映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、削除されたオープニングの詳細が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオープニングシークエンスは元々別のバージョンがあったと、海外スクーパーの HeavySpoilers 氏が報じました。削除されたシーンは前作のラストからの繋がりを感じるものだったと説明しています。

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動画の中で氏は(アース616、神聖時間軸の)モルドが魔法の弓矢をもって森の奥でワンダを追い詰める所から始まると語り、「モルドは映画の序章で、ワンダがヴィランである事を示すために使われる予定でした。モルドはワンダに攻撃を仕掛けますが、出会ってものの数秒で首をはねられてしまうんです。これは映画の始まりとして大きな意味を持ち、ワンダがヴィランである事を即座に立証する事になっていました。」と説明しました。

そして、この幻のシーンのあと、実際に公開バージョンで使われていたアメリカチャベスとディフェンダーストレンジのシーンへと変わると付け加えています。

前作「ドクター・ストレンジ」のラストでモルドは「魔術師が多すぎる」とパングボーンの魔力を奪い、魔術師狩りを始める様子が描かれていました。

また、本作の中でもストレンジがモルドに襲われた事を示唆するセリフがありましたが、その活動の一環がオープニングで表示され、そして終わってしまう予定だったようです。

幸いこのシーンが削除された事でモルドは次回作での再登場のチャンスを得ましたが、アース838のマスター・モルドもその後の行方が描かれておらず、ドクター・ストレンジにとってあまり歓迎出来ない展開かもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はソーとジェーンのラブストリーを描くものではない?監督がコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外誌 Empire とのインタビューに応じ、本作で久々の登場となるナタリー・ポートマンさんが演じるジェーン・フォスターについて言及しました。

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ワイティティ監督は本作に登場するジェーンが前2作と同じキャラクターを演じているわけではないと断りつつ、ジェーンを演じるナタリー・ポートマンさんの性格を反映させたかったと語っています。

ナタリーが戻ってきて、科学機器を持って歩き回るようなキャラクターを演じることはないでしょう。ソーが飛び回っている間、彼女は地球に取り残され、足を叩きながら『いつ戻ってくるんだろう』と思っている、それは希望的観測です。彼女にも冒険の一端を担ってほしいということですね。ジェーンというキャラクターには、もう少しの工夫が必要です。ナタリーは実生活でもとても面白いんです。彼女はちょっとおっちょこちょいでユーモアのセンスがあるんだけど、最初の作品ではそれが十分に生かされていなかったと思うんです。

また、監督はファンとの約束が出来ないと、次のように語っています。

映画を観てくれているファンのために、いつもリアルタイムで考えています。ソーとジェーンの登場から8年ぐらい経っていて、彼女は全く別の人生を歩んでいて、そこに最愛の人が再び登場し、自分と同じ格好をしている。ソーもびっくりです。でも、何も約束はできません。ほとんどの人は、クリスとナタリーのラブストーリーを想定していると思うんです。人々がこの映画で起こると思っていることが起こるとは約束できません。

タイトルに「ラブ」が含まれているから主人公のソーとジェーンのラブストリーになるだろう、というのはストレート過ぎる事を監督は示唆しました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」など、秘密性の高い映画に話題が集中していたこの半年から1年でしたが、本作でもあっと驚くような仕掛けが組み込まれているのかもしれません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Natalie Portman Is Reportedly A Lot Funnier In Thor: Love and Thunder

ドラマ「ムーンナイト」より未使用のスタントシーンが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」より、未使用に終わったファイトシーンのスタント映像が公開されました。映像は主演のオスカー・アイザックさんのスタントダブルを務めたジャメル・ブリサットさんのInstagramにて公開されています。

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ブリサットさんは「当初、トイレに登場したムーンナイトは、ジャッカルと本気で戦うはずだったんです。これはスタントのプレヴィズの一つです。」とコメントを添えて投稿。

1話のラストのトイレのシーンでは「見せない」という演出になっていましたが、実際はスタントの練習も行われていたようで、かなりバイオレンスなシーンになっていた事が伺えます。

