映画「サンダーボルツ*」、ジモの不在について監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、コミックでチームリーダーを務めるバロン・ジモの不在について、海外メディア Dexerto とのインタビューで語っています。

シュライアー監督は「私が最初に読んだ草稿の段階から、そのような記述は一切ありませんでした。それ以降、登場人物に多少の変化はありましたが、それほど大きな変化ではありません。バロン・ジモはずっと登場していませんでした。」と、最初からMCU版のサンダーボルツには含まれていなかった事を明かしました。

「インターネットの一部では、このことにあまり満足していない人がいることは承知しています。」と監督は言います。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で再び逮捕されたバロン・ジモをコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが釈放し、チームのリーダーに据えるのではないかとも考えられていましたが、映画の公開直前になって、ジモの不在が公式に認められる形となりました。

「ネット上には、悪役がヒーローのふりをする『サンダーボルツ』の初期のコミック版のような展開を望んでいる人がいると知っています。私たちの映画は、ある意味ではその考えを尊重しつつも、別の角度からアプローチすることを意図していると思います。」と監督は説明しました。

コミックのサンダーボルツはヒーローに偽装したヴィランチームとして始まり、バロン・ジモがリーダーを務めていました。シビル・ウォーに際してグリーン・ゴブリン/ノーマン・オズボーンがリーダーになった際のチームメンバーにはブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ、タスクマスター、ゴーストが参加しており、これがMCU版に最も近いメンバーに見えますがタスクマスターとゴーストはそもそもコミックとは全く違うキャラクターになっています。

その後もリーダー、メンバーともに総入れ替えを繰り返しながら何度も生まれ変わりました。キングピン/ウィルソン・フィスクがニューヨークで自警活動を禁止した際に、それを取り締まるために結成したのもサンダーボルツで、ライノやクレイヴン・ザ・ハンター、ドクター・オクトパスなどのヴィランが起用されました。MCUの「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではサンダーボルツの代わりにA.V.T.F.(アンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース)と言う名の不良警官の寄せ集めチームとなりました。

ジモがチームリーダーの役を獲得出来なかった事で、彼の物語はどこへ続いていく事になるのでしょうか。

MCUでジモを演じてきたダニエル・ブリュールさんは 2023年12月 のインタビューで「サンダーボルツ*」のオファーが来ていない事を明かしつつ、再演の意欲があると語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-daniel-brhl-addresses-baron-zemo-rumor/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts director breaks silence on Baron Zemo’s absence in Marvel movie

映画「ブラックウィドウ」のヴァイオレット・マッグロウさんが「サンダーボルツ*」での再演を予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」で幼少期のエレーナを演じたヴァイオレット・マッグロウさんが、今週公開の映画「サンダーボルツ*」で同役を再演している事を認めました。

「M3GAN ミーガン」でミーガンが守ろうとする少女ケイティを演じるなど、活躍の幅を広げている現在14歳になるヴァイオレット・マッグロウさんは、「サンダーボルツ*」の撮影時に使っていたキャストチェアの写真と共に、サンダーボルツのハッシュタグと「Coming soon」の短いコメントを添えて、再び幼少期のエレーナ・ベロワを演じている事をファンに報告しました。

また、この投稿にエレーナ・ベロワを演じるフローレンス・ピューさんも反応し、「映画でのヴァイオレットの演技は本当に素晴らしかった。誇りに思っているわ。」とコメントしました。

ヴァイオレット・マッグロウさんが「サンダーボルツ*」で同役を再演しているという話題がこれまでに報じられた事はなく、突然のサプライズ報告となりました。

脚本変更後の「サンダーボルツ*」は「ブラックウィドウ」の続編ではなくなったとされていますが、もともとは続編映画になっていると俳優やアーティストが当時語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-is-black-widow-2/”]

