ドラマ「ミズ・マーベル」ファーストトレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の最初のトレーラーが公開されました。今回の記事ではその動画の中から、チェックしておくべきポイントをいくつかご紹介。

※これより先は「ミズ・マーベル」の予想や噂、リーク情報などネタバレ要素を含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ヒーローオタクのカマラ・カーン

トレーラーの最初のシーンは今どきの女子高生である主人公カマラ・カーンのノートの落書きから始まりました。BGMには The Weeknd の「Blinding Lights」(2020年) が採用されています。

©MARVEL,Disney

コミックのカマラは生粋のヒーローオタクであり、同人活動もしているキャラクター。その設定を継承しているかのように、アントマンとマンアントと名付けられた怪物との戦いのイラストがノート右下に描かれています。

ノート右上の羽のはえたナマケモノは、コミックでカマラ・カーンが大事にしているぬいぐるみをさらに可愛くデフォルメしたように見えます。

©MARVEL

世界史の授業

マーベル・スタジオのロゴに行く前に、落書きをするカマラが世界史の授業中である事が机に置かれた教科書から伺えます。

©MARVEL,Disney

表紙には古代エジプトの象徴でもあるファラオが描かれていますが、カマラがエジプトの月神コンシューについて学び、ムーンナイトを理解することが出来るかどうかは不明です。

キャプテン・マーベルとその仲間たち

コミックのカマラ・カーンはキャプテン・マーベル推しであり、それは着ているシャツにも反映されています。

©MARVEL,Disney

中央のキャプテン・マーベルはわかりやすいものですが、右の女性は顔の白化粧からヴァルキリーである可能性が高く、左の女性は軽鎧の形状からワスプである可能性が高そうです。

パワーソース

カマラのパワーの覚醒のきっかけとして腕輪のようなアイテムを装着する様子が描かれています。

©MARVEL,Disney

コミックではクアンタムバンドやネガバンドなどの腕輪状の強力なアーティファクトがいくつか存在しますが、そもそもコミックのカマラのパワーはアイテムに依存していません。インヒューマンのDNAを持つカマラはテリジェンミストを浴びたことで能力を獲得しますが、このシーンはMCU版ではそれが変更される事を示唆しているように思えます。

ロケット・ラクーン

カマラの能力覚醒を描く大事なシーンですが、その背後ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケットの人形の姿が強く主張しています。

©MARVEL,Disney

アントマン、キャプテン・マーベル、ヴァルキリー、ワスプに続いてロケットも小道具として登場する事で、カマラのギークな一面を表現しているのかもしれません。本編ではさらに多くのヒーローを象徴したプロップが登場するのでしょうか?

カマラの部屋

カマラの部屋は推しであるキャプテン・マーベルのポスターがあちこちに貼られており、いくつかは実際のコミックのカバーアートになっています。

©MARVEL,Disney

画面右下のぬいぐるみらしきものは、前述のナマケモノなのでしょうか?

謎の4人組

スモークの中に謎の4人組が姿を表します。

©MARVEL,Disney

右端の男は一瞬だけ顔が映るもののはっきりと視認するのは難しいですが、ルーク・ケイジやS.H.I.E.L.D.のアルフォンソ・”マック”・マッケンジーのようにスキンヘッド&ヒゲスタイルの男のようにも見えます。

クラン・デスティンと呼ばれる一族がヴィランではないかと報道された事がありますが、そのクランに所属するキャラクターの一部かもしれませんし、全く違う可能性もありそうです。

政府管轄のN.I.C.E.という組織が関わってくるとの話もありましたが、政府組織というには4人は共通性のない個性的な衣装のようです。トレーラー後半で、カマラ・カーンが盾で銃弾を防ぐシーンでは複数の武装兵が確認出来ますが、彼らがそのN.I.C.E.なのでしょうか?

レッドダガー

カマラのパンチを避ける人物は赤い布で口元を隠しており、コミックのレッドダガーのような外見になっています。

©MARVEL,Disney

コミックのレッドダガー/カリームは名前の通りダガーを主体に戦うヒーローですが、スーパーパワーは持ち合わせていません。カリーム役にはアラミス・ナイトさんがキャスティングされています。

ミズ・マーベルの能力

エネルギーを盾にしたり足場にしたり、巨大な拳状にして攻撃する様子が描かれているミズ・マーベルですが、コミックの能力とは少し異なっています。

©MARVEL,Disney

コミックのミズ・マーベルはアントマンのような巨大化および縮小化能力とファンタスティック・フォーのリード・リチャーズのような伸縮能力を混ぜたものになっています。日本の漫画で例えるなら、ドラゴンボールのピッコロが近いでしょうか。能力が自身の肉体操作からエネルギー操作に変わったことで、コミックにおける縮小化は出来なくなったと考えられそうです。

