ドラマ「ロキ」シーズン2の「アッセンブル」が11月29日米配信へ

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の制作の舞台裏を描くドキュメンタリ番組「Assembled : The Making of Loki Season 2 」が 2023年11月29日 に配信される事がプレスリリースにて明らかになりました。

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今回も他の「アッセンブル」と同様に、制作プロセスの独占映像や、キャスト&クルーのインタビュー映像を交えながら、「ロキ」シーズン2の舞台裏をファンに届けていくとの事。

過去に公開されたフィーチャレットもこの一部ではないかと見られます。

配信時刻は今のところ不明で、日本のディズニープラスでの配信予定も不明です。

ドラマ「ロキ」シーズン2の最終話は 2023年11月10日 にディズニープラスで配信予定、ドキュメンタリ「アッセンブル:ロキ シーズン2の裏側」は 2023年11月29日 米国ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Next on Disney+: November 2023

ドラマ「ロキ」シーズン2、5話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2023年11月3日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2エピソード5「Science/Fiction(邦題:サイエンス/フィクション)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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終わりではなかった

タイムリーがスパゲティ化し、時間織り機がオーバーロードしたものの、TVA自体がフェールセーフモードに移行したおかげなのか、ロキは無事でした。システム再起動を経て有効になったはずのインフィニティ・ストーンは関係ありませんでした。

フェールセーフとは致命的なバグやエラーといったフェール(失敗)が発生した際に自動的に発動するセーフ機能(安全装置)であり、在り続ける者、あるいはウロボロスのアイデアをもとに事前に用意されていたと考えられます。

とはいえエラーを完全に抑え込めるわけでもなく、ロキ以外の人物は見当たらず、ロキ自身も予告でわかっていたとおりタイムスリップ現象が再発していました。

フランク

ケイシーの元の人物にあたるフランクとの再会。このシーンは日本語に翻訳するにあたって失われたイースターエッグがありました。

フランクは「If they catch us they’re gonna gut us like fish!」と叫んでおり、日本語字幕では「捕まったら終わりだ」、吹き替えでは「警備に見つかったら八つ裂きにされるぞ」となっています。意味合い的には問題ないのですが「gut — like a fish」とは魚のようにはらわたを抜き取ってやる、魚のように殺してやるという意味であり、これはシーズン1でロキがケイシーに対して言い放った言葉でした。

©MARVEL,Disney

残念ながら今回の翻訳を担当した人物はシーズン1の事を覚えていなかったのか、シーズン1とは関連のないただの日本語訳となっていました。シーズン1で「魚って何?」と答えていたケイシーが「魚みたいに殺されるぞ!」と言っているはずの言葉の繰り返し遊びのシーンですが、今回の邦訳では気づくことが難しくなっています。

余談はさておき、ケイシーはクラレンス、ジョンと呼ばれる二人と行動を共にしていました。神聖時間軸ではない我々の宇宙での同じ1962年、脱出不能と言われたアルカトラズ刑務所からフランク・モリス(wiki)という囚人がクラレンス・アングリン、ジョン・アングリンらと共に脱獄しておりその後行方不明になっています。

シーズン1でも行方不明になったハイジャック犯、DBクーパーがロキの変異体だったというエピソードがありましたが、ケイシーも同じように伝説の犯罪者をモデルにしているようです。

ザルタン派遣団

1994年のカリフォルニア、ウロボロスはこの年代にSF作家として人生を過ごしていました。

1話のクレジットから表示されていて気になっていたザルタンですが、ウロボロスのオリジンが書いた小説だったという事で、コミックからの重要なイースターエッグというわけではありませんでした。本の著者名にはA・D・ダグと表記されていますが、本名かペンネームかは不明です。

A・Dというイニシャルでコミックにはアーサー・ダグラスというキャラが存在しています。彼はサノスに殺された地球人で、サノスの父アラーズと祖父クロノスによって新たなボディを与えられて蘇ったダグラスはドラックス・ザ・デストロイヤーとなってガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに参加しました。とは言えウロボロスがドラックスの変異体とは考えにくく、偶然の一致である可能性のほうが高いように思えます。

彼が作家であったことはロキにとって最悪でしたが、彼が食べるためにしょうがなくやっていた科学はロキにとって都合がよく、ダグはTVAハンドブックに書かれたアイデアをもとにタイムパッドのプロトタイプを作成しました。

