「アガサ」は本格ホラーに?「デアデビル:BA」は政治ゲームになるとマーベル・スタジオ幹部が明かす

マーベルの公式ポッドキャストにマーベル・スタジオのTVドラマ部門の責任者を務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが出演し、今後ディズニープラス配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」と「デアデビル:ボーン・アゲイン」について、新たな情報を提供してくれました。

放送の中でウィンダーバウムさんは、9月配信予定の「アガサ:オール・アロング」について次のように語っています。

アガサは本当に楽しいですが、とても怖くてかなりドラマチックになります。彼女は素晴らしいアンチヒーローで、この番組はハロウィンの楽しさであなたを引き込み、気が付けば涙する事になるでしょう。

番組がどれほど怖いかについて尋ねられると、ウィンダーバウムさんは「それはマーベル流の怖さです。それはハロウィンショーで、シリーズには命に関わるリスクがあります。楽しい乗り物ですが、危険なものです。」と回答しました。

そしてデアデビルの話題となり、「ボーン・アゲイン」では政治的なゲームとしての物語が描かれると説明しました。

デアデビルは素晴らしいです。いくつかの点で「X-Men ’97」と似ています。ファンが愛するものを復活させると同時に、新しい方向に進んでいます。これらのキャラクターは成熟し、ユニバースも変わり、社会も変わっています。マットとウィルソンも変わり、これまで見たことのない方法で衝突することになるでしょう。お互いを殺そうとするだけではもう十分ではなく、政治的なゲームが展開されています。

「ボーン・アゲイン」ではコミックの設定に基づき、ヴィランのウィルソン・フィスクがニューヨークの市長となる事が判明しています。

これがMCUに与える影響は今の所不明ですが、コミックではフィスク市長がデアデビルのような自警活動を禁止していく事でデアデビル、スパイダーマン、パニッシャーのようなヴィジランテたちは窮地に追い詰められていく事になります。

今回のウィンダーバウムさんの報告は、MCU版もコミック版と同様に、単なる殴り合いで終わるような話ではない事をほのめかしているようです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」の配信は 2025年3月 とまだかなり先の事ですが、「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 にディズニープラスで配信予定。

リリースまで2ヶ月ほどに迫っているため、予告動画がいつ公開されてもおかしくありません。今月末のサンディエゴ・コミコンまでに公開されるか、会場で初公開となる可能性が高いのではないかと考えられています。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3は三部作の完結編に

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン3がウォッチャーにとっての三部作の完結編になると、責任者のブラッド・ウィンダーバウムさんが語りました。

マーベルの公式ポッドキャストに出演したウィンダーバウムさんは、現在制作中の新シーズンについて、「三部作の完結編のようなものです。」とし、「私達を予想外の場所へ連れて行きます。それは、マルチバースの探求において最初の二つのシーズンを超え、非常に予想外のキャラクターを引き込みます。そこには、ウォッチャーであるウアトゥのための感動的で満足のいく結末があると思います。」と語りました。

マーベル・スタジオはシーズン2の配信が始まって間もない2024年1月に、シーズン3のティザーを公開

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-what-if-season-3-teaser/”]

制作がある程度進んでいる事が明らかになっていました。そして、シーズン2に入る予定だったウィンター・ソルジャーとレッドガーディアンのエピソードがシーズン3に先送りになった事も判明済みとなっています。

ここ最近の噂ではシーズン3にX-MENのストームが登場するとも報じられていました。

ただし、今回のポッドキャストでシーズン3の配信時期に関するコメントはなく、これについてはまだしばらくの間正式な発表を待つ必要があるようです。

「アベンジャーズ5」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」では「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のキャプテン・カーターのように、アニメからの実写化が追加されるという噂もあり、全てを楽しみたい方は「ホワット・イフ…?」の最新シーズンも要チェックとなっています。

