ドラマ「ロキ」にもあの組織が?海外ファンが発見し話題に

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」にA.I.M.(アドバンスド・アイデア・メカニクス)が再登場しているとして海外ファンの間で話題となっています。海外ファンが先週配信された1話の中のとある画像を取り上げ、Reddit にて指摘しました。

投稿によると1話終盤でヴァリアント・ロキを追っていたハンター達は1858年のオクラホマにて謎の道具を発見します。これを分析したハンターのディスプレイに映された文字がA.I.M.を示しているというものです。

©2021 MARVEL,Disney

投稿によると日付の部分は不鮮明で分かりづらいとしながらも、以下の内容が表示されていると伝えています。

Origin Date : 02/27/2040

Artifact : Quantum Ore Shovel

Manufacturer : ADVANCED IDEA MECHANICS

クアンタム・オレ・シャベルとは量子鉱石シャベルという意味だと思いますが、具体的にどういう道具なのかは不明です。「ロキ」の中で今後語られなければ映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で登場するかもしれません。

そして製造者の部分はA.I.M.であることが分かります。

MCUでA.I.M.は「アイアンマン3」で登場し、以降は特に絡んでくることはありませんでした。しかし、映画「ブラックウィドウ」のトレーラーの中に登場した事を皮切りに、「ワンダヴィジョン」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での再登場も噂されていましたが、結局両ドラマには登場しませんでした。

「ロキ」でA.I.M.が直接何か干渉してくるかどうかは不明ですが、本作のヴィランがA.I.M.の道具を利用して何かをしている事は明らかなようです。

以降のエピソードで重要なアイテムとなってくるのでしょうか?

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ドラマ「ロキ」、脚本家が「エージェント・オブ・シールド」について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の脚本を務めるマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Fandom とのインタビューの中で、フィル・コールソンの復活について質問され、回答しました。

「ロキ」の第1話で少しだけ再登場したS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンの復活について尋ねられたウォルドロンさんは以下のように述べました。

それ(エージェント・オブ・シールド)はマルチバースの中の1本の線かもしれませんね。ただ、コールソンの話が少し出ただけでそのような疑問が生じると言うのは、とてもエキサイティングな事だと思います。

MCU作品として始まった「エージェント・オブ・シールド」や「デアデビル」などのNetflixドラマでしたが、ディズニーの事業再編が行われて以降、これらの作品はグレーゾーンに置かれていました。

マーベル・スタジオの公式見解は未だ示されていませんが、ウォルドロンさんの認識ではこれらの作品はマルチバースのひとつとの事。マルチバースの描写はまだまだ始まったばかりで謎だらけでもありますが、今後MCUのセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)と交差する可能性は残されているのかもしれません。

「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんは「エピソード4と5でMCUは予想していなかった領域へと拡大していきます。観客がそれを見るのが本当に楽しみです。」 the Direct とのインタビューでコメントしていました。

ウォルドロンさんは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本も担当しており、そのドクター・ストレンジが登場する映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でもマルチバースについて描かれると見られています。

「ロキ」を皮切りに約1年でMCUはどのような展開を迎えるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン ディズニープラスで配信中。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Loki Writer Addresses Phil Coulson’s Agents of SHIELD Resurrection

ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの多面性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、マーベル・エンターテイメントとのインタビューで様々なバージョンのロキを演じることについての思いを明かしました。

ヒドルストンさんはインタビューで以下のように述べています。

“人間には多面性がある “ということわざがあります。私は、このキャラクターには非常に多くの多面的な側面があり、それが彼の中で協調したり、対立したりしていることに気づきました。それが彼を演じる上での楽しみのひとつなのです。

ロキはMCUの中でも複雑な思考や感情を持ち合わせているキャラクターで、そのどっちつかずの人間味のある性格が特徴になっています。この多面的な側面を、他のロキのバリエーションに変えていくことについて、ヒドルストンさんは「その内部の多面性が永遠に続くことは、スリリングなことでした。」とコメントしました。