ウロボロスはトニー・スタークに勝るとも劣らない発明を僅かな登場の間に繰り返していますが、まだ何かしらの秘密や役割があるのでしょうか。

メビウスのオリジン

メビウスの元の人物であるドンは2022年、クリーヴランドのピランハ・パワースポーツで販売員として生活していました。シーズン1の頃からほのめかされていたジェットスキーに対する興味は、ここから来ているようで、記憶を完全には消去出来ていなかったという事でしょうか。

ドンの家の番号は 1049 となっていました。コミックにおけるEarth-1049はファンタスティック・フォーのリード・リチャーズとスー・ストームの間に生まれた息子フランクリン・リチャーズが生み出した世界でもありました。

ドンという名のメビウスのオリジンには二人の息子がおり、二人の息子たちは犬や蛇を飼いたいと考えているようです。フェンリスや蛇はソーとロキの兄弟とは関係が深いですが、この一家がオーディン、ソー、ロキの変異体であるという可能性は少ないでしょう。

ベリティ・ウィリス

2012年のニューヨーク。映画「アベンジャーズ」でロキとアベンジャーズが対決したのがこの年のニューヨークでしたが、タイムスリップした時間とはどちらが前後になるのかは不明です。ここは分岐時間軸であるため、神聖時間軸と違ってNY決戦がない世界という事もあるかもしれません。

ハンターB-15の元の人物として登場したのはベリティ・ウィリスという名の医師でした。コミックにはロキと縁の深い同名のキャラクターが存在しています。

コミックのベリティはどんな嘘も見破る力を持っており、ロキが未来から来た邪悪なキング・ロキと対決する際も友人として同行しました。

ザニアック!

シルヴィとの再会の年代は表示されませんでしたが、シルヴィが1話のマクドナルドに戻っていたのだとしたら分岐時間軸の1983年あたりという事になります。

二人が移動した酒場にはザニアックのアーケードゲームが置いてありましたが、X-5がブラッド・ウルフという俳優として「ザニアック!」を撮ったのは神聖時間軸の1977年でした。この時間軸にもブラッドの変異体が存在していたのか少し気になるポイントです。

ちなみに1983年頃のアーケードゲームというと「エレベーターアクション」や「マッピー」などの時代であり、それらと比べると「ザニアック!」のタイトル画面はフォントもかなりクリアな作りでややレトロ感に欠けるようです。

映画のザニアックは連続殺人鬼が主人公ですから、このゲームは1988年にナムコがリリースした「スプラッターハウス」のようなゲームだと想像すればいいのでしょうか。

Oh! Sweet Nuthin’ 

レコード店でシルヴィが勧められた曲は The Velvet Underground の 「Oh! Sweet Nuthin’ 」。

孤独、幻滅、そして人生の虚無を探求する曲で、歌詞は社会から疎外され、見過ごされ、あらゆるものを奪われた人の切ない姿を描いています。特に「彼女はまったく何も持っていません」と繰り返されて歌われており、復讐を終えて新たな人生を歩み始めたばかりのシルヴィと重なる内容になっています。

ようやく新たな人生を手に入れ始めたばかりだったシルヴィですが、曲が示す通り世界がまるごと奪われていくことになり、自身の過ちを認めてロキと合流する決意をしました。

サイエンスとフィクション

今回のエピソードの中ではいわゆる「5W1H」が重要になっています。

「5W1H」とは、5つのWである「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」と、1つのH「How:どのように」をまとめて表現した言葉です。

ロキがタイムスリップを制御するにあたってウロボロスはサイエンスでは何を対象にするか(What)と手段(How)が、フィクションでは理由(Why)が重要になると説きました。

当初ロキは「TVAを救う」事を理由に考えますがうまく行かず、ウロボロスのアドバイスに基づいて仲間を集め、時間オーラを測定分析する事で目的地(WhenとWhere)を割り出そうとしました。

しかしシルヴィと再会して話をし、理由(Why)に問題があると指摘されてロキは行き詰まりチームの解散を考えました。これはつまり、ウロボロスの説明的にフィクションとして問題があるということです。

実際にウロボロスがスパゲティになっていく際に英語と日本語吹き替えでは「フィクションの問題だった」と言うのですが、日本語字幕では「SFの問題だった」となっており、物語の意図から外れた翻訳になっています。

すべてのスパゲティ化が迫る中、ロキは友人たちの言葉を思い返すうちに、再びタイムスリップが発生。これにより「誰を思うか」(Who)が重要だと感づいたロキはついにタイムスリップを制御出来るようになりました。

仲間や世界がスパゲティ化していく様子は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でのサノスの指パッチンを彷彿させるものがある演出でしたが、ロキは現実改変能力に近しい事が出来るようになったことで、今回のエピソードは終了します。

ポストクレジットシーン?

