マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がSAG-AFTRAストに対する声明を発表

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、世界中で映画やテレビ番組の製作がストップしている中、映画俳優組合(Screen Actors Guild)のストライキに関する声明を 海外メディア The Hollywood Reporter を通じて発表しました。

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共同プレジデントのルイス・デスポジート氏とスタッフへのEメールで声明を共有したファイギ社長は、MCUに関わるすべての人がどれほどの努力をしてきたかを認識しながらも、「入念に練られた計画がずれるのは残念なことだ」と指摘しています。

「しかし、絶え間ない変化はプロダクション・ビジネスの本質であり、我々のチームは予期せぬ挑戦とそれに立ち向かうことを知らないわけではありません。私たちは、この状況を最善にするための皆さんの努力に深く感謝しています。私たちは皆、新しい契約がすぐにまとまり、現在進行中の素晴らしい仕事を再開できることを望んでいます。」

マーベル・スタジオは最近、「デッドプール3」を前倒しで公開とその他映画の遅延を発表したばかりでしたが、今回の新たなストライキの影響でさらなる遅延が予想されています。

5月から続いているWGAストライキでは撮影が済んでいる作品に関して編集作業などが進められていましたが、今回のSAG-AFTRAは規則上、起用、撮影、編集、広告なども出来ないとの事でマーベル・スタジオだけでなく全米の映像産業が停滞する事になるようです。

ソース:‘Deadpool 3,’ ‘Mission: Impossible 8’ and ‘Venom 3’ Halted Amid Actors Strike

全米俳優組合がスト突入─「デッドプール3」、「ヴェノム3」を含む全ての作品の制作が中断へ

先日の記事の中でも軽くお伝えしていましたが、ハリウッドの俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを実施する事が発表された影響が出始めています。海外メディア Variety によると、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」や「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」などを含む、すべての作品の制作がストップされていると言います。

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SAG-AFTRAはこれまで約1か月、映画会社を代表する映画製作者協会(AMPTP)と交渉して来ましたが進展はなく7月13日(水)に契約が失効。交渉委員会から提出されたストライキ勧告を承認することを全会一致で決定しました。

SAG-AFTRAの契約に基づいて行われているテレビ番組や映画の製作は米国内外ですべてストップするとの事で、ストは14日(木)の深夜から、ピケは15日(金)早朝からスタートしています。

SAG-AFTRAがストを決行するのは1980年以来で、現在ハリウッドでは全米脚本家組合(WGA)もスト中。両組合が同時にストに入るのは1960年以来史上2回目となっています。

この中断は撮影部分に限らず、キャスティングから編集、プロモーションまで多岐にわたり、今年公開予定の「ザ・マーベルズ」、「ロキ」シーズン2、「エコー」、「クレイヴン・ザ・ハンター」などはワールドプレミアイベントなどがキャンセルされる可能性が高くなっていると記事は伝えています。

また、Comicbook.com はこのストライクの規則上、「ファンタスティック・フォー」はキャスト発表イベントも行えないとし、夏から秋冬のどこかのイベントでの発表が予想されていたリブートキャストは当面秘密のままになるだろうと言います。

これらはもちろんマーベル作品に限らず、映画、ドラマなどの映像作品すべてに関わる事であり、「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」のトム・クルーズさんの来日イベントなども中止が発表されています。

MCUは綿密な計画によってスケジューリングされ、その劇場公開、配信のロードマップが公開されています。しかし、WGAのストライキも5月からスタートしてまだ終わりが見えていない事を考えると、MCUは今後数ヶ月にわたって全体的に公開スケジュールが遅延する可能性もありそうです。

ソース:‘Deadpool 3’ Stops Production Due to SAG-AFTRA Strike

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」、クラーク・グレッグさんがディズニーCEOのコメントに失意の反応

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」や「アベンジャーズ」、ABCとマーベル・テレビジョンで制作されたマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、ディズニーのボブ・アイガーCEOのコメントに失意の反応をSNS上で示しました。

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ボブ・アイガーCEOがディズニーの現状の問題とこれからについてのインタビューの際、「マーベルは大規模なテレビ事業に携わっていませんでした。」と発言した事は7年、7シーズンに渡って「エージェント・オブ・シールド」に携わってきたクラーク・グレッグさんや他のキャスト、制作クルーに対して心無い言葉となったようです。

コメントでは「人々はいつも何もなかったようにエージェント・オブ・シールドをディスる」「これは厄介」「あまりに無礼」「シーズン5で終わるはずだったのに2シーズン追加させたのはディズニーだろ」とファンの援護射撃が続いています。