本作にはヒドルストンさんではないロキが登場するとも噂されており、全6エピソードの今作ではこれまでのMCUになかった新たな側面が描かれていく事が期待されています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ドラマ「ロキ」より、ミス・ミニッツのキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」に登場するTVA(Time Variance Authority)のマスコット、ミス・ミニッツのキャラクターポスターが公開されました。先日公開されたロキ、メビウス、レンスレイヤー、ハンターB-15に続く5人目のキャラクターポスターとなり、今後の重要性を伺わせています。

©2021 MARVEL,Disney

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

トム・ヒドルストンさん、映画「ソー:ラブ&サンダー」でマット・デイモンさんのロキ再登場について心境を明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の主演を務めるトム・ヒドルストンさんが、ジミー・キンメル・ライブ!に登場し、映画「ソー:ラブ&サンダー」の劇中劇でマット・デイモンさん演じるロキが再登場する事について心境を明かしました。

キンメルさんは宿敵マット・デイモンの再登場について「彼があなたの役を演じると知った時、がっかりした?」と質問すると、ヒドルストンさんは少し困りながら「御存知の通りロキは多くの人を巻き込んでいて、あのスーツを着ていても、どういうわけかマット・デイモンをも巻き込んでいます。マットが自分のキャラクターから僕を遠ざけようとしているようなものです。」と答えました。

キンメルさんは間髪いれずに「そう、彼はいつも自分のものではないものを奪い、歓迎されない場所に入り込もうとしている!」と続けました。さらにヒドルストンさんは「僕が言えることは、次にジェイソン・ボーンの映画があるとき、もしかしたら別の現実では、角を曲がったところに別のジェイソン・ボーンがいるかもしれないということ。」と付け加え、スタジオの笑いを誘いました。

デイモンさんの舞台役者ロキは再登場することが明かされていますが、ヒドルストンさんは自身が「ラブ&サンダー」に再登場するという噂を先日否定しました。

ロキはディズニープラスで配信中のドラマで大きくフォーカスされており、ヒドルストンさんのほかに、メビウス・M・メビウス役のオーウェン・ウィルソンさん、レンスレイヤー役のググ・バサ=ローさんや、公式に役が明かされていないソフィア・ディ・マルティーノさん、リチャード・E・グラントさんの出演が決まっています。

また、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「ロキとメビウスはマーベルで最も人気のあるコンビのひとつになるだろう」と予告しています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Tom Hiddleston Opens Up About Matt Damon Playing Loki in Thor: Ragnarok

ドラマ「ロキ」、1話のイースターエッグをピックアップ

2021年6月9日配信のドラマ「ロキ」エピソード1「大いなる目的」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

2012年 ニューヨーク

冒頭は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンから始まります。映画に使った映像、未使用だった映像、そして撮影しなおした映像を組み合わせている事がケイト・ヘロン監督によって明かされています。

この時、ロキは既にアベンジャーズがタイムトラベルしている事に気づいていたようです。

砂漠

4次元キューブを使って逃げたロキはゴビ砂漠へと不時着します。「アイアンマン」でトニー・スタークが洞窟から脱出した際も同様に砂漠へと不時着するシーンがありました。

©2021 MARVEL,Disney

変異体

砂漠で原住民相手に演説しているロキの前にTVAのハンターたちが姿を表します。

©2021 MARVEL,Disney

ハンターたちはロキの事をヴァリアント(変異体)と呼びます。Variantは「異なる」といった意味の英単語で、ヴァリアント・ロキとは本来のロキとは異なるロキとの意味合いになります。

セイクリッド・タイムライン

ロキはセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)への抵抗罪で逮捕を言い渡されます。

©2021 MARVEL,Disney

この時首に装置をつけられますが、兄であるソーも「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でヴァルキリーに同じように首に装置をつけられました。

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ヴァリアント・スクラル

TVAに連行されたロキですが、受付のような場所にはトレーラーでも確認されていたスクラルが登場しています。

©2021 MARVEL,Disney

©2019 MARVEL,Disney

映画「キャプテン・マーベル」でマー・ベルのラボに隠れていたスクラル人たちの中にそっくりな服装の人物がいますが、今の所同一人物かどうかは不明です。

囚人服

小部屋に押し込まれたロキは衣服を焼き払われてしまいます。この時のロボットは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でスタン・リー扮する散髪屋が装着していたメカに似ており、兄ソーが問答無用で散髪されたように、弟ロキも強制的に着替えさせられる事になりました。

