映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は早くも苦境に?現在の予算は既に12億円ほどに

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が早くも苦境に立たされていると報じられています。フォーブスは本作が記事執筆時点で 800万ドル、日本円で約12億円の予算を計上していると報告しました。

これは英国政府に提出された財務諸表からによるもので、当然嘘の申告をする事は出来ず、現時点で正確な情報と言えるものです。なお、「撮影も始まっていないのに」という方のために補足しておくと、撮影に必要な巨大セットの建築費などが現時点での予算として計上されています。

800万ドルとは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の公開日から同程度前の時点の予算の約2倍。「クアントマニア」は最終的に「アベンジャーズ」1作目と同程度の2.2億ドルの予算まで膨れ上がっているため、単純計算だと「ドゥームズデイ」は4.4億ドルになる計算に。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は3.25~4億ドル、「アベンジャーズ/エンドゲーム」が3.5~4億ドルとされている事と比べると、「ドゥームズデイ」ではやはりそれを越えてしまう可能性が高いようです。

アカデミー賞の常連俳優を数多く出演させる「アベンジャーズ」シリーズでは致し方ない部分もある所ですが、イギリスの映画制作支援制度なども利用してなるべく負担を減らしつつ制作していく事になっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督は最近のインタビューで「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」がコミックに2種類ある1984年版と2015年版のどちらのシークレット・ウォーズを原作としているか質問された時、「そうですね、私たちは常に独自のストーリーを作り上げています。ですから、私たちは両方のコミックを大まかなインスピレーションとして使っています。」と回答。

「でも、ご存知の通り、私はオリジナルシリーズで育ったんです。それが私をマーベルのコミックにはまったきっかけです。」と1984年版のファンであると明確にしつつ、「ヒックマンのシリーズも素晴らしいですし、いろいろな意味でお互いにとても違うので、両方からインスピレーションを得るつもりです。」と補足しました。

ルッソ兄弟監督は「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」で予算以上の興行収入を獲得し、ディズニーとマーベルに多大な利益をもたらしましたが、「ドゥームズデイ」もそれに続くことが出来るのか注目されています。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Disney Reveals Spending On ‘Avengers: Doomsday’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はドラマ「ロキ」が密接にリンクしている、英国に提出された財務諸表より判明

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」がドラマ「ロキ」と密接に関係している事を示す書面が英国政府に提出されたと、フォーブスが報じています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は来月からイギリスのパインウッド・スタジオで撮影がスタートする予定ですが、イギリスやドイツなどでは映画を制作することに対して政府から税の優遇措置や制作支援制度などが設けられています。

映画の制作費に対して最大で約25%の支援金が受けられる事もありますが、そのためには制作費の25%以上を英国で消費し、人件費の70%以上をヨーロッパ人に支払うことなどが義務づけられています。スタジオはこれを証明する財務諸表を提出する必要がありますが、その書面では本作の映画を制作する会社が「フォー・オール・タイム・プロダクションズUK」に設定され、多くのイギリス人がここで働いていると示しています。

2024年8月、海外メディア TCC はこのイギリスの会社がマーベル・スタジオの子会社として登録されたと報じており、それが実際に動き出そうとしているようです。

「For All Time, Always」(とわに時を、いつでも)はドラマ「ロキ」に登場した TVA(時間変異取締局)のスローガンであり、これを社名とする会社が「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」を制作していく事は、やはり大きな意味を持っていると考えるのが自然です。

また、Comicbook.com は映画のワーキングタイトルも「For All Time」に設定されていると報じています。

アベンジャーズ5作目映画が「ザ・カーン・ダイナスティ」だった頃は TVA の関与は疑いようがありませんでしたが、「ドゥームズデイ」で登場するとなると、「デッドプール&ウルヴァリン」で見た TVA の続きとなると予想されます。

「デッドプール&ウルヴァリン」ではハンターB-15が指揮を執る様子が描かれていましたが、メビウスやシルヴィなどの再登場はあるのでしょうか?

