ドラマ「アガサ:オール・アロング」、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2024年10月10日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」エピソード5「Darkest Hour Wake Thy Power(邦題:大地の力 目覚めさせよ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

sponsored link
 

大地の力 目覚めさせよ

今回のタイトルもバラッド・オブ・ザ・ウィッチズロードの歌詞から。ただし日本語版はいまいち意味が分からない状態に。今回のエピソード、土の試練でも無ければ、1話で土を得意とすると明かされたグリーンウィッチが中心のエピソードでもないというミスリード状態になっていました。

前回までのあらすじ

あらすじでは「ワンダヴィジョン」でのアガサとアガサの母エヴァノラのシーンと、「アガサ・オール・アロング」でのアガサの息子ニコラス・スクラッチに関連するシーンを振り返り、今回のキーとなっている事を示しています。

セイラム・セブン

本編冒頭ではキツネ、カラス、ヘビらが映し出され、セイラム・セブンが魔女の道に入り込んできた事を告げます。

ウィッチズロードへの扉を開けるは難儀なはずですが、彼女たちはグリーンウィッチを召喚した際に締め忘れた扉を通って来たとの事。これだけ魔女がいてうっかりにも程があると言いたい所ですが、時すでに遅し。リオ・ヴィダルがわざと扉を開けっ放しにしたのではとも勘ぐってしまう所ですが、特にそういったやり取りもありません。

今回は顔のアップがあったりもしつつ、ホラー感満載なセイラム・セブンですが、実際はおきれいな方たちばかり。

なお、キャスティング当初はセブンのリーダーであるオクウィ・オクポクワシリさんはシケイダ(セミ)とされていましたが、本バージョンではコミックと同様のヴァーティゴに。カタツムリのような軟体生物であるため、苦手な方は画像検索しないようにご注意を。

ここでセイラム・セブンの正体が「ワンダヴィジョン」でアガサが殺した魔女たちの子どもたちであることが明示されます。

ヘクセンベーゼン

前後をセイラム・セブンに抑えられた魔女団のピンチに、ティーンは「魔女のほうき」を提案。吹替、字幕共にホウキとなっていますが、英語では「ウィッチズ・ブルーム」ではなく「ヘクセンベーゼン」(HexenBasen)としています。これは古いドイツ語が元になっている英語で、意味としては同じですが、ティーンのルーツがヨーロッパ、すなわちソコヴィアに関係している事をほのめかしているのでしょうか。

魔女団のホウキに対するイメージは悪いようで文句を言いながらも無事に飛び立つことに成功。このまま道の奥まで進めるのかと思いきや、そんな楽な展開はあるはずもなく、魔女団は墜落。

この墜落シーンではリオ・ヴィダルだけが高らかに笑っており、死に対する恐怖を微塵も見せていません。やはり彼女は死そのものであるレディ・デスなのでしょうか。

新たな試練

1980年代を思わせる衣装になった一団と、このログハウスは、サマーキャンプを舞台にしたホラー映画を想起させています。ティーンの衣装は特に注目すべきポイントで、この配色は「ワンダヴィジョン」のハロウィンエピソードでのビリー・マキシモフと同じになっています。

アリスはこの変化に対して吹替で「これ何?学生のパーティー?」、字幕で「究極のゲーム?」、そして英語では「Kiss, Marry, Kill?」と発言。

日本ではあまり馴染みがないこのゲームは、海外の飲み会やパーティーで盛り上がるゲームで、相手が知っている3人の名前を挙げて、そのうち誰とキスするか、誰と結婚するか、誰を殺すかを決定するもの。相手は、自分の身の回りの人や、有名人、架空の人物などから名前を選ぶことができます。

海外ドラマや特にホラー映画ではこのゲームをしているシーンがよく見られますが、アガサが実際にこのゲームに挑んだ際はこの3人全てにリオを指名するのでしょうか。

魔女団はこれまでに水の試練、火の試練をクリアし、歌詞に残された残りの試練は火と土。しかしそう単純ではないようで、ここはアガサの試練だとリオが言います。

リリアはブラッドムーンが「生きてる者と死者を隔てるベールが最も薄くなる」と説明し、今回の英語タイトルにもなっている「Darkest Hour」が「夜明け前の最も暗い時間」と重なるようになっています。

ウィジャ

ティーンが見つけたウィジャボード。日本語吹き替えでは手っ取り早くコックリさんと紹介。いわゆる西洋版コックリさんであるウィジャボードは、降霊、あるいは交霊のため、そしてそれを模した遊びに使われる道具です。フランス語で「はい」を意味する Oui と、ドイツ語で「はい」を意味する Ja から作られた造語とされており、「はい」と「いいえ」じゃない所が気になるものの、これ以上は語源の追求はしません。

これが試練の開始の合図となり、いつの間にかみなが身につけていたG-SHOCKにカウントダウンタイマーが表示。この腕時計も19080年代を象徴するアイテムのひとつになっています。

このウィジャのルールとして番組内で紹介されたのは以下の通り。

  1. 一人で遊ばない
  2. 使用中は話さない
  3. 霊を嘲笑しない
  4. デスについて話さない
  5. 最後は「さようなら」で終わる
  6. 指示器から手を離さない、離せば霊が解き放たれる

アガサがハート夫人に憑依された真似をするも、またもや名前が本名のシャロンではなかったことですぐにバレていしまい、いざ本番へ。

ここにいるのは誰ですか、との問いに霊は「DEATH」と回答。リオは一人で笑っています。これは予告にもあった映像で、リオ・ヴィダルがレディ・デスだと考えられている要因でもあります。ただし日本語では「死」とされているだけで、現象としての死か、キャラクターとしての死神かはわかりにくくなっています。

望みは何だと聞くと、「PUNISH」(処罰)と回答し、誰を罰したいのかと聞くと「AGATHA」と回答。アガサが手を離すとポルターガイスト現象が起きて一同はパニックに。この最中もリオは一人、終始楽しそうにしています。

降りてきた霊

ジェンはアガサを罰するべきだとし、ティーンがそれを庇いに入りますが、目を離した隙にアガサの姿は消え、電灯も消えて暗がりに。アガサは何者かに憑依され天井から落ちてきて、映画「エクソシスト」のスパイダーウォークのような動きでティーンに迫っていきます。

