クリス・エヴァンスさんが最近のスーパーヒーロー映画事情についてコメント、「陰口ではありませんよ」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんがエメラルド・シティ・コミコンに登場し、最近のスーパーヒーロー映画が置かれている現状についてコメントしました。

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エヴァンスさんは「コミック映画、スーパーヒーロー映画が映画として受けるべき評価を得てないと考えている」と述べ、それらの映画も他の映画と同様に簡単に作れるわけではないと主張。「もし簡単だったら、もっとたくさんの良いコミック映画があるはずでしょう?陰口を言っているわけじゃありませんよ。」と昨今のこれらの映画の低調ぶりにも言及しました。

そして一部のマーベル作品は「客観的に見ても素晴らしい映画だ」とコメントしています。

2023年 の C2E2 でコミック映画を続けている理由について質問された際には「そういう計画ではありませんでした。」としつつも、「こういった映画の制作に入る前にコミックを調査するうちに、ファンになっていくんです。キャラクターや素晴らしいストーリーが見えてきて、映画の起点を発見するわけです。すべてのクリエイティブな人が同じアイデアに取り組もうとしている。コミックスは、みんなが「これをみんな見たことがある」と言える共通の土台を提供してくれます。私たちはそれを読んだとき、それを見たときの気持ちをみんな知っている。それが始まりです。そして、それは映画を作る際に非常に役立つし、すでに素晴らしいファンベースが組み込まれているのです。」と、これらのジャンルの映画への愛を熱弁していました。

クリス・エヴァンスさんはスティーブ・ロジャースを演じた事に誇りを持っているようで、それが故に「アベンジャーズ/エンドゲーム」で終わった物語を再開することは「難しい」と、過去のインタビューで明かしています。

しかしながら、「再演の可能性が絶対にないわけではない」ともコメントしており、戻って来る可能性も残されています。

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メディアやスクーパーはエヴァンスさんが既に「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の契約にサイン済みだとも報告していますが、もちろん本人やスタジオはこれについてコメントしていません。

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【噂話】マーベル・スタジオのキャプテン・アメリカスピンオフ「ノーマッド」はかろうじて生きていると言う

マーベル・スタジオが開発中と噂されていた「ノーマッド」について、先日は開発中止の可能性が報じられていました。しかし新たにプロジェクトは「ほとんど死んでいるがかろうじて生き残っている」と報告されています。

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2020年に最初の開発の噂が報告され、その後2022年に商標登録されている事が判明していた「ノーマッド」ですが、先日、いくつかの商標が取り下げられていると報告され、その中に「ノーマッド」も含まれていました。

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[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-copyright-cancel-project/”]

スクーパーのチャールズ・マーフィー氏は取り下げられたプロジェクトのうち「ノーマッド」だけが再びアクティベートされていると報告し、まだ完全に終わったわけではない可能性があると指摘しています。

ただし、このプロジェクトは公式発表された事がないという事と、マルチバース・サーガにあまり関係がなさそうな事、そしてディズニーCEOがMCUを量から質へと転換していくと発表していることから、「ノーマッド」がすぐにでも破棄される可能性は依然として高いようです。

「ノーマッド」はキャプテン・アメリカの同名コミックであり、政府高官が悪の組織のトップだった事からアメリカの正義を信用できなくなったスティーブ・ロジャースがコスチュームを脱ぎ捨て、盾を返上し、キャプテン・アメリカの名を捨てて孤独な旅をしていた時のヒーローネームです。

ノーマッドにはスティーブ・ロジャース以外のバージョンも多数ありますが、MCU版の「ノーマッド」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後でスティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを返していく旅に焦点をあてるのではないかと考えられていました。

過去でキャプテン・アメリカが二人存在すると問題になるため、スティーブが別の姿と名前を名乗って旅をする必要性は高いものであり、そうしなかった事により、「エンドゲーム」の劇中でスティーブはトラブルに遭遇しました。このアイデアはファンのお気に入りでしたが、この内容であればこれはフェーズ3までのインフィニティ・サーガを補完するための作品であり、フェーズ4からフェーズ6のマルチバース・サーガとはあまり関係がないのは明らかです。

マーベル・スタジオは「ノーマッド」の開発に意欲があるようですが、現状のディズニーの方針ではかなり危ういプロジェクトのようであり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などに繋がるようなエキサイティングな仕掛けを組み込む事で、スタジオはディズニー幹部を納得させる必要があるのかもしれません。

ソース:The Skinny on Marvel Studios ‘Nomad’

ケヴィン・ファイギ社長がRDJさんのアイアンマンについて「元に戻すつもりはない」とコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Vanity Fair とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアイアンマン/トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJrさんを元の役に戻すつもりはないと語りました。