マーベル・テレビジョンはABCで「エージェント・オブ・シールド」を、FOXと「レギオン」や「ギフテッド 新世代X-MEN誕生」などのドラマを制作。いずれも人気を獲得し、複数シーズン展開されました。ただし、FOXでのドラマに関しては途中で売買収が絡んだ事で半ば打ち切りになっています。

そのマーベル・テレビジョンは現在マーベル・スタジオの下に置かれており、アイガー氏の発言は事実とは異なっているとも言えます。

皮肉な事に、「エージェント・オブ・シールド」をMCUを舞台とした最初のテレビドラマとしてゴーサインを出したのはボブ・アイガー氏自身で、彼は番組の大ファンであり、放送中にABCが打ち切りにしようとするのを阻止するために何度も介入していました。その結果、MCUとは少しずつ話しがズレ始め、現時点で正史とマルチバースの曖昧な場所に置かれる作品となりました。

アメリカでは春頃から脚本家協会のWGAのストライキが始まり、映像業界として多くの作品の制作が中断されている事が日々報じられていますが、それに加えて俳優組合 SAG-AFTRA が新たにストライキに入った事が報じられています。

次の作品を作る資金とするために会社の収支は当然重要ですが、キャストやクルーへのリスペクトなしに作品づくりが出来ないのもまた事実。責任者にはそのバランスが求められています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」のOP制作会社が「AIが仕事を奪う」説に反論

先日から配信が始まったマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のオープニング映像が、AIを用いて作られた事が発表され話題となっています。そんな中、制作を担当した会社 Method Studios が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、一部批判に対する反論を展開しました。

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「シークレット・インベージョン」のオープニングがAIによって制作されている事が報道された際、「ムーンナイト」などでコンセプトアートを手掛けていたアーティストなどを筆頭に、「AIが我々から仕事を奪っている」と声をあげました。

「ロキ」「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」などの制作に参加した Method Studios はこれに対して「制作プロセスは、AI ツールセットに重点を置き、非常に反復的なものでした。これには、才能のあるアート ディレクター、アニメーター (2D と 3D の両方に精通)、アーティスト、開発者による多大な努力が必要でした。」と反論。

このオープニング映像は素人がAIに作らせてコストカットをすると言ったものではなく、アーティストがツールの一つとしてAIを利用し、新たなアートを生み出したものだと主張しました。

そして「これらの新しいツールの導入によってアーティストの仕事が無くなることはありませんでした。むしろ、彼らは私たちのクリエイティブチームを補完し、支援してくれました。」と述べています。

生成AIに関しては昨今「素人でも美しい絵が描ける」といったような話題が先行しがちですが、その成果物をそのまま配信出来るはずはありません。

テーマが正しく織り込まれているのか、商用に適しているのか、アートとして成立しているのかなど、最終的なジャッジは(今のところ)人間が不可欠で、そこには依然としてプロのアーティストの目が必要であり、どこをどう修正すべきかなど、仕事はなくならないとスタジオは主張しました。

同スタジオは制作プロセスを明かし、アーティストの能力は変わらず必要だとしましたが、一方で素人がAIを悪用し、他人の著作物を真似て金銭に変えるという事態は日本でも少なく有りません。AI利用に関する是非は今後も世界中で議論が続けられる事になります。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1 エピソード1 はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Secret Invasion’ Opening Using AI Cost “No Artists’ Jobs,” Says Studio That Made It (Exclusive)

テノッチ・ウエルタさんが告発を受けて新作映画を降板へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィランのネイモア・ザ・サブマリナーを演じたテノッチ・ウエルタさんが、先日の性的暴行疑惑に関する告発をうけて、主演予定だったNetflixの『Fiesta en la Madriguera(原題)』から降板したと、海外メディア Deadline を通じて声明を発表しました。

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ウエルタさんは「マリア・エレナ・リオスの最近の虚偽発言の影響と、それらが引き起こした損害を考慮して、私は映画『Fiesta en la Madriguera』への参加を取りやめるしかなくなりました。大きな悲しみをもってこのようなことを申し上げますが、彼女の行為によって私自身だけでなく、このプロジェクトに携わった何十人もの才能ある勤勉な人々の仕事も傷つけられることは許されません。今の私の焦点はシンプルです。私の評判を回復するプロセスを続けることです。」と声明の中で述べています。

記事執筆時点でこの告発に対してディズニー及びマーベルはコメントしていません。

サックス奏者のマリア・エレナ・リオスさんからの告発を受けたウエルタさんは、先日、反論の声明を発表。その中では「数ヶ月の交際終わった後、彼女は二人の関係を偽るようになった」と述べ、リオスさんの主張を「虚偽であり、まったく根拠のないもの」と反論しています。

