ドラマ「アイアンハート」、ネタバレを演じる役者が確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」における、とある役を演じる俳優さんが誰なのかという事が判明しました。先日、マーベルの公式SNSは、本作に噂のキャラクターが登場する事を予告していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-marvel-official-threads-tease-mysterious-cameo/”]

海外メディア The Telegraph の最新の記事によると、2022年の末に報じられたスクープが真実だった事がようやく示されたようです。

ドラマのレビュー記事の中で「サシャ・バロン・コーエンの登場が、無関心な肩をすくめる以上のものを呼び起こすようになってから随分経ったが、彼はここで、昔から人気の悪魔のパントマイム版悪役として、そしてここでは数ある悪魔の呼び名の一つであるメフィストとして、主役をさらっている。確かに難しいことではないが。」と、同サイトには書かれています。

「ダニー・ダイアーのアクセント(イギリス人はこういう悪役にいつも弱い)とビクトリア朝風の顔芸を巧みに融合させたバロン・コーエン演じるメフィストは、まるで格上の惑星からアイアンハートに降臨したかのような錯覚を覚える。クールな都会の世界を描いたアイアンハートの退屈な試みとはかけ離れた、大げさなメロドラマだ。」

「土壇場でメフィストは、あまりにも頻繁に形式的な感情的なバックストーリーやAIの潜在的な影響についての中途半端な探求に陥りがちな番組に勢いを与えた。もしメフィストがもっと早くアイアンハートと対決していれば、救う価値のある番組になっていたかもしれない。しかし、その代わりに、この番組はますます積み重なるスーパーヒーローのスクラップ山へと向かっているようだ。」

番組のレビューは5点満点中2点と辛口批評しながらも、メフィストの存在はこのドラマをエキサイティングなものにしていると指摘。

メフィストはもともと「ワンダヴィジョン」の黒幕説がありましたがこれは検討された事もないと、後にクリエイターが明かしていました。その後、「アイアンハート」にサシャ・バロン・コーエンさんのメフィストが登場すると報じられた際、ディズニーは「フェイクニュースだ」と主張さえしていました。

その後は、映画「デッドプール&ウルヴァリン」のメインヴィランとしてのアイデアが検討されていた事をショーン・レヴィ監督とライアン・レイノルズさんが認めていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-mephist-plan/”]

「アイアンハート」の配信が遅れに遅れた事で、ようやく噂が真実だったと確認されたメフィストの登場。

ディズニープラスで配信中の3話まででは、リリが闇バイトのような事に手を染めているだけで、ザ・フッドが危険な存在であるという事以外に物語はスローペースで、予告されているようなテクノロジーと魔法の対決といった映像はまだ登場していません。

残りの3話と、今後のMCUでこの超強力な悪魔がどんな影響を与えていく事になるのか注目です。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s Iron Man spin-off has all the adrenaline appeal of an HR assessment

映画「サンダーボルツ*」で無視されてしまった伏線

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は商業的にはやや伸び悩んだものの、映画としての出来栄えは辛口の批評家やファンからも高く評価されました。しかし、この映画で過去に蒔かれた伏線の種を回収する事は叶いませんでした。

2022年11月、ディズニープラスで配信された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のラストで、ネビュラがバッキーのヴィブラニウムアームをロケットにプレゼントしています。

これはジェームズ・ガン監督が「ネビュラがバッキーから奪ったもの」とし、MCUの正史だと説明していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-gotg-holiday-sp-nebula-present-canon/”]

「サンダーボルツ*」ではバッキーがヴィブラニウムアームを食洗機で洗う少しおもしろい瞬間が用意されていましたが、ネビュラとの間に何があったのかを説明する時間はありませんでした。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でバッキーとネビュラやロケットが顔をあわせる瞬間があればそこで何かが起こる可能性がありますが、作中で起こるであろう事態の大きさを考えると、「サンダーボルツ*」より余裕があるとは思えない所。

このままひっそりと触れられること無く終わっていくのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」が全米ストリーミング映画部門で1位に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のディズニープラスでの配信が、最新のストリーミングランキングで1位を獲得したと報じられました。

ニールセンによる全米での集計結果に基づくランキングで、今回の最新のランキングの集計期間は2025年5月26日~6月1日、「ブレイブ・ニュー・ワールド」の配信が始まった初週の結果となっています。

ここで「ブレイブ・ニュー・ワールド」は総再生時間が7億5000万分を記録。映画を単純に120分とすると、全米で約625万人が視聴した事になります。映画の興行収入は振るわなかった本作ですが、ストリーミングでは意外な結果となりました。