「ムーンナイト」の公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、脚本家がミステリオのファン理論に同意する

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューの中で、2019年公開の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でのミステリオ/クエンティン・ベックの発言について言及しました。

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本作ではクリスティーン・パーマーの変異体が登場し、各ユニバースを識別するための数字をつけた事が明かされましたが、「ファー・フロム・ホーム」に登場したミステリオもまたMCUのメインとなるユニバースが616であると告げていました。

この事に関して質問されたウォルドロンさんは「論点先取だと思います。クエンティンは何を知っていたのでしょうか?彼は賢い男でした。単なる偶然の一致でしょうか?それは・・・・わかりません・・・・」と述べました。

そしてインタビュアーからミステリオが「マルチバースの夢を見て思いついた」というファン理論を紹介されると、「それだ、そうこなくっちゃ!」と興奮気味に同意しました。

今回のインタビューからはミステリオとクリスティーン・パーマーの発言には関連性が想定されていなかった事が証明されました。ウォルドロンさんはこのファン理論が気に入った様子ですが、今後のMCUの脚本で納得の行く説明が追加される可能性もありますし、このままフェードアウトしていく問題なのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Multiverse of Madness’ Screenwriter Wanted Tom Cruise to Play An Alternate Iron Man

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、イルミナティとしてダニエル・クレイグさんが登場予定だったと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したヒーローチーム、イルミナティのメンバーとしてダニエル・クレイグさん演じるバルダー・ザ・ブレイブが登場予定だった事が 海外メディア Deadline の記者などによって報じられました。

※これより先は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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SNSへの投稿によると、ジョン・クラシンスキーさん演じるミスター・ファンタスティックは急遽撮影され、本来はダニエル・クレイグさん演じるバルダー・ザ・ブレイブが登場する予定だったとの事。

本作の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは、イルミナティのシーンはほとんどバラバラに撮影された事を明かしており、先日紹介したエリザベス・オルセンさんが「ジョン・クラシンスキーさんに会ったことがない」と話したという記事も、嘘ではなく実際に会わずに撮影されたものと見られます。

ダニエル・クレイグさんはイギリスが新型コロナウイルスによるロックダウンの対策をとったことで撮影に参加できず、ジョン・クラシンスキーさんに変更されたと記事は伝えています。

2021年秋ごろにはダニエル・クレイグさんがマーベル・スタジオと交渉中とも報じられましたが、その時はヴィラン役での報道であり、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のカメオへの交渉だったのか、今後別の作品でヴィランとして登場するための交渉なのかは不明です。

クレイグさんはMCUの初期段階でソー役として交渉されていましたが、今回はソーの異母兄弟役も幻に終わる結果となりました。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

英ディズニープラスがドラマ「シーハルク」のリリース日をおもらしか

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」の配信日が明らかになったかもしれません。イギリスのディズニープラス公式ウェブサイトがこれまでとこれからのMCUを特集したページにてシーハルクに関する項目を公開し、即削除しました。

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削除された記事によると、シーハルクの配信は8月17日。

ドラマ「ミズ・マーベル」の最終話から6週間後、映画「ソー:ラブ&サンダー」公開から約5週間後に設定されているようで、「シーハルク」が8月から10月までのディズニープラスを牽引する事になりそうです。

その後は10月末頃にハロウィンスペシャルドラマの配信がディズニープラスで予定されており、11月劇場公開予定の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、クリスマスのスペシャルドラマ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル」のディズニープラス配信へと続いていくと見られています。

2022年1月に公開されたディズニープラスの公式トレーラーによると、アニメ「アイ・アム・グルート」も今年配信予定ですが、具体的なリリース日は明らかになっていません。

なお、イギリス公式が古いリリース日を誤って公開してしまった事も考えられるため、アメリカでの公式発表に注意する事を念頭に置いておく必要があります。

映画「ドクター・ストレンジ2」プレスツアー中にエリザベス・オルセンさんが嘘発見器にかけられていた動画が話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開前に行われたプレスツアーの最中に、本作の秘密を探るためにスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンが嘘発見器に掛けられていた動画が公開され話題になっています。

