「デッドプール&ウルヴァリン」、Blu-ray特典の削除映像の一部が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の削除シーンのひとつが公開されました。4k UHD と Blu-ray の米国リリースが 10月22日、日本リリースが 12月11日 に決定し、この特典映像として含まれるもののひとつだと見られています。

「Elevator Ride」と題されたこのシーンは TVA のエージェント、ミスター・パラドックスが主人公ウェイド・ウィルソンにマルチバースの概念を説明する内容となっており、「ウィルソンさん、あなたのような自己陶酔的でおしゃべりな人間には衝撃的かもしれませんが、あなたが知っている宇宙だけが存在しているわけではないのです。」と語りかけた所、ウェイドは「俺が『ドクター・アント&クアンタムバース・オブ・マッドネス』を観ていないとでも思っているのか?」と返しています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と「アントマン&ワスプ:クアントマニア」を融合させたようなタイトルはウェイドのユニバースで上映された映画という設定になっているのか、過去のマルチバースを題材にしたMCU映画に関するジョークシーンとして設計されていたようです。

以前にはデッドプールを演じたライアン・レイノルズさんがファストボールスペシャルの削除シーンを、ピーターを演じたロブ・ディレイニーさんが自身のコミカルな削除シーンを公開していました。

現在、世界興行収入13.2億ドル目前の大ヒットとなっている映画「デッドプール&ウルヴァリン」の4k UHD と Blu-ray の米国リリースが 2024年10月22日、日本リリースが 2024年12月11日 に予定されています。

「デッドプール&ウルヴァリン」、4k、Blu-rayの米リリースが10月22日に決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の 4k UHD、Blu-rayなどのディスクが 2024年10月22日 に北米でリリースされる事が発表されました。各種オンラインショップでの予約も始まっています。

全世界での興行収入が13億ドルを突破した「デッドプール&ウルヴァリン」はまだ少し劇場公開の期間が残されていますが、16.8億ドルの「Inside Out 2」には残念ながら届かずに終わることになりそうです。

なお、「Inside Out 2」が 6月14日 に劇場公開され、88日後の 9月10日 にディスクがリリース。「デッドプール&ウルヴァリン」が 7月26日 に劇場公開され、今回判明したリリース日の 10月22日 も 88日後と、これまた同じスケジュールで展開されていることで、「デッドプール&ウルヴァリン」のディズニープラス配信日は 11月6日 がやはり最有力となりそうです。※日付は全て現地時間です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-disney-plus-release-date-when-3/”]

なお、劇場公開は北米より早くから始まった日本ですが、日本でのディスクリリース情報は記事執筆時点で発表されていません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:‘Deadpool & Wolverine’ Gets a Glossy Pair of Limited-Edition 4K Steelbooks

「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがファイギ社長のアドバイスやセリフ削除要請について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、脚本、主演を務めたライアン・レイノルズさんが、ニューヨークで開催されたファスト・カンパニー・イノベーション・フェスティバルに出席し、映画制作の舞台裏について語りました。

レイノルズさんは、マーベル・スタジオの責任者であるケヴィン・ファイギ社長との初期のミーティングを思い返しながら、「彼は、とても衒学的で、おそらく口に出して言うべきことではないようなことを言ったのですが、奇妙なことに、それが創造の原動力になったんです。彼は『Make every scene great.(すべてのシーンを素晴らしいものに)』と言っていました。私は『ありがとう、ケヴ。それはいいね』と返事しました。」と語りました。

脚本執筆の過程が進むにつれ、ファイギ社長の言葉が「頭から離れなくなった」というレイノルズさんは「『素晴らしい作品にしろ』というのは難しいものです。」としつつも、その難題に立ち向かうことで大きな満足感を得られたとも言います。

その結果として、「何かを作るという経験、そして興行収入などの結果だけでなく、映画そのものの実際の体験という点で、私の人生の頂点の瞬間でした。映画館で観客と一緒に後ろに隠れて座り、驚きの瞬間を見ることができたのです。」と述べました。