その名残として、本作にはエレーナの過去を辿る回想シーンが用意されているのかもしれません。

なお、劇場公開される「サンダーボルツ*」について監督は「『ブラックウィドウ』の出来事がベースになっているわけではありません。」とし、「このユニバースの様々な場所からキャラクターを抽出した感じです。」と、予告やポスターでも比較されるアベンジャーズのようなクロスオーバー作品になっていると説明しています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」監督が特別な舞台裏映像を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、自身の Instagram を更新。今週の劇場公開に向けて、本作の舞台裏映像を公開しました。これには予告映像にはないシーンの撮影風景も含まれています。

「サンダーボルツ*」は先週ロンドンでプレミアイベントが開催され、いち早くここで完成版の映画を鑑賞した批評家たちは称賛の声を上げています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-early-reviews/”]

一方で興行収入予想は低調を維持しており、口コミで盛り上がらない限りは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」を下回る見込みです。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」は4億ドルの売上に到達し、執筆時点では2025年の映画の第3位にランクイン(1位が「ナタ 魔童の大暴れ」、2位が「マインクラフト/ザ・ムービー」)していますが、制作とプロモーションの費用を考慮すると楽観視できる数字ではないとも。「サンダーボルツ*」の費用は「ブレイブ・ニュー・ワールド」以下になっているとされており、売上が多少低くとも黒字になる可能性は高そうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」では2つのアベンジャーズがドゥームと戦う?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」では2つのアベンジャーズが登場し、それぞれがドクター・ドゥームと戦うようだと報じられました。「ドゥームズデイ」の原型である「ザ・カーン・ダイナスティ」では3つのアベンジャーズが登場予定だった事を考えると、今回の報告自体はそれほど不思議ではないかもしれません。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」及び関連作のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-the-kang-dynastys-plot-leak/”]

スクーパーの MTTSH 氏は「アベンジャーズ:ドゥームズデイでは、複数のアベンジャーズチームがドゥームと戦おうとします。1つはエレーナが率いるサンダーボルツ、もう1つはサムが率いるチームです。」と報告。

つまり、アベンジャーズとニュー・アベンジャーズが別々にドクター・ドゥームと戦う事になるようです。

アベンジャーズとニュー・アベンジャーズが1つになっていない理由については映画「サンダーボルツ*」のネタバレが関係している可能性がありますが、現時点で詳細は不明です。

複数のチームがドクター・ドゥームと戦うだろうと言う事は予想の範囲内で、「ザ・カーン・ダイナスティ」ではこれに加えてヤング・アベンジャーズが参戦していた可能性がありそうです。

問題はこの映画に登場するはずのアベンジャーズ以外のチーム、すなわちファンタスティック・フォーとX-MENのポジションであり、彼らがどちらに与するのかは今のところ分かっていません。

そして、サム・ウィルソンが「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でやろうとしていたアベンジャーズ再集結の最終的なメンバーがどのようになるのかも分かっていません。

予想されているのはキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンに新しいファルコンのホアキン・トレスを加えて、ハルク、ソー、アントマン、ブラックパンサーといった顔ぶれ。公式発表されているキャストからはネイモアとシャン・チーもアベンジャーズに誘われる可能性がありそうです。

未発表キャストを考慮にいれると、ホークアイ、ケイト・ビショップ、シーハルク、キャプテン・マーベル、ミズ・マーベルらも候補となるでしょう。ドクター・ストレンジはクレアと組んで別に動いているのでしょうか。

サム・ウィルソンを演じるアンソニー・マッキーさんは今週から「ドゥームズデイ」の撮影に参加する事を自身のSNSで発信していましたが、今のところアベンジャーズが集合しているといった目撃情報はないようで(おそらくは極秘撮影になりますが)続報にも注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、初期バージョンは「ダイ・ハード」のようだったと監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア GamesRadar とのインタビューで、本作の初期バージョンが「ダイ・ハード」のような内容になっていたと明かしました。

映画の序盤、登場人物の何人かが初対面となる厄介な状況となる金庫室のシーンを振り返り、監督は「脚本家のエリック・ピアソンがブライアン・チャペックとこのアイデアを思いついた時、最​​初のバージョンの一つは『ダイ・ハード』のような展開だったと思います。」と語りました。