※これより先は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ツアーの最中に行われていた海外メディア VanityFair とのインタビューの中で、オルセンさんは嘘発見器にかけられた状態で秘密のカメオに対する質問を受けました。(10分39秒~)

本作でミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じていたジョン・クラシンスキーさんの写真を見せられ、「この男は生きている中で最も賢い男だと思いますか?」と質問されたオルセンさんは、「いいえ!(笑)でも、彼のことは知りません。でも、彼が生きている中で最も賢い人だとは思いません。」と回答。

続いて以下のようなやり取りを展開しています。

VF:「あなたは彼を全く知らないのですか?」
E.O:「そういう意味じゃないけど、いいえ、会ったことはありません。」
VF:「同じ映画に出演していました」
E.O:「彼に会ったことはありません」

そして、機械を担当しているスペシャリストが「嘘は言っていない」と判断し、オルセンさんは「彼の妻(エミリー・ブラントさん)には会ったことはあるわ」と付け加えました。

嘘発見器の精度は100%ではありませんし、過去の作品では俳優さんが相手が誰か知らないまま一人芝居をして後から合成するという手法で作られた事もあるため、実際に会わずに撮影された可能性も考えられますが、映画公開前にネタバレを防いでいたのは事実なようです。

エリザベス・オルセンさんから真実を聞き出すことは難しそうですが、「ワンダヴィジョン」のスピンオフドラマ「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」にも出演予定がないとし、ワンダを再演したいとしつつも次の計画がない事を明かしています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドラマ「ムーンナイト」、監督がハルクのカメオについて真相を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」にハルクが登場するのではないかと噂されていた事について、本作のモハメド・ディアブ監督が海外メディア OneTakeNews とのインタビューの中で、その真相について明かしました。

 

噂について質問されたディアブ監督は「それは賢明な質問ですね。その噂を葬り去ることができてうれしいですよ、僕らはブダペストで撮影していたんだけど、ブダペストは最近、映画撮影のハブになっているんです。だから、彼(マーク・ラファロ)は別の映画を撮影していただけなんです。それだけなんです。彼は同じホテルにいました。小さな街ですからね。みんな同じホテルに泊まっているんだけど、みんなが一緒にいるのを見ると、「なんだ」って感じ。そうそう、だからカメオ出演していない人は、そのホテルで映画の撮影をしていたことになるんです。」と別の作品のために同じホテルに滞在していた事を明かしました。

この噂は2021年8月に報じられたもので、ブダペストにあるホテルの前でファンとツーショットの記念撮影に応じる「ムーンナイト」のオスカー・アイザックさんと、ハルクを演じるマーク・ラファロさんの2枚の写真が数時間違いでSNSに投稿された事が原因でした。

これによって多くのファンが「ムーンナイトにハルクが登場するのではないか」と考えましたが、今回の監督インタビューによると、その真相は別の作品(おそらくエマ・ストーンさん主演の映画「Poor Things」)のためにブダペストに滞在していたとの事です。

「ムーンナイト」は他作品とのクロスオーバーが少なく、単独で成立していた作品でしたが、シーズン1の最終回の配信後には、制作陣によってソーシリーズエターナルズとのクロスオーバーが計画されていた事が明かされています。

ハルクとムーンナイトのクロスオーバーは幻に終わりましたが、多重人格の問題を抱えている二人はいずれ出会う機会があるかもしれません。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Mohamed Diab Speaks on the Rumoured Mark Ruffalo Cameo in ‘Moon Knight’ (Exclusive)

サム・ライミ監督、MCU版「スパイダーマン4」の予定はナシ ─ 「撮るとしたらトムではなくトビー」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でメガホンを取ったサム・ライミ監督が海外メディア ロサンゼルスタイムズとのインタビューの中で、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を高く評価しながら、トム・ホランドさんの4作目には関わらないことを明かしました。