かつては「マーベルズ」でも似たような現象がありましたが、日本でもアメリカでも映画の鑑賞料金が以前よりも値上げされている事もあり、年に何本ものマーベル映画にお金を払いたくないというサブスク限定のファンが一定数存在しているようです。

自宅のテレビやスマホの画面で十分だと考えるファンは映画館にいかずともより安い料金で視聴出来る事もあり、映画館で鑑賞した上でもう一度見たいというファンとあわせて今回のランキング入りを果たしています。

7月、8月中に配信されると予想される「サンダーボルツ*」でも同様の現象が見られる可能性が高そうですが、夏公開の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はどのような結果になるのか注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんがサディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演します。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は ディズニープラスで配信中です。

ドラマ「アイアンハート」、マーベルが謎のカメオを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」の来週配信のエピソードで、謎のカメオ出演が予定されている事をマーベルの公式スレッドが予告しました。不思議な事にこの予告は記事執筆時点で X や Instagram では行われていません。

 
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スレッドの投稿では「火曜日(日本時間では水曜日)、ついに彼が登場する。」と短い文章を添えて、トンネル内と思われるかなり暗い画像を投稿。

補正された画像ではザ・フッドのようなフード姿である事が確認できます。

 
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既に配信が終わっている3話までの間にパーカー・ロビンスと悪魔の関係が示唆されており、このトンネル内でフードを被っているのはその悪魔ではないかと海外ファンは見ているようです。

コミックの場合、パーカーの力の源はドルマムゥでしたが、MCU版はメフィストではないかとも考えられており、マーベル公式の今回の投稿を鵜呑みにするのであれば、彼がついに登場する事になるようです。

「アイアンハート」のかつての噂ではメフィストをサシャ・バロン・コーエンさんが演じるとも言われていましたが、今回の画像ではその顔の詳細までを認識する事は出来ません。

メフィストは「スパイダーマン:ブランニューデイ」の原作コミックにも関係のある悪魔ですが、彼は「アイアンハート」以降のMCUにおいて、アベンジャーズとドクター・ドゥームの対決の裏で暗躍していく事になるのでしょうか。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんが噂どおりジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

【ネタバレ注意】ドラマ「アイアンハート」、ジョーの役と今後について俳優と脚本家が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でジョー・マクギリカディを演じたオールデン・エアエンライクさんが、このキャラクターを演じることについて語りました。ジョーは偽名を名乗って主人公リリの前に現れましたが、その実態は噂通りのコミック由来のキャラクター。ただしその背景はやや異なっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア ScreenRant とのインタビューでオールデン・エアエンライクさんはジョー・マクギリカディという役について言及。

彼の正体がエゼキエル・”ジーク”・ステイン、映画「アイアンマン」のヴィランだったオバディア・ステインの息子だという事について次のように語っています。

「MCUの物語全体の伝統に深く関わる作品に参加できて嬉しいです。特に、このキャラクターは、このすべてを始めた最初のマーベル映画に登場していたので」

また、ジークを演じることについて、ロバート・ダウニー・Jrさんに相談した事も明かしました。

「この役をもらった時、ちょうどロバート・ダウニー・Jr.と(『オッペンハイマー』で)一緒に仕事をしたばかりだったので、彼とこのことについて話す機会があって嬉しかったんです。彼とFaceTimeで話して、『こういう役が来たんだ。どう思う?』って聞いたら、『ああ、是非やってくれ』って言ってくれたんです。」

オールデン・エアエンライクさんがエゼキエル・ステインを演じるというニュースは2022年、スクーパーの @CanWeGetToast 氏とウェブサイト The Illuminerdi がほぼ同時に報じていましたが、サイトは現在閉鎖されており、@CanWeGetToast 氏は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の重大なネタバレを含む映像をSNSに投稿したとして訴えられ、その後間もなくネット上から姿を消しています。

2023年の終わりごろにエアエンライクさんの役がジョー・マクギリカディとなっていると報道された時は、何かの間違いか、作中で使用される偽名だろうと考えていましたが、ジークはジョーという偽名を使って登場しました。

結局のところ彼らの言う通り、「アイアンハート」においてオールデン・エアエンライクさんはジークを演じていましたが、コミックのキャラクターとはやや性格が異なるようにも見えます。