アニメ「ホワット・イフ…?」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

【噂話】マーベル・スタジオが「パニッシャー」、「ホワイト・タイガー」、「ウィッカン」、「ストレンジ・テイルズ」を検討中

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5の終わりが近づく中、マーベル・スタジオが現在話し合いをしているという新たなプロジェクトについて、海外スクーパーが報告しています。それによると、以前から噂があった「ノヴァ」や「パニッシャー」などに加えて、いくつかの新プロジェクトも検討されているようです。

ダニエル・リヒトマン氏はマーベル・スタジオの新企画について次のように述べています。

マーベル・スタジオは多くの番組を企画していますが、今のところゴーサインが出ているのは「ビジョン」だけです。企画中の番組には他に「ノヴァ」、「ブロンド・ファントム」、「パニッシャー」、「ウィッカン」、「ホワイト・タイガー」、「ストレンジ・テイルズ」などがあります。8月までにさらに多くの番組がゴーサインを出し、エキサイティングな発表が行われるでしょう。

報告通り8月までに正式に開発が決定した作品は、8月9日から開催されるディズニーのイベント D23 のステージ上で発表されるかもしれません。

「ウィッカン」とはコミックのウィリアム・”ビリー“・カプランで、ヤング・アベンジャーズの一員でワンダの息子の生まれ変わりです。MCUでは「ワンダヴィジョン」で紹介されたビリー・マキシモフが現在のところ神聖時間軸上で消失した状態になっており、これが「アガサ:オール・アロング」で何らかの形で戻ってくると推測されています。

「ホワイトタイガー」も以前から噂されているプロジェクトであり、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影現場でもそれらしき姿が確認されていました。コミックのホワイトタイガーは複数の人物が該当者であり、MCU版が誰を取り上げて描くのかは正式には分かっていません。

「ストレンジ・テイルズ」はマーベルコミックの前身であるアトラスコミックの時代から続くホラー・アンソロジーで、MCU版の詳細は不明ですが、魔術的側面、そして吸血鬼やゾンビ、狼男といったモンスターに焦点が当てられると原作コミックから推測出来、その素材のいくつかは既にMCUに登場している事も分かっています。

「ブロンド・ファントム」は先月あたりから盛んに、そしてまことしやかに報じられているプロジェクトで、これまでMCUでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんがプロデュースする作品だとされています。

これらのうちのいくつかが、1ヶ月少し後の D23 で実際に正式発表となるのか、注目となっています。

ドラマ「アガサ:オール・アロング」より公式スティル公開、「ワンダヴィジョン」のハート夫人も魔女だった?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:オール・アロング」の公式スティル写真が、海外メディア Empire Magazine より公開されました。ディズニープラスで配信された「ワンダヴィジョン」のヴィランだったアガサ・ハークネスを主人公とする本作では多数の魔女が紹介されると言います。

記事によると「パティ・ルポーン演じるリリア、サシール・ザマタ演じるジェニファー、デブラ・ジョー・ラップ演じるシャロン、アリ・アン演じるアリス」が登場するとされており、過去に「本作のヴィランとして、オーブリー・プラザさんが魔女リオ・ヴィダル、パティ・ルポーンさんが魔女リリア・カルデル、サシール・ザマタさんは魔女ジェニファー・ケイル、アリ・アンさんは魔女アリス・ウーを演じるとされている。」とされてきた内容とほぼ一致しています。

気になるのはこの文章と写真でデブラ・ジョー・ラップ(デブラ・チョ・ルップ)さんについて言及している事で、デブラ・ジョー・ラップさんはドラマ「ワンダヴィジョン」において、ヴィジョンの勤務先の上司の妻ハート夫人として登場し、ワンダたちの新居を訪れました。

しかしこのハート夫人というキャラクターはワンダによって演じさせられていたヘックス内での役名であり、本名がシャロン・デイヴィスだった事が「ワンダヴィジョン」のラストで明かされています。

今回、この記事で紹介された事はシャロン・デイヴィスが実は魔女だったという事を意味しているのでしょうか。

脚本を担当したジャック・シェイファーさんは「魔女は、欺瞞、裏切り、悪事、そして利己主義によって定義されます。そんな考えを持った魔女たちを協力させる必要があるとき、どうしますか?」と言います。