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サム・ライミ監督は「私は『ノー・ウェイ・ホーム』が大好きです。観客がスリルを味わえる完璧な作品だと思いました。私が行った映画館の観客は、「オーッ」「アッ」と声を上げていましたし、素晴らしいハートを持っていました。昔の仲間に再会できたのも嬉しかった。私はスパイダーマンが大好きです。そして、その役を演じるトム・ホランドも大好きです。でも、もしスパイダーマンの映画を作るとしたら、トビーとでないと私の首が折れてしまうだろうね。」と語りました。

また、ScreenRant の取材にも応じた監督は、「『スパイダーマン4』を作る予定は今のところありません。 スパイダーマンの新シリーズはとても成功しているから、それが実現するかどうかはわからないし、私もそれを追求していません。」と述べています。

今の所「スパイダーマン4」を作る予定はないとし、やるとしたらトム・ホランドさんではなくトビー・マグワイアさんで撮る必要があると明かした監督。ファンの期待は十分に高まっているようですが、マーベルやソニーがどこに向かおうとしているのか、今後の情報には要注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は配信及びディスクが発売中です。

ソース:‘Doctor Strange in the Multiverse of Madness’ crew on bringing the story to life 、 Sam Raimi Has Disappointing Update On Tobey Maguire Spider-Man 4 Movie

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」脚本家が第3の目について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューにて、本作で描かれたストレンジの第3の目について言及しました。

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ウォルドロンさんは本作がハッピーエンドで良いのか?という疑問を元に、古典的なホラー映画へのオマージュを込めた結末にするよう決めた事を明かしました。

「本作はハッピーエンドのような気がしたんです。『たくさんの悪いことが起こる映画なのに、ここではハッピーエンドになったような気がする。』という感じに。私たちはそれが正しいとは思えませんでした。1作目でモルドがストレンジに警告した「ツケが回ってきた」という言葉をずっと考えていたんです。ウォンが『お前は自分の死体に憑依したんだ』と言いました。ストレンジには何か罰が当たるのでしょうか?ホラー映画で最後にどんでん返しがあるのは、うなずけますね。」

また、別のメディア ScreenRant とのインタビューでは「モルドが1作目で警告したように、ツケが回ってきたのです。彼は自分の死体に憑依するためにダークホールドを使用し、ダークホールドは大きな犠牲を払います。このタグが問いかけているのは、スティーブンはその闇を受け入れているのか、ということなのでしょう。それは彼にとって何を意味するのか?彼はクレアと出会い、暗黒次元に取り憑かれたように、どのような道を歩んでいくのか?」と語りました。

さらに Vanity Fairとのインタビューではドクター・ストレンジが闇を受け入れたらどうなるだろうと問いかけました。

「(結末は)二重の意味で興奮しました。ストレンジがこの闇を少し受け入れたとしたら、どうだろう?このヒーローにとって、それはどのような意味を持つのでしょうか?それ自体、興味深い問いかけです。ここでクレアがこう言った、『あなたがインカージョンを引き起こしたのです。ワンダがやらないことを望んでいたことをやってしまった。一緒に解決しないとね。』そう、これからの冒険をちょっとだけ予告しているような感じだったんです。」

これらの説明によると、あの第3の目はダークホールドを原因とした、ドクター・ストレンジへの罰やツケの象徴として描かれたものであるようです。しかし現状では見た目が気持ち悪いという事以外に、ワンダやシニスター・ストレンジのように精神が蝕まれている様子もなく、あの目自体に千里眼などの有用な能力があるかどうかも不明となっています。さらにワンダやアガサ・ハークネスに目がない事について、あらたな説明にも期待です。

あの目が原因で今度はドクター・ストレンジがヴィラン化していく可能性はあるのでしょうか?

次のストレンジの登場予定は明確にはなっていませんが、あの第3の目は「ドクター・ストレンジ3」などで描かれていく事になりそうです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:‘Multiverse of Madness’ Screenwriter Wanted Tom Cruise to Play An Alternate Iron Man 、 Michael Waldron Interview: Doctor Strange In The Multiverse Of Madness 、 The Illuminati World in Doctor Strange Is Even Darker Than It Seems