「あるいは、すべてがこの金庫の中で起こり、そこから脱出するのがとてもクールな展開になるはずでした。ですから、この映画のDNAには、常にもう少し抑制されたものが根付いていたのだと思います。」

公式クリップで描かれている金庫室のみで終始描かれる計画もあったという初期バージョンのサンダーボルツでは、まだボブの登場も決まっていなかったと言います。

「エリックと初めて仕事をした時、ボブを(サンダーボルツの)チームに加えるというアイデアを模索していました。その前のドラフトでは、彼らは並行して動いていましたが、この結末をうまくまとめるには、彼らがボブのことを本当によく知る必要があると感じました。」

「その後、Netflixの『ビーフ』のクリエイターであるイ・ソンジンが加わってから、この作品は、ある若い女性(エレーナ・ベロワ)が暗い時期を過ごすという物語へと大きく変化しました。より細かなシーンや登場人物の内面描写、そしてそうした形而上学的なアイデアが数多く登場し、そこから『これは本当に何か違うものになりつつある』という感覚が芽生え始めたんです。」

「ジョアンナ(・カロ、『ザ・ベア』の共同ショーランナー)が参加して、とても素晴らしい仕事をしてくれた。チームの力学や、金庫室での互いのやり取りなど、彼女はとても素晴らしい視点をもたらしたと思います。」

金庫室からの脱出映画から大きく形を変えた本作は今週、ロンドンでプレミアイベントが開催。多くの批評家が完成版を高く評価しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-early-reviews/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、エレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts director says earlier version of the Marvel movie’s script was “kind of like a Die Hard thing”

【ネタバレ注意】映画「サンダーボルツ*」、タスクマスターの役割が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でオルガ・キュリレンコさんが演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフについて、劇中での扱いが明らかになったと報じられました。

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア CBM のレポートによると、結論から言えばやはり映画の冒頭で退場してしまうようです。

冒頭は、ヴァルに送り込まれたUSエージェント、タスクマスター、エレーナ・ベロワ、ゴーストらがとある基地に送り込まれ、ヴァルはそこで彼らが殺し合うことを期待しています。

この「殺し合い」の部分は昨日、公式クリップとして映像が公開されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-action-scene-official-clip-and-black-widow-making-video/”]

記事はタスクマスターがゴーストに頭を撃たれて死亡したと説明。ヴォイドによる最初の犠牲者となるのではと予想されていたタスクマスターは、ポスターなどで6人並ぶヴィジュアルを無視して、チーム結成前に後のチームメンバーによって殺されてしまうようです。

月初のインタビューでタスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんは制作中に「いくつかの変更があった」と話していましたが、その結果、タスクマスターは新コスチュームをもらったにもかかわらず、ほんの数分で退場してしまう事になってしまったようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-task-master-actors-interview/”]

再撮影の前のバージョンでは「ゴーストとタスクマスターの友情が描かれる」と報告されていたものが全くの別物に変わってしまった経緯については今後、監督らが言及するかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-taskmaster-ghost-us-agent-detail-rumor/”]

「ブラックウィドウ」で登場したタスクマスターはコミックとは似ても似つかない全くの別キャラでしたが、彼女のバックストーリーやオルガ・キュリレンコさんが演じている事もあって今後も期待されていたキャラクターでした。

コミックに忠実な実写版タスクマスターをマルチバースから呼び出して今後に据えるいいチャンスでもありますが、アントニアにとってはなんとも残念な結果に終わるようです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:THUNDERBOLTS* Spoilers: Taskmaster’s Role In The Movie Has Been Revealed (And We Can’t Quite Believe It)

映画「サンダーボルツ*」、序盤のアクションシーンの公式クリップが公開、「ブラックウィドウ」のメイキングも無料公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の公式クリップが公開されました。序盤のアクションシーンを切り取ったもので、まだチームとして機能する前のエレーナたちが争う様子が描かれています。

