【噂話】映画「サンダーボルツ*」の未解決の謎は「X-MEN」に続く?他、小さな噂まとめ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は世界興行収入 3億5000万ドル を突破し、じわじわと成績を伸ばしています。そんな中で、この映画に関する未解決の謎について、新たな報道がありました。

「サンダーボルツ*」の大きなストーリーのひとつとしてセントリー計画がありました。コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの指揮下で実行されていたこの計画は、ボブのような一般人をモルモットにしたかなり邪悪な計画でもありました。

映画にはこの計画の関係者である科学者が登場していますが、劇中で名前が呼ばれる事もないモブであるにも関わらず、その成果たるやブルース・バナーやトニー・スタークといった天才たちに引けを取らない結果を出しています。劇中の科学者はおそらく下っ端であり、研究主任は未登場のまま映画が終わっています。

海外メディア TCC は、「ヴァルはこれまでに極めて邪悪な人物たちと接触してきました。それらの研究がMCUの次なるサーガに影響を与えることは間違いないでしょう。」と説明。ファンはセントリー計画の主任がリブート版X-MENのヴィランと噂されるミスター・シニスターではないかと考えています。

これはMCUの「X-MEN」が実現するまではおそらく真偽不明であり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以降の事になるため、頭の片隅に入れておいて当分の間見守るしかありません。

その他、今回報告されている噂について簡単にピックアップ。

ドラマ「アイアンハート」のシーズン2に関する計画の有無は不明としつつも、ヴィランのザ・フッドはこのドラマのあとに再登場の予定があるとの事。それが映画なのかドラマなのかはわからないようですが、最近のマーベル・スタジオの方針から推測するに、映画ではなく何らかのドラマでの再登場が予想されそうです。

ドラマ「ムーンナイト」のシーズン2が中止になったかどうかは不明としつつ、主人公マークがニューヨークに戻る部分はどこかで描かれて「ミッドナイトサンズ」と繋がるだろうと言います。

ドラマ「ノヴァ」はマルチバース・サーガにおける「ロキ」のように、次のサーガにとって重要なポイントになると説明されていますが、映画とドラマを切り離すというスタジオの新方針とは矛盾しているようでもあり、続報に要注目です。

スカーレットウィッチは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」後にも登場する計画があるとしつつ、ビリーとトミーが役割を引き継ぐ準備も始まるとの事。

スパイダーマンに関してはピーターが「ドゥームズデイ」に登場するかどうかに関わらず、「ブランニューデイ」のストーリーには影響がない作りになっているといいます。スパイダーマンにとって過去作と重複しない、斬新で新しい要素を取り入れつつ、ストーリーを前進させるというマーベルとソニーの共通の認識に到達していると説明されています。

オリヴィア・ワイルド監督の映画「スパイダーウーマン」、ドラマ「シルク」、アニメ「スパイダーウーマン」などの消息は現状まったく分からないとの事。

ソーは噂どおり、アベンジャーズ映画で壮絶な死を遂げるとしつつも、それでソーが永遠に消え去るわけではなく、全ての終わりにソーを待つ場所がまだあるとして、ソーとジェーン・フォスターのマイティ・ソーの画像を添付。「ソー5」が以前の報告どおりヴァルハラを舞台に展開される事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-valhalla-rumor/”]

なお、噂されていた頃は「ソー5」はアベンジャーズ映画よりも前に来ると予想されていましたが、幾度ものスケジュール再編で、現在は先にアベンジャーズ映画が公開されると見られています。

ソース:Alex Perez May Q&A Part 2: Nova, Ironheart, Spider-Man, Thor, Sentry and More!

「ブラックウィドウ」の主演、「サンダーボルツ*」のEPを務めたスカーレット・ヨハンソンさんがMCU監督デビューを目指す

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」でブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じ、「サンダーボルツ*」ではエグゼクティブプロデューサーを務めたスカーレット・ヨハンソンさんが、MCU作品の監督に挑戦したいと語りました。

