【噂話】「ソー:ラブ&サンダー」の続編として「ハーキュリーズ」の単独作が計画中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の後継作として、ゼウスの息子ハーキュリーズ(ヘラクレス)を主人公とするソロ作品の計画が始まったと報じられました。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏によると、マーベル・スタジオがこの計画を進行中で、「ラブ&サンダー」から引き続いてブレット・ゴールドスタインさんがハーキュリーズを演じるとの事。

「ラブ&サンダー」のポストクレジットシーンでは作中で恥をかかされたゼウスが息子のハーキュリーズをソーにけしかけようと命令するところで終わっていました。

コミックでもたびたび対決するソーとハーキュリーズはMCUでもそれを実現するために、「ソー5」に再登場すると見られていましたが、意外にも単独作品を獲得しようとしているようです。

「ラブ&サンダー」でしか彼を知らない人にとっては悪役に見えている可能性がありますが、コミック上のハーキュリーズはアベンジャーズでありチャンピオンズであり、基本的にはヒーロー属性です。トニー・スタークやアマデウス・チョらとも交友関係にありますし、主人公となるソロ作品を獲得したとしても不思議はありません。

ただしハーキュリーズの単独コミックが人気かと言われればそういうわけでもなく、実際にMCUでソロ作品の計画があるのであれば「アイアンマン」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の実写化と同様に公開されるまで多くの人が興味をもたない可能性をメディアも指摘しています。

「ハーキュリーズ」が「ソー5」の前提となるのか、それとも後日談になるのかは今のところ不明ですが、「ソー5」自体が「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のあとに設定されていると報じられていることで、まだまだ時間を要することになりそうです。

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に「ソーは出したくなかった」、ジェームズ・ガン監督がマーベル時代の経験を振り返る

ワーナー・ブラザース制作のDCU映画「スーパーマン」の来月の劇場公開を控える中、ジェームズ・ガン監督がポストクレジットシーンの在り方について、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の制作を振り返り、その失敗談を語りました。

海外メディア EW とのインタビューでガン監督は「スーパーマン」にポストクレジットシーンがある事を明かしつつも、MCU時代の反省点を活かすように取り組んだと言います。

ポストクレジットシーンについては、私には独自の哲学があるんです。それは、マーベル時代に私が犯した失敗と多少関係があるんです。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラスト(正確にはポストクレジットシーンではない)でガーディアンズの船にソーが乗り込み、共に旅に出るようすが描かれていました。この終わり方に対してガン監督は反発したと言います。

脚本の注釈にこう書いたんです。「ソーは出さない。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにソーを登場させたくない。ソーを主人公にした映画はやりたくない」と。私はソーのキャラクターをそれほど理解していません。彼の映画を見るのは好きだし、クリス・ヘムズワースという人間も大好きです。でもあのキャラクターをどう書けばいいのか、私には理解できないんです。

他の監督や脚本家が蒔いた種を知識のない人間が育てるのは非常に難しいとし、「ガーディアンズ3」でソーを登場させる事を拒否した事を明かしました。さらに「ガーディアンズ2」についても振り返っています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2』でやったことも気に入りませんでした。アダム・ウォーロックとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの設定、そして必ずしも計画していなかったくだらないことを全部設定してしまったんです。まあ、(アダム・ウォーロックの)約束は果たすつもりだったとは思うけど、そこは慎重に考えた方がいいと感じました。ポストクレジットシーンって、まるで顔面パンチみたいで、「オーマイゴッド! 見てよ!」って感じなんです。

「エンドゲーム」のラストはルッソ兄弟監督によるものでしたが、「vol.2」は自分で作ったにも関わらず、特に何も考えていなかった事を明かしました。

何かを仕掛けるためだけに使うと、時に自分自身を破滅させてしまうことがあります。アダム・ウォーロックを「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」に登場させるのは簡単ではありませんでした。ウィルとの仕事は楽しかったし、このキャラクターを扱うのも楽しかった。でも結局のところ、彼はまるで丸い穴に四角い釘を無理やり押し込んだようなキャラクターだったんじゃないか?と思うんです。多少はね。