U.S.エージェントとタスクマスターが争う中、ゴーストが割って入り、エレーナはそれを阻止しようとしています。4人のうち3人は超人血清や訓練によって強さを手に入れていますが、ゴーストの明らかに異質な力の前になす術もないようです。

また、「サンダーボルツ*」公開にあわせたのか、ディズニープラスで配信されている「マーベル・スタジオ・アッセンブル」のブラックウィドウ編がYoutubeで無料公開。ただし英語音声のみですので、ディズニープラス加入者はディズニープラスで視聴するほうが良いでしょう。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「サンダーボルツ*」、アスタリスクの意味とポストクレジットシーンの内容が流出【噂話】

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のワールドプレミアイベントがロンドンで開催され、そこでいち早く映画を鑑賞した人たちが早くもネタバレを開始しています。彼らが善意の嘘によってネタバレを回避しようとしてくれているかもしれませんが、その可能性はあまりないかもしれません。この記事はテキストベースであり、静止画や動画は含まれていません。

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ミッドクレジットシーンはギャグになっているようで、SNS上で見られる内容は次のようなもの。

レッドガーディアンがスーパーマーケットのシリアル売り場で、チームのイラストが描かれたウィーティーズの箱を買うべきだと女性を説得しようとする場面が描かれています。しかし、女性は箱を受け取ると、通路の端に置いて急いで立ち去ってしまいます。 

ちょっとした息抜きのような映像で、「サンダーボルツ*」の本編鑑賞後の小休憩の時間になっているようです。

一方でポストクレジットシーンはおそらく「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へ続く内容に。

映画本編から14ヶ月後、エレーナたちは新しい本部に到着し、サム・ウィルソンが商標権の侵害で自分たちを訴えている事について話し合い。レッドガーディアンはニューアベンジャーズという呼び名について言及。※補足:本編ラストでヴァルが彼らをニューアベンジャーズとして記者会見で発表。

エレーナはそれよりも宇宙の異常現象と進行中の宇宙の危機について話し、ボブは「ヴォイドが出ないようにセントリーの力を使うことは難しい」と本編後もコントロールが効かないと説明しつつ、「でも彼は皿洗いは出来たよ」とジョークも交えているようです。

直後に警告が鳴り響き、タブレットで確認すると、ファンタスティック・フォーのロゴが入った宇宙船が大気圏に突入する様子が映し出されると言い、最後に画面が暗転して「ニューアベンジャーズとボブが戻ってくる」と表示されるとの事。

これらの投稿が真実であれば、チームは劇中でサンダーボルツからニューアベンジャーズへと変化するようで、それがアスタリスクに隠された意味だった事になります。アスタリスクの意味については以前からそうではないかと噂されていましたが、的中していたという事になるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-new-team-rumor/”]

サム・ウィルソンのアベンジャーズ再結成とエレーナのニューアベンジャーズは別々に行動している事が伺えるシーンになっているようです。

そして最後には「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の劇場公開前に、彼らとの繋がりが描かれるというエキサイティングな展開もあるようです。

今回紹介した内容の全文(英語)はこちら

今回のイベントのレッドカーペット上では映画に出演していないシャン・チー役のシム・リウさんの姿も目撃。次のアベンジャーズ映画にも出演予定のシム・リウさんは撮影の空き時間に参加したものと見られています。

一方で、「サンダーボルツ*」にも出演しておらず、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表に名前がなかったジョディ・ターナー=スミスさんとナタリー・エマニュエルさんといった見慣れない顔ぶれもレッドカーペットに登場。

彼女らはX-MENのリブート版ファンキャスティングで名前を見かける俳優さんたちですが、今後のマーベル作品に出演する事が決定しているのでしょうか。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」の海外レビュー解禁、近年最高の作品に。エレーナとボブが絶賛される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」がイギリス、ロンドンのシネワールド・レスター・スクエアでプレミア上映されました。これに参加した批評家たちが、SNS上で映画の内容について触れています。