スカーレット・ヨハンソンさんの初の長編映画監督作となる映画「エレノア・ザ・グレート」が今週のカンヌ国際映画祭で世界初公開。

このプロモーション中、海外メディア Deadline との会話で「私が好きなのは、アクション大作で、人間同士の繋がりを描いた作品だと思うんです。『ブラックウィドウ』のプロデュースや、その制作、ストーリー展開、そしてナターシャとエレーナの物語にも関わる…そういう意味では、人間同士の繋がり、家族、失望といった『エレノア・ザ・グレート』のテーマを忠実に守りながら、巨大な宇宙の中で壮大なスケールで描く方法はあると思います。だから、ええ、間違いなく実現可能だし、楽しいと思っています。」とコメント。

2024年にはスカーレット・ヨハンソンさんがドラマ「ブロンド・ファントム」に関与しているとも報じられていましたが、実際にこれが進行中で、ここでMCUの監督としてデビューする可能性があるのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-spin-off-blonde-phantom-disney-plus-series-rumor/”]

ヨハンソンさんは「ブラックウィドウ」の出演料を巡ってディズニーと訴訟問題にまで発展しましたが、その間もディズニーとマーベルは違うとしてマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とは懇意にしている事を明かしていました。

アベンジャーズ最新作でのナターシャ・ロマノフとしての復帰については最近のインタビューで否定的な態度を見せていましたが、こちらもあわせて今後の展開に注目となっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-endgame-scarlett-johansson-criticizes-oscar/”]

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:Scarlett Johansson On Honoring Jewish Identity And Her “Very Strong” Grandmother With ‘Eleanor The Great’; “It Would Be Fun” To Direct For The MCU In Future – Cannes Studio

映画「サンダーボルツ*」よりタスクマスターとゴーストの未使用コンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」に登場したタスクマスター/アントニア・ドレイコフとゴースト/エイヴァ・スターの未使用コンセプトアートが公開されました。アーティストのコンスタンティン・セケリスさんが Instagram にてお披露目しています。

タスクマスターは公開版と違いが分からないレベルで、セケリスさんは開発チームへの謝辞を述べた後、「タスクマスターとゴーストは僕の担当で、このプロジェクトで毎日起きて、これらのクールなキャラクターをコンセプト化するのはなんて楽しい仕事なんでしょう。これは承認されたコンセプトレンダリングがいくつかあります。もうすぐ発売されるアート・オブ・サンダーボルツで、僕や他のチームの美しいコンセプトの数々を見ることができます。」と発売を控えている書籍の宣伝を添えて投稿。

ゴーストについては「これはゴーストのスニークピークです。この初期のデザインで、私たちがもっとグレイを崩して遊んだのがわかると思います。」とコメントを添えています。

この二人はデザイン以上に映画内での役割が大きく変更されており、削除された脚本では二人の友情が描かれる予定だったとも。先日はジェイク・シュライアー監督がこの大きな変更について語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-olga-kurylenko-reactions-task-master-fates-change/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、アベンジャーズとニューアベンジャーズは意外な編成に?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」にはキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンが率いるアベンジャーズと、ブラックウィドウ/エレーナ・ベロワが率いるニューアベンジャーズの両チームが登場する事が予想されていますが、撮影現場での目撃情報によると、そのチームメンバーは意外な構成になるかもしれません。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ダニエル・リヒトマン氏は現在、アベンジャーズとX-MENの対決シーンが撮影されているとしつつ、アベンジャーズ側のチームメンバーについて「サンダーボルツのメンバーの多くが欠けているようだ。」と報告。その少しあとに「エレーナは『ドゥームズデイ』でサムのアベンジャーズの一員のようだ。」と詳細を報告しました。

映画「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンでアベンジャーズとニューアベンジャーズの法的対立がほのめかされた後で、エレーナだけがアベンジャーズと一緒にいるのはどのような理由があるのでしょうか?

海外ファンはこの報告に対し、バッキーたちが別のマルチバースに飛ばされて分断されてしまった可能性や、悲観的な推測ではエレーナ以外のメンバーはこの時点で全て始末された可能性なども指摘されています。

映画は脚本の流れどおりに撮影するとは限らないため、このシーンがどのタイミングで起こり得るものなのかは不明ですが、どうせ共闘するだろうと考えられていたアベンジャーズとニューアベンジャーズはかなり意外なメンバー構成となってしまうようです。

なお、サム・ウィルソンがアベンジャーズを再結成しようとしたのは映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」とかなり最近の事で、ホアキン・トレスに準備をしておくように指示していましたが、他に誰に声をかけたのかは分かっていません。