フリーガイアダム・プロジェクト、そしてデッドプールの3作品は、「観客が映画館を出るときに、少なくとも入場時よりも少しだけ気分が良くなり、できればただ陽光の中を歩き、観客の喜びを感じることができるように作られています。」とレイノルズさんは語ります。また、ライブの観客の力学は「集団の熱狂」と表現できると述べ、創造的な刺激に対する集団の反応を、ゆっくりと流れに合わせて動く「海中の海藻」に例えました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の 製作過程において、レイノルズさんは「映画全体で削除するように言われたセリフはたった一つだけだった」としつつ、観衆からざわめきが大きくなると、「いやいやいや!彼らは正しかったんです!」と説明。

そういったフィードバックを受動的に吸収できないのは「自分のせい」だと言うレイノルズさんは、ディズニーCEOの声真似をしながら、「『ライアン、ボブ・アイガーです。あのセリフを 1 つ削除していただけると嬉しいです。これで私たちの生活は本当に大変になります』と言ってくると、私の脳内で『このセリフは守らなければ!大切なものなんだ』という何かが起こります。そして、霧が晴れて考え直すと、『もちろん削除できますよ。代わりにピノキオについて何か言ってもいいですか? 答えはイエスです!』という感じになりました。」と削除したセリフの詳細は伏せつつ、経緯について明かしました。

レイノルズさんは、「何回方向転換したか分かりません。」としつつ、「脚本とショットリストに忠実に従うと、台無しになる可能性が10倍になります。脚本を書いたときとは違う俳優が出演するし、天候もおかしくなります。想像もしていなかったことが突然起こるんです。具体的ではなく、柔軟な計画で臨むことで、素晴らしいことが起こる余地がたくさんあるんです。」と映画製作について語りました。

「デッドプール&ウルヴァリン」は公開から約50日となる先週末の段階で13億ドルを超える世界興収を記録し、MCUの売上ランキング6位の「ブラックパンサー」(13億4600万ドル)に迫っています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Ryan Reynolds On Kevin Feige’s Key Advice, Bob Iger’s Request To Cut One Line From ‘Deadpool & Wolverine’ & The “Layer Cake” Of Advertising

「デッドプール&ウルヴァリン」、米国でのデジタル販売日が10月になると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の米国におけるデジタルリリースが、10月1日になると報じられました。7月26日に北米で公開された本作は、13億ドルを超える世界興収を記録し、MCUの売上ランキング6位の「ブラックパンサー」(13億4600万ドル)に迫っています。

WTS は本作が 2024年10月1日 からPOVDで視聴出来るようになると報告。YouTube TV、 Apple TV 、Amazonプライムビデオなどのサービス上でこの映画がデジタル販売されるようになるとしています。

発売日の報告に関してはいつも正確とされる WTS ですが、その後ストリーミング配信に関する記事をサイト上から削除。Xでの投稿はそのまま残されている事で、正確性についてはやや曖昧になっています。サイト上での最初の発表では、「デッドプール&ウルヴァリン」の北米における配給会社である20世紀スタジオが発売日を発表または確認しておらず、変更される可能性があると指摘していました。

ディズニーは「Inside Out 2」(邦題:インサイド・ヘッド2)を 2024年6月14日 に米国で劇場公開し、2024年8月20日 にデジタル販売。

今回のWTSの報告が正しいとすれば、2作品とも劇場公開から67日後にPOVDリリースとなり、「デッドプール&ウルヴァリン」は先に公開されていた今年一番の大ヒット作「Inside Out 2」と同じスケジュール間隔で今のところ動いている事がわかります。したがって先日の「デッドプール&ウルヴァリン」ディズニープラス配信日予測には影響がなく、現状予測通りであると言えそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-disney-plus-release-date-when-3/”]

「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。

中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。

「デッドプール&ウルヴァリン」はショーン・レヴィ監督のもと、脚本をライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。

主演のライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)らが再登場。

そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ソーはなぜ泣いていた?クリス・ヘムズワースさんが新たなコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」にはクリス・ヘムズワースさん演じるソーが過去の映像を再利用する形で登場していますが、この「ソーはなぜ泣いていたか」問題について、クリス・ヘムズワースさんがコメントしています。

「トランスフォーマー ワン」のプロモーション中、Black Girl Nerds のインタビューに応じたクリス・ヘムズワースさんは、誰もが気になるこの疑問について笑いながら 「僕も同じ質問をしたいよ。」とコメントし、「それはマーベル ユニバースに注目し続けなければならないでしょうね。答えは必ずあると思います。いつかは語られるでしょう」と述べました。

