MCU「スパイダーマン」ホーム3部作のジョン・ワッツ監督が4作目に戻らない理由をついに明かす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューで、4作目映画に戻らない理由をついに明かしました。

ジョン・ワッツ監督はMCUでの自身の仕事を振り返り、特に「ノー・ウェイ・ホーム」に関して「あれは本当に特別な瞬間でした。あの映画に対する反応は信じられないほどでした。」と語り、 「こんなことは二度と起こらないだろう」と悟ったと説明しました。

ホーム3部作の制作を経て、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」の制作に携わった後、「ファンタスティック・フォー」リブート版の制作を降板。監督はディズニー&マーベルを離れて、ジョージ・クルーニーさんとブラッド・ピットさんが共演し、ライバル関係のフィクサーを演じる新しいアクションコメディ「ウルフズ」を制作しました。

自身の最新映画とマーベル映画を比較して、監督が次のように語っています。

「マーベルのアクション映画を撮るときは、楽しいアクションシーンはすべてセカンドユニットの監督に任せることもあります。マーベル映画では、やるべきことがたくさんあるので、仕事を分担するのです。クリストファー・ノーランのようにすべてを自分でやれる機会はめったにありません。今回(ウルフズ)は、『すべてのショットを撮りたい』と思いました。」

そしてさらにもうひとつの決定的な違いについても説明しました。

「私はちょうど映画監督を始めたばかりで、マーベルからオファーをもらいました。幸運な事に私はそれらの映画すべての創作権を全面的に握らせてもらいました。しかしスパイダーマンはこれからもスタン・リーとスティーブ・ディッコの作品であり続けるでしょう。これは私にとって、自分の声、自分のヴィジョン、自分のスタイルに戻るチャンスでした。ウルフズは私のものです。それは本当にいい気分なんです。」

マーベルに限った話ではありませんが、原作が存在する作品を映画化する場合は、どうしても監督がすべてを思い通りにする事は出来ません。ワッツ監督は1からすべてを構築したいという欲求が大きくなった事で、マーベルを離れる決断をした事を明かしました。

しかし残念な事に監督が満足したという最新作「ウルフズ」は前売りチケットを販売していたにも関わらず日本での劇場公開が中止される事が、公開約一ヶ月前の8月頭にアナウンスされました。

米国では、予定どおり9月20日より劇場限定公開した後、わずか一週間の公開期間を経て、9月27日からApple TV+で配信。日本ではApple TV+での配信のみの予定となっています。

ジョン・ワッツ監督が「ファンタスティック・フォー」を離脱した際、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「関係悪化が原因ではない」と述べ、監督が休息を希望していたと説明しました。

ソニーは「スパイダーマン4」での監督のリターンを望んでいると報じられていましたが、それも叶うことはありません。

ジョン・ワッツ監督が再びマーベルに戻る可能性はゼロではありませんが、当面の間は自由にのびのびと自分の作品を撮る事に集中するようです。

「スパイダーマン4」は現在新たな監督を探している最中で、これまでにはドリュー・ゴダード監督(LOST、キャビン)、ジャスティン・リン監督(ワイルド・スピードシリーズ)、ジョン・ファヴロー監督(アイアンマン)、サム・ライミ監督(スパイダーマン)、ジェームズ・ワン監督(SAW、アクアマン)、アダム・ウィンガード監督(ゴジラxコング 新たなる帝国)、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督コンビ(ミズ・マーベル)らが候補者として報じられてきました。

「スパイダーマン4」は2025年から撮影開始予定で、2026年公開予定が噂されています。

ソース:Why Director Jon Watts Turned His Back on Marvel to Make ‘Wolfs’ With Brad Pitt and George Clooney

「スパイダーマン」映画全8作品再上映で最も鑑賞されたのはサム・ライミ監督の「スパイダーマン2」に

ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)までの映画8作品を米国の劇場で毎週再上映するキャンペーンを4月から実施。

今週、最後の作品となる「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の再上映がスタートし、全8作品の初日の興行収入の数字が出揃いました。

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興行収入の結果は以下の通りです。

1.スパイダーマン2 – 809,000ドル
2.スパイダーマン3 – 760,000ドル
3.スパイダーマン- 683,000ドル
4.アメイジング・スパイダーマン- 511,000ドル
5.アメイジング・スパイダーマン2 – 500,000ドル
6.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム- 475,000ドル
7.スパイダーマン:ホームカミング- 285,000ドル
8.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム- 265,000ドル

最終的なランキングはトビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版、トム・ホランド版の順で綺麗に並ぶ結果となっています。また、これは初日(月曜日)のチケット売上のみであり、週間になると「スパイダーマン2」と「スパイダーマン3」は100万ドルを超える売上となっています。

