「D&W」、ライアン・レイノルズさんが「もっとブレイドを!」新作嘆願キャンペーンを継続、新たな舞台裏写真も公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めたライアン・レイノルズさんが、映画公開後から始めていたウェズリー・スナイプスさんのブレイド新作映画の嘆願キャンペーンを今も継続しています。これに伴って、新たな舞台裏写真が追加されました。

レイノルズさんは数時間前にインスタを更新し、「ウェズリー・スナイプスが映画館のスクリーンに登場したときの反応は、私が映画館で聞いた中で最も強烈なものでした。人々が抑えきれない喜びと愛で叫ぶ声もまた、伝説の響きです。もっとブレイドをお願いします。」とコメントを添えて舞台裏写真を公開しました。

いくつかは以前に X で公開されていたものですが、新しいものも追加されています。

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この時ライアン・レイノルズさんはウェズリー・スナイプスさんをマーベル映画の父だと称賛し、「ローガンのようなお別れをしたい方はリツイートしてください。」とブレイドのための新作お別れ映画の制作に向けたファンの声を集めていました。

すでにマハーシャラ・アリさんのリブート版「ブレイド」が控えている状態ですが、ウェズリー・スナイプスさんの「ブレイド4」は実現するのでしょうか?そして二人のブレイドの共演の可能性についても見守っていく必要がありそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の続報、登場キャラなどが追加で判明

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」に関する新情報がマーベル公式ポッドキャストにより明らかとなりました。この放送では、MCUでまだ実写化されていない数人のキャラクターが登場する事も報告されました。

本作でヘッドライターを務めるジェフ・トラメルさんが番組に出演し、このアニメについて期待できる事について次のように述べています。

「予想外の出来事を期待してください」という決まり文句の答えをしたいのですが、正直に言って、皆さんは「親愛なる隣人スパイダーマン」を期待できると思います。彼はニューヨークをうろついています。大規模な銀河間の冒険ではありません。

彼のルーツが描かれていて、ファンである私たちが一目見て「ああ、この部分は知ってる」と思う部分がたくさんあります。それを掘り下げるのは本当に楽しかったです。「もしかしたら、すべてを知っているわけではないのかもしれない」と。そこには驚きの要素もあり、それを掘り下げるのがとても楽しみです。長い間積み上げられてきた期待を覆すのは本当に楽しかったです。

また、登場キャラクターについても言及。

このシリーズでは、典型的なスパイダーマンのキャラクターではないキャラクターがたくさん登場します。その最たるキャラクターは、ランナウェイズのニコ・ミノルです。私はそのシリーズとニコの大ファンです。彼女が私たちの番組に出演してくれることをとても嬉しく思っています。

ランナウェイズはHulu向けに実写ドラマ化され、ディズニープラスでも配信されていましたが、1年ほど前に突如削除されてしまいました。理由については明かされていません。

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もともとは実写映画化も計画されていたチームであり、スパイダーマンアニメでのデビューを機に再び計画が再開される事があるのでしょうか。

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そして、ニコ・ミノル以外のキャラクターについても多数登場すると述べました。

パール・パンガン、ロニー・リンカーンなど、他のシリーズでおなじみのキャラクターも数人登場します。スパイダーマンのクラシックキャラクターたちとも共演できて嬉しいです。また、アマデウス・チョとジャンヌ・フーコーもシリーズに登場します。この世界はコミックとの相互作用がたくさんあるので、掘り下げるのが楽しみです。

ウェーブことパール・パンガンは水(氷、水蒸気なども含む)を操るフィリピン人女性ヒーローでエージェント・オブ・アトラスに所属。

ロニー・リンカーンはキングピンの配下で殺し屋。化学物質に汚染された事で怪力や超耐久力を獲得しました。

アマデウス・チョはガンマ線を浴びて変異した韓国の天才少年で、その頭脳はリード・リチャーズによって「世界で7番目の天才」と称されるほど。新たなハルクとして活動した後に、ブローンという新しい名前を名乗るようになりました。ハルク化してもシーハルクと同様に理性を失わないのが特徴です。