何とか引き剥がした所でアガサに取り付いていた霊が姿を現します。それは「ワンダヴィジョン」の回想シーンで殺されていたアガサの母エヴァノラ・ハークネスでした。ソーサラー・スプリームであるエンシェント・ワンやドクター・ストレンジは以前にアストラル体となっていましたが、それ以外の霊の登場はこれが初でしょうか。

エヴァノラはアガサ以外で魔女の道の奥へとたどり着くように要求し、アガサを寄越せと言います。それをリオが拒否し、ジェンには「さっきは喉を掻っ切ろうって言ってたくせに」と的確に突っ込まれています。

試練の終わり

エヴァノラが再びアガサに取り付いたところで、アリスがこれを攻撃。リリアのいう「ワンドのナイト」は前進や情熱を表す火のエレメントのカードで、まさにアリスにうってつけ。しかし逆位置では計画の中断などを暗示する不吉なカードでもあり、アガサはアリスの魔力を吸収し始めて行きます。

ティーンはウィジャが勝手に動いている事に気づき、示された名前「ニコラス・スクラッチ」と呟くとアガサは正気に戻り、子供の声で「ママ、やめて」と聞こえて試練はタイムリミットとなり終了。やはりニコラスは子どもの頃に亡くなっているようです。

これは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の終盤、ワンダが子どもたちの「やめて」という声で我に返ったシーンと重なるように作られています。

ティーンがルールに従って最後に「さようなら」に指示器を置いた所で試練が終了。階段が出現して外とつながったようです。

残念ながらアリスはここで死亡。リリアが3話で「アガサを助けて」、4話で「アリス、ダメよ!」と予言していたのはこの結末を示していたようです。

ティーンの覚醒

アリスと友人関係を築き始めていたティーンはこの結末に怒り、アガサは「守られるに値しない」人物だと非難。

居心地が悪いアガサは一人で先に外へと向かい、アリスから奪った魔力を確認するように手を動かしますが、完全ではないのか霧散してしまいます。

その後もアガサを責め続けるティーン。そして魔女という存在に失望し、降りようとするティーンにアガサは「母親そっくり」と不気味にささやいて先へと進んでいきました。

「おいで、ペットくん」と言うアガサ。するとティーンの手には青い魔力が宿り、リリアとジェンの目に青い光が灯り、アガサを沼へと投げ入れてしまいます。こういったマインドコントロールはかつてワンダが映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でも使用していました。

そのままリリアとジェンも沼へと沈めてしまったティーンの額にはスカーレットウィッチと同じようなクラウンが出現していました。

また、この一連のシーンのBGMは「ワンダヴィジョン」の「Wanda’s Theme」をアレンジしたバージョンになっていて、これでようやくティーンがワンダの息子である事が示されたと言えそうです。

今回のエンディング曲はビリー・アイリッシュさんの「you should see me in a crown」(2018)。

「あなたは“かわいいね、こっちへおいで”と言うけれど、クラウンをつけた私を見なさい」「一人ずつ従わせてやる」と歌詞に書かれています。


今回の試練は謎が多く、試練開始の頃は「アガサを罰する事」が課題だったはずですが、これは達成されたのでしょうか?階段が出てきて表に出られるようになった事からクリア扱いなのは間違いないようですが、ジェンたちはエヴァノラにアガサを与えて先に進もうとも会話していましたし、そもそも閉じ込められていたのか進めたのかもよく分かりません。

母エヴァノラはアガサの事を「生まれながらの悪」と言いますが、母娘間にどのような因縁があったのか、未だに詳しく紹介されていません。「ワンダヴィジョン」8話の冒頭では1693年マサチューセッツ州セイラムを回想、エヴァノラと他の魔女がアガサを処刑しようと縛り付けていた所、アガサが反撃をするという映像でした。

もしもエヴァノラの霊が、アガサがアリスの魔力を奪うための幻覚だったとすれば、アガサはかなり悪どいという事になりそうですが、そうでないなら、エヴァノラは今後も重要になってくるのかもしれません。

ティーンはこれまでニコラス・スクラッチである可能性が番組内でほのめかされていましたが、今回のエピソードのラストではワンダの息子ビリーである可能性を詰め込んできています。エンディング曲も「ビリー」アイリッシュさんの楽曲であり、歌詞の一部は気持ちいいぐらい今回の内容と合致しています。

しかしながら5話のクレジットシーンではまだティーンのままであり、もう少し見守る必要がありそうです。

アガサ、ジェン、リリアがどうなったのかも気になる所。公式トレーラーではまだまだ試練がある事が見て取れますし、泥だらけのアガサがティーンと話している姿もあるので単純に浮かび上がってきて再出発となるのでしょうか?

©MARVEL,Disney

また、リオが家の外に出てきていないのも気になる所。リオは前回の4話で死体を欲しがっていましたが、アリスの身体はどうなってしまうのでしょうか。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2024年10月17日10時 より配信予定です。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」、ピーターの恋を描く削除シーンが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、新たな削除シーンが公開されました。「Daddy’s in love」と題されたこの映像は、再来週に米国で発売される 4k UHD と Blu-ray の特典映像の一部となっています。

映像ではピーターとB-15がキスを交わし、部屋に戻ったピーターはキッドプールとヘッドプールに「パパは恋をしてるんだ」と話しています。ピーターとB-15がこのような関係になるためにはもっといろんなプロセスが描かれる予定だったのかもしれません。

コミックリリーフ・キャラクターとして観客を楽しませているピーターを演じるロブ・ディレイニーさんは「デッドプール2」の撮影の後の2018年に幼い息子ヘンリーくんを脳腫瘍で失くすという悲劇を経験し、それを乗り越えて本作の制作に参加しました。

主演を務めるライアン・レイノルズさんはヘンリーくんの名前をクレジットに追加し、この親子を称えるコメントを発表しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-peters-deleted-scene/”]