©MARVEL

この変更について海外ファンの間では「画面に映えるようになった」という意見や、「リード・リチャーズと被らないようにしようとして、結果的に(リードと同じファンタスティック・フォーの)インビジブル・ウーマンと被ってしまっている」という意見など賛否両論となっています。

中には「作中で腕輪が壊れてこのパワーを失い、あらためてインヒューマンとして覚醒するのではないか?」と考えるファンもいるようです。

否定派意見で多く見られるのは、原作に込められた思いが無視されているように見えるというもの。

ミズ・マーベルの原作者G・ウィロー・ウィルソンさんは過去のインタビューにて以下のように述べています。

カマラがどんな超能力をもつべきかについては、だいぶ議論しました。わたしは「少女的な」能力、輝いたり空に浮かんだりする能力については反対しましたが、なにかページ上で映える能力がいいとは思っていました。結局カマラは変身能力をもつことになりました。

ポリモーフ(変身)はコミックでとても興味深い歴史がありますが、たいていは悪役の能力です。ネガティヴに描かれますが、それは、強くなったり空を飛んだり稲妻を撃ったりするような古典的な能力に比べて、どこか卑怯な能力だと考えられているからです。

そのため、カマラを変身キャラにしようと決めたとき、彼女が自分の家族や信条と、米国に生きる十代の少女であることの間に生じる葛藤から、自分の能力を使って逃げられるという点が懸念されました。

カマラは(状況から)隠れることが可能で、その誘惑が常にそこにあります。彼女は、自分の能力を使えば八方美人になることができます。これもまた健全ではありません。

カマラの物語では、ある意味、ふたつのステレオタイプを分析することになります。ひとつはイスラム教徒に関するもの、もうひとつは姿を変えられることに関するもの。これがプロットとうまくかみあっているとわたしは考えました。

能力が変更されていても原作の思いが込められているのか、このドラマの注目点となっています。

謎の女性

ニムラ・ブチャさん演じる謎の女性ナジマが「自分の事わかってるの?」と尋ねるシーンがありますが、この予告では誰に向けられた言葉なのかは分かりません。トレーラー上ではすぐにカマラのセリフが続きますが、実際に一連のシーンであるかは判断出来ません。

©MARVEL,Disney

仮にそうであれば、ナジマはカマラのパワーについて何か知っていると言うことになりそうです。ナジマはドラマオリジナルのキャラクターであるようで、現状では謎に包まれています。

未来は彼女の手の中に

トレーラーのラストショットはハドソン川を隔てたニューヨークを、街灯の上に座り込んで見つめるミズ・マーベルの姿。これはコミックの「ミズ・マーベル Vol.3」#5と同様のショットになっています。

©MARVEL,Disney

ニューヨークはカマラが憧れたスーパーパワーの象徴でもあり、かつてのアイアンマンやスパイダーマンを始めとしたスーパーヒーローが多数登場する街です。

目線の先はスタークタワー、アベンジャーズタワーがあった場所になりますが、「スパイダーマン:ホームカミング」でタワー売却のエピソードが出て以降、次の所有者は明かされていません。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションの最中に「タワーを購入した人物を知っている」と言った話がありましたが、結局「ノー・ウェイ・ホーム」にそういうエピソードは登場せず、今後どこかで語られる事を願うばかりです。


ムスリム、女性、オタク、未成年など、これまでのアメリカで差別の要素として大きかったものを取り込んだカマラ・カーンがコミックデビューしたのは2013年と、マーベル・コミック史上では比較的最近の事で、MCUがスタートした後のことでした。

設定的にも歴史的にも若いカマラ・カーンはトレーラーの中でも、夢を見るのを止めるよう、現実を見るように周囲から注意され、その度にブレーキを踏んで自分を抑制してしまう今どきのティーンとして描かれています。

これはケイト・ビショップとは対照的になっており、母エレノアに何を言われようと突き進む姿を見せた彼女との違いについても注目の作品となっています。カマラはその手にどんな未来を掴む事になるのでしょうか。

以上、「ミズ・マーベル」ファーストトレーラーの気になるチェックポイントでした。

公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ミズ・マーベル」のトレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のファーストトレーラーとポスターが公開されました。日本語字幕版もあわせて公開されており、6月8日からディズニープラスで配信スタートとなる事が発表となりました。

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公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ミズ・マーベル」にドラマ「ランナウェイズ」のアンジャリ・ビマーニさんがキャスティング

女優のアンジャリ・ビマーニさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」にキャスティングされていると、海外メディア Deadline が報じました。ゲーム「オーバーウォッチ」のシンメトラや「APEX LEGEND」のランパートの声で知られているビマーニさんですが、かつてはHuluのマーベルドラマ「ランナウェイズ」にも出演していました。

記事によるとアンジャリ・ビマーニさんの正確な役割は不明で、「ランナウェイズ」の役の再演かどうかもわからないとの事。

ビマーニさんは「ランナウェイズ」シーズン3でWIZARDの職員ミタ・ナンサリとして出演していましたが、シリーズを通しての役割としてはあまり大きくありませんでした。「ミズ・マーベル」では何を演じる事になるのでしょうか?