ソース:‘Black Panther 2’ Star Tenoch Huerta Exits Netflix Film ‘Fiesta En La Madriguera’ Following Sexual Assault Allegations

ロバート・ダウニーJr.さん、トム・クルーズさんとの初共演は「アイアンマン4」で?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」などで主演を務めたロバート・ダウニーJr.さんがHBOの「Downey’s Dream Cars」のプレミアイベントに出席しました。そのレッドカーペット上で行われたインタビュー映像で、「アイアンマン4」に関する質問を受ける一幕がありました。

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extratv によるインタビュー動画が公開されており、動画の終わり(3分あたり)頃、インタビュアーと次の用なやり取りが行われています。

ETV:「もう一つ質問させてください。『トロピック・サンダー』について。トム・クルーズが続編を作りたいと言っているんだけど、やってくれますか?」

RDJ:「ええと、私が言えるのはこれだけです。トム・クルーズと私はまだ一緒にプロジェクトを行ったことはありません。だから回答としてある種「はい」です、何の作品にするかはその後です。」

ETV:「『アイアンマン 4』で共演はどうですか?」

この質問に対してロバート・ダウニーJr.さんは驚いて「彼はそれをやりたいの!?」を目を見開き、インタビュアーが「そこでぜひ見たいです」と畳み掛けると「オーケー」と答えたあと、「トム、真に受けないでよ!」と冗談交じりに去っていきました。

トム・クルーズさんがアイアンマンを演じる予定だったという話は古くからありますが、2023年初頭のポッドキャスト「Phase Zero」に出演したクルーズさんはその噂について言及。そこで「(役獲得まで)近くありませんでした」と述べ、「ロバート・ダウニーJr.が大好きだし、あの役は他の誰も想像できません。彼(ロバート)にとっては完璧だと思います。」とコメントしていました。

「アイアンマン4」が実現する可能性は現状低いようですが、マルチバースを利用してアイアンマンの変異体が登場することは十分あり、無限のマルチバースの中でそれを避け続けることは逆に不自然とも言えます。

アイアンマン/トニー・スタークはMCUの本筋から退場していますが、今後は映画「アーマーウォーズ」とドラマ「アイアンハート」にてそのレガシーが語られる予定。その中でトニー・スタークがどう描かれていくのか注目となっています。

映画「アイアンマン」シリーズはディズニープラスで配信中です。

シュワちゃんがMCU出演に興味を示す

日本ではシュワちゃんの愛称でお馴染みのアーノルド・シュワルツェネッガーさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品への出演意欲を持っていると、海外メディア Mens Health が報じました。

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Netflixの新作ドラマ「FUBAR」のプロモーションインタビューの中でマーベル作品への出演の可能性について質問されたシュワルツェネッガーさんは、「役が合えばね」と短く回答し、前向きな姿勢を見せたと記事は伝えています。

シュワルツェネッガーさんは過去に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」への出演の噂が報じられた事もありましたが、残念ながら実現することはありませんでした。

そして「Vol.3」が公開された際には、主演であり義理の息子であるクリス・プラットさんを称賛するコメントをSNSに投稿していました。

シュワルツェネッガーさんは「英雄コナン」の実写映画「コナン・ザ・バーバリアン」(1982年:ディズニープラスで視聴)2作品で主演を務めており、同作はマーベルにてコミック化もされるなどしており、すでにマーベルヒーローを演じているとも言える状況です。

©MARVEL

先日のインタビューでは「ターミネーター」シリーズからの引退を表明していたシュワルツェネッガーさんですが、役者はまだまだ続けるとの事で、実際にMCUに登場する日が来るかもしれません。

ソース:Arnold Schwarzenegger’s Secret to Lasting Influence

「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」に出演のイスマエル・クルス・コルドバさん、マーベルと話し合いをしていると明かす

ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」でシルヴァン・エルフの戦士アロンディル役を演じるイスマエル・クルス・コルドバさんが、海外メディア Variety とのインタビューでマーベル・スタジオと何らかの役割について話し合いをしている事を明らかにしました。

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コルドバさんはマーベル・スタジオのキャスティング・ディレクターと 「非常に良い関係」にあると語り、スタジオがすでにさまざまなプロジェクトについて彼に連絡を取っているとインタビューの中で述べています。

さらに興味深いことに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のアダム・ウォーロック役の候補だった事も明かしつつ、「本当はやってみたかったけど、でも、ウィル・ポールターが演じている姿はとても素敵だったので、怒ってはいませんよ。あのストーリー全体が好きですし、あれは難しかったと思います。」とかなり以前から話し合いをしている事を認めました。

