「コカ・コーラ×マーベル:ザ・ヒーローズ」コラボが開始するも何故かブラックウィドウが消される

MARVEL とコカ・コーラのコラボ「コカ・コーラ×マーベル:ザ・ヒーローズ」限定デザインのPETと缶を2024年4月8日(月)より全国で期間限定発売を開始されましたが、アメリカとは少し違う内容になっておりいくつかのキャラクターが削除されています。

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日本コカ・コーラ株式会社のプレスリリースによると、今回のパッケージデザインに登場するのは以下の27名(デザインパターンは32種類)のキャラクター。

デッドプール、ウルヴァリン、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブレイド、ブラックパンサー、ハルク、ロキ、ウォーマシン、ジャガーノート、デアデビル、ケーブル、ムーンライト、コロッサス、スーパースクラル、エレクトラ、ニック・フューリー、グルート、ロケット、サノス、アントマン、ドクター・ストレンジ、ミズ・マーベル、ソー、スカーレット・ウィッチ、キャプテン・マーベル、シャン・チー

ムーンナイトがムーンライトと表記されているあたりに若干のやるせなさを感じますが、アメリカ版では33人で38種類のデザインがある(attractions magazineより)という事で、上記に加えてブラックウィドウ、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド、キングピン、ストーム、シーハルク、スターロードの6名がリストアップされています。

日本版のCMにも登場しているブラックウィドウの缶がないという点はどういう基準で削除されたのか気になる所ですが、今回のコラボでは限定ARコンテンツ、購入本数に応じてスタジアムジャケット、トートバッグ、ディズニープラス デジタルギフトカード(プレミアム1ケ月券)などが当たるキャンペーンが展開中。

詳しくは日本コカ・コーラの公式ホームページを御覧ください。

「コカ・コーラはディズニーと長い歴史を持ち、私たちが創造的に新たな高みに挑戦し、関係を深めることを奨励し、可能にする関係を持つことはエキサイティングな事です。」と、コカ・コーラのグローバルクリエイティブ戦略ボスであるイスラム・エルデスキー氏が米プレスリリースで述べました。「この最新のマーベルとのコラボレーションにより、両ブランドの遺産と親和性にアクセスし、消費者に新しい予想外の体験を提供することができます。」と語っています。

映画「ブラックウィドウ」のレイ・ウィンストンさんが「魂がすり減るようだった」とスタジオを非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の黒幕ドレイコフを演じたレイ・ウィンストンさんが、海外メディア Radio Times とのインタビューの中で、再撮影のプロセスや制作陣からの指示がマーベルの一番の問題点だと指摘しました。

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インタビューの中でウィンストンさんは当初、「ブラックウィドウ」での自分の演技に非常に満足していたと明かしました。しかし、再撮影が始まると、制作陣からの過剰な干渉を感じるようになったといいます。

「最初の撮影までは良かったんです。しかし、再撮影になると、何人かのプロデューサーがやってきて、『あなたの演技はやり過ぎだ、強すぎる』等と言い出すんです。これがマーベルのやり方なんです。自分は素晴らしい仕事をしていると感じていたのに、魂がすり減るような思いでした。」

「『だったらキャストを変えた方がいい』とまで言ったんです。契約上断るわけにもいかず、結局はもう一度演じましたよ、裁判沙汰になりたくないので。まるでタマを蹴られたような気分でした。」

最終的には指示どおりに演技をやり直したとの事で、映画は無事に完成し、本作はMCUのフェーズ4と5の映画の中でトップクラスのレビューを獲得しています。しかし、ウィンストンさんがスタジオとの仕事に不満を感じたのは事実であり、ドレイコフ役の再演や今後別の役を演じる可能性は極めて低いのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Ray Winstone remembers “soul-destroying” experience filming for MCU

スカーレット・ヨハンソンさんがナターシャ・ロマノフ復活の噂に言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」や「アイアンマン」、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「アベンジャーズ」シリーズでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じたスカーレット・ヨハンソンさんが最近のナターシャ復活の噂について質問され、私見を述べています。

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TODAY に出演したヨハンソンさんは番組の中で噂について質問された所、「(ナターシャとして)終わったと思っていますよ」と答えつつ、「吸血鬼とかゾンビになって戻ってくるのかも?」とジョークを述べました。

再度ナターシャ再演の可能性について質問されたヨハンソンさんは笑顔でこの質問をかわし、肯定も否定も避けました。

ヨハンソンさんは映画「ブラックウィドウ」の配信前にマーベル・スタジオとの今後について何らかのプロジェクトがあると明かしていますが、これは俳優としてではなく制作としてのプロジェクトであると見られています。

