【重要】ディズニープラスのプラン変更受付がスタート─放置すれば自動値上げ

ウォルト・ディズニー・ジャパンが 2023年9月 に発表していたとおり、ディズニープラスの契約がスタンダードプランとプレミアムプランの2つに分かれ、来月から運用開始となります。スタンダードプランは従来と同じ月額990円となり、プレミアムプランは月額1320円、今月中にプラン変更の手続きをしなかった場合、自動的にプレミアムプランへと契約が切り替わることになります。

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プランの内容の違いは以下の通り。

 ディズニープラス スタンダードディズニープラス プレミアム
サブスクリプション
(税込)
月額:990円
年額:9,900円
月額:1,320円
年額:13,200円
最高画質1080P Full HD4K UHD & HDR
最高音質5.1サラウンドドルビーアトモス
同時視聴2台4台
広告無し無し
ダウンロード機能✓ (10台まで)✓ (10台まで)

米国でのディズニープラスは10月から広告なしプランが月額8ドル、広告ありプランが月額14ドルに設定されており、日本はどちらも広告をつけない代わりに機能制限をつける方向での新プランとなりました。

これまでに4kやドルビーアトモスでの視聴をしてこなかった方で同時視聴台数に問題がないユーザーは基本的にスタンダードプランで料金を維持するのが懸命でしょう。

4k等を利用してきたユーザーは値上げを受け入れるか画質、音質を落とす必要があります。

入会方法によって手続きの詳細が異なるため、詳しくはディズニープラスの公式の説明を御覧ください。

ドラマ「ロキ」S2、ミッドシーズントレーラー公開、新規映像が5話、6話を予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のミッドシーズントレーラーが公開されました。約90秒の動画には4話までにはなかった残されている予告映像や、今回初公開となる映像も含まれています。

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4話では時間織り機のオーバーロードが臨界に達し、ロキたちが愕然と立ち尽くす中で光に包まれて終了しました。ウロボロスはTVAの終わりを予告していましたが、実際にTVAが機能しなくなっているのか、今後の見所となっています。

冒頭の部分は4話での時間織り機修復の作戦会議シーンに似ていますが異なっており、これが削除映像の再利用でないのなら5話及び6話ではタイムループも描かれる可能性がありそうです。

また、過去の予告映像でもあったロキのタイムスリップ再発の続きが紹介されています。

スポーツ店の前にタイムスリップしたロキでしたが、店内には神聖時間軸あるいは分岐時間軸のメビウスが店員として働いています。このメビウスは当然のようにTVAに関する知識や記憶がないようで、ロキが「TVAはなくなった」と説明しても「ATVの事かな?新車が2台、先週入荷したよ」と返しています。

さらに防護服を着た誰か(ヴィクター・タイムリー?)が織り機にたどりついてボタンを押すシーン、それでもやっぱりスパゲティになるシーンなど、何度かループしているような印象をもたせる映像になっています。

また、TVAとは雰囲気の違う部屋に、ロキを筆頭に店員のメビウスやB-15やウロボロスの別の変異体あるいはオリジナルらしき人物が集うシーンは、ロキがTVAを再び立ち上げているように見えなくありません。

気になるレンスレイヤーのその後に関しても何かしらが描かれるようで、今回の予告にもわずかな映像が含まれています。シーズン1での出来事を思い返す限り、レンスレイヤーはヴォイドに送られていると考えられそうです。

本作のプロデューサーを務めるケヴィン・ライトさんはマーベル公式とのインタビューの中で、「4話を気に入ったのなら、5話、6話はおそらくこのシリーズの最高の 2 つのエピソードだと心から思います。それらは美しく、そして奥深いものです。」とコメントしています。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

MCUドラマは限定シーズンの制作をやめて複数シーズン計画へと移行していくと言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の大幅な作り直しが報じられてから約3週間、海外メディア The Hollywood Reporter は、ディズニーとマーベル・スタジオがキャラクターと物語の発展に十分な滑走路を提供するために、「複数シーズンの連続放送」を念頭に番組を制作することを計画していると報じています。

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THRによると、過去9本のドラマシリーズを展開してきた同スタジオは「ロキ」を除く全ての作品を1シーズン限りのリミテッドシーズンとして開発して来ましたが、今後は複数のシーズンにまたがるマルチプルシーズンとして開発するというプランに移行していくようです。

