マーベル・スタジオ幹部が「ノヴァ」が開発中である事を認める

マーベル・スタジオのブラッド・ウィンダーバウム氏が海外メディア Comicbook.com とのインタビューで、「ノヴァ」を開発しているという噂について初めて公式に認める事となりました。もともと「アベンジャーズ/エンドゲーム」での登場が予定されていたノヴァですが、長い休憩時間を経てようやく動き出しているようです。

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スタジオのケヴィン・ファイギ社長が同メディアとの2018年のインタビューでノヴァは即戦力だと発言して以来、公式に触れられるのは久々となり、ウィンダーバウム氏は「私たちはノヴァが大好きです。現在、ノヴァの開発は非常に初期段階にあります。」と明かしました。

「マーベル・スタジオの裏側では新しいシステムが導入されています」とウィンダーバウム氏は語ります。「今ではより伝統的なスタジオのようになっています。我々は実際に製作するよりも開発に重点を置いています。ノヴァを開発する計画があります。私もノヴァが大好きです。リッチ・ライダーも大好きです。それがスクリーンに登場することを願っています。世界は常に混沌としています。常にいろんなことがあります。これらのことを実現させるためには呪文をかける必要がありますが、いつかノヴァのショーを見てみたいと考えています。」

開発が中止されたという報道や、映画に変更されたと報道された事もありましたが、ウィンダーバウム氏はスタジオのストリーミング、アニメーション、テレビ部門の責任者であり、今回彼がこの話題に触れた事は、「ノヴァ」が映画ではなくディズニープラスでの配信作品になる事は間違いなさそうです。

ようやく公式に認められたプロジェクトとなりましたが、開発はまだまだ初期段階ということで、当分の間のんびりと待つ必要があるようです。

ソース:Marvel Studios Exec Confirms Nova Project in Development (Exclusive)

マーベル・アニメーション責任者が「X-MEN’97」ショーランナー降板にコメント

マーベル・スタジオの子会社マーベル・アニメーションの責任者ブラッド・ウィンダーバウムさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」のショーランナー、ボー・デマヨさんが解雇された件について、海外メディア Entertainment Weekly と話をしています。

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記事の中でウィンダーバウムさんは「詳細については話せませんが、デ・マヨはこれらのキャラクターに真の敬意と情熱を持ち、チームの他のメンバーがインスピレーションを得ることができる素晴らしい脚本を書いたと思います。それがこの素晴らしいショーを構築するための土台になりました。」と語りました。

また、デマヨさんが解雇されたと報じられた件については「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」と付け加えました。

デ・マヨさんは当初、「X-MEN’97」のプレミアイベントでインタビューに参加する予定でしたがキャンセルに。本作のシーズン2の脚本を書き終え、シーズン3の構想も持っていた事が明かされています。

今回のウィンダーバウムさんの発言を信用するのであれば、シーズン2あるいはシーズン3に関する事で互いの主張が衝突し、デ・マヨさんがスタジオを去っていったというのがこの報道の裏にあったようです。

現在、「X-MEN’97」はシーズン2の声の収録が開始されていますが、その先についてはかなり不透明な状態になっています。

アニメ「X-MEN’97」シーズン1は 2024年3月20日 よりディズニープラスで配信です。

ソース:Marvel animation head addresses X-Men ’97 showrunner exit

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、チャーリー・コックスさんがカレンとフォギーの再登場に公の場でコメント─「物語の心臓だった」

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の主演を務めるチャーリー・コックスさんが、ワシントンDCで開催された AwesomeCon に出演し、カレン・ペイジとフォギー・ネルソンの再登場について語りました。

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海外メディア Collider によると、イベントの中でコックスさんは二人のキャラの再登場について次のように語っています。

ああ、それはすごくクールな事。本当にクールだね。そうだね、最初に彼らがいないと聞かされた時は、かなり心を痛めました。撮影に戻ってきてから、いくつかの変更があったことが明らかになりました。おそらく皆さんはもうご存知でしょうし、フォギーとカレンが私たちの番組の心臓部分であることが明らかでした。彼らはいつもそうでした。だから彼らが戻ってきて本当に特別な気持ちです。デボラとエルデンに大きな称賛を送ります。もうネットに掲載されて知れ渡っているので、話してもいいと思います。しかし、再び一緒にシーンを撮ることができて本当に嬉しかったです。

当初、MCUの「デアデビル:ボーン・アゲイン」にはNetflixの「デアデビル」からフォギー・ネルソンとカレン・ペイジは戻ってこないとされていましたが、昨年のハリウッドでのストライキ中に脚本の一部が変更され、ストライキ後に撮影が再開された現場で二人の姿が確認されるようになりました。

