐イベントを発生させていました。1999年にクックヴィルで何らかのイベントが発生した事がモニター上に表示されています。

©MARVEL,Disney

クックヴィルの再登場が単なる偶然なのか、何らかの伏線の兆候なのか、ここもチェックしておくべきポイントです。

また、インテリジェンシアはマーベル・コミックにおけるヴィランチームの名称であり、これ自体が今後なんらかの意味を持ってくる可能性があります。詳しくは先立って投稿した記事をご確認ください。

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コミックのインテリジェンシアはサディアス・ロスを口説いてレッドハルクにしてしまいますが、ロス長官を演じていたウィリアム・ハートさんが2022年3月に亡くなられた為、コミックのプロットが維持されているかどうか判断が難しい局面になっています。


エピソード6の時点でまだ配信されていない予告映像としては、デアデビル、ジョシュとのデートシーン、シーハルクのレッドカーペット、フロッグマン、アボミネーションのサロン、ダメージコントロールの武装エージェントたちなどが残っています。実際の動画で確認したい方はRedditに投稿された未配信シーン集を御覧ください。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2022年9月29日 配信予定です。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のハロウィーンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」のランタイムが判明したと、TwitterアカウントのBSLが報じました。

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投稿によると最終的なランタイムは52分37秒になったとの事で、以前に報じられていた約30分との情報からはかなり拡張されたようです。

クリスマスシーズンのスペシャルドラマとして配信の準備が進められている「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」のジェームズ・ガン監督は以前に約40分になると明かしており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」と「ガーディアンズ」は来年以降も続くかもしれないスペシャルドラマのランタイムの目安となっていくかもしれません。

ハロウィンスペシャルドラマ「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は 2022年10月7日 ディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ワーウルフ・バイ・ナイトの裏側」の配信日は未定です。