そこに登場するキャラクターは大きなクロスオーバーイベントのためのセットアップとして存在するのではなく、より時間をかけて視聴者との関係を築いていく狙いがあると言います。

この兆候は年明けからの配信が予定されている「エコー」からも感じられるとし、先日発売された書籍の中で計画の中止がほのめかされていた「ワンダーマン」もこの計画変更に含まれると THR は指摘。

マーベルのストリーミング部門を管轄するブラッド・ウィンダーバウムさんは、「キャラクターが好きだから」、という理由で観るような作品を開発して行きたいとコメント。そうする事で、他のプロジェクトと結びついているとか、彼らが映画に出てくるから予習のために見ておこうとか、アベンジャーズ映画の設定になっているからとか、そういうことを超えて機能するはずだと述べています。

マーベル・スタジオは先日、「シークレット・インベージョン」で顕著に見られた世間の厳しい評価を受けて、現在行われているストライキの影響で制作が中断されていた「デアデビル:ボーン・アゲイン」の大幅な作り直しを決定。

スタジオはこれまでのドラマシリーズの制作にあたって映画と同じ手法での制作アプローチを取っていましたが、今後は長い歴史の中で確立されているテレビドラマの制作手法にのっとって開発を進める方針へと切り替えている事がこれまでに報じられています。

ここ最近、「ムーンナイト」「ミズ・マーベル」「シーハルク」シーズン2の噂を頻繁に耳にしますが、それらも限定シーズンから複数シーズンへの計画変更の一端に含まれるのか、今後の情報にも注目です。

ソース:‘Daredevil’ Hits Reset Button as Marvel Overhauls Its TV Business

ドラマ「ロキ」シーズン2、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年10月27日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2エピソード4「Heart of the TVA(邦題:TVAの心臓)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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明かされたラヴォーナ・レンスレイヤーの過去

シタデルにて明かされたレンスレイヤーの過去。それは1話でロキが耳にした録音のロングバージョンでした。

レンスレイヤーはマルチバースウォーが起こった際に軍を率いて敵を制圧する殊勲を上げていたことが判明。敵とはすなわち、在り続ける者の変異体とその軍勢であり、ようするにカーンと同等の能力を持つ敵を蹴散らしたのだと考えられます。コミックでもカーンとは戦い合う運命にあったレンスレイヤーですが、MCU版でも戦闘力が高い事は間違いないようです。

在り続ける者はレンスレイヤーに対する敬意と賞賛の言葉を並べていましたが、結局のところ、このすぐ後には裏切りが待ち構えていました。

プロトコル42

レンスレイヤーが先にTVAに戻った後、在り続ける者はミス・ミニッツを呼び出しプロトコル42の実行を指示。敵に勝利した際にレンスレイヤーの記憶を消去する事は最初からの計画のひとつだったようです。

そもそもTVAの職員は連れてこられた変異体が記憶を消去されて仕事をさせられている、という事でしたから、神聖時間軸のオハイオ州フリーモントのルーズヴェルト高校で教師をしているレベッカ・トーミットを基本として、分岐時間軸から連れてこられた変異体のレンスレイヤーが記憶を消されてハンターとして職務にあたり、マルチバースウォーを制した後にこのプロトコルで再度記憶を消されている事に。

少し気になるのはTVAがどのような経緯で設立されたかという事ですが、シーズン1の1話で見たオリエンテーションビデオでは、タイムキーパーが戦争を終わらせた後に再度戦争が起きないようにTVAが仕事をするようになったと説明されています。

一方で今回の記録装置では戦争終結前までには既にTVAが稼働済みであり、少なくとも敵と戦っていました。この時点ではシーズン1でメビウスたちがこなしていたような業務は並行して行われていたのでしょうか?それとも単なる軍隊として、カーンの変異体と戦っていただけなのでしょうか?