「『ワンダヴィジョン』が古典的なテレビシットコムの形式で遊んだように、この作品では魔女に対する前提をいろいろと遊んでいます。魔女のための簡単なビジュアル表現とは何か?私たちは一面的な嫌な魔女を望んでいませんでした。アガサの真の心を垣間見る瞬間もあります。」

ドラマ「アガサ:オール・アロング」は 2024年9月18日 より米ディズニープラスで初回2話配信予定です。

ニホンザルアサシンアニメ「ヒットモンキー」シーズン2のトレーラーとポスターが公開

マーベルテレビと米Hulu制作のアダルトアニメ「ヒットモンキー」のシーズン2の 2024年7月15日 からの配信を控える中、公式トレーラーとポスターが公開されました。亡霊となってしまったヒットマンのブライスと出会ったニホンザルを主人公とするこのアニメは新シーズンで東京を離れ、新たな舞台へと移る事になります。

シーズン1では、ヒットモンキーの復讐のミッションが描かれていましたが、彼がそれを成し遂げた今、シーズン2では別のミッションに挑む事になります。

シーズン1では、ヒットモンキーが東京の裏社会でヤクザを滅多打ちにし、最終的にはハルカによって密かに国を脱出するという復讐の旅が描かれていました。そして、ヒットモンキーとブライスはニューヨークで新たな任務につくことになります。

プロデューサーのジョシュ・ゴードンさんはマーベルとのインタビューで次のように語っています。

シーズン2はニューヨーク市を舞台にしたいと常に考えていました。東京のように、ニューヨークも層が厚く、グリット感があり、映画的な場所です。しかし、それだけでなく、ブライスの過去に掘り下げて、モンキーを人間界の混乱に深く引きずり込むこともできました。これまでに多くのマーベルの物語が舞台とした場所ですが、私たちはもっと現実的なニューヨークを見せたいと思いました。依然としてムーディーで複雑ですが、私たちが知っている街のような感じです。

アニメ「ヒットモンキー」シーズン2は 2024年7月15日 米Hulu 及び 米ディズニープラス にて配信予定、シーズン1は日本のディズニープラスでも配信中です。

残念ながら日本での配信予定は記事執筆時点で発表されていません。

ディズニープラス 7月の配信作品ラインナップ

ソース:‘Marvel’s Hit-Monkey’ Hits New York in the Action-Packed Season 2 Trailer

ジョナサン・メジャースさんが授賞式で涙のスピーチ「私は不完全で欠点もある」─俳優復帰作も決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」や映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で征服者カーンとその変異体役を演じてきたジョナサン・メジャースさんが、先日、ビバリーヒルズで行われた年次インパクト・アワードで忍耐賞を受賞しました。

メジャースさんは元恋人へのDV容疑に関する裁判で2024年4月に1年間の家庭内暴力カウンセリングを受ける判決を受けました。この判決により、現在の居住区域であるロサンゼルスで52週間にわたる対面更生プログラムを完了しなくてはなりません。

ハリウッド・アンロックド・インパクト・アワードの授賞式の壇上に立ったメジャースさんは涙ながらに「忍耐とは何でしょうか?忍耐とは、困難や遅れにもかかわらず何かを続けることを意味します。そして、私が仕える神は、私が望む以上にその言葉を体現しなければならない状況に置かれました。」と涙ながらにスピーチを始め「私は不完全です。欠点もあります。それを認めます」と語りました。

メジャースさんは判決を受けた日に征服者カーン役からの降板が正式に発表され、MCU以外のすべての役をも失うことになりました。また、判決以前の逮捕の時点でマネージメント会社や宣伝会社からも解雇されました。

しかし、今回の受賞とほぼ同じタイミングで、「デューン」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の弟であるマーティン・ヴィルヌーヴ監督が制作する復讐スリラー映画「マーシレス」の主演を獲得したことが発表されました。これがメジャースさんの判決後の最初の俳優業となります。