そう説明しつつ、ガーディアンズ1作目のユーモラスなポストクレジットシーンが好きだったと語りました。

そして、「スーパーマン」のポストクレジットシーンについて「観客に何かお返しをするのは大好きなので、エンドロールに何か入れて観客に見てもらえるようにしたいと思っています。それが素晴らしいことだと思うからです。私はスタッフを愛しています。皆さんには最後まで観て、監督がどんな人たちだったかを見てもらいたいんです。」と予告しました。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」へのソーの登場をガン監督が拒否したことで、「ソー:ラブ&サンダー」でガーディアンズについて対処しなくてはならなくなり、これをタイカ・ワイティティ監督が担当しました。

しかし、ワイティティ監督もこの扱いに困ったのか、それとも単に終幕まで彼らを登場させる予算がなかったのか、ガーディアンズは早々に退場。チームアップが期待されていたものの、序盤になんとか詰め込み、すぐにソーの単独映画へと戻る事になりました。

ポストクレジットシーンで何かを予告する事は「アイアンマン」の時のようにうまく実現すれば相乗効果で大きく盛り上がりますが、失敗した場合はかなりの失望感を招いてしまいます。

ガン監督が反省を活かしたという「スーパーマン」の結末にも注目です。

ソース:Superman will have a post-credits scene: James Gunn explains his ethos around those ending tags (exclusive)

【噂話】ドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランで5年前の伏線を回収か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ヴィジョンクエスト」のヴィランはまだ判明していませんが、新たな予測では2021年に登場したキャラクターが再登場すると見られています。

本作ではウルトロンを筆頭に、ジョカスタやイーディス、フライデーなど、トニー・スタークが生み出したAIが再登場するとされています。

それとは別に本作では「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で訪れたマドリプールが再登場すると報じられており、そこの支配者であるパワーブローカー/シャロン・カーターが「ヴィジョンクエスト」の黒幕になるのではと予想されています。

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シャロン・カーターはスティーブ・ロジャースの恋人ペギー・カーターの姪孫で、S.H.I.E.L.D.のエージェント13として「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」に登場。以降も「シビル・ウォー」で登場しスティーブ・ロジャースに協力しましたが、それが原因で政府から追われる身になったことが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で描かれ、犯罪組織のボスとして再登場していました。

しかしその事実を知るものは誰もおらず、サム・ウィルソンの口利きでシャロンは恩赦を得て無罪に。パワーブローカーとしての仮面を隠したまま、アメリカの機密情報や最新兵器にアクセス出来る立場に戻るエンディングで終わっていました。

「ヴィジョンクエスト」ではシャロンが S.W.O.R.D. のデータベース等からヴィジョンが再生された事を知り、手に入れようとする可能性が海外ファンの間で噂されています。パワーブローカーがトニー・スタークが作ったAIにボディを与えて兵器化し、売りさばこうとしているという流れとなるのでしょうか。

シャロンの変貌ぶりについては当初、スクラル人ではないかとも考えられていましたが、スクラルにフォーカスをあてたドラマ「シークレット・インベージョン」では一切触れられずに終了したことで、現状ではシャロン本人であると考えられています。

実際に「ヴィジョンクエスト」にパワーブローカーが登場した際には、シャロンが何を経験し、何を目指すようになったのかが、2021年の配信から来年の配信まで5年を経て、その詳細が判明する事になるのでしょうか。

ドラマ「ヴィジョンクエスト」(仮)は 2026年 に米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ムーンナイト」のヴィランは当初、別のキャラだったが削除されたと脚本家が明かす、シーズン2についても言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の初期の脚本を担当したジェレミー・スレーターさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、開発当初、ヴィランはアーサー・ハロウではなかった事を明かしました。また、今後のシーズン2の可能性についても言及しています。

スレーターさんは、ディズニープラスで視聴した「ムーンナイト」が、自身が書いた脚本とはかなり違っていたとしつつ、「最終的に(マーベルは)別の方向に進み、監督は自ら脚本家チームを編成しました。こんなに大きな砂場で遊ぶとなると、誰かのおもちゃを借りて短い時間遊ぶようなもので、結局は自分のものではないんです。それは最初から分かっていたので、全く驚きませんでした。」と続け、そのプロセスについて特に不満を抱いているわけではないと述べました。