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ファイギ社長は「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのトニー・スタークの最期の瞬間を振り返り、「私たちはその瞬間を保存し、二度と触れないつもりです」と語りました。そして、「私たちは皆、この目標を達成するために何年も懸命に努力してきました。これを魔法のように元に戻したいとは思っていません。」と、トニー・スタークの復活を考えていない事を明らかにしました。

その一方で、スクーパーたちはRDJさんやキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の出演にサインしているともレポートしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-secret-wars-chris-evans-rumor/”]

ファイギ社長がサプライズのために嘘をついている可能性はゼロではありませんが、社長とスクーパーのどちらも正しいケースも想定されます。

つまり彼らが元の役ではなく別の役として再登場するという事であり、例えばロバート・ダウニーJr.さんがキャプテン・アメリカを演じ、クリス・エヴァンスさんがアイアンマンを演じると言った他、全く別のキャラクターとして登場するようなアイデアを準備しているのかもしれません。

クリス・エヴァンスさんも何度もキャプテン・アメリカの再演について難色を示しつつも、可能性はゼロではないとしつつ、別のキャラクターであれば挑戦したいという意欲を見せています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-chris-evans-steve-rogers-3/”]

ケヴィン・ファイギ社長がどのような図面でこのシリーズの未来を描いているのか、その片鱗が見えてくるまでまだしばらく時間がかかりそうです。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Robert Downey Jr.’s Third Act: “He’s Lived a Complicated Life. He Understands the Stakes”

「ロキ」S2、脚本家が「アベンジャーズ/エンドゲーム」と矛盾しているタイムトラベル論について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のヘッドライターを務めるエリック・マーティンさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューに応じ、本作のロキには「アベンジャーズ/エンドゲーム」で説明されたタイムトラベルとは異なる現象が起こっている事について語りました。

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マーティンさんは「そもそも不可能な事なんです。O.B.も『こんな事は起こり得ない』と考えています。TVA自体には現実と異なるルールがありますが、それが何を意味するかは完全には理解していません。」と、矛盾ではなく、不可能だと考えられていた事が起こり始めるという変化を描いていると指摘しました。

「ロキ」ではメビウスが説明したように「TVAでは時間の概念がない」というルールがベースにあるとした上で、ロキの過去の行動が現在に反映されたタイムスリップ現象はあくまで例外の事例であるようです。

マーティンさんは「私たちが決めたルールの範囲内で仕事をしないようにしていたわけではありません。私はただそれらを成長させ続けようとしていただけです。思い浮かんだシーンがすぐに頭に残ってしまったのですが、あるシーンがパラダイムを壊すようなものには絶対にしたくありませんでした。それが私たちが部屋で話したまさにその場面です。」と続けます。

そして「過去作のルールの範囲内に留まるだけでなく、それを拡大し、成長させ、TVA全体の世界を成長させようとしていたのです。」と語りました。

マーティンさんが言う「変化」のきっかけになっているのがシーズン1の最後に描かれた在り続ける者の死であり、彼が警告していたように彼の死によって神聖時間軸に変化が生じ、ロキたちがシーズン2で未知の現象を体験することになったようです。

今回のインタビューでは触れられませんでしたが、シルヴィの復讐の結果は神聖時間軸のいつから影響が現れているのかが気になる所。というのも「ミズ・マーベル」でもカマラ・カーンが過去の行動を現在に反映させるタイムトラベルを経験しており、彼女もまた「例外」となってしまったと言えるのでしょうか。

マーティンさんはあくまで「ロキ」のヘッドライターですから、この話はもっと上の立場の人間でないと知り得ない事なのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’ Head Writer Eric Martin Talks Episode Four’s Explosive Ending: “There’s Meaning in All of It”

映画「マーベルズ」にサノスは登場する?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の劇場公開が近づく中、本作にサノスが登場するのかしないのかといった疑問が話題となっています。きっかけとなったのは先日公開された公式の予告映像です。

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映像の冒頭、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンから始まる「マーベルズ」の予告ですが、その後、サノスの「エンドゲーム」での映像も挿入されています。

過去の映画のシーンをフラッシュバック映像として本編内で使う事は十分に予想できる事ですが、海外メディア The Direct では、サノスを演じるジョシュ・ブローリンさんがこの「マーベルズ」の予告内で「エンドゲーム」にはなかった「There will always be more to finish my work.」というセリフを口にしていると言います。

セリフ自体も「エンドゲーム」時に収録され、使用されなかったものである可能性はありますが、このサノスのセリフが本作のヴィランであるダー・ベンのシーンに重ねられているのも気になるポイントになっています。