NextBestPicture のマット・ネグリア氏は、過去のMCU作品とは一線を画していると評価しました。

「サンダーボルツ*」は、多くの点でこれまでのMCU作品とは一線を画しており、その斬新さは、フランチャイズが新たな血と方向性を求めていたまさに絶好のタイミングで現れたと言えるでしょう。本作はマーベル作品の中でも最もダークな作品の一つであり、過去の選択に葛藤し、人生の空虚さの中で友情を見出そうとする、傷ついた人々の心の葛藤を描いています。本作はチームアップ作品ではありますが、フローレンス・ピューの作品であることは間違いありません。彼女は映画のドラマチックな重圧の多くを担い、ルイス・プルマンは、自らと葛藤する共感を呼ぶキャラクターを複雑な演技で演じています。マーベル作品の中で最も派手、面白く、力強い作品ではないかもしれませんが、その荒削りな部分や不完全さは、このはみ出し者揃いのアンチヒーローチームに、なぜかしっくりとくるのです。

The Film Blerd のブランドン・ノーウッド氏は、古き良きマーベル映画だと称しています。

「サンダーボルツ*」の素晴らしさに驚きました。キャラクター描写とアクション描写に重点が置かれていることで、10年以上も私たちを魅了してきた古き良きマーベルを彷彿とさせます。もっと早くこの作品に出会えていればよかった。この機能不全なチームにも相性の良さがあるのが、この作品の魅力です。

Big Gold Belt Media もこれまでとは一線を画すと評価しました。

「サンダーボルツ*」は生々しく、ユーモラスで、そして深く人間味あふれる作品。トラウマ、癒し、そして贖罪へと大胆に切り込んでいく。いわゆる「欠陥だらけの負け犬」や「使い捨ての不良」でさえ、過去を乗り越え、誰も予想しなかったヒーローになれるということを証明している。骨太でエモーショナル、そしてマーベルのこれまでの作品とは一線を画す、必見のストーリー。心の奥底に突き刺さり、大切なところで癒やしを与えてくれる。ミッドとポストのクレジットシーンをそれぞれ1シーンずつ収録。

@BeanzGotGamezは、「サンダーボルツ*」が「MCUの今後の展開に多大な影響を与えている」と指摘。さらに、ポストクレジットシーンにも注目だと言います。

最高でした。MCUの今後の展開に多くの示唆を与えてくれる。チームの連携も素晴らしく、感情豊かな作品。私のMVPはエレーナ。間違いなく最高に楽しい映画だった。エンドロール後も絶対に観続けよう。

Hollywood Handleは「サンダーボルツ*」を「ここ最近で最も楽しめるマーベル作品の一つ」と評価しています。

「サンダーボルツ*」は、マーベル作品の中でここ最近で最も楽しめる作品の一つです。スタジオの他の作品とは一線を画しています。大胆で面白く、素晴らしいアクションと予想外の感動に満ちています。

フローレンス・ピューは、最も輝かしいスターです。この作品には、愛すべき点が満載です。エンドロールまでお見逃しなく…

Games Radarのエミリー・マレー氏は、ファンなら共感できる近年最高のMCU映画になっていると言います。

「サンダーボルツ*」は、間違いなくここしばらくのMCU映画の中で最高の作品の一つです(もしかしたら、私の新しいお気に入り作品の一つかもしれません)。溢れる輝きとカリスマ性、そして真に感動的なストーリーが描かれていて、思わず涙がこぼれました。特にフローレンス・ピューの演技は素晴らしく、ただただ感嘆させられました。

Discusting Filmのジェイコブ・フィッシャー氏も、他の批評家と同様にフローレンス・ピューさんとルイス・プルマンさんを高く評価しました。

「サンダーボルツ*」は本当に素晴らしい。キャスト陣の息の合った演技(フローレンス・ピューとルイス・プルマンは特に際立っている)とアクションシーンは迫力満点だ。しかし何よりも、この映画のストーリーが衝撃的で、大胆で、物語の重みが伝わってくる。そして、非常によく練られている。

