映画「ブラックウィドウ」エレーナはサノスのデシメーションを受けていたのか、ケヴィン・ファイギ社長が触れる

先日行われたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のツイッター・ウォッチ・パーティーに参加したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、エレーナがサノスのインフィニティ・ガントレットの影響を受けていたかどうかについてファンから質問を受け、「いずれ分かる」と予告しました。

※この記事には映画「ブラックウィドウ」のネタバレが含まれています。ご注意ください。

ファイギ社長はツイッターで「皆さんは見ることになるでしょうが、このツイッタースレッド上ではありません。」と将来的にMCUの中で明かされるであろう事を示唆しました。

「ブラックウィドウ」が過去の物語になると発表された時から、エレーナ、メリーナ、アレクセイたちはインフィニティ・ウォーからエンドゲームにかけて何をしていたのかはファンの間で話題になり、考察の対象となっていました。

「ブラックウィドウ」の劇中でそれに触れられる事はありませんでしたが、ポストクレジットシーンではヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが登場し、エレーナとは何らかのビジネス関係にある事を示唆していました。

その会話の内容からはある程度長期的に関係を持っている事を伺う事が出来、エレーナとヴァルはサノスのデシメーションの影響を受けずにいたと予想されていますが、明確には描写されていません。

ファイギ社長の言うように今後のMCUで見る機会があるとすれば、最初の可能性は年内配信予定のドラマ「ホークアイ」にエレーナが登場する時になるかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

スカーレット・ヨハンソンさん、映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」で着ていたベストについて言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の主演を務めるスカーレット・ヨハンソンさんが、2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で着用していたベストが妹エレーナのものであることを、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で認めました。

©2021 MARVEL,Disney

※左:映画「ブラックウィドウ」のエレーナ 右:映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のナターシャ

このベストが同一のものである事について、ヨハンソンさんは以下のように述べています。

そうですね…実は重要なものなんです。それはとても表面的なことのように見えますが、実際にはとてもユニークで、とても意味のあることなのです。これは、ケヴィン・ファイギならではのことです。彼は、バックストーリーやキャラクター同士を結びつけるものが大好きなんです。しかし、ケヴィンの頭の中には、人々が贈る、一見何の変哲もないものの中に心が宿っているという、想像力の豊かさがあるのです。それは家宝となり、思いがけない、面白い方法で家宝になるのです。

「ブラックウィドウ」が新型コロナウイルスの影響による延期が決まる以前に公開されたトレーラーの段階でこのベストが同じではないかと話題になっていましたが、今回ようやく、やはり同じものであることが確認されました。

映画「ブラックウィドウ」は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の間の時系列を描いた作品で、インフィニティ・ウォーで登場したナターシャが急にブロンドヘアになっていた事と「ブラックウィドウ」のトレーラーを結びつけて、「ブラックウィドウ」の作中でエレーナが死亡し、その想いをナターシャが引き継ぐ形でインフィニティ・ウォーへのイメチェンへと繋がったのではないかと考えられていました。

しかし今年に入り、ドラマ「ホークアイ」にエレーナ役のフローレンス・ピューさんのキャスティングが報じられるなど、エレーナ死亡説には疑問符がつく形となっています。

エレーナがナターシャに対して死亡を偽装したケースも考えられますが、その場合は姉妹の関係はあまりよくないものである可能性がありそうです。

本作でナターシャの「家族」のどのような関係が描かれる事になるのでしょうか。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日 劇場先行公開、2021年7月9日 より ディズニープラスでのプレミアアクセス公開です。

ソース:Avengers: Infinity War’s Black Widow Easter Egg Confirmed

映画「ブラックウィドウ」エレーナ役フローレンス・ピューさん、2代目を継承するという噂について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」でブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹エレーナ・ベロワを演じるフローレンス・ピューさんが、2代目ブラックウィドウになるのではないかという噂について、海外メディア Total Film とのインタビューの中で言及しました。

インタビューの中でピューさんは「誰もが知りたい事であり、次のことを考えたいと思っているにもかかわらず、この映画では、それ(2代目の継承)を強調しようとしているようには感じられませんでした」と噂を暗に否定するコメントをしました。

そもそもコミックのエレーナはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのような単純なヒーローキャラクターではありません。噂の元になっているように2代目ブラックウィドウとして活動していた時期もありますが、それはナターシャの死後に自称していただけであり、ナターシャから託されたわけではありませんでした。

そしてヴィランとしての活動も多く、ナターシャと殺し合いをしたこともあれば、アベンジャーズと対峙したこともありました。

そのため、ヒーローとみるかヴィランとみるかは難しいところで、モバイルゲーム「Marvel Future Fight」ではヴィランとして登場していますが、モバイルゲーム「Marvel Strike Force」ではヒーローとして登場していたりと分かれています。

今回のインタビューでスカーレット・ヨハンソンさんは試写会の観客の反応として「ピューのキャラクターとその演技はとても愛されています。」とコメントしているため、愛されるキャラクターということはMCUのエレーナはヒーロー要素が強く描かれている可能性が高そうです。

エレーナは今後もMCUに登場すると見られており、ドラマ「ホークアイ」に登場すると報じられている他、そもそも映画「ブラックウィドウ」がシリーズ作品である可能性を、以前にスカーレット・ヨハンソンさんが示唆していました。

MCUのソロ映画は、主役のキャスティング変更があったハルク以外は全て続編が制作されている事を考えると「ブラックウィドウ2」があっても不思議ではありません。「ブラックウィドウ」はシビル・ウォーからインフィニティ・ウォーの間が描かれるとされていますが、インフィニティ・ウォーからエンドゲームの間のナターシャについてもまだまだ描く余地はありそうで、エレーナが2代目となるかどうかはそういった別の作品で描かれるのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:Florence Pugh Comments on How Black Widow Sets Up Her Marvel Future

フローレンス・ピューさんが映画「ブラックウィドウ」のプレスツアーが始まる事を報告

2021年7月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のプレスツアーが始まる事を、出演するフローレンス・ピューさんが自身のInstagramにて報告しました。ピューさんは主人公ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹エレーナを演じ、これまで描かれなかったナターシャの(偽りの)家族が明らかになります。

ピューさんは以前のインタビュー「私達が伝えようとしているこの映画の物語はとても恐ろしいものです。本質的には虐待を受け、殺人マシンになるように訓練された女性たちの物語です。」と語っています。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

フローレンス・ピューさんがアトランタに到着、ドラマ「ホークアイ」の撮影開始か

映画「ブラックウィドウ」で主人公ナターシャ・ロマノフの妹エレーナ・ベロワを演じる女優のフローレンス・ピューさんがアトランタに到着している事が確認されました。同じMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品であるドラマ「ホークアイ」への撮影の参加のためと見られています。

エレーナの「ホークアイ」登場について、2020年11月に海外メディア The Direct が独占として報じていました。

MCUにおいてブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフとホークアイ/クリント・バートンは相棒のようなスタンスで描かれているため、二代目ブラックウィドウであるエレーナと、二代目ホークアイであるケイト・ビショップがどのような関係として描かれるか注目されています。

しかしMCUのエレーナは「ブラックウィドウ」が公開延期の憂き目にあっているためまだまだ謎だらけの状態で、「ブラックウィドウ」のトレーラーでは死亡しているかのようなシーンやA.I.M.によって改造を受けているようなシーンが公開されているため、コミック同様ヴィランとしての毛色が強い可能性があり、「ホークアイ」でケイトと激突する可能性も高いと見られています。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年内にディズニープラスで配信予定。映画「ブラックウィドウ」は 2021年4月29日 日本先行公開予定です。

【噂話】ドラマ「ホークアイ」で〇〇が新たなローニンに?【ネタバレ注意】

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」にてホークアイ/クリント・バートンが暗殺業をしていたときに着用していたローニンのスーツをとあるキャラクターが着用することになると、海外メディア The Direct が独占情報として報じました。

※これより先はネタバレを含む可能性があります。ネタバレレベルは以下を参考にして、先を読むかどうかの指針にしてください。
・物語の内容を一部示唆している可能性があります。
・キャラクターの生死に関する情報が含まれています。
・公式に報道されていないキャラクターの登場情報が含まれています。