「人生の中で、物事が暗くなる瞬間があり、本当に暗くなることもあるでしょう。その真っ暗な中に座り、光の一瞬を捉えたら、全力でその光に向かって走るべきだと学びました。そして、その光を二度と当然のものとは思わないでしょう。」と語りました。

メジャースさんは続けて、この困難な時期に彼を支えてくれたすべての人々、家族(特に母、姉妹、幼い娘、そして現ガールフレンドのミーガン・グッドさん)、そしてハリウッドの大物たちに感謝の意を表しました。

「光は私にとっていくつかの形で訪れました。兄弟ウィル・スミスからの深夜のテキストメッセージや、タイラー・ペリーが彼の方法で人々をサポートし、愛情を注ぐことで私に息を吹き込んでくれたことです」とコメントしました。

「マーシレス」のヴィルヌーヴ監督は本作について「恐ろしい物語の中で所有や復讐、個人的正義といったテーマが絡み合う作品です。メジャースが演じる主人公ジョンの心理的降下や彼の超常現象的な力を掘り下げていきます。」と作品について述べています。

ジョナサン・メジャースさんの征服者カーンは次に「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」に登場する予定でしたが、判決の日に降板が発表され、映画のタイトルも「アベンジャーズ5」の仮タイトルへと戻されました。

一部の関係者は判決に関係なくディズニーは解雇を決めていたと報告していましたが、発表のタイミング的にほとんどの人がそうは考えていませんでした。

スクーパーは征服者カーン役の後任について近々発表があるだろうと報告、「アベンジャーズ5」の制作が動き出している事で、誰が次のカーンを演じるのか注目されています。

ソース:Jonathan Majors Breaks Down in Tears While Accepting Perseverance Award After Assault Conviction: ‘I’m Imperfect. I Have Shortcomings’

Netflix「デアデビル」、クレア・テンプル役ロザリオ・ドーソンさんが再演の可能性について語る

Netflix のマーベルドラマ「デアデビル」でメトロ総合病院の看護師クレア・テンプルを演じたロザリオ・ドーソンさんが、ファン・エキスポ・ボストン 2024 に参加し、パネルの中でディズニープラスで配信予定のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再演の可能性について言及しました。

イベントの司会を務めた Collider から、「ボーン・アゲイン」での再登場について質問されたロザリオ・ドーソンさんは次のように回答しました。

デアデビルは私がこのイベント中に最も多くサインしたものの一つだと言わざるを得ません。ジェフ(・ローブ監督)と一緒に時間を過ごすことができて本当に良かったです。昨夜は夕食を共にし、ヴィンセント(・ドノフリオ)やチャーリー(・コックス)やみんなに会うことができました。だから、本当に嬉しいです… 彼らと一緒に過ごし、また一緒に演技したいです。本当に素晴らしい時間でした。そして、ご存知の通り、マーベルやディズニーは私の電話番号を知っていて、私がどこにいるか知っています。

ドーソンさんは2023年のスターウォーズドラマ「アソーカ」で主演を務めたにも関わらず、クレア・テンプルとしての人気が高い事を明かしつつ、イベント前日には「デアデビル」の同窓会に参加していたとも語りました。

再演に対して十分な意欲を見せましたが、「デアデビル:ボーン・アゲイン」の開発当初、ドーソンさんは「アソーカ」を制作中であった事でお呼びがかからなかったようです。

ロザリオ・ドーソンさんはビジネス上の話だけでなく、ディズニープラスで「シーハルク:ザ・アトーニー」を見たと明かし、そこに登場したデアデビルについてもコメントしました。

「シーハルク」でチャーリーがやった朝帰りを嫌がる人もいるのは知っていますが、私はあれが最高だと思いました。面白かったですよね。全て許されると思います。私もコーヒーを飲んだ事があるから、その気持ちもわかります。

マーベル・スタジオは 2023年末に「ボーン・アゲイン」の再開発に着手し、その時点からデボラ・アン・ウォールさんやエルデン・ヘンソンさんらNetflix版のキャストを新たに追加するように脚本を書き直しました。「ボーン・アゲイン」の前半の9エピソード分は撮影を終えていますが、後半の残り9エピソードでクレア・テンプルが戻ってくる可能性は残されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月 米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Rosario Dawson Loves the ‘She-Hulk’ Moment That Drove Fans Nuts