二人の再登場だけでなく、彼らの物語に関するネタバレ度の高そうな重要なシーンの撮影も目撃されています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主演のチャーリー・コックスさんと、キングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさん、フォギー・ネルソンを演じるエルデン・ヘンソンさんとカレン・ペイジを演じるデボラ・アン・ウォールさん以外にも、パニッシャー/フランク・キャッスル役のジョン・バーンサルさんも含め数多くのキャラがNetflix版から再登場する事になっています。

一方で一部のキャラクターは何らかの理由で俳優がリキャストされており、フィスクの恋人ヴァネッサを演じるのはサンドリーヌ・ホルトさんに変更されている事が分かっています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil: Born Again’s Charlie Cox Says “Foggy and Karen Are the Heartbeat” of Their Show

アニメ「X-MEN’97」の配信数週間前にクリエイターが突然解雇

今月初め、マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の製作総指揮、脚本、ショーランナーを務めるボー・デ・マヨさんを解雇していた事が分かったと、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

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記事によると、「ムーンナイト」や「X-MEN’97」に携わったボー・デ・マヨさんは、現地時間の13日にハリウッドで開催される「X-MEN’97」のプレミアイベントに参加する予定でしたが、出席がキャンセルされたとの事。

THR はデ・マヨさんが同作品のシーズン2までの脚本を完成させているとし、シーズン3のアイデアについて話し合いの最中の出来事だと指摘。また、「ブレイド」や「アーマー・ウォーズ」からも離脱する事となりました。

解雇の理由については分からないとの事ですが、デ・マヨさんは約3万人のフォロワーを抱えていた Instagram のアカウントを閉鎖。先日はここでファンとのQ&Aが行われていましたが、この事がどう関連しているのかは不明です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-x-men-97-not-sacred-timeline/”]

2022年、デ・マヨさんは「X-MEN’97」の制作にあたって「敬意」について語り、「制作陣全体が作品のファンである」とも述べていました。

突然の解雇劇の裏に何があったのか、続報が入り次第またお伝えする事になります。

アニメ「X-MEN’97」シーズン1は 2024年3月20日 よりディズニープラスで配信です。

ソース:Marvel Shocker: ‘X-Men ’97’ Creator Beau DeMayo Fired Weeks Before Premiere (Exclusive)

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」がまたもやタイトル変更へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の新たなタイトルが米国のディズニー公式サイトより明らかとなりました。これによると現在、この作品の正式タイトルは「AGATHA」となっています。

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「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」として制作発表された本作は、その後、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」と変更されていた他、スクーパーからは「アガサ:オール・アロング」や「アグネス・オブ・ウェストビュー」と言ったタイトルも報告されていました。

途中からある程度予想されていた事ですが、おそらくは「アガサ」が正式なドラマタイトルとなり、これまで見てきたタイトルはエピソードタイトルとして使用されるのではないかと見られています。

公式サイトでは配信日に関して「Coming Soon」とされていますが、出演俳優の話では2024年のハロウィン時期になるようです。ただしこのインタビューからは4ヶ月ほど経過している事もあり、この話どおりとなるかどうかは、今後の正式発表を待つ必要があります。

ドラマ「アガサ」はディズニープラスで2024年配信予定です。

アニメ「X-MEN’97」、公式よりエピソードタイトルリストが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の新たなプロモーションより、各エピソードのタイトルが判明しました。これまでに様々なスクーパーが本作のタイトルリストを暴いてきましたが、今回、マーベル公式の投稿より正解が判明しました。

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公式これまでに報告されていたもの
E01To Me, My X-MenTo Me, My X-Men
E02Mutant Liberation BeginsMutant Liberation Begins
E03Fire Made FleshFire Made Flesh
E04Motendo / LifeDeath Part 1Motendo
E05Remember ItRemember It
E06LifeDeath Part 2Bright Eyes
E07Bright EyesShine With Strength Reborn
E08Tolerance is Extinction – Part 1Tolerance is Extinction – Part 1
E09Tolerance is Extinction – Part 2Tolerance is Extinction – Part 2
E10Tolerance is Extinction – Part 3Tolerance is Extinction – Part 3

いずれもコミックタイトルを引用してつけられているもので、過去のスクーパーの報告ともほぼ合致しています。

また、3日前にカナダ公式がポロリしてしまった初回2話配信も、今回の米公式の投稿により認められる事となりました。

本作は 1992年 から 1997年 にかけて放送されたTVアニメ「X-MEN」のリバイバル作品で、同作最終話「さらば、Xメン!」から継続されている事が予告で示唆されています。本作はマーベル・スタジオ傘下となったマーベル・アニメーションによって制作され、シリーズ構成をボー・デマーヨさん、監修をジェイク・カストレナさんが務めています。

米国版の声優は前作と続投されている方もいれば変更されている方も混在、日本での前作はテレビ東京版とトゥーンディズニー版で異なっていましたが、今作の吹替声優について現時点で発表はありません。