「デッドプール&ウルヴァリン」の公開直後は SNS を通じて「秘密は守れるよ」と理由を知っている素振りを見せていたクリス・ヘムズワースさんですが、今回のインタビューの回答を見た感じでは実際には何も知らないというのが真実なようです。

このシーンについてショーン・レヴィ監督は Entertainment Weekly とのインタビューで「例えば、なぜソーは泣いているのかと聞かれることがあります。答えは、まったくわかりません。誰も知りませんが、その理由を解明する手助けができる人物になりたいです」とコメント。

一方、ライアン・レイノルズさんは「ソーが泣いていた理由は知っています。知らないわけがありません。」とSNSに投稿しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」はもともとこの問題のシーンの大元である「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のリメイクをベースにするというプランがあったと明かされているため、その時の名残であるとも考えられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-deleted-thor-2-remake-plan/”]

レイノルズさんはこれに関するアイデアを持っているようであり、ヘムズワースさんが言うように今後のMCUのどこか、デッドプールとソーが実際に共演する際に描かれるのかもしれません。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ディズニープラスでの配信はいつ?Ver.3─11月で確定か?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が劇場公開からもうすぐ2ヶ月と迫る中、世界興行収入は12億9000万ドルを突破。米国での公開期間は残り半分と行った所ですが、まだ見に行ってない人、そしてもう一度見に行こうかどうか迷っている人、そんな人達が気になるのが本作のディズニープラスでの配信日。これに関して、米ディズニーがさらに新たなヒントを提供しています。

前回の予想記事から約1ヶ月、ディズニーに新たな動きがありました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-disney-plus-release-date-when-2/”]

前回の記事では「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットしている事で過去のMCU映画の配信タイミングとは異なる可能性があるとし、「デッドプール&ウルヴァリン」を超える大ヒットのディズニー&ピクサーの「Inside Out 2」(邦題:インサイド・ヘッド2)が参考になるだろうとしました。

そして、先日、ディズニーが「Inside Out 2」のディズニープラス配信が 9月25日 になると正式に発表した事を各種海外メディアが報じています。(from IGN

この日は Ver.2 で予想した「Inside Out 2」の配信日と全く同じ日付であり、「デッドプール&ウルヴァリン」はこの法則にしたがって、やはり 11月6日 となる可能性が極めて高いと考えられそうです。

また、Ver.2 では 11月6日 の週は「アガサ:オール・アロング」の最終話と被るから延期される懸念があるとしていましたが、「アガサ」が最終話を繰り上げて配信する事も発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-all-along-all-episodes-release-date/”]

これによって「アガサ」と「デッドプール&ウルヴァリン」が被る懸念もなくなり、「デッドプール&ウルヴァリン」のディズニープラス配信日(米国)は 2024年11月6日 が現時点での最有力候補となりそうです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、レディプールの中の人は実は・・・

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のレディプールのスーツの内側にいる人物について、ようやく誰なのかが判明しました。もともとはライアン・レイノルズさんの妻であるブレイク・ライブリーさんが演じるとされていましたが、実際には声を担当しているのみでした。

レディプールを演じたと告白したのはクリスティアン・ベットリッジさん。

2017年の映画「ワンダーウーマン」でガル・ガドットさんのスタントダブルを演じた人物で、MCUでは「マーベルズ」などに参加していました。

ベッドリッジさんは投稿で次のように心境をコメントしています。

「このスーツを着ることがどれほど特別なことだったかは、私もわかっています。2016年に最初のデッドプールが公開されたとき、まだ私のスタントキャリアが本格的に始まる前でしたが、私はそれに夢中になって、もしレディプールがいたら、彼女のスタントダブルになりたいと思ったんです!」

「もちろん、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。でも、最初のフィッティングから撮影現場の最終日まで、すべてのステップが本当に特別なものでした。すべてのステップで私を支えてくれたジョージ・コトルに心から感謝します。この機会を与えてくれたこと、そして私のアンディ・リスターがこんなに素晴らしい演技をするのを見ることができ、このような素晴らしいチームの一員になれたことに、感謝してもしきれません」