クレジットの終わり、44分30秒の手前あたりから、今回登場したアーケードゲーム「ザニアック!」のコンティニュー画面で使用されていると思しき音声が流れます。

日本語吹き替えでは「おまえは死んだ コインを入れろ 負け犬!」というセリフになっています。

今回のスパゲティ化が進むラストシーンにも組み込まれていましたが、シルヴィの「ロキは負ける運命なんだと思う?」と質問に対して、シーズン1第4話でロキは「負ける時もあるが、決して死なない」と答えていました。

「ザニアック!」のゲームはロキがコンティニューを繰り返して決して死なない事を表現しているようです。


過去に公開された予告動画のうち、5話までに登場しなかったシーンがいくつかあります。

シーズン1でよく見かけた囚人服のロキがスパゲティ化する映像は何を意味しているのでしょうか。

©MARVEL,Disney

シーズン1で在り続ける者は二人のロキに仕事を託そうとしていました。シルヴィがロキの制止に耳を傾けずに復讐を果たしたことで混乱が始まったシーズン2でしたが、ロキはシーズン1の最終話を書き換えていくのでしょうか。

また、ヴォイドに送られたレンスレイヤーも気になる所。シーズン1で在り続ける者はアライオスの力を活用して戦争に勝ったとも話していましたが、シーズン2ではレンスレイヤーが軍を率いたとも語っていました。これはレンスレイヤーがアライオスを自在に操れる事を意味しているのでしょうか?そしてレンスレイヤーの復讐心は最終話で落ち着くことになるのか、それとも「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に向けて、さらに激しく燃え上がっていくのか、注目です。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2023年11月10日10時 より配信予定です。

ソーのインスタが再びロキの未来をからかう

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の5話配信日当日、ロキの兄にあたるソーの公式 Instagram の投稿が話題になりましたが、この公式インスタが先程あらたな投稿をし、ロキの未来についてさらにほのめかしているようです。

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今回は2013年の映画「マイティ・ソー/ダークワールド」の冒頭5分ごろのオーディンとロキのやり取りを切り抜いて投稿。テキストには時計の絵文字がひとつだけ添えられています。

「お前は王座欲しさにあれほどの悪事をしたのか」というオーディンに対してロキは「王となる運命だ」と返しています。

ドラマの「ロキ」の中でロキはマルチバースを守るためにTVAが必要だと考えており、そのために在り続ける者がシーズン1で託そうとしていた仕事を引き継ぐのではないかと見られています。しかし、このことはシルヴィが指摘するように「王座が欲しいだけ」かもしれませんし、ソーの Instagram は前回も今回もロキが王座につくかどうかについて何らかのメッセージを発信しています。

この投稿にファンは「何を伝えようとしているの?」「ロキがマルチバースの王になるって事?」「(コミックの)キング・ロキがMCUに来るの?」「インフィニティ・ウォーでも『私はヨトゥンヘイムの王だ』って主張してたよね」などとコメントしています。

時期的にもMCUのロキに対する何らかのメッセージであることは間違いないと考えられますが、シーズン2の最終話には何が待ち構えているのか注目となっています。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

MCUの新ブランド「マーベル スポットライト」発表、第1弾はドラマ「エコー」

マーベル・エンターテイメントがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新ブランド「Marvel Spotlight」を発表しました。「ワンショット」、「アッセンブル」、「スペシャルプレゼンテーション」に続くこのブランドは、オクラホマ州デュラントで開催されたチョクトーネイションにて初公開となりました。

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イベントにはシドニー・フリーランド監督が登場し、自身の最新作となる「エコー」の最初の2話が現地で上映されたと言います。

監督は主人公マヤ・ロペスがチョクトー族である事を強調し、「『エコー』を初公開できるのはとてもエキサイティングだし、チョクトー・ネイションでこの上映会を行うことは私にとって非常に意味のあることです。私たちが最も興奮していることの 1 つは、本格的でエキサイティングな方法でチョクトー文化を描写できることです。」と語りました。

また、このイベントで「エコー」が「マーベル スポットライト」の第1弾となる事が発表。

ストリーミング部門の責任者ブラッド・ウィンダーバウム氏は、このブランドはコミックのスポットライトシリーズと同様に、他作品を見る必要なく楽しめるものだと説明しました。