MCUでのサノスの再登場自体は予想されていたものです。「エターナルズ」で弟のエロスが紹介された事から「エターナルズ2」では回想シーンなどで再登場する事が期待されていました。また、「デッドプール」や「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でサノスの変異体が登場する可能性も十分にあると見られていました。

「マーベルズ」にサノスが登場するとしたら中々予想外であり、実際に登場するとしたらどのような役割になるのか、その答えを知るまでにそう長くの時間はかかりません。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のポータルシーンは元々何も決まっていなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のVFXスーパーバイザーを務めたダン・デリュー氏が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、アベンジャーズが集うためのポータルシーンがどのようにして作られたか、その制作過程について明らかにしました。 

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デリューさんは「その日はみんなが集まっていて、巨大な、本質的にはとても高価な、すべての俳優がそこにいるような日でした。それで、プレビズ映像について編集のジェフ・フォードと話し合ったんです。」と撮影の段階ではほとんど何も決まっていなかった事を明かしました。

「元々、誰が生き残って、いつ戻ってくるかは分かっていましたが、それをスローダウンさせて、観客にヒーローの帰還を歓迎するチャンスを与える必要がありました。『タイタンから誰が最初に来るのか?ガーディアンズが出てきて、それからスター・ロードが現れるんだ。スパイダーマンを最後にしよう』というような事はその日に決まりました。だから、とてもエモーショナルになるように作られていて、オープニングウィークエンドのファンの反応の良さは、私たち全員にとって素晴らしいものになりました。」と振り返っています。

「エンドゲーム」を象徴するシーンの一つであるポータルのシーンが事前に綿密に打ち合わせされたわけではなく、その場で考案されたというのは中々に驚きの制作スタイルですが、結果的にこのシーンは多くのファンの心に刺さったようです。

ちなみに、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」は合わせて900時間以上のフィルムを撮影したと監督が明かしており、削除された未公開のシーンなどがまだまだ存在します。アメリカのディズニープラスでは時折追加で公開されていますが、日本のディズニープラスに動きはありません。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

クリス・エヴァンスさん、MCU復帰への可能性について「絶対にないとは言えない」と語る【2023年9月版】

俳優のクリス・エヴァンスさんが海外メディア GQ とのインタビューの中で自身の俳優人生を振り返り、将来について語りました。その中で自身の代表作でもあるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの再演について、今回も言及しました。

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半ば定例報告のようになりつつもあるキャプテン・アメリカの再演の可能性について、エヴァンスさんは「素晴らしい経験だっただけに、絶対に(再演が)ないとは言いません」と言います。「でも、とても貴重な経験でもあります。とても誇りに思っている。さっきも言ったように、ときどき信じられないことがある。もし、それが金目当てのように感じられたり、期待に応えられなかったり、元の作品とつながりがないように感じられたりしたら、私はそのような目に遭いたくありません。だから、すぐにはできないと思います。」と、回答的にもほぼいつもどおりと言った内容を語っています。

近々スティーブ・ロジャースの死が描かれるのではないかとも噂されていますが、多くのファンが望んでいるのはそういったカムバックではないはずで、実際に再演が果たされる時、どのような登場になるのか今後の情報にも注目です。

クリス・エヴァンスさんは現地時間の9月9日に約1年の交際を経て、ポルトガル出身の俳優アルバ・バチスタさんと米マサチューセッツ州ケープコッドの私有地にて結婚式を挙げています。パーティーにはロバート・ダウニーJr.さんやクリス・ヘムズワースさん、怪我から回復したジェレミー・レナーさんらアベンジャーズ俳優がアッセンブルしており、会場となったホテル内で目撃されています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chris Evans Is Having Second Thoughts

ディズニーがキング・サノスのアベンジャーズ・ライドの新たなアートを公開

ウォルト・ディズニー社が先日行われた D23 Expo 2023 のイベントの中で、昨年の D23 で発表していたキング・サノスのライド・アトラクションの続報と新たなアートを提供しました。ディズニーランド・リゾートのアベンジャーズ キャンパスの3番目のアトラクションとして開発が進められているこのアトラクションでは、アベンジャーズと共に映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスが勝利してしまった未来のキング・サノスと対決する事になります。

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今回公開されたのは来場者が乗ることになる乗り物のコンセプトアートで、ディズニーは「世界と現実の間、さらには地球上とその先の世界の間」を飛び越えるように設計されていると言います。

©MARVEL,Disney

また、「ポータル技術と空を操縦するための飛行能力を組み合わせ、ヒーロー(と新兵)が必要な場所に展開できるようにする」とも説明しています。

アトラクションのストーリーやライドのスピードなどの全体的な体験内容はまだ明らかにされていませんが、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは「物理的」かつ「大規模」な環境、そして「没入型メディア」になると示唆しています。

