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あなたが気づかなかったかもしれない「ワンダヴィジョン」トレーラーの10のポイント

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先日公開されたディズニープラス独占配信のドラマ「ワンダヴィジョン」のトレーラーは公開から24時間で5300万回再生に達し、ドラマのトレーラーとしては最高記録だと海外メディアのDeadlineが報じました。

80秒ほどの短いトレーラーですが、ファーストトレーラーということもあり、これまでに明かされていなかった情報がたくさん詰まった動画となっています。そしてチェックしておくべきかもしれないポイントもいくつかありましたので、この記事でご紹介していこうと思います。

1,車のナンバープレート

トレーラーが始まってマーベル・スタジオのロゴが入った後、車の走行シーンが流れます。

この車のナンバープレートは「0102」となっており、これはコンピューターコードで異常終了を意味する数字。この結婚生活、あるいはドラマのラストを暗示させるような、嫌な予感のするナンバープレートです。

2,新聞記事

ヴィジョンが手に持つ新聞ウェストビューヘラルドの一面にはジューンと言う名の子供が生まれたと書かれています。

コミックにおけるジューンとはおそらくジューン・コヴィントン。またの名をトキシー・ドキシーというヴィランは、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンが結成したダークアベンジャーズにスカーレット・ウィッチとして参加していた天才科学者のサイコパスです。

3,ワインのラベル

ワンダが魔法でワインを注ぐシーンのボトルラベル。そこには Maison Du Mepris と記されています。

英語にすると House of Contempt. 日本語だと「侮辱の館」と言ったところ。これもまたいい感じがしないシーンです。またワイン口にはMのラベルが貼ってあり、このボトルは「ハウス・オブ・M」を暗示しているのかもしれません。

コミックでの「ハウス・オブ・M」はワンダの現実改変能力が暴走し、世界中で様々な問題が発生しました。プロフェッサーXがテレパシーで眠らせて抑えてはいましたが解決には至らず、アベンジャーズとX-MENはワンダを殺すことで解決しようと協議するも意見は対立。結局意見がまとまらないままワンダの住む家に向かいましたが、ピエトロは姉が殺されると思い、父親のマグニートーに何とかしてくれと頼みます。しかしアベンジャーズたちが到着すると、世界は白い光に包まれてしまいます。目を覚ますとアベンジャーズやX-MENたちはヒーローであったことさえも忘れ、ミュータントの王マグニートーが人類を支配する世界へと一変していました。その後ただ一人記憶を取り戻したウルヴァリンが、他のヒーローを目覚めさせて行きます。

ドラマと「ハウス・オブ・M」は何か繋がりがあるのでしょうか。

4,双子の赤ちゃん

ワンダとヴィジョンが赤ちゃんを抱いています。

コミックでも二人の間には双子がもうけられました。ヴィジョンがアンドロイドであるにも関わらず、ワンダの現実改変能力により子供が生まれたのです。

子供はそれぞれウィッカンとスピードと名付けられました。ウィッカンは母親と同じ現実改変能力を、スピードはワンダの弟ピエトロと同じ高速移動能力を身につけています。成長した二人はヤングアベンジャーズに加入し、ヒーロー活動をしています。

5,ハロウィーン

ワンダとヴィジョンがコスプレをしています。季節はハロウィーン、街の人たちもコスプレを楽しんでいるようです。

コミックを忠実に再現したコスプレを披露するワンダとヴィジョン。

楽しげなワンダにくらべ、ヴィジョンの浮かない表情は何を意味するのでしょうか。

6,ハロウィーン パート2

ヴィジョンが夜空に飛んでいくシーンでは、数名の街の住人が写っています。

トレーラーのこのシーンだけではわからないですが、他のマーベルキャラクターのコスプレをする住人がいるかもしれません。配信が始まったらよくチェックしたいシーンのひとつです。

7,アグネス

アグネスが魔女アガサであるかもしれない事は先日の記事でも取り上げました。

敵か味方かはまだ不明ですが、このシーンでアグネスが正気を取り戻したのはヴィジョンの持つマインドストーンの力なのでしょうか。ヴィジョンの指からは黄色いオーラが見えます。

8,吹き飛ばされる人物

ものすごい勢いで吹き飛ぶ人物のシーンが入ります。赤いオーラはワンダの力で飛ばされているのでしょうか。敵とみなされたのかもしれません。

昼間の草原を飛んでいたかと思うと見えない壁のようなものを突き破り、夜のシーンへと変わります。右下に見える看板には「WE」の文字が見えますが、これは新聞と同じくウェストビューという街の名前を記した看板なのでしょうか。だとすると街全体がワンダの幻覚というわけではなく、(MCUにおける)実在の街ひとつをワンダが支配してしまっているのかもしれません。

9,S.W.O.R.D.?

中央の人物が何かに歩み寄っていますが、その後ろでは多くの人間が銃を構えています。警察車両ではないとこは判ります。

リーク情報などによりおそらくはS.W.O.R.D.のエージェント達だと考えられますが、残念ながらロゴは確認出来ません。MCUにおいてS.H.I.E.L.D.は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で崩壊し、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で再結成かと思われましたが、それ以降は登場しませんでした。「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で登場した組織がS.W.O.R.D.だという可能性は高いですが、公式情報ではありません。ちなみにコミックのS.W.O.R.D.の長官はフューリーではなくアビゲイル・ブランドという女性です。

10,モニカ・ランボー

映画「キャプテン・マーベル」に登場したモニカ・ランボーが登場することが判明しています。

成長したモニカはS.W.O.R.D.のエージェントとして登場するようです。ワンダを助けに入って弾き飛ばされたか、あるいはハウス・オブ・Mのように殺しに向かったのか。いずれにせよ現実に戻りたくないワンダにとっては敵なのかもしれません。


以上、10個のポイントをお届けしました。これらは単なるイースターエッグかもしれませんし、重要な伏線かもしれません。ドラマの配信が始まったら確認してみてください。

9番目のポイントのシーンで、後ろにモニカとダーシーが映っているという説もあります。遠くの位置で焦点があたっておらず、言われれば見えるけどなんとも言えないような感じではあります。

画像はthe Directより

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ディズニープラス独占配信ドラマ「ワンダヴィジョン」は 2020年末 日米同時配信予定です。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。