プロトコル42はレンスレイヤーだけでなく、この時TVAに所属していたすべての人間の記憶を消去し、シーズン1のオリエンテーションと同様の内容の記憶を上書きしていると考えるのが妥当なところと考えられそうです。

このタイミングで在り続ける者は自分の存在をTVAから消し、タイムキーパーを統治者として仕立て上げてシタデルに引きこもっています。これ以降、ロキが在り続ける者の存在を皆に知らせる時点までTVA職員は在り続ける者の存在すら認識していなかったと考えられますが、シーズン2の1話では在り続ける者の像があった過去のTVAを視聴者は目撃しました。あの過去はレンスレイヤーが軍を指揮し、カーンの変異体たちと戦っていた時期なのかもしれません。

ちなみに、42という数字はマーベルではよく見かける数字のひとつであり、今回のエピソード4シーズン2という部分にもかかっていると考えられます。

コミックの「シビルウォー」ではアイアンマンやミスター・ファンタスティックがプリズン42という刑務所を作ったり、映画「アイアンマン3」の大半で着用されていたのはマーク42であり、「スパイダーマン:スパイダーバース」でマイルズを噛んだクモの検体番号は42で、続編の「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではEarth-42が最後に訪れた場所でした。

反乱の始まり

レンスレイヤーは裏切りに対して怒りをあらわにしますが、意外な事にミス・ミニッツは「(在り続ける者は)はじめから必要なかったのかもしれない」とこちらも反旗を翻します。

3話ではレンスレイヤーを切り捨て、ヴィクター・タイムリーを在り続ける者の計画に乗せようと躍起になっていたミス・ミニッツでしたが、AIの自分に芽生えた愛が主人へ届かない事を認めてしまったのか、突然態度を変えることになりました。

ウロボロス

ウロボロスの元に連行されたヴィクター・タイムリーはウロボロスの書いたTVAハンドブックを見て思いついた理論だとし、ウロボロスはタイムリーの研究を見て書いたというタイムパラドックスに。

ウロボロスはこれを「自分の尾を噛む蛇だね」と神話に登場する無限と再生を象徴する蛇ウロボロスに例えます。3話でも指摘しましたが、ヴィクターはウロボロスにとっての自分の尾、同一人物、つまり変異体に当たるという事なのでしょうか?

オートマットルーム

2話で訪れたキーライムパイのオートマットルームでロキは再び過去を振り返る事に。ロキがソーの事を振り返ったことは興味深い展開でしたが、残念な事にシルヴィはあまりリアクションをしませんでした。彼女に姉や兄はいるのでしょうか。

相変わらず意見が一致しないロキとシルヴィ。彼女が「ここを燃やしてやり直す方が簡単」と発言するのはシーズン1でロキが連れてこられた当初に「ここを焼き払ってやる」と言っていた事の繰り返しになっています。

しかしロキは当時と心境が変化しており、作り直すことは難しいと説明しますが、二人のロキはまだまだ衝突を繰り返す事になりそうです。

X-5 ブラッド・ウルフ

ドックス将軍らの囚人部屋に現れたレンスレイヤーは、TVAを取り返すための仲間を募りました。しかしレンスレイヤーには人望がなかったのか、神聖時間軸での人生に未練があるX-5を除いて、誰もついていこうとはしませんでした。

ここは映像こそなかったものの、以前に登場した拷問の箱ギズモによってMCU屈指の凶悪な処刑シーンとなりました。

気になるのはX-5は所詮変異体であり、神聖時間軸にはX-5のベースとなる人物が存在しているはずです。同時期に人生を歩んでいるとしたら、ベースの彼はなかなか大変な人生となることでしょう。

ホットココア

パイの件でシルヴィに猛烈に怒られたあと、オートマットにメビウスの姿はありませんでしたが、結局はココアでブレイクしていたマイペースなメビウス。

ホットココアマシンに興味を示したヴィクター・タイムリーは、ミス・ミニッツによってシステムダウンしている間にマシンを観察。ハンターD-90にココアを勧める優しい一面を見せるなど、それほど邪悪な人物ではない事を示唆します。

1話への回帰

ロキたちがココアマシンの場所に向かうとタイムリーの姿がなく、床にはカップとこぼれたココア、そしてタイムスティックが残されていました。3話でレンスレイヤーをシタデル送りにしたシルヴィもそうでしたが、タイムパッドを取り上げずに転送した事や、ここでブラッドがタイムスティックを放置していった事など、脚本のためのやや強引な展開が続きます。

