映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」初期プランではワンダはヴィランではなかった事が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の最初のバージョンのアートを担当したトーマス・デュ・クレストさんが、自身の ArtStation で、削除されてしまった初期プランのコンセプトアートを公開しました。

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2020年に制作されたこのコンセプトアートは大量のゾンビ・ストレンジの死骸が砂漠を埋め尽くしており、公開されたバージョンの映画とは違ってワンダや変異体ではない1作目のモルドも味方として機能していた様子が伺えます。

©MARVEL from ArtStation

クレストさんは「インカージョンユニバースの初期の探検。この時点では、死んだストレンジの亜種で埋め尽くされた砂漠のようなものでした。」とコメントを添えています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はもともと1作目のスコット・デリクソン監督と脚本のC・ロバート・カーギルさんが構想していたもので、本来はナイトメアがメインヴィランとなるはずだった事が明かされ、そのアートなども公開されています。

その後監督と脚本家が降板し、サム・ライミ監督とドラマ「ロキ」などを手掛けたマイケル・ウォルドロンさんがヘッドライターに就任した事で新たな脚本となり、ワンダのポジションは大きく変化する事になりました。

ワンダの次の登場作品は明らかにされていませんが、ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダと対立したアガサ・ハークネスを主人公とするドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」や制作が噂されているドラマ「ヴィジョンクエスト」、そして「アベンジャーズ」シリーズやソロ映画の噂など、様々な可能性が残されているようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の米国配信日情報が更新

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の配信日が2月1日に設定されている事が明らかになりました。昨日は1月20日が予定されていると報じられていましたが、間をおかずの情報更新となりました。

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今回は米国におけるディズニープラスの「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のページに記載されている情報がもとになっています。

情報が投稿されたRedditのコメント欄によると、これは米国だけで記載されている情報のようで、日本では今のところ近日公開となっている他、英国やカナダでも日本と同様の表記になっているようです。また、米国配信日に関しても公式SNSなどによるアナウンスは今のところ行われていません。

2月1日配信となると、本作の劇場公開とオンライン配信の間隔は82日間、約12週間となり、MCU作品では最遅のリリースとなります。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日に公開、日本国内は現在も一部の映画館で上映中です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、米国ディズニープラスの配信日が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の米国におけるディズニープラス配信日が、2023年1月20日(金)に決定したと、海外メディア The Hollywood Handle が報じました。

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記事によると、ディズニープラスサポートチームに問い合わせたところ、1月20日の金曜日に配信スタートする事を認めたとしています。

これは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」が劇場公開された2022年11月11日から数えて70日。公開から10週間でのオンラインリリースは「シャン・チー/テン・リングスの伝説」や「エターナルズ」と同じで、「ソー:ラブ&サンダー」の9週間とも近しくなっています。

その他、「ブラックウィドウ」はパンデミックが始まった頃に異例の劇場&オンラインの同時リリースという形式で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開から7週間でのオンラインリリースとなっていました。

フェーズ4のリリーススケジュールを見ると劇場公開から10週間後というのがひとつの目安になってきているようで、今後公開を控えている「アントマン&ワスプ:クアントマニア」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」なども同程度になるかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日に公開、日本国内は現在も一部の映画館で上映中です。

ソース:Black Panther: Wakanda Forever Disney+ Date Reveal (First Report)

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は二人のブラックパンサーが描かれる予定だった

マーベル・スタジオ制作の公開中の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の主演を務めたレティーシャ・ライトさんが Empire Podcast に出演し、当初の計画では本来主演を務めるはずだったチャドウィック・ボーズマンさん演じるティ・チャラと、妹シュリの二人のブラックパンサーが同時に登場するはずだったと明かしました。

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初めてスーツを着た時の感情について聞かれたライトさんは、「ほろ苦い気持ちでした。シュリは元々ブラックパンサーになる予定でした。しかしティ・チャラがシュリの側にいるという別な方法で行われる計画だったんです。コミックのようにティ・チャラとシュリが互いにブラックパンサーとなり、国を守る方法をそれぞれで探るはずでした。」と当初の計画を明かしました。

また、計画が変更された事について「しかし、残念ながらそうはいきませんでした。責任も重さもわかっていたけれど、ただただほろ苦く、何度も苦しみました。でも、自分自身をとても誇りに思うし、素晴らしいサポートにも恵まれました。」とコメントしました。

当初はネイモアの脅威に対して、ティ・チャラとシュリ、二人のブラックパンサーが異なるやり方で対処していく物語だったようですが、ティ・チャラを演じてきたチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなったことでこのストーリーはキャンセルされてしまいました。