2021年、「ノー・ウェイ・ホーム」は全世界で19億ドルの興行収入を記録し、2024年の現状の覇者である「デューン パート2」の7億ドルと比べても文字通り桁が1つ違う作品でした。なお、今回の再上映で1位だった「スパイダーマン2」は 2004年 公開当時に約7.9億ドルを稼ぎました。

MCU版でマーベル映画に入門したファンの多くが過去のスパイダーマン映画を家庭用のディスプレイではなく劇場で見てみたいと足を運んだ事が今回のランキング結果に繋がったのかもしれません。

現在はMCUの「スパイダーマン4」の開発が始まっている事がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長やスパイダーマンシリーズのプロデューサーであるエイミー・パスカル氏によって明かされていますが、過去作の続編も開発中だとも噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-and-sonys-spider-man-movies-rumor/”]

この先、「ノー・ウェイ・ホーム」を超えるスパイダーマン映画が誕生するのか、今後も注目です。

ソース:SPIDER-MAN: NO WAY HOME Returned To Theaters Yesterday: Here’s How Box Office Compared To Spidey’s Past Movies

「スパイダーマン:ホームカミング」、再上映の結果は歴代スパイダーマン映画最低に

ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)までの映画8作品を米国の劇場で毎週再上映するキャンペーンを実施中。そして先日、20日に上映された「スパイダーマン:ホームカミング」がこれまでで最低の数値となってしまったと、海外メディアが報じています。

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海外メディア CBM によると、「スパイダーマン:ホームカミング」は初日興行収入が 285,000 ドルという期待外れの結果となり、これまでで最低の興行収入に終わったとの事。この映画は米国内の 466 の劇場で上映されており、1 館当たりの平均料金は 612 ドルという結果にとどまりました。

現時点での再上映結果は以下の通り。左が初週のチケット売上で右がトータルの売上です。

  • スパイダーマン:68.3万ドル/94.6万ドル
  • スパイダーマン2:80.9万ドル/110万ドル
  • スパイダーマン3:76万ドル/100万ドル
  • アメイジング・スパイダーマン:51.1万ドル/69.4万ドル
  • アメイジング・スパイダーマン2:50万ドル/67.6万ドル
  • スパイダーマン:ホームカミング:28.5万ドル/28.5万ドル

2017年の公開時に8.8億ドルを稼いだ「ホームカミング」はこのリスト内では「スパイダーマン3」の8.9億ドルに次ぐ2位の記録を持つ映画でしたが、懐かしさという点でトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんらに劣ってしまったのか、予想外に低い数値となってしまいました。

トム・ホランドさんはスパイダーマンとして前任者二人よりも大きな売上を達成済みで、さらに次の登場も確定している事で、今回の再上映キャンペーンに対するファンの意欲があまり高まらなかったと言えそうです。

ソース:SPIDER-MAN: HOMECOMING Nets Lowest Re-Release Box Office Yet As Spidey’s First MCU Movie Returns To Theaters

映画「スパイダーマン」8作品再上映トレーラーが公開

ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からの映画8作品を再公開する事が先週報道され、ソニーは公式SNSを通じてこのイベントのトレーラーを公開しました。

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すべて月曜日に公開される事から「スパイダー・マンデーズ」と称し、トビー・マグワイアさん、アンドリュー・ガーフィールドさん、トム・ホランドさんのスパイダーマンたちのダイジェスト動画を公開。

再上映のスケジュールは以下のようになっています。

  • スパイダーマン:4月15日
  • スパイダーマン2:4月22日
  • スパイダーマン3:4月29日
  • アメイジング・スパイダーマン:5月6日
  • アメイジング・スパイダーマン2:5月13日
  • スパイダーマン:ホームカミング:5月20日
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:5月27日
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:6月3日

記事執筆時点で動画公開から7時間、約21万回再生となっており、既に何度も見られた映画にも関わらずなかなかの注目を集めています。

大スクリーンで見る機会を逃していた人には嬉しい再上映ですが、このイベントが日本でも行われるかどうかは現時点で分かっていません。

「スパイダーマン」3作、「アメイジング・スパイダーマン」2作、MCUの「ホーム」3部作が米国で再上映へ

ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からの映画8作品を4月から劇場で再公開する事が明らかとなりました。米国の映画サイト Cinemark がこれを伝えています。

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海外メディア CBM によると各作品は以下の日程で順次公開されるとの事。

  • スパイダーマン:4月15日
  • スパイダーマン2:4月22日
  • スパイダーマン3:4月29日
  • アメイジング・スパイダーマン:5月6日
  • アメイジング・スパイダーマン2:5月13日
  • スパイダーマン:ホームカミング:5月20日
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:5月27日
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:6月3日