「ロキ」シーズン2のエグゼクティブプロデューサーは「TVAはマルチバース版のS.H.I.E.L.D.のようなもの」と以前に発言しており、この最新映画でもアベンジャーズを支援する組織となるのか注目です。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Disney Reveals Spending On ‘Avengers: Doomsday’

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」監督がリークを真っ向否定、「ネタバレは一切ありません」

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で先日のコンセプトアートの流出事件に触れ、これが「私たちの作品のものではない」と否定しました。

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THRから「最近、アベンジャーズのコンセプトアートがリークされました。最終的な映画にはそのアートワークが反映されないことがよくあります。不本意にネタバレされることを心配する人はいますか?」と質問されたジョー・ルッソ監督は「いいえ、そのアートワークは 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』 や 『シークレット・ウォーズ』のものではないからです」と述べ、アンソニー・ルッソ監督は「そこにはネタバレは一切ありません。あれは私たちのコンセプトアートではありません。」と付け加えました。

今月初め、流出したコンセプトアートが話題となり、スターロードとホワイトヴィジョンが家でくつろいでいる様子や、ヤングアベンジャーズのチームアップの可能性、ブラックパンサーの新たな変異体ンまで、あらゆるものを見せていました。

画像はもともとマーベルのアーティスト、ムシュク・リズヴィさんの Artstation に投稿されましたが、すぐに削除。当初はコンテンツのみを削除していましたが、現在はアカウントごと削除しています。これによって尚の事、これらのアートが実際の映画のものであるとファンは確信していました。

アンソニー監督の言葉を正しく捉えるのであれば、これらのアートは別の作品のアート。すなわち、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」、「ホワイトヴィジョン」、「ブラックパンサー3」、「ワールド・ウォー・ハルク」、そしてキャンセルされた「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」などのアートだという可能性です。

もしくは監督たちが単純に嘘をつき、アベンジャーズ最新映画の秘密を死守し、ファンを落ち着かせようとしているだけかもしれません。

どちらにせよ、コンセプトアートは映画を制作する初期段階のアイデア帳みたいなものであり、大半は実現しないまま終わるのが常です。

例えば、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではドクター・ストレンジがアイアンマンのアーマーをまとって戦う、通称アイアン・ストレンジのコンセプトアートが存在し、これは幸運にも撮影にまでこぎつけましたが、結局は編集でカットされ、実際の映画には含まれる事無く終わりました。

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このアートの存在は映画の公開後に公式に明かされたものです。

コンセプトアートとはそういうものであるため、ルッソ兄弟が今回の流出は「ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」のものではないと否定しましたが、その真偽に関わらず、アートを鵜呑みにするべきではないと言うことになります。

そしてこの流出事件が本当に何であったのかは、映画の公開後に誰かが明かしてくれるかもしれません。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:The Russo Brothers, Marvel’s Money-Minting Directors, Reveal Their Secret Weapons

スカーレット・ヨハンソンさんが「ナターシャは死んだ。」と入念に語る、アベンジャーズ映画への再登場の噂を牽制か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」から「ブラックウィドウ」まで、ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディア InStyle とのインタビューで、ナターシャが死んだ事をあらためて強調しました。

これまでの俳優活動を振り返るインタビューでブラックウィドウの話題になると、ヨハンソンさんは「ナターシャは死にました。死んだ。死んだんです。いいですか?」と何度も念を押し、マーベルファンがナターシャが次のアベンジャーズ映画で戻るかもしれないと考えている事について、「みんな信じたくないだけです。『でも、彼女は戻ってくるかもしれない!』って。ほら、宇宙全体のバランスは彼女の手に握られていると思います。忘れるしかありません。彼女は世界を救ったんです。彼女にヒーローの瞬間を与えてあげてください。」とその可能性を否定しました。

2023年のインタビューではナターシャの役は終わったとしつつも、彼女のゾンビや吸血鬼バージョンとして再演する可能性について言及、この事はヨハンソンさんがナターシャの変異体を演じる気が十分にあるとファンは見ていました。

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そもそもスカーレット・ヨハンソンさんは「ブラックウィドウ」でナターシャ役を終えたからといって、マーベルと無関係な人間ではありません。今年公開の映画「サンダーボルツ*」ではエグゼクティブプロデューサーとして制作に関与、ナターシャの家族であるエレーナ・ベロワとレッドガーディアンの物語を納得の行く形で描いていると見られています。

アベンジャーズの敵が邪悪なアベンジャーズになるとも噂される「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で、ナターシャ・ロマノフの再登場が起こるのか注目です。

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映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Introducing Scarlett Johansson

「デッドプール2」ザジー・ビーツさんのドミノはMCUに戻らないかもしれない、自作のマーベル映画を検討中

20世紀FOX制作のマーベル映画「デッドプール2」でドミノを演じたザジー・ビーツさんは、いちはやく「デッドプール3」と仮題されていた頃の「デッドプール&ウルヴァリン」への出演希望を明かしていましたが、最後まで席は設けられませんでした。

