ソニー・ピクチャーズの大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が日本を除く世界各国で公開されてから数日、IMDbのユーザーレビューでスコア9.1を獲得し、前作「スパイダーマン:スパイダーバース」を超える好評となっています。
「アクロス・ザ・スパイダーバース」は2008年公開の「ダークナイト」が記録を保持していたスコア9.0を僅かに越え、歴代スーパーヒーロー映画の中で記事執筆時点で1位を獲得しています。
ただし「アクロス・ザ・スパイダーバース」は公開してまだ日が浅い事もありレビューの投稿総数は3万件に満たず、「ダークナイト」は272万人による投票結果であるため、この順位はしばらく後に逆転する可能性も残されています。
海外メディア Comicbook.com によると、「アクロス・ザ・スパイダーバース」は試写会夜の興行収入が1600万ドルとアニメ映画の中では「インクレディブル2」(邦題:インクレディブル・ファミリー)に次ぐ歴代2位を記録。初日の興行収入は5175万ドルでアニメ映画歴代3位という非常にいいスタートとなっています。
レビューサイト Rotten Tomatoes でも同様の反応が見られ、「アクロス・ザ・スパイダーバース」は95%の批評家スコアを獲得、ユーザースコアに関しては97%の満足度となっています。
先日は日本を代表するキャラクターの一人、マリオを映画化した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が2013年公開の映画「アナと雪の女王」を抜いて、全世界興行収入2位にランクイン。6月1日時点で12億8800万ドル(約1789億円)に達し、2019年の映画「アナと雪の女王2」の14億5000万ドルに迫っています。
IMDbのスコアで比較すると「アナ雪2」が6.8で「マリオ」が7.2となっており、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はスコアだけでなく興行収入でも結果を残せるのか注目となっています。
アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 公開予定、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。
ソース:IMDb