ブローンはミズ・マーベルやマイルズ・モラレスらとチャンピオンズというチームを結成しています。また、アマデウス・チョの母であるヘレン・チョと同名のキャラクターが「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場済み。既にMCUの神聖時間軸に存在している可能性があります。

ジャンヌ・フーコーはフィネスというヒーローネームで活動するアベンジャーズ・アカデミーの一期生の天才少女。同じ能力を持つタスクマスターとは父と娘の関係ではないかと周囲からも思われていますが、能力をコピーするたびに記憶を失っていくというデメリットが影響して真相は不明です。

D23Expo 2024 では本作の予告映像も公開されており、1年以内ぐらいにはディズニープラスで配信が始まるのではと見られています。

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」に「ホークアイ」からのカメオ出演があると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」に、ドラマ「ホークアイ」のキャラクターがカメオ出演するようだと、海外スクーパーが報じました。

本作の主演を務めるチャーリー・コックスさんは、最近、シカゴの FAN EXPO に出演した際に他のMCU作品との関連性について言及。

「ストーリーに関しては、私たちはどのコミック本にも従っていません。それにはいくつかの理由があります。1つは、ストーリーラインを忠実に追うと、結末が誰もが知っているので、既定結論になってしまうからです。」

「D23から流出した予告編を見た人は、興味深いキャラクターが2人登場することに気づいたかもしれなません。私が言ったのではなく、皆さんが言ったのです。予告編は削除されたので、私はこれ以上何も言うつもりはありません。」

「そして、他にも素敵なカメオ出演がいくつかありますよ」Screen Rantより)

MTTSH 氏はこのカメオについて次のようなヒントを提供。

「ベター・コール・ソウル」に出演していた「ホークアイ」の男が登場するとの事で、「ホークアイ」でソーズマン/ジャック・デュケインを演じたトニー・ダルトンさんが「デアデビル:ボーン・アゲイン」にカメオ出演している事を示唆しました。

「ホークアイ」はキングピンも深く関わっていた物語であり、最終話でジャックはキングピン傘下のトラックスーツマフィアを相手どって大立ち回りを演じていました。これが原因で法的トラブルとなりマット・マードックを頼る事になるのでしょうか。

奇妙な事にかなり以前には「デアデビル:ボーン・アゲイン」とトラックスーツマフィアの関連性が小さく報じられていました。しかしこれはデボラ・アン・ウォールさんらが戻る事になった以前のリブート版として予定されていた「ボーン・アゲイン」であり、Netflix版の続編として再設計された「ボーン・アゲイン」ではない頃の話題です。

ジャック・デュケインがどのような役割で再登場する事になるのか注目となりそうです。

本作はチャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、マルガリータ・レヴィエヴァさん、マイケル・ガンドルフィーニさん、ジェニーヤ・ウォルトンさん、アーティ・フルーシャンさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさん、ウィルソン・ベセルさん、ジェレミー・アールさん、アイェレット・ゾラーさんらが出演。ダリオ・スカーダペインさん (『パニッシャー』) がショーランナーを務めています。 

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

「デッドプール&ウルヴァリン」より、本編未登場に終わったウルヴァリンプールのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ウルヴァリンプールのコンセプトアートが公開されました。本作にはコミックのウルヴァリンプールが登場すると噂されていましたが、公開された映画には登場していませんでした。

アーティストのデヴィッド・マッソンさんは「ウルヴァリンプール!それともウルヴァプール、デッドヴァリン?残念ながら採用されなかったバリエーションの1つです。」 とコメントを添えて投稿。

噂として流れていたアートとは別のデザインのウルヴァリンプールの画像が公開されました。

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ウルヴァリンプールはプランのひとつとして描き起こされていたのは事実である事が今回明らかとなり、噂が単なるガセではなかった事を証明したようです。