米公式による特典コンテンツは以下の通りです。

ボーナス特典※

  • マドンナを探して:Onerの制作 ─ 監督のショーン・レヴィとライアン・レイノルズが、デッドプールとウルヴァリンがついに結集する最初の戦いのハイライトとなる、映画の歴史的なシーン「Oner」を分析します。
  • 実践的アプローチ:レイ・チャンの芸術を讃える ─ 悲しいことに 2024 年に亡くなった、長年マーベル スタジオの協力者レイ・チャンへのトリビュート – キャストとクルーが逸話を思い出し、彼が設計に協力した、精巧なディテールとイースター エッグに満ちたセットでの撮影の圧倒的なプラス効果を語ります。
  • ルーズ エンド: レガシー ヒーローズ ─ ライアン レイノルズ、ショーン レヴィ、キャストとスタッフが、衝撃的なカメオ出演や、最終的にふさわしい結末を迎えるキャラクターについて語ります。集中的に振り付けされたシーケンス、最新の衣装、象徴的なチームの編成について取り上げます。
  • ウルヴァリン ─ ヒュー・ジャックマンが象徴的な役であるウルヴァリンへの復帰について語ります。キャストとスタッフが、彼が初めて黄色と青のスーツを着て役に変化をもたらし、以前の作品からの遺産を引き継ぐ様子について語ります。
  • コメンタリ ─ 監督のショーン・レヴィと俳優のライアン・レイノルズによる音声解説をお聞きください。
  • ギャグリール ─ デッドプールとウルヴァリンのキャストとスタッフによるセットでの面白いアウトテイクをご覧ください
  • 削除されたシーン
    • エレベーターに乗る ─ TVA を歩きながら、パラドックスがデッドプールに神聖時間軸を説明します。
    • 何もしない ─ B-15 はパラドックスにトラブルに巻き込まれないように指示し、行動を起こそうとする彼の努力を拒否します。
    • パパは恋してる ─ B-15 とピーターは恋に落ちる。ピーターは友達のヘッドプールとキッドプールに恋していると告白する。
  • 「ファンサック」
    • ドクター・デッドプール ─ ドクター・デッドプールは、精巣がんのリスクについて非常に親切に教えてくれ、ヒュー・ジャックマンに生検を受けるよう説得しようとします。
    • 製品レビュー ─ デッドプールがフランチャイズのおもちゃや小物をいくつか披露します。その中には、ネタバレになるかどうかわからない極秘アイテムも 1 つ含まれています。
    • ウェイドが帰ってきた ─ ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが映画を宣伝している…しかしライアンはヒューに、彼らがどの映画のために来ているのかを誤解させてしまう。

※特典は製品や小売店によって異なる場合があります。

現在、世界興行収入13.3億ドルの大ヒットとなっている映画「デッドプール&ウルヴァリン」の4k UHD と Blu-ray の米国リリースが 2024年10月22日、日本リリースが 2024年12月11日 に予定されています。

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」へのスパイダーマン登場はソニーに拒否されたと言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」にトム・ホランドさんが演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーの登場が検討されている事が先日報じられていましたが、続報によると実現しない可能性の方が高くなったようです。

TCC が「デアデビル:ボーン・アゲイン」へのスパイダーマンカメオが検討されていると報告されていた件について、MTTSH 氏が次のように X に投稿。

氏は「マーベルは試みていましたがソニーがノーと答えました。スパイディが登場するのはアベンジャーズだけです。ボーン・アゲインで言及はされます。」と主張し、CBM は「ソニーは映画の売上から歩合で金銭を獲得出来るが、ディズニープラスのドラマからは難しい。」とも補足しています。

氏の主張の真偽は現状不明ですが、この投稿には海外ファンのソニーに対する攻撃的なコメントが多く寄せられています。

2023年のストライキが無ければ私達はすでに「ボーン・アゲイン」の配信を見ているはずで、来年には「スパイダーマン4」が公開されていた可能性が高いです。しかしストライキが無ければ「ボーン・アゲイン」はNetflix版がMCUの正史として見直される事もなく、単なるリブート作品になっていたであろうことを考えるとどちらが良かったのかを推し量るのは難しい状態です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は今月中か遅くとも来月にも後半シーズンの撮影がスタートする予定。トム・ホランドさんは来年初頭から「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影に参加するとダニエル・リヒトマン氏が報じており、その後5月から10月にかけて「スパイダーマン4」の撮影が行われる予定となっています。

「ボーン・アゲイン」でのデアデビルとスパイダーマンの共演は実現しないかもしれませんが、アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」ではチャーリー・コックスさんが出演し、デアデビル/マット・マードックを演じています。

今年の初めのインタビューでは「ずいぶん前にスタジオに行って、その声優をしました。何年も前、『シーハルク』を撮影していたときだから、2021年だったと思います。自分が声を担当したシーンをいくつか見ただけで、そのシーンは未完成で初期の絵を見ただけ。私が知っているのはそれだけです。」

「まだ何も見ていないし、どんなストーリーなのかも分からないけど、クールですよ。とてもワクワクしています。」とコメントしていました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

「サンダーボルツ*」のルイス・プルマンさん、MCUのオーディションは「FBIに入るような感じ」だったと語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でボブを演じるルイス・プルマンさんが、海外メディアとのインタビューの中で、本作のオーディションやマーベルの秘密主義について、そして、ボブというキャラの将来について語りました。

「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァンさんが降板したあと、その役を引き継ぐ形で起用されたルイス・プルマンさんは、オーディションを振り返って Variety に次のように話しています。

MCU はどんな時もある種触れることのできない領域、クールな子どものテーブルのようなもので、招待されるかどうか、少なくとも参加してみるかどうかさえわからないような感じでした。だから、そこに行ってテスト上映をするのは、とんでもない経験でした。まるで FBI か何かに入るような気分でした。すべてが厳重に封印されていたんです。

彼らは『1時間以上、1セットの曲をキープできればラッキーだ』と言っていました。あちこちでシュレッダーがいました。監督のジェイク・シュライアーが私と一緒に座ってストーリーを話してくれましたが、私は台本も何も読めませんでした。クールでしたね。そういう意味ではちょっと古風と言えます。『それでは、キャンプファイヤーのそばで、サンダーボルツのストーリーをお話ししましょう』という感じでした。

最終的にプルマンさんはこの厳重に守られたオーディションで選ばれる事となり、晴れてMCUに参加する事になりました。

Total Film とのインタビューではボブが最終的に悪役となり、サンダーボルツに敵対するのではないかと質問され、「神様、ぜひ知りたいです。でも、本当に、わかりません。MCUと言う宇宙全体に招かれることの醍醐味は、未知のことがたくさんあることです。流れに身を任せて、すべての未知のものを受け入れなければなりません。」と述べつつ、最後に「しかし、どちらの方向に進んでも私は楽しめるでしょう。それだけは言えます。」と付け加えました。