2023年11月、ケヴィン・ファイギ社長はこのヨハンソンさんとのプロジェクトが引き続き進行中である事を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-studios-kevin-fiege-avengers-og-rumor/”]

もう一度ブラックウィドウを見たいと思うファンもいれば、映画でなんとかまとまったと考えるファンもいますが、ナターシャが神聖時間軸に戻ってくるのかどうか、今後の展開には注目です。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中です。

ケヴィン・ファイギ社長がアイアンマンとブラックウィドウの復活について言及

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」のワールドプレミアイベントに出席し、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューの中でロバート・ダウニーJr.さんとスカーレット・ヨハンソンさんの再出演の噂について質問を受けました。

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オリジナル・アベンジャーズ復活の噂についてストレートに質問されたファイギ社長は「フォールン・アベンジャーズが戻ってくる?文字通り見たことも聞いたこともありませんが、それは新しい噂なの?」と聞き返しつつも、次のように回答しました。

リトリートではそのことについては話し合っていません。それが真実です。でも私たちはスカーレットと一緒にプロジェクトを進めています。ロバートを愛していますし、彼は家族の一員です。でも、復帰に関しては?それは様子を見なければなりません。

噂を否定したファイギ社長の短い回答の中には注目すべき点がいくつかあります。

まずはスカーレット・ヨハンソンさんとのプロジェクトの開発が引き続き進められている事。

2021年、映画「ブラックウィドウ」のプレミア配信前のインタビューで、スカーレット・ヨハンソンさんは「これがMCUのカメラの前での最後の仕事」としつつも「別の形でコラボがあるかもしれない」と語っていました。その数カ月後、別の映画イベントに出席したケヴィン・ファイギ社長はスカーレット・ヨハンソンさんと何らかのプロジェクトを計画している事を明らかにしました。

その後長い間音沙汰がなく、2023年1月には海外スクーパーが「このプロジェクトは消滅したようだ」と報告するも、6月にはスカーレット・ヨハンソンさん自身が計画はまだあると語っていました。

ストライキの影響で脚本の執筆に入れない等の問題はあったようですが、このプロジェクトは今なお進行中との事。詳細については不明ですが、これらの一連のニュースの当初はフローレンス・ピューさん演じるエレーナ・ベロワのソロ映画のプロデュースや監督を担当するのではと噂されていました。

そして彼らの復帰について否定をせずに「様子を見る必要がある」としている事。

話し合いはしていないというコメントの真偽は不明ですが、オリジナル・アベンジャーズ復活というアイデアを最初から除外する事はしていないようで、その時期を窺っているのは事実なようです。それが噂どおりに「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」になるのか、それよりも前にくるサプライズや、もっと後の作品になる可能性も十分にあると言えるようです。

スカーレット・ヨハンソンさんとのプロジェクトとアベンジャーズ復活の話は引き続き続報に注目となります。

コミック「ヴェノム」で新たな宿主となったナターシャ・ロマノフの姿が公開

マーベルは現行コミックでヴェノム・シンビオートの新たな宿主となったブラックウィドウことナターシャ・ロマノフの新コスチュームを、コミック「サンダーボルツ」のヴァリアントカバーで紹介しています。デリック・チューさんの描く新たなナターシャは蜘蛛と蜘蛛の力を融合し、稲妻のような正義をもたらすと言います。

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エディ・ブロックはボディビルの経験もある文武両道な人物でしたが、一流のスパイであり様々なガジェットを操るナターシャにヴェノムの力が加わったときに、彼女はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。

近頃、「デス・オブ・ザ・ヴェノムバース」では金太郎がヴェノム化し、キッド・ヴェノムという新ヒーローが誕生するなど日本人には興味深い展開も見せており、邦訳本の出版に期待したい所です。

実写映画の「ヴェノム3」も 2024年夏 公開予定が決まり、ゲームの「Marvel’s Spider-Man 2」でも重要な役割を担っているなど、ヴェノム界隈は当分の間盛り上がることになりそうです。

今回のヴァリアントカバーが採用されるコミック「サンダーボルツ #1」は 2023年12月6日 に米国リリース予定です。

映画「サンダーボルツ」は「ブラックウィドウ2」にはならないと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」は、アレクセイを演じるデヴィッド・ハーバーさんやヴィジュアル開発責任者のアンディ・パークさんが言っていたような「ブラックウィドウ2」にはならないと、海外メディア The Direct が報じています。