ロキはそのスティックを拾い上げたあと、各自散開してタイムリーを探す中で過去の自分(背広を着ていないロキ)を目撃し、自身(背広を着ているロキ)がスティックを手にしている事ですべてを理解して過去の自分を剪定し、タイムスリップを解決させました。

システム再起動

1話で意味深だった電話の受話器を警戒しながら取り上げたロキでしたが、それほど意味深でもなく、ウロボロスからの連絡でした。

ミス・ミニッツをシステムから追い出すために再起動するかどうか悩むウロボロスですが、再起動することによってセキュリティもオフになって魔法が使えるようになってしまうリスクがあるとの事。

それを聞いたロキとシルヴィは自身の魔法が有効になるためはやく再起動するように言います。この事によってケイシーが大量に集めていたインフィニティ・ストーンもアクティベートされるのでしょうか?

この疑問については触れられることがなく話は進行し、ミス・ミニッツはシャットダウン。停止間際に「あなたは彼になれない」と気になる言葉を残して消えてしまいました。

3話でのミス・ミニッツの説明では在り続ける者の計画としてタイムリーにTVAハンドブックを渡し、やがてTVAを作り上げるという流れでしたが、ミス・ミニッツの本当の狙いが今後明らかになってくるのでしょうか。

臨界

タイムリーを奪還し、時間織り機の前に集まる一同。防護服を着ようとするロキを制止し、自分が行くというタイムリー。時間オーラが一致したという事実は自分がTVAを作った事の証明であり、自分がこの先にTVAを作るという運命があるのなら無事に戻れるという確証もあったのかもしれません。

しかしながら防護服を着て外に出たタイムリーはあっさりとスパゲティ化してしまいました。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のリード・リチャーズはワンダにスパゲティ状にされましたが、コミックのカーンはリードの先祖であり、カーンの関係者がスパゲティになるのは2回目とも言えます。

まさかの結末にあっけにとられる一同、視聴者と同じく何が起きたか分からないロキたちが混乱し、光に包まれるショットで4話は終了を迎えます。


「ロキ」シーズン2は神聖時間軸を守るためにロキが奔走していますが、正直な所、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のためにはマルチバースウォーが再び起こる必要があり、時間軸を守れないという結末に向かう必要があります。そうでなければ別作品で再び時間分岐を描く事になるでしょう。

あと2つのエピソードが残されているためロキたちがこのまま消えて終わりというわけがなく、これまでに公開されてきた予告動画にもまだ見ぬシーンがいくつか存在しています。

©MARVEL,Disney

1話で見たタイムスリップ現象が再び起こっているのが分かりますし、これによってスパゲティになる前にどこかの時間に飛んでいる可能性は大いにあるでしょう。

また、疑問として残されているインフィニティ・ストーン、とりわけロキと縁のあるスペース・ストーンでの脱出もわずかな可能性としてあるかもしれません。

©MARVEL,Disney

シルヴィが宙に浮かぶ青い光を見つめるシーンや、シーズン1でよく見た囚人服を着ているロキも気になる所です。

さらにフィーチャレットでは今回の冒頭で登場したシタデルでトム・ヒドルストンさんが何らかの撮影をしていた事が分かっています。

シーズン1の最終話に戻ってシルヴィの在り続ける者の処刑を止め、いったんこの混乱をおさめるという流れも考えられそうですが果たして。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2023年11月3日10時 より配信予定です。

ドラマ「ロキ」シーズン2、3話までの無料サントラ公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、3話までに使用されたナタリー・ホルトさん作曲のサウンドトラック全25曲が Spotify にて無料公開されました。Youtube のマーベル公式音楽チャンネルでもそのうちの数曲が公開されています。

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2023年の春にはエミー賞にノミネートされたナタリー・ホルトさんによる「ロキ」シーズン1の48の楽曲全てを収録した3枚組のレコードが米国そのた地域で発売されるほどの人気で、今シーズンでも続投となりました。

シーズン1のサントラに関しては過去の記事をご参照ください。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」シーズン2エピソード4を経て公式Instagramに異変が発生