また、マーベル公式はこの乗り物について、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のトニー・スタークによるタイムスーツ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のザンダー星のスペースジャンプ、そして「ブラックパンサー」のワカンダの技術が組み込まれていると解説しています。

まだまだ、オープン日などは決まっていないようで、今年もスケジュールに関する発表はありませんでした。

以下の動画は昨年発表時に公開されたものです。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で描かれなかった怒りに満ちたスティーブ・ロジャースが判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の序盤ではその前作にあたる「アベンジャーズ/インフィニンティ・ウォー」でサノスが宇宙の半分の生命を奪ったことで、アベンジャーズの初めての敗北が描かれていました。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは愛する人を失った人々を支援する活動を繰り返していましたが、彼はずっと怒りに支配されていたと言います。

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こう話したのは自身もアベンジャーズであり、アントマンとして地球を救ったヒーローの一人、スコット・ラングさん。

先日出版された自身の著書「Look Out For The Little Guy!」の中で、量子世界から戻ったあと、アベンジャーズ・コンパウンドに向かったラングさんはキャプテン・アメリカと再会しました。この時、視聴者がスクリーンで見ることが出来なかった事について「スティーブの怒りがいつもと違って、彼自身を打ち負かしてしまっていた」と説明。スティーブ氏はスコットさんに、  「あの狂人はすべての生命の半分を奪った。地球上だけではない。宇宙全体から」と敗北を認めたと言います。

また、会話の後半ではサノスにタイム・ストーンを渡したというドクター・ストレンジへの不満もあらわにしていたと言います。もちろんこれが彼の計画である事は、この時誰も知る由はありませんでした。

サノスの指パッチンによって宇宙の生命が半分奪われたあと、キャプテン・マーベルが地球で残されたアベンジャーズと合流し、サノスのもとへ向かい、ソーがサノスの首をはねてからというもの、キャプテン・アメリカは犯罪者と戦う事を放棄(この役割はローニンと呼ばれたクリント・バートンが担っていました)し、民間人を癒やすことに時間を費やしてきました。

そんな彼でしたが自身の怒りの炎が内側から焼き尽くし、彼自身を癒やす事はなかったとラングさんは語っています。

しかしその後、ラングさん発案の時間泥棒計画により、インフィニンティ・ストーンを集めて失われた人々が戻り、トニー・スターク氏の犠牲で過去から来たサノスも撃破した事でこの一連の戦いに終止符が打たれました。これによって、約5年に渡って彼を支配していた怒りから解放され、過去で再会したかつての恋人と素晴らしい時間を過ごしたのだといいます。


ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではキャプテン・アメリカは月にいるという都市伝説が地球上に広まっている事が描かれていましたが、「エンドゲーム」後のスティーブ・ロジャースが実際にどこにいるのかはドラマ「シークレット・インベージョン」終了時点で分かっていません。

スティーブが登場する可能性があるのは「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ですが、この映画では葬儀のシーンが撮影されており、かつての「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のペギー・カーターのように、スティーブも去ってしまう事になるかもしれません。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Avengers Endgame: Unreleased Scene With Angry Chris Evans Cap Revealed (Description)

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではアントマンが怪獣と戦うプランがあったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではアントマンが巨大化したジャイアントマンよりもさらに巨大な敵が計画されていたことを、コンセプトアーティストのアダム・ロスさんが明かしました。

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ロスさんは自身の ArtStation にて「エンドゲーム」のコンセプトアートを紹介し、「これはエンドゲームの最終決戦で絡む巨大モンスターのコンセプトとして行われたものです。『アベンジャーズ』第1作に登場したチタウリの空飛ぶリヴァイアサンを直接ベースにしています。ZBrushでスカルプトし、Keyshotでレンダリングし、Photoshopで(合成した)」と説明しています。

©MARVEL,Disney

チタウリの戦艦リヴァイアサンがこのような形態になるとは意外な展開でしたが、残念ながらこの計画が映像化されることはありませんでした。

「エンドゲーム」の最終決戦では様々な試行錯誤が行われており、ドクター・ストレンジが濁流を止めるシーンはワンダと共に止めるプランなども実際に撮影されていました。また、サノスが別の時間軸のキャプテン・アメリカの首を切り落とし、アベンジャーズの前に放り投げて見せるシーンもあった事をケヴィン・ファイギ社長が明かしています。しかしこれはさらに余分なタイムトラベルが必要になることと、それがなくともアベンジャーズがサノスに立ち向かう十分な理由が用意出来ていた事からこのシーンを中止したと説明していました。

2019年の公開からかなりの時間が経過している「アベンジャーズ/エンドゲーム」ですが、まだまだ明かされていない秘密が眠っているのかもしれません。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。