「エコー」の場合は 、より大きな MCU の継続性よりもストリートレベルの物語に焦点を当てています。コミックファンが『ゴーストライダー スポットライト』のコミックを楽しむために『アベンジャーズ』や『ファンタスティック・フォー』を読む必要がなかったのと同じように、MCUの視聴者もマヤの物語で何が起こっているのかを理解するために他のマーベルシリーズを見ておく必要はありません。

すべてのタイトルに関連性があるのが売りのひとつだったMCUですが、映画とドラマをあわせて50作品を超えるシリーズになった今、その特徴自体が新規ファンが増えにくくなったり、いわゆるスーパーヒーロー疲れの要因ともなっていました。

今後は「マーベル スポットライト」がつけられた作品はそれ単体で楽しめる作品である事が事前にわかるようになり、その第1弾が「エコー」となるようです。

ドラマ「エコー」は 2024年1月10日 に 米ディズニープラスと米Huluにて全話一挙配信です。

アベンジャーズ公式がロキの大いなる目的をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」の公式Instagramが映画の冒頭部分の映像を共有し、ドラマ「ロキ」シーズン2の最終話に向けたロキの大いなる目的をからかっています。

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「アベンジャーズ」の6分50秒ごろからの映像で地球に現れたロキは「大いなる目的のためにやってきた」と話しています。

ロキは「ロキ」シーズン2の5話にて新たな力に目覚め、物語を書き換えに行くという目的をもってTVAに戻ることが出来ました。

先日はソーの公式Instagramもロキが「王になるために生まれてきた」シーンを共有していましたが、ソーもアベンジャーズも画面外でロキの心情と行動の変化に対してエールを送っているという事でしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中、来週 11月10日 最終話が配信予定です。

ドラマ「エコー」の初予告が公開、デアデビルも登場で1月にディズニープラスとHuluで配信

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のファーストトレーラーが公開されました。ドラマ「ホークアイ」でデビューした聴覚障害を持つキャラクターのエコー/マヤ・ロペスを主人公とした作品で、育て親であるキングピン/ウィルソン・フィスクとの因縁を描く物語となっています。

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トレーラーの中ではほんの一瞬だけデアデビルのような人物も登場しており、事前の噂どおりに登場するのではないかと考えられます。

※動画の1分27秒あたり、二人の人物の影絵の直後

©MARVEL,Disney

本作はMCUドラマ初の試みとして、全話一挙配信が予定されていましたが、それに加えて米Huluでの同時配信も今回の予告で明らかになりました。日本のHuluで配信されるかどうかは今後のアナウンス待ちです。

米ディズニーは財政難を改善する施策のひとつとして今年、「シークレット・インベージョン」や「ミズ・マーベル」を期間限定で Hulu にて配信してきました。これらはディズニープラスでの配信より遅れて行われましたが、「エコー」では同時配信となるようです。

「エコー」のシドニー・フリーランド監督は海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で「エコーはヴィランです。私達はそれを表現する事にこだわりました」と述べています。また、コミック版との違いとして、相手の動きをコピーする能力は取り入れていないとも明かしています。

「ホークアイ」のスピンオフとして開発が始まった「エコー」はその後、「デアデビル:ボーン・アゲイン」へと繋がっていくとも考えられています。「エコー」の配信前に「ホークアイ」を復習しておくのもいいかもしれません。

ドラマ「エコー」は 2024年1月10日 に 米ディズニープラスと米Huluにて全話一挙配信です。

ソース:Echo Director Confirms Maya Lopez Is a Villain and Won’t Have Her Comics Powers

マーベル・スタジオが公式本でドラマ「ワンダヴィジョン」のミスを認める

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品の時系列を説明する書籍「Marvel Studios’ The Marvel Cinematic Universe – An Official Timeline」の中で、ディズニープラスで配信されたドラマ「ワンダヴィジョン」に関するとあるミスを公式に認められた事が判明しました。

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「ワンダヴィジョン」の第5話「問題エピソード」に奇しくもその問題が含まれていたわけですが、物語が10分に差し掛かる手前あたりから、ウェストビューでの事件についてS.W.O.R.D.のクルーが集合し、ジミー・ウーの報告シーンが始まります。

その中でジミーはワンダとピエトロを1989年生まれと紹介していますが、その数秒後に表示されるモニター内の映像ではワンダは1988年生まれと書かれています。

©MARVEL,Disney

発売された公式本ではミス・ミニッツがこのエラーに解説を加えており、「ソコヴィアでは多くの公文書が破棄されたんです!」と述べて、真実を把握することは難しい事であると面白く誤魔化しています。