ジョシュ・バートン氏は出だしは不安定だと脚本の荒削りな部分があると指摘しつつも、全体としてはまとまりがあると評価しました。

スーパーヒーロー映画のフォーミュラを変えることを恐れず、近年で最も魅力的なMCU作品の一つとなりました。特に内なる悪魔といった重いテーマに大胆に取り組み、出だしは不安定でしたが、新たなチームを結成することで作品はまとまりを見せています。フローレンス・ピューはこの作品の心臓部であり、MCUが今後何年も維持していくべき人物です。私は作品が進むにつれて、彼女の魅力に惹かれていきました。

Empire Magazineのアモン・ウォーマン氏はそれに加えてデヴィッド・ハーバーさんを「一貫して面白い」と評しています。

「サンダーボルツ*」最高だった! 視覚的にも大胆で、感情に訴えかけるスーパーヒーロー映画で、メンタルヘルスを前面に押し出している。フローレンス・ピューが心温まる演技を見せ、デヴィッド・ハーバーは相変わらずユーモアたっぷり。ルイス・プルマンはまさにステルスMVPと言えるかもしれない。久々のMCU映画、最高傑作!

Film and Gloryのミア・プフリューガー氏は、セバスチャン・スタンさんに注目だと指摘しています。

「サンダーボルツ*」はマーベルの新時代を告げる作品であり、アンチヒーローの欠点、破滅、そして後悔を描いた、最も人間味あふれる作品です。セバスチャン・スタンはまさに圧巻のシーンを演出し、フローレンス・ピューは新世代とチームの真のリーダーであることを示しました。

映画は全体的に高評価なようで、特にフローレンス・ピューさんのエレーナ・ベロワとルイス・プルマンさんのボブ、そしてヴィランのセントリー/ヴォイドが注目に値するようです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」監督がチームメンバーから外された意外すぎるキャラクターを明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で、開発当初、チームメンバーに加えようとしていた意外なキャラクターについて語りました。

シュライアー監督は「内容の売り込み中に、マンシングをチームに入れたいと心から思った時期がありました。」と明かし、「すべては最善の結果に終わったと思います。」と、そのアイデアは採用されなかったものの、結果的にいい作品に仕上がったと語りました。

マンシングは2022年に配信された「ウェアウルフ・バイ・ナイト」でMCUデビューしていますが、その詳細はほとんど描かれていませんでした。

作中では主人公のジャック・ラッセルからテッドと呼ばれており、コミックのマンシング/セオドア・”テッド”・サリスをベースにしていると見られています。

MCUのマンシングの設定については不明な部分が多すぎる現状ですが、コミックのマンシングは元米軍の化学者で、S.H.I.E.L.D.の超人血清再現計画「オペレーション・グラディエーター」に参加していました。血清サンプルの輸送中 A.I.M. に襲撃され、やむなく副作用があるとわかりきっているサンプルを自分に打ち込み、異形の植物怪人へと変貌しました。

「MCU全体を見渡して、善人になり得る悪役を見つけるだけでなく、道徳的にグレーゾーンに位置づけられるキャラクターや、本来は別の道を歩むはずだったのに何かがおかしくなったキャラクターを探しました」と監督は説明。

「あるいは、ジョン・ウォーカーのように、文字通りキャプテン・アメリカだったキャラクターのように、単に誤解されているだけかもしれません。」と付け加えました。

監督は本作のチームついて、「もしかしたら、何か気にかける価値のあるものがあるのか​​もしれない。でも、みんな、その考えをどこかで忘れてしまっているように思います。最初は、一緒に放り込まれた状況から、必要に迫られてのことだったけれど、後にインスピレーションが湧いてきて、グループとして、一人一人が成し遂げられる以上の大きな何かになれるんじゃないかと考えるようになっていくんです。」と語りました。

残念ながら本作にマンシングが参加する事はなくなってしまいましたが、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の監督は続編の制作に意欲を見せており、その後の物語がそのうちまた見られるようになるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-werewolf-by-night-director-becomes-comic-writer/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts director reveals he “really wanted” Man-Thing on the team, but another Marvel project got there first: “It all worked out for the best”