ドラマ「ロキ」幼少期シルヴィ役ケイリー・フレミングさんがMCU復帰に意欲を示す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1で、ソフィア・ディ・マルティーノさん演じるシルヴィの幼少期役を演じたケイリー・フレミングさんが、海外メディア CBM とのオンライン対談をする中で、MCUへ戻る事に意欲を見せました。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の若き日のレイ役や、「ロキ」の幼少期シルヴィ役を再び演じる事に対する想いについて質問されたフレミングさんは「それは良い質問ですね。確かにまた戻りたいと思っています。」と返答し、「それは本当にクールだと思います。どちらの役も大好きでしたが、あまり大きな役ではありませんでした。それでも、もう一度やってみたいです。」と再演の意欲を示しました。

「『スター・ウォーズ』のことはあまり覚えていません。なにせ8歳だったので!J.J.エイブラムス(監督)がとても親切だったことは覚えています。私は一日しかいなかったのに、ずっと泣きっぱなしだったので、彼がとても親切にしてくれました。その日の終わりにディズニーランドに連れて行ってくれたんです、素晴らしい人だわ。」

「『ロキ』をやっていた時もとても嬉しかったです。私は大ファンだったので、どのみちそのドラマを見るつもりでした。それで、自分が出ているのを見て、本当にクールだと思いました。」

ケイリー・フレミングさんは最新の主演映画「IF」(邦題:ブルー きみは大丈夫)で、MCUでデッドプールを演じているライアン・レイノルズさんと共演。本作の監督は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でリード・リチャーズを演じたジョン・クラシンスキーさんが務めています。

【噂話】「ファンタスティック・フォー」は「キャプテン・マーベル」「ガーディアンズ」に続く宇宙作品に、その他ヴィジョンやノヴァ等最新の噂

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」が、「キャプテン・マーベル」シリーズや「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズに続く、宇宙を舞台にする作品になると、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報じています。

報告によると、今年のバレンタインにメインのキャストが発表されたMCU版の「ファンタスティック・フォー」は宇宙を舞台にする作品として設定されているとし、「マーベルの次のコズミックムービーになる」と指摘しています。

MCUの「ファンタスティック・フォー」はギャラクタスとシルバーサーファーに焦点をあわせた物語から展開されると噂されていますが、コミックで因縁のあるスクラル人との関係なども気になる所。宇宙を舞台にするとの事で、まだ見ぬ宇宙人との出会いなども描かれるのでしょうか。

また、「ノヴァ」の進捗についても更新。

「ノヴァ」は若手ヒーローたちを主人公とするアンサンブル作品で、すでにショーランナーが雇用済み。主役の俳優へのオファーも出されているとし、おそらくリチャード・ライダーが主役を務めるだろうと報告しています。

氏は以前に「リチャード・ライダーではなくサム・アレキサンダーが中心となる」ようだと報告してましたが、ディズニープラス向けに開発されているというこのドラマの計画が少し変更された事になるようです。

そして、同名コミックを原作とする「ヴィジョンクエスト」として考えられているヴィジョンの新作について「すでに18歳から20歳までの若い男性共同主役のキャスティングが行われている。」と報告。また、タイトル未定のヴィジョンのドラマは今秋撮影が開始される予定との事。

 

「ヴィジョンクエスト」の設定から本作ではヴィジョンの息子ヴィンと娘ヴィヴ(ヴィヴィアン)が登場すると予想されていました。しかしコミックのヴィンは少年時代に死んでおり、今回、共同主役としてキャスティング中という18歳から20歳までの若い男性俳優がヴィンに当てはまるのかは断定が難しい所。

多少の設定を変更してヴィンが共同主役になる可能性も否定できませんが、「アガサ:オール・アロング」にワンダの息子ビリーが登場するとされている事を考えると、このヴィジョンのドラマにはワンダのもう一人の息子トミーが登場してもおかしくないのかもしれません。