本作は2022年6月2日にプレミアイベントが予定されている事から6月中にも配信が始まると考えられていますが、主人公ミズ・マーベル/カマラ・カーンとその家族、友人以外のキャストはほとんど分かっていません。特にヴィランを演じるのが誰かは正確な報道がなく、謎に包まれた状態となっています。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:Anjali Bhimani Boards ‘Ms. Marvel’ In A Recurring Role

ドラマ「ミズ・マーベル」は6月上旬から中旬配信か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のレッドカーペットプレミアイベントがロサンゼルスで現地時間の2022年6月2日より開催される事が判明しました。

これは The Hollywood Partnership によるハリウッドの通行止め情報から判明した事で、6月の2日から3日にかけて「ミズ・マーベル」のプレミアイベントのために通行止めが発生する事を伝えています。

3月30日に配信が始まるドラマ「ムーンナイト」は3月23日にプレミアイベントが設定されており、他のディズニープラスシリーズを考えてもイベントから2週間以内に配信が始まると見られています。

マーベル・スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーのヴィクトリア・アロンソさんは2021年7月のインタビューで「(2021年)年内の配信を約束」していましたが、その後再撮影などが発生し、リリースが遅延していました。

同年10月には主人公カマラの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさんが自身のTwitterで2022年の6月から7月に配信されるだろうと漏らしており、どうやらその予定通りに事が進んだようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月 にプレミアイベントが開催されます。

ソース:The Hollywood Partnership

ドラマ「ミズ・マーベル」のヴィランが判明か?再撮影現場の写真が投稿される

現在、ジョージア州アトランタで再撮影が行われているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の現場写真を、atlanta_filmingが投稿しました。その写真とコミックから一人のヴィランの名前が浮上しています。

夜間の撮影なのか投稿された写真の画像は荒いものの、投稿には「ドローンは本当にかっこよかった。二人の男が担ぐ物理的な小道具もあった。」とコメントが添えられています。このドローンというキーワードから、多くのコミックファンはヴィランがトーマス・エジソンになるのではないかと考えています。

コミックのインベンダー(発明者)/トーマス・エジソンはグレッグ・ノックスという科学者によって現代に蘇ったエジソンのクローンです。しかし、DNAの合成中のノックスのペットのオカメインコのDNAが混じってしまう事故により、顔がインコになってしまいましたがその天才的な脳は健在でした。

ミズ・マーベルがコミックでドローンと戦う状況になったのはこのエジソン・クローンが登場した「ミズ・マーベル Vol3 #5」(2014年6月)から「ミズ・マーベル Vol3 11」(2015年2月)の間のみであるとの事。海外コミックファンはこの事から、本ドラマのヴィランが彼になるのではないかと推測しています。

MCUはコミックどおり行くことのほうが稀ですが、敵がドローンを駆使してくるのであれば、マッドサイエンティスト系のヴィランである可能性はかなり高いようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、監督が再撮影に入っていることを報告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の再撮影が行われている事を、本作のシャーミーンオベイドチノイ監督が自身のInstagramにて報告しました。

オベイド=チノイ監督はInstagramのストーリーに以下のような再撮影の様子をうつした写真を投稿しました。

Instagram/sharmeenobaidchinoy

1月の頭には「ミズ・マーベル」再撮影の可能性が報じられていましたが、今回監督の報告により確認が取れました。

「ミズ・マーベル」は「ムーンナイト」に先駆けてファーストルック映像などが公開されていましたが、詳細不明の遅延により「ムーンナイト」が先に配信される事が明らかになっています。

本作はムスリムの少女カマラ・カーンを主人公としたドラマで、映画「ザ・マーベルズ」(休題キャプテン・マーベル2)に続いていく事がわかっています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年、ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Disney+: New Set Photos Confirm Reshoots

ドラマ「ミズ・マーベル」は多くの再撮影の課題を抱えているという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」が今後1~2週間の間に大規模な再撮影を行うと、複数の海外メディアが報じました。スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーのヴィクトリア・アロンソさんは2021年7月のインタビューで「年内の配信を約束」していましたが、2022年になっても予定は明確になっていません。

@MsMarvelNewsは、再撮影はまだ開始されていないが、1〜2週間以内に行われることを確認する情報の修正を投稿しました。また、The Cosmic Circus の編集長リジー・ヒルさんはこの再撮影が大規模なものになると伝えています。

