マーベルテレビジョンと米ABCが制作したドラマ「エージェント・オブ・シールド」に登場していたコールソンやデイジー・ジョンソンがMCUに合流する可能性があることを、海外メディア Giant Freaking Robot が報じました。演じていた俳優さんをそのままに、一部の設定を変更して登場すると記事は伝えています。
記事によると、信頼と実績のある情報筋からの情報提供として、「エージェント・オブ・シールド」はリブートのような形で登場すると伝えています。また、記事ではこのリブートの関して以下のように紹介しています。
マーベルは番組のキャラクターを復活させたいと考えていますが、視聴者にとっては新しいキャラクターとして扱うことになります。基本的には、この作品とキャラクターのソフトなリブートとなり、昔からのファンには敬意を表しつつ、「エージェント・オブ・シールド」を見たことがない人にも完全に理解できるものとなります。このようにして、マーベル・シネマティック・ユニバースは、シリーズのカノンを認めず、キャラクターを同じままにします。
この情報で非常に興味深いのは、「エージェント・オブ・シールド」のキャラクターたちが再起動されたシリーズになるのではなく、マーベル・シネマティック・ユニバースの他の作品に登場することで個別に再起動されるようだということです。つまり、S.H.I.E.L.D.のエージェントに最も焦点を当てたシリーズである「シークレット・インベイジョン」に登場することになります。このシリーズは、カノンを再構成する重要な機会になるとも噂されており、「エージェント・オブ・シールド」のキャラクターに対するこのようなアプローチが、この番組で展開されることには大きな意味があるでしょう。
また、記事ではメンバーの中で戻ってこないキャラクターがいるとすれば、それはコールソンの可能性が最も高いと指摘しています。コールソンは映画「アベンジャーズ」にてアベンジャーズを結束させるために犠牲となったキーパーソンであり、ドラマでは死亡したはずのコールソンが復活した理由について1シーズンかけて描かれていましたが、MCUでは安直に蘇らせる事は出来ないだろうとしています。
ドラマファンにとっては嬉しい反面、ソフトリブートによりコールソンとデイジーの師弟関係が失われる可能性など辛い部分も出てくる今回の噂話はこの先も注目となりそうです。
同じような話として、Netflixで制作されたディフェンダーズ関連のキャラクターのうち、デアデビル、パニッシャー、ジェシカ・ジョーンズに関してもMCUでのソフトリブートの話が出ており、このうちデアデビルは年末公開予定の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場すると報じられています。このスパイダーマンの最新作にて、MCU以外で活躍してきたマーベル・ドラマ・キャラクターの今後の方向性が見えてくるかもしれません。
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全シーズン ディズニープラスで配信中です。
ソース:Exclusive: Marvel Working On Resurrecting Their Agents Of SHIELD Series