マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のプロットの一部が海外スクーパー Murphy’s Multiverse によって報じられました。それによると原作となる同名のコミック「シークレット・インベージョン」と同様に、主人公ニック・フューリーの前に立ちはだかるのは悪のスクラル人との事です。
ドラマではフューリーとスクラル人のタロスを主人公として描かれるという本作ですが、2019年公開の映画「キャプテン・マーベル」で登場したスクラル人は初めこそ敵対関係であったものの対話によって協力関係となり、以降MCUにおいてスクラルはフューリーのサポートを務めていました。
そういった事から原作とは大きく変わるのではと思われていたドラマシリーズですが、今回の報道によると「スクラルによる地球侵略戦争」を描くのは変わらないようです。
記事によると、キングズリー・ベン=アディルさんが演じる今作のメインヴィランはスクラル人であり、タロスとは敵対関係にあるといいます。このスクラル人はクリー・スクラル戦争において故郷の星を捨て避難し、敵であるクリー人のマー・ベルと協力して戦争を終らせる事を選択した将軍タロスの決定に不満を抱いているとの事。
ということは「キャプテン・マーベル」の時系列当初からこのスクラル人はタロスに対して恨みを持っており、その時から既に地球への侵略を開始していた可能性もありそうです。
記事ではキングズリー・ベン=アディルさんがパワースクラルことペイボックを、キリアン・スコットさんが後にスーパースクラルとなるクラートを演じる可能性を指摘しています。
原作ではおおむねS.H.I.E.L.D.対スクラルの構図で描かれた本作ですが、MCUでスクラルの侵略に対してS.H.I.E.L.D.が本格的に復活するのでしょうか?あるいはドラマ「ワンダヴィジョン」で登場したS.W.O.R.D.が再び登場する事になるのでしょうか?
今回は敵について少し明らかになりましたが、味方についても謎が多く、今後の情報には要注目です。
ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2022年 にディズニープラスで配信予定です。
ソース:EXCLUSIVE: Tidbits on the Evil Skrulls in ‘SECRET INVASION’