本作はひとまず撮影を終了しているため、プルマンさんが映画の結末について知らないはずがないと思いたい所ですが、かつての「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」にように複数のエンディングを撮影していてスタジオが何を採用するのか本当に分からないというケースが再び起きている可能性もあります。

当初、スティーヴン・ユァンさんが演じる予定だったこのキャラクターは公式にはボブとだけ発表されていますが、キャスティングが決まる以前からコミックのセントリー/ロバート・”ボブ”・レイノルズだと噂されていました。そしてユァンさんの起用が決まってしばらく後の2023年11月にユァンさんと親しい「ウォーキングデッド」の漫画家がうっかりとこれを認めてしまいました。

コミックのボブは「100万個の太陽の爆発に匹敵するパワーを持つ」セントリーとしてヒーロー活動を行っていますが、彼はもう一つの人格であるヴォイドを宿しており、こちらは全ての宇宙を破壊しかねないヴィランとなっています。このキャラクターがMCUでどのように描かれていくのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:‘Salem’s Lot’ Star Lewis Pullman Says ‘Thunderbolts’ Audition Was Like Joining the FBI: ‘There Were Shredders Everywhere’ , Thunderbolts star Lewis Pullman still doesn’t yet know if his new MCU character will end up being a hero or a villain: “I would enjoy going in either direction”

【噂話】マーベル・スタジオが「スパイダーマン4」に関する計画を断念か、ストリート系ヒーローに関する最新の噂まとめ

スパイダーマン、デアデビル、ディフェンダーズ、ムーンナイトらストリートを舞台とするヒーローたちのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)における今後について、マーベル・スタジオがどのような計画を立てているのか、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。この報告によると、マーベル・スタジオは「スパイダーマン4」の計画の一部を断念してしまったのかもしれません。

スパイダーマン

以前にはマーベルがスパイダーマンをコミックに近い形に戻すために、デアデビルらとチームを組んでキングピンに立ち向かう計画をしていると報じられていました。

現在の「スパイダーマン4」はソニー・ピクチャーズのプランを優先したものが採用されているとの事で、記事によるとトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが「今回は彼らが長い時間登場する可能性が非常に高い」との事。

そしてトム・ホランドさんが演じるピーター・パーカーについて「彼は今後数年以内にシンビオートスーツを手に入れ、次のスパイダーマン映画でもそれを使い続けるかもしれない。」としました。

しかしながら、一ヶ月前にトム・ホランドさんが報告していた秘密の撮影は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」とは関係がない事が確認されたとし、ミッドクレジットシーンやポストクレジットシーンにもトム・ホランドさんが登場しない事を確認したと言います。

記事は「日を追う事にスパイダーマン4はストリートレベルよりもマルチバースの物語にシフトしています。」と主張、マーベル・スタジオの計画がキャンセルされた事を示唆し、デアデビルとのチームアップも一旦見送りになるようで、4作目の映画はヴェノムとのチームが期待出来るとの事。

さらにブラックキャットは登場しないとし、邪神ヌルは「マイティ・ソー:ラブ&サンダー」でゴアが使っていたのとは別のオール・ブラックを振るうだろうとも。そしてスパイダーマン&ヴェノムは「より多くのシンビオートと戦うことになるだろう。」とも明かしました。

デアデビルとディフェンダーズ

今後数週間で後半シーズンの撮影が始まる予定の「デアデビル:ボーン・アゲイン」ですが、マーベル・スタジオは「スパイダーマン4」の計画を見送った代わりにこの後半シーズンでスパイダーマンのカメオを実現させようと「試みている」との事。そしてこのドラマを「スパイダーマン5」へ繋げようと模索していると言います。

さらにジェシカ・ヘンウィックさんが演じるコリーン・ウィングが戻ってくるという噂と共に、フィン・ジョーンズさん演じるダニー・ランドがMCUで次世代のアイアンフィストのメンターになる可能性が高いとも。

また、「ボーン・アゲイン」ではディフェンダーズがチラ見させられる可能性があるとし、最も可能性が高いのはジェシカ・ジョーンズとも報告しています。 

ムーンナイト

デビューしてから2年と少し音沙汰がないムーンナイトですが、マーベルスタジオが「とてもエキサイティングなアイデアを持っている」と報告。帰ってくるのは間違いないようです。

アイアンハート

このドラマではアイアンハート/リリ・ウィリアムズのテクノロジーとザ・フッド(ザ・フード)/パーカー・ロビンズの悪魔の魔法の対決を描く予定ですが、記事はメフィストが「非常に軽い脇役」を務めると報告。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-villains-detail-revealed/”]

「アガサ・オール・アロング」で名前が紹介されたメフィストですが、「アイアンハート」のさらに先の作品のために何らかの準備が描かれる事になるようです。

キャプテン・アメリカ

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」と直接の関係は不明ですが、キャプテン・アメリカの関連キャラとして記事はシャロン・カーターについて言及。

「彼女がいつ戻ってくるかは正確には言えませんが、彼女がヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、ウィルソン・フィスク、シャーリン(シャン・チーの妹で現テンリングスの頭目)といったさまざまな地下組織や団体とさまざまなつながりを持っていることは言えます。」

また、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンはアベンジャーズの共同リーダーになると言いますが、他に誰がリーダーを務めるのかは不明です。

サンダーボルツ*

「サンダーボルツ*」では以前噂になっていたナターシャ・ロマノフとエレーナ・ベロワの偽母だったメリーナが登場するプランはあったとしつつ、最新の脚本でそれが残っているかどうかは分からないと報告。実際に登場する可能性はまだ十分にあると言います。

一方でコミックのサンダーボルツと関係が深いザ・フッド、タイタニア、バロン・ジモについては登場しないだろうと報告しました。

ヤングアベンジャーズ

チームはカマラ・カーンとケイト・ビショップが共同で導いていく事が計画されていると報告。登場の時期は早ければ「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」となるようですが、確実ではないようです。

ソース:October Discord Q&A with Alex Perez Talking About Marvel Studios Films and Shows!