猫かフラーケンか

裸で落下したと思うと囚人服を来ていたロキ。目の前には役人と猫、らしき生物。

©2021 MARVEL,Disney

「キャプテン・マーベル」に登場していたグースのようなフラーケンの可能性も考えられますが、今の所はハッキリしていません。ただしこのお役人さんは相当この生物が好きなようで、マグカップにもプリントされています。

自覚がないロボット

次に落とされた先の部屋ではロボットかどうか確認されます。

©2021 MARVEL,Disney

自覚のないロボットといえば「エージェント・オブ・シールド」に登場したLMDがあげられます。LMDのコールソンもメイも自覚はありませんでしたが、魂は存在していたように思えて仕方ありません。

ひとまずこのロキはLMDではなかったようで、ゲートを通過しても溶ける事はありませんでした。

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ミス・ミニッツ

TVAのマスコットキャラクター「ミス・ミニッツ」による説明のアニメが始まります。

©2021 MARVEL,Disney

ミス・ミニッツの声はタラ・ストロングさんで、X-MENやスパイダーマンのアニメで様々なキャラクターの声を担当されているマーベル御用達の人物のよう。日本の吹替はそういうわけにもいかず、松浦裕美子さんが担当されています。「アイアンマン3」で眠い女という名前のない役で出演されている模様です。

マルチバースとシークレット・ウォーズ

ミス・ミニッツによると、マルチバースが干渉して大戦争「multiversal war」が起きたとの事。

©2021 MARVEL,Disney

マーベル・コミックス初の大型クロスオーバーイベント「シークレット・ウォーズ」(1984年)をなぞっているようで、シークレット・ウォーズもマルチバース間の戦争を描いたコミックでした。

「シークレット・ウォーズ」は「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」のルッソ兄弟監督がいつか作りたいと明かしている作品であり、実写化の際はエンドゲームよりも多くのヒーローとヴィランの登場が期待されています。

なお、コミックでは2度めのシークレット・ウォーズも発生しており、MCUでも再び起きる可能性はありそうです。

タイムキーパー

TVAの創設者として3人のタイムキーパーの存在が紹介されます。

©2021 MARVEL,Disney

タイムキーパーたちがマルチバース・ウォーをおさめ平和をもたらしたそうです。そしてマルチバースをひとつにまとめあげたのがセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)。

コミックのタイムキーパーはTVAの創設者ではなく、TVAに作り出された存在でした。

また、コミックのセイクリッド・タイムラインの守護者はマダム・サンクティティ/ターニャ・トラスクという女性ミュータントであり、このあたりはわりとアレンジされているようです。

分岐イベントネクサス

ミス・ミニッツはヴァリアントが道を外れた時に分岐イベント(Nexus Event)が発生すると説明します。Nexus自体はつながるという意味の英単語ですが、分岐した結果異なる未来につながるという意味あいでしょうか。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではこのネクサスイベントを単独で起こしうる存在を「ネクサス・ビーイング」と呼び、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフもネクサス・ビーイングに分類され、TVAによって監視されています。

「ワンダヴィジョン」でもCMに抗うつ薬のネクサスが登場し、ワンダがネクサス・ビーイングであることを示唆していました。

©2021 MARVEL,Disney

さらにミス・ミニッツは英語版で「which left unchecked could branch off into madness, leading to another multiversal war」(これを放置するとマッドネスに枝分かれして、再びマルチバース・ウォーになる可能性がある)と説明しています。

これは明らかに「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」を示唆しているようにも思えます。

ちなみに「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」と「ロキ」の脚本はマイケル・ウォルドロンさんが担当しています。