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出演者と開発の責任者によって「ブラックウィドウ2」のようだと称されていた「サンダーボルツ」ですが、その後まもなく、撮影開始と思われていた日付の一ヶ月ほど前に新たな脚本家の参加が明らかになり、脚本全体を書き直していると発言していました。

さらにその後、インサイダーが書き直しの理由について、特定のキャラクターに焦点が当たりすぎていると説明していました。

そして先日、ジェイク・シュライアー監督と Collider とのインタビューの中で「この映画は続編映画のようなものではなく、新作になる」という主旨の発言をし、デヴィッド・ハーバーさん達が言及していたような内容ではなくなっている事を明かしました。

「ブラックウィドウ」のファンにとってはなんとも残念な話で、二人の制作関係者が称賛していた脚本を廃棄して新しくなった物語は、当初よりも「ブラックウィドウ」関連の物語が削除されていると考えられそうです。

脚本の書き直しが判明する少し前、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は本作に関して、「バッキーが事実上のチームリーダー」だと新しい脚本内容のヒントを提供していました。

「サンダーボルツ」は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の次の公開予定作品という事で、両作は同時期の撮影が検討されていましたが、この脚本の書き直しによって撮影開始が遅延。その後すぐにアメリカでのストライキが発生したことで、作業は完全に停止中であり、再開の目処は報告されていません。

映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

ソース:MCU Director Shuts Down Black Widow 2 Sequel Report

映画「ブラックウィドウ」、アレクセイは死ぬ予定だったとデヴィッド・ハーバーさんが明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」は公開前から主要キャラクターの大半が死亡すると考えられていましたが、実際にはそうではありませんでした。しかし、最近のポッドキャスト Happy Sad Confused に出演したデヴィッド・ハーバーさんは、撮影中に脚本の変更があった事を認めました。

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SAG-AFTRAのストライキが始まる前に収録されたというポッドキャストの中で、デヴィッド・ハーバーさんは「ブラックウィドウ」の第3幕全体が撮影中に作り直されたと明かしています。

ええ、つまり、僕たちは死ぬ予定だったと思います。でもその後、スタジオはいくつかのものを変更する機会を望んでいました。マーベルの面白いところは、手直しをするところなんです。大作でさえね。「ブラックウィドウ」は撮影中に第3幕が全部作り直されたんです。彼らはそういう自由を求めているんです。

「ブラックウィドウ」は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の前日譚映画として作られており、アベンジャーズに登場しなかったエレーナ、メリーナ、アレクセイはその誰もが劇中で死亡する可能性があると考えられていました。

しかし実際に公開された映画ではみな無事に生き延び、エレーナに関しては後にドラマ「ホークアイ」にてサノスの指パッチンによって消されていた事が判明しています。

元々はファンの予想どおりアレクセイ達は死亡予定だったとの事ですが、「ブラックウィドウ」制作中にこれらのキャラクターの物語の続きを思いついたスタジオはエンディングの変更とそれに至る終盤を変更する事になったようです。

アレクセイと言えば「ブラックウィドウ」劇中でキャプテン・アメリカと戦ったという武勇伝を話していましたが、監督やデヴィッド・ハーバーさんはこれはアレクセイの作り話で自分自身で信じ切ってしまっていると説明していました。

アレクセイもエレーナと同様に5年間消えていたのか、「サンダーボルツ」で描かれる事になるのでしょうか?また、メリーナについても言及があるのか注目となりそうです。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。

スカーレット・ヨハンソンさんが今なおマーベルとのプロジェクトが維持されている事を認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」などでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、過去にも報じられてきたマーベルとの謎のプロジェクトが今なお維持されている事を明らかにしました。

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秘密のプロジェクトについて質問されたヨハンソンさんは「ええ、それはまだあります。しかし現在は何もしていないので、今すぐ何かがあるわけではありません。脚本家のストライキや私たち自身のギルドのストライキを待っている間、私達はみんなこのような停滞のパターンに陥っています。」と述べました。

ヨハンソンさんは最近、「アイアンマン2」で共演したペッパー・ポッツ役グウィネス・パルトロウさんとのポッドキャストの中で、ナターシャの役割を終えたと明言。

ヨハンソンさんがマーベルと何について話し合っているかは不明ですが、2021年のケヴィン・ファイギ社長の発表によると、俳優ではなくプロデューサーとして何らかのプロジェクトを担当する事になっています。

当時からこの秘密のプロジェクトに関して、ナターシャの妹エレーナ・ベロワに焦点をあてるソロ映画「ブラックウィドウ2」(仮)になるのではないかとも言われていますが、今回のインタビューでもそれに関する詳しいコメントはありませんでした。