「アガサ」ショーランナーが番組内でメフィストの話題が出た理由について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」の脚本兼ショーランナーのジャック・シェーファーさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで、エピソード3でメフィストの名前が登場した事について言及しました。

「ワンダヴィジョン」の黒幕ではないかと、その候補の一人だったメフィストでしたが、以前のこのドラマでメフィストが登場する事はありませんでした。続編でもある「アガサ・オール・アロング」でようやくその名前が紹介される事になりましたが、実際は本作でもメフィストに触れる予定ではなかった事をシェーファーさんは明かしました。

それはエグゼクティブ・プロデューサーのメアリー・リヴァノス、(マーベルのストリーミング部門責任者の)ブラッド(ウィンダーバウム)、そして(マーベル・スタジオのボスの)ケヴィン(ファイギ)との話し合いで、それは私やこの番組よりも大きなレベルでの話題でした。それはより大きなマーベルらしさについてだったんです。だから、私が憤慨したり、何らかの反応や議題を持っているわけではありません。コミックに深く根ざしたその種の熱狂的なファンの議論は、現在進行中のシリーズで語られているストーリーほど私にとって興味深いものではないのです。

つまりシェーファーさんはファンサービスとしてこのメフィストの名前を脚本に書き入れたわけではなく、マーベル・スタジオのトップレベルからの指示で登場させる必要があったという事。今後のMCUに必要なピースのひとつである可能性が急浮上しています。

ドラマ「アイアンハート」ではコミック上でメフィストと関係があるキャラクターが登場する事になっており、2年ほど前にはサシャ・バロン・コーエンさんがメフィスト役でキャスティングされているようだとも報じられていました。

MCUは現在、マルチバース・サーガと題されて征服者カーンとインカージョンを含むマルチバースの問題に取り組んでいますが、その裏側では悪魔たちが次の準備を始めているのでしょうか。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2024年10月10日10時 より配信予定です。

ソース:‘Agatha All Along’ Boss Jac Schaeffer Talks Episode Four’s Reveal and Mephisto: “That Is Larger Than Me and This Show”

バッキーはアベンジャーズ映画に出る?出ない?セバスチャン・スタンさんがドゥームとの対決を望む

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを再演するセバスチャン・スタンさんが、さらにその先の「アベンジャーズ」最新映画で、ロバート・ダウニー・Jrさんとの共演を望んでいる事を明らかにしました。

海外メディア GQ とのインタビューの中で「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でドクター・ドゥームとして戻って来る事になったRDJさんについて言及。

かつて「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でチームに別れて対決したスタンさんは「彼と一緒のシーンに出られたらいいな。」と現在の心境を明かし、「他にあんな事ができる男はいるでしょうか?分からないけど、たぶんいないでしょう。『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の後、あの男にできないことなんてあるだろうか?」と述べています。

セバスチャン・スタンさんは以前からマーベル映画に参加した事を心から誇りとしており、「これほど心を込めて考え抜いている会社に所属したことはなかった。マーベルがなくなったら、埋めなければならない大きな穴になると思います。」とコメント。1、2年前にピークを迎えていた大ベテラン監督らによるマーベル批判に対しても「もっと良いものを作りもせずに、ただ何かを酷評するだけなんてやめるべき」と発言していました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でRDJさんとの再共演を望んでいるセバスチャン・スタンさんですが、現状で彼の出演があるのかどうかは分かっていません。

むしろ海外ファンの多くは「サンダーボルツ*」の凶悪なヴィランを相手にバッキーが生命を落とすのではないかとも心配しており、まずは来年公開の同作の結末を確認する必要がありそうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

ソース:How Sebastian Stan became Donald Trump in The Apprentice

「アガサ」1話のヌードは主演の発案だった、他、リオとの元恋人関係についてショーランナーが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」の脚本兼ショーランナーを務めるジャック・シェーファーさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューで、現在配信中の最新4話までを振り返りました。

エピソード4の火の試練では1970年代の衣装に変更された魔女団でしたが、インタビュアーがアガサの大胆なV字の衣装について、そしてエピソード1でのヌードについてどのような話し合いがあったのかと質問するとシェーファーさんは次のように回答しました。

エピソード1では話し合いました。ヌードになったのはキャスリン・ハーンのアイデアで、完全にキャラ設定に根ざしたものでした。

キャスリンが「アガサはローブを着る時間なんて取らないと思う。」と主張したのがスタートで、その根底にあります。アガサは裸でも気にしません。いい服は大好きですが。

あなたが言うように、アガサは自分の身体に自信満々なのです。でも「私はセクシーよ」というようなありふれた考えは持っていません。彼女にとって身体はただあるものであり、自身のための道具に過ぎません。欲望を満たすときに好きに使うだけなのです。

それは自信を超えた何かです。私にとってとても刺激的なことであり、つまり、アガサも人間の肉体の限界を知っていて、それを超越したいと思っていると思います。

そして、エピソード4の衣装については「衣装がどの程度露出度が高いかについて話し合った記憶はありません。」とし、信頼する衣装デザイナーのダニエル・セロンさんと各俳優陣との間で意見の一致を見たのだと思うとコメントしました。

さらに、アガサ・ハークネスとリオ・ヴィダルの元恋人関係という設定がどのようにして生まれたのか質問を受けると、シェーファーさんは開発初期を振り返りました。

当初、私たちはアガサの過去に関わる人物を番組に登場させたいと考えていました。彼女はとても長い人生を歩んできたので、どうしたらそれができるでしょうか?それがジェンというキャラクターの展開の1つでした。ジェンは、ある意味でアガサを知っている人物です。

でも、早い段階で私たちは「では、元パートナー、元恋人、元配偶者はどうだろう?アガサにとってそれはどんな感じだろう、そしてその人は誰だろう?」と考え始めました。

私たちは話し合いましたが、それは「アガサは何に惹かれるだろうか?」というものでした。そしてその答えは権力でした。そして彼女は誰と接触するのでしょうか、誰が彼女を恐れず、彼女を憎まないのでしょうか?誰がアガサに惹かれるのでしょうか?そしてそれは本当に楽しい話し合いでした。

そしてアガサとリオの過去と未来にはもっともっとあると予告しました。

インタビュアーが最後にリオのセリフ「あの子はあんたの息子じゃない」という言葉を信じて良いのかと質問すると、シェーファーさんは「私が言いたいのは、番組のこの時点ではまだ半分も終わっていないし、ハート夫人の棺を除いて、棺に打ち込まれた釘はそれほど多くないということです(笑)。」と回答をはぐらかしました。

今週はエピソード5が配信予定で、全9話のうちのちょうど真ん中にあたります。アガサとリオの関係やティーンの正体、そしてそもそもウィッチズロードとは何なのかという疑問について、残りのエピソードにも注目です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-witches-road-scarlet-witch-comic-explains/”]