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バケツ頭

ロキの前を進んでいた誰かのヴァリアントはTVAのスタッフに対して「バケツ頭(bucket head)」と罵倒します。

©2021 MARVEL,Disney

コミックでbucket headといえばザンダー星出身のヒーロー、ノヴァの事を指しますがこのスタッフとの関連性は特に見当たりません。

なお、奥の部屋のポスターに見える「ゼロ・トレランス」とは品質管理における理念のひとつで、わずかな不具合も見逃さず、不良品を徹底的に排除することを言います。

この後、この彼は排除されてしまいました。

1549年 フランスのプロバンス

TVAのハンターたちが1549年のフランスで殺害されました。あらたにやってきたTVAのハンターたちが現場検証をしています。その現場でひとりの少年と出会い、話を聞くことになります。

このシーンはトレーラーにも登場しており、後ろのステンドグラスに悪魔が描かれている事から、今度こそメフィストが登場するのではないかと噂されていました。しかし、本作にもメフィストが登場しない事をケイト・ヘロン監督が明かしています

©2021 MARVEL,Disney

「誰がやったのか知っている?」と聞かれた少年はステンドグラスを指差します。

監督によるとこのステンドグラスはロキを表しているとの事で、つまり犯人はロキであるとの事がこの段階で示唆されています。

ドッカーンガム

少年の歯が青い事に気づいて尋ねると、少年は無言でドッカーンガム(kablooie gum)を差し出しました。メビウスはこれを「悪魔からの贈り物か」とつぶやきます。

©2021 MARVEL,Disney

いわゆるチューイングガムが販売されるようになったのは1800年代の事で、この時代には存在しないものです。

ステンドグラス=悪魔=ロキの図式が成り立っている事を考えると、ガムの色から察するに少年が見たロキは青いロキなのでしょうか?

ロキはフロストジャイアントの王ラウフェイの息子であり、映画「マイティ・ソー」では青い肌を見せるシーンがいくつかありました。

Image from 映画「マイティ・ソー」©2011 MARVEL,Disney

レンスレイヤー裁判官

ヴァリアントであるロキはレンスレイヤー裁判官の前に連行され、シークエンス違反7-20-89と告げられます。

コミックのラボーナ・レンスレイヤーはTVAの関係者ではありません。彼女は地球人で、40世紀の地球の支配者カレリウスの娘でした。また、映画「アントマン&ワスプ:クァントゥマニア」に登場すると発表されている征服者カーンと恋仲になっていた時期もありました。

そしてシークエンスの数字を西暦だと考えると1989年7月にはソー#405が発売されています。この号ではファンタスティック・フォー、ネガティブ・ゾーン、ワンダゴア山が登場しています。これらもまた、征服者カーンとは縁のあるものです。

悪いのはアベンジャーズ

ロキは悪いのはアベンジャーズだと主張しますが、レンスレイヤーは認めません。

©2021 MARVEL,Disney

ロキがいうにはトニー・スターク二人分の香水の匂いがしていたとの事で、未来からの来訪者に気づいていたことをほのめかしています。

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TVAでパワーは使えない

ロキはお得意の魔法で打開しようと画策しますが、何も起きません。TVAではあらゆるパワーが使えなくなるとの事で、リセットの判決を受け、連行されていきます。

ちなみに判決にはリセットや剪定などがあるようですが、具体的にどうなるかは明かされていません。

エージェント・メビウス

メビウスの介入でロキはリセットを免れます。

©2021 MARVEL,Disney

同じ「Mobius」でもこちらはメビウスで、スパイダーマンのスピンオフ映画はモービウスなのが日本語の難しい所。

メビウス・M・メビウスはコミックにも存在するキャラクターでファンタスティック・フォーのコミックで初登場しました。また、シーハルクとも関連のあるキャラクターなので、今後「ロキ」シリーズ以外にも登場する可能性はありそうです。

ジョスタコーラ

ロキとの話の最中に、メビウスはジョスタコーラを飲んでいます。

©2021 MARVEL,Disney

ジョスタはペプシから発売されていたエナジードリンクですが、1995年から1999年の間しか販売されていません。タイムトラベル可能なTVA職員ですから、販売終了していても関係ないのは羨ましい所です。

