ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」にトム・ホランドさん演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーが登場する予定があったのではないかとSNS上で話題になっています。本作のコンセプトアートを担当したアーティストのセバスチャン・マイヤー氏が自身のウェブサイトでこれをほのめかす画像を公開しています。
New concept art has been revealed of Tom Holland’s Spider-Man fighting Ezekiel Sims in ‘MADAME WEB’ pic.twitter.com/suoZL0Wusw
— Tom Holland Updates (@thomsupdates) April 3, 2024
サイトでは本作のヴィランであるエゼキエル・シムズともみ合うような形のスパイダーマンの姿が描かれた画像が2点公開されており、それはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版での衣装と一致しているように見えます。
ただしMCUのピーター・パーカーは「ホームカミング」や「ファー・フロム・ホーム」の学年設定から逆算して2001年生まれだと考えられており、「マダム・ウェブ」の時代設定である2003年にスパイダーマンとして存在するわけがなく、コンセプトアートのようなシチュエーションになるためにはマルチバースを経由して時代を超える必要があると考えられます。
本作では別のアーティストも削除されたいくつかのキャラクターのアートを公開。
主演をつとめたダコタ・ジョンソンさんは監督よりも上の権限の部分からの変更が何度も加えられたと苦言を呈しており、もとの内容からはかなり変更されてしまったと考えられています。
「マダム・ウェブ」は本来どのような物語だったのでしょうか。そして「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」で繋がりかけてさほど何も起きなかったSSUとMCUのクロスオーバーは今後どうなっていくのかにも注目となっています。