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2024年10月10日10時 より配信予定です。

ソース:‘Agatha All Along’ Showrunner Teases ‘Lots More’ Coming for Agatha and Rio – and Whether We Should Trust That Reveal About Teen

【噂話】「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」よりサブラの削除シーンが明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でシラ・ハースさんが演じるルース・バット=セラフのとあるシーンが削除されていると、スクーパーが報じました。

コミックのルース・バット=セラフはサブラというコードネームで活動するミュータントでイスラエルの諜報機関モサドに所属するエージェント。彼女は様々な紛争問題に介入し、自国にとって有益になるような活動をしていました。

しかし現実の世界情勢を鑑みて、この設定は削除され、ハリソン・フォードさん演じるロス大統領政権下での政府高官を務める元ブラックウィドウとなる事が7月にディズニーより発表されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-black-widow-connection/”]

世界情勢が悪化する以前からこのキャラクターの実写化には賛否両論ありましたが、ディズニーとマーベルは可能な限り安全な設定へと変更せざるを得なくなったようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-character-sabra/”]

ダニエル・リヒトマン氏は patreon を通じて、ルースのイスラエル出身であるという部分は全て削除され、そのうえで「ルースがサム・ウィルソンに『自分は10代の頃にパワーが覚醒したミュータントだ』と明かすシーンも削除された」と報告しました。

先日の試写会リークをした人物も、ルースの役割は想像よりかなり小さいとし、物語に何も貢献しなかったとまで言及。本来の脚本からそのほとんどが削ぎ落とされてしまった事を報告していました。

海外メディア The Wrap は、イスラエル人俳優であるシラ・ハースさんはルースをイスラエル訛りの英語で話しているとも言及。

同誌は次のようにも伝えています。

アメリカユダヤ人委員会はTheWrapの報道に対し、声明で次のように反応した。「もしこれが事実なら、サブラのイスラエル人としてのアイデンティティが彼女のキャラクターにとっていかに重要かをマーベルが認識してくれたことを嬉しく思います。スーパーヒーローには心配することが十分あります。アイデンティティ政治はそのうちの一つであってはなりません。」

「『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でサブラがイスラエル人としてのアイデンティティを保ち、素晴らしいイスラエル人女優シラ・ハースが演じることを知り、嬉しく思います。このキャラクターのアイデンティティとバックストーリーを潰そうとした反イスラエル勢力に屈しなかったマーベル・スタジオは称賛されるべきです。スクリーン上で強いユダヤ人でイスラエル人の女性が描かれることを歓迎し、このキャラクターが映画でどのように描かれるかを見るのを楽しみにしています」と名誉毀損防止連盟の メディア&エンターテイメント研究所所長デボラ・カミエル氏はTheWrapに語った。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2024年10月3日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」エピソード4「If I Can’t Reach You Let My Song Teach You(邦題:届けこの歌 遙かなるあなたに)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

sponsored link
 

今回のタイトルは

3話まではバラッド・オブ・ザ・ウィッチズロードの歌詞の一部がエピソードタイトルとして採用されていましたが、この4話はそうではありません。厳密には間違いというわけでもありませんが、今回のエピソードに登場するローナ・ウー版バラッド・オブ・ザ・ウィッチズロードの歌詞の一部となっています。

正しい歌詞

ティーンがシャロンの埋葬を進める中、前回は試練を避けようとしたにも関わらず、先を急ぎたいアガサ。

彼女の真意が何であるかは一旦置いておいて、魔女団の欠員が問題だと主張するジェニファーに対してアガサは「魔女団は道(扉)を見つけるために必要」なのであって、その後「道を進むのは何人でもいい」と説明。

そして歌詞にも「魔女団二人、栄光を掴まん」とあるから大丈夫だと主張しました。しかし正しい歌詞は「魔女らと共に栄光を掴まん」だとジェンは言います。

このやり取り、日本語ではサッパリ意味不明ですが、英語の歌詞で見るとアガサの主張は「魔女団二人(coven two)」でジェンの主張は「真の魔女団(coven true)」。アガサのほうは英文法的にもおかしなものであり、正解はもちろんジェンの方です。

前回の魔女の道

前回の魔女の道で何人残ったのかと問われたアガサは人指指を一本立てて返答。

生き残りはアガサだけという事のようで、それが事実であれば、魔女の道に関する真実の情報はここにいるメンバーでは少なくともアガサしか知り得ないものです。彼女の主張がすべて正しいとは思えませんが、それでも信じる他なさそうです。

致命的なミス

シャロンの死に対して責任のなすりつけ合いをする魔女団を、ティーンが「みんなの責任だ」とし、「助け合うべきなのにそうしなかったのは致命的なミス」だと制しました。

この直後にティーンは「もう帰ろうよ」と発言。前回は自ら毒を飲もうとさえしたティーンには「魔女の力を得たい」という名目以上の別の目的があるようにも思えていましたが、実際に他人の死を目の当たりにしたことで萎縮してしまったのでしょうか。

欠員の召喚

グリーンウィッチ枠で参加していたシャロンが死亡したため、進むことが出来ないというアリス。

それに対してアガサは補欠を召喚しようと提案しますが、アリスは「ムチャすぎる、失敗したらどうするの?」と拒否しました。

するとアガサはついさっきは二人いれば十分という旨の話をバラッドの歌詞になぞらえて主張していたはずなのに「今、私達は魔女団を結成出来ていない。つまり魔女の掟に背いている状態なわけ」と反論しました。

アガサのこの代替案に、他の魔女たちはもう異論を唱える事もなく、新たなグリーンウィッチを召喚する流れになりました。

アドビルとは

召喚に際して、メンバーがそれぞれ「強くて有能な魔女を」、「うざくない魔女」、「顔が良い魔女」などなどその条件を口にしています。アリスが最後に「頭痛薬(アドビル)持った人」と希望。

アドビルとはアメリカで市販されているイブプロフェン系の鎮痛解熱剤の事で、頭痛だけでなく、生理痛や関節炎などにも利用されるようなお薬です。

新たなグリーンウィッチ

補欠メンバーとして召喚されたのは1話に登場していたリオ・ヴィダル。実力は申し分なさそうですが、召喚の際に皆が口にしていた条件と合致しているのかは怪しい所です。

召喚術のヴィジュアルはホラー映画、ゾンビ映画テイストで面白いものに仕上がっており、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダの動きにも似ています。この召喚に関して、リオの視点ではどのように呼び出されたのか気になる所。気づいたら一瞬で土の中にいたのでしょうか?服装がちゃっかり緑になっている所や、他の魔女に合わせるような形で裸足になっているのもポイントです。