また、デッドプール軍団のほかのいくつかのキャラのアートもダイジェストで公開。この中にはウルヴァリンプールと同様に未登場の変異体も含まれています。

また、ナイスプールのアートを紹介すると共に裏話も披露しています。

「メイズ・ルベオ(衣装デザイナー)の指導の下、このキャラクターや他の多くのキャラクターに取り組むのはとても楽しかったです!メイズは彼の鎧の一部をキャンディペイント仕上げにするという素晴らしいアイデアを持っていて、素晴らしい仕上がりになりました。また、前腕と脚の鎧は、アンディ・パーク(ヴィジュアル開発責任者)がメインのデッドプールのコスチュームの初期バージョンをそのまま使用しましたが、色と素材のレイアウトが異なっています。」

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラスでの配信はいつ?Ver.2

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入10億ドルを突破する大ヒットをし連日話題が並んでいる中、まだ見に行ってない人、そしてもう一度見に行こうかどうか迷っている人、そんな人達が気になるのが本作のディズニープラスでの配信日。これに関して、米ディズニーが新たなヒントを提供しています。

※この記事は情報が古くなっています。

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在、2024年で2位の興行収入にランクインしている映画。米メディアの予想を超える大ヒットのおかげで、ディズニープラスでの配信日に関して以前の予想に影響が出始めています。

2024年の映画で1位に君臨しているのは、ディズニー&ピクサーの「Inside Out 2」(邦題:インサイド・ヘッド2)の 16億2600万ドル。

ディズニーはこの「Inside Out 2」が劇場でもう少し稼げると判断し、従来の90日間の劇場独占公開から100日間へと延長すると発表しました。(Time より)

「デッドプール&ウルヴァリン」は現在2位ですが、初週の売上で言えば「Inside Out 2」を上回っていた事もあり、1位を塗り替える可能性は十分あることから、「デッドプール&ウルヴァリン」も映画館での公開期間が延長される可能性が高くなりました。これにより、当然の事ながらディズニープラスでの配信日は遅れる事になります。

もう一度、「Inside Out 2」に注目してみます。

「Inside Out 2」は 2024年6月14日 に米国で公開、また、When To Stream によると、2024年8月20日 にYouTube TV、 Apple TV 、AmazonプライムビデオなどのVODおよびデジタルプラットフォームに登場します。

6月14日 から 100日 後は 9月22日 となり、その後、ディズニープラスの新作配信日である水曜日が来るタイミングは 9月25日 となります。

「デッドプール&ウルヴァリン」は 7月26日 に米公開、そこから 100日 後は 11月3日 となり、次の最速水曜日は 11月6日 となります。

ただし 11月6日 は「アガサ:オール・アロング」の最終話が配信される予定の日となっており、ディズニーが話題の分散を避けたいと考えるのであれば、さらに1週間から2週間ほど「デッドプール&ウルヴァリン」が遅れる事も考えられます。

まずは米国での「Inside Out 2」の動きに注目しつつ、これが実際に 9月25日 に配信されるようであれば、「デッドプール&ウルヴァリン」は 11月6日 +αぐらいの日程で配信されると予想されそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」が正式に歴代R指定映画1位に、前王者「ジョーカー」のトッド・フィリップス監督も祝福

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が世界興行収入11億4000万 ドルを突破し、これまでR指定映画の記録1位を保持していた「ジョーカー」の 10億6000万 ドルを越えた事が boxofficemojo のレポートより判明しました。

DCコミック「バットマン」の宿敵ジョーカーにスポットをあてた2019年の映画「ジョーカー」を制作したトッド・フィリップス監督は、「ジョーカー」の印象的なシーンをデッドプールに置き換えた画像と共に称賛の言葉を投稿。

「この圧倒的な勢いで映画を制作したライアン・レイノルズとショーン・レヴィに敬意を表さなければなりません。大ヒットすることは分かっていましたが、これはやりすぎです。関係者全員おめでとうございます!!」

これに対して「デッドプール&ウルヴァリン」のレヴィ監督は「ありがとう、トッド・フィリップス!次はどんなおいしい狂気を私たちのために用意してくれるのか、楽しみで待ちきれません…!」とフィリップス監督の次回作への期待を込めたコメントを返しました。

フィリップス監督の新作「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」はタイトルから予想がつくとおり「ジョーカー」の新作映画であり、10月に公開されるこの映画で「デッドプール&ウルヴァリン」がすぐに2位に転落する可能性は残されています。