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ザジー・ビーツさんは 2025年 公開の新作映画「ザ・タッチマン」のプロモーションの最中に、海外メディア ScreenRant からのインタビューで、MCUでの再登場について質問されています。

ビーツさんは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などへの出演に関して「マーベルとはまだ話しあいが行われていません。自分ではやるつもりですよ(笑)」と意欲を見せた上で、アベンジャーズ映画に出られるかは「分からない」と回答し、「脚本家を探して、自分で出番を作らないと行けないかも。」と、自作のドミノ映画について言及しました。

2021年にもドミノのソロ映画を希望するなど、人一倍再演に意欲を見せているザジー・ビーツさんですが、「デッドプール&ウルヴァリン」では出演のチャンスがなかった他、ケーブルと共に集合写真からも省かれていました。

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ケーブルについてはまだデッドプールのセリフで言及されていましたが、ドミノに関しては存在自体がなかったのと同様の扱いで、全体的に好評だった「デッドプール&ウルヴァリン」の不満点の一つとして、海外ファンはドミノの不在を指摘しています。

「話し合いは無い」という返答はサプライズを隠すための嘘という考えもありますが、ザジー・ビーツさんは今も自作映画について考えている事を明かしているため、やはり実際に話し合いがないと考えるのが自然なのでしょうか?

ドミノの将来についてまた何か判明次第、お知らせする事になります。

映画「デッドプール2」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Domino’s MCU Future Gets Uncertain Update From Star After Deadpool & Wolverine Absence

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「スパイダーマン4」、脚本未完成ながらも撮影は予定通り開始か

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影が 4月 から始まる事を監督が認めていますが、現状で脚本が未完成である事が報じられています。あわせて、ソニー・ピクチャーズと共同制作する映画「スパイダーマン4」も同じ状況であるようです。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は patreon にて「ドゥームズデイの脚本はまだ完成しておらず、撮影開始予定の直前の4月まで作業が続く見込み」と報告。

また、「ドゥームズデイ」の直後にそのままイギリスで撮影が始まる「スパイダーマン4」も同じ状況だと伝えています。

補足しておくと、「ドゥームズデイ」から連続して撮影されると監督が話している「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」も同様だと言えそうです。

少なくとも「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」のルッソ兄弟監督は現場での閃きを重視するタイプで、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の印象的だったシーンも台本にはなかったものだと明かされており、さほど心配する必要はないかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-endgame-directors-revealed-original-plan-for-portal-scene/”]

「スパイダーマン4」は主演のトム・ホランドさんが絶賛していた脚本にも関わらず、ケヴィン・ファイギ社長は気に入っていないと昨年末に報道され、そこから大幅な書き直しが行われているとも報じられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-scropts-rewrite-rumor/”]

最近ではスパイダーアイランドが舞台になるとも報じられましたが、撮影開始まであと数ヶ月、脚本はより洗練されていく事でしょう。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-battle-world-rumor/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「スパイダーマン4」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」脚本家が「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」に参加しなかった理由を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の脚本を担当したクリストファー・マーカスさんが、最新作となる「ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」に参加しない事について、沈黙を破りました。

ルッソ兄弟監督と、脚本家コンビのスティーヴン・マクフィーリーさん、クリストファー・マーカスさんの4人は、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の4作をこれまでに制作してきました。

しかし、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」には兄弟監督とスティーヴン・マクフィーリーさんの3人しか戻らないことが発表されています。

アベンジャーズ最新作に参加しないことについて、海外メディア Playlist とのインタビューでマーカスさんは次のように語っています。

本当に、チャンスがあったという単純な事実です。AGBO(4人の映像制作会社) を始めたとき、必須事項の 1 つは、自分たち自身のアイデアを、翻案できるものを探すことでした。そして運が良かったのか、それとも好みが良かったのか、ホワイトボードにはたくさんのアイデアが詰まっていました。2 冊の本のシリーズをオプション契約し、脚本も 1 本ありました。他に 3 つまたは 4 つのアイデアと、執筆予定の TV パイロット版もありました。これは、あの『Avenging』が間もなく公開される前のことでした。

「エンドゲーム」の制作後にMCUを離れた4人は制作会社 AGBO を設立。マーベルとは関係のない独自の映画などの制作を始める事になりました。マーカスさんは3人がアベンジャーズ最新作を制作する間、AGBOの他作品に集中すると言います。