2話でリリアからもらった魔女団のメンバーの名前を書いたメモには黒いハートが書かれており、それがリオ・ヴィダルである事からアガサはティーンにバレないようにメモを食べてしまった経緯がありました。

これで予言どおりのメンバーが揃った形になりますが、「You’re a Green Witch?」(あなたが緑の魔女なの?)という問いに対してリオは「Less “a” Green Witch. more “the” Green Witch.」(ただの緑の魔女じゃない、”かの”緑の魔女よ)と回答。この際、声が不気味に変化し、英字幕では「Demonic Voice」(悪魔の声)と表記されています。

1話でリオ・ヴィダルがブラックハートである可能性がほのめかされていた事を考えると、彼は悪魔メフィストの息子ですが、マーベルの公式予告はリオが悪魔とは異なる次元の存在である事を示唆しています。

「アガサ・オール・アロング」の公式グッズが彼女の正体を明かしているとも報じられていますが、リオが本当は何者なのか、もう少し見守る必要がありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-rio-vidal-and-teen-spoiler/”]

魔女団に参加する事になったリオは「オズの魔法使」の主人公ドロシーのようにスキップしながら道を進んでいきます。

火の試練

前回の水の試練に続いて今回は火の試練。バラッドの歌詞では日米ともに火水土風と歌われていますが、順番通りではないようです。水の試練はジェニファー・ケイルがフォーカスされていましたが、今回はアリス・ウーが中心人物に。

グリーンウィッチが大地を司る事は2話で(ハート夫人をスカウトする直前にジェンとリリアが)説明してくれていたので、土の試練をリオ、風の試練をリリアが担当する事になるのでしょうか。

ドアを開けて入ると今回は1970年代のロックバンド風な衣装にチェンジ。アガサ・ハークネスはスティーヴィー・ニックスさんをインスパイアしたようなデザインに。

リリアはライザ・ミネリさん風の衣装になっている所はちょっとしたイースターエッグで、彼女の母ジュディ・ガーランドさんは1939年の「オズの魔法使」でドロシー役を演じ、本作が魔女の物語である事と細い線で繋げられています。

部屋の壁には魔女裁判の絵やロックスターたちの栄光の記録が掲げられており、アリス・ウー・ガリヴァーとその母親ローナに関連するものが飾られています。

リリアは魔女が処刑される壁画を見て涙。この魔女団の中で(リオを除いて)最年長だと考えられるリリアは実際に魔女裁判が行われていた時代を生きているはずで、その中では魔女の友人や、無実の人間の友人を多く失ってきた事が予想されます。

レコーディングルームでのアガサとリオの会話の中で、周りの魔女を皆殺しにして「あんた(アガサ)はパワーを取り戻し、私は死体をもらう」と話しているのはリオの正体に関する伏線でしょうか。

不思議の国のアリス・ウー

ティーンが「PLAY ME」と書かれたレコードを逆再生した事で試練が開始。

「不思議の国のアリス」のイラストではよく「EAT ME」や「DRINK ME」と書かれたアイテムが登場しますが、それとアリス・ウー・ガリヴァーをかけているようです。

ロックミュージックは悪魔の象徴

今回の試練の舞台となっている1970年代、現実の歴史でもロックミュージックは悪魔の音楽だという都市伝説が流行った時代でした。

たとえば、1971年に発表されたレッド・ツェッペリンの「天国への階段」は、逆再生すると「俺は悪魔に仕える」、「私の愛しい悪魔」などといったオカルト的なメッセージが含まれているとし、若者たちを洗脳して反キリストの弟子に仕立て上げるとして批判されました。その結果、1982年には米カリフォルニア州議会の公聴会で「天国への階段」が逆再生される事態になり、前述したような言葉が聴こえると主張されました。

これに対して、ツェッペリンのメンバーたち当然ながら「意図的にそのような言葉は加えていない」と弁明。

しかし、この噂に刺激を受けたのか、同年、ノースカロライナ州ハンターズビルで、30人のティーンエイジャーが“悪魔が意図的に逆再生メッセージを加えてアメリカ中の若者を呪い殺そうとしている”と主張して、レコード店を焼き討ちする悲劇的な事件が発生しました。

今回の試練はある種の事実にインスパイアされた脚本になっていると言えます。

なお、ローナ・ウーのバラッド・オブ・ザ・ウィッチズロードのレコードには「RED HAIRED WOMAN(赤髪の女)」というワンダを連想させる楽曲が収録されている設定になっています。

©MARVEL,Disney

他の収録曲は以下のようになっています。

  1. Mary Mary
  2. Red Haired Woman
  3. Cinnamon & Sage
  4. Flick of the Wrist
  5. Swan’s Song

3のシナモンとセージはポーションの素材として利用される植物で、4の手首のフリックはアガサがよくしている魔女の呪文の際の独特な動きを指していると考えられます。5の白鳥の歌は死に瀕した白鳥が歌うとされているものであり、ローナの遺作である可能性が高いと同時に、ウィッチズロードの暗い結末をほのめかしている可能性もあります。

代々受け継がれる呪い

アリスは仕事がうまく行かない事などを自分のせいだと勘違いしていましたが、実際はこれが母から受け継いだ呪いだったと気づきます。

アリスのようなアジア系女性を含むマイノリティな属性の人間は、自身の才能や努力とは別の次元で壁が設けられている事も多く、現代のアメリカ社会からの先入観やレッテルという形で物事がうまく行かないケースも多発しています。

この事は中世の魔女たちの生活とも重なる部分でもあり、この点に関しても現実と設定をうまく絡めているようです。

呪いから身を守るプロテクションスペル

呪いを解く鍵はローナのバラッドにあると考える一同。アリスは呪いで焼け死んでいてもおかしくなかったと主張するアガサは、ローナのバラッドは呪いから身を守るためのプロテクションスペル(保護呪文)だと指摘。アリスはこれによって守られてきたのでした。

解呪のセッション

呪いを解くために即席バンドでバラッドのローナバージョンを演奏する事に。ティーンがギター、ジェンがベース、リリアがフィンガーシンバル、アガサがボーカルでアリスがピアノ、敵か味方かよくわからないリオもドラムで参加してくれます。