当初、2021年内に「ホークアイ」よりも先に配信されると見られていた「ミズ・マーベル」は、2021年の5月に撮影終了が報じられています。その後、主人公カマラの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさんが自身のTwitterで2022年の6月から7月に配信されるだろうと漏らしていました

実際に再撮影が始まるとすれば初夏の配信も危うくなり、「ムーンナイト」や「シーハルク」のほうが先に配信される可能性はかなり高くなるようです。

しかし、ドラマ「ミズ・マーベル」から続く映画「ザ・マーベルズ」の撮影終了が報告された事もあり、「ミズ・マーベル」は限られた期間内で作業を完了させる必要に迫られているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Undergoing Heavy Reshoots: Is the Disney+ Show In Trouble?

映画「ザ・マーベルズ」よりミズ・マーベルの衣装がリーク、ドラマ「ミズ・マーベル」とは異なるものに?

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のセット写真がリークされ、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの衣装が明らかになりました。そして、ドラマ「ミズ・マーベル」に登場するカマラ・カーンが着用すると思われている衣装とは異なるデザインになっている事が判明しました。

以前にドラマ「ミズ・マーベル」のグッズとしてリークされていた時のものに比べると青はより紺色のような濃さになり、赤と青のバランスに関してもかなり変更されています。

ドラマ「ミズ・マーベル」でのコスチュームがわかる公式映像はまだ公開されておらず、ディズニープラスデイで発表された映像はカマラのコスプレ衣装に過ぎませんでした。「ミズ・マーベル」の配信時期が延期されている事から、衣装をVFXで作り直している可能性もあるかもしれません。

「ザ・マーベルズ」のプロットは公開されておらず、現状ではどのような物語になるのか、ヴィランは誰になるのかなどはっきりしていません。現在撮影が行われているロンドンでは映画「キャプテン・マーベル」(2019年)にマリア・ランボー役で出演していたラシャーナ・リンチさんの姿が確認されていますが、物語上亡くなっているマリアの役割についても不明です。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年2月17日 米国公開予定となっています。

ドラマ「ミズ・マーベル」、能力はやはりコミックとは異なる?グッズの画像から判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のグッズがイギリスのオンラインショップ、ピラミッドインターナショナルに登場し、掲載された画像からミズ・マーベルの能力の一端が確認されました。コミックのカマラや、昨年発売されたゲームとも異なる能力となるようです。

今回発見されたショップに掲載されているのは以下のような画像です。

©2021 MARVEL,Disney

以前に「ミズ・マーベルのパワーはグリーン・ランタンのようになる」と報じられていたとおりである事を示しているようでもあります。

コミックのミズ・マーベルはミスター・ファンタスティック同様に身体の一部、あるいは全体を伸縮出来るため、巨大化や縮小化が可能でした。アントマンと似ていますが、アントマンほど大きく、あるいは小さくなれる描写はなく、その代わり特殊な装備を必要としません。

©2021 MARVEL

エネルギーをまとう事で拳を大きくしている事を考えると、ドラマ版では縮小については描かれないのかもしれません。あるいは今後、カマラが成長し、能力を使いこなしていくにつれてコミックの表現に近づいていくのかもしれません。

そもそもカマラがインヒューマンズではないという話もありますが、ドラマではどのような起源が描かれる事になるのでしょうか。

ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで2022年配信予定です。

ソース:Ms. Marvel Disney+: New Merch Teases Kamala Khan’s Very Different MCU Powers

ドラマ「ミズ・マーベル」、2022年夏まで延期?出演俳優の気になるツイート

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」は5月にタイでの撮影を終了したことが報告されており、現在ポスト・プロダクションの真っ最中。当初は2021年内にディズニープラスで配信されると発表されていましたが、以降音沙汰がありません。そんな中、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさんのツイートが話題を呼んでいます。

カプールさんはファンから「ミズ・マーベルはいつ見れますか?」という質問に対して、「神のご意志があれば6月か7月です」と返答しました。

マーベル・スタジオのヴィクトリア・アロンソ副社長は2021年7月のインタビュー(外部英語記事)にて「ホークアイ」と「ミズ・マーベル」は2021年の配信としていましたが、先日「ホークアイ」の配信日が2021年11月24日に決定した事がアナウンスされ、それに伴って多くのメディアやファンは「ミズ・マーベル」が来年の初頭頃になるのではないかと考えていました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信以来、あまり間を開けずにMCUのドラマシリーズが立て続けに配信されていましたが、カプールさんのいうように「ミズ・マーベル」が2022年の6月、7月の配信になるのであれば、「ムーンナイト」や「シーハルク」が先に配信スタートになる可能性があるかもしれません。

実際の配信日は11月12日のディズニープラス・デイに何らかの発表があると見られています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年にディズニープラスで配信予定です。