幻のライミ版「スパイダーマン4」、アン・ハサウェイさんがブラックキャットの噂について「衣装は着ていない」と明かす

ソニー・ピクチャーズが計画していたサム・ライミ監督による「スパイダーマン4」は幻のプロジェクトとなってしまいましたが、当初はアン・ハサウェイさんがブラックキャット/フェリシア・ハーディ役を演じると報じられていました。Youtube番組に出演したハサウェイさんはこの噂について、実際にどこまで話が進んでいたのかを明らかにしました。

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2000年代後半にキャンセルされてしまったこのプロジェクトについて、アン・ハサウェイさんは「衣装合わせもなかったし、オーディションのスライドを読んだだけで、実際の台本も読んでいません。役が決まって、ただ・・・それは多分プロデューサーが語るべき話であって、これ以上は私が語るべき話ではないと思います。」と、噂が事実だった事を認めつつも、開発はそれほど進んでいなかった事を明らかにしました。

そして質問の最後には「スパイダーマン・ユニバースはとても巨大で、とてもスリリングなものになりました。」とその後のスパイダーマンの展開について称賛しました。

アン・ハサウェイさんはブラックキャットの衣装を着る機会はなかったようですが、この映画のヴィランとして設定されていたバルチャーの衣装は15年の時を経て2022年にようやく公開されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-sam-raimi-spider-man-4-vulture-suit/”]

バルチャー/エイドリアン・トゥームスをジョン・マルコヴィッチさんが演じる予定で、作中で死亡後はエイドリアンの娘を演じるアンジェリーナ・ジョリーさんがこれを着てトビー・マグワイアさんのスパイダーマンと戦う予定であった事が明かされています。

サム・ライミ監督は当時「スパイダーマン4」の脚本に難色を示して降板し、新たな監督を見つけられずにこの計画はキャンセルされました。

しかし、ライミ監督は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に携わったあと、再びスパイダーマンの映画への興味を示している事を共演者も語っています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/tobey-maguire-spider-man-4-rumor-actor-comments/”]

監督自身も「トム・ホランドも好きだけど、撮るとしたらトビー・マグワイアのスパイダーマン」と発言しており、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」で2年連続で盛り上げてきたソニーがゴーサインを出し、新たな脚本が完成すれば、トム・ホランドさんのMCU版「スパイダーマン4」とサム・ライミ監督&トビー・マグワイアさんの「スパイダーマン4」が同時進行する可能性もあるかもしれません。

トビー&ライミ版「スパイダーマン4」の可能性はまだある?過去作俳優が4作目の噂について語る

2002年から2007年にかけて展開されたサム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」3部作について、4作目の可能性が引き続き残されていると、サンドマンを演じたトーマス・ヘイデン・チャーチさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューで語りました。

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トーマス・ヘイデン・チャーチさんはインタビューの中で新作の噂について言及。「サム・ライミがトビー(マグワイア)とまた(『スパイダーマン』映画を)やるつもりだと言います・・・噂はずっとあったんだけど、もしそうなったら、少なくともカメオ出演するようキャンペーンするでしょうね。」 と、「スパイダーマン3」、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に引き続いてサンドマンを演じたい意欲を語りました。

さかのぼって2022年4月、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の制作を終えたサム・ライミ監督は海外メディア Fandango とのインタビューで「スパイダーマン」4作目について質問された時、「マーベルの世界ではどんなことでも可能だと思うようになったんです。僕はトビーが大好きです。トビーもキルスティン・ダンストも大好きです。あらゆることが可能だと思います。」と新作の可能性がゼロではない事を明かしていました。

トーマス・ヘイデン・チャーチさんは2023年3月のYoutube番組でのインタビューで「ジョン(ワッツMCU3部作監督)と私、そしてリードプロデューサーのエイミー・パスカルとケヴィン(ファイギ)、みんなでたくさんの話し合いをしました。そして、私が言いたいのは・・・サンドマンが将来の反復に登場する可能性についての会話でした。内容はフリント・マルコ(サンドマン)が戻ってきて、おそらくフリントとのより充実した物語を選び、サンドマンだけでなく人間の姿に戻ることについてです。そのような話がありました。」とも語っていました。

トーマス・ヘイデン・チャーチさんのYoutubeでのエピソードは、ケヴィン・ファイギ社長が公言しているMCU版、トム・ホランドさんの「スパイダーマン4」の話し合いであると考えられますが、これと並行してトビー・マグワイアさんの「スパイダーマン4」の開発が行われているのか、続報に期待となっています。