「アイアンハート」のショーランナー兼ヘッドライターのチナカ・ホッジさんは、TV Line との別のインタビューで 、エゼキエルを登場させた事について説明しました。

「オバディア・ステインの物語における、まさに珠玉の“ハング・チャド”です。MCUの醍醐味の一つは、物事がどのように繋がっていくかですが、これまで多くの展開が未来、あるいは他のMCUや別の宇宙へと向けられてきたので、過去へと遡るのは本当に楽しい事です。」

また、ジークの将来が楽しみだとも述べています。

「オールデンの演技は素晴らしく、エゼキエルというキャラクターもとても面白いです。ファンとして、このキャラクターが長く愛されることを期待しています。」

コミックのエゼキエル・”ジーク”・ステインは、父オバディアがトニー・スタークに殺された事でアイアンマンへの復讐の炎を燃やし続けているキャラクターです。しかしドラマの第3話で正体を明かしたジークからは、今のところスタークを恨んでいるような様子はありませんでした。

「アイアンハート」の残りのネタバレは避けますが、当初の計画では「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」でサーペントソサエティに武器を供給する責任者としてエゼキエルの名前が挙がっているとも噂されていました。しかし、最終的にサーペントソサエティ自体が大幅にカットされ、エゼキエルの関与もわからずじまいに終わっていました。

ショーランナーが「長く愛される事を願っている」というMCUのエゼキエルは復讐ではなく、リリと共に正義の道を歩き始める事になるのでしょうか?

ドラマ「アイアンハート」シーズン1は 第3話 までディズニープラスで配信中。残りの3話は 2025年7月2日 に配信予定です。

アイアンハートはアイアンマンの後継者ではない、「アイアンハート」ショーランナーが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」のショーランナー及び脚本を担当したチナカ・ホッジさんが、海外メディア ComicBook.com とのインタビューで、主人公リリ・ウィリアムズがトニー・スタークの後継者ではない事について言及しました。

ホッジさんは「リリはトニー・スタークと対等な人間です。彼女は彼を心から信じており、彼が残してくれた遺産を大切にしています。しかし、リリは自分自身の象徴的なレガシーを築こうとしています。アイアンマンの後継者になることには興味がありません。彼女は自分自身のアイアンハートになることに興味があるのです。」と説明。

「もし彼女がアイアンマンになるなら、枠組みと設計図は既にあります。でも、彼女はMCUの中で、自分自身のスーツ、物語、そして軌跡を作り上げようとしていたんです。だから、彼女自身の力で象徴的なキャラクターを作り上げることに携われたことを、本当に、本当に光栄に思います。」と述べました。

そして今回のドラマについて「マーベルの(脚本家の)部屋にいると、こういう面白いことが起こります。彼らは非常に長い組織的記憶を持っているんです。」と言い、クリエイティブ・エグゼクティブのゾーイ・ナーゲルハウトさん(ファルコン&ウィンター・ソルジャー)とケルシー・リューさん(デアデビル:ボーン・アゲイン)が、アイアンハートとアイアンマンを予想外の形で結びつけるアイデアを持っていたと付け加えました。

「『面白いアイデアがあるよ。このストーリーを忘れないで。このストーリーラインはどうだろう?』って感じでした。」

また、「『アイアンマン』『アイアンマン2』は劇場で何度も観ました。マーベルで観た要素をこの作品に取り入れることができて、とても楽しかったです」と語っています。

MCUとコミックのアイアンハート/リリ・ウィリアムズはかなり設定を異にしています。

コミックでは、リリはスタークのアイアンマン・マーク41アーマーをリバースエンジニアリングし、スタークの技術に独自の解釈を加えました。腕を買われたリリはトニー・スタークの弟子となりました。その後のシビル・ウォー2で死んだと思われていたトニー・スタークの意識をAI化し、そのAIトニーがリリを訓練しました。

リリにアイアンハートと名付けたのはこのトニー・スタークで、リリの幼馴染ナタリー・ワシントンに敬意を表して名付けられました。彼女は銃撃事件の被害者となり心臓を撃たれて亡くなっていました。

MCUではリリ・ウィリアムズがデビューする前にトニー・スタークが亡くなっており、彼女のコミックのオリジンを再現する事が出来ない状況でスタート。「実は以前から知り合いだった。」というような後付け設定を採用せず、師弟関係ではない対等なキャラクターとして描く事になりました。

しかし制作の舞台裏で、トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrさんとリリ・ウィリアムズ役のドミニク・ソーンさんは師弟のようにこのキャラを作り上げており、先日のインタビューで「アイアンマンはアイアンハートを愛している」ともコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-rdj-says-iron-man-loves-iron-heart/”]