今回の目撃情報でもアベンジャーズとして誰が戻ってくるかは不明ですが、2週間ほど前にRDJさんが投稿した写真ではソー、アントマン、エムバクが現場にいる事は分かっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-shang-chi-and-tony-stark-posted-thunderbolts-private-movie-night/”]

他、順当に考えればX-MENに所属するはずのガンビットと、ファンタスティック・フォーの面々も撮影現場に入っています。

今回のエレーナに関する報告はどのような展開を意味しているのか、続報にも注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」、セントリー役のルイス・プルマンさんは単なる代役ではなかったと監督が認める

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニューアベンジャーズ」では、当初キャスティングされていたスティーブン・ユァンさんに代わってルイス・プルマンさんがボブ/セントリー/ヴォイドを演じる事となりました。このキャスト変更に関して、ジェイク・シュライアー監督がその経緯を語りました。

ニューヨーク・タイムズとのインタビューに応じた監督は、ボブを演じる俳優を探す苦労を振り返りました。

2023年のハリウッドでのストライキの影響で映画の制作が大幅に遅延し、それによってキャスティングされていたスティーブン・ユァンのスケジュールが他の契約と競合。ユァンさんは「サンダーボルツ*」を降板し、ボブを演じる新しい俳優を探す必要がありました。

しかし、通常は脚本を渡して俳優さんに契約の是非を考えてもらう所、MCU特有の問題で苦労したと言います。

「一番大変なのは、脚本を読めないことだと思います。どんな俳優にとっても、それは大きな一歩です。ロサンゼルスでルイスと会った時は、撮影まであと1ヶ月くらいでしたから、慌てて準備を進めていたんです。」

「彼には『サンダーボルツ』の歴史を口述で話したんです。脚本を渡すことは許されていなかったので。でも、いわば『物語のすべてを話します。コンセプトアートも見せますし、アニマティクスもお見せします』って感じでした。とにかく、このキャラクターがどれだけ興味深いものになるか、そしてなぜその挑戦をする価値があるのか​​を、彼に示そうとしたんです。」

また、この時点での脚本がそもそも完成形ではなかった事についても語りました。

「こういうことはすごく秘密主義なんです。それに、一緒に話を聞いて解決できるという信頼関係があると思います。ケヴィン(・ファイギ)がいつも言っているのは、マーベルの会議に来たら、プロセスのどの段階でも『これで終わりだと思う。これで終わりだ』なんて絶対に言えないってこと。いつも『これでいい。もっと良くできると思うんだ』って言うんです。」

そしてルイス・プルマンさんが正式に参加してから、彼にフィットするセントリーになるようにまた書き直しが行われた事を明かしました。

「ルイスは間違いなく開発に参加し、彼とフローレンスがシーン作りに取り組みました。脚本を書き直し、より良く機能するようにし、彼に合うようにしました。」

つまりユァンさんが演じる予定だったセントリーとは変化したようで、単なる代役ではなかった事が今回のインタビューで認められる事となりました。

ルイス・プルマンさんは既に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」への出演が発表されており、最近のインタビューではキャラクターの将来について語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-lewis-pullman-addresses-bobs-future-in-avengers-doomsday/”]

また、セントリー役を降板したスティーブン・ユァンさんは別の役でマーベルにまた参加したいと話した後、「スパイダーマン:ブランニューデイ」への関与が噂されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-mr-negative-rumor/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:The Director of ‘Thunderbolts*’ Unpacks the Movie’s Spoilers

映画「サンダーボルツ*」、タスクマスターの脚本変更に俳優がどう反応したのか、監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は大規模ストライキを経て、脚本を大きく変更して生まれ変わることとなりました。中でもタスクマスター/アントニア・ドレイコフはその影響を大きく受ける事になり、その変更に際して演者であるオルガ・キュリレンコさんがどのような反応をしたのか、監督が明かしました。

※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ニューヨーク・タイムズとのインタビューの中でジェイク・シュライアー監督はタスクマスターの運命を書き換えた事について次のように語っています。

これは難しい選択でした。多くの人にとって大切なキャラクターなので、軽視したくなかったんです。このアイデアはストライキの後、映画に血の気が欠けていると感じた時に思いつきました。R指定映画ではありませんが、暗殺者として生計を立てる者たちの緊張感ある物語を描こうとすると、その点を何らかの形で表現する必要がありました。