ソニー・ピクチャーズのモーション・ピクチャー・グループ会長兼最高経営責任者(CEO)のトム・ロスマン氏は今年初めに「大手スタジオと他のすべてのコンテンツプロデューサーを区別するものは1つあります。それは歴史です。コロンビアでは、その歴史が、100年間にわたって何千人もの人々によって作成された無数の文化のお守りに反映されています。コロンビアの私たち全員がその遺産を誇りに思っています。それを祝うことができて光栄です。」と語っています。

なお、大ヒットしたアニメ映画「スパイダーバース」シリーズに関しては告知がないようで、今回は2002年からの実写スパイディ映画に限定されているようです。今回の再上映と「マダム・ウェブ」が赤字とされている事の関係性は不明で、日本でこういったキャンペーンが展開されるかも記事執筆時点で不明です。

期間中、渡米する機会がある方は吹替、字幕なしの鑑賞にチャレンジしてみては。

【噂話】アベンジャーズタワーの購入者はキングピンではないという

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」の劇中でトニー・スタークが謎の人物に売却したアベンジャーズタワーについて、スクーパーはキングピンではないと報告しています。

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リヒトマン氏は「キングピンが買ったわけではない」としつつ、コメントの中で「来年明らかになるだろう」と投稿しています。

来年公開予定のプロジェクトは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「サンダーボルツ」「ブレイド」「アイアンハート」などがあり、「ファンタスティック・フォー」は延期されると見られつつも情報のアップデートがされていません。(ファンタスティック・フォーはフェーズ6作品として発表されていたものの、フェーズ5作品がその予定を超えてズレ込んでいます)

これらの作品にタワーの購入者が登場するのか、あるいは単に誰かの口から購入者について明かされるのかは不明ですが、現時点でキングピンは候補から外れているようです。

ドラマ「エコー」のPR中にキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはこの質問に対して回答を濁していましたが、リヒトマン氏の情報が正しいとするのであればドノフリオさんはこれに対する答えを知らない可能性が高そうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-echo-kingpin-owns-avengers-tower-rumor/”]

「エコー」の配信開始前にはなんらかのヒントがあるのかもしれないと期待されていましたが、実際にはタワーに関する言及はありませんでした。

「ホームカミング」の公開以降、7年間にわたって議論されてきた謎の人物の主要な候補者のうち、残っているのはファンタスティック・フォー、メフィスト、ノーマン・オズボーンといったキャラクター。オズボーン以外は2025年公開作品と関連がありそうですが、誰が何のために購入したのか、あと1年ほど議論を楽しむ時間が残されているようです。

アベンジャーズタワーの購入者が近々判明する?「エコー」PR中に俳優とプロデューサーが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」のプロモーションとして出演者のアラクア・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、エグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムさんらが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じた中で、アベンジャーズタワーに関する質疑応答が含まれていました。

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動画の11分30秒ごろ、「あなた(キングピン)がアベンジャーズタワーを買ったんじゃないの?」と質問されたヴィンセント・ドノフリオさんは「その質問には答えられないね。誰もその質問をしたことがなかったけど、君がその最初の一人だよ」と笑って誤魔化しました。

そして動画の15分ごろ、「誰がタワーを買ったの?」との質問に対してウィンダーバウムさんは「正直なところ、そのうちわかると思いますよ」とこちらも笑顔で対応しました。

映画「アベンジャーズ」でニューヨークにそびえたっていたスタークタワーはその後アベンジャーズタワーに改築され、しばらくの間はヒーローたちの基地として機能していました。

しかし、「スパイダーマン:ホームカミング」の作中でこのタワーは売却され、ハッピー・ホーガンがその引っ越しに追われるシーンが描かれていました。

アベンジャーズタワーの謎の新しいオーナーについて約7年の間、ファンは様々な考察をしていました。その理論の主なキャラクターがファンタスティック・フォー、ノーマン・オズボーン、キングピン、メフィストでしたが、キングピンが買い取っていたのであれば、早ければ「エコー」でそれが判るのかもしれません。

実際のニューヨークではアベンジャーズタワーの場所には当然ですが別のビルがたっています。タワーが売却されたのが実に7年前の事となり、その後のMCUでは度々この場所にたつMetlifeのビルをそのまま映してしまうエラーなども発見されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-avengers-tower-error/”]

アベンジャーズタワーはコミックでいう所のフィスクタワーに改築されているのか、今後の展開には注目です。

イギリス、アイルランドに続いて日本のディズニープラスからも「スパイダーマン」が削除

日本からアクセス可能なディズニープラス上で、ソニー・ピクチャーズが制作した「スパイダーマン」関連のコンテンツが削除され、視聴が出来ない状態になっています。これはイギリスやアイルランドでも2023年夏に確認されていた現象で、日本でもそれに続く形となりました。