なお、メビウスによると悪夢を扱う部署もTVAには存在するらしいですが、詳細は語られません。

宇宙の王ロキ

ミッドガルドの王になるというロキを、「その後は?」とからかい、最終的には宇宙の王まで行き着きます。

©2021 MARVEL,Disney

コミックにはキング・ロキというキャラクターが存在し、自力でタイムトラベル、テレポーテーション、死者蘇生など操ることが出来る強力なヴァリアント・ロキです。キング・ロキは映画「ソー:ラブ&サンダー」のヴィランであるゴアとも戦いますが、トム・ヒドルストンさんが言うにはロキはラブ&サンダーには登場しないとの事。

コールソンの死

ロキの「ベスト盤」の中で、久々のコールソンが登場しました。

©2021 MARVEL,Disney

「エージェント・オブ・シールド」で発生したネクサス・イベントもTVAに処理されてしまったのでしょうか。

D.B.クーパー事件

D.B.クーパー事件は実在の事件であり、商業航空産業史上で唯一未解決のハイジャック事件です。(wikiより)クーパーは身代金20万ドルを強奪し、パラシュートで脱出した事までは分かっていますが、それ以降行方をくらましたままとなっています。

1972年にFBIが公表したクーパーの似顔絵ですが、ロキと似ているかも?

フリッガの死

ロキはまだ体験していない、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でのフリッガの死を見せられ、案の定取り乱します。オーディンやソーに対してもそうでしたが、なんだかんだで家族の事は好きな様子のロキ。

こういう所がロキの人気の秘訣かもしれません。

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ペギー・カーター?

メビウスが席を外した隙に部屋を抜け出したロキですが、その背後には何やら見たことのある人影が。

©2021 MARVEL,Disney

顔までははっきり見えませんが、髪型の感じや服装などはエージェント・カーターそのもののようです。

ヴァリアント・カーターとして逮捕されてしまったのでしょうか。

ケイシー

部屋を抜け出したロキは4次元キューブを回収するためTVAの職員のもとへと向かいます。受付で出会った職員ケイシーに「キューブを返さないと魚みたいにさばくぞ」と脅すものの、ケイシーは魚が何かわからずに混乱します。

これはケイシーが事務方なので、仕事に関係のない知識はほとんど知らない可能性がありそうです。

現場に行くことが多いメビウスはロキの事を「子猫ちゃん」と揶揄しているので、地球の生物についてもある程度知っているものと思われます。アスガルド人に通用するのかはともかくですが。

結局ケイシーは魚が何なのか分からないままロキの気迫に負けてキューブを返します。その際、ケイシーの机の中には大量のインフィニティ・ストーンの他、アークリアクターのようなものや、ドクター・ストレンジに出てきそうな魔法のアイテムのようなものが無造作に保管されていました。

©2021 MARVEL,Disney

これらもTVAの謎の特性により無力化されているようです。

未来のロキ

キューブを取り返したロキですが、キューブも無力化されていて使えません。ハンターに追い詰められましたが、タイムツイスターを使って時間を巻き戻し、部屋へと戻ります。

メビウスがまだ戻っていないため、ロキはテープの続きを見始めます。「マイティ・ソー/バトルロイヤル」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のシーンが流れ、最終的にサノスに殺されるシーンまで再生しテープは終わりになります。

©2021 MARVEL,Disney

テープの最後にはETH-616と書かれており、コミックの正史にあたるEarth-616を指しているように思えますが、MCUは公式にEarth-199999であるため、なぜここで616なのかは気になるところです。

ロキを殺したサノスも未来で自分が殺される所を見た、というのは奇妙な共通点です。

ALWAYS WATCHING

TVAには少し不気味なポスターが貼られています。

©2021 MARVEL,Disney

ALWAYS WATCHING(いつも見ている)と書かれたポスターは何者かが監視しているようなイラストですが、この文言は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のパワーブローカーを連想させます。

MUST BE PRUNED NEXUS EVENT

MUST BE PRUNED NEXUS EVENT(ネクサス・イベントは摘み取る)と書かれたポスターもあります。

©2021 MARVEL,Disney

エンドゲームのラスト、スティーブ・ロジャースがストーンを過去に戻す旅に出る際にも、「悪い芽は全部摘み取る」と、このポスターと同じような事を話していました。

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明かされる本作のヴィラン

メビウスがロキに協力して欲しい理由は「TVAが追っている変異体がロキだから」という事が明かされました。フランスのシーンでも薄々わかっていましたが、1話にしてヴィランが明かされるのはある種の王道展開とも言えそうです。