プロの暗殺者でもあるエレーナたちが揃いも揃って誰も任務を全う出来ない状態を改善するために誰かを犠牲にする必要を感じたとのことですが、別のプランも考慮していた事を明かしました。

もちろん、新しいキャラクターを登場させてから消すことも出来ましたが、そうするとタスクマスターにやったような反響や衝撃は生まれなかったでしょう。

以前にはタスクマスターの代わりにU.S.エージェントが殺されるパターンも検討していた事を明かしていましたが、映画のメインキャラの誰でもないパターンも検討されていた事が今回あらためて判明しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-director-explains-spoiler-death/”]

この脚本変更にオルガ・キュリレンコさんがどのように反応したのかと聞かれた監督は「簡単な事ではありませんでした。スポーツと同じです。俳優はプレイしたいのです。」と指摘し、「オルガは素晴らしい女優で、もちろん難しい話ですが、彼女はまさにプロとして喜んで出演してくれました。本当に感謝しています。」と語りました。

変更前の脚本ではタスクマスターとゴーストの間の友情を描く予定だった事が以前のインタビューで明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-deleted-taskmaster-arc-and-post-credit-scene/”]

「ブラックウィドウ」で登場したMCUオリジナルのタスクマスターであるアントニア・ドレイコフは結局期待に応えるような活躍の場は与えられませんでしたが、ここで退場してしまった事は、コミックのタスクマスターであるトニー・マスターズを登場させやすくなったとも考えられています。

なお、マーベル公式Youtubeでは「サンダーボルツ*」のトラウマシーンの舞台裏映像が公開されています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:NYTimes

映画「サンダーボルツ*」、3週目で首位陥落、世界興収は3億ドルを突破、没になったPCSも判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」が劇場公開から3週間目の週末を終えて、アメリカ市場の1位をキープ出来なかった事が明らかとなりました。しかし、世界興行収入は3億ドルを突破したことも併せて報じられています。

先週末に全米1位を獲得したのは14年振りの新作となった映画「ファイナル・デスティネーション:ブラッドラインズ」で5100万ドルを稼いだとの事。「サンダーボルツ*」はこれに敗れ、全米2位という結果になりました。

「サンダーボルツ*」はこれで全世界で3.25億ドルとなり、レビューも全体的に好評となっていますが、興行収入だけを見れば「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の3週目よりも悪い数字となっています。

ファンの作品への評価は「サンダーボルツ*」に軍配が上がっているものの、口コミの勢いなどは興行収入に大きく影響しなかった事に。

「ブレイブ・ニュー・ワールド」よりも「サンダーボルツ*」のほうが1億ドル以上制作費が安いとされている事は良い点ですが、マーベル・スタジオが利益を上げるにはまだ足りていないとも報じられています。

ジェイク・シュライアー監督は最近のインタビューで冒頭でエレーナが助けたモルモットがポストクレジットシーンに登場予定だった事を告白。詳細は語られませんでしたが、エレーナが現場から持ち去ったモルモットは元気でいる事が示される予定だったようです。しかし映画の公開直前にポストクレジットシーンは急遽撮り直しとなり、ニューアベンジャーズを映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へ繋げるための準備となるシーンに変更されました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

【噂話】MCU版「X-MEN」、ライアン・クーグラー監督へのオファーは撤回されたと言う

マーベル・スタジオが計画中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」の監督候補として、最近は「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督の名前が報告されていますが、それ以前には「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督が有力候補とされていました。しかし、この話が既になくなっていると報告されました。

約1年前の2024年5月、ライアン・クーグラー監督が「ブラックパンサー3」へのオファーに対してサインしたというニュースと共に、「X-MEN」についても話し合っていると報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-3-ryan-coogler-signed-rumor/”]

当ブログでもこの時、クーグラー監督が多忙過ぎるとお伝えしていましたが、この度、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が「タイミングが悪かった」として、この話がもうなくなっていると報告しました。

スナイダー氏は「クーグラーはタイミング的にブラックパンサーに集中しなければなりません。彼はユニバースの別の場所で必要とされているのです。」と、ブラックパンサー最新映画を理由にX-MENの話がなくなっている事を伝えています。