同書では「スパイダーマン:ホームカミング」の8年後問題にも言及。

173ページでミス・ミニッツは、「誤りの報告です! こんにちは! エイドリアン・トゥームスはニューヨークの戦いは8年前だと言いましたが、あの出来事はたった4年前です。これは私たちにとって本当に頭の痛い問題で、TVAのアナリストが事件ファイルを置き忘れたのだと思います」とTVAの職員によるミスだと解説しています。

海外ではこういったエラーの軌道修正に「最高だ」といったようなリアクションが多く見受けられます。しかし残念なことに本書の日本語版の発売は今のところアナウンスされていません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「ロキ」でロキは王になる?ソーの公式インスタが謎の投稿

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の5話が本日配信予定で、その後は最終話を残す所とクライマックスが迫っていますが、そんな中でソーの公式Instagramの投稿が話題になっています。

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インスタには2011年の映画「マイティ・ソー」の動画が投稿、テキストは何も添えられていません。動画は作中の回想シーンで、オーディンが少年時代のソーとロキに対して「王座につくのは一人だが、ふたりとも王になるために生まれてきた」と説いています。

この投稿は今現在のロキの状況に対して何かのメッセージが含まれているのでしょうか?

4話でロキの変異体であるシルヴィがロキに対して「そんなに王座が欲しいの?」と迫るシーンが在りましたが、今回の投稿と合わせて考えると、ロキは5話ないし最終話にて在り続ける者の後を継ぎ、シタデルの時の王座について物事の対処に当たっていくのかもしれません。

本作のケヴィン・ライトプロデューサーは以前のインタビューでシーズン3の可能性と今後の目標について「ソーと再会させる事」と述べており、「ある場所に到達させなければならない」とも語っていました。

残された2話でロキはどこへたどり着く事になるのか、注目のポイントとなっています。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

マーベルがミス・ミニッツの再起動を予告か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の4話にて、ロキたちとラヴォーナ・レンスレイヤーの戦いの最中でシャットダウンされてしまったミス・ミニッツですが、マーベルエンターテイメントの公式X(旧twitter)は気になる投稿をしています。

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「しばらく時間がかかるかもしれません」とコメントしつつ、マーベルは新たなミス・ミニッツの画像を投稿。

3話では自身を生み出した在り続ける者を「あの偉大な御方」と呼びつつその計画を実行していると語っていたミス・ミニッツですが、4話冒頭では突然「彼は必要なかったのかもしれない」と告白。今回投稿された画像では中央のテレビに「自分自身のために」と表示されているのが気になる所となっています。

シーズン1のケイト・ヘロン監督は2年前のS1最終回配信直後に「ミス・ミニッツは悪魔のような存在」と語っていましたが、シーズン1とは監督も脚本も異なる事でこれらのアイデアが引き継がれているかは不明です。

しかしシーズン2の4話までの段階でロキたちとは敵対的なのは明らかで、マーベルがほのめかす再起動後、ミス・ミニッツがどのような立ち位置になるかは注目となりそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

【重要】ディズニープラスのプラン変更受付がスタート─放置すれば自動値上げ

ウォルト・ディズニー・ジャパンが 2023年9月 に発表していたとおり、ディズニープラスの契約がスタンダードプランとプレミアムプランの2つに分かれ、来月から運用開始となります。スタンダードプランは従来と同じ月額990円となり、プレミアムプランは月額1320円、今月中にプラン変更の手続きをしなかった場合、自動的にプレミアムプランへと契約が切り替わることになります。

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プランの内容の違いは以下の通り。

 ディズニープラス スタンダードディズニープラス プレミアム
サブスクリプション
(税込)
月額:990円
年額:9,900円
月額:1,320円
年額:13,200円
最高画質1080P Full HD4K UHD & HDR
最高音質5.1サラウンドドルビーアトモス
同時視聴2台4台
広告無し無し
ダウンロード機能✓ (10台まで)✓ (10台まで)

米国でのディズニープラスは10月から広告なしプランが月額8ドル、広告ありプランが月額14ドルに設定されており、日本はどちらも広告をつけない代わりに機能制限をつける方向での新プランとなりました。

これまでに4kやドルビーアトモスでの視聴をしてこなかった方で同時視聴台数に問題がないユーザーは基本的にスタンダードプランで料金を維持するのが懸命でしょう。

4k等を利用してきたユーザーは値上げを受け入れるか画質、音質を落とす必要があります。

入会方法によって手続きの詳細が異なるため、詳しくはディズニープラスの公式の説明を御覧ください。