アニメ「X-MEN’97」は 2024年3月20日 よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ムーンナイト」のBlu-ray&4k UHD が 4月30日に米国でリリース

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」と「ムーンナイト」が Blu-ray と 4k UHD ディスクとなって発売される事が明らかとなりました。それぞれ 3月12日 からオンラインでの予約受付が開始され、4月30日 が発売日となっています。

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MCU以外でもスターウォーズから「キャシアン・アンドー」と「オビ=ワン・ケノービ」が同時リリース予定となっています。

「ワンダヴィジョン」と「ロキ」のディスク発売が発表された時、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のディスク化についてもほのめかされていましたが、それに加えて「ムーンナイト」がラインナップに加わる形となりました。

「ワンダヴィジョン」と「ロキ」に関してはアメリカより数カ月遅れて日本でのリリースとなりましたが、今回はどうなるのでしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、「ムーンナイト」はディズニープラスで配信中です。

アニメ「X-MEN’97」、初回2話配信が予定されている事がカナダ公式より判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」は 3月20日 にディズニープラスでデビューする予定となっていますが、そんな中、ディズニープラスカナダが初回に2つのエピソードを公開する事を予告しています。

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ディズニープラスカナダの公式 Instagram に投稿された 2024年3月 の配信予定リストが以下のようなもの。

2枚目の画像で、2話分公開される事が予告されています。

本作は全10話になると報告されている事と今回の情報をあわせて考えると、「X-MEN’97」シーズン1は 5月15日 に最終回をむかえる予定になります。そしてその次のMCUのスケジュールは7月公開予定の映画「デッドプール&ウルヴァリン」となっていきそうです。

「X-MEN’97」は、1990年代に FOX で放送されたテレビアニメ「X-メン」(1992年~1997年)の精神的続編となる作品。オリジナル版への「レトロなラブレター」と形容されており、ローグ、ビースト、ガンビット、ジーン・グレイ、ウルヴァリン、ストーム、ジュビリー、サイクロップスなど、数多くのX-MENが帰ってくる事が予定されています。

アニメ「X-MEN’97」は 2024年3月20日 よりディズニープラスで配信予定です。

【噂話】アニメ「親愛なる隣人スパイダーマン」は1話30分の10話構成になると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「YOUR FRIENDLY NEIGHBORHOOD SPIDER-MAN」(旧題:スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー)について、新情報が報告されています。本作は2024年配信予定として発表されたのが2年前で、以降、公式からはあまり発表がありません。

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CWGST氏はインスタライブにて「シーズンは10のエピソード、各エピソードは約30分になる」と報告。配信に向けて制作が進んでいると言います。

米国著作権局に登録された情報から本作のキャストが判明しており、配信は 2024年11月 に設定されている事も分かっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-freshman-year-update/”]

また、2023年12月には作品タイトルが変更されている事も判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-fresh-man-year-changed-title/”]

実際に 11月 に配信となれば、トレーラーは 2024年 後半に差し掛かってからになると見られており、夏のコミコン等での発表に期待されています。

アニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」は 2024年に米国ディズニープラスで配信予定です。

【噂話】「ノヴァ」と「シルバーサーファー」の計画は引き続き維持されていると言う

マーベル・スタジオが開発中とされていたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ノヴァ」と「シルバーサーファー」に関して、まだ計画は存在していると海外スクーパーが報じています。ディズニーがMCUのドラマの縮小を主張したり、マーベル・スタジオがストリートレベルの作品へとシフトしていくとされる中、コズミックレベルのこの2作品の現状はどうなっているのでしょうか。

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ダニエル・リヒトマン氏は「シルバーサーファー」に関して、映画「ファンタスティック・フォー」で先にデビューする予定として、現状は俳優探しの最中だと報告。

先日メインキャストが発表された「ファンタスティック・フォー」ですが、シルバーサーファー役はまだ確定していないようです。そして、ここで起用された俳優がディズニープラスの「シルバーサーファー」の主演を務めると考えられるようです。

2022年に報じられた段階では「シルバーサーファー」は「ファンタスティック・フォー」の前日譚になるとされていましたが、公開順としては「ファンタスティック・フォー」が先になるようです。先日は別のスクーパーが「シルバーサーファー」のミーティングが始まっているとも伝えていました。

そして「ノヴァ」についてはシリーズ化が検討されている唯一のコズミックレベルの作品だと報告。

「開発中だった最初のバージョンがキャンセルされた後も、マーベルは進んでは戻ってを繰り返しながら開発を継続している」と実現に向けてまだこの計画が動いている事を主張しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-rework-as-a-film-rumor/”]

マーベル・スタジオは「エコー」や「デアデビル:ボーン・アゲイン」のようなストリートレベルの作品に集中するとも報じられていますが、少なくともしばらくの間はそれ一色になってしまうような事はなさそうです。