デッドプールの生みの親でマーベルとは決別したロブ・ライフェルドさんは「この映画の監督の機会を断った人たちの名前を挙げたら、皆さんは頭がくらくらするでしょう」と、他にも著名な監督にオファーが出ていた事をほのめかしています。

先日報道された「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督は、いくつかの仕事を断り始めているともされており、「X-MEN」のような大作映画に挑戦するためのスケジュール調整をしているのではと考えられています。

「X-MEN」はMCUのフェーズ7からの新しいサーガで中心的な役割を担うことが期待されており、チームメンバーの何人かは先んじて「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で紹介されると予想されています。

ルイス・プルマンさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」における役割をほのめかす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」でボブを演じたルイス・プルマンさんが、次に再演が決まっている映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」における役割について語りました。

海外メディア Men’s Health とのインタビューでルイス・プルマンさんは「サンダーボルツ*」のポストクレジットシーンの後、ボブの将来について次のように述べています。

サンダーボルツは彼を逃がしたくありません。なぜなら、彼が悪者の手に落ちたり、適切な人物から十分な支援を受けられなかったりすれば、危険な存在になりかねないと考えているからです。しかし同時に、彼を利用する方法を見つけられるかもしれないという可能性に備えて、彼を近くに留めておきたいとも考えています。彼は非常に頼りになる存在ですから。サンダーボルツは今、厳しい状況に置かれています。『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』に登場する他のキャラクターたちと合わせると、それぞれのキャラクターがどのように関わってくるのか、そしてボブがどのキャラクターとどのように関わってくるのかを考える機会はたくさんあると思います。

「ドゥームズデイ」におけるボブはおそらく、そのほとんどの時間をボブとして、つまりセントリーやヴォイドの力を使うことなく過ごすと予想されています。コミックの太陽100万個分のパワーから映画では1000個に弱体化されたとはいえセントリーのパワーは強力で、いかにドクター・ドゥームと言えども楽に戦える相手ではありません。

ルイス・プルマンさんは「サンダーボルツ*」での役作りについて、監督とたくさん話し合いを重ねた事も明かしました。

彼らは役者を見つけるのにかなり苦労していました。当然のことながら、そのことを承知の上で、踏み込もうとするのは大変なことでした。そして、その広大な世界の中では、自分が持ち込める独自の要素があることを忘れがちです。自分の役割は、世界に溶け込み、同化することですが、同時に、その世界を豊かにし、キャラクターに共感性をもたらすことでもあります。ジェイク・シュライアー監督は、そのことを常に私に思い出させてくれました。それは素晴らしいことでした。彼はそういう意味で私を力づけてくれました。彼はボブと私がどう共感するかを尋ねてくれましたが、その意味では共感できる点がたくさんありました。このキャラクターに、本当に親近感を覚えました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は現在撮影中ですが、ルイス・プルマンさんの姿はまだ目撃されていません。

最新情報によると、クリス・ヘムズワースさんがソーの衣装を着ているとも報告されていますが、テキストのみで写真等は提示されていません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Lewis Pullman Is Becoming More Powerful

映画「サンダーボルツ*」、公開2週目も米1位をキープ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」が、劇場公開から2週目で米国内興行収入が3310万ドルとなり、1位をキープしている事が報じられました。

海外メディア FearHQ によると、2週目の成績は1週目から55%減となり、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の 68%減、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の 70%減、「マーベルズ」の 78%減、「ソー:ラブ&サンダー」の 67%減に比べてかなりいい減衰率となっています。

本作は現在、北米で 1億2850万ドル、世界で 2億7200万ドル を記録しており、制作費とされている 1億8000万ドル は達成しています。残りのマーケティング費用をまかなってディズニーとマーベルの双方に利益をもたらすための目標ラインは 4億ドル と推定されており、今のペースであれば達成出来る見込みです。

今週は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督によるヴァンパイアホラー映画「シナーズ」も好調で、トータルで2億ドルの大台を突破。「エクソシスト」、「ジョーズ」、「シックスセンス」、「IT/イット」、「IT/イット THE END」につづく、2億ドルを突破した史上6作目のホラー映画となりました。

クーグラー監督が制作に加わったMCUのドラマ「アイアンハート」が来月からディズニープラスで配信予定で、映画「ブラックパンサー3」の制作も控えています。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:SINNERS Becomes The Sixth Horror Movie In History To Pass $200 Million At Domestic Box Office