そもそもローニンとはコミックで、ヒーローがその素性を隠して活動する際に扮していたもので、複数のキャラクターがローニンになっていました。クリント・バートンもコミックでローニンになっていましたが、その他ドラマ「ホークアイ」に登場が噂されているエコーや、レッド・ガーディアン、ブレイドもローニンに姿を変えていたことがありました。

記事によると、「どういう役割かは不明だが、エレーナがローニンとなることがわかった」としており、敵か味方かは分からないとの事。もちろんドラマが進むにつれ、立ち位置が変わることもあると考えられます。

この情報が真実であれば、エレーナが生きている事は非常に大きな新しい事実となります。映画「ブラックウィドウ」の予告ではエレーナの死亡を匂わせるシーンがありましたが、今回の記事が事実だと仮定した場合、「予告がフェイクである」もしくは「エレーナがナターシャを騙すために死を偽装した」可能性が高くなります。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)のナターシャのセリフから、家族と呼べるのはアベンジャーズしかいない旨が表現されているため、「ブラックウィドウ」に登場している家族はすべて死亡もしくは敵対すると考えられますが、やはりエレーナは敵側へと回るということでしょうか。

ただし、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(2019年)でブラックウィドウやヴィジョンが犠牲になった事はMCUの世界中で報道されているようなので、その一報を聞きつけたエレーナの心情が変化するといったことも有り得るかもしれません。

いずれにせよ、エレーナがドラマ「ホークアイ」に登場するのであれば、2代目ホークアイであるケイト・ビショップと、2代目ブラックウィドウであるエレーナが激突、あるいは共闘する可能性があり、よりエキサイティングなシーンを見せてくれるかもしれません。

ドラマ「ホークアイ」は現在撮影に入ったと報道されており、2021年もしくは2022年にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Hawkeye: Florence Pugh Joins Jeremy Renner Disney+ Series (Exclusive)

フローレンス・ピューさん、映画「ブラックウィドウ」は「恐ろしい」物語だと明かす

新型コロナウイルスの影響により公開が本来より約1年の延期となっている映画「ブラックウィドウ」に出演するフローレンス・ピューさんが、公式映画スペシャルブックにおいて、映画の物語がとても「恐ろしい」ものだと表現していると、米ヤフーエンターテイメントが報じました。

記事によるとピューさんは「私達が伝えようとしているこの映画の物語はとても恐ろしいものです。本質的には虐待を受け、殺人マシンになるように訓練された女性たちの物語。スカーレット・ヨハンソンが言うように、今は彼女がブラックウィドウの話をするのに適した時期です。この物語は基本的に女性が人生を取り戻すという事実に恥じないようになっています。そしてマーベル・スタジオの映画です。めったにないことだし、その一部になれるのはとてもエキサイティングな事です」とインタビューで語りました。

また、ピューさんはエレーナというキャラクターを「迷惑な妹」と表現し、ナターシャとエレーナの関係がこの映画の中核になっていると明かしました。その事について「二人は長らく行方不明になっていた姉妹で、愛らしく特有の友情があります。二人はお互いに人生の穴を修復していくでしょう」と話しました。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年4月29日 日本公開予定です。

ソース:Florence Pugh says ‘Black Widow’ tells a ‘horrifying’ story about victims of abuse

映画「ブラックウィドウ」の新しい劇中写真が公開

映画「ブラックウィドウ」の新しい劇中写真が公開されました。

ひとつはウィドウズの襲撃から身を隠すナターシャ。トレーラーでのエレーナとの再会の前後でしょうか。

もうひとつは建物屋上でのエレーナ。トレーラーで見かけなかったエレーナの黒スーツバージョンです。レッドルームの任務中なのでしょうか。

映画「ブラックウィドウ」は当初 5月1日 日米同時公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の公開スケジュールは全体的に大きく後ろ倒しとなりました。

新しい公開日は 2020年11月6日(全米)となっており、日本での公開日はまだアナウンスされていません。 

ソース:New Black Widow Photo Shows Natasha Waiting to Take on Her Replacements

ナターシャ・ロマノフ MCU 初登場作品