映画に限らず、ドラマやディズニープラスのスペシャルプレゼンテーション、ドキュメンタリの制作という可能性もありますが、「ブラックウィドウ」公開後のディズニーとの法廷闘争にも関わらず、マーベルとは良好な関係が維持されているようです。

果たしてどのような計画が動いているのか、ファンはまだいくらかの時間をじっくり待つ必要があるようです。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Scarlett Johansson Confirms “Top Secret” Marvel Producing Project is Still Happening (Exclusive)

映画「ブラックウィドウ」レイチェル・ワイズさんが「サンダーボルツ」出演の可能性について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」でナターシャ・ロマノフの偽の母メリーナ役を演じたレイチェル・ワイズさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、「ブラックウィドウ」のキャラクターが多数登場する新作映画「サンダーボルツ」について言及しました。

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「サンダーボルツ」出演の可能性について質問されたレイチェル・ワイズさんは「私は出演しません。かなり長い間、誰もメリーナのことを私に言って来ないのです。彼女はまだ実験している豚と一緒に暮らしていると思います。彼女は豚が大好きで、相棒のようなものです。」とはっきりと出演を否定しました。

2021年7月配信の D23 Inside Disney ポッドキャストに出演したマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「メリーナやアレクセイがMCUに再登場する事は安全策でもあり、絶対に実現したい事です」と予告していました。

「ブラックウィドウ」に登場した偽の家族のうち、メリーナの夫にあたるアレクセイ(演:デヴィッド・ハーバーさん)と娘にあたるエレーナ・ベロワ(演:フローレンス・ピューさん)、そして敵であったタスクマスター/アントニア・ドレイコフ(演:オルガ・キュリレンコさん)までが登場する事が発表されている「サンダーボルツ」ですが、どういうわけかメリーナに関する発表はありませんでした。

ケヴィン・ファイギ社長が明かしていたように、マーベル・スタジオはメリーナに関する何らかの計画をしている可能性はありますが、現状ではレイチェル・ワイズさんの耳に入っていないか、あるいは箝口令が敷かれていると考えられそうです。

実写プロジェクトに限定したメリーナ再登場について、「サンダーボルツ」を逃すと、現在公式発表されているプロジェクトで彼女が再登場する可能性が考えられるのはアベンジャーズ映画ぐらいしか残っていません。あるいは現在書き直しされているという「サンダーボルツ」の新たな脚本に、メリーナが書き加えられる事に期待するしかないようです。

映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:Rachel Weisz Gives Update on Melina in the Marvel Cinematic Universe (Exclusive)

【噂話】映画「サンダーボルツ」、脚本の書き直しによって「ブラックウィドウ2」以上のものを目指すという

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」が、撮影開始直前に脚本の全体的な書き直しが発生している事が判明して約2週間、その理由について海外インサイダーが言及しました。

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The Hot Mic podcast に出演したインサイダーのジェフ・スナイダー氏は「以前の脚本は廃棄したと聞きました。元の脚本の問題のひとつは『スーサイド・スクワッド』と同様の問題を含んでいました。『ブラックウィドウ』のキャラクターに焦点が当たりすぎていて、チームメンバーにとって平等なバランスではなかったんです。既知のキャラクターを非常に強調していました。」と報告しました。

「サンダーボルツ」の脚本はもともと「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんが執筆をし、出演するレッドガーディアン役のデヴィッド・ハーバーさんはかつてのインタビューで「超クールで素晴らしいアイデア」と評し、ヴィジュアル開発責任者のアンディ・パークさんも脚本を評価していました。

なかでもアンディ・パークさんは「サンダーボルツ」を「ブラックウィドウ2」と表現していたほどで、今回のレポートとあわせて、以前の脚本はエレーナ・ベロワ、レッドガーディアン、タスクマスター、そしてコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのシーンに比重が偏っていたと想像出来ます。

チームものでキャラクターのバランスが悪い事はよくある事で、それがイコール面白くない作品というわけではありません。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」もバランスがいいとは言えない内容でしたが大ヒット、多くのファンを惹き込みましたし、廃棄されたという「サンダーボルツ」の以前の脚本も、デヴィッド・ハーバーさんやアンディ・パークさんは称賛していました。

スケジュールに余裕がある際の書き直しはともかくとして、今回は撮影開始が迫っている所も要因となり、海外メディア The Direct ではこの書き直しを「危険信号」とも表現しています。バランスを意識しすぎるあまり肝心の質が低下しないように期待です。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。