サム・ライミ監督とトビー・マグワイアさんの「スパイダーマン」3部作はディズニープラスで配信中です。

ソース:Thomas Haden Church Has “Heard Rumors” Sam Raimi May Do Another Spider-Man With Tobey Maguire (Exclusive)

15年の時を経て幻のライミ版「スパイダーマン4」のヴィランスーツが公開

ソニー・ピクチャーズとサム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演で制作予定だった映画「スパイダーマン4」より、この作品で戦う予定だったバルチャーのスーツ写真が公開されました。この幻に終わった映画では、バルチャー/エイドリアン・トゥームスをジョン・マルコヴィッチさんが演じる予定でした。

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作家でイラストレーターのケン・ペンターズ氏が「スパイダーマン4」のバルチャーのスーツ写真をSNSにて投稿し、シェアしています。

ペンターズ氏は「トビーとサムがソニーに別れを告げられる前に、実は『スパイダーマン4』の制作が始まっていて、俳優のジョン・マルコヴィッチのためにバルチャーのコスチュームを制作していた友人を訪ねました。制作が終了すると、すべての資料を提出。15年近くも放置されていました。」とコメントを添えています。

米国で販売されている書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」によると、サム・ライミ監督は近代的なバトルスーツにすることを目指していたそうで、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。また、ジョン・マルコヴィッチさん演じるエイドリアンの娘役にアンジェリーナ・ジョリーさんがキャスティングされていたとも記述されています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したバルチャーのメカニカルスーツとはまたかなり違うデザインで、ほとんど完成しているようにも見えますが残念ながら使われることなく終わってしまったようです。

ソニーもSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としてマルチバースを推し進めているような節があり、実際に「モービウス」にてバルチャーも導入されましたが、それは「ホームカミング」版のバルチャーでした。ソニーは今後もスパイダーマンのユニバースを拡張していく計画のようであり、その展開には注目となっています。

ライミ版「スパイダーマン」4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先の計画があった事が判明

ソニー・ピクチャーズが制作したサム・ライミ監督とトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン」(2002年)シリーズの幻の4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先でヴィランになる計画があった事を各種海外メディアが報じました。

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これは米国で販売が始まった書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」に記載されている内容との事で、ショーン・オコネルさんが執筆したこの本には4作目が開発中だった2009年に、アンジェリーナ・ジョリーさんがバルチャー/エイドリアン・トゥームスの娘として登場する予定だったとしています。アンジェリーナ・ジョリーさんは2021年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でセナを演じました。

「スパイダーマン4」のメインヴィランであるバルチャーはこの4作目でのスパイダーマンとの戦いで死亡し、アンジェリーナ・ジョリーさん演じる娘がスーツを引き継ぐ事で終わる予定だったとの事で、5作目以降で女性バルチャーが登場する計画があったとしています。

また、バルチャーの娘はデイリー・ビューグルを買収しようとするベンチャーキャピタル企業の幹部という設定もあったそう。

この娘はコミック版にはいないキャラクターで、「スパイダーマン4」オリジナルの設定になっています。なお、MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したリズ・トゥームスもコミックにはいないキャラクターで、彼女はコミックのピーターの元カノのひとりリズ・アランを再設計したキャラクターになっています。ちなみにコミックのエイドリアン・トゥームスの娘ヴァレリアはS.H.I.E.L.D.のエージェントになっています。

本によると、バルチャー/エイドリアン・トゥームス自身に関する記述もあり、サム・ライミ監督は彼を近代的なバトルスーツにすることを目指していたとの事。例えば、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。

最終的に「スパイダーマン4」自体が中止されたことで、これらが映像化される事はありませんでした。もしこれが実現していれば、「スパイダーマン:ホームカミング」や「エターナルズ」は違うものになっていたでしょうし、そもそもMCU全体が別のものになるマルチバースへと分岐していたと考えられます。

サム・ライミ監督は「スパイダーマン4」制作に向けて意欲を示しておりソニーも4作目を煽るなどしていたため、ライミ版「スパイダーマン4」の実現はありえる話になっています。ただし、暴かれてしまった10年以上前のこれらのプロットが映像化される可能性はあまり高くないかもしれません。

ライミ版「スパイダーマン」全3作はディズニープラスで配信中です。

ソース:Sony Wanted Angelina Jolie to Play Major Spider-Man 4 Role In Tobey Maguire Sequel