以前の監督のインタビューでは、元の脚本はティ・チャラの息子の目を通して描かれていたとも明かされています。

「ワカンダフォーエバー」でスクリーンに二人のブラックパンサーが並ぶことは実現しませんでしたが、近い将来、シュリの甥が成長した時には再びその機会が訪れるかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日に公開、現在も一部の映画館で上映中です。

ソース:Empire Podcast #544: Lee Unkrich, Rebecca Hall, Antoine Fuqua, Letitia Wright & Tamara Lawrance

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の舞台裏写真より、バルダーの最期の姿が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場した、Earth-838のヒーローチーム「イルミナティ」。そのメンバーの一人として登場が計画されていたバルダー・ザ・ブレイブですが、撮影がかなり進んでいたことが新たな舞台裏写真より明らかになりました。

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映画に登場したスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんのスタントダブルを務めるCCアイスさんが自身のインスタグラムにて公開した(そして削除した)新たな舞台裏写真では、バルダー・ザ・ブレイブがスカーレット・ウィッチに殺されたシーンがおさめられています。

写真の左端にはスカーレット・ウィッチにドリームウォークされているEarth-838のワンダ、そして中央に胸に剣を突き立てられ横たわっているマント姿の人物がおり、これはバルダー・ザ・ブレイブを演じるはずだったダニエル・クレイグさんの代役で試写されていたようです。そして噂によると、これはワンダのマインドコントロールにより、バルダー自身の手で剣を刺す事になっていたようです。

コミックのバルダー・ザ・ブレイブはアスガルド出身の戦士で、ソーの異母兄弟にあたる人物。これまでに公開された様々なコンセプトアートから、バルダー登場計画はかなり進められていた事が判明しています。しかし、本作の撮影が新型コロナウイルスによるパンデミックの最中に行われたイギリスのロックダウン政策の影響で、ダニエル・クレイグさんが撮影に参加できなくなり中止されたとも報じられています。

今後のMCUでEarth-838が引き続き登場するかは不明ですが、無数にあるマルチバースの中で別のバルダー・ザ・ブレイブが登場する可能性は残されているのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ダナイ・グリラさんが映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のカットされた結末と今後のオコエについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でオコエを演じたダナイ・グリラさんが、海外メディア Deadline とのインタビューの中で、カットされたエンディングと今後のオコエについて明かしました。

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ダナイ・グリラさんはインタビューの中で、本作のオコエに関して次のように話しています。

クーグラー監督はあのカンフーの番組みたいに、男が地球を歩いていくようなものだと言っていたんです。オコエはただ去っていきました。オコエがどこへ行くのか、私たちにはわかりません。そして、彼女はある種の放心状態なのです。彼女はその地位を守るために戦っていたのに、それを手放したんです。それが彼女のアークのようなもので、手放すということです。それがどこにつながるかはわかりません。

オコエの最後の瞬間は、1970年代のテレビシリーズ「燃えよ!カンフー」のデヴィッド・キャラダインさん演じる主人公クワイ・チャン・ケインのように、世界を巡る旅に出かける予定だったと語りました。そしてこれは、自分探しの旅に設定された形で終了したと説明しました。

また、映画のエンディングではシュリ、ナキア、そして小さなティ・チャラだけでなく実際はオコエもいたと明かしました。

そして、オコエが一行と分かれる際にシュリが「ドーラに戻るの?」と尋ね、オコエが「いいえ。」と返し、「どこへ行くの?」と質問すると「私の青いスーツが連れて行ってくれるところならどこでも」と応えてそのまま歩き去っていくシーンがあったと説明しました。

グリラさんはこのシーンが「とても美しい瞬間だった」とし、「オコエのMCUでの未来がどうなるにせよ、ファンがそれを見るまでにはしばらく時間がかかるかもしれません。」と将来の物語について具体的な話が決まっていない事を示唆しました。

オコエは今後、ディズニープラスでのスピンオフ作品が計画されている事が、マーベル・スタジオとダナイ・グリラさんを繋ぐ弁護士のコメントから明らかになっています。

ブラックパンサーシリーズは複数のスピンオフが計画されている事が報じられていますが、そのどれもがまだ具体的には発表されておらず、監督は先日の「ブラックパンサー3」に関する質問で、「僕はマルチタスクが得意な人間ではない」とし、1作品ずつ丁寧に制作していく姿勢をみせていました。

オコエの物語が再開されるまで、ファンは今しばらく待たなくてはならないようです。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 より劇場公開中です。

ソース:20 Questions On Deadline Podcast: Danai Gurira Talks Tears And Laughs On ‘Wakanda Forever’ Set & The “Unexpected” New World Of Her ‘Walking Dead’ Spinoff

【噂話】映画「エターナルズ」がX-MEN導入の重要なピースになっていると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」(2021年)がX-MENのデビューに向けて大きく関わっていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏がPatreonにて報じました。