でも、それが『ほら、この植物を育てないと枯れてしまう』という状況にまでなったんです。それに、マーベルはフルタイムで働く必要があります。だから、私はこう言いました。『(これらの映画には)頭脳が必要だから、みんなにこれが私の仕事だということをわかってもらおう。ガイドが必要なんです。私はガイドするのが大好きなんです』って。だから、アベンジの時期が来たとき、つまり、それをパートタイムでやるわけじゃないし、マーベルの仕事もパートタイムでやるわけには行かない。これは何年もの取り組みなんです。

4人の作った「アベンジャーズ/エンドゲーム」が歴史的な大ヒットを成し遂げた後、MCUの質の低下を口にする人間が増えたことについて、マーカスさんは次のように言及しました。

私たちが去った後、ある意味、マーベル映画は、良くも悪くも、コミックに似たものになったと思います。私たちがそこにいた間、それはもっと直線的な物語でした。つまり、他にも無数の出来事がありましたが、コミックを見ると、それらは同じ世界の中にありながら、物語は拡散し、非直線的で、有機的に広がっています。

マーベルで起きていることは、ただ外に向かって成長しているということだと思います。それは悪いことでも良いことでもありません。そしてある意味、それは新しいものを生み出すために必要なことなのです。再び物事をまとめるためには、成長させる必要があります。

また、最新作にロバート・ダウニー・Jrさんが戻って来る事に対して、「いや、私は『それはとても賢いアイデアだけど、大変な仕事だ』と思いましたよ。反対しているわけではなくて、それは私がやってきた仕事でもあります。でもドクター・ドゥーム役に限らず、すべてを手に入れることはできないんです。」と、いつも何らかの取捨選択に迫られるという難しさを指摘しました。

今回のインタビュー内容から察するに、現状ではマーカスさんは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも戻る気はないようで、アベンジャーズ最新作にはマーカスさんを抜いた3人で挑戦する事になるようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Christopher Markus Explains Why He Is Not Part Of The ‘Avengers: Doomsday’ Or ‘Secret Wars’ Movies [Exclusive]

ソニー・ピクチャーズとディズニーのシネマコン2025のスケジュールが判明

ディズニーとソニー・ピクチャーズが今月末から4月にかけてラスベガスで開催されるシネマコン2025に出展し、それぞれ2時間程度のプレゼンテーションを行う事が判明しました。今年公開の作品を中心に、今度の映画に関する発表が行われます。

CinemaCon 2025 Event Schedule lists Exclusive Presentations for Sony Pictures (on Day 1) and Walt Disney Studios (on Day 4)
byu/Sarang_616 inMarvelStudiosSpoilers

シネマコン2025の開催初日、現地時間の 2025年3月31日 午後6時30分 ~ 午後8時45分 にソニー・ピクチャーズが枠を取得。

数年前にはこのイベントでSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の発表や、スパイダーバース3作目のタイトルが「ビヨンド・ザ・スパイダース」になる事が発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-el-muerto-spider-man-spin-off/”]

「エル・ムエルト」はその後、主役の降板が報じられ情報もフェードアウト。SSUの中断宣言もあってこの映画は完全に凍結、あるいはキャンセルされていると見られています。

ファンが期待するのは「スパイダーマン4」に関する情報で、撮影が始まっていない事で映像は期待出来ませんが、正式タイトルぐらいは発表があるかもしれないと考えるファンもいます。

そして、ディズニーはイベント最終日、現地時間の 2025年4月3日 午後2時30分 ~ 午後4時30分 にかけてプレゼンを実行。

「サンダーボルツ*」や「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の公開直前の最新情報や、2026年の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に関する情報などが注目。また、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の第2弾予告が 4月4日 にオンライン公開されると考えられており、このイベントで先行公開される可能性がありそうです。

いずれもマーベル映画関連としては数分ずつになると予想されていますが、何らかのサプライズ発表が行われるのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャプテン・マーベルとモニカ・ランボーの新たな詳細が明らかに

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」におけるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースとモニカ・ランボーについて、新しい報告がされています。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏はキャロルの現状について次のように説明。

キャプテン・マーベルは現在、カマラのバングル、別名クリーのクアンタムバンドの仕組みを研究しています。また、ジャンプポイント・システムを研究して、『ザ・マーベルズ』の出来事を再現し、モニカを連れ戻す方法も探っています。問題は、もし彼女がそうしたら、彼女の宇宙は恐ろしい運命に陥ってしまうということだ。