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の公式Instagramに異常事態が発生していると話題になっています。シーズン1の頃から様々なプロモーションに参加してきた同アカウントですが、シーズン2のエピソード4終了後に変化が現れたと言います。

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実際にInstagramを覗いてみると、ミス・ミニッツが「アクセスできません」と伝えてくるのみで、過去の投稿はすべて削除されています。

「ロキ」で起きた事はこの世界へも影響を及ぼしているようで、過去の投稿が戻ってくることがあるのかどうかは現時点でわかっていません。

なお、ミス・ミニッツのこのシーンは「ジュラシックパーク」のデニス・ネドリーのワンシーンのオマージュになっています。

「ロキ」シーズン2は残す所あと2話。気になる結末ですが、MCUの今後の作品ラインナップ的に「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のためのマルチバース・ウォーの開幕へと繋がるはずで、そのために今現在「ロキ」で描かれている問題は完全に収拾される事はなく、応急処置に終わるか、あるいはさらなる悪化が予想されます。

ドラマ「ロキ」シーズン2は4話までディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」MCU史上初のショーランナーを獲得─新監督も決定

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の新たな監督が決定した事に加えて、MCU史上初となるショーランナーが起用されたと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

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THR によると、「ムーンナイト」で2つのエピソード、「ロキ」シーズン2で2つのエピソードを制作した、ジャスティン・ベンソンさんとアーロン・ムーアヘッドさんのコンビ監督が「ボーン・アゲイン」のいくつかのエピソードを制作するとの事。解雇されたと報じられたヘッドライターのクリス・オードさんとマット・コーマンさんは製作総指揮に入っていると言います。

さらに記事は、本作が「パニッシャー」シーズン2の製作総指揮を務めていたダリオ・スカーダペインさんをMCUドラマシリーズ初のショーランナーとして抜擢したと伝えています。

「シークレット・インベージョン」までのドラマシリーズの質の低下が各方面から指摘されていた中、「エージェント・オブ・シールド」のクリエイターはマーベル・スタジオの制作スタイルの問題として、映画制作のプロがたくさん集まっているがドラマ制作のプロがいない事をやんわりと指摘していました。

ショーランナーとはドラマの全体、1話から最終話までを総合的に見ていく総指揮、統括者のひとりで、エピソードごとに監督が変わる事があるドラマシリーズのまとめ役となる人物。特にドラマ制作の現場では、監督よりも上に置かれる事が多く、重要視されています。

幸いなことに「ロキ」シーズン2は昨今の質の低迷状態から脱しているようですが、この先もドラマシリーズを長く安定させていくためにマーベル・スタジオは独自のやり方ではなく、先人たちのやり方にならってショーランナーを起用するという決定に至ったようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」を機にMCUのドラマシリーズがタイトルどおり生まれ変わっていけるのか注目となります。

ソース:‘Daredevil’ TV Series Lands New Showrunner, Directors (Exclusive)

【噂話】「デアデビル:ボーン・アゲイン」にジェシカ・ジョーンズ合流計画が再始動か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」にクリステン・リッターさんが演じるジェシカ・ジョーンズが帰ってくると海外スクーパーが報告しています。ジェシカ・ジョーンズのリターンは過去にも報道されていましたが、後にキャンセルされたと言われていました。

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MTTSH 氏はファンからの質問に回答する形でジェシカ・ジョーンズが「デアデビル:ボーン・アゲイン」に戻ってくる事を報告。

2022年9月、それまで長年噂されてきたジェシカ・ジョーンズの復活がクリステン・リッターさんのスケジュールが確保出来ずにキャンセルされたと報告され、代わりにパニッシャーが登場すると報じられました。

それから約半年後の2023年3月、パニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんがMCUへの復帰を認めました。

これによりジェシカ・ジョーンズの復帰キャンセルも確定だと考えられていましたが、パニッシャー復活の報告の一ヶ月後から始まったストライキによる度重なる延期や「ボーン・アゲイン」の監督、脚本家の解雇によってクリステン・リッターさんのスケジュール競合問題が解消された可能性があります。

2023年の秋のイベントではデアデビル役のチャーリー・コックスさん、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさん、ジェシカ・ジョーンズ役のクリステン・リッターさんがスリーショットを公開していましたが、この合流計画をほのめかしていたのでしょうか?