また、R指定ではなく全体で見た時に、2024年の1位は「Inside Out 2」(インサイド・ヘッド2)がじわじわと数字を伸ばし16億ドルを突破、2位が「デッドプール&ウルヴァリン」でそれを追いかける状況となっています。

主演のライアン・レイノルズさんは Instagram で新たな舞台裏写真と共に、共演のヒュー・ジャックマンさんとショーン・レヴィ監督への賛辞を投稿。

彼はひどい週を過ごしていました…インフルエンザにかかり、車のタイヤが2回もパンクし、誰かに家を卵で攻撃されました。しかし、その後の出来事は速かった。彼は私にウルヴァリンを復活させたいと言いました。

数ヶ月後、彼はウルヴァリンを再び輝かせ、ついにあの有名な黄色のスーツを着ることになりました。

ショーン・レヴィと私は多くを語りませんでしたが、私たちは大きなプレッシャーを感じていました。MCUにこのキャラクターたちをどう導くか、秘密のキャラクターたちをどう守るか、多くの動く要素がありました。しかし、ヒューがあのスーツを着てセットに現れたとき、みんなが特別なことが起こっていると感じました。その瞬間、すべてがうまくいくと確信しました。

何ヶ月もの撮影と長い編集作業の間、私はウルヴァリンの最前列にいました。友人であり、私のお気に入りの俳優である彼から多くを学びました。二つのことが同時に真実であることができます。1) 時々、私は砂糖を食べ過ぎて、彼の家に卵を投げつけるのは秘密です。何かを感じたいからです。そして2) 私はファンであり、同時に友人でもあります。

私は2007年ごろにシドニーで彼に会いました。当時、彼はすでに映画スターで、私は途中から参加した脇役でした。途中からの参加は、新しい学校に通うこととあまり変わりません。私は緊張していました。映画のセットは、力のバランスが不均衡で怖いことがありますが、彼がクルーの全員を本当に尊重し感謝している様子を見て、映画製作者という言葉は、ポスターに名前が載っている人だけに使われるものではないと感じました。

私はヒューほど思慮深く、上品な人を知りません。彼は愛する人のために何でもします。初対面の人のためにでも、何でもします。

「デッドプール&ウルヴァリン」で、ヒューはウルヴァリンのファンの夢を叶えただけでなく、私の夢も叶えてくれました。彼こそが本物のXマンです。

ヒュー・ジャックマンさんの撮影現場での振る舞いについては、「ローガン」で共演したダフネ・キーンさんも同様の発言をしていました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の最初の予告映像が D23Expo の会場で披露されましたが、この映像がSNS上に流出している事が確認されました。

本作は独特のスタイルで描かれており、「ホワット・イフ・・・?」などのMCUアニメはもちろんの事、他のディズニー・アニメ、ピクサー・アニメとも異なる雰囲気を見せています。この制作には日本のアニメ制作会社 ポリゴン・ピクチュアズ が参加している事が発表されています。

本作のエグゼクティブを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんは以前に「これは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で見たパターンを踏襲しています。」 と明かしており、 「ピーターが壊れたブルーレイ・プレーヤーをゴミ箱から取り出し、トニー・スタークが彼を待っていてスタークのインターンシップを提供し、ベルリンに連れて行くという有名なシーンまではね。」

「しかし、マルチバースで起こる出来事のせいで…新しいランダムな出来事のせいで、そこで彼を待っているのはトニー・スタークではありません。そこにいるのはノーマン・オズボーンであり、それが彼の人生を予期せぬ軌道に乗せ、マーベル・ユニバースの多くの予期せぬキャラクターと衝突させるのです。」と説明していました。

本作はもともと「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」として発表されていた作品ですが、2023年12月にタイトルが現在の「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」(日本語で親愛なる隣人スパイダーマン、邦題がどうなるかは不明)に変更されました。

当初はシーズン2にあたる「スパイダーマン:ソフォモア・イヤー」の開発も噂されていましたが、タイトル変更によってシーズン2がキャンセルされたかどうかはわかっていません。