※これより先は今後のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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リヒトマン氏は「エターナルズ」に登場し、セルシ達によって誕生を阻止されたセレスティアルズのティアマットが、コミックにおけるミュータントを奴隷とする国家ジェノーシャになっていくと聞いていると報じています。

そして「サンダーボルツ」ではアダマンチウムを求めてこの島に入り、サンダーボルツのメンバーであるセントリーが謎の声に翻弄され心を失い、エレーナたちは全力で彼を止めなくてはならなくなると伝えています。

マーベルコミックの中でアダマンチウムはヴィブラニウムの人工精製の過程で誕生した合金。MCUでは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィブラニウムを求める各国の様子が描かれていましたが、ラモンダは供給しないとも宣言しています。そのため、MCU版アダマンチウムはヴィブラニウムなしで精製されるか、あるいはワカンダ以外から供給される可能性が考えられます。

MCUにウルヴァリンを始めとするウェポンX関連のミュータントを登場させるにあたってアダマンチウムの紹介は必要不可欠であり、その部分は「サンダーボルツ」で描かれて行くというのが現状の計画のようです。

ただし、別のスクーパーはアダマンチウムとティアマットの関係には同意しつつも、これらは「キャプテン・アメリカ:ニューワールドオーダー」で紹介されると報じています。

「エターナルズ」では地球規模のイベントが起こりつつもフェーズ4の他作品ではほとんど言及されていませんでしたが、フェーズ5から徐々に関連し、今後のミュータント、そしてX-MENへと繋がっていくことになるようです。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、父と子の物語になる予定だったと監督が元の脚本の詳細を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のライアン・クーグラー監督と脚本を担当したジョー・ロバート・コールさんが海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューに応じ、オリジナルの脚本とワカンダの今後について語りました。

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インタビューの中で「チャドウィックが亡くなる前の最初の脚本では、ストーリーをどのように見ていましたか?課題は何だったのでしょうか?」と質問されたクーグラー監督は次のように答えています。

”ブリップ”(サノスの指パッチン)をどうするかということでした。「インフィニティ・ウォー」では、ティ・チャラは突然消えた数十億人のうちの一人で、5年後にアベンジャーズによって復活します。それがチャレンジでした。私たちが作りたいと考えていたものとは全く違っていました。1作目は息子たちの視点から見た父と子の物語でしたが、今回は父親の視点から見た父と子の物語になる予定でした。

そして監督は、本来想定していた2作目について以下のように説明しました。

脚本では、ティ・チャラは、息子の人生から5年間も離れることを余儀なくされた父親という設定でした。最初のシーンはアニメーションで描かれました。ナキアが息子トゥーサンに「あなたの父親について知っていることを教えて」と言うんです。彼は自分の父親がブラックパンサーであることを知らないことに気づきます。彼は一度も会ったことがなく、ナキアはハイチ人の男と再婚しています。そして、現実に戻り、皆がブリップから戻ってきた夜です。ティ・チャラは息子に初めて会うんです。

そして、3年後に切り替わり、彼は共同親権者となります。チャドにはクレイジーなシーンがいくつか用意されていました。 映画のコードネームは「サマーブレイク」で、子供が父親と過ごす夏を描いたものです。8歳の誕生日に、彼らは潅木地帯に出かけ、その土地で生活するという儀式を行う。しかし、何かが起こり、ティ・チャラは息子と一緒に世界を救わなければならなくなる。それが本来予定していたこの映画でした。

さらにインタビュアーが「ワカンダ・フォーエバーに登場した海底国家タロカンのリーダー、ネイモアはやはり悪役だったのでしょうか?」と質問すると、監督は「そうです。でも、コンビだったんです。ヴァルの方がずっと活躍しましたね。基本的には、ワカンダ、アメリカ、タロカンの三つ巴の対立でした。でも、それはすべて息子の視点が中心でした。」と明かし、ヴァルが「ブラックウィドウ」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場する前から本作に登場する事を決めていたと認めましたが、ティ・チャラの死を描くシーンを入れるために役割が縮小されたと説明しました。

続いて「ワカンダフォーエバー」のオープニングがティ・チャラの死から始まったことについて、なぜそこから始めようと思ったか質問されると、コールさんは「実質的に、皆がティ・チャラの死をどう処理するかを待っているわけですから、最初からそうするのが理にかなっていました。キャラクターの面では、シュリの違う側面を紹介する必要があったんです。私たちは、彼女が出会った人とは別人になる瞬間を見せるのです。彼女は世界で最も賢い人ですが、兄を救うことができないのです。そのことが何をもたらすのでしょうか。」と述べ、クーグラー監督は「私たちは、エモーショナルで知的な会話をしたかったのです。悲しみやトラウマがもたらす変容の質についてです。感情的なトラウマには、ただ時間が必要だという期待があります。「2週間ほど休ませれば、仕事に復帰して元通りになるだろう」と。でも、その人はある意味、まったく別の人なんです。変化が目に見えないので、わからないだけなのです。」と語りました。