サム・ライミ監督、MCU版「スパイダーマン4」の予定はナシ ─ 「撮るとしたらトムではなくトビー」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でメガホンを取ったサム・ライミ監督が海外メディア ロサンゼルスタイムズとのインタビューの中で、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を高く評価しながら、トム・ホランドさんの4作目には関わらないことを明かしました。

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サム・ライミ監督は「私は『ノー・ウェイ・ホーム』が大好きです。観客がスリルを味わえる完璧な作品だと思いました。私が行った映画館の観客は、「オーッ」「アッ」と声を上げていましたし、素晴らしいハートを持っていました。昔の仲間に再会できたのも嬉しかった。私はスパイダーマンが大好きです。そして、その役を演じるトム・ホランドも大好きです。でも、もしスパイダーマンの映画を作るとしたら、トビーとでないと私の首が折れてしまうだろうね。」と語りました。

また、ScreenRant の取材にも応じた監督は、「『スパイダーマン4』を作る予定は今のところありません。 スパイダーマンの新シリーズはとても成功しているから、それが実現するかどうかはわからないし、私もそれを追求していません。」と述べています。

今の所「スパイダーマン4」を作る予定はないとし、やるとしたらトム・ホランドさんではなくトビー・マグワイアさんで撮る必要があると明かした監督。ファンの期待は十分に高まっているようですが、マーベルやソニーがどこに向かおうとしているのか、今後の情報には要注目です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は配信及びディスクが発売中です。

ソース:‘Doctor Strange in the Multiverse of Madness’ crew on bringing the story to life 、 Sam Raimi Has Disappointing Update On Tobey Maguire Spider-Man 4 Movie

サム・ライミ監督、映画「スパイダーマン4」の制作に対して完全にオープンだと言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督がYoutube番組のMoviepilotに出演し、ライミ監督の代表作でもある「スパイダーマン」の最新作、「スパイダーマン4」制作について準備が出来ている事を明かしました。

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ライミ監督はインタビューの中で「それ(スパイダーマン4)が可能だとは思っていませんでしたが、マルチバースに戻った後、今は何でも可能だと気づいたので、完全にオープンになっています」と述べました。

監督は先日の別のインタビューでもマルチバースのおかげで何でも可能だと気づいたと説明し、またトビー・マグワイアさんやキルスティン・ダンストさんと仕事がしたいと語っていました。

監督がこのように言うからにはドクター・ストレンジの撮影をしながら「スパイダーマン4」の大まかな流れぐらいは思いついているのかもしれません。

マーベルとソニーのゴーサインとトビー・マグワイアさんの合意が得られれば、ライミ版「スパイダーマン4」は動き出すようです。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

サム・ライミ監督は「スパイダーマン4」について、「マーベルは何でも可能」だと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督が海外メディア Fandango とのインタビューの中で、スパイダーマン4作目でトビー・マグワイアさんと再びタッグを組む可能性について質問されました。

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ライミ監督は「ドクター・ストレンジを作った後、マーベルの世界ではどんなことでも、どんなチームアップでも可能だと思うようになったんです。僕はトビーが大好きです。トビーもキルスティン・ダンストも大好きです。あらゆることが可能だと思います。ストーリーやプランがあるわけではありません。マーベルが今、それに興味を持つかどうか、彼らがどう考えているのか分かりません。私はそれを追求したことはありません。しかし、それは美しい響きです。スパイダーマンの映画でなくても、またトビーと違う役で一緒に仕事がしたいと思います。」と述べました。

2011年公開予定の映画として制作が始まりかけていた「スパイダーマン4」はサム・ライミ監督とソニーが脚本内容について衝突し、幻に終わったとされています。当時監督はメインヴィランとしてバルチャーを想定していましたが、ソニー側はブラックキャットを登場させてロマンスも描きたいと考えていたと過去に報じられていました。

先日はライミ監督の脚本に沿ったストーリーボードが公開された他、「スパイダーマン4」を担当し、現在はドラマ「ムーンナイト」のプロデューサーを務めるグランド・カーティスさんが「3部作には、語られなかった別の物語がありました。『スパイダーマン』のファンであれば誰もが口にすることだと思いますが、いつの日か、それらの物語が全て出てきて、続くことを願っています」とも語っていました。

幻の「スパイダーマン4」のメインヴィランがバルチャーということで、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)にバルチャーが連れて行かれた事と何か関係があるのでしょうか?

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ソース:‘DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS’ DIRECTOR SAM RAIMI REVEALS NEW DETAILS ABOUT HIS FIRST MCU FILM