ディズニー社の投資家向け四半期決算説明会で配布された報告書によると、本作は 2024年 内のリリースが計画されていたようですが、そこから数ヶ月が経過した今も公式なリリース日は取得していません。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】「アイズ・オブ・ワカンダ」の1つのエピソードの概要が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のエピソードのひとつについて、概要が報じられました。ブラックパンサーシリーズのスピンオフとして制作されているこのアニメでは、「ウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史」を描くと公式に説明されています。

ダニエル・リヒトマン氏は「アイズ・オブ・ワカンダ」について「ワカンダ人の一団が過去へ旅して、ホードが世界を喰らい尽くすのを阻止します。この番組は神聖時間軸で展開されます。」と報告。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のタイムトラベル理論を無視しているような気がするのはひとまず置いておいて、ホードの脅威に立ち向かう事になるようです。

コミックにおいてホードとは宇宙昆虫のような外見の種族で、単一ではさほどの脅威ではありませんが、群れをなした際は恐るべき脅威として描かれています。彼らは意識を共有しているため、立ち向かうのはかなりの困難です。

ホードはあらゆるものを喰らい尽くす習性がある他、セレスティアルズの天敵であり、ホードに喰われたセレスティアルズは感染し、結果として死亡するかダークセレスティアルに変貌してしまいます。

「アイズ・オブ・ワカンダ」のスケールでセレスティアルズが登場するとは考え難い所ですが、そうでなくとも脅威には違いなく、ワカンダの戦士たちがどのように対処していくのか注目です。

その他、女性のアイアンフィストが登場するエピソードと、アキレスのようなギリシャの神々が登場するエピソードがある事も過去に報告されています。

本作はワカンダの歴史を掘り下げる4話構成の作品となり、ベテラン・ストーリーボード・アーティストのトッド・ハリスさんが「ブラックパンサー」「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のライアン・クーグラー監督と共に制作しています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

「X-MEN’97」解雇された脚本家がファンアートを理由にS2クレジットから名前を剥奪されたと主張するもスタジオは別の声明を発表、脚本家側弁護士はディズニーを非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の脚本及びショーランナーを務めたボー・デマヨさんが、2024年3月、同作の配信直前に突然の解雇されていました。これに関連して、デマヨさんはシーズン2のクレジットから名前が削除されたと、SNSを通じて主張しました。

アニメ「X-MEN’97」が配信される 2024年3月20日 の一週間前、メディアがボー・デマヨさんが解雇されたと報道。既に始まっていたシーズン2以降の制作からも降板となり、それだけでなく、シーズン1のプロモーション活動からもデマヨさんを除外。当時すでに予定が組まれていたインタビューなども全てキャンセルされたと報じられていました。

これに関してデマヨさん自身は何も語らず、そのままアニメの配信がスタートし、その際にはSNSを通じて裏話を提供したりと、ファンと一緒に配信を楽しんでいました。

マーベル・スタジオの幹部はこの件について「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」とコメントしていました。

この謎の降板劇から数ヶ月、デマヨさんはまず、「『X-MEN’97』で才能ある素晴らしい皆さんと一緒に仕事ができたことにとても感謝しています。」と謝辞を述べつつ、「番組を降板したことで、声を上げなくてはならないと感じました」として、SNSを更新。その経緯について説明しました。

「上の写真は、6月のゲイ・プライドのためにインスタグラムに投稿したX-MENのファンアートです。6月13日、マーベルから手紙が届き、この投稿が原因でシーズン2のクレジットを剥奪されたと通知されました。悲しいことに、これはX-MEN’97とブレイドの制作中に私が経験した厄介なパターンの最新のものです。すぐにもっと話せるようになると思いますが、ソーシャルメディアから少し離れて、より安全な場所を見つけ、カミングアウトして、誇りを持って、オタクらしくいられる場所を見つけなければなりません。お楽しみに。」

3月頃に突然解雇されたボー・デマヨさんは、6月になってこの投稿が不適切だったという理由で「X-MEN’97」シーズン2のクレジットからも削除する通知が届いたと主張。

このデマヨさんの投稿に対して、マーベル・スタジオは The Hollywood Reporter を通じて声明を発表。

「デマヨ氏は内部調査の結果、2024年3月に解雇されました。調査結果の悪質性を考慮し、私たちは直ちに彼との関係を断ち切り、彼は今後マーベルと一切関わりを持つことはありません。」