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月25日 より日本のディズニープラスで初回3話配信予定です。

ソース:Ironheart Creator Explains Why Riri Williams Isn’t the MCU’s “Heir to Iron Man”

映画「サンダーボルツ*」の展開はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の頃から知っていた、ヴァル役が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌを演じたジュリア・ルイス=ドレイファスさんが、映画の展開はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の制作段階から知っていたことを明かしました。

海外メディア EW とのインタビューの中で、「サンダーボルツ*」から「*ニューアベンジャーズ」へとタイトルを変更するという展開について、「ケヴィン・ファイギとルイス・デスポジートに会ったのは何年も前で、彼らが初めてヴァル役のアイデアを私に提案してくれた時でした。だから、本当にずっと前から知っていたんです。誰にも何も言ってないんですよ!」とかなり以前から知っていたと語りました。

また、エレーナ・ベロワを演じたフローレンス・ピューさんは、本作の撮影時には念を入れて偽のシーンも撮影したと明かしました。

「彼女が『ニュー・サンダーボルツ!』って言うバージョンを撮影したんです。みんな『わー!』って感じでした。それから背景の役者を全員外して、ジュリアのセリフだけを撮影したんだけど、それがすごくかっこよかったんです。」 

アレクセイ役のデヴィッド・ハーバーさんは「エンドロールのシーンで、人々が様々な意見を持っているという記事を並べるのは素晴らしい仕事だと思います。観客は、サンダーボルツの落ちぶれものたちが、彼らの愛するアベンジャーズを引き継ぐことについて、おそらく様々な意見を持つだろうと分かっているからです。」とクレジットシーンで地球の人たちの反応を観客を代表して見せる演出を高く評価しました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売予定です。

ソース:Julia Louis-Dreyfus knew about the New Avengers twist in Thunderbolts* for ‘many years’ (exclusive)

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、英バークシャーでアニー・レイノルズの家を建築へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のために、バークシャーで新たなセットを建築しようとする動きがあると、海外メディア BBC が報じました。

記事によると、マーベル・スタジオがウィンザーグレートパークを舞台にした映画の建設許可を申請したとの事。

計画では、セットは舗装と道路標示のある家とされており、建築には10週間を予定。撮影は8月に1日だけ行われる予定であるとされています。

申請の詳細は、マーベルが所有する会社であるフォー・オール・タイム・プロダクションズUKがウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区に提出しています。市議会はすでに、近くに別のセットを建設するための計画許可を与えているとも。

このセットは、隣接するウィンザー・アンド・メイデンヘッド王立特別区との境界のブラックネル・フォレスト側に設置される予定だと伝えています。

申請書に添付された計画書には、ウィンザー・グレート・パーク環境センター近くのプリンス・コンソート・ドライブ沿いに「アニー・レイノルズの家」と呼ばれる家が建てられる予定であると記されているとの事。

アニー・レイノルズは映画「サンダーボルツ*」で、ボブことロバート・レイノルズの母親として登場。モリー・カーデンさんが演じていました。

ボブと母の再会が描かれる事が予想されますが、その再会によってボブがセントリーとしてのパワーをコントロール出来るようになるきっかけを掴むのか、それとも過去のトラウマを刺激し、再びヴォイドと化してしまうのかは不明です。

ウィンザー・グレート・パークはドローンの飛行禁止区域に指定されており、ネタバレに関する警戒感があらわれているようです。ただしドローンが禁止だとしても、それだけで秘密を守る事は出来ません。

2018年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではキャプテン・アメリカ、アイアンマン、アントマンのシーンが目撃され、「シビル・ウォー」で紹介されたBARF装置によるホログラム・フラッシュバックとして撮影されていると報じられました。しかしこれはスタジオの偽装工作で、実際には彼らが「アベンジャーズ」の時代にタイムトラベルするシーンでした。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Marvel applies for permission to film in Berkshire

映画「サンダーボルツ*」、7月1日から有料配信、Blu-rayは7月29日に米発売へ。ディズニープラス配信日は?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のデジタル販売、及び DVD や Blu-ray の発売日が公式発表されました。ディスクのパッケージには「サンダーボルツ*」のタイトルだけでなく、「*ニューアベンジャーズ」のタイトルも記載されています。