「マーベルズ」のエンディング部分で見たように、キャロルは別のマルチバースに消えてしまったモニカを探し続けているようで、そのジャンプポイントを再び開こうとしているようです。しかしこれが新たなインカージョンを引き起こす可能性が高いようで、それによる新しい悲劇が予想されます。

しかし、キャプテン・マーベルが無事にモニカと合流出来るのであれば、それはアベンジャーズとX-MENの最初の合流にもなりそうです。

また、モニカ・ランボーとカマラ・カーンについては「ふたりとも戻ると聞いている」とした上で、モニカについて次のように説明しています。

モニカ・ランボーの役割は、この新作映画のストーリーにおいて、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーにおけるヴィジョンの役割に匹敵するほど、少し重要になるだろう。

これがヴィジョンのような犠牲を意味するのかは不明ですが、物語上の何らかの鍵を握っている事を示唆しました。

ミズ・マーベルは先日リークされたコンセプトアートに描かれており、ヤングヒーローでチームを組むアイデアが検討されているようです。

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「マーベルズ」のメンバーの今後について、公式には何も発表されていませんが、キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンさんは何らかの計画がある事を昨年のインタビューで明かしています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Alex Perez Q&A: ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’, Black Panther, Captain Marvel & The Marvels (March 2025 #1)

【ネタバレ注意】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」はロキが重要に?ドクター・ドゥームの計画が判明か【噂話】

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の基本的なプロットが判明したようです。ドクター・ドゥームは何をしようとしているのか、物語の中心に何があるのか、The Cosmic Circus が報じています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

TCCのアレックス・ペレス氏は「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の征服者カーンをドクター・ドゥームに置き換えたような単純なものではないとしつつ、ドクター・ドゥームはマルチバースの崩壊を阻止しようと立ち上がる英雄のひとりとして紹介されると伝えています。

これはかつて在り続ける者が神聖時間軸以外のマルチバースを剪定する事でマルチバース戦争を回避しようとしていたプランと衝突するもので、消される予定だったこのドクター・ドゥームは自分の時間軸を守るために行動を開始、「彼は在り続ける者(征服者カーン)からマルチバースの支配権を奪い返し、自由を勝ち取りたいと考えている。」とドクター・ドゥームの行動原理について説明しました。

そういう点で、在り続ける者とドゥームのやり方は非常に似ているようです。

また、「ドゥームズデイ」のおけるロキについて、「彼は映画のマクガフィンになっている。ドゥームズデイは誰が最初にロキにたどり着くかの競争となるでしょう。」とペレス氏は言います。

ドクター・ドゥームが前述の理由で動いているのが事実であれば、現状でマルチバースの運命を文字通り握っているゴッド・ロキが目的地となるのは必然となります。ロキを巡って、アベンジャーズとドクター・ドゥームが戦う事になるのでしょうか?

しかし、ペレス氏は「ニュー・アベンジャーズはシークレット・ウォーズまで100%結成されない。」とし、現在、いくつかの小隊に分裂してしまっているアベンジャーズは「ドゥームズデイ」で敗退するとの事。「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でサム・ウィルソンが再結成を決めた新しいアベンジャーズがニュー・アベンジャーズとして「シークレット・ウォーズ」に登場するのでしょうか。

そして先日流出したコンセプトアートに言及し、「ほとんどの場合は制作の初期段階のものであり、そのまま再現される事はない。」と警告しつつ、いくつかのシーンは映画に登場するだろうとした上で、それらには既に追加されたキャラがいる、つまりアートには描かれていないキャラがいるとも説明しました。

記事の中で「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキープレイヤーとして紹介されているのはドクター・ドゥームを筆頭に、ファンタスティック・フォー、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、キャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベル、ウォン、ブルース・バナーとまだ名前を紹介出来ないミュータントが数人いるとも。

さらに関連情報として、「ドゥームズデイ」のためにロンドンにサンクタム・サンクトラムのセットが建設中である事、2026年2月13日の「ドクター・ストレンジ3」と考えられていたスケジュールは使用されずに終わりそうだと報告。

最後に、「シークレット・ウォーズ」後のMCUは完全なリブートではないことを改めて強調し、「基本的にはタイムライン/ユニバースをファンタスティック・フォーとX-MENのキャラクターが存在するものに更新するというのがアイデアだ。」と説明しました。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:Alex Perez Q&A: ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’, Black Panther, Captain Marvel & The Marvels (March 2025 #1)