今回の話が噂通りであれば「ボーン・アゲイン」にはNeflixからのキャラクター復帰がより多くなるわけで、まさに不幸中の幸いと言った形ですが、これが真実となるかどうかは注意深く見ていく必要がありそうです。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリー」の配信予定日が更新されている事が確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の配信日がアップデートされている事が判明しました。この情報は米国著作権局に登録されていた情報が変更されたものであり、公式の発表ではありません。

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海外メディア The Direct が報じた内容によると、以前は 2024年9月29日 予定とされていましたが、現在は 2024年9月19日 予定と少し早くに変更されています。

以前からあった2024年秋配信という枠にディズニーが焦点をあわせているのは変わりがないようで、全9話構成とされているこの番組はちょうどハロウィンの頃に最終回を迎えることになりそうです。

「アイアンハート」、「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」については前回の報道と変わりがないようです。

「エコー」:2024年1月10日
「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」:2024年11月2日
「アイアンハート」:2025年9月3日

2024年の前半にディズニープラス独占のMCU作品が欠けている印象ですが、1月配信とされている「X-MEN’97」や、2023年初頭の予定だった「ホワット・イフ」シーズン2などが間に入るのではと考えられています。

現在、SAG-AFTRA のストライキは続いており、この状況次第ではさらなる延期も考えられるため、これらのスケジュールが再び変更される恐れもあります。

ソース:Marvel’s Phase 5 Slate Announces 3 New Release Dates

幻のMCU映画「ランナウェイズ」は制作開始の一歩手前まで進んでいたと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン3」の脚本を担当したドリュー・ピアースさんが、先日発売された書籍「MCU : The Reign of Marvel Studios」の中で、幻に終わった映画「ランナウェイズ」のプロジェクトに参加していた事を認め、当時の実情について説明しています。

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ピアースさんは「アイアンマン3」に抜擢されるよりも前、まだ無名だったという2010年の段階で「ランナウェイズ」のプロジェクトに起用され、脚本を書いたと言います。そして当時の事を次のように語っています。

ランナウェイズのコードネームはスモール・フェイセスで、そのロゴが入った制作会社もありました。それは現実の話で、知らない人も多いと思いますが、映画はゴーサインが出ている状態だと思っていました。

スモール・フェイセスは1960年代に活躍したイングランドのロックバンド。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーと共に「イギリスのビッグ4」の一つに挙げられるバンドの名前をコードネームとした「ランナウェイズ」はMCUの最初期に映画化計画がかなりの段階まで進んでいたというのが実情のようです。

しかし、最終的にこのプロジェクトは中止に。マーベル・スタジオがギリギリまで「ランナウェイズ」と悩んでいたのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」であり、最終決定として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を進めることになったと言います。

「ランナウェイズ」のプロジェクトがそのまま進んでいれば競合作だった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と同じフェーズ2の頃にMCUデビューしていたはずで、ティーンのヒーローたちがヤングアベンジャーズよりも先に活躍していた可能性があったようです。

残念ながらマーベル・スタジオが手を引いた「ランナウェイズ」ですが、その後マーベル・テレビジョンがHulu向けにドラマを制作、2017年から2019年の間、3シーズンにわたって配信されました。

以前はこのドラマをディズニープラスで視聴出来たのですが、現在この作品は削除されており視聴する事は出来ません。

2022年にはこのドラマの続きの物語がディズニープラスシリーズとしてシーズン4と5が制作されるとの噂も報じられましたが、シーズン3までが削除された事を考えるとこの計画もまた幻に終わった可能性があります。

「ランナウェイズ」のメンバーはいずれもMCUに登場していませんが、メンバーのひとりである日系人のゴスロリ魔法使いニコ・ミノルはアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」でピーター・パーカーの同級生としてMCUデビュー予定になっている他、ニコの母であるティナ・ミノルは2017年の映画「ドクター・ストレンジ」でウォンの後ろにサンクタムを守る魔術師として登場していました。

他社作品からの参戦が噂されている「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で「ランナウェイズ」登場の余地があるのかは今後の注目ポイントとなっています。

ソース:Marvel Studios’ RUNAWAYS Movie Came Closer To Happening Than Anyone Previously Realized