そしてスレーターさんが執筆当初に想定していたヴィランはコミックの宿敵であるラウル・ブッシュマンだったとし、それが変更された理由についても明かしました。

マーク・スペクターがコンスのアバターだとしたら、ブッシュマンを別のエジプトの神のアバターにして、二人で戦わせるのが狙いだったんです。私たちが何度も直面した問題は、「ブラックパンサー」が公開されたばかりで、マイケル・B・ジョーダンがあの映画でキルモンガー役を素晴らしく演じていたため、彼の影があまりにも大きくて…それで私たちが書いたものはすべて、少し模倣っぽくなってしまったんです。

スレーターさんは2022年に配信された「ムーンナイト」から遡って、映画「ブラックパンサー」が公開された2018年ごろに脚本執筆にあたっていたようですが、その「ブラックパンサー」に登場するキルモンガーとラウル・ブッシュマンというキャラクターが似ていた事で計画を変更したとし、ムーンナイトに対する別の神のアバターとしてブッシュマンではなくアーサー・ハロウが採用され、アメミットのアバターとして最終的に対決しました。

ドラマ版ではラウル・ブッシュマン役にロイック・マバンザさんがキャスティングされ、5話でマークのトラウマを振り返る中で米軍時代の元上官として登場。(日本語字幕版では名前表示なし)発掘隊員を殺害した張本人として、ほぼコミックどおりに描かれていました。

「ブラックパンサー」の1作目からも「ムーンナイト」シーズン1からも十分な時間が経過した現在、シーズン2でラウル・ブッシュマンがヴィランとして戻って来る可能性はあるのでしょうか?

シーズン2への関与について質問されたスレーターさんは次のように回答しました。

もしまたムーンナイトが登場するなら、ボールはケヴィン・ファイジとオスカー・アイザックの手の中にあります。ケヴィンがあのキャラクターをどう使うのがベストなのか、どんなストーリーが適切なのか、そしてそれを実現させるのに適したストーリーテラーは誰なのか、それを見つけ出したら、どこかの時点で起こるでしょう。ムーンナイト再登場の日がなかったらと思うとショックです。

スレーターさんの発言どおりであれば彼はシーズン2には関与していないようですが、いずれ実現すると確信しているようです。

ジェレミー・スレーターさんは「ムーンナイト」シーズン1の執筆後、「ゴジラxコング:ザ・ニュー・エンパイア」、「モータルコンバット2」、「コヨーテvs.アクメ」などマーベルとは関係のない作品を担当しており、現時点でMCUに戻る予定はないようです。

ムーンナイトはブレイドらと合流して「ミッドナイトサンズ」を結成し、MCUの超自然的な現象の対処にあたると予想されていますが、今のところ具体的な計画は公式発表されていません。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Creator Reveals Series Originally Featured a Much Different Villain (And Why They Got Cut)

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」とドラマ「ロキ」の共通点は何を意味するのか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 1960年代 のアメリカの世界観をベースにしたレトロフューチャリックな世界で展開されますが、MCUではもうひとつ、「ロキ」でもレトロな世界観が導入されていました。

ファンは最近の「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のテレビCMのワンシーンから、リード・リチャーズのバクスタービルの内部デザインがTVAに酷似している事を指摘しました。

Why is nobody bringing up that the Fantastic Four have the same technology as the TVA?
byu/RedditorGoldVirgin inmarvelstudios

ブラウン管のような粗めの丸みを帯びたディスプレイはMCUに限らず、ゲーム「フォールアウト」のようなレトロフューチャーな世界を描く際にはよく見られるものですが、それにしてもリードとTVAが両者ともにオレンジを多く採用している事には何か意味があるのでしょうか。

MCUでTVAを作ったのは在り続けるもの。これは征服者カーンの変異体であり、コミックの征服者カーンことナサニエル・リチャーズはリード・リチャーズの子孫でもありました。リチャーズの一族が時を越えて同じ美的センスを保持していたとするイースターエッグとして導入されていると考えるのは、さほどおかしな事ではないかもしれません。