1858年 オクラホマ

シーンが変わり1858年のオクラホマへと移ります。逃げているヴァリアント・ロキを追ってこの時代に来たようですが、そこで見つかった謎の道具は3000年紀のものであることが判明しました。

©2021 MARVEL,Disney

※3000年代と勘違いしていました。3000年紀ですから2001年から3000年の間を指し、その初期ということですから、2001年から遅くても2500年までの物体という事になりそうです。

3000年と言えば、コミックでナサニエル(後の征服者カーン)がタイムマシンを利用して古代エジプトへ飛び、征服を始める時。本エピソードでは他にもカーンと関係のありそうなものがいくつか見られましたが、TVAが追っている犯人は本当にヴァリアント・ロキなのでしょうか。

この道具の先に人影を見つけたハンターたちは近寄りますが、罠にかかり、石油に火をつけられやられてしまいます。

©2021 MARVEL,Disney

かすった物体を削除してしまう強力な警棒とは裏腹に、魔法でもなくミュータントパワーでもなく地獄の炎でもなく、石油の炎で焼かれてしまうTVAのハンターたち。

武器の性能のわりに、防具はかなりイマイチなようです。


以上、今回のイースターエッグ、その他チェックポイントでした。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ドラマ「ロキ」の1話視聴数が「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を超える

水曜日に配信が始まったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の米国視聴者数が「ワンダヴィジョン」、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を超えていると報じられました。Samba TVの報告によると、ロキの水曜日のプレミアは、米国内で89万世帯を集めました。これは、第三者のストリーミング統計機関によると、“ディズニープラスの番組の中で、米国内のプレミア日の視聴者数が最大である “とのことです。

ロキの89万世帯に対して、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は75万9千世帯、「ワンダヴィジョン」は65万5千世帯を記録しています。また、プレミアアクセスとして有料公開された映画「クルエラ」も超えているとの事。

「初日に視聴した世帯数の増加は、マーベルのDisney+シリーズが勢いを増していることを証明しています」と報告しています。

SambaTVは、300万世帯の地上波スマートテレビでの5分以上のストリーミング視聴率を測定しており、これまでに、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の最初の週末の視聴者数を170万世帯、「ワンダヴィジョン」の最初の3日間の視聴者数を160万世帯と記録しています。

ただし、SambaTVの数字にはモバイル視聴者が含まれていないため、全体像がわからないという意見もあるようです。

米国などで2019年11月にサービスがスタートしたディズニープラスは、現在日本を含む計59カ国で展開。2021年3月には加入者数が1億人を突破した事が発表されています。

MCU作品はもちろん、スター・ウォーズシリーズの新作なども複数発表されており、今後も品質の高い独自のコンテンツを展開していくことが期待されています。

ソース:‘Loki’ First-Day Viewership Scores Record For Disney+/Marvel Series, Per Samba TV

ドラマ「ロキ」、ロキ以外のヴァリアント(変異体)はどうなる?監督の反応やいかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」第1話が配信され、ケイト・ヘロン監督が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、ロキ以外のヴァリアント(変異体)について質問され、回答しました。

記者から「スティーブ・ロジャースは、ペギーとのダンスに至るまでに数々のネクサス・イベントを起こしているので、ヴァリアントなのでしょうか?それとも、レンスレイヤーの「起こるはずだった」という発言も、スティーブの私生活にカウントされるのでしょうか?」と聞かれた監督は次のようにコメントしました。

おっと!(笑)その質問には答えられないと思います!TVAに聞かないといけないでしょうね(笑)。

まったく考えていなかったのか、あるいは今後のエピソードで明かされる秘密なのか、監督は回答に困る様子を見せました。

1話のミス・ミニッツの説明によると、TVAはマルチバースをまとめる事で1本のセイクリッド・タイムライン(神聖時間軸)にするのが目的のようで、1話でもネクサス・イベントによって発生したマルチバースは消されてしまいました。スティーブとペギーがダンスできたマルチバースも消されてしまうのかと思うと、エンドゲームの時とは別の意味で切ない気持ちになってしまいます。

