エイザ・ゴンザレスさんがドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」のエレクトラ役の噂を否定

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」。これにエレクトラとしてキャスティングされているという噂のエイザ・ゴンザレスが、Twitterを通じてその噂を否定、攻撃をやめるようにと投稿しました。

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エイザ・ゴンザレスさんはNetflixの新作ドラマ「3 Body Problem」との継続的な契約を結んでいると明らかにしつつ、デアデビルにエレクトラ役でキャスティングはされていないと明言。そして、この噂に対してのヘイトに混乱していると投稿しています。

噂の発端はRedditに投稿されたものだと見られており、ギリシャ人のエレクトラをラテン系のエイザ・ゴンザレスさんが演じる事に不満をもった一部の過激派がネット上で彼女を攻撃している事が今回の声明に繋がったようです。

そして追加のツイートで「私が知らない役を”演じている/盗んでいる”というネガティブな悪意あるメッセージから解放されて生きていけたらと思います。ありがとうございました。そして、あなた方の成功を祈っています。」としつつ、「いつかクールなスーパーヒーローを演じられることを願っています。それはとても楽しいですし、そのような役を演じることができるのは光栄です。その間にデアデビルを見て、キャストに愛を送ります。」と投稿しました。

米国ではラテン系に対する差別もまだまだ根強いもので、アメリカ・チャベス役にラテン系のソーチー・ゴメスさんが起用された時にも反発がありました。また、「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でネイモア・ザ・サブマリナーを演じるメキシコ人のテノッチ・ウエルタさんは「ラテンアメリカン(南米系)の俳優は、ハリウッドではいつも悪役です。そして今回、私たちはヒーローになります。またはアンチヒーローですね。」と、差別が実在している事を示唆しています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」のエレクトラ役について公式発表はなく、そもそもエレクトラが登場するかどうかも分かっていません。

本作はNetflix版からデアデビル/マット・マードックにチャーリー・コックスさん、キングピンにヴィンセント・ドノフリオさんが引き続きキャスティングされており、エレクトラが登場するとなればNetflix版でエレクトラを演じていたエロディ・ユンさんがもう一度起用される可能性が高いと見られています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

コミック「デアデビル」で新展開 ─ デアデビルも女性に

マーベルがコミック「デアデビル」の#25で新たなデアデビルが登場することを明かしました。デアデビル/マット・マードックが刑務所に囚われた今、エレクトラが新たなデアデビルとして街を守るとの事です。

©MARVEL

マードックの信頼を失ってしまったエレクトラは、デアデビルが不在となってしまったヘルズキッチンを守るために、そして信頼を取り戻すために新たなデアデビルとして戦うようです。そして、デアデビルの名声を汚さぬように、彼女が学んできた暗殺術を封印して戦うとのこと。

彼女の新たな戦いは、2021年1月27日発売のコミック「DAREDEVIL」#26から本格的にスタートとなります。

ソース:マーベル公式

Netflixドラマ「デアデビル」のエロディ・ユンさん、エレクトラとしてMCUに戻りたいと明かす

Netflixのマーベルドラマで高評価を受けていた「デアデビル」は、シーズン4の準備が進められていましたが、最終的にシーズン3でキャンセルされてしまいました。

デアデビルも人気のキャラクターで、FOXが制作していたX-MENやファンタスティック・フォーと同様にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するにあたって、俳優さんや設定などが刷新されるのか継続されるのか、見通しは発表されていません。

ファンの多くはリブートよりも継続を望んでいるようですが、それはキャストも同じ考えのようであり、デアデビルシーズン2で初登場したエレクトラを演じていたエロディ・ユンさんは自身演じたエレクトラとしてMCUに戻りたいと明かしているようです。

ユンさんは「私はエレクトラを再演したいです。彼女(エレクトラ)はとても複雑なキャラクターなので、とても好きです。エレクトラは悪役でもあり、また善人でもあります。とても素晴らしいキャラクターだと思います。」と明かし、MCUにエレクトラとして役割を継続したいと願っているようです。

しかしデアデビルに関しては様々な報道が出ており、スパイダーマン3にマット・マードックとしてデアデビルがスクリーンデビューする可能性も報じられていますが、Netflixでデアデビルを演じたチャーリー・コックスは「それが実現するのであれば、それはきっと別の俳優だ」と明かしており、自身には何もオファーが来ていない事を明かしています。

なお、Netflixとマーベルの間で交わされた契約に従い、「デアデビル」が打ち切られてから2年間はNetflixと共同制作したドラマシリーズのキャラクターを使用できないため、マーベルが本シリーズやキャラクターの権利を再取得できるのは2020年11月以降となっています。

ソース:Marvel’s Daredevil Star Elodie Yung “Would Love” to Return as Elektra in the MCU