「私にこれを託してくれたブレイク・ライブリー、ライアン・レイノルズ、ショーン・レヴィに感謝します。私は永遠に感謝し、光栄に思っています。」

また、ベットリッジさんは、「撮影現場ではいくつか障害がありました(風洞のような場所でほとんど毎日マイナス5度だったことや、足を骨折したことなど)。でも、本当に冒険でした。皆さん、素敵で励ましのメッセージをありがとうございました。本当に返信するには数が多すぎますが、メッセージは見ていてとても感謝しています」と付け加えています。

この映画では主人公デッドプールをライアン・レイノルズさんが演じ、ナイスプールを双子の弟ゴードン・レイノルズさんが演じました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-nicepool-actor-and-secret-cast/”]

そして、9歳の娘ジェームズ・レイノルズちゃんが「叫ぶミュータント」としてクレジット、7歳の娘イネス・レイノルズちゃんがキッドプール役でクレジット、生まれたばかりのオリン・レイノルズちゃんがベイビープール役でクレジットされています。4歳のベティちゃんの出演は確認されていません。

「アベンジャーズ」最新映画等で仮にレディプールが再登場した場合、マスクを外すなら今度こそブレイク・ライブリーさんが顔を出すかもしれませんがどうなるでしょうか。

なお、レディプールのキャスティングについては運命的なものがあり、そもそもコミックで誕生したレディプールはブレイク・ライブリーさんをモデルにして作られたキャラクターでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-blake-lively-confirms-ladypool/”]

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米国で、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、ほとんどの人が気づかなかったカサンドラ・ノヴァのディティールが明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のメイクアップアーティスト、ビル・コルソさんが自身の SNS を通じて、本作のヴィランであるカサンドラ・ノヴァのメイクに関する詳細を明かしました。

コルソさんはコミックのカサンドラを再現するにあたって生命を吹き込んだエマ・コリンさんを称賛しつつ、次のように述べています。

「エマの見た目がとても素晴らしいので、それをいじる必要はない、禿げ頭を追加すればいいと判断しました。それだけで終わらせたくなかったので、まだ何か変わった楽しいものを付け加えたいと思っていました。」

そして、「カサンドラは手の動きがとても激しいので、指を長くしたら面白いかもしれないと気づきました」とした上で、 「問題は、爪を長くすると普通に見えてしまうことです。そこで、爪床を長くして、奇妙さと長さを強調することにしました。これが、@cce_inc と主任彫刻家 @rcstir に渡した私のテスト用の指の彫刻で、10 倍に増やしました。彼らとエマの素晴らしい仕事ぶりです。これらのショットのテスト用のメイクは、私とロブ・クレイファーが行いました。彼女の毎日の撮影時のメイクは、@monicahuppert @geoffredknap とロブが美しく施し、私が設定したメイクをさらに上回っています。常に最善を尽くす、それが私のモットーです。」とエマ・コリンさんが義指を装着して撮影していた事を明かしました。

多くの人が見逃したということに関してもう一つ、映画の冒頭シーンに登場するローガンのアダマンチウムの頭蓋骨 にシリアルナンバー「24601」が刻まれているのが発見されています。これは 、ヒュー・ジャックマンさんが2012年に映画化されたミュージカルで演じるレ・ミゼラブルの 主人公ジャン・バルジャン の囚人番号となっています。

ショーン・レヴィ監督は「レ・ミゼラブル」のイースターエッグが意図的なものであることを認め 、「誰が最初にそれに気づくのかとずっと思っていたんだ!」と最近コメントしました。デッドプールシリーズが24601に言及するのはこれで2度目で、 デッドプール2でウェイド・ウィルソンが手描きした地図にも24601が登場しています。  

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

「デッドプール&ウルヴァリン」、リーヴ・シュレイバーさんがカメオ出演したくなかった理由を明かす

20世紀FOXのマーベル映画「ウルヴァリン:X-MEN:ZERO」でセイバートゥースを演じたリーヴ・シュレイバーさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」へのカメオ出演したくなかった理由について、海外メディアに語りました。

Collider とのインタビューで「デッドプール&ウルヴァリン」での再演についてリーヴ・シュレイバーさんは「素晴らしいことです。人々が私のやったことを思い出して、またやってほしいと願っている気持ちは、言葉では言い表せないぐらいとても感謝しています。」と述べました。

「こんなに多くのファンがいることにとても驚きましたし、新しいデッドプール映画に出演するよう人々がキャンペーンを張っていることにもとても驚きました。」

しかし、「正直に言うと、体をその状態まで回復させるのは大変な作業なんです。」とシュレイバーさんは言います。「ヒュー(ジャックマン)が再び準備を整えるのを見て、『僕は傍観者でいても大丈夫』と思ったんです。」と出演しない選択をした理由について語りました。