Variety ではこの問題について、デマヨさんの性的違法行為の証拠が発見され、彼が解雇合意に繰り返し違反したため、シーズン2のクレジットが削除されたと報道。

しかし、デマヨさんの担当弁護士は Variety を通じて新たな声明を発表。要約すると「ディズニーは表面上は家族に優しいが、内心では契約書に違法で不当な条項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員や顧客が憲法上の基本的権利を主張するのを阻止しようとしている。」との事で戦う準備が出来ているとしています。

声明の全文は以下のとおりです。  

ディズニーでの経験が長いのですが、やり方はいつも同じです。表面上は家族向けですが、秘密裏に契約に違法で不当な事項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員/顧客が基本的な憲法上の権利を主張するのを阻止しようとしています。これから一つずつ詳しく説明する詳細な例を通して説明するように、ディズニーのモデルは非常に明確で、違法なパターンが繰り返されています。一度異議を唱えられたり暴露されたりすると、国際的によく機能する宣伝機関を通じて、真実を語ろうとする人へのガスライティングと責任転嫁が始まります。ディズニーにとっての問題は、これが100回以上起こっているという具体的な証拠を持っている人と対決するとき、その多くは批評家、従業員、さらには訴訟を起こす弁護士さえもコントロールし続けるために、数百件、場合によっては数千件の訴訟を和解させることにつながっています。彼らにとっての問題は、私には証拠があり、顧客は真実を語る用意があり、彼らはそれを知っていることです。これらは実際に事実であり、議論や推測ではありません。今後数か月間、違法に沈黙させられ、真実を語っただけで報復され、そして破滅させられた人々の勇敢な助けにより、このいじめと違法行為は一つずつ政府に暴露されるでしょう。ボー・デマヨはマーベル/ディズニーから真実以外何も望んでいません。彼は勇敢に真実を語るでしょう。私もそうします。応援しています。

この解雇には何かのトラブルがあった事は間違いないようで、謎めいていた舞台裏がこれから徐々に明らかになっていくかもしれません。

なお、「X-MEN’97」はシーズン3まで、デマヨさんの後任として、アニメ「ホワット・イフ…?」のクリエイター、マシュー・チョーンシーさんが起用されています。

ウォーカー・スコベルさんが「デッドプール&ウルヴァリン」のカメオ計画があった事を認める

ディズニープラスの「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で主演を務めるウォーカー・スコベルさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のカメオ計画が実在していたと、海外メディアとのインタビューで明かしました。

@ign Walker Scobell was almost in Deadpool & Wolverine, but he’s just happy to be considered! #walkerscobell #deadpool #kidpool #percyjackson #deadpoolandwolverine #shawnlevy #theadamproject #ryanreynolds #percyjacksonandtheolympians #disney #d23 #ign #movies #tv #series #movie #redcarpet #talent #celebrity ♬ original sound – IGN

スコベルさんは「キッドプールとかティーンプールとか、そういう話も少しありました。」としつつ、「でも、僕は成長していたし、パーシーですごく忙しかったんで、そのタイミングでは実現しませんでしたね。」と動画内で語っています。

そして「ショーン・レヴィからそのことについて電話がありました。それだけでもすごいことで、彼らが私のことを考えてくれたなんて信じられません。それだけでも十分ありがたかったし、全く予想していなかったので、それだけで感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメントしました。

ライアン・レイノルズさんとショーン・レヴィ監督は Netflix の「Adam Project」(邦題:アダム&アダム)でウォーカー・スコベルさんと一緒に仕事をし、この撮影の際にレイノルズさんが「デッドプール2」の台本をスコベルさんに朗読させていた事で、カメオ計画があるのではないかと噂されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-kidpool-rumor/”]

この噂はある種の真実であった事が明かされましたが実現には至らず、実際の映画ではスコベルさんの代わりにライアン・レイノルズさんとブレイク・ライブリーさんの娘イネス・レイノルズちゃんがキッドプールを演じることになりました。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。