このセッションで注目すべきはリリアで彼女はフィンガーシンバルから始まって、トライアングル、マラカス、タンバリンと楽器をどんどんと変更していきます。

©MARVEL,Disney

※公式クリップが公開されたので追加しました。(2024/10/06)

なお、この楽曲の英語版は無料サントラとして公開中。劇中4話までで未使用の原曲であるローナ・ウーバージョンと、このシーンで使われた魔女団バンドによるカバーバージョンの2種類が聞けるようになっています。

無事に呪いを克服するとピアノが出口に。

瀕死のティーン

セッションの最中、自身にガラス片が突き刺さっている事に気づいたティーンでしたが構わずに演奏を続けた結果、解呪の成功と共に気絶してしまいました。

ティーンを外へと運び出した魔女団、とりわけアガサがかなり狼狽しています。そしてリオに向かって「やめて」と叫んでいました。

リリアは「ソードの3」を予言。悲しみ、喪失、孤独を意味するタロットです。リークされていたプロモアートで残された小アルカナのカードは残り一枚となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-promotion-art/”]

前回の試練で力を取り戻したジェンのポーションによって、ティーンの腹部の傷はみるみる癒やされていきます。

それぞれの昔話

ティーンを見守るアガサから少し離れた場所で魔女団は焚き火を囲みながら昔話に。

ジェンは11代続く治療師の家系で助産師であり、ボストンの産婦人科病院に知識を貸してほしいと招かれましたが、それはある男による罠だったと話しています。この男が3話でトラウマとして現れた人物である事は想像出来ますが、それ以上の事はあまり語られません。

シジル

意識を取り戻したティーンはアガサに「僕にシジルをかけた?」と問いかけると、アガサは「いいえ」と返答。

アガサの説明によるとシジルの魔法はかけた本人にも有効との事で、これはドクター・ストレンジがピーター・パーカーの存在を世界から隠した呪文に極めて似ているようです。ただし、ドクター・ストレンジは術の最中に何度かは例外を設定出来るともしていたため、全く同じ呪文であるかどうかは微妙なところです。

アガサは「シジルは必要がなくなれば消える」とも説明しているため、ピーター・パーカーの場合もスパイダーマンの秘密が再び誰かにバレた時に全て解除されるのか注目です。

吸血鬼

アガサとティーンが戻るとリリアが吸血鬼に噛まれたという話を披露していました。吸血鬼がマーベルの世界に存在している事はドラマ「ロキ」のメビウスが尋問した事があると語っていた時から判明していた他、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」でも少し触れられました。

リリアは感染しなかったようなので、今後ブレイドとクロスオーバーしても狩られる心配はなさそうです。

自由の娘たち

武勇伝の披露を迫られたアガサは肘の傷を見せ、編み棒でグサッと行かれたと説明。この時、「自由の娘たちって知ってる?」と質問しますが、「なにそれ」と笑われるだけで誰も知りませんでした。

「自由の娘たち/ドーターズ・オブ・リバティ」とは、独立戦争を間近に控えた1766年の米国で結成された積極的な政治参加を推進する団体。女性の選挙権が認められていなかった米国において、署名活動や意見の表明といった直接行動を通して政治参加を実現しました。

自由の娘たちは、アメリカ独立戦争直前の大英帝国に対するボイコットの際に自由の息子たちを援助しました。この活動には裁縫業務も含まれ、娘たちはイギリスの織物を買うのではなく、家族のために自分で服を編んでいました。編み棒で刺された話はこれに起因していると考えられます。

一方でマーベル・コミックには同名のヒーローチームが存在しています。

コミックのドーターズ・オブ・リバティは18世紀半ばに結成されたドーターズ・オブ・ライトの後継チームで、アガサ・ハークネスの魔法訓練の元、ドライアドことペギー・カーターを中心に活動を始めました。最初の任務はキャプテン・アメリカ(に撃ち込まれた超人血清)を守ることで、現代ではペギーの姪であるシャロン・カーターを中心に活動しています。

代表的なメンバーはアガサ・ハークネス、ドライアド/ペギー・カーター、ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、インビジブル・ウーマン/スーザン・ストーム(ファンタスティック・フォー)、モッキンバード/ボビー・モース(エージェント・オブ・シールド)、シャロン・カーター、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリュー、シュリ、ホワイトタイガー/エヴァ・アヤラ、ミスティナイト/メルセデス・ナイト、エコー/マヤ・ロペスなどがいます。

過去には実写化の噂もあったチームですが、アガサの今回の発言は以前にこのヒーローチームと戦った事があるとほのめかしているのでしょうか。ペギー・カーターとアガサ・ハークネスのスピンオフを待つ他ありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daughters-of-liberty-rumor/”]

アガサとリオの関係

続いてリオは大昔に愛する人がいたものの、仕事とはいえ不本意なことを強いられ、誰かを傷つけたと語っています。「彼女が私の傷」としつつアガサに目をむける様子から、二人の関係に焦点があい始めます。

そしてこのあとにはアガサがリオにキスを迫るようなシーンも。

オーブリー・プラザさんがキャスティングされたニュースが出た1年前頃には、このキャラがアガサと結婚しているとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-coc-harkness-married-rumor/”]

ティーンはニコラスではない

リオはキスを拒否するように、ティーンがニコラスではないと言います。

今回のエピソードでアガサはティーンをニコラスだと思い始めている素振りを見せていますが、リオはそれを明確に否定しました。

リオは単なる予想としてそう言っているだけなのか、それとも彼女はシジルが効果を発揮しないような存在なのか、今後のエピソードに注目です。


ローナのバラッドのラストで「君の元へ」と歌われている部分は英語では「I’ll see you at the end」(最後にはあなたに会える)となっています。

歌が物語全体の予言として扱われている事を考えると、アリスは道の最後で母親と再会出来るのでしょうか?

歌にある残された試練はあと2つ。しかし、エピソードは5つ残っています。ティーンやアガサにも試練が用意されている可能性や、ウィッチズロードの帰り道、あるいはウェストビューに戻ってからさらに何かが描かれる可能性も。

ティーンとリオ・ヴィダルそして主人公であるアガサ・ハークネス自身の過去についてまだまだ秘密がある状態で、物語は折り返し地点へと差し掛かっています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2024年10月10日10時 より配信予定です。