一方で少し残念な理由として、制作費の節約のためにTVAの小道具を再利用したというケースもあるかもしれません。

「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」と「ロキ」にはプロダクションデザイナーとしてカスラ・ファラハニさんが共通して担当しており、以前に自身が用意した小道具をうまく再利用したと考えるのも、やはりおかしな事ではなさそうです。

この共通点が今後新しい展開を生み出していく可能性も否定できず、単なるイースターエッグや制作費節約の可能性も含めて、ファンタスティック・フォーの映画や今後のアベンジャーズ映画、さらに次のサーガに向けて頭の片隅に入れておくといいかもしれません。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

スカーレット・ヨハンソンさんがオスカーを批判、ブラックウィドウ復帰にも言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で「アイアンマン2」からブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、インタビューの中で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が2019年度のオスカー作品賞にノミネートすらされなかった事に対して不満をあらわにしました。

海外メディア Vanity Fair とのインタビューでスカーレット・ヨハンソンさんは初監督作品となる「エレノア・ザ・グレート」について話す中で、数々の記録を達成した「アベンジャーズ/エンドゲーム」がいかに奇跡的な作品であったかを再認識したとしつつ、この史上最高の作品がオスカーにノミネートすらされなかった事が信じられないと語っています。

なぜこの映画はオスカーにノミネートされなかったのでしょう?あり得ない映画で、成功するはずもなかったのに、映画としては本当にうまく機能していました。しかも、史上最も成功した映画の一つでもあるんです。

この疑問がこのインタビューで解決される事は当然なく、不満を吐露する形で終わっっています。

また、映画「サンダーボルツ*」ではプロデューサーとして制作に携わったスカーレット・ヨハンソンさんは、ブラックウィドウを再演する可能性について次のように語っています。

私自身、そして私が演じるキャラクターにとって、(復帰が)どういう意味を持つのか、理解するのはとても難しいです。仲間たちとは会えなくて寂しいし、ずっと一緒にいたいと心から願っています。でも、このキャラクターがうまくいっているのは、ナターシャの物語が完結しているからです。それを崩したくありません。ファンにとっても、彼らにとって大切なことなのですから。

ナターシャの物語は綺麗に終わったとヨハンソンさんは考えているようで、これを壊したくない事を理由に再演についてはあまり意欲的ではないようです。

過去のインタビューではナターシャの吸血鬼やゾンビバージョンを演じる可能性をほのめかすなど、再演が全く無いわけではないようですが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にナターシャが再登場する噂は実現するのでしょうか。

ナターシャ再登場の噂とあわせて、スカーレット・ヨハンソンさんは新作MCUドラマの開発の噂も以前からありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-scarlet-johansson-blonde-phantom-rumor/”]

これについてまだ目立った動きはありませんが、アベンジャーズ最新映画と共に注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:What Scarlett Johansson Wants: AI Boundaries, Respect for Blockbusters—and Revenge on Michael Che

ジェレミー・レナーさんがドラマ「ホークアイ」シーズン2の噂について言及

マーベル・スタジオが開発中とされているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン2のいくつかの噂に対して、主演を務めるジェレミー・レナーさんが言及するインタビュー動画が公開されました。しかし先日はレナーさんがオファーを拒否したという動画も公開。ふたつのインタビューの前後関係については分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-jeremy-renner-turned-down/”]

今回公開された動画の中で、ホークアイ引退について質問されたジェレミー・レナーさんは「むしろ、色々なことから距離を置く覚悟が必要だと思います。」と述べ、「娘が最優先です。選択の余地すらありません。娘の父親であり続けるつもりです。もしロンドンなどで撮影を続けるなら、うまくいかないでしょう。」と、前シリーズのような撮影が継続される事に対して難色を示しました。

インタビュー内では「ミッション・インポッシブル」の役を降板した時の事も振り返り、ホークアイ役も同様に継続できなくなる可能性をほのめかしました。

また、シーズン2が映画「The Raid」にインスパイアされた内容で、トリックショットが登場するという噂について質問されたレナーさんは次のように述べています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-plot-and-brother-rumor/”]