米マーベル・スタジオの発表によると、現地時間の 7月1日 からデジタル購入が可能となり、DVD、Blu-ray、4k UHD などは 7月29日 にリリースされるとの事。

Blu-rayには、削除されたシーン、ギャグ・リール、舞台裏などの特典映像の他、ジェイク・シュライアー監督の解説など、これまでと同様のボーナス特典が収録される予定となっています。

公開された特典内容の一部は次のようなものに。

記憶に残るチームの結成:サンダーボルツ* のキャストとスタッフと一緒に充実した時間を過ごして、この映画の架空のチームである超能力を持った異端者、はみ出し者、アンチヒーローがどのように結成されたかを見てみましょう。

世界中を旅して戻る:サンダーボルツ* を興奮を現実にするのに役立った多彩なロケ地と驚異的なプロダクションデザインを探索します。クアラルンプールの広大なセットを訪問し、フローレンス・ピューと一緒に地球上で最も高いビルの屋上でスタントを披露したり、路上でビルを爆破したりします。

ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドのすべて:ルイス・プルマンが演じる 3 人のキャラクター、ボブ、セントリー、ザ・ヴォイドの制作について詳しく掘り下げます。

サンダーボルツ*では、マーベル・スタジオが型破りなアンチヒーローたち――エレーナ・ベロワ、バッキー・バーンズ、レッド・ガーディアン、ゴースト、タスクマスター、そしてジョン・ウォーカー――を集結。ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが仕掛けた死の罠に囚われた彼らは、切り捨てられた事に幻滅した後、危険な任務へと乗り出し、過去の闇の片隅と対峙することになる。果たして、この機能不全のグループは崩壊していくのか、それとも救いを見出して、手遅れになる前に、より大きな何かへと結束していくのか?

これらの発売日はアメリカでのスケジュールであり、日本国内では未定です。日本では来月ようやく「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のディスクが発売となっています。

Blu-ray の発売日が確定した事で、ディズニープラスでの配信日についても新たな予想が可能となりました。

過去作のほとんどでは Blu-ray 発売と同週にディズニープラスでの配信がスタートしている事で、それに従う場合は新作映画の追加が行われやすい水曜日である 7月30日 がひとつの予想ポイントとなります。

また、直近の「デッドプール&ウルヴァリン」と「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は Blu-ray 発売から2週間後にディズニープラスでの配信がスタートしている事を考慮すると、8月13日 が最も可能性が高い予想日となりそう。

当初の予想日と遠からずといった更新ですが、もうしばらく正式発表を待つことになりそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-when-disney-plus/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「サンダーボルツ*」、ファンタスティック・フォーの宇宙船は実は・・・

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニューアベンジャーズ」のポストクレジットシーンではファンタスティック・フォーの宇宙船が紹介されましたが、これが「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の宇宙船とは一致しない事がかなり以前から指摘されていました。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

先日、ケヴィン・ファイギ社長はこの疑惑に対して、「同じ船かどうかはわかりません。」と意図的に違う船を登場させた事をほのめかした事で、海外ファンはあらたな仮説を提案しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-kevin-feige-addresses-fantastic-for-space-ship-but-not-same/”]

それによると、「サンダーボルツ*」で登場した宇宙船は、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のリード・リチャーズが所有していた宇宙船ではないかとし、Earth-838に残された、ワンダに惨殺されたイルミナティの関係者が乗り込み、Earth-616に復讐しに来ていると主張しています。

Earth-838の復讐計画は「デッドプール&ウルヴァリン」で描かれる予定とされていましたが、開発途中でキャンセルされたとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-canceled-two-character-rumor/”]

この部分のプロットが「サンダーボルツ」から「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にかけて採用されているのでしょうか。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」ではマスター・モルド(バロン・モルドの変異体)が姿を消しており、彼が船に乗っている可能性はあるかもしれません。

モルドを演じるキウェテル・イジョフォーさんは、先日のインタビューで再演について、今思えば少し曖昧な態度を見せているようにも思えます。

また、作中のキャプテン・カーターはファースト・アベンジャーともされていたことで、イルミナティとは別にアベンジャーズも存在していたはずで、映画に登場しなかったヒーローが後ろに控えているはずでもあります。

「ドゥームズデイ」の撮影現場でX-MENとアベンジャーズの戦闘シーンが撮影されているという噂を加味すると、ワンダに殺されたプロフェッサーXの敵討ちのために親友のマグニートーがX-MENを率いて来たと考えることも可能です。

「サンダーボルツ*」の結末が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でどのように描かれていくのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。