そして、ティ・チャラが戦死ではなく病死だった事について「シンプルにしたかったんです。結局のところ、重要なのは、シュリがそれを解決できるという自己期待を持っていて、失敗したということなのです。そして、彼女の怒りの矛先をどこにも向けさせたくなかったのです。もし誰かがティ・チャラを殺していたのなら、シュリはその敵を探すでしょう。内側にしか行き場がない状況にしたかったのです。」と説明しました。

最後にワカンダの今後について質問された監督は次のように回答しました。

これらの映画に携わる機会に恵まれていると感じています。1作目の依頼を受けたときは、まるで走る電車のようでした。その列車に飛び乗ることができたこと、このような人々や俳優たちに出会えたこと、そしてチャドウィックの人生の最後の数年間に出会えたことを毎日神に感謝しています。私は、人々が私を必要とする限り、この仕事を続けるつもりです。しかし、これは私やジョーだけの問題ではありません。1作目と2作目で興行収入20億ドルを達成しました。企業にとって最も重要なことです。だから、それが続くことを願います。我々が去った後もワカンダの映画が作られ続けることを願っています。

監督の以前のインタビューでも、ティ・チャラの息子は本来もっと大きな役割だったと語っていましたが、今回のインタビューでは本作が息子の目を通して描かれる作品であった事が判明しました。最終的に小さな紹介で終わったトゥーサンでしたが、これから数年先にシュリからブラックパンサーを引き継ぐ時が来るのかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 より劇場公開中です。

ソース:The ‘Black Panther’ Sequel That Never Was

エリザベス・オルセンさんがクウェートのコミコン参加を発表─MCU復帰の前兆か

2023年2月にクウェートで開催予定のコミックイベント Comfest にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんが参加する事が発表され、公式インスタグラムにてオルセンさんのコメント動画が公開されました。

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エリザベス・オルセンさんは動画の中で「こんにちはクウェート。2023年2月の ComFest でお会いできることをとても楽しみにしています。」と短いコメントを伝え、動画はアベンジャーズの音楽とワンダの映像でまとめられています。

ワンダは映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでワンダゴアの下敷きとなりましたがその生死までははっきりと描かれておらず、多くのファンは彼女が生きのびていると考え、再登場を期待しています。

2022年始めにはワンダのソロ・プロジェクトに関する報道もありましたが、最近の報告によるとこれらは一旦凍結されているとも報じられました。直近でワンダが戻ってくる舞台として可能性があるのは、ドラマ「ワンダヴィジョン」で戦ったアガサ・ハークネスを主人公としたドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」で、その先にはアベンジャーズ最新映画も控えています。

クウェートのコミコンでこれらの作品への参加がサプライズ発表される可能性はあまりないと考えられていますが、このイベントの最中にぽろり発言等が起きないか、海外メディアは注目しています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ディズニープラスが「マーベル・スタジオ アッセンブル」シリーズのいくつかを削除

ディズニーがドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ アッセンブル」シリーズのいくつかのエピソードをディズニープラス上から削除していることが判明しました。フェーズ4の始まりであったドラマ「ワンダヴィジョン」と合わせて始まった撮影の舞台裏を描くこのシリーズは、ソニーが関与した映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」以外のフェーズ4全作品に対応してきました。

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具体的にはこれまで「マーベル・スタジオ アッセンブル」シリーズとして公開されていたページがまるごと削除されており、そこに含まれていた「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ロキ」、「ブラックウィドウ」、「ホワット・イフ」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の6作品のアッセンブルが本記事執筆時点で視聴できなくなっています。

これらはシリーズページが消えた事に加えて、マーベルの作品一覧や検索でも表示されず、現在視聴できない状態になっているようです。

ディズニープラスはもともとこれら6作品をアッセンブルシリーズとしていましたが、それ以降はシリーズページに分類せずに個別に配信していました。

これに該当するのは「エターナルズ」、「ホークアイ」、「ムーンナイト」、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、「ソー:ラブ&サンダー」、「シーハルク:ザ・アトーニー」、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の7作品で、これらの「アッセンブル」は引き続き視聴可能な状態になっています。

フェーズ4作品の劇場公開、配信が終わったこのタイミングで、シリーズ整理のための副作用としていくつかの作品が視聴不能な状態に陥っている可能性もありますが、ディズニーからのアナウンスは今のところ特にありません。

インドのディズニープラスではアッセンブルシリーズの14個目のエピソードを来週配信するとしており、ここまでに視聴可能な状態に戻ると期待したい所です。