「ミッション・インポッシブル」(1996年)や「スパイダーマン」(2002年)の脚本をてがけたデヴィッド・コープ氏が、自身のサイトで映画「スパイダーマン2」のドラフト脚本の全編を公開しました。
2004年に公開されたトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン2」は、当時の世界興行収入で2位を記録した、サム・ライミ監督の大ヒット映画です。
©MARVEL,Sony Pictures
ドクター・オクトパスのビジュアルインパクトは当時斬新で、体を張って市民を助けるスパイダーマンや、逆にスパイダーマンのピンチを市民が守るなど、16年経っても色褪せない名シーンの数々が含まれていました。
実際の映画と公開された脚本の大まかな違いとしては以下のとおりです。
- ハリー・オズボーンとジョン・ジョナ・ジェイムソンが懸賞金をかけてスパイダーマンの正体を追う
- エディ・ブロックの登場
- ドクター・オクトパスがピーターの両親と関係のある人物であった
- ピーターとグウェンのデート
これらは後のスパイダーマン映画に取り込まれている要素でもあり、「スパイダーマン3」や「アメイジングスパイダーマン」で同じようなシーンが見受けられます。ピーターの両親は「アメイジングスパイダーマン」ではヴィランとなるリザードとの関係が描かれていました。
映画「スパイダーマン2」にて実際の脚本を務めたのはアルヴィン・サージェント氏。デヴィッド氏が降板になった理由などは明かされていませんが、スパイダーマンは当初から3部作の計画だったため、デヴィッド氏も先を見据えた作りにしていたようです。
[nlink url=”https://mavesoku.com/david-koepp-reveals-spiderman-trilogy-plans/”]「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の続編、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版「スパイダーマン3」は 2021年11月5日 全米公開予定です。
また、サム・ライミ監督がメガホンを取る映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 公開予定です。
ソース:AMAZING SPIDER-MAN (UNPRODUCED)”