なお、娘のヴィヴに関しては以前にMCU版のヤングアベンジャーズに参加するとも報じられており、注目の作品となるのは間違いなさそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-young-avengers-viv-vision-quest-rumor/”]

まだまだ開発中のプロジェクトであり、計画が二転三転する事は十分にあり得る話。今後の動きがあり次第またお知らせする事になります。

ロキと「SHOGUN」の鞠子は似ている?トム・ヒドルストンxアンナ・サワイ対談動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シリーズの主演を務めトム・ヒドルストンさんと、ディズニープラスのドラマ「SHOGUN 将軍」で鞠子役を演じたアンナ・サワイさんが、海外メディア Variety の「Actors on Actors」で対談に臨みました。

動画の中頃から「ロキ」シーズン2でのロキの最後の台詞について話す中で、ヒドルストンさんは次のように述べています。

「私たちの素晴らしい監督たちが私の元に来て、『何を言いたい?』と言ったんです。私は『ソー』の最後にロキが言ったことを覚えていました。『父上、私はやれたはずだ ― あなたのために。みんなのために。』それは、受け入れを切望し、間違った意図に満ちた必要性、絶望、渇望に溢れていました。それはロキ自身の壊れた心に満ちているのです。」

そして「私は『もう一度それを言うべきかな?』と思いました。でも、それは全く異なる意味を持っており、愛、犠牲、利他主義、そして寛大さに満ちています。」と以前のセリフとの違いについて説明しました。

会話の途中でサワイさんが「台本になかったセリフなの?」と驚くと、「台本には別の事が書いてあったけど、あまり覚えていない」と回答しました。

さらにヒドルストンさんは「ロキ」と「SHOGUN」を比較して言葉を続けます。

「それは鞠子が経験することと非常に似ています。それは解放の瞬間であり、犠牲の中で自分自身のアイデンティティを明確にする瞬間でした。ロキの最後の瞬間、彼は主体性を得ます。彼はこれまでの人生が何を表しているのかを決めることができたのです。彼の最後の言葉は、深い愛と寛大さに満ちています。千里の道のりが私たちをここに導いたのです。それは非常に満足感があり、私にとっても感動的でした。なぜなら、それは非常に長い旅路だったからです。」

「ロキ」の制作陣や共演者に感謝の意を表する中で、ヒドルストンさんは「SHOGUN 将軍」の真田広之さんについて興味を示し、「彼との仕事はどんな感じなの?」とサワイさんに質問するシーンも。

真田広之さんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」に出演していましたが、トム・ヒドルストンさんとシーンを共有する事はありませんでした。

さらに映画「マイティ・ソー」での共演者である浅野忠信さんについて「また彼に会えて嬉しかったよ。あの人が大好きで、ずっとファンなんだ。」とコメントしました。浅野忠信さんはソーの友人ウォリアーズスリーの1人ホーガンを演じていましたが、「マイティー・ソー/バトルロイヤル」にてヘラに殺害されてしまいました。

トム・ヒドルストンさんは「ロキ」の最後の撮影を振り返り、終了したのが夜中の2時か3時を過ぎていたと言います。プロデューサーとして編集作業にも加わる必要があったので実際にはまだ制作作業が残っていつつも、撮影終了と同時にやりきったという安堵感で身体が軽くなったと話しました。

その後、撮影クルーの全員にお別れの挨拶を済ませた頃には明け方で、朝日に向かってドライブしながら帰路についたと話し、サワイさんは「それ自体が映画みたい」とコメントしました。

動画の最後はサワイさんにレクチャーしてもらった日本語「オツカレサマデシタ」で対談を締めました。

トム・ヒドルストンさんは先日別のインタビューにてもう少しロキを演じる余地がある事と、その先で誰か新しい俳優に引き継ぎたい事をほのめかしていましたが、「アベンジャーズ5」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での再登場はあるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-loki-tom-hiddleston-comments-lokis-living-and-dying/”]

ドラマ「ロキ」、「SHOGUN 将軍」はディズニープラスで配信中です。