ヒュー・ジャックマンさんの身体作りはやはり極めて特別な事であり、多くのベテラン俳優が尻込みしてしまうレベルです。特にセイバートゥースの場合、ウルヴァリンと違って出演時間は極めて短かったため、役作りの期間や労力とは見合わないであろう事は想像出来る所です。

「ウルヴァリン:X-MEN:ZERO」は特にデッドプールの不遇な扱いから黒歴史とされる事も多い作品ですが、その中においてウルヴァリンとセイバートゥースのアクションシーンは評価されています。そういう背景から実際にカメオ出演があれば本格的なアクションシーンが期待され、本作のアザゼルやサイロックのような登場では期待外れとなっていた事でしょう。

強いて言うのであれば作中で上半身裸にならずとも、出演するだけで十分なファンサービスにはなったと思いますが、やるのであれば完璧にやりたいという彼の役者魂がカメオをスルーする結果となってしまったようです。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。

ソース:Liev Schreiber Opens Up About Not Returning as Sabretooth for ‘Deadpool & Wolverine’

「デッドプール&ウルヴァリン」よりサイロックのコンセプトアート公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」より、ほんの少しだけ映画に登場していたX-MENのキャラクター、サイロックのコンセプトアートが公開されました。

本作のコンセプトアートを担当したジョン・バカラドさんは Instagram を更新。

「デッドプール&ウルヴァリンのサイロック最終コスチュームコンセプト。サイロックは、カサンドラの子分の一人として、ヴォイドで復活するために選ばれたもう一人のミュータントでした。彼女はすでに『X-MENアポカリプス』と『ラストスタンド』に登場していました。私たちは、より実用的で戦術的な雰囲気のデザインにしたかったのですが、彼女のアイコニックなカラーパレットを使い、ストラップの要素はコミックの描写にちなんでいます。」

そして最後には実際の写真を添えて「アイーシャ・フセインが演じていました。」と投稿しました。

本作のサイロックは「X-MEN:LAST STAND」(ファイナルディシジョン)のメイ・メランソンさんでもなければ、「X-MEN:アポカリプス」のオリヴィア・マンさんでもなく、アイーシャ・フセインさんを起用。

しかし、コスチュームも一新された事が災いしたのか、サイロックが登場していた事自体に気が付かなかった観客も続出。中盤の戦闘シーンでは X-23 とやりあうなど、アザゼルらがモブ扱いを受ける中では特別な見せ場があったと言えますが、その後少し経過したあとは既に殺されて地面に横たわっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/olivia-munn-psylocke-sword-video/”]

コミックのサイロックは二人、イギリス人のエリザベス・ブラドックと日本人のカンノンが存在しています。

ベッツィはテレパシー能力を持つ人物で、双子の弟ブライアンはキャプテン・ブリテンであり、姉のベッツィがその名を継いで活動していた事がありました。しかしその時のヴィランとの戦いで失明。その後、異世界「モジョ・バース」へ誘拐された際にバイオカメラアイを移植され、視力が回復、この頃からサイロックを名乗るようになりました。

さらにその後のある事件でモジョ・バースのスパイラルの手により、犯罪集団「ザ・ハンド」のボス「マツオ・ツラヤバ」の愛人であるくノ一「カンノン」と、精神が入れ替えられてしまいました。そのため、日本人の外見を持ち、忍術を用いるようになります。

心はベッツィ、身体はカンノンの女忍者は「サイロック」として、心はカンノン、身体はベッツィの方は「ルバンシェ」を名乗るように。しかし、ルバンシェはレガシーウィルスで死亡し、ベッツィはカンノンの肉体のまま生きる事となりました。

この出来事から数十年の時間がリアルタイムで経過し、最近のコミックではベッツィの肉体を持ったカンノンが復活した上に精神も元の肉体に。互いに自分自身に戻ったあと、カンノンがサイロックを名乗って活動しています。

「デッドプール&ウルヴァリン」を含む過去3回の実写化では全てヴィランとして登場する事になりましたが、MCUの「X-MEN」リブート映画ではヒーローとして登場する事が出来るのでしょうか。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。