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具体的にはサム・ライミ監督版のスパイダーマン3部作、アメイジング・スパイダーマンのシリーズ、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン2作品に加えて、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム」、アニメ映画のスパイダーバースが視聴出来なくなっています。

また、動画だけでなく、ディズニープラスブログの「スパイダーマン」の見る順番を特集した記事やYoutube上での予告動画などの関連コンテンツも削除されています。

先にこの事態に見舞われていたイギリスでも、これについての公式発表はなく、海外メディアはライセンスの問題が原因である可能性が高いと推測するに留まっています。

Disney Plus Informer では、「ディズニーにはライセンス権をより長期間保持する意図があった可能性が高いが、ソニーはすでに他のストリーミングサービスと契約を結んでいた可能性があり、Disney+の開始よりも前から契約を結んでいたようだ。」と解説。

今後、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の配信のタイミングですべてが戻ってくる事を願うばかりです。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、アベンジャーズタワー購入人物に関する新たなレポート

2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」で描かれたトニー・スタークのアベンジャーズタワー売却のエピソードは、その売却相手が謎に包まれたまま既に5年が経過しています。これまでにはファンタスティック・フォーやドクター・ドゥーム、キングピン、ソニー・バーチなどが購入者ではないかと考えられていましたが、最近になって新たなレポートが公開されました。

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海外メディア The Cosmic Circus は、アベンジャーズタワーを購入したのはメフィストである可能性が高いと指摘します。

記事によると、トニー・スタークが取引相手の正体を知っていたのか、なぜこの人物と取引する事になったのかは不明としつつも、その正体はメフィストでありこの物語はドラマ「アイアンハート」へ繋がっていく事になると言います。

昨日、海外スクーパーは「アイアンハート」のヴィランであるザ・フッドがメフィストの技術を盗もうとしていると報告しつつも、その理由については定かではないと報告しています。

これに対して別のスクーパーはMCUのメフィストはテクノロジー企業のオーナーのようだと付け加えています。

TCCの理論とスクーパー達の情報はたしかに線で結ばれているようであり、「アイアンハート」の米公式概要が「テクノロジーと魔法の対決を深く掘り下げる」としていた事とも一致するようです。

メフィストに関して公式からの情報は何もありませんが、メフィスト役にサシャ・バロン・コーエンさんを起用してドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のセットを利用して既に何かを撮影中だとも報じられています。

アベンジャーズタワーの新オーナーの謎はドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」や映画「ファンタスティック・フォー」などで明らかになるのではと見られていましたが、はやければ「アイアンハート」にてその答えがわかるかもしれません。

なお、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオさんは先日開催された ICCCon のパネルに出席した際に「キングピンが今のアベンジャーズタワーを所有しているのですか?」との質問に対して「本物のジャーナリストがいるとは思わなかったよ(笑)」とジョークで回答を避けました。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Exclusive: Avengers Tower and Mephisto’s Role in ‘Ironheart’

ジェームズ・ガン監督、MCUの相談役を務めていた事を明かす

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、2018年にTwitterでの不適切発言がもとでディズニーから解雇される以前に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ホームカミング」などの映画制作について相談役になっていた事を、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で明かしました。

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ガン監督は「私はすべての作品をコンサルティングしていました。全てのマーベルの映画に関して相談を受けていたんです。ケヴィン(・ファイギ社長)から『スパイダーマン』の脚本が送られてきて、僕はメモを返しました。『ドクター・ストレンジ』や『キャプテン・マーベル』の脚本を送ってきては、そのすべてにアドバイスをメモしました。それは正に友人として、そしてチームの一員であり、チームプレーヤーとしての事だったのです。」と、ガーディアンズシリーズに留まらず、あらゆる映画の相談役を務めていた事を明かしました。

これはMCUの初期からフェーズ2の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」まで貢献していたジョス・ウェドン監督がやっていた事と同様の仕事を引き継いでいた事を意味するようです。

さらにガン監督は今後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやMCUのために準備し、設定しているものがたくさんあるとも述べています。2022年のインタビューでも監督はファイギ社長にプロジェクトの売り込みを行っていることを明かしていました。

解雇がなければ引き続き相談役として活躍するか、あるいはさらに上のポジションが用意されていた可能性もありますが、残念ながらそれが実現する事はありませんでした。

ガン監督は今後、マーベルのライバル社でもあるDCの実写ユニバースを率いていく事になりますが、監督は以前に両スタジオの代表にコミック「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ライバル社の立場からマーベルに関与する事にも期待されています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Guardians of the Galaxy Vol. 3’ Helmer James Gunn Had Big Plans for the ‘Cosmic’ MCU: ‘I Was Consulting on Everything’ (Video)