2022年の9月、コルドバさんは演じてみたいキャラクターとして、ホワイトタイガー/ヘクター・アヤラを取り上げており、「あれも素晴らしいキャラクターのひとつだと思います」と指摘しています。「私は、最悪のデッキを配られたありえないヒーローのようなキャラクターが大好きです。そして、それが私たちの物語の多くであることがわかりました。人生はこの小さな救いの旅だけではありません。私たちの中で何人がいじめられましたか?私たちの中で何人が貧乏でしたか?私たちの中で何人が捨てられたでしょうか?私たちのアイデンティティのうち、どれだけがあなたにはなりえないものだったことでしょう。私たちの多くは悪いデッキのカードを持っていました。」

ホワイトタイガーはヘクターの姪っ子アンジェラのバージョンがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で紹介されるという噂も過去に報じられています。

現在、彼が何のキャラクターについて話し合いをしているのかは明かされませんでしたが、この手の話を公言するようになったと言うことは、公式発表のタイミングが近づいているのかもしれません。

ソース:‘Rings of Power’ Star Ismael Cruz Cordova Says Amazon Hired an On-Set Therapist to Deal With Racist Backlash

ジェレミー・レナーさんが除雪車事故後、初のジョギング姿を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で主人公クリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、新たなリハビリ映像を公開しました。元旦に起きた除雪車との事故から約半年、その回復の度合には目を見張るものがあるようです。

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レナーさんは「初の試み。ブースト・トレッドミルの重量補助ジョギング。最も難しいステップは最初の1歩」 とコメントを添えて、その様子をおさめた動画を投稿しました。

ジェレミー・レナーさんは元日に除雪車との大事故にあい、入院、そして大きな手術が行われた事がすぐに報じられていました。事故後の家族の声明によると、レナーさんは胸部鈍的外傷と整形外科的損傷を負っており、30以上の骨折を確認。リノのダウンタウンから25分のマウント・ローズ・ハイウェイの自宅近くで事故に起因する手術を受けて集中治療室に入院していたとの事でした。

当初は再起不能の可能性さえ囁かれていましたが、1月下旬にはベッド上で軽い運動療法を行う様子も公開し、以降もたびたびSNSを使ってリハビリの進捗をファンに報告していました。

クリント・バートン再登場となる次の作品は明かされていませんが、劇中のホークアイよりも優れたタフネスを発揮しながら再演に向けての準備を着々と進めているようです。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

エコー役アラクア・コックスさんが妊娠を発表

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でデビューし、スピンオフドラマが制作中のエコー/マヤ・ロペスを演じるアラクア・コックスさんが、自身のinstagramにて妊娠した事を発表しました。

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コックスさんは「母の日の最高の贈り物、あなたに会えるのが待ちきれない」とコメントを添えて夫婦の写真を投稿。男の子を出産予定である事を明らかにしました。

アラクア・コックスさんは主演を務める「エコー」の撮影が終了した事を2022年8月に報告、以降、大きな再撮影の報告などもなく、編集作業自体は順調である事が予想。そのため、今回の妊娠についても制作に関して大きな影響はないと見られます。

マーベル・スタジオの家族計画応援ポリシーに関して、MCUでスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんは以前に次のようなエピソードを明かしています。

「ワンダヴィジョン」の撮影と並行して「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオファーがあった時、「子供が欲しいと思った時、いつ子作りの計画をすればいいんでしょう?」と(ケヴィン・ファイギ社長に)聞いてみたんです。

すると「ゾーイやスカーレットにも同じ事を言ったけど、君の好きな人生を生きれば良い。僕たちがそれに合わせるから」と言われました。

ガモーラを演じたゾーイ・サルダナさんやナターシャ・ロマノフを演じたスカーレット・ヨハンソンさんも過去に同様の悩みを持っていたようですが、スタジオが万全のバックアップをする事で私生活を自由に過ごしてもらえるようなポリシーを掲げている事が明かされました。

2022年の夏には「ザ・マーベルズ」のヴィランを演じるゾウイ・アシュトンさんとトム・ヒドルストンさんが二人の間に子供を授かった事を報告し、多くの俳優がこの恩恵を受けている事が判明しています。

「エコー」は当初、2023年の夏の配信が発表されていましたが、その後延期の公式発表はないまま公式サイトの配信日は夏から「Coming soon」へと曖昧な状態に変更。この記事の執筆時点では11月や年何の配信になるだろうと噂されています。

ドラマ「エコー」は 2023年、ディズニープラスで配信予定です。