この事と関連しているのかはわかりませんが、1話ではヴァリアント・ペギー・カーターのような人物も確認されています。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではワンダもネクサス・イベントを起こしかねない存在「ネクサス・ビーイング」としてTVAの監視対象になっています。今後のエピソードでスティーブやペギー、ワンダなどのヴァリアントが登場することはあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:‘Loki’ Director Kate Herron on Shooting New ‘Avengers: Endgame’-Era Footage

ドラマ「ロキ」、第1話のスタークタワーのシーンはいくつか追加撮影されていた事が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」第1話が配信され、日本でも海外でもさまざまな反響がある中、冒頭に流れた映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の映像のいくつかは追加で撮影していた事を、ケイト・ヘロン監督が明かしました。

海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューにて、エンドゲームのフラッシュバックシーンは撮影し直したのか、ケヴィン・ファイギがくれたのかと聞かれた監督は次のように述べました。

基本的には、私たちが撮影した新しいショットがいくつかあります。また、第1話に登場した「エンドゲーム」の場面をすべて入手しました。「エンドゲーム」の場面では、映画にはなかった映像、テイク、アングルを意図的に使用し、人々が認識しているシーンの構造と混ぜ合わせました。もっとロキの視点にしたかったので、エレベーターの中でロキが手を振るシーンを撮影しました。羅生門のようなもので、以前に見たことのあるシーンを別のレンズで見ているようなイメージです。あなたがおっしゃるように、両方の要素が混ざっているので、その一部を撮影しました。

映画の時に撮影していたものと、追加撮影分とのミックスである事が判明しましたが、残念ながら気になるキャプテン・アメリカ(ロキ)のシーンについてはエンドゲーム時の別アングルか、新規撮影かは明言されませんでした。

©2021 MARVEL,Disney

かつては映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」に無料でカメオ出演したと言われるクリス・エヴァンスさんだけに、今回も撮影に参加してくれた可能性は高い気もしますが今のところははっきりしていません。あるいは少し前に報道された、マーベル・スタジオとクリス・エヴァンスさんの再契約というのはこのシーンの撮影だったのかもしれません。

今後のエピソードでも過去の映画のワンシーンが登場することはあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:‘Loki’ Director Kate Herron on Shooting New ‘Avengers: Endgame’-Era Footage

ドラマ「ロキ」、ミス・ミニッツのアニメの重要性を脚本家が明かす

先日配信されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」第1話では、時間の流れやTVAの役割について、ミス・ミニッツのナレーションによる約2分間のアニメが挿入されていました。このアニメについて、脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは海外メディア the Direct とのインタビューにて「重要だ」と明かしました。

第1話の9分40秒あたりで挿入されているこのショートアニメでは、本作で初登場した組織TVAの成り立ちや目的などが描かれています。このアニメについてウォルドロンさんはインタビューにて以下のようにコメントしました。

それはとても重要です。番組の中でも最も重要な台詞です。ミス・ミニッツがアニメーションであることが良い理由のひとつで、常にギリギリまで調整することができるのです。
脚本家として、視聴者のためにルールを定義しなければならないことはわかっていました。その情報を、できれば面白い方法で視聴者と共有し、理想的にはそれを背景に移動させて、視聴者が番組を楽しむ代わりにタイムトラベルのルールについて考えながら眠たくならないようにしなければなりませんでした。

さらに、ウォルドロンさんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で説明されたタイムトラベルは、「あくまでアベンジャーズが理解している方法だ」と指摘し、「ロキ」でのタイムトラベルは少し異なる描かれ方をする事を示唆しました。

今の所、TVAが映画にも登場するという話題はありませんが、本格的にマルチバースを描くとされている「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」などに干渉してくる事はあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第2話は 2021年6月16日 配信です。

ソース:Loki Writer Teases Huge Importance of Miss Minutes Intro Video (Exclusive)