「もしかしたら、その一部は本当かもしれないけど、わかりません。ストーリーとか、そういう面で少し話はしました。みんな興味を持っていましたよ。断りたくはないですね。まだたくさんのアイデアがあって、彼らは多くのことを詰めなければならないと思います。」

そして、「いつでも喜んでやりますよ。」と断言しつつ、「楽しい世界だし、その一員でいられることが嬉しいんです。利己的なことを言うと、自分が運営する財団の子どもたちにとって、この仕事がどんな意味を持つのかを考えれば、やりがいを感じますね。」と役を継続したい意思がある事を明かしました。

最後に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」について質問されましたが、自身の関与についての言及は避け、家族と共にゆっくりしているとしました。

このインタビューが先日公開されたよりも後に撮られたものであれば、レナーさんは「ホークアイ」シーズン2の再交渉の席についていると考えられますが、現状の詳しい事については分かっていません。

実際にジェレミー・レナーさんが参加しない事になれば、ヘイリー・スタインフェルドさんのケイト・ビショップを単独主人公として展開する可能性が高そうですが、引き続き今後の情報に注意となっています。

「タスクマスターはもともと自分が演じる予定でした。」、「ブラックウィドウ」のO・T・ファグベンルさんが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」で登場したタスクマスター/アントニア・ドレイコフでしたが、2021年の映画「ブラックウィドウ」で登場したこのキャラクターはもともと別の俳優さんが演じる予定だった事が明らかとなりました。

海外メディア The Direct とのインタビューで「ハンドメイズテイル」の新シーズンのプロモーションに参加していたO・T・ファグベンルさんは「ブラックウィドウ」を振り返り、もともとタスクマスターのオーディションを受けていたと明かしました。

もともとタスクマスターのオーディションを受けたんですが、これが、実は本当に素晴らしいスピーチだったんです。すごく誇りに思えるオーディションでした。今でもそのセリフは奥の方にちゃんと保管してあります。その時のタスクマスターはこうだったんです。アフリカ訛りで演じたんですが、ちょっと狂気じみたキャラクターでした。

しかし「ブラックウィドウ」は開発中の脚本書き直しの影響で物事は大きく変化したと言います。

脚本執筆の過程で、私の給料では到底無理な仕事に就くことになったんです。だから、基本的に『役は私か、それとも誰かか』って言われました。あのバージョンのタスクマスターはそういう感じでした。映画の様々なバージョンで、あのバージョンのタスクマスターは姿を消し、その後、突然私のところにやってきて『ねえ、メイソンっていうキャラクターがいるんだけど、メイソンを演じてみませんか?』って言われたんです。それで私は『もちろん!メイソンを演じたい!』って答えたんです。だから、私が演じる予定のタスクマスターは、公開されたバージョンの『ブラックウィドウ』には存在しなかったんです。

削除されたバージョンのタスクマスターは、いずれ再登場する可能性があると、それだけの魅力があるとも説明しています。

いやあ、正直に言うと…あの役のために作ったキャラクターは、今までやったことのない、というか、誰も見たことのないような役だったんです。すごく興奮していました。でも、いずれにせよ、あのマニアックな役を袋から出してスクリーンで演じる機会は必ずあるでしょう。

そして「サンダーボルツ*」と「ブラックウィドウ」の脚本家にメイソンの出番がないと抗議の電話を入れた事も明かしました。

いいですか、エリック(ピアソン)に言ったんです。「なんで『サンダーボルツ*』から俺を外したんだ? 俺は戻ってきたんだ。『シークレット・インベージョン』にも出演したし、メイソンもそこにいた。」って。だから、ええ、彼らが声をかけてくれたら、私は『出られます』って感じで待っていました。

今回明らかになったバージョンのタスクマスターもコミックとはかなり違う雰囲気がありますが、オルガ・キュリレンコさんが演じていたアントニアとはかなり異なるバックボーンが用意されていたようです。

「ブラックウィドウ」の開発の土壇場でオルガ・キュリレンコさんに引き渡される事となったタスクマスターでしたが、「サンダーボルツ*」ではファンの悪い予感が的中する形に。

この衝撃的な展開に、スタジオと俳優との関係の悪化も唱えられていましたが、「サンダーボルツ*」のプレミアイベントではそのような気配は感じられなかったとも報じられていました。キュリレンコさんにはすでに新しいキャラクターのための椅子が用意されている可能性があるのでしょうか?

