ドラマ「ワンダビジョン」、ドラマ「ロキ」も制作中断 ─ 広がるコロナウイルスの影響

先日、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影が中断され、撮影ユニットがプラハからアトランタに戻されたところですが、続いて「ワンダヴィジョン」と「ロキ」も中断することを米メディアのvarietyが報じました。

記事によると、完全な停止ではなくリモート等で出来る作業は続行するとのこと。

しかしこれでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマのうち、ティザーとてして動画が公開された3本全てが中断状態となってしまいました。

先日行われたディズニーの株主総会においても、「ロキ」の配信がはやくなるというニュースがあった矢先の事態。今後のMCUのスケジュールにも、何かしらの影響が出てくる可能性は否定できないですね。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年の夏

ドラマ「ワンダヴィジョン」は2020年の冬

ドラマ「ロキ」は2021年の明けに、ディズニー+にて配信開始の予定です。

ソース:Marvel’s Disney Plus Shows Pause Production Due to Coronavirus

ドラマ「ワンダビジョン」の撮影が終了 ─ インスタにてラップパーティーの様子が公開

動画配信サービス「ディズニー+」で配信予定になっているドラマ「ワンダヴィジョン」の撮影が終了し、アトランタのスカイラインパークで行われたラップパーティーの写真が、プロデューサーのテイラー・グラボフスキーさんのインスタグラムにて公開されました。

ドラマでは、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセンさん)とヴィジョン(ポール・ベタニーさん)を主人公に、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)後の世界の物語が描かれます。

MCUで初となるシットコムを取り入れた作品と発表されており、郊外で理想的な生活を送っていたワンダ・マキシモフとヴィジョンが、「あらゆるものが見かけ通りではないのではないかと疑い始めていく」ストーリー。
ワンダが「スカーレット・ウィッチ」としての変化を遂げることになる本作は「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」(2021年全米公開)に繋がり、その影響はMCU全体に及ぶことになるとの事です。

本作には「マイティ・ソー」シリーズからダーシー・ルイス(カット・デニングスさん)、「アントマン&ワスプ」(2018年)に登場したFBI捜査官ジミー・ウー(ランドール・パークさん)も登場し、2020年12月に全米配信予定となっています。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダビジョン」「ロキ」のあらすじが公開

ディズニーより

ディズニー+(プラス)で配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」についてのあらすじがウォルト・ディズニー/マーベル・スタジオより公開されました。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)を経て、サム・ウィルソン(ファルコン)とバッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)がチームを組み、世界規模の冒険に繰り出します。それは彼らの能力を、そして彼らの忍耐力を試すものでした。

「ワンダヴィジョン」では、昔ながらのシットコムのスタイルがマーベル・シネマティック・ユニバースに溶け合います。ワンダ・マキシモフとヴィジョン、スーパーパワーを持つ2人は、郊外で理想的な生活を送っています。しかし2人は、あらゆるものが見かけ通りではないのではないかと疑い始めていき・・・。

「ロキ」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)のシーンから繋がる新しいシリーズで、ヴィランのロキが悪戯の神としての役割を再開します。ケイト・ヘロンが監督し、マイケル・ウォルドロンがヘッドライターで、2021年にディズニー+でデビューします。

とのこと。

ドラマ 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年8月より、「ワンダヴィジョン」が12月より配信開始予定、「ロキ」は2021年春予定となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-drama-newspot/”]

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」の映像が公開 

ディズニー+で配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」「ロキ」の映像が初公開されました。

その他情報

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年秋、「ワンダヴィジョン」が2020年内、「ロキ」が2021年春より配信予定となっています。(日本国内未定)

邦訳コミック「ヴィジョン」が本日1月31日発売 - MCUドラマ「ワンダビジョン」の原案本

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作ドラマ「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」の原案となっているマーベル・コミック作品、『ヴィジョン』の邦訳版第1巻が2020年1月31日(金)にヴィレッジブックスより発売されました。第2巻は2月28日(金)に発売される予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)後の世界を舞台に描かれるドラマ「ワンダヴィジョン」。
「幸せな生活を送っていたはずのワンダとヴィジョンが、次第に違和感に気づいていく」お話。シットコムとマーベルヒーロー映画の融合する、異色作になります。

原案コミックは

その原案コミック『ヴィジョン』は、 ファミリードラマ×サイコホラー×スーパーヒーローというかつてない作風で多くの読者を獲得し 、アメリカでその年に最も面白かったコミックに与えられるアイズナー賞を2017年に受賞。21世紀のマーベル最高傑作とも称されています。

元CIAという異色の経歴で、バットマンやスーパーマンなども手掛ける大人気のコミックライター トム・キングによる作品です。

書籍概要

書籍名 ヴィジョン
販売ヴィレッジブックス(https://villagebooks.net
ライター トム・キング 
アーティスト ガブリエル・ヘルナンデス・ウォルタ
翻訳 石川裕人、今井亮一
価格 各2,300円(税別)
発売日 1巻:2020年1月31日(金)/2巻:2020年2月28日(金)
サイズ B5変形

ポール・ベタニー氏「ワンダヴィジョンはこれまでのMCUと全く異なる」

2020年のサンダンス映画祭で、ポール・ベタニー さんは、彼の新しい映画「アンクル・フランクのインタビューの中で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマ「ワンダヴィジョン」についても少しオープンにしてくれました。

ケビン・ファイギと彼の勇気に感心します。彼がこのドラマで下した決定は、とても率直で、本当に危険で、本当に新しく、マーベル・スタジオがこれまでにした事とは異なります。

ワンダヴィジョンはMCUとシットコム(※)を融合させたスタイルで始まることが、過去の発表から判明しています。

ワンダのスカーレット・ウィッチの能力が暴走し、別の現実空間が生まれてしまう、ような内容になるのでしょうか?

「ワンダヴィジョン」から映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」につながるとも示唆されていますので、シンプルに考えるとワンダが作ってしまったマルチバース(馴染み深い日本語でいうとパラレルワールド)から新たな敵がやって来そうですね。

ドラマ「ワンダヴィジョン(原題) / WandaVision」は動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」で配信予定。
2021年春から2020年に繰り上がりましたが、順番はドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の後ですので、2020年後半と見られます。
日本でのサービス開始時期は不明です。

※シットコム
シチュエーション・コメディの略で、登場人物とメインとなる舞台は基本的に固定された作品。
代表的なアメリカンシットコムだと日本でも放送された「フルハウス」など。
Amazonプライムビデオで視聴出来る「ビッグバンセオリー」はアメリカのギーク(オタク)たちのシットコムドラマ。マーベルネタも出てくるし、スタン・リー氏が出演したこともありおすすめです。

ソース元:collider.com