タスクマスターことアントニア・ドレイコフはほとんどのシーンで顔全体が隠れるマスクをしており、マスクオフした場合でも顔の大部分が火傷のメイクでした。これらを全て取り払ってオルガ・キュリレンコさんの顔がよく分かる状態で全く別の新しいキャラクターを演じる事は、「キャプテン・マーベル」でヴィランのミン・エルヴァを演じ、「エターナルズ」で主人公のセルシを演じたジェンマ・チャンさんの例に続いて十分に考えられそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:Black Widow Star O-T Fagbenle Confirms He Almost Played the MCU’s Taskmaster (Exclusive)

映画「サンダーボルツ*」、序盤のアクションシーンの公式クリップが公開、「ブラックウィドウ」のメイキングも無料公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の公式クリップが公開されました。序盤のアクションシーンを切り取ったもので、まだチームとして機能する前のエレーナたちが争う様子が描かれています。

U.S.エージェントとタスクマスターが争う中、ゴーストが割って入り、エレーナはそれを阻止しようとしています。4人のうち3人は超人血清や訓練によって強さを手に入れていますが、ゴーストの明らかに異質な力の前になす術もないようです。

また、「サンダーボルツ*」公開にあわせたのか、ディズニープラスで配信されている「マーベル・スタジオ・アッセンブル」のブラックウィドウ編がYoutubeで無料公開。ただし英語音声のみですので、ディズニープラス加入者はディズニープラスで視聴するほうが良いでしょう。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ヘイリー・スタインフェルドさんがケイト・ビショップの今後とMCUの醍醐味について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じたヘイリー・スタインフェルドさんが、今後のMCUと再演などについて展望を語りました。

最新作「Sinner」のプロモーション中、海外メディア Collider とのインタビューで MCU でのケイト・ビショップの今後について質問されたヘイリー・スタインフェルドさんは「もう!こういう質問は困ります!」と冗談めかして前置きした上で次のように述べています。

マーベル・シネマティック・ユニバースに参加する最大の醍醐味の一つは、自分自身もその旅路を共に歩むことができることだと思います。そして、このキャラクターも私が心から愛し、理解しているキャラクターです。ケイトがこれほど広く愛されているキャラクターであることに、心から感謝しています。ファンとして、彼女がこれからどこへ向かうのか、そして彼女の前に待ち受けているあらゆる出来事に、私自身も関われることを、とても楽しみにしています。

そして、「ホークアイ」で共演したフローレンス・ピューさんについて振り返り、彼女の振る舞いを称賛しました。

彼女は現場にやって来ました。ディキンソンの時もそうだったが、基礎を築き、毎日現場にいて、スタッフとのやり取りもしっかりできている状態で、そのエピソードにレギュラーやゲスト出演として誰かが入ってくるのは、決して簡単なことではありません。そして、2つのプロジェクトの途中だったり、別のプロジェクトを終えたばかりだったり、どんな状況でも、誰かがやって来て、自分の主張をしっかりと持ち、自分の立場を貫く。フローレンスにとって、それは何の問題にもならなかったし、これまでも、そしてこれからもないと思います。彼女は本当に大きな力を持っています。

そして再共演について「彼女は素晴らしい。フローレンスともっと一緒に仕事ができたらどんなことでもするわ。特にケイトとエレナの世界で。きっとすごく楽しい時間を過ごせると思います。」と語り、ケイトとエレーナのタッグを再現する意欲を見せました。

ケイト・ビショップは映画「ザ・マーベルズ」のラストでミズ・マーベルにチーム結成の要請を受けた所で終わっており、次の登場予定は明らかになっていません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に登場するだろうと多くのファンが予想していますが、「ドゥームズデイ」の 最初の公式発表されたキャストリスト にはヘイリー・スタインフェルドさんの名前はありませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

一方で、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューさんは来月公開の映画「サンダーボルツ*」に続いて「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が発表されています。

ケイトとエレーナが再会するのはどの作品になるのか、続報にも注目です。

ドラマ「ホークアイ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Collider